JP4106899B2 - ガラスマット - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、セメント系材料のクラック防止材として好適なガラスマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モルタルやコンクリート等のセメント系材料にとって、技術的な最大の問題点は、乾燥収縮によるクラックの発生である。このクラックには2種類あり、モルタルやコンクリートの機械的強度の低下をもたらすクラックと、機械的強度の低下に直接関係しないヘヤークラックである。しかし、ヘヤークラックは、モルタルやコンクリートの内部への水分の浸入を許し、鋼材などの腐食、中性化、凍害などの問題を引き起こすため、間接的には、セメント系材料の耐久性を劣化させる。
【0003】
これらのクラック対策の一つとして、セメント系材料に繊維物を添加させることが検討されてきた。セメント系材料に繊維物を添加すると、繊維の引張力によってセメント材料の収縮が妨げられ、クラックが減少するため、セメント系材料の機械的強度が向上する。
【0004】
繊維の形態としては、チョップドストランド、チョップドストランドを二次元ランダムに接着させたチョップドストランドマット、連続繊維を二次元ランダムに接着させたコンティニアスストランドマットあるいは連続繊維から作製したメッシュ織物(ネット)などが考えられる。
【0005】
チョップドストランドは、通常モルタルやコンクリートの構成材料を混練する際に添加して使用するため、作業が容易で、モルタルやコンクリートの構成材料内に分散させて用いるが、構成材料の配合によっては、マトリックスの流動性が著しく低下し、作業性が悪く、あるいは不均一になる場合がある。
【0006】
一方、チョップドストランドマット、コンティニアスストランドマットあるいはメッシュ織物は、モルタルやコンクリートを施工した際、その表面層近くに敷いて使用されるため、施工時に手間を要するが、最もクラックが発生しやすい表面部分のクラック防止効果が大きく、また、マトリックスの流動性にも影響がないため、近年幅広く用いられるようになってきた。
【0007】
特に、チョップドストランドマットあるいはコンティニアスストランドマットは、繊維が密に二次元ランダムに配向しているため、マトリックスとの接着面積が大きく、繊維の引張力を全方向に均一に分散でき、クラック防止効果が高いことから注目を浴びている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこのような用途に使用する繊維の種類としては、有機繊維またはガラス繊維があるが、コスト面を考慮すると、Eガラス繊維が好ましい。しかしながら、Eガラス繊維は、安価ではあるが、耐アルカリ性に乏しいため、セメント成分から溶出するアルカリ性物質により浸食され、必要な引張強度が得られない。
【0009】
また、チョップドストランドマットやコンティニアスストランドマットは、チョップドストランドあるいは連続繊維をポリエステル、アクリル樹脂などで接着させ、一般的にはプラスチックの強化材として使用しているが、これらのガラスマットをモルタルやコンクリートの強化材として使用すると、ガラスマットへのモルタルやコンクリートの含浸性が低いため、表面状態が悪く、クラック防止効果が低下する。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、耐アルカリ性に優れ、モルタルやコンクリートのクラック防止効果に優れたガラスマットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成すべく種々の実験を繰り返した結果、耐アルカリ性ガラス繊維を水溶性高分子で接着して作製したチョップドストランドマットやコンティニアスストランドマットを、セメント系材料の強化材として用いることにより、ガラス繊維の強度劣化が小さく、またガラスマットへのセメント材料の含浸性が著しく向上し、クラック防止効果に優れることを見出し、本発明を提案するに至った。
【0012】
すなわち本発明のガラスマットは、ZrO2を14質量%以上含有するガラス連続繊維あるいはガラス短繊維からなるガラスストランドが、水溶性高分子によって二次元ランダムに接着されてなることを特徴とする。
【0013】
【作用】
本発明のガラスマットは、ZrO2を14質量%以上含有するガラス連続繊維あるいはガラス短繊維からなるガラスストランドが、水溶性高分子によって二次元ランダムに接着されてなるため、ガラスマットへのモルタルやコンクリートの含浸性が向上し、クラックの防止効果に優れる。すなわちガラスマットに使用するガラス繊維は、ZrO2を14質量%以上含有するため、耐アルカリ性に優れており、これを使用したガラスマットをセメント系材料のクラック防止材として使用すれば、セメント中のアルカリ性物質によりガラス繊維が浸食されにくく、クラックの発生を抑制できる。また、水分を多く含むモルタルやコンクリートの上に水溶性高分子によって二次元ランダムに接着されてなるチョップドストランドマットやコンティニアスストランドマットを打設し、脱泡ローラーなどでモルタルやコンクリートへ含浸させ、鏝均しを行うと、モルタルまたはコンクリート中の水分によってガラスストランド同士を接着している水溶性高分子が溶解してガラスストランドが分散して、ガラスマットへのモルタルやコンクリートの含浸性が著しく向上し、ガラス繊維とマトリックスとの接着面積が増加するからである。
