JP4123825B2 - インクジェットヘッド及び画像形成装置並びに画像形成方法 - Google Patents

インクジェットヘッド及び画像形成装置並びに画像形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて形成されたタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッド及び画像形成装置並びに画像形成方法に関し、詳しくは、色再現特性が高くチップ間のムラの少ない画像を形成することができるインクジェットヘッド及び印画形成装置並びに印画形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にデジタルカメラやイメージスキャナなどの入力機器では、入力した画像をR(赤),G(緑),B(青)の三つの成分に色分解してデータ化し、またCRTやLCDなどの表示装置においても画像データをR,G,Bの三つのパラメータを用いて表現している。一方、プリンタや印刷機においては、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック)などのインクを用いて画像を形成することから、RGB画像データを印刷用のCMYK画像データに色変換する必要があり、この色変換のアルゴリズムによってプリンタなどの色再現特性が決まる。
【0003】
このような色変換のアルゴリズムのうちもっとも簡便なものとして、いわゆる線形1次多項式による色変換方式がある。この方式はリソースが少なくてすむというメリットがある反面、調整できる変数に制限があるため、インクジェットプリンタのような非線形性の強いプリンタには適していない。そこで、より再現性の高い色変換のアルゴリズムとして、ルックアップテーブル(以下「LUT」と略称する)方式による色変換方式が用いられている。LUT方式による色変換方式とは、入力値とそれに対する出力値との対応関係を実験的あるいは理論的に求め、これらの対応関係を記述しておき、それを参照してある入力値に対する出力値を求める方法である。
【0004】
このLUT方式による色変換では、色再現特性の精度向上が望めるが、入力した画像データの階調に相当するだけのデータを保持する必要があり、例えば入力した画像データを構成するRGB各色が8ビットの階調を有する場合には、およそ1670万個のデータを保持しなければならず、またこれだけ多数のデータを実際に測色することは大変手間がかかり、実際には行われない。一般的には、図6に示すように、画像データを構成するRGB各色の階調を適当な間隔で間引いて、例えば9×9×9個の入力値と出力値の対応関係をサンプリングした3次元LUT(以下「3D−LUT」という)を作成し、この3D−LUTを参照してある入力値に対する出力値を求める。
【0005】
また、RGB画像データに含まれるある入力値Pが、図6に示す3D−LUTの格子点上に位置しない場合には、例えば立方体補間法などの補間方法によって、入力値Pに対応する出力値を求める。その手順としてまず、RGB画像データに含まれるある入力値Pが、3D−LUTにおいて分割された小さな単位立法体のどの位置に含まれているかを求める。ここで入力値Pは、例えば図7に示すように、格子点P1,P2,…,P8に囲まれた単位立方体の内部に含まれているとする。次に、上記入力値Pを含んだ単位立方体を該入力値Pによって8個の直方体V1〜V8に分割し、その加重平均を求める。これにより、任意の入力値Pに対する出力値を算出することができる。そして、RGB画像データに含まれるすべての入力値Pに対して同様の演算を行うことにより、RGB画像データをCMYK画像データに色変換することができる。したがって、少ないリソースで、任意の入力値Pに対する出力値として直接変換すべき印刷用のCMYK画像データを得ることができる。
【0006】
以上の説明において、図6に示す3D−LUTは、任意の入力値Pに対する出力値を直接変換するように作成された色変換テーブルであるとして説明したが、それを応用した他の例もある。例えば、C,M,Y,K各色の階調特性が視覚的に均等な尺度に対して直線になると仮定して、RGB画像データをCMYK画像データに変換する3D−LUTを作成しておき、この3D−LUTを用いて変換した後に、C,M,Y,K各色の実際の階調特性に合わせるように変換するテーブルを別途用意し、これを用いて実際に変換すべき出力値を求めてもよい。この場合、C,M,Y,K各色の階調が8ビットの場合でも、4色で1024個のデータを用意しておけばよく、また出力装置の階調特性が非線形の場合でもそれを忠実にテーブル化することができる。したがって、RGB画像データからCMYK画像データへの色変換を行うためのLUTや各種パラメータを印画モードや記録用紙の種類ごとに用意しておけば、インクジェットプリンタのような非線形性の強いプリンタについても、忠実に階調表現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の色変換のアルゴリズムによる画像形成方法は、近年開発が進められている、いわゆるタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッド及び画像形成装置に対応したものではなかった。タイリングラインヘッドとは、図8に示すように、印画幅の狭い複数個のヘッドチップをY,M,C,Kの各色のインクに対応するように並べて形成したものであり、各ヘッドチップのインク吐出特性、例えばインクを吐出するノズルの大きさやインクを吐出する方向等にはわずかの差異があり、全体として均一でない。そのため、従来の色変換のアルゴリズムによる画像形成方法を適用すると、印画用紙の印画領域によって濃度むら等が発生することがあった。例えば、図8に示すように、ある印画領域A2では印画領域A1よりも薄く印刷され、また他の印画領域A3では印画領域A1より濃く印刷がされ、さらに他の印画領域A4では特定のインクによる色かぶりが発生することがあり、印画結果の色再現特性がよくないという問題点があった。
