JP4100251B2 - 車両の前端構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の前端構造に関するもので、ラジエータ及びコンデンサのフロントエンドパネルへの取付構造に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
ラジエータは、通常、フロントエンドパネル等の車両ボディに設けられた挿入穴に、ラジエータに設けられた取付ピンを挿入することにより車両ボディに組み付けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このとき、特許文献1に記載の発明では、挿入穴を車両後方側が開放されたU字状とすることにより、衝突事故時に取付ピンが車両後方側に脱落し易くして、ラジエータフロントエンドパネルが破損してしまうことを防止している。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−187588号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載の発明では、挿入穴を一端側が開放されたU字状としているので、取付ピンを挿入穴に装着した後、挿入穴の開放側をストッパ等の閉塞手段にて閉塞する必要がある。
【0006】
したがって、部品点数及び組み付け工数の増大を招くので、車両前端構造、つまり車両の製造原価上昇を招く。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な車両の前端構造を提供し、第2には、部品点数及び組み付け工数の増大を抑制しつつ、ラジエータ等の車両前端側に搭載される熱交換器の組み付け作業性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、第1熱交換器(1)と、第1熱交換器(1)より車両前方側に搭載された第2熱交換器(2)と、第1、2熱交換器(1、2)が組み付けられたフロントエンドパネル(4)とを備え、第1熱交換器(1)の端部には、第1熱交換器(1)をフロントエンドパネル(4)に組み付けるための取付用突起部(1c)が設けられ、フロントエンドパネル(4)には、取付用突起部(1c)が挿入される第1挿入穴(4f)が設けられ、第1挿入穴(4f)は、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の穴であり、さらに、第1熱交換器(1)の車両前方側への最大変位量は、第2熱交換器(2)により規制されており、前記フロントエンドパネルの上下方向における第1挿入穴(4f)と反対側には、取付用突起部(1c)が挿入される開放部が無い閉じた第2挿入穴(4g)が設けられており、第2熱交換器(2)に設けられた取付用突起部(2c)が挿入される挿入穴のうち、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の第3挿入穴(4h)は、前記フロントエンドパネルの上下方向における第1挿入穴(4f)と反対側に設けられていることを特徴とする。
【0009】
これにより、第1熱交換器(1)の取付用突起部(1c)が第1挿入穴(4f)から脱落してしまうことを防止できる。したがって、第1挿入穴(4f)にストッパ等を設けることなく、第1熱交換器(1)をフロントエンドパネル(4)に組み付けることができるので、部品点数及び組み付け工数の増大を抑制しつつ、車両前端側に搭載される熱交換器の組み付け作業性を向上させることができる。さらに、車両前方側が開放された第1挿入穴(4f)及び第3挿入穴(4h)が車両前方側から見て同一側に設けられものに比べて、フロントエンドパネル(4)の強度低下を小さくすることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、第1熱交換器(1)と、第1熱交換器(1)より車両前方側に搭載された第2熱交換器(2)とを備え、第1熱交換器(1)の端部には、第1熱交換器(1)を車両ボディ(4)に組み付けるための取付用突起部(1c)が設けられ、車両ボディ(4)には、取付用突起部(1c)が挿入される第1挿入穴(4f)が設けられ、第1挿入穴(4f)は、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の穴であり、さらに、第1熱交換器(1)の車両前方側への最大変位量は、第2熱交換器(2)により規制されており、前記車両ボディの上下方向における第1挿入穴(4f)と反対側には、取付用突起部(1c)が挿入される開放部が無い閉じた第2挿入穴(4g)が設けられており、第2熱交換器(2)に設けられた取付用突起部(2c)が挿入される挿入穴のうち、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の第3挿入穴(4h)は、前記車両ボディの上下方向における第1挿入穴(4f)と反対側に設けられていることを特徴とする。
