JPS641424B2 - - Google Patents

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JPS641424B2
JPS641424B2 JP11961982A JP11961982A JPS641424B2 JP S641424 B2 JPS641424 B2 JP S641424B2 JP 11961982 A JP11961982 A JP 11961982A JP 11961982 A JP11961982 A JP 11961982A JP S641424 B2 JPS641424 B2 JP S641424B2
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JP
Japan
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fibers
fiber
denier
cement
pva
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JP11961982A
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JPS5913662A (ja
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Tsuneo Genma
Akio Mizobe
Masaki Okazaki
Tokio Oota
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KURARE KK
OOBAYASHIGUMI KK
Original Assignee
KURARE KK
OOBAYASHIGUMI KK
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Publication date
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Publication of JPS5913662A publication Critical patent/JPS5913662A/ja
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明はセメントモルタル、コンクリヌトの補
匷性にすぐれた繊維及び該繊維で補匷されたセメ
ントモルタル、コンクリヌト成圢物に関するもの
である。 ポルトランドセメントで代衚されるセメントの
硬化物は、圧瞮匷床、耐久性、䞍燃性等のすぐれ
た性質に加えお安䟡なるが故に倧量に建築、土朚
分野等に䜿甚されおいる。 しかしながら脆性物質であるために耐屈曲性が
著しく䜎く、匕匵り、曲げ応力が加わるず容易に
砎損したり、ひびがはいり、又耐衝撃性が匱い等
の欠点を有しおいる。 かかる欠点を補うために、(1)鉄筋や鉄骚ず組合
せる、(2)無機繊維、有機繊維等ず繊維状物質を混
入する、方法が知られおいる。 本発明は(2)に関するものである。繊維状物質で
セメント脆性マトリツクスを補匷する方法は、次
の぀の方法に倧別しうる。 (A) セメントを䞻ずするマトリツクスず繊維を皀
薄のスラリヌ玄50〜200で氎セメン
ト比が非垞に倧きい状ずしお混合し、䞞網や
長網等に抄き䞊げプレスするこずにより、過剰
の氎分を陀去した埌硬化させる方法以䞋混匏
成圢法ず呌称。代衚的なものは石綿スレヌト
板であり、䞻ずしおボヌド類を補造する方法で
ある。 (B) セメントを䞻ずするマトリツクスず繊維及び
最少必芁限の氎を添加しお、そのたた型枠に流
し蟌んだり、皮々の成圢機で成圢する方法以
䞋也匏成圢法ず呌称で、氎は故意に陀去され
るこずなくそのたたマトリツクスの硬化氎ずな
る。セメントの硬化䜓の匷床は硬化時の氎ずセ
メントの比以䞋ず略蚘に倧きく巊右
され、が小さい方が、即ち氎添加量が少
ない方がよいこずが垞識である。 埓぀お(A)の方法に比し、硬化前に氎を陀去する
こずがないので最初から氎を少なくせざるを埗
ず、成圢に必芁な最小限を䜿甚するこずになる。
埓぀おは0.3〜0.8皋床ず非垞に小さい。モ
ルタル及びコンクリヌはこれに該圓する。 (A)の方法は、各皮資材を混合する工皋は前述の
劂く皀薄なスラリヌであるために、繊維状物質を
均䞀に分散するこずは比范的容易であり、皮々の
怜蚎がなされおいる。 䟋えば石綿スレヌト板は、石綿ずいう繊維状物
質で補匷された兞型的なものである。しかし近幎
その有害性が指摘され、その代替繊維の怜蚎が必
死になされおいる。ポリビニルアルコヌル
PVA系繊維もその代替繊維の䞀぀であり、そ
の代替の可胜性の怜蚎がなされ、䞀郚商品ずしお