【0008】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて形成されたタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッドにおいて、色再現特性が高くチップ間のムラの少ない画像を形成することができるインクジェットヘッド及び印画形成装置並びに印画形成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によるインクジェットヘッドは、複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成された印画幅の広いタイリングラインヘッドと、該タイリングラインヘッドを構成する複数個のヘッドチップを駆動しインクの吐出を制御する駆動回路と、を備えて成るインクジェットヘッドにおいて、上記複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換テーブル又は印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶する記憶手段を備えたものとした。
【0010】
このような構成により、上記記憶手段で、複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換テーブル又は印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶る。
【0011】
また、本発明による画像形成装置は、複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成された印画幅の広いタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッドを駆動しそのノズルからインクを液滴化して吐出し、記録媒体上に画像形成を行う画像形成装置において、上記インクジェットヘッドに、上記複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換テーブル又は印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶する記憶手段を備え、上記インクジェットヘッドの記憶手段から色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを読み出し、各ヘッドチップのインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正し、インクジェットヘッドの駆動信号を生成する画像処理手段を備えたものである。
【0012】
このような構成により、上記画像処理手段によって、上記インクジェットヘッドの記憶手段に記憶された色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを読み出し、各ヘッドチップのインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正し、インクジェットヘッドの駆動信号を生成する。これにより、印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて形成されたタイリングラインヘッドによる印画結果のばらつきが低減され、色再現特性が高い画像を形成することができる。
【0013】
さらに、本発明による画像形成方法は、複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成された印画幅の広いタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッドを駆動しそのノズルからインクを液滴化して吐出し、記録媒体上に画像形成を行う画像形成方法において、上記インクジェットヘッドに備えられた記憶手段に、上記複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換テーブル及び印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶し、該記憶された色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを記憶手段から読み出し、テーブルを参照してヘッドチップごとにRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正するものである。
【0014】
このような方法の実施により、複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じてRGB画像データが印刷用の画像データに色変換され、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性が各色ごとに補正される。これにより、印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて形成されたタイリングラインヘッドによる印画結果のばらつきが低減され、色再現特性が高い画像を形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明によるインクジェットヘッド1及びこのインクジェットヘッド1が装着されるプリンタ2の実施の形態を示す斜視図である。図1は、インクジェットヘッド1が独立した形態を有してプリンタ2に直接装着される形式のものを示している。そして、上記インクジェットヘッド1を矢印Hのように収納してプリンタ2に固定状態でセットして画像形成装置、例えばインクジェットプリンタを構成する。
