JP4112724B2 - 浄水シャワーシステム及び浄水機能を有した収納用支柱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室やシャワールーム等に設けられる浄水シャワーシステム及びそれに用いられる収納用支柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、健康や美容に関する意識が高まり、水道水に入っている残留塩素が飲料用のみならず、浴室での入浴や洗髪時に髪を傷めたり肌を刺激し、また、カルキ臭を発生する要因として着目され、この残留塩素を除去することが望まれている。こうした要望に対し、残留塩素を除去する浄水シャワーシステムが販売されている。
浄水をシャワーとして利用するシステムとしては、従来は、水をシャワー状に噴出するシャワーヘッドと、水道水が出る給水口とを接続するにあたって、浄水機能を有した浄水器を水道口付近の床上に設置し、この浄水器を介して水道水がシャワーヘッドに流れるように接続していた。この場合に用いられる浄水器は、一般に、一辺が凡そ10〜30cmの種々の箱状のものである。
しかしながら、シャワーシステムが設けられる浴室等は、概して狭く、このような浄水器の設置は、甚だ邪魔ないし不便で、設置場所の空間利用効率が悪化してしまうものであった。
そこで、このような設置上の不具合を解決するものとして、シャワーヘッドの中に、浄水カートリッジを収納したものが発明された。そのようなものであると、浄水器を浴室内に独立して設けるものでないので、浴室内を広く利用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような浄水シャワーシステムにおいては、シャワーヘッド内に浄水カートリッジを収納するため、シャワーヘッドの大きさによって、浄水カートリッジの大きさが限定され、それ故、浄水カートリッジに充填される濾過材の量も制約があった。そのため、濾過材の量を増加できないので、浄水カートリッジの濾過性能の向上、長寿命化を図ることは困難であった。
また、同様に浄水カートリッジ内部の通水断面積も限定されてしまうため、断面積を大幅に増やすことができず、そのため、圧力損失を減らして、浄水流量を増加させることが難しいという不具合もあった。
また、本来中空であるシャワーヘッド内に、濾過材が充填された浄水カートリッジを収納しているため、シャワーヘッドの重量が重くなってしまい、特に女性や子供にとって取扱い難いという不具合があった。
【0004】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、省スペースで設置ができて設置場所の空間利用効率を損なうことなく、水処理性能の向上、長寿命化、浄水流量の増加が達成でき、シャワーヘッド重量が軽く、高性能で利便性に優れた浄水シャワーシステム及びそれに用いられる収納用支柱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の収納用支柱は、原水入水部と浄水出水部とが形成され、内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体と、これを固定する固定手段と、前記管体に付設品を取り付けるアダプタとを具備することを特徴とするものである。
本発明の浄水シャワーシステムは、原水入水部と浄水出水部とが形成され、内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体と、これを固定する固定手段と、前記管体に付設品を取り付けるアダプタとを具備した浄水機能を有する収納用支柱と、前記浄水出水部と接続したシャワーヘッドとを有し、前記収納用支柱の原水入水部が給水口と接続していることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の一例を図面を参照して説明する。
図1に示す浄水シャワーシステムにおいては、壁10に、本発明に係る収納用支柱12が固定手段14,14によって固定されている。固定手段14としては、収納用支柱12を壁10に強固に固定できるものであればよく、その要求物性に応じて、釘やネジ、または吸盤、両面テープ、接着剤等が挙げられる。
収納用支柱12を構成する長尺な管体16は、図3に示すように、筒状の筐体18と、その筐体18の一端部に装着される蓋体20とで概略構成されている。これら筐体18及び蓋体20の材質は特に限られるものではないが、剛性や耐圧性等の強度や耐熱性などの高いものがよく、ABS、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル等の樹脂や、アルミニウム、ステンレス等の金属が適用できる。
蓋体20は筐体18に取り外し可能に、しかも水密かつ強固に取り付けられなければならず、嵌め合わせ式や、螺着式等のものが適用できる。
図示例の管体16においては、その一端部に原水入水部22と浄水出水部24とが形成されている。原水入水部22には、水や湯等の原水が供給される給水口56等がホース58等を介して接続され、浄水出水部24には、浄水をシャワー状に噴出するシャワーヘッド60がホース62等を介して接続される。
