JP4176065B2 - 金属イオン水発生シャワー器 - Google Patents

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Description

本発明は、銀イオン等を含む金属イオン水を発生するシャワー器に関するものである。
従来、衣類に抗菌性を持たせる付加機能を有した銀イオン水生成機能付き洗濯機が開示されている(例えば、特許文献1及び2参照)。この洗濯機は、銀イオン溶出ユニットで生成させた銀イオンを含んだ水道水(以下、「銀イオン水」という。)を、衣類洗濯中の洗濯槽内に注入し、衣類の洗濯とともに銀イオンの作用によって衣類を抗菌処理するものである。銀イオンの抗菌メカニズムは広く知られており、図8に示す通りである。洗濯物が乾燥するまでの生乾き時の細菌の増殖を抑え、衣類が発する生乾きの臭いを抑制するだけでなく、洗濯乾燥後、銀イオンが衣類にコーティングされているので、着用中の細菌の増殖を抑え、衣類が発する汗臭や足の臭いを抑制することができる。
このように銀イオン溶出ユニットを本体に内蔵したタイプの洗濯機は、洗濯機本来の洗濯機能と衣類の抗菌機能とが連動しているため、機能の面でも優れ、また本体サイズも従来の洗濯機とほとんど変わらないため、設置スペースの面でも優れたものではあるが、需用者にとっては洗濯機自体の買い換えを余儀なくされ、出費が大きいという問題があった。
そこで、従来の洗濯機にも簡単に取付けることのできるよう、汎用性に富んだ銀イオン水発生器が提供されている。図9は、従来の銀イオン水発生器の一例の斜視図であり、図10は、その銀イオン水発生器の銀イオン溶出ユニットの断面図である。
以下、この従来の銀イオン水発生器について図9及び図10を参照して説明する。151は、銀イオン水発生器150の回路基板や電池を内蔵したコントローラであり、回転スイッチ152の操作によって電源をON、OFFされるとともに、銀イオンの溶出量を制御するものである。154は、銀イオン溶出ユニット153の動作状態を表示する発光ダイオード(LED)である。
銀イオン溶出ユニット153は、ケーブル164によりコントローラ151と電気的に接続される。銀イオン溶出ユニット153は、排水継手156を有する銀イオン溶出管155と、銀イオン溶出管155の入水口157に取付けられた連結管158と、連結管158の入水口159に取付けられた継手160と、継手160に金具161によって接続されたホース162と、ホース162の上端に取付けられた給水継手163とを備える。給水継手163は、水道蛇口に直結され、排水継手156は洗濯機の給水ホースに接続される。
銀イオン溶出管155内部には、銀からなる一対の電極プレート157,158が対峙して設けられている。各電極プレート157,158は、コントローラ151内部の回路基板にケーブル164内部を通るリード線により接続される。さらに、銀イオン溶出管155内部には、スプリング165によって入水口157側に付勢されたフロート166が設けられている。フロート166にはマグネットが取り付けられており、銀イオン溶出管155の外面に設けられたホールセンサ167とともに、水流センサーを構成している。
この構成で、コントローラ151の回転スイッチ152を入れ、洗濯機を運転すると、洗濯槽への給水時に水流センサーの検知によって銀イオン溶出ユニット153が動作し、電極プレート157,158に所定電流が流れ、陽極側から銀イオンが溶出し、銀イオン水が洗濯槽内に供給される。これにより、銀イオン水で衣類が洗濯されるため、銀イオンを衣類にコーティングすることができる。
ところで、夏場は、人体は汗等で皮膚上の常存菌による強い臭いを発する。そのため、銀イオンがコーティングされた肌着を着ても、皮膚上の常存菌を充分に抑制することはできず、強い体臭は抑えることはできない。これに対し、夏場の体臭をカットして、快適な生活を送りたいという要望が強いことから、上記の銀イオン水発生器150をシャワー器に応用することが検討されている。
