JP4116870B2 - 加速度センサの実装構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路基板へ実装される加速度センサの実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平09−236616号公報
カーナビゲーション装置への精度向上要求に伴い、従来のGPSによる位置情報に加え、車両のタイヤ回転速度からの速度情報および加速度センサからの加速度情報を基に総合的に判断し、位置精度の向上に対応してきている。
【0003】
より具体的には、車両の走行距離、走行方向を測定し、地図情報を参照して自車位置を特定するが、勾配のある走行路では、実際の走行距離を水平面に投影しないと誤差が生じる。しかし、加速度情報を用いることによって、走行路の勾配を検出でき、水平面での走行距離を演算し、自車位置を正確に特定することが可能になる。
【0004】
また、複数の走行路が近接して平行に存在する場所では、走行している走行路の勾配を検出することによって、どの走行路に進入するかを判別することができる。こうした演算および判別には、正確な車両の前後方向の加速度を検出する必要があるから、加速度センサの検出軸を重力と垂直でかつ車両の前後方向に正確に一致させる必要がある。
【0005】
一方、カーナビゲーション装置の高機能化とともに小型化も進み、この結果、車両での設置自由度が増加し、例えば座席の下の床面やセンタコンソール内など多様となってきている。このため、座席の下の床面に設置する場合は、床面はほぼ水平になっているから、カーナビゲーション装置がほぼ水平に取り付けられるのに対して、センタコンソールに設置する場合には、取り付け面が傾斜している場合が多く、カーナビゲーション装置も傾斜した状態で取り付けられ、加速度センサの検出軸がずれることが問題となってきた。
【0006】
その対策として、加速度センサをブラケットを介して回路基板に取り付け、回路基板に対するブラケットの取り付け角度を調整することによって、取り付け場所や車種に対応させる方法が利用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブラケットを設けることによって、加速度センサと回路基板が離れ、加速度センサとブラケット間、ブラケットと回路基板間の累積誤差によって取り付け精度が低下してしまうという問題がある。
また、ブラケットは、平面内の調整しかできないから、加速度センサの調整も平面内でしか行えない。このため、垂直面だけでなく水平面での調整も必要となる3次元的な調整に対しては、対応できなかった。
【0008】
また、回路基板に対して検出方向を傾斜させることを可能として、特開平09−236616号公報においては、加速度センサチップをリードフレーム上に取り付け、リードフレームの曲げ具合で、回路基板に取り付けたとき、回路基板に対して検出方向を傾斜させる加速度センサの取り付け技術が提供されているが、上記ブラケットを用いる方法と同様に、平面内での調整しかできない問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、高精度で、回路基板に対して検出方向を3次元方向で調整可能な加速度センサの実装構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため請求項1記載の発明は、取り付け部材に固定電極と可動電極とを所定の間隔をもって、固定電極に対して可動電極の可動部が変位可能に取り付けて形成される加速度センサの回路基板への実装構造において、前記回路基板に固定されるリング状の支持部材を有し、前記取り付け部材は軸部を備え、前記回路基板は前記支持部材を受容する穴部を有し、前記支持部材は、外周面が軸方向で最大径を含む球面形状または軸方向の中央部を最大径とし両端部にいく程径が小さい斜面とした形状に形成され、軸方向が前記回路基板に対して所定の角度で、前記回路基板に固定され、前記支持部材の貫通穴に前記取り付け部材の軸部を通すことによって、前記加速度センサを前記回路基板に実装するものとした。
回路基板に対して軸方向が、所定の角度で、支持部材を回路基板に固定することができるから、検出軸を回路基板に対して所定の角度で、加速度センサを回路基板に実装することができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記加速度センサが、前記固定電極の両側にそれぞれ可動電極が配置されて形成されるものとした。
これによって、差分方式で加速度を検出する加速度センサも傾斜した状態で、回路基板に実装することができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、前記回路基板の両側の前記穴部周縁に、前記穴部の穴壁に延びる半田づけ可能なパターンが形成され、前記支持部材は、前記パターンへの半田づけによって前記回路基板に固定されるものとした。
これによって、支持部材を簡単に回路基板に固定することができるとともに、支持部材が加速度センサと回路基板上の電子回路間の電気接続の役割を果すことが可能になる。
【0012】
請求項4記載の発明は、前記可動電極が、前記取り付け部材と前記支持部材および前記パターンを介して前記回路基板上の電子回路に電気接続されるものとした。
