JP4119219B2 - パネル付き机 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パネルを、天板の側辺又は後辺に沿うように設けてなるパネル付き机に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のパネル付き机としては、パネルをブラケットをもって机の後端又は左右の側端に取付けるための係止金具(フレーム)を、パネルにおける机側の面の両側部に設けたものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、パネル内部の昇降装置に連係された1対のパネル取付具(フレーム)を、パネルにおける机側の面の長孔より突出させ、このパネル取付具に、机の一側端部に設けたブラケットを取付けて、机にパネルを高さ調節可能に支持したものもある(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−211033号公報
【特許文献2】
特開平11−276258号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1及び2に記載されている従来のパネル付き机では、いずれも、パネルを支持するための取付金具又はパネル取付具が、机側のパネル面に直接固定されているか、パネル面より突出しているため、それらにブラケットを取付ける際、該ブラケットの取付部は、取付金具やパネル取付具におけるパネル面よりの突出部のみに限られる。
【0006】
従って、大型のパネルを机に取付ける際などには、それを安定的に支持するために、取付金具やパネル取付具を大としてブラケットとの取付面積を増大させたり、それらを厚肉として剛性を大としたりする必要があり、取付金具等やブラケットが大型化するとともに、パネルやその取付部等の設計の自由度が制約される。
【0007】
また、取付金具等がパネル面に設けてあると、体裁上、ブラケットの机よりの突出寸法はあまり大きくできないため、机の天板の端面とパネル間の離間寸法を大とすることはできず、パネルによる圧迫感が生じる。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、パネル取付用のフレームにおける縦杆の全周をブラケットにより覆うことができるようにすることにより、パネルの取付強度を高め、これを安定して支持しうるようにするとともに、ブラケットの机よりの突出寸法を最小限として、天板の端面とパネルとの間の間隔を大としうるようにした、パネル付き机を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 天板の側辺部又は1対の脚柱に、遊端部に上下方向を向く筒状のパネル支持部を有するブラケットを設け、このブラケットに、1対の縦杆を有する枠状のフレームと、該フレームの四隅部よりほぼ対角線方向に向かって外向きに延出するとともに、フレームにより形成される面より外方に離間する支持杆の遊端部により、天板と反対方向に離間するように支持された面状部材とからなるパネルを、前記パネル支持部に前記縦杆を嵌合して取付ける。
【0010】
() 上記(1) において、フレームの両縦杆をパネル支持部に上下に摺動可能に嵌合するとともに、パネル支持部と縦杆とに、パネルの高さ調節手段を設ける。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のパネル付き机の平面図、図2は、同じく正面図を示すもので、平面形が概ね直角三角形をなす机(1)の天板(2)の下面のコーナー部には、下端にキャスタ(3)を有する脚柱(4)が取付けられ、天板(2)を3点で支持している。
【0012】
天板(2)の後面(以下、図1の紙面下方を前として説明する)と左側面には、矩形枠状をなすフレーム(5)とメッシュ状の面状部材(6)とからなるパネル(7)が、高さ調節可能として取付けられている。
【0013】
なお、上記両パネル(7)は、大きさが異なるのみで同一構成となっているため、以下の説明は、後方のパネル(7)についてのみ説明する。
【0014】
また、フレーム(5)と面状部材(6)の四隅も同じ構造であるため、左上方の隅部を例にとって説明する。
図3〜図5に示すように、上記フレーム(5)は、左右1対のパイプ状の縦杆(8)と、縦長の長楕円パイプ状断面の上下1対の横杆(9)と、縦杆(8)と横杆(9)の両端部同士を連結する連結部材(10)とよりなり、それらの各部材は、アルミニウム合金等の軽量材により形成されている。
【0015】
