JP2002238792A - シャワーシステム - Google Patents
シャワーシステムInfo
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Abstract
た場合において、手摺バー中に熱水が流れることで手摺
バーの表面が高温になることを防いだシャワーシステ
ム。 【解決手段】 管状の手摺バー1に、水供給管13と、
シャワーヘッド3とが接続したシャワーシステムにおい
て、手摺バー内への熱水の流入を防止する熱水流入防止
装置2を設けた。手摺バーとしての機能を十分に果たし
つつ、使用者にとって非常に安全で使い勝手の良いシャ
ワーシステムとなる。
Description
けられて、湯水を散水するシャワーシステムに関するも
のである。
ーシステムは、シャワーヘッドを先端に有する長尺なシ
ャワーホースが、低所位置に設けられている湯水混合栓
に分岐接続されたものが一般的である。しかし、そのよ
うなものであると、シャワーホースが弛んで、バスルー
ムの床面に接触し易く、その結果、シャワーホースの表
面が汚染されて雑菌が繁殖したり、弛んだシャワーホー
スに使用者が足を引っ掛けて転倒するというおそれがあ
った。そこで、バスルーム内に新たに配管等を設けて邪
魔になったり体裁が悪化する等の不都合を生じることな
く、上述した問題を解決するために、近年では、図6に
示す如く、バスルーム壁面28の高所位置にシャワーホ
ース接続口6を設け、湯水混合栓26とシャワーホース
接続口6とを壁面28の裏側に配備された湯水供給管7
で接続し、シャワーヘッド3を先端に有する短いシャワ
ーホース4を高所位置のシャワーホース接続口6に接続
したものが提案されている。
段であると、シャワーホース4がバスルーム床面29の
近傍で弛んで床面29に接触することは防止されるもの
の、湯水供給管7がバスルーム壁面28の裏側に設置さ
れているため、設置やメンテナンス等が困難であった。
そこで、この問題に鑑み、特開平11−140930号
公報には、図7に示す如く、バスルーム内に設置される
手摺バー1を中空パイプ材で形成し、これを湯水供給管
として利用し、その上部にシャワーホース接続口6を形
成したシャワー装置が開示されている。
湯時の温度調節初期に熱水が出る場合等において、熱水
が手摺バー1内を流れると、手摺バー1の表面は即時に
熱水と同じ温度まで上昇するため、使用者は手摺バー1
に触れないように注意しなければならず、非常に使い勝
手が悪いという不具合点があった。この場合、断熱材ま
たは二重構造等を採用して手摺バー1を断熱構造とする
ことも考えられるが、手摺バー1が手摺としては不適切
な程度に太くなったり、または、内部の中空部が細くな
って、水量が減少してしまう等の不都合が生じてしま
う。
たもので、バスルーム内の手摺バーを配管として使用し
た場合において、手摺バー中に熱水が流れることで手摺
バーの表面が高温になることを防いだシャワーシステム
を目的とする。
ムは、管状の手摺バーに、水供給管と、シャワーヘッド
とが接続したシャワーシステムにおいて、手摺バー内へ
の熱水の流入を防止する熱水流入防止装置を設けたもの
である。その結果、手摺バー内に熱水が流れるのを防止
することができるため、手摺バーの表面が高温になるの
を防ぐことができる。ここで、熱水流入防止装置は、温
度に応じて流路を切り替える切換機構を有したものが好
適である。さらに、熱水流入防止装置は、熱水流入防止
状態であることを示す通知手段を具備していることが望
ましい。表示または警告音等により、熱水流入防止機能
が作動していることを使用者に知らせられるので、使用
者に対して湯水の供給温度が高いためにシャワーヘッド
からの吐水を停止していることを知らせることができ
る。さらに、手摺バーの中に、水を濾過する浄水カート
リッジを内蔵させたものが望ましい。本発明によれば、
手摺バー内には、熱水が流入しないので、浄水カートリ
ッジの樹脂部材の変形や水処理材の変質のおそれを伴わ
ずに、浄水カートリッジを内蔵させて、浄水をシャワー
ヘッドから散水することができる。
を参照して詳説する。図示例のシャワーシステムでは、
湯水混合栓26に水供給管13を介して、壁面28に固
定された管状の手摺バー1の下端部が接続されている。
また、手摺バー1の上部にはシャワーホース接続口6が
形成され、そのシャワーホース接続口6には、シャワー
ホース4を介してシャワーヘッド3が接続されている。
