JP4110617B2 - エンジン吸気系の配設構造 - Google Patents

エンジン吸気系の配設構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン吸気系の配設構造において、特に吸気レゾネータを備えた吸気ダクトの配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のエンジン吸気系の配設構造として、車体右前部のホイールハウスの前側位置にエアクリーナと連通した吸気ダクトを配置したものが知られている(例えば、特開平5−1634号公報参照)。このものでは、ホイールハウスの前側位置において、U字状に形成された吸気ダクトを配設しており、この吸気ダクト下部の車体外方側から前側にかけてL字状に形成された共鳴形消音器としての第1吸気レゾネータと、上記吸気ダクト上部の車体内方側に第2吸気レゾネータとを備えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ホイールハウスの前方位置であって、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダの下端縁と、フロントサイドフレームの下端縁とに囲まれた部分は、下側に開口するようになっているため、この下側開口から雨水若しくは路面の水が上記フロントフェンダとフロントサイドフレームとの間の空間、及び、エンジンルーム内に跳ね上がるおそれがある。そして、このような跳ね上がりが過度であると吸気ダクト内に水が侵入してしまうおそれがある。
【0004】
また、従来の吸気ダクトにおいても、吸気騒音を低減するために第1及び第2吸気レゾネータが備えられているが、このような吸気レゾネータは、この吸気レゾネータの容積と、上記吸気ダクトと各吸気レゾネータを連通させる連通管の断面積及び長さとによって消音可能な吸気騒音の周波数が設定されるようになっている。そして、低周波域の吸気騒音を低減させるには、比較的大容積の吸気レゾネータにする必要があるが、上記フロントフェンダとフロントサイドフレームとの間の空間、若しくは、エンジンルーム内にそのような大容積の吸気レゾネータを配設することが困難な場合がある。このため、吸気騒音の低減を十分に図り得ないという不都合がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ホイールハウスの前方で、シュラウドパネルの下端縁との間の上記の如き下側開口からの水の侵入を確実に防止することによって吸気ダクトへの水の侵入を確実に防止することにあり、加えて、吸気レゾネータのより大容積化を実現して吸気騒音の十分な低減化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、発明は、エンジン吸気系の吸気ダクトを、前輪のホイールハウス前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側に開口する下側開口を閉止するように配設する構成とするものである。
【0007】
上記の構成の場合、前輪のホイールハウス前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側開口が吸気ダクトにより閉止されるため、水が上記フロントフェンダとフロントサイドフレームとの間の空間、若しくは、エンジンルーム内に跳ね上がること等を防止することが確実に可能になり、その結果、上記吸気ダクト内に水が侵入することを防止することが確実に可能になる。
【0008】
吸気ダクトを、ホイールハウス内に配設されたマッドフラップ前側壁と、シュラウドパネルと、フロントフェンダとに囲まれた空間を埋めるように配設する構成としてもよい。
【0009】
上記の構成の場合、マッドフラップ前側壁と、シュラウドパネルと、フロントフェンダとに囲まれた空間を吸気ダクトが埋めるように配設されることで、この空間の下側開口を閉止することが可能になる上に、車体の前部において未利用空間として残された上記空間の有効利用が図られる。
【0010】
吸気ダクトを、この吸気ダクトに対し連通管によって連通された消音手段を複数個備えたものとし、上記複数個の消音手段の内、最大容積を有する消音手段を上記吸気ダクトの前側に配設し、かつ、シュラウドパネルに対し支持固定する構成とすることによって、最大容積を有する消音手段が、前輪のホイールハウス前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側開口を効果的に閉止するため、水が上記フロントフェンダとフロントサイドフレームとの間の空間、若しくは、エンジンルーム内に侵入することを防止して吸気ダクト内に水が侵入することをより一層確実に防止することが可能になる。また、上記消音手段がシュラウドパネルに支持固定されることにより、上記吸気ダクトの支持剛性を向上させることが可能になる。これに伴い、上記吸気ダクト自体の振動の低減化が図られて上記吸気ダクトの振動に基づく騒音の低減化を図ることが可能になる。
【0011】