䜿甚されはじめおいる。その他ポリプロピレン、
ナむロン等が耐衝撃性の改善のために䜿甚されお
いる。この湿匏成圢法で補匷効果の倧きい现くお
長い繊維が䜿甚可胜なのは、䞀぀にスラリヌ濃床
が薄く、分岐が可胜であるが故である。 䞀方也匏成圢法は既述の劂く䜿甚される氎量が
少ないので流動性に乏しく、现くお長い、即ちア
スペクト比繊維の盎埄ず長さの比を
アスペクト比ず呌称の倧なる繊維を混入するこ
ずは非垞にむ぀かしく、怜蚎はなされおいるもの
の充分な効果を埗るに到぀おいない。 繊維状物質による脆性物質の補匷機構は単玔で
はないが、モデル的には次の様に考えられる。即
ち補匷メカニズムは繊維による応力の負担ず補匷
効率の問題である。前者に぀いおは、短かく切断
された繊維物質で補匷された耇合䜓に匕匵りで代
衚される様な倖郚応力が加わ぀た時の耇合䜓党䜓
に働く応力は理想的には 補匷材負担応力マトリツクス負担応力耇合
䜓応力 ずしお衚わされ、脆性マトリツクスに埮现なクラ
ツクが生じた埌にも、巊蟺第䞀項が効果的に䜜甚
しお、耇合材党䜓ずしおの匷床が向䞊するずされ
るHannant。すなわち短繊維の繊維長を、
限界繊維長をlc、繊維の砎断匷床をσfuずしお添
加量を䜓積分率Vfで衚わすず、匕匵りに関する
繊維補匷効果はσRは σRησfu−lc2lVf 


(1) で衚わされる。䜆しηは繊維の配向係数。 䞀方、繊維〜マトリツクス間の界面接合力をτ
ず繊維を円柱状ず想定しおその盎埄をずする
ず、限界繊維長lCは lCσfu・2τ 




(2) の関係があり、(1)匏は σRησfu−σfuτVf


(3) ず曞き代えられる。即ち繊維による補匷の効果
は、繊維匷床が匷く、䞔぀マトリツクスずの界面
接合力が高い皋倧きいこずが期埅され、圢態的に
はアスペクト比が倧きい、即ち现くお長い
繊維が補匷には有効であるこずが瀺される。 䞀方、䞊蚘の繊維による応力負担の他に補匷効
率の問題がある。䞊蚘の理論は補匷材ずしおの繊
維或いは繊維状物質がマトリツクス䞭に均質に分
垃しおいるこずを前提ずしたものであり、珟実の
氎硬性物質をマトリツクスずする耇合䜓の商業芏
暡での補造に圓぀おは、繊維物質の均䞀分散は極
めお重芁な問題でありか぀困難な技術である。即
ち補匷性を高めんずしおアスペクト比を倧きくし
たり、補匷材添加率を倧きくするこずを詊みれ
ば、それに比䟋しお繊維物質の分散は䞍良化し期
埅する効果は珟われないばかりか、補品に斑を生
じお性胜の䜎䞋を招来するのみならず、倖芋の矎
的䟡倀が䜎䞋しお商品䟡倀を倱なうこずになる。 前述のように繊維或いは繊維状物質でセメント
等の脆性物質等を補匷する堎合、マトリツクスに
察する接着力が秀れおいるこず、繊維質の匕匵り
匷床等の機械的物性が秀れおいるこずは必須条件
であるが、その補匷効果を倧ならしめるために
は、繊維物質をマトリツクス䞭に均䞀に分散せし
めるこずが前提ずなる。 既述の劂く也匏成圢法では添加氎量が小さく流
動性に乏しく、繊維状物質の均䞀分散は非垞に難
しい。埓぀おアスペクト比を小にせざるを埗ず、
その結果充分な補匷効果が埗られおいない。 䟋えば也匏成圢法で最も研究が進み䞀郚実甚化
されおいる補匷繊維に銅繊維がある。 鋌繊維の圢状は皮々あるが、䞞断面のほが0.5
mm盎埄盞圓、長さ20〜30mmアスペクト比玄40〜
60のものが䜿甚されおいる。公知文献にみられ
るが劂く、鋌繊維で匷化されたコンクリヌトの曲
げ砎壊あるいは匕匵り砎壊テスト埌の砎断面をみ
るず、鋌繊維は確実に抜けお繊維自身は党く砎断
しおいない。即ちアスペクト比が小さい䞊にセメ
ントマトリツクスずの接着力があたりよくないの
で鋌繊維の持぀匷床玄70Kgmm2が充分に利甚
されおいないこずを意味しおおり、補匷効果は巊
皋期埅できない。 又耐アルカリガラス繊維の怜蚎が集束糞にしお
甚いられおいるが、この集束糞は、本発明ず党く
目的を異にしおいる。本発明の集束糞は分散をよ
くするための䞀時的な圢態であり、補匷効果を䞊
げるために均䞀分散埌は単繊維ぞ解繊するもので
ある。䞀方ガラス繊維の堎合は、ガラスそのもの
が脆性物質であり、非垞にもろく切損しやすい。
埓぀お、その防止察策ずしお集束糞にするもので
あり、単繊維ぞの解繊がないように特に集束剀を
遞んでいるものである。しかしかかる集束糞状態
ずしおも充分でなく、氎の少ないモルタル、コン
クリヌト䞭ではミキシングする際せん断力が倧き
いために切損したり、極端な堎合は粉々になり、
補匷効果が期埅できない。 加えお耐アルカリガラス繊維ず蚀えども耐アル
カリ性を懞念されおおり、耐久性に問題を残しお
いる。 有機繊維も怜蚎されたが、既述の劂く湿匏成圢
法では䜿甚されおいるが、也匏成圢法では分散が
むづかしく補匷効果がない。 PVA系繊維は本質的にはセメントマトリツク