各連結部材(10)の外側面には、フレーム(5)のほぼ対角線方向を向くとともに、フレーム(5)により形成される方形面より離間する後方に若干傾斜させた支持杆(11)が一体形成されている。
【0016】
各支持杆(11)の遊端(外端)には、面状部材(6)の後記するコーナー部材(21)が取付け可能な円板状の取付部(11b)が、後向きに突設されている。
【0017】
また、各連結部材(10)の垂直をなす基部(10a)の対向面には、縦杆(8)の端部内に嵌合可能な垂直かつ円筒形の突部(12)と、横杆(9)の端部に嵌合可能な水平かつ縦長楕円形断面の突部(13)とが、対向状に突設されている。
【0018】
上記各部材を組付けてフレーム(5)を形成するには、4個の連結部材(10)の両突部(12)(13)に、縦杆(8)と横杆(9)の両端部を嵌合したのち、縦杆(8)は、図4に示すように、基部(10a)に穿設した上下方向を向く挿通孔(14)に長寸のボルト(15)を外方より挿入し、その先端を、縦杆(8)の端部の中空孔に圧嵌したナット(16)に螺合することにより、また横杆(9)は、図5に示すように、突部(13)に穿設した前後方向を向く左右2個のめねじ孔(17)に、後方よりねじ(18)を螺合することにより、それぞれ結合されている。
【0019】
これにより、図2に示すような横長長方形をなす強固な枠状フレーム(5)が形成され、かつその四隅には、支持杆(11)がほぼ対角線方向に向かって延出している。
【0020】
上述した面状部材(6)は、図7〜図10に示すように、天然繊維又は化学(合成)繊維により網目状に織られ、かつ上下左右の4辺に筒状取付部(19a)が形成された伸縮性を有する長方形のメッシュ材(19)と、各筒状取付部(19a)内に嵌合された4本のパイプ状の取付杆(20)と、上下左右の取付杆(20)の端部同士を連結する4個のコーナー部材(21)とからなり、メッシュ材(19)の四隅部は、ほぼ斜め45°に切除され、取付杆(20)の端部同士が筒状取付部(19a)の両端から若干突出するようにしてある。
【0021】
各コーナー部材(21)は、正面視ほぼ扇状をなし、上下と左右方向の対向部には、上記取付杆(20)の筒状取付部(19a)よりの突出端部が若干きつめに嵌合可能な有底の取付孔(22a)と、筒状取付部(19a)の端部が遊嵌可能な、取付孔(22a)よりも若干大径の挿入孔(22b)とからなる段付孔(22)が、互いに対向状に形成されている。
【0022】
また、各コーナー部材(21)におけるメッシュ材(19)の隅部と対向する内端部には、図8及び図10に示すように、内端が開口するとともに、メッシュ材(19)の隅部の切除部が斜め45°方向に向かって挿入可能な幅のスリット状の凹溝(23)が、両端が両段付孔(22)の挿入孔(22b)と連通するように形成されている。
【0023】
各コーナー部材(21)の外方の隅部における前後の面には、図6にも示すように、上記支持杆(11)の取付部(11a)と、後記する締付ワッシャ(26)とが嵌合可能な円形の凹部(24)が形成され、両凹部(24)の中心には、前後方向を向く通孔(25)が穿設されている。
【0024】
面状部材(6)を組立てるには、図10に示すように、メッシュ材(19)の4辺の各筒状取付部(19a)内に取付杆(20)を挿入したのち、各取付杆(20)の両端の突出端部を、コーナー部材(21)の両取付孔(22a)に嵌合するとともに、筒状取付部(19a)の両端部を、コーナー部材(21)の挿入孔(22b)に、メッシュ材(19)の隅部を凹溝(23)内に差し込むようにして挿入すればよい。
【0025】
この組立作業は、メッシュ材(19)を外方に強く引っ張りながら行われ、組立後において、メッシュ材(19)には張力が働くため、それにたるみが生じることはなく、かつ取付杆(20)の両端部がコーナー部材(21)より簡単に外れる恐れもない。
【0026】
また、メッシュ材(19)の四隅部は、コーナー部材(21)の凹溝(23)内に収容されており、外部に露呈しないので、見栄えが向上する。
【0027】
組立後の面状部材(6)に前述したフレーム(5)を取付けて、パネル(7)を形成するには、図3及び図6に示すように、フレーム(5)の四隅における各支持杆(11)の遊端の取付部(11a)を、面状部材(6)における各コーナー部材(21)の前面側の凹部(24)に嵌合したのち、後面側の凹部(24)に厚肉の締付ワッシャ(26)を嵌合し、該締付ワッシャ(26)の後方より挿入したボルト(27)を、コーナー部材(21)の通孔(25)に挿通して支持杆(11)の取付部(11a)の有底のめねじ孔(28)に螺合することにより、図1及び図2に示すように、面状部材(6)の四隅が、それよりも小さなフレーム(5)の4個の支持杆(11)の遊端により4点で支持され、かつフレーム(5)と面状部材(6)間に隙間を有するパネル(7)が形成される。