【0011】
これにより、第1熱交換器(1)の取付用突起部(1c)が第1挿入穴(4f)から脱落してしまうことを防止できる。したがって、第1挿入穴(4f)にストッパ等を設けることなく、第1熱交換器(1)を車両ボディ(4)に組み付けることができるので、部品点数及び組み付け工数の増大を抑制しつつ、車両前端側に搭載される熱交換器の組み付け作業性を向上させることができる。さらに、車両前方側が開放された第1挿入穴(4f)及び第3挿入穴(4h)が車両前方側から見て同一側に設けられものに比べて、車両ボディ(4)の強度低下を小さくすることができる。
【0015】
請求項3に記載の発明では、第2熱交換器(2)を挟んで第3挿入穴(4h)と反対側には、第2熱交換器(2)の取付用突起部(1c)が挿入される開放部が無い閉じた第4挿入穴(4j)が設けられていることを特徴とするものである。
【0016】
請求項4に記載の発明では、第3挿入穴(4h)の開放側を閉塞するストッパ部材(5)が装着されていることを特徴とするものである。
【0017】
請求項5に記載の発明では、第2熱交換器(2)に空気を導く導風ダクト部材(7)にストッパ部材(5)が設けられていることを特徴とするものである。
【0018】
請求項6に記載の発明では、第1挿入穴(4f)の開放側には、取付用突起部(1c)が第1挿入穴(4f)から抜けることを抑制する抜け抑制手段(6)が設けられていることを特徴とするものである。
【0019】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本実施形態に係る車両の前端構造を示す分解斜視図であり、図2は図1のA−A断面図であり、図3は図1のB−B断面図である。
【0021】
図1中、ラジエータ1はエンジン冷却水と外気とを熱交換してエンジン冷却水を冷却する第1熱交換器であり、コンデンサ2は蒸気圧縮式冷凍機(車両用空調装置)内を循環する冷媒と外気とを熱交換して冷媒を冷却する第2熱交換器であり、送風機3はラジエータ1及びコンデンサ2に冷却風を送風する送風手段である。
【0022】
因みに、ラジエータ1は、冷却水が流通する複数本のラジエータチューブからなるラジエータコア1a、及びラジエータチューブの長手方向両端側に配設されて各ラジエータチューブに連通するラジエータタンク1b等から構成された周知のマルチフロー型の熱交換器である。
【0023】
また、コンデンサ2もラジエータ1と同様に、冷媒が流通する複数本のコンデンサチューブからなるコンデンサコア2a、及びコンデンサチューブの長手方向両端側に配設されて各コンデンサチューブに連通するコンデンサタンク2b等から構成された周知のマルチフロー型の熱交換器である。
【0024】
そして、本実施形態では、コンデンサ2がラジエータ1より車両前方側、つまりコンデンサ2がラジエータ1より冷却風流れ上流側に位置し、かつ、チューブの長手方向が水平方向に一致するように配置され、タンク1b、2bの長手方向が上下方向(鉛直方向)に一致するように車両に搭載されている。
【0025】
フロントエンドパネル4はラジエータ1及びコンデンサ2等の車両前端部品が組み付け固定されるもので、文献によってはキャリア又はラジエータサポートとも呼ばれる。
【0026】
また、フロントエンドパネル4は、上方側に位置して水平方向に延びる上方側梁部材4a、下方側に位置して水平方向に延びる下方側梁部材4b、及び上下方向に延びて両梁部材4a、4bを連結する支柱部4c等からなる矩形枠状のパネル本体部、並びに前照灯(ヘッドライト)が組み付けられるライトステー部4d等からなるものである。
【0027】
なお、本実施形態では、上方側梁部材4a、下方側梁部材4b、支柱部4c及びライトステー部4d、並びにファンシュラウド4e等を炭素繊維やガラス繊維等にて引張り強度が強化された強化樹脂にて一体成形されている。