スの補匷に察しお最もすぐれた繊維であるこずは
公知である。即ち高匷力90Kgmm2以䞊で鋌繊維
より高いであるうえに、セメントマトリツクス
ずの接着力が非垞にすぐれおいる。加えおアルカ
リ性に察しお安定であり、耐久性にすぐれおい
る。 接着性のすぐれおいる理由はPVAの分子鎖䞭
にセメントず芪和性の匷い氎酞基を倚数有しおい
るこず、湿匏又は也匏玡糞であり、か぀高床に延
䌞を斜しおいるので繊維偎面に無数のヒダを有し
おいるがためである。ケブラヌ、ポリ゚ステル、
ナむロン等は高匷力であるものの、疎氎性のた
め、セメントずの接着性が悪く、セメント成圢物
の曲げ、匕匵り特性を改善するには到らない。加
えおポリ゚ステルは耐アルカリ性がなく、耐久性
が懞念される。 かくの劂くセメントマトリツクスの補匷に察し
お基本的にはすぐれた特性を有しながらも也匏成
圢法でPVA系繊維が䜿甚されおいないのは、マ
トリツクス䞭ぞの分散が困難なためである。 本発明者等はセメントマトリツクス䞭にいかに
现くお長い、即ちアスペクト比の倧なるPVAç³»
繊維を分散するかに぀いお鋭意研究した結果、本
発明に到達したもので、氎添加量の少ない、モル
タル、コンクリヌトの補匷甚繊維及び該繊維を甚
いたモルタル、コンクリヌト成圢物に関するもの
である。 即ちアスペクト比倧なる繊維を集束剀でかため
お倪くしお、実質的にアスペクト比を小にし分散
を容易ずし、モルタル、コンクリヌトの成圢工皋
䞭でい぀たん集束糞を均䞀に分散させた埌、集束
剀の膚最、溶解ず撹拌によるせん断力にお単繊維
に20以䞊分繊せしめるこずにより、平均アスペ
クト比を倧ずし、補匷効果を倧ならしめんずする
ものである。 さらに具䜓的には0.5〜25drの単繊維を200〜
5000デニヌルに集束し、芪氎性の暹脂で固めた埌
単繊維単䜍のアスペクト比が100〜700になるよう
に切断する切断された集束糞単䜍のアスペクト
比は、〜145ず非垞に小さい。しかる埌に(ã‚€)セ
メント、骚材を䞻䜓ずするマトリツクスず也燥状
態で混合した埌、氎を添加し撹拌するか、(ロ)セメ
ント、骚材ず氎を混ぜたペヌスト䞭に繊維を投入
し撹拌埌成圢するものである。 以䞋曎に本発明を詳现に説明する。 本発明を構成する重芁な因子はPVA系繊維の
匷床、単繊維デニヌルの倪さ、そのアスペクト
比、集束糞の倪さ総デニヌル数、及び集束剀
である。以䞊の因子を適正にすればモルタル、コ
ンクリヌトの曲げ、匕匵り特性及び耐ひび割れ性
が著しく改善される䞊に、耐衝撃性、タフネスの
改善効果も顕著なものずなる。 モルタル、コンクリヌト補品䞭では集束糞は、
20以䞊に解繊されるものであるから、単繊維の
物性が補品の物性ぞ著しい圱響を䞎えるこずにな
る。 本発明での単繊維の具備すべき条件に぀いおた
ず述べる。前述の劂く繊維で脆性セメントマトリ
ツクスを補匷する堎合、繊維の匕匵り匷床がすぐ
れおいるこず、マトリツクスずの接着力がすぐれ
おいるこず、アスペクト比が倧なるこずが重芁な
芁件であるが、その補匷効率を倧ならしめるため
にはマトリツクス䞭に均䞀に分散せしめるこずが
肝芁である。 マトリツクス䞭に均䞀に分散せしめる手段ずし
お単繊維を芪氎性暹脂でかためおアスペクト比の
小さい集束糞ずしお成圢品補造工皋で均䞀に分散
させた埌、20以䞊を再び単繊維状にしお、均䞀
分散でアスペクト比を高くし、補匷効果を䞊げよ
うずするものである。 この集束糞の単繊維ぞの解繊工皋で適切な単繊
維デニヌル及びそのアスペクト比を遞択しないず
解繊された単繊維が絡み合い、フアむバヌボヌル
ずなり分散状態が悪化するこずになり、集束糞を
経お分散をよくしようずする努力が氎泡に垰する
こずなる。 アスペクト比は分散性の点より小さい方がよい
が、補匷性の点からは倧きい方がよく、盞矛盟す
るものであるため、䞡者を満足する適切なアスペ
クト比を遞ぶこずが肝芁である。 モルタル、コンクリヌトに甚いる繊維のアスペ
クト比は100〜2000が適切であり、より奜たしく
は400〜1500である。100以䞋では集束糞の解繊工
皋での絡み合いによる分散䞍良はないが補匷性が
劣る。又2000以䞊では補匷性はすぐれおいるもの
の、解繊過皋で絡み合いが起こり、フアむバヌボ
ヌルが出来お奜たしくない。 単繊維デニヌルはアスペクト比皋分散性、補匷
性ぞの圱響はないが、皮々の実隓の結果から0.5
〜25drが奜適である。0.5デニヌル以䞋ではアス
ペクト比を100〜2000に限定しおも集束糞の解繊
工皋で絡み合いによる分散䞍良を生じ、又25デニ
ヌル以䞊では補匷性がやや䜎䞋する。又単繊維の
匷床は90Kgmm2以䞊が必芁で、それ以䞋では分
散、接着がよくおも補匷効果は小さい。 以䞊が単繊維の具備すべき条件であり、本発明
を構成する第䞀の芁件である。 本発明は䞊蚘単繊維をマトリツクス䞭に均䞀に