パネル(7)の組立後において、フレーム(5)は外方より見えないので、見栄えが向上する。
【0028】
また、枠状のフレーム(5)の四隅より支持杆(11)を対角線方向に延出し、その遊端により面状部材(6)を支持しているので、枠状フレーム(5)の大きさを必要最小限として、上下左右寸法の大きな面状部材(6)を取付けることができ、フレーム(5)を小型軽量化することができる。
【0029】
上記パネル(7)は、天板(2)に次のようにして取付けられている。
図11〜図13に示すように(机の後面側のパネルの取付例を示す)、フレーム(5)における左右の縦杆(8)(左右対称につき、右方のみ図示する)の下端部寄りには、縦長のパネル支持部材(29)が上下に摺動可能として嵌合され、その前面の外側部に前向き突設された取付片(29a)の内側面には、側面視直角三角形をなす2枚合わせのブラケット(30)の垂直板状をなす後端部が、ねじ(31)により前向きとして固着されている。
【0030】
ブラケット(30)の上端の水平をなす支持片(30a)は、天板(2)の後端部下面に固着された補強板(32)にねじ(31)により固定されている。
【0031】
パネル支持部材(29)の外側面には、上下2個の弾圧保持手段(33)と、その中間に、停止手段(34)とが設けられている。
【0032】
弾圧保持手段(33)は、パネル支持部材(29)に穿設された保持孔(35)内に左右方向に摺動可能に収容され、かつ先端の丸頭部が、縦杆(8)に向かって出没しうるようにした押圧ピン(36)と、同じく押圧ピン(36)の外方の保持孔(35)内に縮設され、係止ピン(36)を常時縦杆(8)に向かって付勢する圧縮コイルばね(37)とからなっている。
【0033】
(38)は、保持孔(35)の開口部を閉塞する閉塞板である。
上記押圧ピン(36)の先端の丸頭部は、縦杆(8)の外側面に等間隔おきに形成された半円弧状の複数の係合溝(39)に選択的に係合しうるようになっている。
【0034】
停止手段(34)は、パネル支持部材(29)の厚肉部に形成した縦長矩形をなす凹部(40)の奥面中央部に穿設された保持孔(41)内に左右方向に摺動可能に収容され、かつ先端の丸頭部が縦杆(8)に向かって進退する停止ピン(42)と、その内方の保持孔(41)に収容され、停止ピン(42)を常時縦杆(8)より離間する外方に向かって付勢する圧縮コイルばね(37)と、凹部(40)内に前後方向を向く支持ピン(43)を中心として左右方向に回動しうるように枢着されて、内面中央部に停止ピン(42)の外側面を押動可能な水平かつ先細り状の押圧片(44a)を備える操作レバー(44)とからなっている。
【0035】
上記上下の弾圧保持手段(33)、停止手段(34)及び縦杆(8)に形成された係合溝(39)により、パネル(7)の高さ調整手段を構成している。
【0036】
図13に示すように、操作レバー(44)が凹部(40)内においてほぼ垂直をなすロック位置では、押圧片(44a)が左右方向を向いて停止ピン(42)の外側面を押圧することにより、その丸頭部は縦杆(8)側に突出し、上下の押圧ピン(36)の間の係合溝(39)に突入するようになっている。
【0037】
従って、パネル支持部材(29)すなわちブラケット(30)に対し、パネル(7)の上下方向の移動は確実に防止される。
【0038】
一方、図14に示すように、操作レバー(44)を例えば上向きに回動させ、ロック解除位置とすると、押圧片(44a)が下向きに回動してその先端が停止ピン(42)により遠ざかることにより、停止ピン(42)は圧縮コイルばね(37)により外方に移動させられ、丸頭部が係合溝(39)より離脱する。
【0039】
従って、縦杆(8)又はパネル(7)全体を強く上下方向に動かせば、弾圧保持手段(33)の押圧ピン(36)が係合溝(39)より離脱し、別の係合溝(39)に自動的に突入して係合することにより、パネル(7)の高さを係合溝(39)の数だけ段階的に調節することができる。高さ調節後において操作レバー(44)を図13の状態まで回動させれば、パネル(7)はその位置で停止保持される。
【0040】
なお、操作レバー(44)が図13のロック位置で妄りに回動しないように、押圧片(44a)の先端面を垂直な平削面とするか、もしくは停止ピン(42)の外側面の中央部を若干凹ませてもよい。