手摺バー1は、管状であれば、その基本構成は従来公知
のものを利用でき、手摺バーとして十分な剛性等の強度
などの高いものがよく、ABS、ポリプロピレン、塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリアセター
ル、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル等の樹
脂や、アルミニウム、ステンレス等の金属製の管が適用
できる。また、図示例のものでは、手摺バー1に、シャ
ワーフック5が上下に移動可能に取り付けられている。
また、湯水混合栓26は浴室下部に設けられたカウンタ
27内に収容されている。
には熱水流入防止装置2が介在している。この熱水流入
防止装置2は、手摺バー1と共に、熱水排水管9にも接
続しており、熱水配水管9は排水口10に接続してい
る。即ち、図2に示すように、熱水流入防止装置2に
は、水供給管13と接続する流入口8と、手摺バー1に
通じる湯水流出口12と、熱水配水管9と接続する熱水
流出口11とが形成されており、流入口8から熱水流入
防止装置2内に流入した水は湯水流出口12と熱水流出
口11とのいずれかから流出するような切換機構を有し
ている。そして、係る切換機構は熱水流入防止装置2内
に流入する水の温度に応じて流路を切り替えるようにな
っており、所定温度よりも低い水である湯水は湯水流出
口12に、所定温度よりも高い水である熱水は熱水流出
口11に流れるようになっている。この所定温度は、通
常、シャワーの快適水温から火傷をしない程度の温度範
囲である40℃〜60℃の間で設定することが好まし
く、約50℃が望ましい。また、本発明では、便宜上、
この所定温度よりも高い水温の水のことを熱水と称し、
所定温度よりも低い水温の水を水または湯水と称してい
る。
水混合栓26をシャワー側への通水に切り換えた場合、
湯水は水供給管13を通って流入口8から熱水流入防止
装置2内に流入する。ここで、熱水流入防止装置2の所
定温度よりも低い温度の湯水はそのまま湯水流出口12
から流出し、湯水は手摺バー1内を流れてシャワーホー
ス接続口6に達し、図1のシャワーホース4を経由して
シャワーヘッド3より吐水される。一方、熱水流入防止
装置2内に流入した水温が所定温度よりも高い場合は、
その熱水は熱水流出口11から熱水排水管9を通って排
水口10に吐出される。従って、手摺バー1内には熱水
が流入することがないので、手摺バー1の表面が高温に
なることがなく、火傷等のおそれがなくなり、快適なシ
ャワー環境をもたらすことができる。
2、水供給管13及び熱水排水管9は、カウンタ27内
に配備されている。これら熱水流入防止装置2、水供給
管13及び熱水配水管9内には、熱水が流れてその表面
も高温になるので、このように配備して使用者が触れる
のを防止することが望ましい。また、断熱材または空気
断熱層をこれらに設けて外部と断熱することも望まし
い。
手摺バー1に直接固定されているが、これに限られな
い。熱水流入防止装置2は手摺バー1への湯水供給側に
ありさえすれば、熱水流入防止装置2を手摺バー1から
離れた場所に設け、手摺バー1と熱水流入防止装置2と
をさらに配管で接続しても良い。
構としては、形状記憶合金製バネ或いは形状記憶樹脂製
バネと、バイアスバネの組み合わせ等を利用したものな
どを用いればよい。例えば、図3に示す熱水流入防止装
置2は、湯水流出口12と連通した湯水口15と、熱水
流出口11と連通した熱水口16とが形成されている。
そして、それら湯水口15と熱水口16との間に、弁体
18が上下動可能に配備されている。この弁体18の湯
水口15側には湯水口側パッキン19が、熱水口16側
には熱水口側パッキン20が設けられている。さらに、
弁体18の湯水口15側には上下に伸縮するバイアスバ
ネ等の弾性部材22が設けられ、熱水口16側には形状
記憶合金製バネ21が設けられている。この形状記憶合
金製バネ21は、所定温度以上の水が接触することによ
り、伸長するように設定しておく。従って、熱水流入防
止装置2内に水が流入していない状態においては、弾性
部材22の付勢力により弁体18は下方に位置し、湯水
口15は開口していると共に、熱水口16は弁体18の
熱水口側パッキン20により閉塞している。このような
熱水流入防止装置2において、流入口8から流入した水
は開口している湯水口15を通って湯水流出口12から