【0018】
上記インクジェットヘッド1は、液体インクを例えば電気熱変換式又は電気機械変換式などで微細に液滴化して吐出し、記録用紙などの記録媒体上にインクドットを形成するもので、インクカートリッジ3と、プリントヘッド4とを備え、駆動回路5(図3参照)を内蔵し、さらに記憶手段30(図4参照)を備えている。
【0019】
上記インクカートリッジ3は、内部に複数色のインクを収容するもので、その筐体がプリンタ2の幅方向に全幅にわたって細長く伸びている。このインクカートリッジ3の内部には、例えば四つに分かれたインク収容室があり、例えばY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色のインクが充填されている。なお、インクカートリッジ3は硬質樹脂等で形成されている。
【0020】
インクカートリッジ3の底面部にはプリントヘッド4が設けられている。このプリントヘッド4は、インクカートリッジ3から供給されるインクを微細に液滴化して吐出させるもので、図2に示すように、いわゆるタイリングラインヘッド6が形成されている。タイリングラインヘッド6とは、図2に示すように、複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップ7,7,…を複数個並べて列状に形成し印画幅の広いラインヘッドを形成したものである。また、タイリングヘッド6を構成する各ヘッドチップ7は、所定の形状を有する炭素系樹脂からなるドライフィルム9上にて、YMCKの各色のインクに対応するように、列状に配置される。
【0021】
また、ドライフィルム9の下面には、例えば炭素系樹脂からなるシート状のオリフィスプレート10が設けられ、該オリフィスプレート10には、インクを吐出するノズル8(図3参照)が形成されている。このようなタイリングラインヘッド6は、図2に示すように、図示省略のインク流路15(図3参照)が形成されてなる金属板部材11に取り付けられた状態で、図1に示すインクカートリッジ3の下面に接続されている。
【0022】
上記駆動回路5は、タイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…を駆動しインクの吐出を制御するもので、図3に示すように、オリフィスプレート10に形成されたノズル8からインク液滴を吐出させるためにヒータ12の加熱を駆動制御するようになっており、例えばヘッドチップ7を構成するシリコン基板13上に形成されている。また、上記ヘッドチップ7とオリフィスプレート10とに挟まれて両者を隔てるドライフィルム9は、シリコン基板13上に並べて形成された各ヒータ12の隔壁となる櫛形の形状を有し、これにより各ヒータ12の周りにインク液室14が形成される。そして、上記ヘッドチップ7の側方にて、上記インク液室14の開放された部位側には、インク流路15が形成されており、それぞれのインク液室14にインクが導かれるようになっている。これにより、上記駆動回路5によってヒータ12の加熱を駆動制御すると、ノズル8からインク液滴を吐出することができる。なお、上記駆動回路5には、パッドが形成されたフレキシブル配線基板16が接続されている。
【0023】
また、図1に示すプリンタ2は、以上のように構成されたインクジェットヘッド1に形成されたノズル8(図3参照)からインクを微細に液滴化して吐出し、記録用紙21などの記録媒体上にインクを吹付けて画像形成を行う画像形成装置となるもので、RGB画像データから色変換された印刷用の画像データに基づいてインクジェットヘッド1を駆動するようになっている。このプリンタ2は、全体が直方体形状の筐体20に収納され、記録用紙21を収納した用紙トレイ22をプリンタ2の正面に形成されたトレイ出入口より装着することにより、記録用紙21を給紙できるようになっている。
【0024】
用紙トレイ22は、このようにトレイ出入口からプリンタ2に装着されると、所定の機構により記録用紙21が給紙ローラ23に押し当てられ、この給紙ローラ23の回転により、矢印Aに示すように、記録用紙21が用紙トレイ22より背面側に向かって送り出されるようになっている。また、プリンタ2の用紙送りの側には、反転ローラ24が配置され、この反転ローラ24の回転等により、矢印Bに示すように、記録用紙21の送り方向が正面方向に向かって切り換えられる。
【0025】
そして、プリンタ2には拍車ローラ25等が設けられ、このように用紙送り方向が切り換えらた記録用紙21をインクジェットヘッド1のプリントヘッド4の下方を横切るように搬送するようになっている。このとき、上記インクジェットヘッド1が記録用紙21上に画像を形成し、矢印Cに示すように、プリンタ2の正面側の排出口から排出されるようになっている。なお、プリンタ2は、矢印Hに示すように、インクジェットヘッド1が交換可能に構成されている。
【0026】
ここで、本発明においては、図4に示すように、タイリングラインヘッド6を有するインクジェットヘッド1に、記憶部30が設けられている。この記憶部30は、図5に示すタイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…の個々のインク吐出特性情報を記憶する記憶手段となるもので、例えば各ヘッドチップ7のノズル8(図3参照)から吐出されるインク液滴の液量やベタ印画時の濃度そのもの、あるいはそれらの情報について例えば大中小、又は1〜3といった固体差のレベルを多段階に判別可能な値として記憶されている。
【0027】
ここで、上記記憶部30に記憶されたインク吐出特性情報は、図5に示すタイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…ごとに記憶されている。また、インク吐出特性情報は、タイリングラインヘッド6を構成するヘッドチップ7のY,M,C,K各色ごとに記憶されていてもよい。さらに、インク吐出特性情報は、タイリングラインヘッド6を構成するヘッドチップ7の印画領域1〜4ごとに記憶されていてもよい。