【0028】
因みに、ファンシュラウド4eとは、送風機3と熱交換器(この場合は、ラジエータ1)との隙間を閉塞して送風機3にて誘起された空気流が熱交換器を迂回して流れることを防止するもので、本実施形態では、送風機3を支持するファンステーも兼ねている。
【0029】
ところで、ラジエータ1の端部のうちラジエータタンク1bの長手方向両端側には、図2に示すように、ラジエータ1をフロントエンドパネル4に組み付けるための取付用突起部をなす取付ピン1cが設けられており、この取付ピン1cには、ゴム等の弾性材料からなる防振材1dが装着されている。
【0030】
また、フロントエンドパネル4のうち取付ピン1cに対応する部位には、図1に示すように、取付ピン1cが挿入される挿入穴4f、4gが設けられており、本実施形態では、下方側に設けられた挿入穴4fを車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の穴とし、上方側、つまりラジエータ1を挟んで挿入穴4fと反対側に設けられた挿入穴4gを開放部が無い閉じた穴としている。
【0031】
一方、コンデンサ2の上下端部にもラジエータ1と同様に、コンデンサ2をフロントエンドパネル4に組み付けるための取付用突起部をなす取付ピン2cが設けられており、図3に示すように、この取付ピン2cにも取付ピン1cと同様にゴム等の弾性材料からなる防振材2dが装着されている。
【0032】
また、フロントエンドパネル4のうち取付ピン2cに対応する部位には、図1に示すように、取付ピン2cが挿入される挿入穴4h、4jが設けられており、本実施形態では、上方側に設けられた挿入穴4hを車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の穴とし、下方側、つまりコンデンサ2を挟んで挿入穴4hと反対側に設けられた挿入穴4jを開放部が無い閉じた穴としている。
【0033】
つまり、車両前方側が開放された挿入穴4f及び挿入穴4hは、互いに熱交換器1、2を挟んで対向する反対の位置に設けることにより、車両前方側から見て、挿入穴4fと挿入穴4hとが上下方向にずれるようにしている。
【0034】
また、ストッパ5は、取付ピン2cを挿入穴4hに装着した後、挿入穴4hの開放側を閉塞するストッパ部材であり、このストッパ5は、フロントエンドパネル4に係止固定される。
【0035】
具体的には、図4(a)に示すように、車両前方側からフロントエンドパネル4(上方側梁部材4a)に組み付け固定された樹脂製のストッパ5とフロントエンドパネル4とにより、防振材2dが装着された取付ピン2cを挟み込んでコンデンサ2をフロントエンドパネル4に固定している。
【0036】
また、ストッパ5は、図4(b)に示すように、上方側梁部材4aを上下方向から挟み込む断面が略コの字状のクリップ部5a、及び上方側梁部材4aに設けられた係止用穴部4kに勘合する係止用突起部5bからなるものである。
【0037】
また、車両前方側が開放された挿入穴4f及び挿入穴4hの開放側には、図4(a)に示すように、開放側を狭めるようにして取付ピン1c、2dが挿入穴4f、4hから抜けることを抑制する突起部6が設けられており、本実施形態では、この突起部6が特許請求の範囲に記載された抜け抑制手段を構成する。
【0038】
次に、ラジエータ1及びコンデンサ2のフロントエンドパネル4への組み付け手順を述べる(図1参照)。
【0039】
ラジエータ1の上方側に設けられた取付ピン1cを下側から挿入穴4hに挿入した後、上方側の取付ピン1cを支点とするようにしてラジエータ1を揺動させて下側の取付ピン1cを挿入穴4fの開放側から挿入装着する。
【0040】
このとき、下側の取付ピン1cに装着された防振材1dが突起部6にて縮められ、その外径寸法が自由状態に比べて小さくなって取付ピン1cが挿入穴4fに係止固定される。
【0041】
次に、コンデンサ2の下方側に設けられた取付ピン2cを上側から挿入穴4jに挿入した後、下方側の取付ピン2cを支点とするようにしてコンデンサ2を揺動させて上側の取付ピン2cを挿入穴4hの開放側から挿入装着する。
【0042】
このとき、上側の取付ピン2cに装着された防振材2dが突起部6にて縮められ、その外径寸法が自由状態に比べて小さくなって取付ピン2cが挿入穴4hに係止固定される。