流出する。しかし、所定温度よりも高い熱水が流入口8
から流入し、これが形状記憶合金製バネ21に接触する
と、形状記憶合金製バネ21は瞬時に全長が伸びて弾性
部材22の反力以上の付勢力により、弁体18を湯水口
15側に移動させて、湯水口側パッキン19で湯水口1
5を閉塞すると共に、熱水口16が開口し、熱水は熱水
口16を通って熱水流出口11から流出する。そして、
熱水流入防止装置2内に流入する水の水温が所定温度以
下になれば、形状記憶合金製バネ21の付勢力よりも弾
性部材22の付勢力の方が大きくなり、弁体18は下方
に移動し、湯水口15が開口すると共に、熱水口16が
弁体18の熱水口側パッキン20により閉塞し、流入し
た水は開口している湯水口15を通って湯水流出口12
から流出するようになる。従って、このような熱水流入
防止装置2であれば、流入する水の水温に応じて流路が
自動的に切り替わり、所定温度以下の水のみが手摺バー
1内に流入するようになる。また、手摺バー1を断熱構
造とするものではないので、手摺バー1として適切な太
さのままでよく、または、内部の流路が細くなって流量
が低減してしまうこともない。
摺バー1への流路には流れないようにされている熱水流
入防止状態であることを示す通知手段を具備させておく
ことが望ましい。そのような通知手段としては、例え
ば、形状、模様、色彩等の視覚的な表示手段や、警告音
などのような聴覚的なもの等が挙げられる。表示手段と
しては、例えば、図3に示すように、熱水流入防止装置
2の弁体18の上下動する位置に対応する位置で外部か
ら見える範囲の位置に、ガラス等からなる透明な表示窓
14を形成しておき、外部から弁体18の移動を確認で
きるようにしておくことにより成される。例えば、弁体
18のみを赤色等の目立つ色彩に着色しておいて、弁体
18が下方に位置している状態では、弁体が見えない
が、弁体18が上方に移動すると弁体18を視認できる
位置に表示窓14を形成しておく。すると、通常時の弁
体18が下方に位置し、湯水口15が開口している状態
では、弁体18を視認できないが、弁体18が上方に移
動し、湯水口15が閉塞することで表示窓14に弁体1
8が視認されることで、使用者は、熱水が湯水混合栓2
6から供給されているのでシャワーヘッド3からは何も
散水されていないのだと容易に理解することが可能とな
る。
えば図3に示すように、熱水口16を通った熱水の一部
が流入するような警告音発生装置23を配備することで
成される。この警告音発生装置23は、ボール24とこ
のボール24を付勢するバネ25を具備するもので、警
告音発生装置23内に熱水が流入することで、その水圧
とバネ25の相互作用によりボール24が振動して、ブ
ザーのような警告音を発生する。このような警告音によ
る通知手段によっても、使用者は、熱水が湯水混合栓2
6から供給されているのでシャワーヘッド3からは何も
散水されていないのだと容易に理解することが可能とな
る。
ず、例えば、単に熱水流出口11から熱水が吐出される
のを検知して表示または警告すれば良いので、センサと
電気的な表示または警報の組み合わせ等、従来使用され
ている種々の表示・警告手段を利用できる。
が高まり、水道水に入っている残留塩素が飲料用のみな
らず、浴室での入浴や洗髪時に髪を傷めたり肌を刺激
し、また、カルキ臭を発生する要因として着目され、こ
の残留塩素を除去することが望まれていることから、残
留塩素を除去した浄水をシャワーとして散水することが
要求されている。そこで、別途、浄水器を設置して浴室
内の空間利用効率が悪化する等の不具合を伴うことな
く、浄水を散水させる為に、シャワーヘッドの中に、浄
水カートリッジを収納したものがある。しかし、そのよ
うなものであると、浄水器を浴室内に独立して設けるも
のでないので、省スペースで浴室内を広く利用すること
ができるが、シャワーヘッドの大きさにより、浄水カー
トリッジの大きさが限定され、浄水カートリッジに充填
される濾過材の量も制約があった。そのため、濾過材の
量を増加できないので、浄水カートリッジの濾過性能の
向上、長寿命化を図ることは困難であった。また、本来
中空であるシャワーヘッド内に、濾過材が充填された浄
水カートリッジを収納しているため、シャワーヘッドの
重量が重くなってしまい、特に女性や子供にとって取扱
い難いという不具合があった。そこで、手摺バー1の内
部に浄水カートリッジを内蔵することで、省スペースで
設置場所の空間利用効率を損なうことなく、水処理性能