【0028】
また、上記記憶部30には、インク吐出特性情報として特に、階調特性補正テーブル(以下「1D−LUT」という)複数記憶される。この1D−LUTとは、上記複数個のヘッドチップ7,7,…(図5参照)の個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正するもので、具体的には、RGB画像データを色変換して作成された印刷用のCMYK画像データの階調特性について、C,M,Y,Kの各色ごとに補正するものである。この1D−LUTは、各ヘッドチップ7のインク吐出特性ごとに、また印画モードや記録用紙の種類ごとに複数用意されるが、一つの1D−LUTは256バイト程度のデータ容量で作成されるため、後述する色変換テーブル(3D−LUT)を記憶する場合に比べて記憶部30の記憶容量が少なくて済む。
【0029】
また、他の例によるインクジェットヘッド1によれば、上記記憶部30に、図5に示すタイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…の個々のインク吐出特性情報に応じた色変換テーブルが予め記憶されている。この記憶部30に記憶された色変換テーブルは、RGB画像データを印刷用のCMYK画像データに変換するための3D−LUTや、印刷用のCMYK画像データの階調特性をC,M,Y,K各色ごとに補正する1D−LUTなどからなっている。
【0030】
そして、図1に示すプリンタ2には、図4に示す画像処理部31が設けられている。この画像処理部31は、上記インクジェットヘッド1の記憶部30に記憶されたインク吐出特性情報に応じた色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを読み出し、複数個のヘッドチップ7,7,…個々のインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用のCMYK画像データに色変換し、又はヘッドチップ7,7…個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正して色変換し、該インクジェットヘッド1の駆動回路5を制御する駆動信号を生成する画像処理手段となるもので、ルックアップテーブル保持部32と、信号変換部33と、出力変換部34とから成る。
【0031】
ルックアップテーブル保持部(以下「LUT保持部」という)32は、インクジェットヘッド1の記憶部30から色変換テーブル又は階調特性補正テーブル(1D−LUT)を読み出してルックアップテーブル(LUT)として保持するテーブル保持手段となるもので、RGB画像データを印刷用のCMYK画像データに変換するための3D−LUTや、印刷用のCMYK画像データの階調特性をC,M,Y,K各色ごとに補正する1D−LUTなどを保持するようになっている。そして、LUT保持部32には、印画モードや記録用紙21の種類に対応した3D−LUTや1D−LUT、あるいはタイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7(図2参照)のインク吐出特性情報に応じた1D−LUTが保持されている。
【0032】
信号変換部33は、複数個のヘッドチップ7,7,…(図5参照)の個々のインク吐出特性情報に応じて上記各LUTを参照し、RGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又は印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正する信号変換手段となるもので、図4に示すように、RGB画像データを受け取ると、設定された印画モードや印画用紙21の種類などの印刷情報、及びインクジェットヘッド1の記憶部30から読み出した複数個のヘッドチップ7,7,…(図5参照)のインク吐出特性情報に基づいて、LUT保持部32から各ヘッドチップ7,7,…のインク吐出特性情報に応じた上記各LUTを引き出し、それを参照して印刷用のCMYK画像データに色変換し、又は印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正するようになっている。なお、印画モードや印画用紙21の種類などの印刷情報は、画像データのヘッダ部に付加される場合もあれば、また図1に示すプリンタ2に設けられた入力パネル(図示省略)から直接供給される場合もある。また、これらの印刷情報が、新たに何も与えられない場合は、前回の設定と同じもの、あるいはデフォルトとして設定されている値を用いる。
【0033】
出力変換部34は、信号変換部33で色変換された印刷用のCMYK画像データを、インクジェットヘッド1の駆動回路5の駆動信号に変換する出力変換手段となるもので、図4に示すRGB画像データが色変換されたCMYK画像データを、誤差拡散法等のハーフトーニング手段を用いて印画装置の性能に応じたレベル数の多値データに変換し、さらに実際にインクジェットヘッド1の駆動回路5を駆動するON、OFF信号に変換するようになっている。
【0034】
また、上記画像処理部31には、LUT作成部35がさらに設けられている。このLUT作成部35は、色変換テーブルに基づいて新たな色変換テーブルを作成するテーブル作成手段となるもので、インクジェットヘッド1の記憶部30に記憶された1D−LUT、あるいはLUT保持部32に保持された1D−LUTに基づいて、新たにLUTを作成するようになっている。例えば、データの補間処理を行うことにより、あるいは適切な係数を乗算することにより、特定の印画モードや記録用紙21の種類に対応した1D−LUTをもとに、他の印画モードや記録用紙に対応する1D−LUTに作成することができる。したがって、インクジェットヘッド1の記憶部30に記憶させるデータ容量を減らすことができ、コストを削減することができる。