これによって、可動電極が、配線なしで回路基板上の電子回路に接続することが可能になる。
【0013】
請求項5記載の発明は、前記取り付け部材が、基部から前記軸部を伸ばすとともに、該基部から前記軸部と反対方向に同軸に延びる連結部を備え、前記加速度センサは、前記固定電極を中央に、両側にそれぞれスペーサを介して可動電極を配置し、前記可動電極の外方にさらにスペーサを介してガード電極を配置して、前記固定電極、可動電極およびガード電極の中央にそれぞれ穴が形成され、該穴に前記連結部を通し固定して形成され、前記支持部材の貫通穴に前記取り付け部材の軸部を通して固定することによって、前記加速度センサを回路基板に実装し、前記加速度センサの前記回路基板に対する前記支持部材の軸方向の角度を、車両に取り付けた状態で、重力と垂直でかつ車両の前後方向の軸と平行になるように設定したものとした。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態について説明する。
図1は、ユニット部品として回路基板に実装される加速度センサの分解斜視図である。このユニット部品は、カーナビゲーション装置を始め、搭載される装置の基板に取り付けて使用される。
固定電極11を中央に、左右にそれぞれスペーサ13、12を挟んで可動電極15、14を配置し、可動電極15、14の外方にさらにスペーサ17、16を挟んでガード電極19、18を配置し、それぞれの中央部には穴が形成されている。
取り付け部材としてのポスト21が、中央に基部213を有し、基部の両端面から外方に同じ軸方向に延びる第1軸部211、第2軸部212を備える。
その第1軸部211は、上記配置された各部材の穴に通され、皿ばね22を間に入れてナット23によって固定する。
これによってセンサモジュール1が構成される。このセンサモジュール1の検出軸はポスト21の軸方向となる。
ベース35に取り付けられる回路基板31上に円形の穴部312が形成され、この穴部312にリング状の支持部材32を回路基板31に対して垂直あるいは傾斜させた状態で半田づけによって固定する。
センサモジュール1は、ポスト21の第2軸部212を支持部材32内の貫通穴に通しナット33で固定することによって、回路基板31に固定される。
このようにセンサモジュール1を取り付けた回路基板31をベース35に接着剤で固定し、さらにケース34でカバーすると、ユニット部品としての加速度センサが得られる。
【0015】
図2は、固定電極11の構成を示す図である。
図2の(a)は表面図で、(b)は、そのA−A断面図である。
固定電極11は、中央にポスト21の第1軸部211に対応させた穴112を有するセラミックス基板113上に、導電性パターンを表面と裏面にそれぞれ形成している。
【0016】
導電性パターンは、穴112の周囲に形成されるパターン114とパターン114を囲むように形成されたパターン111からなる。
パターン111は、可動電極14および可動電極15との静電容量を検出する電極として、下部隅でリード線111a、111bに接続されている。パターン114は、スペーサ12、13の受け面を形成しており、パターン111と電気的に絶縁している。
【0017】
図3は、可動電極14および可動電極15の構成を示す図である。
可動電極14、15は、同一の形状および構造を有しており、以下では、可動電極14についてその構成を説明する。
可動電極14は、中央に穴141が形成された金属円盤に、要求される性能に応じてエッチングによって複数本の円弧状のスリット144を形成して構成される。例えば要求されるスリット数が3本の場合、3本の円弧状のスリット144は、可動電極14の半径方向の約中間部に、互いに所定の間隔を持って円周方向において120度ずらして形成されている。中間部にスリット144を設けることによって、スリット144の内側の固定部142をポスト21に固定したとき、同様にポスト21に固定された固定電極11に対して、スリット間のエッチングされなかった部分がばねとなり、外側の可動部143が軸方向に変位可能になる。
【0018】
上記のように形成された固定電極11および可動電極14、15は、図4に示すように、固定電極11を中央にスペーサ13、12を挟んで可動電極15、14を配置し、可動電極15、14の外方にさらに、スペーサ17、16を挟んでガード電極19、18を配置し、皿ばね22とナット23によって、ポスト21の軸部211に取り付けるから、可動電極15と固定電極11の対向面にあるパターン111の間に、その間の距離に対応した静電容量が生成される。
また、可動電極14と固定電極11の対向面にあるパターン111の間に、その間の距離に対応した静電容量が生成される。
【0019】
可動電極14、15は、ポスト21に固定される固定部142に対して変位可能な可動部143を有しているから、ポスト21の軸方向から加速度を受けると、軸方向に可動電極15、14の可動部143が変位し、したがって固定電極11のパターン111と可動部143間の静電容量C1、C2が変化する。この静電容量を測ることによって加速度を検出することができる。
【0020】
上記ポスト21は、可動電極15、14に電気的に接続された共通の端子として用いられ、この共通の端子と固定電極11のリード線111a、111bから配線を引き出して、静電容量C1、C2を測ることが可能になる。