最大容積を有する消音手段を、マッドフラップ前側壁と、シュラウドパネルと、フロントフェンダとに囲まれた空間を埋めるような形状に形成する構成とすることによって、マッドフラップ前側壁と、シュラウドパネルと、フロントフェンダとに囲まれた空間を有効利用して、消音手段として比較的大容積のものを配設することが可能になる。しかも、上記消音手段によりホイールハウスの前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側開口を効果的に閉止することが可能になり、吸気ダクト内への水の侵入を確実に防止することが可能になる。
【0012】
シュラウドパネルの下部を、車体前後方向の前方に膨出するように形成し、最大容積を有する消音手段を、上記シュラウドパネルの背後位置にそのシュラウドパネルの膨出形状に沿うように配設する構成としてもよい。上記の「膨出」は、その膨出によりそのシュラウドパネルの上部に形成される凹部に対し例えばヘッドランプを埋め込むようにするために膨出されるものである。
【0013】
上記の構成の場合、シュラウドパネルの膨出部上側にヘッドランプが配設されるシュラウドパネルの形状となり、上記膨出部の下側にデッドスペースが生じることになる。そして、消音手段を上記デッドスペースの形状に沿うように形成して、このデッドスペース内に配設することにより、上記消音手段として比較的大容積のものを配設することが可能になる。このため、上記大容積の消音手段により低周波域の音を低減させることが可能になる。
【0014】
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、吸気ダクトを、U字状に湾曲して形成し、消音手段を、上記吸気ダクトの湾曲部分の上側位置と、上記吸気ダクト下側位置と、上記吸気ダクトの前側及び後側の内の少なくとも一側位置とにそれぞれ配設する構成とするものである。この構成の場合、吸気ダクト及び消音手段の具体的な構造が特定される。
【0015】
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、複数の消音手段を、消音させる音の周波数がそれぞれ異なるようにその容積と、連通管の断面積及び長さとを設定する構成とするものである。
【0016】
上記の構成の場合、複数個の消音手段によって、それぞれ異なる周波域の吸気騒音を低減させることが可能になり、吸気騒音の消音を効果的に行うことが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態に係る車両の前部を示し、エンジン吸気系の吸気ダクト1は、上記車両の左前部位置に配設されるようになっている。同図において、1はエンジン4に供給する空気(吸気)を取り入れる吸気ダクト、3は吸気に含まれるダスト等を除去するエアクリーナである。そして、図1または図2において、51は車体前後方向に延びるフロントサイドフレーム、52は前輪のホイールハウス、53は上記フロントサイドフレーム51の前端において車幅方向に延びるシュラウドパネル、57は上記ホイールハウス52よりも車体外方側であって上記ホイールハウス52の円弧形状に沿って配設されたマッドフラップである。上記吸気ダクト1は、エアクリーナ3に対し連通されており、このエアクリーナ3は上記エンジン4の吸気マニホールド(図示省略)に接続されるようになっている(図1参照)。なお、図2において、紙面の左奥側を車体内方側、右手前側を車体外方側とする。
【0019】
上記吸気ダクト1が配設される車両の左前部は、次のように構成されている。すなわち、図2〜図5に示すように、車幅方向に延びるシュラウドパネル53から車両の後方に向かって延びるフロントサイドフレーム51が配設され、このフロントサイドフレーム51の車体外方側にホイールハウス52が形成されている。そして、上記ホイールハウス52は、フロントフェンダエプロン55と一体化して形成されている。このフロントフェンダエプロン55は、上下方向に拡がる壁材により車体前後方向に延びるように配設され、その下部は車体内方側に屈曲して上記フロントサイドフレーム51の車体外方側縁に接するようになっている。そして、マッドフラップ57が上記ホイールハウス52の車体外方側に配設されており、その車体外方側縁部に形成された取付部により、フロントフェンダ56に対して取り付けられるようになっている。これにより、上記マッドフラップ57は、ホイールハウス52(フロントフェンダエプロン55)とフロントフェンダ56との間をふさぐようになり、前輪により跳ね上げられる石や泥が上記マッドフラップ57に受け止められるようになっている。
【0020】
また、図2または図4に示すように、シュラウドパネル53の車体外方端部は、ヘッドランプ54が配設されるように(図3または図4の一点鎖線参照)、上部位置から下方に向けて前方に膨出する膨出部53aとなっている。
【0021】
そして、上記マッドフラップ57の前縁と、シュラウドパネル53の下端縁と、フロントフェンダ56下端縁と、フロントサイドフレーム51下端縁とにより下側開口Rが形成されるようになっており(図3または図4参照)、また、上記マッドフラップ57前側壁と、シュラウドパネル53の膨出部53aと、フロントフェンダ56と、フロントサイドフレーム51とにより空間Sが形成されるようになっている(図2〜図5参照)。
【0022】