【0035】
次に、このように構成されたインクジェットヘッド及び画像形成装置による画像形成方法について説明する。まず、図1において、以上のように構成されたインクジェットヘッド1を矢印Hのように収納し、プリンタ2に固定状態でセットする。ここで、上記インクジェットヘッド1の記憶部30は、タイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…(図5参照)個々のインク吐出特性情報が記憶されたものとする。
【0036】
このとき、図4に示す画像処理部31がインクジェットヘッド1の記憶部30に記憶された色変換テーブル又は1D−LUTを読み出し、それをLUTとしてLUT保持部32に保持する。この状態で信号変換部33にRGB画像データが入力されると、画像処理部31は、インクジェットヘッド1の記憶部30に記憶された複数個のヘッドチップ7,7,…個々のインク吐出特性情報を読み出し、このインク吐出特性情報に応じたLUTを参照し、ヘッドチップ7,7,…ごとにRGB画像データを印刷用のCMYK画像データに色変換し、又はヘッドチップ7,7…個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正することができる。
【0037】
すなわち、信号変換部33がLUT保持部32に保持されたLUTを参照し、各ヘッドチップ7のインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用のCMYK画像データに色変換し、又は印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正する。このとき、信号変換部33は、記憶部30に記憶されたインク吐出特性情報に基づいて、タイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…個々のインク吐出特性情報に応じた色変換を、ヘッドチップ7の切り替え部位ごとに行う。例えば、図5に示すタイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…ごとに、又はヘッドチップ7のY,M,C,Kの各色ごとに、あるいはヘッドチップ7の印画領域A1〜A4ごとに、そのヘッドチップ7に応じた1D−LUTをLUT保持部32から選び、それを参照してRGB画像データを印刷用のCMYK画像データに変換することができる。このとき、図4に示すLUT作成部35で新たに作成された色変換テーブルをLUTとして参照して色変換を行ってもよい。
【0038】
このような方法の実施により、タイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…ごとに、そのインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用のCMYK画像データに色変換することができる。これにより、図5に示すように、すべての印画領域A1〜A4の濃度が等しくなり、また特定のインクによる色かぶりの発生を抑えることができ、各ヘッドチップ7,7,…が有するインク吐出特性のわずかの差異による濃度むら等を解消することができる。したがって、複数個のヘッドチップ7,7,…個々の差異による印画結果のばらつきを低減することができ、色再現特性が高い画像を形成することができる。
【0039】
ここで、LUT保持部32から引き出して参照するLUTのうち、複数個のヘッドチップ7,7,…の個々のインク吐出特性によって交換するテーブルは、3D−LUTとしてもよいが、1D−LUTだけでもよい。例えば、ある3D−LUTは、17×17×17個の入力値と出力値の対応関係をサンプリングし、各サンプリングされた値が8ビットの階調を有するものであるとすると、そのデータ容量がおよそ20KBにもなり、印画モードや印画用紙に応じた個数の3D−LUTを用意するとそれだけで数百KBにもなり、それを保持するのに必要な記憶手段(メモリ)の容量が膨大になってしまう。その上、3D−LUTを作成する作業は大変手間がかかる。これに対し、各ヘッドチップ7のインク吐出特性情報に応じて1D−LUTだけを交換するようにすれば、上記記憶部30の記憶容量が少なくて済む。また、1D−LUTを作成する作業は、手間がかからないという利点もある。
【0040】
次に、他の例による画像形成方法について説明する。ここで、図4に示すインクジェットヘッド1の記憶部30は、図5に示すタイリングラインヘッド6を構成する複数個のヘッドチップ7,7,…個々のインク吐出特性情報に応じた色変換テーブルが予め記憶されたものとする。このようなインクジェットヘッド1をプリンタ2(図1参照)に固定状態でセットすると、図4に示す画像処理部31は、記憶手段30に記憶された複数個のヘッドチップ7,7,…個々のインク吐出特性情報に応じた色変換テーブルを読み出し、その色変換テーブルをLUTとして用いてヘッドチップ7,7,…ごとにRGB画像データを印刷用のCMYK画像データに色変換することができる。これにより、図5に示すように、複数個のヘッドチップ7の差異による印画結果のばらつきを低減でき、色再現特性が高い画像を形成することができる。
【0041】