しかしながら、高湿度の浴室内で銀イオン水発生器を使用する上では、高い防水性能が要求されることは勿論、場所を取らずにカーテンレール等に容易に吊り下げられる等の浴室での使用に適した利便性を備えなければ実使用には耐えない。従って、上記の銀イオン水発生器150をそのまま浴室に設置するという訳にはいかない。また、夏場は、海水浴場等の屋外でもシャワーを浴びる機会が多いが、上記の銀イオン水発生器150では、コントローラ151と銀イオン溶出ユニット153とが別体となっており、ケーブル164が絡んだりして持ち運ぶには不便であった。
そこで、本発明者らは鋭意研究を進め、このような点を改善した金属イオン水発生シャワー器を発明している(特願2004−111700号:特開2005−319449号公報参照)。図11に示すように、この従来の金属イオン水発生シャワー器200は、本体201上部にU字型の把手220を備え、この把手220を、浴室のカーテンレール252等に本体201を吊り下げるためのフックとして使用することができるようにしたものである。
特開2004−24597号公報 特開2001−276484号公報
しかしながら、上記従来の金属イオン水発生シャワー器200の構成では、本体201はカーテンレール252に単に吊り下げられているだけで固定されていないので、その状態で本体201の操作を行おうとすると、本体201が揺れたり、カーテンレール252に沿って移動したりしやすく不安定で、使用者自身の手で本体201を支える必要があり、使い勝手が悪かった。
また、上記出願明細書には、図12に示すように、浴室の壁等に、特殊なフック256を有する装着具257を設けるとともに、本体201の背面に設けた凹所255を形成することにより、本体201を壁掛けにして設置できるようにした使用態様も記載されている。
しかしながら、細長の本体201を縦型の配置でしか壁掛けできないため、設置の自由度が低かった。換言すれば、使用者が本体操作や見栄えにおいて最適と考える壁掛け位置であっても、その上下に鏡や把手等の障害物が存在する場合は、その位置に本体201を設置することができず、位置をずらすか異なる壁面に設置する等して妥協せざるを得ないという問題があった。
上記目的を達成するため、本体と、該本体内に形成された電池室及び電装室と、前記電装室内に配置され前記電池室内の電池と電気的に接続される回路基板と、前記本体内部に設置され前記回路基板に電気的に接続される金属イオン溶出ユニットと、一端が前記金属イオン溶出ユニットの流入口に取付けられるとともに他端が水道水を供給する給水ホースに接続される給水継手と、一端が前記金属イオン溶出ユニットの流出口に取付けられるとともに他端がシャワーヘッドを有する排水ホースに接続される排水継手と、前記本体を前記浴室の壁面に対して縦型若しくは横型の配置で装着可能な縦横両用装着手段を備え、
前記金属イオン溶出ユニットを前記本体内に形成された金属イオン溶出ユニット室内に設置し、前記金属イオン溶出ユニット室の内外を連通させる穴を前記本体の下部及び両側部に設けたことを特徴とするものである。
この構成によると、湯気や空気の排気口及び水滴の排水口を金属イオン溶出ユニット室に形成することができる。従って、金属イオン溶出ユニット室内に侵入した湯気や空気が排気口を通じて排気され金属イオン溶出ユニット室内に生ずる結露を抑制することができるとともに、金属イオン溶出ユニット室内に溜まった水が排水口から排水され金属イオン溶出ユニット室内に生じた結露を解消することができる。
また、金属イオン水発生シャワー器を浴室に壁掛けで装着する際、浴室の壁面に設置されている鏡や把手等を避けて、その状況に合わせて縦型と横型のどちらかの本体配置を自由に選択して設置することができる。
具体的には、本体背面に取付けられる第1プレートと、浴室の壁面に装着される第2プレートとを備え、第1,第2プレート間に設けられた係合機構によって前記本体が前記浴室の壁面に対して装着されるものである。
この場合、金属イオン溶出ユニットを本体内に形成された金属イオン溶出ユニット室内に設置し、2つの第1プレートを、本体背面に着脱自在に取付けられる電池室の蓋と、本体背面に着脱自在に取付けられる金属イオン溶出ユニット室の蓋とにそれぞれ取付ける構造を採用することができる。
この構造によると、金属電極等の消耗品の交換を金属イオン溶出ユニット室の蓋を開けることにより該ユニット単位で簡単に行えるようになる。また、2つの第1プレートのそれぞれを本体背面に着脱可能な電池室の蓋及び金属イオン溶出ユニット室の蓋に設けることができ、製品の前パネル部分のみを縦型及び横型のそれぞれに対応したものを用意しておけば、それ以外の部品の共用化が図られ、製品コストの削減に寄与することができる。