【0014】
本発明で使用可能な耐アルカリ性ガラス繊維の具体的組成は、質量%で、SiO2 54〜65%、ZrO2 14〜25%、Li2O 0〜5%、Na2O 10〜17%、K2O 0〜8%、RO(但し、Rは、Mg、Ca、Sr、Ba、Znを表す) 0〜10%、TiO2 0〜7%、Al2O3 0〜2%であり、好ましくは、SiO2 57〜64%、ZrO2 18〜24%、Li2O 0.5〜3%、Na2O 11〜15%、K2O 1〜5%、RO 0.2〜8%、TiO2 0.5〜5%、Al2O3 0〜1%である。
【0015】
本発明で使用する水溶性高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン等のビニル系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等のセルロース系高分子、カゼイン、ゼラチン等の蛋白質高分子、アルギン酸ナトリウム、でんぷんが好適である。
【0016】
本発明のガラスマットは、ガラスストランドの番手が、10〜100tex、好ましくはチョップドストランドの場合、10〜80tex、コンティニアスストランドマットの場合、50〜100texであり、ガラスストランドの番手が10texよりも小さいと、ケーキからガラスストランドを解舒する際、毛羽が多発して、ガラスマットが目詰まりを起こしやすく、骨材が通りにくくなるため好ましくない。また、100tex以上であると、目付が大きくなりすぎて、コスト高になり、また、ガラスマットの厚みが増すため、ガラスマットへのモルタルやコンクリートの含浸性が低下し好ましくない。
【0017】
ガラスマットの目付は、50〜200g/m2、好ましくは50〜150g/m2であり、50g/m2より小さいと、ガラスストランド同士の接着面積が減少し、ガラスマットの引張強度が低く、施工時に引きちぎれなどが起こりやすいため好ましくない。また、200g/m2より大きいと、嵩高く、目開きが充分でないため、含浸性が低くガラスマットとマトリックスとの界面で剥離しやすくなり、クラック防止効果に乏しいため好ましくない。
【0018】
本発明のガラスマットの強熱減量は、2〜25質量%、より好ましくは2〜15質量%である。2質量%より少ないと、ガラスストランド同士の接着が不充分で、施工時のハンドリングの際、ガラスストランド同士の接着が外れやすいため好ましくない。また、25質量%よりも多いと、水溶性高分子がモルタルやコンクリート中の水によってモルタルやコンクリートの硬化が始まる前までに充分に溶解しないため、マトリックスとガラス繊維との界面で剥離しやすくなり好ましくない。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0020】
表1は、本発明の実施例(試料No.1〜7)及び比較例(試料No.8〜10)を示す。
【0021】
【表1】
【0022】
表1の実施例のガラスマットは次のようにして作製した。
【0023】
まずSi02 61.0質量%、ZrO2 19.5質量%、Li2O 1.5質量%、Na2O 12.3質量%、K2O 2.6質量%、CaO 0.5質量%、TiO2 2.6質量%の組成を有する溶融ガラスを、平均繊維径が13.5μmとなるように紡糸し、その表面にアプリケーターを用いて酢酸ビニル系のサイジング剤を強熱減量が1.0質量%となるように塗布した後、表1のストランド番手となるように分糸した後、紙管に巻き取り、130℃で、10時間乾燥してケーキを作製した。
【0024】
次に、前記のケーキからストランドを解舒し、50mmの長さに切断したチョップドストランドを、ステンレス製のメッシュ上に表1に示す目付となるように散布し、さらに表1の強熱減量となるように、溶液状の水溶性高分子を噴霧した後、120℃の乾燥炉で1時間保持して、実施例1〜5のチョップドストランドマットを得た。
【0025】
また、前記の複数のケーキからストランドを解舒し、2000〜2500texになるように巻き取ったロービングを回転式外取りスタンドに設置し、巻き取ったロービングの外周から解舒したロービングを、ローラーの回転とエアー圧によって吹き付けるスプレーマシンを用いて、ステンレス製メッシュ上に表1に示す目付となるように吹き付け、さらに表1の強熱減量となるように、溶液状の水溶性高分子を噴霧した後、120℃の乾燥炉で1時間保持して、実施例6、7のコンティニアスストランドマットを得た。
【0026】
コンクリート試験体は、次のようにして作製した。まず、木製型枠の中に、目空きが50mmで、直径が5mmの補強筋(メッシュ筋)を溶接した、600×700×4.5mmの鉄板を敷設し、この型枠に普通ポルトランドセメントを578kg/m3、最大粒径5.0mmの川砂を578kg/m3、最大粒径25mmの川砂利を578kg/m3及び水249kg/m3を混練したコンクリートを50mmの厚みとなるように流し込んだ。
【0027】
次いで、このコンクリートの表面に、表1に示したガラスマットを敷き、コンクリートの鏝均しを行ってガラスマットを表面から5mmの位置に埋設した後、20℃、60%RH、24時間放置して乾燥硬化させ、コンクリート試験体を作製した。