【0007】
この管体16の内部には、浄水カートリッジ26,26,・・・が収容される。この浄水カートリッジ26は、図5に示すように略円柱状のもので、その先端部に形成された凸部27に凸部通水口28が形成され、基端部に形成された凹部29に凹部通水口30が形成されており、1つの浄水カートリッジ26の凸部27と他の浄水カートリッジ26の凹部29とが相互に嵌合可能となっている。また、図示例のものでは、各凸部27の側面には、パッキング34が形成されており、嵌合した際の連結状態を確実にすると共に、浄水の漏れを防止することができる。このパッキング34は環状のもので、例えば、ニトリルゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、シリコンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム等の弾性材が適用できる。
そして、凸部通水口28と凹部通水口30とは浄水カートリッジ26の中心を貫通する通水管32にて連通している。通水管32は上述した樹脂や金属等からなる管状体であって、多数の微細孔が穿設されているものである。
このような構成であると、複数の浄水カートリッジを特別な接続部材を要することなく連結することができ、また、浄水カートリッジの交換作業が容易である。
【0008】
浄水カートリッジ26の内部に充填されている水処理材36としては、亜硫酸カルシウム、粒状活性炭、繊維状活性炭、アスコルビン酸(ビタミンC)等の脱塩素処理剤、多孔質中空糸膜、イオン交換樹脂等が用いられる。これらは、単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。原水中の残留塩素の除去を主な目的とする場合、脱塩素処理剤を用いることが好ましく、中でも、脱塩素能力に優れた亜硫酸カルシウムが好適に用いられる。また、原水中の濁質成分の除去を目的とした場合、細菌の除去まで可能な多孔質中空糸膜を用いることが好ましい。
これらの水処理材36を浄水カートリッジ26に保持させるには、浄水機能を発揮させるようであれば特に制限されるものではなく、例えば、水処理材36が膜状のものであれば、通水管32に巻き付ければ良い。また、水処理材36が粒状活性炭のような粒状若しくは紛状である場合には、それらを不織布等からなる袋体などに入れて浄水カートリッジ26内に設ければよい。または、水処理材をバインダ等と共に固めて直接通水管32の周囲に形成してもよい。これら水処理材36の外周部は、水処理材が流出しないようであれば、通水性のあるケースを設けても、または、露出していてもかまわない。
【0009】
図示例においては、浄水カートリッジ26は、管体16内に複数個収容されているが、必ずしもその必要があるわけではなく、1つの管体16の中に、その管体16の長さと略等しい長さの浄水カートリッジを1つ収容するようにしてもかまわない。
しかし、複数個の浄水カートリッジを用いるようにすることで、目標性能に応じた任意の数の浄水カートリッジの使用が可能となり、長寿命化が容易となる。さらに、短い複数個の浄水カートリッジ26を連結して収容するようにすることによって、全体としての浄水機能を損なうことなく、1つ当たりの浄水カートリッジを小型化することで、浄水カートリッジの交換作業等が容易となるので、複数個の浄水カートリッジ26を管体16の中で連結して収容するようにすることが望ましい。さらに、複数個の浄水カートリッジを用いることで、異なる種類の浄水カートリッジを組み合わせて用いることができ、例えば原水の状況等に応じて、複合的な効果を発生させることができる。例えば、原水中の残留塩素と重金属イオンの除去を目的とする場合、水処理材として脱塩素処理剤が充填された浄水カートリッジと、イオン交換樹脂が充填された浄水カートリッジとを併用することで、両機能を共に有する浄水機能を発揮させることができる。
尚、複数の各浄水カートリッジは、必ずしも全てが同一形状でなくても良いが、同一形状にすることによって、金型等の生産コストを削減できる。
【0010】
管体16の内部に浄水カートリッジ26を収容するには、蓋体20を開けて、例えば、浄水カートリッジ26を3個収容するには、1つ目の浄水カートリッジ26をその基端部側から押し入れ、凹部29が筐体18の最奥部に形成されている環状の内部凸起38に嵌合するようにする。次に、2つ目の浄水カートリッジ26を同様にして押し入れて、その凹部29を1つ目の浄水カートリッジ26の凸部27に嵌合させる。さらに、3つ目の浄水カートリッジ26を筐体18の中に押し入れてその凹部29を2つ目の浄水カートリッジ26の凸部27に嵌合させる。その後、蓋体20を筐体18に取り付ける。この際、蓋体20の内部に形成されている環状凸起40と、3つ目の浄水カートリッジ26の凸部27とが嵌合し、連結した3つの浄水カートリッジ26,26,26が、管体16の内部で、各通水管32が連通すると共に、固定、収容される。
浄水カートリッジ26の交換については、蓋体20を外すことにより、容易に交換作業を行うことができる。