【0043】
そして、ストッパ5をフロントエンドパネル4に装着して取付ピン2cが挿入穴4hから脱落することを確実に防止する。
【0044】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0045】
本実施形態では、ラジエータ1の取付ピン1cが装着される挿入穴4fはストッパ5に閉塞されることなく開放されたままであるものの、ラジエータ1の前面側、つまり挿入穴4fの開放側に配置されるコンデンサ2の取付ピン2cは、閉じた穴である挿入穴4jに挿入されるので、ラジエータ1の下方側、つまり挿入穴4fに挿入された取付ピン1cの車両前方側への最大変位量は、コンデンサ2により規制されることとなる。
【0046】
このため、ラジエータ1とコンデンサ2との距離が、挿入穴4fの長径寸法、つまり開放部から底部までの寸法L(図4(a)参照)以下となっていれば、ラジエータ1の取付ピン1cが挿入穴4fから脱落することはない。
【0047】
したがって、挿入穴4fにストッパを設けることなく、ラジエータ1をフロントエンドパネル4(車両ボディ)に組み付けることができるので、部品点数及び組み付け工数の増大を抑制しつつ、ラジエータ1等の車両前端側に搭載される熱交換器の組み付け作業性を向上させることができる。
【0048】
また、車両前方側が開放された挿入穴4f及び挿入穴4hが、互いに熱交換器1、2挟んで対向する反対の位置に設けられているので、挿入穴4f及び挿入穴4hが車両前方側から見て同一側に設けられものに比べて、フロントエンドパネル4の強度低下を小さくすることができる。
【0049】
また、挿入穴4fに取付ピン1cが脱落することを抑制する突起部6を設けているので、ラジエータ1がコンデンサ2に衝突する程度まで取付ピン1cが挿入穴4f内で変位してしまうことを抑制できる。
【0050】
(第2実施形態)
本実施形態は、図5に示すように、コンデンサ2及びラジエータ1に冷却風を導く樹脂製の導風ダクト部材7にストッパ5を一体的に設けたものである。
【0051】
これにより、車両前端構造を構成する部品の点数を低減することができるので、組み立て工数及び製造原価を低減することができる。
【0052】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、取付ピン1c、2cは防振材1d、2dを介して挿入穴4f〜4jに挿入装着していたが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0053】
また、上述の実施形態では、車両前方側から見て、挿入穴4fと挿入穴4hとが上下方向にずれるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば左右方向で挿入穴4fと挿入穴4fとがずれるようにしてもよい。
【0054】
また、上述の第2実施形態では、導風ダクト部材7にストッパ5を一体化したが、本発明はこれに限定されるものではなく、バンパーカバーやラジエータグリル(フロングリル)にストッパ5を一体化してもよい。
【0055】
なお、上述の実施形態では、挿入穴4f及び挿入穴4hは、車両前方側が開放されたものであったが、これは、ラジエータ1及びコンデンサ2を車両前方側からフロントエンドパネル4に組み付けるためである。したがって、車両前方側からラジエータ1及びコンデンサ2をフロントエンドパネル4に組み付ける場合には、挿入穴4f及び挿入穴4hを車両後方側を開放することが望ましい。
【0056】
因みに、車両後方側からラジエータ1等の熱交換器をフロントエンドパネル2に組み付ける際には、「第1熱交換器(1)と、前記第1熱交換器(1)より車両前方側に搭載された第2熱交換器(2)と、前記第1、2熱交換器(1、2)が組み付けられたフロントエンドパネル(4)とを備え、前記第1熱交換器(1)の端部には、前記第1熱交換器(1)を前記フロントエンドパネル(4)に組み付けるための取付用突起部(1c)が設けられ、前記フロントエンドパネル(4)には、前記取付用突起部(1c)が挿入される第1挿入穴(4f)が設けられ、前記第1挿入穴(4f)は、車両後方側が開放され、かつ、車両前方側が閉じた略U字状の穴であり、さらに、前記第1熱交換器(1)の車両後方側への最大変位量は、前記第2熱交換器(2)により規制されることを特徴とする」ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両の前端構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】(a)は本発明の挿入穴部分の分解斜視図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る車両の前端構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…ラジエータ、1c…取付ピン、2…コンデンサ、2c…取付ピン、