停止手段(34)は、パネル(7)の大きさや重量等により、左右のパネル支持部材(29)のいずれか一方にのみ設けることもある。
また、弾圧保持手段(33)の押圧ピン(36)の代わりに、ボール(鋼球)を用いることもできる。
【0041】
このようにして、パネル(7)を机(1)の天板(2)に取付けると、面状部材(6)は、後向きに傾斜させた支持杆(11)の遊端により、フレーム(5)の後方に離間して支持されているので、面状部材(6)の天板(2)の後端(または側端)よりの離間寸法が大となり、天板(2)の周囲に大きな空間が形成されることにより、パネル(7)による圧迫感がなくなる。
【0042】
また、天板(2)の後端部(または側端部)にOA機器のディスプレイ等を載置した際に、これを天板(2)の後方(または側方)に大きく突出させることができるため、天板(2)の上面を有効に使用することが可能となる。
【0043】
さらに、フレーム(5)と面状部材(6)とは離間しているため、フレーム(5)の縦杆(8)の外周面全体をパネル支持部材(29)により抱くように保持することができ、パネル(7)は、天板(2)により強固にかつ安定的に支持される。
【0044】
図15及び図16は、パネル(7)の変形例を示すもので、上記と同一構成のフレーム(5)における支持杆(11)の遊端に、例えばアクリル等よりなる透明もしくは半透明の透光性面状部材(45)を取り付けてある。
すなわち、図6に示すように、各支持杆(11)の遊端の取付部(11a)の後面に突設された小径突部(11b)と、上述と同様の締付ワッシャ(26)における前面に突設された小径突部(26a)とを、透光性面状部材(45)の四隅部に穿設した取付孔(46)に嵌合させて、それらにより面状部材(45)を挟んだのち、締付ワッシャ(26)側より挿入したボルト(27)を、取付部(11a)のめねじ孔(28)に螺合することにより、透光性面状部材(45)は、上記と同様、4個の支持杆(11)の遊端により4点で支持されている。
【0045】
なお、透光性面状部材(45)の四隅部に穿設した取付孔(46)の内径を、両小径突部(11b)(26b)の外径よりも若干大きくしておけば、フレーム(5)の各構成部材の寸法精度や組立時に誤差が生じたとしても、フレーム(5)の支持杆(11)の取付部(11a)に容易に取付けることができる。
【0046】
上記実施形態では、支持杆(11)を、フレーム(5)のほぼ対角線方向に向かって延出させ、上下及び左右寸法の大きな面状部材(6)(45)を支持しうるようにしているが、支持杆(11)の延出方向は、上下寸法の大きな面状部材を用いるときには、上下方向に、また左右寸法の大きな面状部材を用いるときには左右方向に、それぞれ延出させることもある。
【0047】
また、フレーム(5)と面状部材(6)(45)とを離間させるために、支持杆(11)全体を基部を中心として後向きに傾斜させているが、面状部材(6)(45)が取付けられる遊端部のみを後向き(机の側方のパネルについては外側方)に折曲させるようにしてもよい。
【0048】
パネル支持部材(29)の上下移動を防止する手段は、上述のような停止手段(34)に代えて、パネル支持部材(29)に、縦杆(8)に向かって貫通するめねじ孔を穿設するとともに、このめねじ孔に、操作つまみを有する締付ボルトを螺合し、操作つまみを回動させて締付ボルトの先端を縦杆(8)の外周面に圧接させることにより、パネル支持部材(29)の上下移動を防止するようにしてもよい。
【0049】
上記実施形態では、フレーム(5)を支持するブラケット(30)を天板(2)の下面に固着しているが、脚柱(4)に取付けることもある。
【0050】
メッシュ状の面状部材(6)の代わりに、クロス等の面状部材を、また透光性面状部材(45)の代わりに、木製ボードや化粧板等の面状部材をそれぞれ用いることもある。
【0051】
上記実施形態では、パネル(7)を、ブラケット(30)に上下に摺動可能に嵌合し、かつ高さ調節手段によりパネル(7)の高さを段階的に調節しうるようにしているが、図17の変形例に示すように、パネル(7)をブラケット(30)に固定的に取付けることもある。
【0052】
この際は、パネル(7)におけるフレーム(5)の縦杆(8)に穿設した上下複数のの挿通孔(図示略)と、ブラケット(30)のパネル支持部材(29)に穿設した複数の段付孔(47)とに、ボルト(48)を挿通し、その反対側の突出端部にナット(図示略)を固定すればよい。