また、金属イオン溶出ユニットの一対の金属電極端子間の絶縁距離を確保するためのリブを設けると、金属イオン溶出ユニット室内に結露が生じた場合でも両端子間の短絡や絶縁劣化を防ぐことができる。
なお、本体上部にU字型の把手を設けたり、本体下部にU字型のタオルハンガーを設けたりすることで、金属イオン水発生シャワー器の利便性を高めることができる。
本発明によると、浴室の壁面の状況に合わせて縦型と横型のいずれの配置でも本体を壁掛け設置することができる使い勝手のよい金属イオン水発生シャワー器を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る金属イオン水発生シャワー器の外観の一部分を分解して示す斜視図である。また、図2は、その金属イオン水発生シャワー器の側断面図(a)、x−x線断面図(b)、y−y線断面図(c)、z−z線断面図(d)及びw−w線断面図(e)である。
金属イオン水発生シャワー器100の本体1は、図1及び図2(a)に示すように、長方形の前パネル2及び後ケース3からなり、前パネル2の前壁内面の数カ所に凸設されたボス2aに対して後ケース3をネジ止めして形成されるものである。
図3は、後ケースの一部を切断して示す斜視図である。図2(a)及び図3に示すように、後ケース3の幅方向(図3のWの方向)の中央部であって、高さ方向(Hの方向)の略中央から上部にかけて凹所が形成されており、該凹所は4本の電池4を収容する電池室5となっている。電池室5の背面は、電池4を着脱する電池着脱口5aとなっており、該電池着脱口5aに蓋6を取り付けて電池室5内を密閉している。
図1に示すように、蓋6は、その下端に突設された蓋爪6aを後ケース3の電池室5下部に設けられた凹部5kに差し込んで、開閉が簡単なコインねじ16で蓋6の上端に設けられたねじ穴6b及び後ケース3内の上端部に固定されているナット18にねじ込まれて取り付けられている。蓋6の背面には、所定の深さを有する略正菱形の凹所17が設けられており、この凹所17に略正菱形の壁掛けプレート(第1プレート)19を取り付けている。菱形の頂点に当たる凹所17の平面部の上下端及び左右端には、ねじホルダー17a及び17bがそれぞれ形成されている。
図4に示すように、壁掛けプレート19は、その周囲壁19aと同じ高さで縦に延びて周囲壁19aに繋がる2本の補強リブ19bを有しており、2本の補強リブ19b間を2つのアーチ状のリブ19cで橋渡して、リブ19b,19cで小判型に囲まれた空間に凹部20を形成している。この凹部20は壁掛けプレート19の背面に設けた略小判型の懸架穴19dを介して外部と連通している。懸架穴19dの輪郭は、凹部20の形状とおおむね一致しているが、懸架穴19dの上3/1程度の部分は凹部20の形状よりも若干小さな幅及アーチ半径となっており、その部分の周囲に凹部20の係止壁20aが形成されている。菱形の頂点に当たる壁掛けプレート19の平面部の上下端には、ねじ穴19eが形成されている。壁掛けプレート19は、図1に示すように、ねじ21で壁掛けプレート19に設けられたねじ穴19e及び蓋6の凹所17に設けられたねじホルダー17a又は17bにねじ込まれて取り付けられる。このとき、本体1を浴室の壁面に縦型と横型のいずれで壁掛け設置するかによって懸架穴19dの配向を変えて壁掛けプレート19を取付けることになる。
すなわち、本体1を縦にして壁掛けするときは、図1のように、懸架穴19dの長手方向が本体1の長手方向と一致し、かつ、係止壁20aが懸架穴19dの上側に位置する向きで、2つの壁掛けプレート19は蓋6の凹所17及び蓋23の凹所24にそれぞれ取り付けられる。このとき、壁掛けプレート19を固定するねじ21は凹所17の上下のねじホルダー17aに対してねじ込まれる。他方、本体1を横にして壁掛けするときは、壁掛けプレート19を図1の矢印Aように90°回転し、懸架穴19dの長手方向が本体1の短手方向と一致し、かつ、係止壁20aが懸架穴19dの(本体1正面から見て)右側に位置する向きで、2つの壁掛けプレート19が蓋6の凹所17及び蓋23の凹所24にそれぞれ取り付けられる。このとき、壁掛けプレート19を固定するねじ21は凹所17の左右のねじホルダー17bに対してねじ込まれる。壁掛けの向きを縦から横に変更したいとき、又はその逆のときは、壁掛けプレート19を一度取り外して向きを変えて付け直すことになる。