【0028】
比較例8は、ストランド番手が50texのEガラス繊維のチョップドストランドを用い、目付が100g/m2、二次バインダーとしてポリエステルを強熱減量が16質量%となるように噴霧した以外は、実施例1〜5と同様にしてコンクリート試験体を作製した。
【0029】
また、比較例9は、ストランド番手が38texの耐アルカリ性ガラス繊維のチョップドストランドを用い、目付が150g/m2、二次バインダーとしてポリエステルを強熱減量が10質量%となるように噴霧した以外は、実施例1〜5と同様にしてコンクリート試験体を作製した。
【0030】
比較例10は、ガラスマットを使用しなかった以外は、実施例と同様にしてコンクリート試験体を作製した。
【0031】
こうして得られたコンクリート試験体の表面に発生したクラックの幅と長さを測定し、各クラックの面積(クラック幅×クラック長さ)を求め、それらの総和をクラック総面積とした。
【0032】
また、ガラス繊維の耐アルカリ性を調べるために、13.5μmの繊維径を有するモノフィラメント400本(144tex)からなる前記耐アルカリ性繊維とEガラス繊維のストランドを、アルカリ溶液(80℃、10質量%NaOH水溶液)に16時間浸漬し、浸漬前後の引張強度をJIS R 3420に従って測定した結果、耐アルカリ性ガラス繊維ストランドの引張強度保持率は、80%、Eガラス繊維ストランドでは、1%であった。尚、引張強度保持率(%)=アルカリ溶液浸漬後の引張強度/アルカリ溶液浸漬前の引張強度とした。
【0033】
表1から明らかなように、ガラスマットを使用しなかった比較例10は、クラックが多数発生し、クラック総面積が非常に大きかった。また、比較例8は、比較例10比べるとクラック総面積は小さいが、二次バインダーとしてポリエステルを使用しているため、ガラスマットへのコンクリートの含浸性が低く、依然としてクラック総面積が大きく、また、Eガラス繊維を使用しているため、ガラス繊維の引張強度が著しく劣化した。比較例9は、耐アルカリ性ガラス繊維を用いているため、ガラス繊維の引張強度が劣化しにくいが、二次バインダーとしてポリエステルを使用しているため、ガラスマットへのコンクリートの含浸性が低く、クラック総面積が大きかった。
【0034】
一方、実施例1〜7は、二次バインダーとして水溶性高分子で接着させた耐アルカリガラス繊維からなるガラスマットを用いたため、ガラス繊維の引張強度が劣化しにくく、クラック総面積が小さかった。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明のガラスマットは、セメント材料の強化材として用いると、セメント材料の含浸性が著しく向上し、クラック防止効果に優れるため、建築物のコンクリートを始めとして、駐車場や広場等の土間コンクリートにも応用可能である。
Claims (9)
- 質量%で、SiO 2 54〜65%、ZrO 2 14〜25%、Li 2 O 0〜5%、Na 2 O 10〜17%、K 2 O 0〜8%、RO(但し、Rは、Mg、Ca、Sr、Ba、Znを表す) 0〜10%、TiO 2 0〜7%、Al 2 O 3 0〜2%の組成を有するガラス連続繊維あるいはガラス短繊維からなるガラスストランドが、水溶性高分子によって二次元ランダムに接着されてなるチョップドストランドマット又はコンティニアスストランドマットであることを特徴とするガラスマット。
- 水溶性高分子が、ビニル系高分子、セルロース系高分子あるいは蛋白質系高分子からなることを特徴とする請求項1に記載のガラスマット。
- ビニル系高分子が、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドンの内のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のガラスマット。
- セルロース系高分子が、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースの内のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のガラスマット。
- 蛋白質高分子が、カゼイン又はゼラチンであることを特徴とする請求項2に記載のガラスマット。
- ガラスストランドの番手が、10〜100texであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガラスマット。
- 目付が、50〜200g/m2であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のガラスマット。
- 強熱減量が2〜25質量%であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のガラスマット。
- セメント系材料のクラックを防止する強化材として使用されるものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のガラスマット。
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