なお、固定電極11と可動電極15、14の間のスペーサ13、12は、初期静電容量を調整するものである。
可動電極15、14の外方にあるスペーサ17、16およびガード電極19、18は、外部からの接触による可動電極の変形を防ぎ、可動電極と同電位とすることにより、ガード電極と可動電極との静電容量発生を防いでいる。
【0021】
図5は、センサモジュール1が回路基板31に実装された状態を示す図であり、(a)は垂直方向の取り付け状態を示し、(b)は水平方向の取り付け状態を示している。
回路基板31の穴部312にリング状の支持部材32が、カーナビゲーション装置を車両に取り付けた状態のケースの底面の傾斜具合に合わせて、回路基板31の垂直方向に対して角度θ、水平方向に対しては角度θだけ傾斜して半田づけで固定される。支持部材32の貫通穴に上記ポスト21の第2軸部212を通しナット33によってセンサモジュール1を回路基板31に固定する。このように、センサモジュール1の軸方向が、回路基板31の垂直方向に対して角度θ、水平方向に対して角度θで傾斜しているため、重力と垂直でかつ車両の前後方向に加速センサの検出軸を合わせることができる。
【0022】
図6は、支持部材32を示す図である。図6の(a)は断面図で、(b)は正面図である。
支持部材32は、リング状で、中心に貫通穴321を有する。外周面は軸方向の中央部を最大径とし、両端部にいく程、径が小さい斜面に形成されている。これによって、支持部材32は、回路基板31の穴部312内で、3次元方向で所定の範囲内で任意の角度に配置することができる。
したがって、センサモジュール1の回路基板31に対しての取り付け角度も3次元方向で所定の範囲内で任意になる。
なお、支持部材32の外周面としては、最大径を含む球体形状に形成してもよい。
【0023】
支持部材32を回路基板31に取り付けるに当たっては、図7に示す治具が用いられる。
図7の(a)は、治具の斜視図で、(b)はX方向から見た図で、(c)はY方向から見た図である。
治具40は、(a)に示すように、板状ベースの中央に回路基板31を配置可能な凹部402が形成され、凹部402の中央にさらに支持部材32を配置可能な円形の凹部403が形成されている。凹部403の中央に、支持部材32の貫通穴321に通す棒401が傾斜して取り付けられている。棒401のベースに対するY方向における垂直線からの傾斜角度θおよびX方向における垂直線からの傾斜角度θは、例えば車両に取り付けられた状態でのカーナビゲーション装置内の加速度センサの検出軸が重力に垂直でかつ車両の前後方向と一致するように合わせてある。
【0024】
凹部403の深さは、支持部材32の軸方向長さの約半分で、支持部材32を凹部403に設置したとき、略半分が、凹部402に露出するようになっている。これによって、凹部402に回路基板31を配置すると、支持部材32が厚さ方向で、回路基板31の中央部に位置し、図8の(b)に示すように、略中央部で、支持部材32を回路基板31に固定することができる。
【0025】
回路基板31は、図8の(a)に示すように、穴部312の周縁に電子回路に接続される円形のパターン311が形成され、パターン311は、穴部312の穴壁まで延びている。支持部材32は金メッキされ、上記治具40に取り付けた状態で、半田づけによって回路基板31に固定されるとともに、パターン311を介して回路基板31上の電子回路に接続する。
【0026】
図9は、回路基板31に設けられている加速度の検出回路を示す図である。
所定の周波数で発振する発振器2からの信号がセンサモジュール1に入力される。センサモジュール1では支持部材32およびポスト21を介して、可動電極15、14に入力される。このとき、加速度に応じて可動電極15と固定電極111間の静電容量C1、および可動電極14と固定電極11間の静電容量C2が変化するから、検出回路3ではその差分量に対応する微分信号を発生させ、この微分信号をさらに半波整流や、増幅処理を行って、出力端子OUT1から、加速度に対応する電圧信号を得ることができる。
なお、図中、S1、S2は、図2に示した固定電極111のリード線111a、111bに対応し、S3は共通端子としてのポスト21に対応している。
【0027】
本実施例は、以上のように構成され、センサモジュール1を支持部材32を介して回路基板31に実装するから、回路基板31における支持部材32の取り付け角度によって、加速度の検出方向を回路基板31に対して3次元的に傾斜してセンサモジュール1を実装することができる。
【0028】
支持部材32は、半田づけによって回路基板31上に固定されるから、簡単で、しかも高精度に回路基板31に固定することができる。また回路基板31における傾斜角度の変更は、治具40内の棒401の角度を変更するだけで、行うことができるから、単一部品で、複数の傾斜角に対応することが可能になる。
また、支持部材32は、回路基板31上の電子回路とセンサモジュール1とを電気的に接続するから、回路基板31への電気接続が簡単になる。とくに、可動電極14、15とガード電極18、19と電子回路の接続は、配線なしで接続可能になる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1記載の発明によれば、支持部材を所定の方向と角度で、傾斜した状態で回路基板に固定することができるから、加速度センサを回路基板に対して所定の角度に傾斜した状態で実装することができる。