なお、図5に示すように、壁掛けプレート19として、十文字の懸架穴19d及び凹部20を備えたものを使用すると、壁掛けプレート19の付け直しの手間が省かれる。
図2(b)及び図3に示すように、後ケース3の背壁内面には、電池室5の下部に、該電池室5の幅と同程度の幅の矩形を囲むように、隔壁状のリブ7が凸設されている。また、リブ7の前端面7bには、該リブ7の全長にわたって一条の溝7cが設けられている。
図3に示すように、電池室5の前壁5b外面の左右側縁部には、所定の幅で段面5fが形成されている(P部拡大図参照)。この段面5fは、前記リブ7の前端面7bと面一となっている。また、段面5fには、所定深さの一条の溝5gが高さ方向に延びて設けられている。この溝5gは、前記リブ7の溝7cと繋がっており、全体として略U字状の一条の溝13が後ケース3の前面側に形成される。そして、この溝13に、該溝13の輪郭と同形状であって、厚みが溝幅と略等しく、かつ、奥行きが溝深さよりも長いシール部材8を差し込んで取り付けている。シール部材8は樹脂やゴムから成り、その上端面は後ケース3の上壁まで達してその内面に当接している(図2(b)参照)。
図2(b)及び図3に示すように、後ケース3の幅方向(図3のWの方向)の略全域であって、リブ7の下端縁から高さ方向(Hの方向)の下部にかけて凹所が形成されており、該凹所は後述する金属イオン溶出ユニット39が設置される金属イオン溶出ユニット室22となっている。金属イオン溶出ユニット室22の背面は、金属イオン溶出ユニット39を交換するための開口22aとなっており、該開口22aに蓋23を取り付けて金属イオン溶出ユニット室22内を密閉している。蓋23は、その上端に突設された蓋爪23aを後ケース3の金属イオン溶出ユニット室22上部に設けられた凹部22bに差し込んで、開閉が簡単なコインねじ16で蓋23の上端に設けられたねじ穴23b及び後ケース3内の下端部に固定されているナット18にねじ込まれて取り付けられている。蓋23の下壁には、蓋23の開口側縁部から奥方へ延びて、2つのスリット穴23cが間隔を隔てて設けられている。また、蓋23の側壁には、パイプを挟持するために半円弧状に切り欠かれた部分からさらに奥方へ切り欠き穴23dが設けられている。
蓋23の背面には、所定の深さを有する略正菱形の凹所24が設けられており、この凹所24に上記と同様の略正菱形の壁掛けプレート(第1プレート)19を取り付けている。菱形の頂点に当たる凹所24の平面部の上下端及び左右端には、ねじホルダー24a及び24bがそれぞれ形成されている。壁掛けプレート19は、ねじ21で壁掛けプレート19に設けられたねじ穴19e及び蓋23の凹所24に設けられたねじホルダー24aにねじ込まれて取り付けられている。
シール部材8の前端面8aは、図2(a)及び図2(c)に示すように、前パネル2の前壁の内面に当接するようになっている。従って、前パネル2、後ケース3、リブ7及びシール部材8によって本体1内部に気密にシールされた空間9が囲まれる。該空間9の下部、すなわち、該空間9のうち電池室5の底壁5cよりも下側は、回路基板10等の電装部品が搭載される電装室11となっている。
図2(a)及び図2(b)において、符号12は皿状部材であり、該皿状部材12の背壁には縦方向の2カ所に回路基板10の装着用のボス12aが設けられ、側壁外面の3カ所にはネジ穴を有するフランジ12bが設けられている。皿状部材12は、前パネル2と後ケース3の合体前に、ボス12aに回路基板10をネジ止めした後、前記フランジ12bを後ケース3の後壁内面に設けられたボス(図示せず)に対してネジ止めすることにより後ケース3に取り付けられる。これにより、後ケース3に電池室5、電装室11等の電気関係部品を集約され、配線が少なくて済むだけでなく、前パネル2と後ケース3との合体時の配線の噛み込みを避け易いなど、組立性が良いものとなる。そうしておいて、前パネル2と後ケース3を合体させると、図示のごとく、皿状部材12は電装室11内に配置され、リブ7及びシール部材8によって、回路基板10は電装室11の外側からシールされる。なお、シール部材8は、本体1を補強する役割も果たしており、これにより前パネル2が外側から製品奥行き方向(図3のDの方向)に強く押された場合でも、前パネル2が内側へ変形するのを防止することができる。