上記吸気ダクト1は、図6または図7に示すように、U字状に形成されており、その車体外方側上端は車体内方側に向けて開口している吸入口11となっている一方、車体内方側上端の開口はエアクリーナ3に連通したエアクリーナホース31が接続される吐出口12となっている(図1参照)。そして、上記吸気ダクト1には、図6〜図9に示すように、中空の箱状に形成され、その内部の空気の共鳴によって吸気騒音を低減させる消音手段としての第1〜第3吸気レゾネータ21〜23が一体成形されており、上記第1吸気レゾネータ21は上記吸気ダクト1の湾曲部分の上側位置に配設されて上記吸気ダクト1の車体内方側部分の周面において連通管21aにより上記吸気ダクト1と連通するようになっている(図7参照)。また、上記第2吸気レゾネータ22は、上記吸気ダクト1の下側位置に配設されて上記吸気ダクト1の下側の周面において連通管22aにより上記吸気ダクト1と連通するようになっている(図7または図8参照)。そして、上記第3吸気レゾネータ23は、上記吸気ダクト1の前側位置に配設されており、この第3吸気レゾネータ23は、平面視で略L字状に形成され(図9参照)、側面視で上記シュラウドパネル53の膨出部53aに沿うような形状に形成されている(図4または図8参照)。そして、上記第3吸気レゾネータ23は、上記吸気ダクト1の車体内方側から前側にかけて配設されるようになっている。また、上記第3吸気レゾネータ23は、連通管23aによってその上面と上記吸気ダクト1の車体内方側部分の周面とが互いに連通されるようになっている(図8または図9参照)。上記第1〜第3吸気レゾネータ21,22,23は、それぞれその容積、連通管の径、及び、連通管の長さによって、低減可能な騒音周波数が異なるように設定されている。
【0023】
また、上記吸気ダクト1の車体外方側の後側には第1取付部13が形成され、上記第3吸気レゾネータ23の車体内方側の側面及び前側の側面には第2及び第3取付部14,15がそれぞれ形成されている。
【0024】
そして、上記吸気ダクト1は、上記第1取付部13によって上記フロントフェンダエプロン55とフロントフェンダ56とをつなぐ連結部材55aに対し、上記第2取付部14によってフロントサイドフレーム51の車体外方側壁面に対し、上記第3取付部15によってシュラウドパネル53に対しそれぞれ固定されるようになっている(図3〜図5参照)。
【0025】
つぎに、上記実施形態の作用・効果を説明する。
【0026】
吸気ダクト1と第3吸気レゾネータ23とにより、マッドフラップ57前縁と、シュラウドパネル53の下端縁と、フロントフェンダ56下端縁と、フロントサイドフレーム51下端縁とにより形成された下側開口Rを効果的に閉止することができるようになる(図3または図4参照)。このため、水が上記フロントサイドフレーム51とフロントフェンダ56との間の空間内に跳ね上がること等を確実に防止して、上記吸気ダクト1内に上記水が侵入することを確実に防止することができるようになる。
【0027】
また、第3吸気レゾネータ23をシュラウドパネル53の膨出部53aの形状に沿うように形成して、上記マッドフラップ57前側壁と、シュラウドパネル53の膨出部53aと、フロントフェンダ56と、フロントサイドフレーム51とにより形成された空間S内に配設することにより、上記比較的大容積を有する第3吸気レゾネータ23を配設することができる。このため、上記空間Sの有効利用を図ることができるようになると共に、上記第3吸気レゾネータ23により、低周波域の吸気騒音を低減させることができるようになる。
【0028】
さらに、上記第3吸気レゾネータ23がシュラウドパネル53に支持固定されることにより、上記吸気ダクト1自体の支持剛性を向上させることができるようになり、上記吸気ダクト1の振動を低減化が図られてこの吸気ダクト1の振動に基づく騒音の低減化を図ることができるようになる。
【0029】
加えて、第1〜第3吸気レゾネータ21〜23によって、異なる周波数域の吸気騒音をそれぞれ低減させることができるようになり、上記吸気騒音の低減を効果的に行うことができるようになる。
【0030】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、消音手段として第1〜第3吸気レゾネータ21〜23の3つを用いているが、これに限らず、例えば上記吸気レゾネータは3つ以上であってもよい。
【0031】
上記実施形態では、マッドフラップ57前縁と、シュラウドパネル53の下端縁と、フロントフェンダ56下端縁と、フロントサイドフレーム51下端縁とにより下側開口Rが形成されるような構造の車両に対し吸気ダクト1及び第1〜第3吸気レゾネータ21〜23を配設するようにしているが、これに限らず、例えば図10に示すように、フロントサイドフレーム51′が断面略矩形状を有するように形成され、フロントサイドエプロン55′が、上記フロントサイドフレーム51′の車体外方側縁に接する部分から屈曲して下方に延びるように形成されており、上記下側開口R′及び空間S′の車体内方側が上記フロントサイドエプロン55′の下端縁により構成されているものについて吸気ダクト1を配設するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、発明におけるエンジン吸気系の配設構造によれば、前輪のホイールハウス前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側開口が吸気ダクトにより閉止されるため、水が上記フロントフェンダとフロントサイドフレームとの間の空間、若しくは、エンジンルーム内に跳ね上がること等を確実に防止することができ、その結果、上記吸気ダクト内に水が侵入することを確実に防止することができる。