3…送風機、4…フロントエンドパネル、4f〜4j…挿入穴。
Claims (6)
- 第1熱交換器(1)と、
前記第1熱交換器(1)より車両前方側に搭載された第2熱交換器(2)と、
前記第1、2熱交換器(1、2)が組み付けられたフロントエンドパネル(4)とを備え、
前記第1熱交換器(1)の端部には、前記第1熱交換器(1)を前記フロントエンドパネル(4)に組み付けるための取付用突起部(1c)が設けられ、
前記フロントエンドパネル(4)には、前記取付用突起部(1c)が挿入される第1挿入穴(4f)が設けられ、
前記第1挿入穴(4f)は、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の穴であり、
さらに、前記第1熱交換器(1)の車両前方側への最大変位量は、前記第2熱交換器(2)により規制されており、
前記フロントエンドパネルの上下方向における前記第1挿入穴(4f)と反対側には、前記取付用突起部(1c)が挿入される開放部が無い閉じた第2挿入穴(4g)が設けられており、
前記第2熱交換器(2)に設けられた取付用突起部(2c)が挿入される挿入穴のうち、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の第3挿入穴(4h)は、前記フロントエンドパネルの上下方向における前記第1挿入穴(4f)と反対側に設けられていることを特徴とする車両の前端構造。 - 第1熱交換器(1)と、
前記第1熱交換器(1)より車両前方側に搭載された第2熱交換器(2)とを備え、
前記第1熱交換器(1)の端部には、前記第1熱交換器(1)を車両ボディ(4)に組み付けるための取付用突起部(1c)が設けられ、
前記車両ボディ(4)には、前記取付用突起部(1c)が挿入される第1挿入穴(4f)が設けられ、
前記第1挿入穴(4f)は、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の穴であり、
さらに、前記第1熱交換器(1)の車両前方側への最大変位量は、前記第2熱交換器(2)により規制されており、
前記車両ボディの上下方向における前記第1挿入穴(4f)と反対側には、前記取付用突起部(1c)が挿入される開放部が無い閉じた第2挿入穴(4g)が設けられており、
前記第2熱交換器(2)に設けられた取付用突起部(2c)が挿入される挿入穴のうち、車両前方側が開放され、かつ、車両後方側が閉じた略U字状の第3挿入穴(4h)は、前記車両ボディの上下方向における前記第1挿入穴(4f)と反対側に設けられていることを特徴とする車両の前端構造。 - 前記第2熱交換器(2)を挟んで前記第3挿入穴(4h)と反対側には、前記第2熱交換器(2)の前記取付用突起部(1c)が挿入される開放部が無い閉じた第4挿入穴(4j)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の前端構造。
- 前記第3挿入穴(4h)の開放側を閉塞するストッパ部材(5)が装着されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両の前端構造。
- 前記第2熱交換器(2)に空気を導く導風ダクト部材(7)に前記ストッパ部材(5)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の車両の前端構造。
- 前記第1挿入穴(4f)の開放側には、前記取付用突起部(1c)が前記第1挿入穴(4f)から抜けることを抑制する抜け抑制手段(6)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両の前端構造。
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