浴室内の湯気は、図2(b)及び図2(d)の矢印のように、金属イオン溶出ユニット室22の蓋23に設けたスリット穴23cから本体1内に入り込み、金属イオン溶出ユニット室22内を通過して、切り欠き23dから本体1外部へ抜け出す。このため、後述する銀イオン溶出ユニット39に生ずる結露等を防ぐことができる。また、電装室11内部は気密にシールされているので、湯気が電装室11内に浸入する虞はなく、回路基板10を湿気から保護し、絶縁劣化を防止することができる。金属イオン溶出ユニット室22内に溜まった水滴は、スリット穴23c又は切り欠き23dから本体1外へ排出される。
図2(a)及び図2(b)に示すように、回路基板10には、2つのタクトスイッチ27と3つの発光ダイオード(LED)28が設けられている。2つのタクトスイッチ27は、前パネル2の前壁に設けられた銀イオン濃度切換えボタン30及び電源ボタン31に対応して配置され、3つの発光ダイオード28は、前パネル2の前壁に小さな丸窓として設けられた光透過性の3つの銀イオン濃度表示ランプ32に対応して配置されている。回路基板10は、電池室5内に設置された電池4と電気的に接続されている。
図2(a)、図2(c)及び図3に示すように、電池室5は、電池着脱口5aの近傍において、電池室5の底壁5c、左右側壁5d及び天井壁5eの内面に、所定の幅で電池着脱口5aと向かい合う段面5jが形成されている(図3のQ部拡大図参照)。また、段面5jには、該段面5jに沿って矩形を縁取るように、所定深さの溝14が設けられている。そして、この溝14に、該溝14の輪郭と同形状であって、厚みが溝幅と略等しく、かつ、奥行きが溝深さよりも長いシール部材15を差し込んで取り付けている。シール部材15の材質は、上記シール部材8と同じである。
このシール部材15の後端面15aは、図2(a)及び図2(c)に示すように、蓋6の内面に当接するようになっている。従って、電池室5内部はシール部材15によって気密にシールされる。
図1に示すように、本体1上部には、該本体1を手提げして持ち運ぶためのU字状の把手25が設けられている。この把手25は、電池4や金属イオン溶出ユニット39の交換の際に本体1を保持しておくために使用することもできる。本体1下部には、タオル等を引っかけるためのU字状のハンガー26が設けられている。
後ケース3の側壁には、電装室11の下方において、右側壁に給水継手33、左側壁に排水継手34が挿着されており、これら給水継手33と排水継手34の間に後述する銀イオン溶出ユニット39が装着されている。給水継手33の内部には、流水中に含まれる小石等の通過を防ぐフィルター35が設けられている。本体1外へ突出する給水継手33の水の流入口部330は、周囲にホース取付け用のネジ部330aを有する。同様に、排水継手34の水の流出口部340も、周囲にホース取付け用のネジ部340aを有する。給水継手33の流入口部330には、水道のシャワー用給水栓に取り付けられる図示しない給水ホースの下流端に設けた給水継手が螺合され、排水継手34の流出口部340には、シャワーヘッドを有する図示しない排水ホース(シャワー側ホース)の上流端に設けた排水継手が螺合される。従って、金属イオン水発生シャワー器100を浴室のシャワー設備等に簡単に設置し、取り外すことができる。
図2(a)、図2(b)及び図2(d)に示すように、銀イオン溶出ユニット39は、合成樹脂等の絶縁材料からなるケース40を有する。ケース40は、一方の端に水の流入口41、他方の端に水の流出口42を備える。ケース40の内部には、銀からなる2枚の板状電極43,44が互いに略平行する形で、且つ所定間隔を置いて配置され、該電極43,44の上流側にスプリング45の付勢力によって流入口41を塞ぐフロート46が設けられている。なお、電極43,44の材料は銀に限らず、抗菌性を有する金属イオンのもとになる金属であれば、銅、亜鉛等でもよい。ケース40の下部には、流入口41側に小部屋47が区画され、該小部屋47内にホールセンサ(図示せず)を備えたセンサー回路48が設置されている。フロート46はマグネット(図示せず)を備え、給水継手33から流入する流水の水勢が増すと水圧によってフロート46が付勢に抗して押され、マグネットがホールセンサを作動させ、回路基板10上のスイッチング回路(図示せず)をオンする。