【0033】
また、最大容積を有する消音手段が、前輪のホイールハウス前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側開口を効果的に閉止するため、水が上記フロントフェンダとフロントサイドフレームとの間の空間、若しくは、エンジンルーム内に侵入することを防止して、吸気ダクト内に上記水が侵入することをより一層確実に防止することができる。また、上記消音手段がシュラウドパネルに支持固定されることにより、上記吸気ダクトの支持剛性を向上させることができる。これに伴い、上記吸気ダクト自体の振動の低減化を図ることができ、上記吸気ダクトの振動に基づく騒音の低減化を図ることができる。
【0034】
さらに、消音手段により、マッドフラップ前側壁と、シュラウドパネルと、フロントフェンダとに囲まれた空間を有効利用しつつ、ホイールハウスの前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側開口を効果的に閉止して吸気ダクト内への水の侵入を確実に防止することができる。
【0035】
加えて、シュラウドパネルの膨出部上側にヘッドランプが配設されるシュラウドパネルの形状となり上記膨出部により生じるデッドスペースを利用して、消音手段として比較的大容積のものを配設することができる。このため、上記大容積の消音手段により低周波域の音を低減させることができる。
【0036】
請求項記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明による効果に加えて、吸気ダクト及び消音手段の具体的な構造を特定することができる。
【0037】
請求項記載の発明によれば、上記請求項記載の発明による効果に加えて、複数の消音手段によって、それぞれ異なる周波数の音を低減させることができ、吸気騒音の消音を効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両の前部を示す一部を省略した平面説明図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る吸気ダクトの配設構造を示す斜視図である。
【図3】 吸気ダクトの配設構造を示す正面図である。
【図4】 吸気ダクトの配設構造を示す左側面図である。
【図5】 吸気ダクトの配設構造を示す平面図である。
【図6】 吸気ダクトを示す斜視図である。
【図7】 吸気ダクトを示す正面図である。
【図8】 吸気ダクトを示す左側面図である。
【図9】 吸気ダクトを示す平面図である。
【図10】 他の実施形態に係る吸気ダクトの配設構造を示す図3対応図である。
【符号の説明】
1 吸気ダクト
21〜23 第1〜第3吸気レゾネータ(消音手段)
51 フロントサイドフレーム
52 ホイールハウス
53 シュラウドパネル
56 フロントフェンダ
57 マッドフラップ
21a〜23a 連通管
R 下側開口
S 空間

Claims (3)

  1. エンジン吸気系の吸気ダクトが、前輪のホイールハウスの前方位置で、シュラウドパネルの下端縁と、フロントフェンダ下端縁と、フロントサイドフレームとにより形成された下側に開口する下側開口を閉止するように配設され
    上記シュラウドパネルの下部が、車体前後方向の前方に膨出するように形成され、
    上記吸気ダクトは、この吸気ダクトに対し連通管によって連通された消音手段を複数個備え、
    上記複数個の消音手段の内、最大容積を有する消音手段が、ホイールハウス内に配設されたマッドフラップ前側壁と、上記シュラウドパネルと、上記フロントフェンダとに囲まれた空間を埋めるような形状に形成されて、上記吸気ダクトの前側でかつ、上記シュラウドパネルの背後位置にそのシュラウドパネルの膨出形状に沿うように配設されていると共に、そのシュラウドパネルに対し支持固定されている
    ことを特徴とするエンジン吸気系の配設構造。
  2. 請求項記載のエンジン吸気系の配設構造において、
    吸気ダクトは、U字状に湾曲して形成され、
    消音手段は、上記吸気ダクトの湾曲部分の上側位置と、上記吸気ダクト下側位置と、上記吸気ダクトの前側及び後側の内の少なくとも一側位置とにそれぞれ配設されている
    ことを特徴とするエンジン吸気系の配設構造。
  3. 請求項記載のエンジン吸気系の配設構造において、
    複数の消音手段は、消音させる音の周波数がそれぞれ異なるようにその容積と、連通管の断面積及び長さとが設定されている
    ことを特徴とするエンジン吸気系の配設構造。
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