なお、以上の説明においては、LUT方式による色変換を示したが、本発明はこれに限られず、線形1次多項式による色変換方式あるいは非線形マトリックス演算による色変換でもよい。この場合は、印画モードや記録用紙の種類、各ヘッドチップ7のインク吐出特性情報に応じたパラメータをLUT保持部32から引き出して参照することになる。また、図4に示す画像処理部31はプリンタ2に設けられたものとして説明したが、本発明はこれに限られず、プリンタなどの画像形成装置がパーソナルコンピュータ等に接続されている場合には、そのパーソナルコンピュータに画像処理部31と同様の機能の全部あるいは一部を持たせてもよい。さらに、インクジェットヘッド1の記憶手段31に記憶された色変換テーブルは、色変換テーブル全体としたが、本発明はこれに限られず、その一部あるいは差分のみを記憶させるようにしてもよい。
【0042】
また、図4に示すインクジェットヘッド1を矢印Hのように収納し、プリンタ2に固定状態でセットしたとき、画像処理部31がインクジェットヘッド1の記憶部30に記憶されたインク吐出特性情報又はそれに応じた色変換テーブルを読み出し、それがLUT保持部32に保持されるとしたが、本発明はこれに限られず、インクジェットヘッド1の記憶部31からインク吐出特性情報又はそれに応じた色変換テーブルを受け取るのは、インクジェットヘッド1を取り付けたときのみでも良いし、印画するときでもよい。インクジェットヘッド1を取り付けたときのみの場合には、その情報をLUT保持部32で記憶しておくことになる。さらに、RGB画像データを色変換する印刷用の画像データは、CMYK画像データとして説明したが、本発明はこれに限られず、例えばライトシアンやライトマゼンタ等の他の色のインクが充填されたインクジェットヘッド1の場合には、それらの階調特性を各色ごと補正する1D−LUTを記憶し、それを用いて色変換してもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係るインクジェットヘッドによれば、複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換テーブル又は印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶することができる。したがって、記憶された色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを記憶手段から読み出し、各テーブルを参照し、ヘッドチップごとにRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正して色変換することができる。れにより、上記プリントヘッドのヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じた適切な色変換を行い、ヘッドチップごとの印画結果のばらつきを低減させることができる。また、階調特性補正テーブルを記憶すれば記憶手段の記憶容量が少なくて済むばかりでなく、上記階調特性補正テーブルを容易に作成することができ、3D−LUTを複数作成する手間を省くことができる。
【0045】
また、請求項2及び3に係るインクジェットヘッドによれば、インクジェットヘッドの記憶手段に記憶される色変換テーブル又は階調特性補正テーブル、複数個のヘッドチップの各色ごとに、あるいは複数個のヘッドチップの印画領域ごとに記憶され、上記複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性に応じた適切な色変換が行われる。
【0048】
さらに、請求項4及び5に係る画像形成装置によれば、画像処理手段によって、複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成された印画幅の広いタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッドの記憶手段に記憶された色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを読み出し、各ヘッドチップのインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正し、インクジェットヘッドの駆動信号を生成することができる。これにより、複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成されたタイリングラインヘッドによる印画結果のばらつきが低減され、色再現特性が高い画像を形成することができる。
【0049】
また、請求項6に係る画像形成装置によれば、画像処理手段は、色変換テーブルに基づいて新たな色変換テーブルを作成するテーブル作成手段を備えたことにより、特定の印画モードや記録用紙の種類に対応したLUTをもとに、他の印画モードや記録用紙に対応するLUTに作成することができる。したがって、インクジェットヘッドの記憶手段に記憶させるデータ容量を減らすことができ、コストを削減することができる。
【0050】
さらにまた、請求項7及び8に係る画像形成方法によれば、複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正することができる。これにより、複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成されたタイリングラインヘッドによる印画結果のばらつきが低減され、色再現特性が高い画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインクジェットヘッド及びこのインクジェットヘッドを装着するプリンタの実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示すインクジェットヘッドのプリントヘッドを形成するタイリングラインヘッドの分解斜視図である。
【図3】 上記タイリングラインヘッドを構成するヘッドチップ及びその周辺の構造を示す斜視図である。
【図4】 上記インクジェットヘッド及び画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図5】 上記インクジェットヘッドにより記録用紙に形成された画像の色再現特性を示す説明図である。