図2(d)に示すように、電極43,44には各々一端に金属端子49,50がろう付け接続されている。金属イオン溶出ユニット39は、ケース40内に電極43,44がインサート成形された一体の部品からなる。金属端子49,50はケース40の外に突出し、リード線(図示せず)を介して回路基板10上の電流制御回路(図示せず)に接続される。電流制御回路は、電極43,44間に水を介して所定の交番電流を調整可能な時間で流すものである。また、金属端子49,50部からの漏水を防止するため、Oリングパッキン51を金属端子49,50に挿入し、金属イオン溶出ユニット39にOリング押さえ52を超音波溶着している。Oリング押さえ52は、箱状の囲いリブから成り、金属イオン溶出ユニット室22内に結露が発生しても金属端子49,50間に距離を確保することができることので、これら金属端子49,50の絶縁劣化等を防ぐことができる。
水道水を給水継手33から銀イオン溶出ユニット39に供給すると、図2(d)の矢印Fで示すように、ケース40の内部には電極43,44の長手方向と平行に水が流れる。このとき、スイッチング回路(図示せず)がオンされ、電流制御回路(図示せず)によって電極43,44間を流れる水(湯)に、水の導電率に合わせて定量電流を流すと、電極の陽極側から銀イオンが溶出する。これにより、銀イオン水(湯)をシャワーヘッドから供給することができる。銀イオンの溶出量は、銀イオン濃度切換えボタン30で選択切換え可能であり、電流制御回路の電流発生の時間や電流量を変えること等により銀イオンの溶出量を変化させ、これにより使用者は所望する濃度での銀イオン水(湯)を授受でき、快適な金属イオン水発生シャワー器を提供することができる。
次に、上記金属イオン水発生シャワー器を浴室の壁面に壁掛けで使用するときの使用形態について説明する。まず、本体1を縦にして壁掛けする場合について説明する。浴室の壁面には、あらかじめ図6のような縦フックプレート(第2のプレート)53が取り付けられている。すなわち、図6に示すように、縦フックプレート53は、図示しないねじを四隅のねじ穴53aを通して浴室の壁面にねじ込まれて取り付けられる。そして、本体1を保持し、縦フックプレート53に設けられたフック54を各壁掛けプレート19の懸架穴19dより凹部20に挿入する。このまま本体1を保持していた力を抜くと、本体1は自重で落下しようとするが、フック54が凹部20の係止壁20aに引っかかるため落下することはなく、本体1を縦型の配置で浴室の壁面に壁掛けで設置することができる。
次に、本体1を横にして壁掛けする場合について説明する。浴室の壁面には、あらかじめ図7のような横フックプレート(第2のプレート)55が取り付けられている。すなわち、図7に示すように、横フックプレート55は、図示しないねじを四隅のねじ穴55aを通して浴室の壁面にねじ込まれて取り付けられる。そして、本体1を保持し、横フックプレート53に設けられたフック56を各壁掛けプレート19の懸架穴19dより凹部20に挿入する。このまま本体1を保持していた力を抜くと、本体1は自重で落下しようとするが、フック56が凹部20の係止壁20aに引っかかるため落下することはなく、本体1を横型の配置で浴室の壁面に壁掛けで設置することができる。
金属イオン水発生シャワー器100は、高温多湿となる浴室の壁面に設置して使用することを想定しているので、金属イオン溶出ユニット39内を流れる水と金属イオン溶出ユニット室22内の温度との温度差により、金属イオン溶出ユニット39の表面全体に結露し、端子接続部などが絶縁劣化するおそれがある。ところが、上述の通り蓋23にスリット穴23cや切り欠き穴23dを設けているため、本体1を縦にして設置する場合は金属イオン溶出ユニット39に結露して金属イオン溶出ユニット室22に落下した水滴を本体1の下端に位置するスリット穴23cから排水することができるとともに、浴室内の湯気がスリット穴23cから金属イオン溶出ユニット室22内に侵入しても本体1の側面に位置する切り欠き穴23dを通過して外部に逃がすことができる。また、本体1を横にして設置する場合は金属イオン溶出ユニット39に結露して金属イオン溶出ユニット室22に落下した水滴を本体1の下端に位置する一方の切り欠き穴23dから排水することができるとともに、浴室内の湯気が該切り欠き穴23dから金属イオン溶出ユニット室22内に侵入しても本体1の側面に位置するスリット穴23cや本体1の上端に位置する他方の切り欠き穴23dを通過して外部に逃がすことができる。従って、金属端子接続部などの絶縁劣化を効果的に防ぐことができる。