これによって、同じ支持部材で、複数の傾斜角に対応可能である。また累積誤差がないので、ブラケットなどに比べて高い取り付け精度を得ることが可能になる。
【0030】
請求項2記載の発明によれば、差分方式で加速度を検出する加速度センサも傾斜した状態で、回路基板に実装することができるから、使用可能な範囲が広がる。
【0031】
請求項3記載の発明によれば、支持部材は、半田づけによって回路基板に固定されるから、支持部材を簡単に回路基板に固定することができるとともに、支持部材が加速度センサと回路基板上の電子回路間の電気接続の役割を果すことが可能になる。電気接続が簡単になる効果が得られる。
【0032】
請求項4記載の発明にれば、可動電極が、取り付け部材と支持部材およびパターンを介して回路基板内の電子回路に電気接続されるから、可動電極が配線なしで回路基板上の電子回路に接続することが可能になる。
【0033】
請求項5記載の発明によれば、加速度センサがカーナビゲーション装置などに使用される場合、回路基板に対する支持部材の軸方向の角度を、車両に取り付けた状態で、重力と垂直かつ車両の前後方向の軸と平行となるように設定するようにしたから、調整なしで車両の進行方向の加速度を正確に検出可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニット部品として回路基板に実装される加速度センサの分解斜視図である。
【図2】固定電極の構成を示す図である。
【図3】可動電極の構成を示す図である。
【図4】センサモジュールを構成する各部材の働きの説明図である。
【図5】センサモジュールを回路基板に実装した状態を示す図である。
【図6】支持部材の構成を示す図である。
【図7】支持部材を回路基板に取り付けるための治具を示す図である。
【図8】回路基板における支持部材の取り付けの説明図である。
【図9】回路基板に設けられている加速度の検出回路を示す図である。
【符号の説明】
1 センサモジュール
2 発振器
3 検出回路
11 固定電極
12、13、16、17 スペーサ
14、15 可動電極
18、19 ガード電極
21 ポスト(取り付け部材)
22 皿ばね
23 ナット
31 回路基板
32 支持部材
33 ナット
34 ケース
35 ベース
40 治具
401 棒
402、403 凹部
112、141 穴
111、114 パターン
111a、111b リード線
113 セラミックス基板
142 固定部
143 可動部
144 スリット
211 第1軸部(連結部)
212 第2軸部(軸部)
213 基部
311 パターン
312 穴部
321 貫通穴

Claims (5)

  1. 取り付け部材に固定電極と可動電極とを所定の間隔をもって、固定電極に対して可動電極の可動部が変位可能に取り付けて形成される加速度センサの回路基板への実装構造において、
    前記回路基板に固定されるリング状の支持部材を有し、
    前記取り付け部材は軸部を備え、
    前記回路基板は前記支持部材を受容する穴部を有し、
    前記支持部材は、外周面が軸方向で最大径を含む球面形状または軸方向の中央部を最大径とし両端部にいく程径が小さい斜面とした形状に形成され、軸方向が前記回路基板に対して所定の角度で、前記回路基板に固定され、
    前記支持部材の貫通穴に前記取り付け部材の軸部を通すことによって、前記加速度センサを前記回路基板に実装することを特徴とする加速度センサの実装構造。
  2. 前記加速度センサは、前記固定電極の両側にそれぞれ可動電極が配置されて形成されることを特徴とする請求項1記載の加速度センサの実装構造。
  3. 前記回路基板の両側の前記穴部周縁に、前記穴部の穴壁に延びる半田づけ可能なパターンが形成され、
    前記支持部材は、前記パターンへの半田づけによって前記回路基板に固定されることを特徴とする請求項1または2記載の加速度センサの実装構造。
  4. 前記可動電極は、前記取り付け部材と前記支持部材および前記パターンを介して前記回路基板上の電子回路に電気接続されることを特徴とする請求項3に記載の加速度センサの実装構造。
  5. 前記取り付け部材は、基部から前記軸部を伸ばすとともに、該基部から前記軸部と反対方向に同軸に延びる連結部を備え、
    前記加速度センサは、
    前記固定電極を中央に、両側にそれぞれスペーサを介して可動電極を配置し、前記可動電極の外方にさらにスペーサを介してガード電極を配置して、前記固定電極、可動電極およびガード電極の中央にそれぞれ穴が形成され、該穴に前記連結部を通し固定して形成され、
    前記支持部材の貫通穴に前記取り付け部材の軸部を通して固定することによって、前記加速度センサを回路基板に実装し、
    前記加速度センサの前記回路基板に対する前記支持部材の軸方向の角度を、車両に取り付けた状態で、重力と垂直でかつ車両の前後方向の軸と平行となるように設定したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の加速度センサの実装構造。
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