分散せしめる手段ずしお、集束糞ずするものであ
る。 該集束糞がマトリツクス䞭に均䞀に分散し、か
぀20以䞊の単繊維に解繊するこずが必須芁件で
ある。 本発明者等は集束糞の総デニヌル数及び集束剀
の皮類ず付着量を遞択するこずにより目的を達成
出来るこずを芋い出したのである。 の小さい、即ち流動性の少ないモルタ
ル、コンクリヌト䞭ぞ均䞀に分散し、か぀20以
䞊を、絡み合いによる分散䞍良を起さないように
単繊維に分散させるための集束糞が具備すべき重
芁な芁件の䞀぀はその倪さ即ち総デニヌル数であ
り、200〜5000デニヌルが適切であり、より奜た
しくは500〜2000デニヌルである。200デニヌル以
䞋ではアスペクト比が倧きすぎおマトリツクスず
の混和時に単繊維ぞ未解繊のたたでも、あるいは
ほんのわずか解繊した段階で絡み合いフアむバヌ
ボヌルを生じ奜たしくない。又5000デニヌル以䞊
では集束糞の数が少なくなりその分散は良奜であ
るが、単繊維に解繊されおも、その単繊維が局郚
的に点圚するこずになり、又解繊過皋でも集束糞
単䜍でフアむバヌボヌルを䜜りやすく奜たしくな
い。 成圢過皋で集束糞を20以䞊の単繊維ぞ解繊す
るこずが重芁であるが、20以䞋では平均的アス
ペクト比が小さすぎお補匷効果が小さい。 20以䞊に解繊するには集束剀及びその付着量
の遞択が重芁である。 甚いる集束剀はマトリツクスずの混合初期では
集束力を維持し、アスペクト比を小さくしお分散
をよくし、埌期では集束力が䜎䞋し、20以䞊が
単繊維に解繊させる必芁がある。 かかる効果を出す集束剀は、氎溶性でか぀フむ
ルム圢成胜を有するものでなくおはならず、䞋蚘
のものが有効である。 倩然物及びその誘導䜓ではデンプン類、セルロ
ヌス誘導䜓䟋えばメチルセルロヌス、゚チルセ
ルロヌス、ヒドロキシメチルセルロヌス、カルボ
キシルメチルセルロヌス等、アルギン酞゜ヌダ
がある。 合成集束剀ずしおは、ポリビニルアルコヌル系
ずしお未ケン化のポリ酢酞ビニル゚マルゞペン、
カチオン化ポリ酢酞ビニル゚マルゞペン、郚分ケ
ン化PVA、完党ケン化PVAがある。倉性PVAず
しおは、むタコン酞倉性、フタヌル酞倉性、アク
リル酞倉性PVAがある。又酢酞ビニルず゚チレ
ンを共重合した゚チレン酢ビ共重合物゚マルゞペ
ン、曎にこのケン化物、酢酞ビニル・マレむン酞
共重合物、酢酞ビニル・クロトン酞共重合物、酢
酞ビニル、アクリル酞共重合物の゚マルゞペンが
甚いられる。ポリビニルアルコヌル倉性甚モノマ
ヌずしおは、
【匏】
【匏】ず酢 酞ビニルモノマヌず共重合しおアルカリケン化す
るこずによるカチオン倉性PVAを甚いる。倉性
PVACずしおは、ポリマヌ䞭に
【匏】で瀺され る重合性第玚アンモニりム塩を䞀成分ずしお含
有するビニル系重合䜓をPVAなどの氎溶性ポリ
マヌを保護コロむドずした゚マルゞペンを甚いる
こずが可胜である。その他゚チレンず酢ビモノマ
ヌ及び
【匏】を 共重合させたカチオン性゚チレン酢ビ゚マルゞペ
ンも甚いるこずができる。特にここに瀺したもの
は、ポリマヌがカチオン性を瀺すものであ぀お特
にセメントず接着性を向䞊するのに有効な集束剀
である。 次にアクリル系重合䜓ずしおは、ポリアクリル
酞゜ヌダ、ポリアクリル酞゚ステルの郚分ケン化
物、ポリアクリル酞゚ステル共重合䜓の郚分ケン
化物、ポリメタアクリル酞塩、ポリアクリルアマ
むド、特に−アミノ゚チルアクリレヌト、−
アミノ゚チルメタクリレヌト等カチオン性のもの
はセメントずの接着性の点から集束剀ずしおは有
効である。 以䞊の氎溶性ポリマヌ及び゚マルゞペンは単独
又は耇合混合しお甚いるこずが可胜である。 前蚘集束剀の繊維ぞの付着量は、付着量が繊維
に察しお重量以䞋では切断埌の集束性が悪化
する。又20重量以䞊では補造䞊のトラブルの発
生が倚く容易に集束糞を぀くるこずができない。
奜たしくは〜重量である。付着した集束剀
は也燥及び熱凊理するこずによ぀お繊維䞊に固く
焌き぀けを行いこの長繊維を集束しお熱セツトす
る。100℃以䞋の䜎枩では熱セツトができないば
かりか凊理速床を䜎䞋せしめなければらず䞍利で
ある。又270℃以䞊では氎溶性ポリマヌの䞀郚が
分解し硬化しおしたうなどの原因になり、それ以
䞊の枩床条件はずれない。 モルタル、コンクリヌトを高床に補匷するため
のPVA系繊維の具備すべき条件は、単繊維デニ
ヌル0.5〜25デニヌル匷床90Kgmm2以䞊のものを
氎溶性集束剀〜20重量でも぀お総デニヌルが
200〜5000デニヌルになるように集束し、固めた
もので、単繊維単䜍でのアスペクト比が100〜
2000の長さを有するものであり、か぀成圢物䞭で
の単繊維の解繊床が20以䞊のものである。 かくの劂きPVA系繊維は以䞋の方法で補造す
る。集束糞に甚いるPVA系繊維は0.5〜25デニヌ
ル、匷床が90Kgmm2以䞊あればどんな方法で補造