本発明の金属イオン水発生シャワー器は、夏場の体臭をカットし、清潔に保つためのエチケット用品として利用でき、快適な生活を支援する商品としても価値が高い。
は、本発明に係る金属イオン水発生シャワー器の一部分を分解して示す外観斜視図である。 は、その金属イオン水発生シャワー器の側断面図(a)、x−x線断面図(b)、y−y線断面図(c)、z−z線断面図(d)及びw−w線断面図(e)である。 は、後ケースの一部を切断して示す斜視図である。 は、壁掛けプレートの一例を示す平面図である。 は、壁掛けプレートの他の例を示す平面図である。 は、金属イオン水発生シャワー器を縦に壁掛けする状態を示す斜視図である。 は、金属イオン水発生シャワー器を横に壁掛けする状態を示す斜視図である。 は、銀イオンの抗菌メカニズムを示す模式図である。 は、従来の銀イオン水発生器の一例の斜視図である。 は、その銀イオン水発生器の銀イオン溶出ユニットの断面図である。 は、従来の金属イオン水発生シャワー器の外観斜視図である。 は、上記従来の金属イオン水発生シャワー器の本体の装着手段の一例を示す模式的な斜視図である。
符号の説明
100 金属イオン水発生シャワー器
1 本体
2 前パネル
3 後ケース
4 電池
5 電池室
6 蓋
8 シール部材
11 電装室
14 溝
15 シール部材
19 壁掛けプレート(第1プレート)
22 金属イオン溶出ユニット室
23 蓋
39 銀イオン溶出ユニット
33 給水継手
34 排水継手
35 フィルター
53 縦フックプレート(第2プレート)
55 横フックプレート(第2プレート)

Claims (6)

  1. 本体と、該本体内に形成された電池室及び電装室と、前記電装室内に配置され前記電池室内の電池と電気的に接続される回路基板と、前記本体内部に設置され前記回路基板に電気的に接続される金属イオン溶出ユニットと、一端が前記金属イオン溶出ユニットの流入口に取付けられるとともに他端が水道水を供給する給水ホースに接続される給水継手と、一端が前記金属イオン溶出ユニットの流出口に取付けられるとともに他端がシャワーヘッドを有する排水ホースに接続される排水継手と、前記本体を前記浴室の壁面に対して縦型若しくは横型の配置で装着可能な縦横両用装着手段を備え、
    前記金属イオン溶出ユニットを前記本体内に形成された金属イオン溶出ユニット室内に設置し、前記金属イオン溶出ユニット室の内外を連通させる穴を前記本体の下部及び両側部に設けたことを特徴とする金属イオン水発生シャワー器。
  2. 本体背面に取付けられる第1プレートと、浴室の壁面に装着される第2プレートとを備え、第1,第2プレート間に設けられた係合機構によって前記本体が前記浴室の壁面に対して装着されることを特徴とする請求項1に記載の金属イオン水発生シャワー器。
  3. つの第1プレートを、本体背面に着脱自在に取付けられる電池室の蓋と、本体背面に着脱自在に取付けられる金属イオン溶出ユニット室の蓋とにそれぞれ取付けたことを特徴とする請求項2に記載の金属イオン水発生シャワー器。
  4. 金属イオン溶出ユニットの一対の金属電極端子間の絶縁距離を確保するためのリブを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の金属イオン水発生シャワー器。
  5. 本体上部にU字型の把手を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の金属イオン水発生シャワー器。
  6. 本体下部にU字型のタオルハンガーを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の金属イオン水発生シャワー器。
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