さらにまた、上述した例においては、複数の浄水カートリッジ26の凸部27と凹部29とを相互に嵌合し、パッキング34によってシールしているが、各浄水カートリッジ間をネジ等を利用して強固に連結するようにしてもかまわない。この場合、浄水カートリッジを管体16内から取り出して交換する際、外される蓋体20の近傍に配置されていた浄水カートリッジを引き抜くだけで、これに連結している複数の浄水カートリッジを一度に引き出すことができ、浄水カートリッジの交換作業がより容易となる。
【0011】
この管体16においては、原水入水部22から送給された水や湯などの原水は、各浄水カートリッジ26内に、その側面から入り込み、水処理材36にて濾過された後、浄水が通水管32内に入り込み、通水管32内を通って管体16の浄水出水部24に送られる。
図示例の管体16においては、その一端部において、原水入水部22は筐体18の側面に、浄水出水部24は筐体18の端面に形成し、原水が浄水カートリッジ26の側面から入り、浄水がその中心の通水管32内を通って排出されるようになっているが、これに限られるものではない。例えば、原水入水部を筐体18の端面に形成し、浄水出水部を筐体18の側面に形成し、原水が浄水カートリッジ26の通水管32を経由して水処理材36にその中心側から入り込み、浄水が浄水カートリッジ26の側面から出るようにして浄水出水部から排出されるようにしても良い。また、原水入水部と浄水出水部とを筐体18の同一端面に形成することも可能である。
また、図4に示すように、浄水出水部25を蓋体21に形成し、原水入水部22から管体17の内部に原水を送給し、原水入水部22とは異なる端部に形成されている浄水出水部25から浄水を排出するようにすることもできる。
【0012】
また、管体に、原水入水部と浄水出水部とを水処理材を経由せずに連通するバイパスと、そのバイパスへの原水の通水を制御する切換機構とを設けることもできる。そのような構造のものであると、切換機構を利用者が操作することによって、原水のままか、または、浄水を切り換えてシャワーから出すことができる。従って、浄水を必要としないとき、例えば、桶やタオルをシャワーから出る原水を使って洗浄ができる。このように、必要なときにだけ浄水を使用することで、水処理材の寿命を延ばすことが可能となる。
切換機構としては、周知一般のものを利用すればよく、ロータ弁式、ボール弁式等の切換弁を適用できる。
【0013】
本発明の収納用支柱12は、その管体16に各種の付設品が取り付けられる。各種の付設品とは、特に制限されるものではなく、例えば、図1に示すような、シャンプや石鹸等を載せる皿42、容器44、タオル掛け46、洗濯物を干すのに用いる紐を引っかけるフック47等が挙げられ、主として種々の物品の載置等による収納の為に利用されるが、それに限定されるものではない。
これらの付設品は、その取付けを容易にする為に、アダプタ48を介して管体16に取り付けられる。アダプタ48は、各種の付設品を管体16に取り付けられればよく、特に制限されるものではない。また、所定の付設品とアダプタを一体化してもよく、付設品を直接、管体16に取り付けても良い。この場合、アダプタに付設品としての機能を発揮させたもので、この場合のアダプタも、管体に付設品を取り付けるアダプタに他ならない。
アダプタ48は、管体16にネジ等の締結手段により強固に取り付けられ、その締結手段を緩めることにより管体16上をスライドして移動できるものであれば、アダプタ48の取付位置を適宜調整できるので好ましい。
【0014】
図1に示す浄水シャワーシステムにおいては、収納用支柱12は斜傾して設置されているが、これに限られるものではなく、付設品の利用態様に応じて適宜、好ましい方向および場所に設けることができ、鉛直方向に沿って、または、水平方向に沿って設置することができる。
図2に示す浄水シャワーシステムにおいては、固定手段として、管体16の一端に固定脚50が設けられ、他端に伸縮脚52が設けられている。伸縮脚52には、スプリング等の弾性部材が配備されている。従って、伸縮脚52が外方に向けて付勢するように固定脚50及び伸縮脚52を設けることによって、即ちこの例では、伸縮脚52が天井54に突っ張ることによって、管体16が固定されるようになる。また、ターンバックル方式とすることもできる。
【0015】
本発明の収納用支柱及びこれを用いた浄水シャワーシステムであると、シャワーから出る水を浄水にするための浄水カートリッジを収納用支柱の中に収容することによって、シャワーヘッド内に浄水カートリッジを収納しないで済むので、シャワーヘッドの重量が重くなることがなく、女性や子供にとっても取扱い易いものとなる。
また、収納用支柱は、シャワーヘッドよりも大きくすることができるので、浄水カートリッジの大きさの制約がなくなり、浄水カートリッジを十分大きくでき、または、複数の浄水カートリッジを用いることができるので、濾過等の水処理性能を高次元に向上させることができ、また、長寿命化を図ることもできる。