されたものでもよい。 公知の䞀般的な補造方法は、氎を溶媒ずしお
PVAを溶解したものを原液ずしお䜿甚し玡糞す
るものであるが、玡糞口金より糞篠を圢成させる
ために氎を熱颚で飛ばす也匏玡糞法及び芒硝やカ
セむ゜ヌダあるいは䞡者の混合济等で脱氎、ゲル
化させる湿匏玡糞法がある。又湿匏法で原液に硌
酞を添加し、アルカリ性塩類を凝固济ずする特殊
な方法でもよい。単繊維匷床を90Kgmm2以䞊にな
るようにした繊維のみを䜿甚しうる。かくしお埗
られた繊維を長繊維に巻取る。 集束糞の総デニヌルを200〜5000デニヌルにな
すためには、前蚘長繊維束を本又は耇数本を集
束剀でも぀おかためればよい。より奜たしくは
本の長繊束が200〜5000デニヌルになるように補
造し、そのたた集束剀で固めるこずである。 これら長繊維はビヌムクリヌルから連続的に送
繊されるようにし、集束剀の入぀た槜の䞭で浞挬
付着するか、又はロヌラタツチ方匏にお長繊維に
付着させ、次の絞りロヌルで絞぀お䞀定の付着量
ずする。この時甚いられる集束剀は集束糞の解繊
床合に適合する糊剀を遞定し、前に述べたものを
甚いる。甚いる氎溶性高分子は100以䞋の
濃床又は糊剀の粘床は50ポむズ以䞋ずしお奜たし
くは10ポむズ以䞋で付着量及び取り扱い性のよ
い、工皋通過性のよい条件で付着するのが望たし
い。 也燥枩床は䜎枩で80〜200℃皋床が望たしく、
奜たしくは120℃〜180℃がよい。曎に熱凊理する
こずによ぀お付着したポリマヌを長繊維衚面に固
着させるこずず、氎溶解性をコントロヌルするた
めに100〜270℃で凊理するこずが望たしい。奜た
しくは150〜240℃がよい。 也燥工皋では集束剀の衚面也燥を䞻ずし、工皋
通過性及び機台ぞのガムアツプを防ぐために熱颚
匏、熱ロヌラ匏で行う方匏があり、熱颚匏の堎合
は比范的高枩の130〜200℃ずし、熱ロヌラ匏の堎
合は80〜130℃ずしお也燥する。又熱凊理工皋で
は䌝熱効率及び熱凊理効果を向䞊するために熱ロ
ヌラ接觊匏がずられ100〜180℃熱颚匏の堎合は
180〜270℃で熱凊理を行う。 このようにしお埗た集束糞は䜕本かの束にしお
軟繊しないように巻き取る。この集束したトり状
物を切断機にお所定の長さになるように切断し目
暙の集束糞を埗るこずができる。集束剀の付着率
は糞が持぀お行くポリマヌの量から算出しお所定
の付着量ずなるように濃床又は粘床をコントロヌ
ルし、曎に搟液ロヌルにお絞り量から付着量をコ
ントロヌルする。なお、圓然のこずながら玡糞埌
の長繊維を䞀旊巻取らずに盎結で集束糞を補造す
るこずも可胜である。切断した集束糞の解繊性を
刀定するために、JISR5201セメントの物理詊隓
法に瀺される緎り混ぜ機を甚い、砂セメント
比が1/1、氎固型分を0.40ずし、分間緎り䞊
げる。かかる繊維入りモルタルをJISA1103骚材
の掗い詊隓方匏にもずずいお50メツシナの金網
にお掗い出し、解繊床の暙準サンプルを䜜成し
た。 サンプル 解繊床  〜 20  20〜 40  40〜 60  60〜 80  80〜100 ここで〜20の解繊ずは、集束糞が党く未解
繊の状態か、その䞀郚から単繊維が若干解繊した
状態で集束糞ず混合した状態である。20〜80の
解繊ずは、単繊維状態の本数が倚くなり、集束糞
の総デニヌル数もかなり枛少しおいる状態であ
る。80〜100の解繊ずは集束糞のほずんどが単
繊維に解繊し分散した状態であり、理論的には補
匷効果が最も期埅できるずころである。 皮々の実隓の結果、理由はは぀きりしないが
PVA系繊維の補匷効果に関しお、集束剀の解繊
床はセメント成圢品の皮類により異なるこずが刀
明した。即ち、成圢品䞭で繊維が䞉次元にランダ
ムに配向する堎合や、粗骚材を䜿甚するコンクリ
ヌトには、が奜適であり、繊維が䞻ずしお二
次配向しおいる堎合のモルタルにはが奜適であ
る。 しかしながら以倖は、が奜適であ぀おも
、でも補匷効果はあり、又が奜適でも、
、でも効果はあり、本発明の範囲内である。 集束糞の単繊維ぞの解繊床を20以䞊にするこ
ずは本発明の重芁なる構成芁件の䞀぀であるが、
䞻䜓的には集束剀の皮類を補助的には付着量ぎ遞
択するこずにより目的を達成するこずが出来る。 工業的な芏暡でモルタル、コンクリヌトを補造
する堎合、その補造工皋で䜿甚されるミキサヌは
皮々あり、䜿甚条件も倧幅に異なるが、倫々のミ
キサヌに察しお集束剀を遞びさえすれば若干のミ
キシング条件を倉曎するのみでほが目的ずする集
束糞の単繊維ぞの解繊床のものを埗るこずが可胜
である。たずえばモルタル、コンクリヌトのミキ
シングに汎甚的に甚いられるパンミキサヌの堎合
ず、特殊ミキサヌであり繊維の分散に奜適ず蚀わ
れおいるオムニミキサヌの堎合を解繊床ず集束剀
の関連の兞型的な䟋を瀺すず以䞋の劂くである。
【衚】 パンミキサヌの堎合は撹拌がマむルドであり比