【図6】 LUT方式による色変換で用いられる3D−LUTの概念を示す説明図である。
【図7】 上記3D−LUTの格子点に位置しない入力値を補間する立方体補間法を説明する図である。
【図8】 従来のインクジェットヘッドにより記録用紙に形成された画像の色再現特性を示す説明図である。
【符号の説明】
1…インクジェットヘッド
2…プリンタ
4…プリントヘッド
5…駆動回路
6…タイリングラインヘッド
7…ヘッドチップ
8…ノズル
30…記憶部
31…画像処理部
32…LUT保持部
33…信号変換部
34…出力変換部
35…LUT作成部

Claims (8)

  1. 複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成された印画幅の広いタイリングラインヘッドと、
    該タイリングラインヘッドを構成する複数個のヘッドチップを駆動しインクの吐出を制御する駆動回路と、
    を備えて成るインクジェットヘッドにおいて、
    上記複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換テーブル又は印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶する記憶手段を備えたことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 上記色変換テーブル又は階調特性補正テーブルは、上記複数個のヘッドチップの各色ごとに記憶されたことを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  3. 上記色変換テーブル又は階調特性補正テーブルは、上記複数個のヘッドチップの印画領域ごとに記憶されたことを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  4. 複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成された印画幅の広いタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッドを駆動しそのノズルからインクを液滴化して吐出し、記録媒体上に画像形成を行う画像形成装置において、
    上記インクジェットヘッドに、上記複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換テーブル又は印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶する記憶手段を備え、
    上記インクジェットヘッドの記憶手段から色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを読み出し、各ヘッドチップのインク吐出特性情報に応じてRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正し、インクジェットヘッドの駆動信号を生成する画像処理手段を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 上記画像処理手段は、
    上記インクジェットヘッドの記憶手段から色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを読み出してルックアップテーブルとして保持するテーブル保持手段と、
    上記複数個のヘッドチップ個々の上記各ルックアップテーブルを参照し、RGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又は印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正する信号変換手段と、
    上記印刷用の画像データをインクジェットヘッドの駆動信号に変換する出力変換手段と、
    を備えて成ることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 上記画像処理手段は、上記色変換テーブルに基づいて新たな色変換テーブルを作成するテーブル作成手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 複数の色毎に印画幅の狭いヘッドチップを複数個並べて列状に形成された印画幅の広いタイリングラインヘッドを有するインクジェットヘッドを駆動しそのノズルからインクを液滴化して吐出し、記録媒体上に画像形成を行う画像形成方法において、
    上記インクジェットヘッドに備えられた記憶手段に、上記複数個のヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて、RGB画像データを印刷用の画像データに変換する色変換 テーブル及び印刷用の画像データの階調特性を各色毎に補正する階調特性補正テーブルをヘッドチップ毎に記憶し、
    該記憶された色変換テーブル又は階調特性補正テーブルを記憶手段から読み出し、テーブルを参照してヘッドチップごとにRGB画像データを印刷用の画像データに色変換し、又はヘッドチップ個々のインク吐出特性情報に応じて印刷用の画像データの階調特性を各色ごとに補正する、
    ことを特徴とする画像形成方法。
  8. 上記色変換は、上記色変換テーブルに基づいて作成された新たな色変換テーブルをルックアップテーブルとして用いて行うことを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
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