の向上、長寿命化等が達成でき、シャワーヘッド重量が
軽く、高性能で利便性に優れた上で、浄水を散水できる
シャワーシステムが達成できる。ここで、浄水カートリ
ッジは、通常、樹脂で構成されているので、熱により変
形したり、浄水用の濾過材も熱により変質し易いという
おそれがあるので、熱水を通過させると故障原因とな
る。例えば、活性炭を使用した場合、活性炭に一旦吸着
した塩素が熱水によって破過してしまい、浄水中の残留
塩素濃度が原水のその濃度を上回ってしまったり、イオ
ン交換樹脂の場合、熱水によって、浄化性能が低下した
り、寿命が短くなったり、浄水流量が減るおそれがあ
る。
は熱水が流入しないようになっているので、安心して浄
水カートリッジを手摺バーの内部に内蔵して濾過された
湯水をシャワーとして利用することができる。手摺バー
1に浄水カートリッジを内蔵する手段は特に限られるも
のではなく、例えば、図4に示すように、浄水カートリ
ッジ30を手摺バー1内に挿入、固定すればよい。この
場合、手摺バー1と熱水流入防止装置2との間で着脱自
在としておけば、浄水カートリッジ30の交換作業が容
易にできるようになる。浄水カートリッジ30として
は、濾過性能等を有する各種の水処理材を樹脂製等のケ
ース内に収容したものを適用できる。そのような水処理
材としては、例えば、粒状又は繊維状の活性炭や亜硫酸
カルシウム、アスコルビン酸等の脱塩素処理剤、多孔質
中空糸膜、イオン交換樹脂等が用いられる。これらは、
単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。原水中
の残留塩素の除去を主な目的とする場合、脱塩素処理剤
を用いることが好ましく、中でも、脱塩素能力に優れた
亜硫酸カルシウムが好適に用いられる。また、原水中の
濁質成分の除去を目的とした場合、細菌の除去まで可能
な多孔質中空糸膜を用いることが好ましい。このような
シャワーシステムであると、熱水流入防止装置2内に流
入口から流入し、所定温度以下の浄水カートリッジに悪
影響を与えない範囲内の温度の水のみが湯水流出口12
から手摺バー1内に流入する。そして、その流入した湯
水は浄水カートリッジ30で浄化された後に、シャワー
ホース接続口6に流れるようになる。また、浄水カート
リッジ30に通すには不適切な熱水は熱水流入防止装置
2において熱水流出口11に流れ、浄水カートリッジ3
0の故障が削減される。
示すように、複数個の浄水カートリッジ32を内蔵する
こともできる。図示例の浄水カートリッジ32は、略円
柱状で、その先端部に形成された凸部34に凸部通水口
36が形成され、他端部に形成された凹部38に凹部通
水口40が形成されており、1つの浄水カートリッジ3
2の凸部34と他の浄水カートリッジ32の凹部38と
が相互に嵌合可能となっている。また、図示例のもので
は、各凸部34の側面には、パッキン42が形成されて
おり、嵌合した際の連結状態を確実にすると共に、浄水
の漏れを防止することができる。そして、凸部通水口3
6と凹部通水口40とは浄水カートリッジ32の中心を
貫通する通水管44にて連通している。通水管44は管
状体であって、多数の微細孔が穿設されているものであ
る。この通水管44の周囲に所定の水処理材45が形成
されている。さらに、手摺バー1の上端には蓋部材47
が、下端には熱水流入防止装置2と接続するアダプタ4
6がそれぞれ着脱可能に取り付けられている。この手摺
バー1においては、熱水流入防止装置2からの湯水がア
ダプタ46の原水入水部48から送給され、各浄水カー
トリッジ32の通水管44を経て水処理材45内に入り
込み、浄化された後、浄水が手摺バー1の内壁面と浄水
カートリッジ32の間隙を通って手摺バー1に形成され
たシャワーホース接続口6から吐出される。
トリッジを特別な接続部材を要することなく連結するこ
とができ、また、浄水カートリッジの交換作業が容易で
ある。このように複数個の浄水カートリッジを用いるよ
うにすることで、目標性能に応じた任意の数の浄水カー
トリッジの使用が可能となり、長寿命化が容易となる。
さらに、短い複数個の浄水カートリッジ32を連結して
内蔵するようにすることによって、全体としての浄水機
能を損なうことなく、1つ当たりの浄水カートリッジを
小型化することで、浄水カートリッジの交換作業等が容
易となるので、複数個の浄水カートリッジ32を手摺バ
ー1の中で連結して内蔵するようにすることが望まし