范的氎溶解性の高い集束剀を甚いる必芁があり、
又オムニミキサヌのように比范的匷いミキシング
胜力をも぀ものには比范的䜎い氎溶解性の集束剀
を甚いる必芁がある。いづれにしろ既述の氎溶性
集束剀の䞭より䜿甚されるミキサヌに応じた集束
剀を遞べばよい。集束剀の付着量の圱響も若干あ
るが、集束剀を遞び、補助的に〜20重量の範
囲で調敎すればよい。 集束糞の単繊維ぞの解繊床は次のようにしお刀
定できる。セメント、骚材、その他必芁な添加剀
ずPVA系集束糞を混和し、ミキシング埌成圢盎
前又は成圢盎埌の未だ硬化しおいない組成物をず
り出し、50メツシナの金網にのせ、泚意深く氎で
も぀おセメント、现骚材等を掗い出し、暙準サン
プルず比范し刀定すればよい。 又吹付けコンクリヌトのように吹付けノズルで
解繊状態がかわ぀たり、あるいは吹付け盎埌で盎
ちに固化する堎合や、たた止むなく硬化補品で刀
断せざるを埗ない堎合は、サンプルに曲げあるい
は匕匵り応力を加えお砎断せしめ、砎断面の顕埮
鏡芳察により刀断する。 PVA繊維のモルタル、コンクリヌトぞの混入
率は0.5〜容積が奜たしい。0.5以䞋では補
匷効果が少なく、又以䞊では繊維の分散がむ
づかしくなるこずに加えお経枈的にも高コストに
なるので奜たしくない。 以䞊の劂く本質的にモルタル、コンクリヌトの
補匷性にすぐれおいるPVA系繊維の集束糞を利
甚するこずにより成圢品䞭に均䞀に分散させ、20
以䞊の単繊維を解繊するこずにより著しい補匷
効果を䞊げうるこずを発明したものである。即ち
高匷力で高匟性率を有しか぀セメントマトリツク
スず接着性のよいPVA系繊維が现くお長い状態
でセメントマトリツクス䞭に均䞀に存圚しおいる
ので、セメント脆性マトリツクスの匱点である匕
匵り、曲げ匷させん断匷力を向䞊するず共に、ひ
び割れ防止効果も倧きい。ひび割れは局郚的に発
生する埮少なひび割れをマトリツクス䞭に存圚す
る繊維がその䌝播を劚げるこずにより拡倧を防
ぎ、結果ずしおひび割れ防止ずなるず蚀われおい
る。埓぀おマトリツクス䞭に存圚する繊維の本数
が倚い皋、即ち繊維間隔が小さい皋ひび割れ防止
効果が倧きいず蚀える。セメントモルタル、コン
クリヌトに䜿甚されおいる繊維は分散性の点より
アスペクト比が小、即ち倪くお短かいために繊維
間隔が倧きい。本発明によ぀おのみアスペクト比
の倧きい、即ち现くお長い、埓぀お繊維間隔の小
さい繊維が混入できる。それ故にひび割れ防止効
果は倧きく本発明の特長の䞀぀である。さらに耐
衝撃性、高靭性をも䞎える。 本発明のすぐれた補匷性の䞀䟋を䞍満足ながら
も䞀郚利甚されおいる鋌繊維や最近かなりの怜蚎
が加えられおいる繊維衚面に突起のあるポリ゚チ
レン繊維ずの比范䟋を瀺す。 砂セメント比が1/1、繊維が容積になる
ように蚈量した砂、セメント、繊維をJIS R5201
セメントの物理詊隓法に瀺される緎り混ぜ機
を甚い、也燥状態で混合した埌、氎セメント比が
0.37になるように氎を加えお分間ミキシングを
行぀た。該モルタルをcm×cm×16cmの型枠に
流し蟌み、若干の振動を䞎え固めた埌䞀昌倜宀枩
攟眮埌、増型し週間の氎䞭逊生埌週間の気也
逊生を行い、その曲げ匷力を枬定した。その時に
䜿甚した繊維の物性、分散状態を含めお衚−に
瀺した。
【衚】 PVA系繊維は単繊維1.8デニヌルを1000本集束
しおPVA−217クラレ補ポバヌルで固めた集
束糞を甚いた。なお曲げ砎壊時の砎断面を顕埮鏡
で芳察するずクラレビニロン及びボンフむツクス
は繊維が砎断しおおり、鋌繊維は明らかに匕抜け
おいた。 衚−で明らかな劂くPVA系繊維は集束糞を
利甚しお均䞀に分散せしめたこずにより、高アス
ペクト比ずすぐれた接着性のために、その有する
高い匕匵匷床を砎断するたで有効に利甚しおいる
こずは明癜で、高い曲げ匷床を瀺しおいる。 鋌繊維は比范的高い匕匵り匷床を有しながら
も、アスペクト比が小さい䞊にセメントずの接着
力もあたりよくなく、匕抜けを生じ、繊維は砎断
せず、その匷力が有効に生かされおいない。 ポリ゚チレン繊維は偎面に突起を぀けおモルタ
ルからの匕抜けを防止しおいるものの、繊維自身
の匕匵り匷力が匱く、ダング率も小でモルタルの
曲げ匷力向䞊に及びひび割れ匷力向䞊にあたり寄
䞎しおいない。 以䞊の劂く本発明のPVA系繊維は氎䜿甚量の
少ないモルタル、コンクリヌト分野で皮々の怜蚎
がなされ、䞀郚垂堎で䜿甚されおいる鋌繊維、ポ
リ゚チレン繊維よりもはるかにすぐれた補匷効果
を瀺すこずが明瞭ずな぀た。 かくの劂くすぐれた補匷効果を有するPVAç³»
繊維はモルタル、コンクリヌトの補品分野で幅広
く䜿甚可胜であり、以䞋に述べるものに限定され
るものではない。 たず成圢法別では珟堎成圢法ずしお生コンクリ
ヌトによる打蚭、吹付け成圢、泚入成圢法等があ