また、管体の太さは、同様にシャワーヘッドのようには制約を受けるものではないので、浄水カートリッジ内部の通水断面積を増やすことができ、そのため、圧力損失を減らして、浄水流量を増加させることができる。
また、収納用支柱は、その本質的機能として、各種の物品の収納等に利用できるものであり、浴室等において一般的にも設けられているものであるので、既存の収納用支柱分のスペースがあれば設けることができ、しかも壁に這わせて設けられるので、設置することによって空間利用効率が大きく損なわれることがなく、しかも、利便性が高い。また、個人の利用者が自分で容易に適当な場所に設置できるので、使用勝手がよい。
従って、本発明によれば、浴室等において、特別の設置場所を要することなく、シャワーから浄水を噴出させることができるようになる。
特に、収納用支柱は、浴室等の壁内等ではなく、露出している場所に設置されるので、浄水カートリッジの交換も極めて容易に行える。
【0016】
尚、本発明の浄水シャワーシステムにおいては、シャワーヘッドから出る浄水をシャワー状として身体等に向けて噴出すること以外に、例えば、浄水を浴槽への給水に利用することもできる。
この場合、シャワーヘッドを用いて浴槽に給水することの他、収納用支柱の浄水出水部とシャワーヘッドの間の流路に、切換弁を設けた分岐部を形成し、分岐部からの一方の流路をシャワーヘッドに接続し、他方の流路を浴槽に給水するための給水口と接続すれば、切換弁を操作することによって、収納用支柱からの浄水を適宜シャワーとして又は浴槽への給水として利用することが可能となる。
このように浄水を浴槽に給水する手段として本発明を適用することによっても、複数の浄水カートリッジ使用による水処理剤の長寿命化等の優れた効果を発揮させることができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明の収納用支柱及びこれを用いた浄水シャワーシステムによれば、シャワーから出る水を浄水にするための浄水カートリッジを収納用支柱の中に収容することによって、シャワーヘッド内に浄水カートリッジを収納しないで済むので、シャワーヘッドの重量が重くなることがなく、女性や子供にとっても取扱い易いものとなる。
また、収納用支柱は、シャワーヘッドよりも大きくすることができるので、浄水カートリッジの大きさの制約がなくなり、浄水カートリッジを十分大きくでき、または、複数の浄水カートリッジを用いることができるので、濾過等の水処理性能を高次元に向上させることができ、また、長寿命化を図ることもできる。
また、管体の太さは、シャワーヘッドのようには制約を受けるものではないので、浄水カートリッジ内部の通水断面積を増やすことができ、そのため、圧力損失を減らして、浄水流量を増加させることができる。
また、収納用支柱は、その本質的機能として、各種の物品の収納等に利用できるものであり、浴室等において一般的にも設けられているものであるので、既存の収納用支柱分のスペースがあれば設けることができ、しかも壁に這わせて設けられるので、浴室等内のスペースを有効利用することができ、設置することによって空間利用効率が大きく損なわれることがなく、しかも、利便性が高い。また、個人の利用者が自分で容易に適当な場所に設置できるので、使用勝手がよい。特に、シャワーシステムのない既存の浴室等においても、利用者が後から簡便に、浄水シャワーシステムを備えることができる。
従って、本発明によれば、浴室等において、省スペースで特別の設置場所を要することなく、シャワーから浄水を噴出させることができるようになる。
特に、収納用支柱は、浴室等の壁内等ではなく、露出している場所に設置されるので、浄水カートリッジの交換も極めて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浄水シャワーシステムの一例を示す外観図である。
【図2】 浄水シャワーシステムの他の一例を示す外観図である。
【図3】 管体の一例を示す側断面図である。
【図4】 管体の他の一例を示す側断面図である。
【図5】 浄水カートリッジを示す側断面図である。
【符号の説明】
12 収納用支柱
14 固定手段
16 管体
18 筐体
20 蓋体
22 原水入水部
24 浄水出水部
26 浄水カートリッジ
48 アダプタ

Claims (2)

  1. 原水入水部と浄水出水部とが形成され、内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体と、これを固定する固定手段と、前記管体に付設品を取り付けるアダプタとを具備することを特徴とする収納用支柱。
  2. 原水入水部と浄水出水部とが形成され、内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体と、これを固定する固定手段と、前記管体に付設品を取り付けるアダプタとを具備した浄水機能を有する収納用支柱と、前記浄水出水部と接続したシャワーヘッドとを有し、前記収納用支柱の原水入水部が給水口と接続していることを特徴とする浄水シャワーシステム。
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