い。さらに、複数個の浄水カートリッジを用いること
で、異なる種類の浄水カートリッジを組み合わせて用い
ることができ、例えば原水の状況等に応じて、複合的な
効果を発生させることができる。例えば、原水中の残留
塩素と重金属イオンの除去を目的とする場合、水処理材
として脱塩素処理剤が充填された浄水カートリッジと、
イオン交換樹脂が充填された浄水カートリッジとを併用
することで、両機能を共に有する浄水機能を発揮させる
ことができる。尚、複数の各浄水カートリッジは、必ず
しも全てが同一形状でなくても良いが、同一形状にする
ことによって、金型等の生産コストを削減できる。
ッジを経由せずにシャワーホース接続口6に通じるバイ
パスを形成し、そのバイパスへの湯水の通水を制御する
切換機構とを設けることもできる。そのような構造のも
のであると、切換機構を利用者が操作することによっ
て、原水のままか、または、浄水を切り換えてシャワー
から出すことができる。従って、浄水を必要としないと
き、例えば、桶やタオルをシャワーから出る原水を使っ
て洗浄ができる。このように、必要なときにだけ浄水を
使用することで、水処理材の寿命を延ばすことが可能と
なる。切換機構としては、周知一般のものを利用すれば
よく、ロータ弁式、ボール弁式等の切換弁を適用でき
る。
手摺バーを配管として利用すると共に、使用者が熱水を
通水しようとした場合でも、手摺バー内への熱水の流入
を防止できるため、手摺バーの表面が高温になることを
防ぐことができる。従って、手摺バーとしての機能を十
分に果たしつつ、使用者にとって非常に安全で使い勝手
の良いシャワーシステムを提供することができる。特
に、通知手段を具備したものであると、使用者が誤って
熱水を通水した場合に、シャワーヘッドから湯水が吐水
されない状態をシャワーシステムの故障や給水の停止な
どと勘違いすることなく、熱水を通水したことにより熱
水流入防止機能が作動したものと即座に判断することが
できるので、使用者にとって非常に利便性の高いシャワ
ーシステムを提供することができる。さらに、手摺バー
内に熱水が流入しないので、浄水カートリッジをその樹
脂部材の変形や、水処理材の変質のおそれなく手摺バー
内に、内蔵できる。従って、省スペースを図りつつ、浄
水をシャワーヘッドから散水することが可能となる。
図である。
止装置の断面図である。
例を示す断面図である。
ーと熱水流入防止装置の断面図である。
の手摺バーを示す断面図である。
る。
視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 管状の手摺バーに、水供給管と、シャワ
ーヘッドとが接続したシャワーシステムにおいて、前記
手摺バー内への熱水の流入を防止する熱水流入防止装置
が設けられていることを特徴とするシャワーシステム。 - 【請求項2】 前記熱水流入防止装置は、温度に応じて
流路を切り替える切換機構を有したものであることを特
徴とする請求項1記載のシャワーシステム。 - 【請求項3】 前記熱水流入防止装置は、熱水流入防止
状態であることを示す通知手段を具備していることを特
徴とする請求項1または2記載のシャワーシステム。 - 【請求項4】 前記手摺バーの中に、水を濾過する浄水
カートリッジが内蔵されていることを特徴とする請求項
1、2、3のいずれかに記載のシャワーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001042297A JP2002238792A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | シャワーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001042297A JP2002238792A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | シャワーシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001042297A Pending JP2002238792A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | シャワーシステム |
Country Status (1)
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