り、工堎成圢法では振動成圢、遠心力成圢、抌出
し成圢、泚入成圢法等があるが、いづれの成圢法
で成圢されるセメント、モルタル成圢品にも適甚
できる。 又利甚圢態で述べるなら構造郚材たたは構造物
ぞの適甚が考えられ、それには舗装やトンネルラ
むニング等の無筋コンクリヌト構造物の性胜向䞊
や鉄筋コンクリヌト郚材の代替ずしお䟋えば遠心
力成圢コンクリヌト管等がある。 又鉄筋コンクリヌトずの䜵甚で鉄筋コンクリヌ
ト郚材の性胜向䞊を目的ずしおの利甚圢態もあ
る。䟋えば耐震壁、柱、梁接合物のせん断補匷な
どである。 前蚘の劂く鋌繊維よりすぐれた補匷性を瀺すの
で、䟋えば鋌繊維を䜿甚しおいる分野ではその代
替が可胜である。 たず土朚分野での鋌繊維の代衚的な適甚䟋に舗
装甚途がある。道路の舗装、空枯滑走路、誘導路
の舗装、工堎内における重量物運搬に䟛甚される
構内舗装および橋面舗装等がある。舗装甚途ずし
おの必芁な性胜は第䞀に曲げ匷床が倧きいこずで
ある。茪荷重による曲げ応力及び衚面ず䞋面の枩
床差によ぀お生ずるそり応力が合成された曲げ応
力である。PVA系繊維は曲げ匷力向䞊に著しい
効果を瀺すために舗装厚を著しくうすくするこず
が可胜ずなる。 第二にひび割れ防止効果が倧なるこずである。
亀通荷重により、舗装面の底面に生じたひびわれ
の進行をさたたげるこずである。その結果寿呜が
倧幅に延長されるこずになる。ひびわれ防止効果
の倧きいPVA系繊維の効果が倧きいこずは明癜
である。 そのほか同様な効果で既蚭舗装のオヌバヌレむ
ずしおの適甚も可胜である。 第二の適甚䟋は吹付けコンクリヌトであり、そ
の代衚的なものずしおトンネル工事及び法面保護
工事の甚途があげられる。 たずトンネル工事の堎合は䞉぀の適甚圢態があ
る。 (1) 軟匱地局を掘進するトンネルの䞀次ラむニン
グぞの適甚 (2) 断局郚分などで地山の挙動が安定しにくい個
所の二次ラむニングぞの適甚 (3) 灜害などによ぀お損傷したラむニングの急速
補修などがある。 いづれの適甚圢態においおも芁求される性胜は
曲げ匷力、せん断匷力、耐ひび割れ性であり、
PVA系繊維で補匷すれば著しい効力を瀺す。 加えお斜行性、安党性がよくなければならな
い。PVA系繊維は鋌繊維に比し现くお長い繊維
でか぀セメントずの付着性が良いために、はね返
り防止、肌萜ち防止に効果的であり、又鋌繊維は
繊維自身のはね返りが倚くお問題ずな぀おいる
が、PVA系繊維の堎合セメントずの芪和性がよ
いために材料ずの分離がなく、その心配が党くな
い。 繊維自䜓のはね返りが倚いこずは他の材料に比
し高䟡な繊維を無駄にするこずになり、コスト高
ずなるに加えお、吹付け郚の繊維の量が枛少し、
蚭蚈通りの補匷性を瀺さないこずになり、非垞に
や぀かいな問題である。繊維自䜓のはねかえりが
材料のそれより倚くない点はPVA系繊維の倧き
な特長である。 次に法面保護工事の堎合は、PVA系繊維で補
匷するず既述の特性のために埓来の補匷鉄鋌が省
け、吹付け厚さをうすく出来るメリツトがある。 そのほか老朜化した構造物の補修にも適甚され
る。又ダム、氎理構造物の効果的な補修が行な
え、道路橋床版ぞの適甚も可胜である。さらに軜
量コンクリヌト、気泡コンクリヌトのように匷床
の䜎いコンクリヌトの補匷に有効である。 建築甚途では間仕切り壁、プレキダストの倖郚
階段巊官モルタル等も適甚の䞀䟋である。 以䞊適甚䟋のほんの䞀郚を蚘述したが、セメン
トモルタル、コンクリヌトを䜿甚する分野であ぀
お、曲げ匷力、せん断匷力、耐ひび割れ性、耐衝
撃性を必芁ずする分野には党お適甚可胜であり、
本発明の範囲内である。 以䞋実斜䟋をも぀お発明を詳现に説明する。 実斜䟋〜、比范䟋〜 砂セメント比が1/1、繊維が容積になる
ように蚈量した砂、セメント、繊維をJIS −
5201に瀺される緎り混ぜ機を甚い、也燥状態で混
合した埌、氎−セメント比が0.4になるように氎
を加えお分間ミキシングを行぀た。 䜿甚するPVA系繊維は匷床が140〜145Kgmm2
で、単繊維デニヌルが0.8実斜䟋、2.0実斜
䟋、5.0実斜䟋、10.0実斜䟋、20.0
実
斜䟋、0.2比范䟋、40比范䟋で、そ
れぞれの総デニヌルが2000デニヌルの集束糞を
PVA−217を付着させおかためた埌、単繊維
単䜍でのアスペクト比が1000になるように切断し
たものである。ミキシング埌のモルタルをcm×
cm×16cmの型枠に流し蟌み、振動し、固め埌、
䞀昌倜宀枩で攟眮し、脱型し、週間の氎䞭逊生
ず週間の気也逊生を行぀た。 繊維の分散、解繊床は型枠ぞ流し蟌む盎前のモ
ルタルを50メツシナの金網に乗せお氎でセメント
等を流し出し、解繊床暙準サンプルず比范し刀定
した。 曲げ匷床、枬定結果ず合せお衚−に瀺した。
【衚】
【衚】 実斜䟋〜、比范䟋〜 䜿甚するPVA繊維の匷床が151Kgmm2、単繊維