【0053】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、パネルの面状部材は、フレームの四隅部よりほぼ対角線方向に向かって外向きに延出するとともに、フレームにより形成される面より外方に離間する支持杆の遊端部により、天板と反対方向に離間するように支持されているので、フレームの縦杆は、面状部材の内面より離間する。従って、フレームの縦杆が、ブラケットの筒状のパネル支持部により全周を抱くように嵌合されため、縦杆に対するブラケットの取付面積が増大し、パネルの取付強度が大となって、これを天板等に安定的に支持することができる。
また、面状部材は、フレームの外方に離間しているので、パネルを天板や脚柱に取付けるブラケットの突出寸法が小さくても、天板の端面と面状部材との間の間隔は大となり、天板の周囲に大きな空間が形成されることにより、パネルによる圧迫感はなく、かつ天板に載置したOA機器等を外方に大きく突出させうるので、天板の上面を有効に使用することができる。
さらに、面状部材は、フレームの四隅部より対角線方向に向かって外向きに延出する支持杆の遊端部により支持されているので、小さなフレームに上下左右寸法の大きな面状部材を取付けることができる。
また、面状部材は、その外面にフレームを露出させることなく、各支持杆により4点で、かつフレームより離間するように容易に取付けられる。
【0054】
請求項記載の発明によれば、天板の高さや、机の使用目的等に応じて、パネルの高さを任意に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパネル付き机の平面図である。
【図2】 同じく、正面図である。
【図3】 パネルの左上方の隅部の拡大正面図である。
【図4】 図3のIV−IV線の拡大縦断側面図である。
【図5】 フレーム組立後における図3のV−V線の拡大縦断側面図である。
【図6】 図3のVI−VI線の拡大縦断側面図である。
【図7】 面状部材組立て前の左上方隅部の正面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線の縦断面図である。
【図9】 図7のIX−IX線の拡大縦断面図である。
【図10】 面状部材の左上方隅部を、一部を縦断して示す正面図である。
【図11】 パネル取付部の拡大側面図である。
【図12】 図11のXII−XII線の横断平面図である。
【図13】 同じく、図11のXIII−XIII線の拡大縦断正面図である。
【図14】 同じく、停止手段のロックを解除したときの図13と同部位の拡大縦断正面図である。
【図15】 パネルの変形例を示す左上方隅部の正面図である。
【図16】 同じく、図15におけるXVI−XVI線の拡大縦断側面図である。
【図17】 パネル取付部の変形例を示す拡大側面図である。
【符号の説明】
(1)机
(2)天板
(3)キャスタ
(4)脚柱
(5)フレーム
(6)面状部材
(7)パネル
(8)縦杆
(9)横杆
(10)連結部材
(10a)基部
(11)支持杆
(11a)取付部
(11b)小径突部
(12)(13)突部
(14)挿通孔
(15)ボルト
(16)ナット
(17)めねじ孔
(18)ねじ
(19)メッシュ材
(19a)筒状取付部
(20)取付杆
(21)コーナー部材
(22)段付孔
(22a)取付孔
(22b)挿入孔
(23)凹溝
(24)凹部
(25)通孔
(26)締付ワッシャ
(27)ボルト
(28)めねじ孔
(29)パネル支持部材(パネル支持部)
(29a)取付片
(30)ブラケット
(30a)支持片
(31)ねじ
(32)補強板
(33)弾圧保持手段
(34)停止手段
(35)保持孔
(36)押圧ピン
(37)圧縮コイルばね
(38)閉塞板
(39)係合溝
(40)凹部
(41)保持孔
(42)停止ピン
(43)支持ピン
(44)操作レバー
(44a)押圧片
(45)透光性面状部材(透光板)
(46)取付孔
(47)段付孔
(48)ボルト

Claims (2)

  1. 天板の側辺部又は1対の脚柱に、遊端部に上下方向を向く筒状のパネル支持部を有するブラケットを設け、このブラケットに、1対の縦杆を有する枠状のフレームと、該フレームの四隅部よりほぼ対角線方向に向かって外向きに延出するとともに、フレームにより形成される面より外方に離間する支持杆の遊端部により、天板と反対方向に離間するように支持された面状部材とからなるパネルを、前記パネル支持部に前記縦杆を嵌合して取付けたことを特徴とするパネル付き机。
  2. フレームの両縦杆をパネル支持部に上下に摺動可能に嵌合するとともに、パネル支持部と縦杆とに、パネルの高さ調節手段を設けてなる請求項1記載のパネル付き机。
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