デニヌルデニヌル、単繊維単䜍のアスペクト比
を250実斜䟋、400実斜䟋、600実斜䟋
、80比范䟋、2500比范䟋ずそれぞれ
倉曎した以倖は実斜䟋〜ず党く同様な方法で
実斜した。衚−にその結果をたずめた。
【衚】 実斜䟋〜11、比范䟋 䜿甚するPVA繊維の単繊維デニヌルがデニ
ヌル、単繊維の匷床を100Kgmm2実斜䟋、
120Kgmm2実斜䟋10、150Kgmm2実斜䟋11、
70Kgmm2比范䟋ず、それぞれ倉曎した以倖
は実斜䟋〜ず党く同様な方法で実斜した。衚
−にその結果をたずめた。
【衚】 実斜䟋12〜15、比范䟋〜 䜿甚するPVA系繊維が単繊維デニヌルがデ
ニヌル、集束糞の総デニヌル数を300実斜䟋12、
700実斜䟋13、1800実斜䟋14、4000実斜䟋
15、100比范䟋、8000比范䟋ずそれぞ
れ倉曎した以倖は実斜䟋〜ず党く同様な方法
で実斜し、結果を衚−にたずめた。
【衚】 実斜䟋16〜19、比范䟋〜 䜿甚するPVA繊維の単繊維デニヌルがデニ
ヌル、繊維の混入率を容量で0.8実斜䟋16、
1.5実斜䟋17、3.0実斜䟋18、5.0実斜䟋19
、
0.2比范䟋、8.0比范䟋ずそれぞれ倉曎
した以倖は実斜䟋〜ず党く同様な方法で実斜
し、衚−にその結果をたずめた。
【衚】
【衚】 実斜䟋20〜23、比范䟋10 砂セメント比が1/1、繊維が容積になる
ように蚈量した砂、セメント、繊維をJIS −
5201に瀺される緎り混ぜ機を甚い、也燥状態で混
合した埌、氎セメント比が0.4になるように氎
を加えお分間ミキシングを行぀た。 ミキシング埌のモルタルをcm×cm×16cmの
型枠に流し蟌み、振動し固めた埌、䞀昌倜宀枩攟
眮した。その埌脱型し、週間の氎䞭逊生ず週
間の気也逊生を行぀た。 ここで䜿甚するPVA系繊維は単繊維デニヌル
、匷床150Kgmm2、集束糞総デニヌル2000ずし
お、集束剀の皮類を付着量で倉曎した集束糞
を䜿甚した。集束剀はクラレ補PVA完党ケン化
PVA実斜䟋20、クラレ補PVA−217実斜䟋
21、クラレ補PVA−105、カチオン化ポリ酢酞
ビニル゚マルゞペン実斜䟋23、尿玠−ホルマ
リン暹脂比范䟋10ずした。集束糞の切断長
は、単繊維単䜍でのアスペクト比が1000ずなるよ
うに切断した。分散性、解繊床は実斜䟋〜ず
同様ずし、曲げ匷床を枬定し、衚−にたずめ
た。
【衚】
【衚】 実斜䟋24〜27、比范䟋11 m3あたりのセメント量490Kg、现骚材937Kg、
粗骚材15mm以䞋418Kg、PVA系繊維1.2Kg
容積をパンミキサヌで也燥状態で分ミ
キシング埌、氎290Kg0.6を投入し、
さらに分間ミキシングした。 該コンクリヌトを10cm×10cm×40cmの型枠に流
し蟌み、振動し固めた埌、䞀昌倜宀枩攟眮埌脱型
し、氎䞭逊生週間、気也逊生週間埌、曲げ匷
力を枬定した。分散状態、解繊床は実斜䟋〜
ず同様にした。 ここに甚いるPVA系繊維は単繊維デニヌル、
匷床150Kgmm2、集束糞総デニヌル2000ずしお、
集束剀の皮類を付着量で倉曎した集束糞を䜿
甚した。集束剀はクラレ補PVA−217実斜䟋
24、クラレ補PVA−105実斜䟋25、クラレ補
PVA−205実斜䟋26、カチオン化ポリ酢酞ビニ
ル゚マルゞペン実斜䟋27、尿玠−ホルマリン
暹脂比范䟋11ずした。集束糞の切断長は、単
繊維単䜍でのアスペクト比が1000ずなるように切
断した。結果を衚−にたずめた。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  単繊維デニヌルが0.5〜25デニヌル、匕匵り
    匷床90Kgmm2以䞊のポリビニルアルコヌル系繊維
    を〜20重量の氎溶性集束剀でかためた200〜
    5000デニヌルの集束糞であ぀お、単繊維に解繊さ
    れたずきのアスペクト比が100〜2000に切断され、
    か぀セメントモルタル、コンクリヌト成圢品䞭で
    は20以䞊に単繊維ぞ解繊するこずを特城ずする
    セメントモルタル、コンクリヌト補匷甚繊維。  セメントず必芁に応じ现骚材、粗骚材ずより
    なるマトリツクス䞭に、単繊維デニヌルが0.5〜
    25デニヌル、匕匵り匷床90Kgmm2以䞊のポリビニ
    ルアルコヌル系繊維を〜20重量の氎溶性集束
    剀でかためた200〜5000デニヌルの集束糞であ぀
    お、単繊維に解繊されたずきのアスペクト比が
    100〜2000に切断され、か぀セメントモルタル、
    コンクリヌト成圢品䞭では20以䞊に単繊維ぞ解
    繊する繊維が0.5〜容積配合されたこずを特
    城ずする繊維で匷化されたセメントモルタル、コ
    ンクリヌト成圢物。
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