JP4099503B2 - 回転軸の定位置停止制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械などの回転軸を所望の位置に停止させるのに使用される回転軸の定位置停止制御装置に関する。
工作機械、例えばCNCなどのモータの回転軸を所望の位置に停止させる定位置停止制御においては、停止の際に基準となる機械的原点を回転軸上に定めると共に、固定側にも基準点が定められる。
回転軸の定位置停止制御装置においては、当初は、上位制御装置により作成された速度指令と所定の速度指令とのうちの一方が使用される速度制御が行われる。そして、所望の停止位置が停止位置指令として作成されると、回転軸の速度制御から回転軸の位置制御への切換えが行われる。その後、位置制御により回転軸は停止位置において停止する。
図5は、例えば特許文献1に開示されるような従来技術における回転軸の現在速度と時間との間の関係を示す図である。図5に示されるように、区間Z1においては回転軸は上位制御装置からの指令に応じて一定速度V0で速度制御されている。そして、回転軸を停止させる必要が生じる(時刻T1)と、区間Z2に示されるように回転軸の速度を所定の速度VZまで徐々に低下させる。回転軸の速度が速度VZまで低下すると、回転軸の制御は時刻T2において速度制御(区間Z2)から位置制御(区間Z3)へと切換わるようになる。
特開平6−195118号公報
従来技術の位置制御においては、回転軸が停止するまでの総移動量が停止位置指令として一度に入力される。そして、区間Z3における回転軸の速度指令はポジションゲインPGを用いて以下の式(1)により表される。
「速度指令」=「PG」×「回転軸の位置偏差」 (1)
この式(1)により表される速度指令は下に凸な指数関数曲線を時間に対して描く。
ところが通常は、上式で表される速度指令が所定の速度VZに一致することはないので、速度は区間Z2と区間Z3との間において急激に変化する。具体的には、小区間Z31における破線Y1で示されるように、区間Z2から区間Z3への移行時には回転軸の加減速能力を越える速度指令が作成されることとなる。
このため、速度指令上限値を設定することにより、区間Z3における速度指令を以下の式(2)により表するようにしている。
「速度指令」=min(「PG」×「回転軸の位置偏差」、「速度指令上限値」)(2)
これにより、区間Z2と区間Z3との間において速度指令の連続性が確保される。
式(2)を採用することにより、区間Z3には、速度指令上限値が採用される小区間Z31と、指数関数で表される「PG」×「回転軸の位置偏差」が採用される小区間Z32とが含まれることになる。そして、小区間Z31においては、回転軸の速度は速度指令上限値に対応するので当然に一定である。このことは、小区間Z31においては回転軸の加減速能力は使用されていないことを意味しており、小区間Z31が存在することによって、定位置停止までに要する時間は長くなる。
一方、図6には、回転軸が比較的高速回転している状態で速度制御から位置制御への切換えが行われる場合、つまり速度VX(VZ<VX<V0)において速度制御(区間Z2’)から位置制御(区間Z3’)への切換えが行われる場合が示されている。この場合には、図示されるように区間Z3’において回転軸の減速能力を越える速度指令が作成されることになる。これにより、区間Z2’から区間Z3’への移行時(速度制御から位置制御への切換時)には、比較的大きな機械的ショックが発生する。
このような理由により、従来技術においては図5に示される所定の速度VZを比較的小さくせざるを得ない。ところが、所定の速度VZを小さくすることによって、小区間Z31はその分だけ延びることになり、定位置停止までの時間が長くなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、回転軸が定位置にて停止するまでに要する時間を短縮することのできる回転軸の定位置停止制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、制御周期毎に移動指令を作成する移動指令作成手段と、該移動指令作成手段により作成された移動指令に応じて回転軸を制御周期毎に位置制御する位置ループ制御手段と、上位制御装置により作成された速度指令と所定の速度指令とのうちの一方の速度指令に応じて前記回転軸を速度制御する速度ループ制御手段とを具備し、前記速度ループ制御手段による前記回転軸の速度制御から前記位置ループ制御手段による前記回転軸の位置制御への切換えを行うことができる回転軸の定位置停止制御装置において、前記移動指令作成手段により作成された前記移動指令は、前記回転軸の加減速能力に相当する加速度よりも小さい加速度を有することを特徴とする定位置停止制御装置が提供される。
2番目の発明によれば、制御周期毎に移動指令を作成する移動指令作成手段と、該移動指令作成手段により作成された移動指令に応じて回転軸を制御周期毎に位置制御する位置ループ制御手段と、上位制御装置により作成された速度指令と所定の速度指令とのうちの一方の速度指令に応じて前記回転軸を速度制御する速度ループ制御手段とを具備し、前記速度ループ制御手段による前記回転軸の速度制御から前記位置ループ制御手段による前記回転軸の位置制御への切換えを行うことができる回転軸の定位置停止制御装置において、前記移動指令作成手段により作成された前記移動指令は、前記回転軸の加減速能力に相当する加速度を有することを特徴とする定位置停止制御装置が提供される。
すなわち1番目および2番目の発明においては、回転軸の加減速能力を越える加速度を使用しないようにしているので、速度指令上限値を採用する区間は必ずしも必要でない。これにより、回転軸の定位置停止までに要する時間を短縮することができる。また、このような構成にしているので、速度指令上限値を設ける必要もない。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、さらに、加減速中の前記回転軸の加速度を検出する加速度検出手段を具備し、前記移動指令の前記加速度は前記加速度検出手段により検出された、前記速度制御から前記位置制御への切換えの直前の加速度であるようにした。
すなわち3番目の発明においては、速度制御から位置制御への切換えの直前の加速度は回転軸の加減速能力の限界値に極めて近い値であるので、より最適な定位置停止制御を行うことができる。
4番目の発明によれば、1番目から3番目のいずれかの発明において、さらに、前記移動指令作成手段により作成された前記移動指令を平滑化する移動指令平滑化手段を具備し、該移動指令平滑化手段により平滑化された移動指令が前記位置ループ制御手段に供給されるようにした。
すなわち4番目の発明においては、速度または加速度の変化が円滑になるので、速度または加速度が変化するときに回転軸に機械的ショックが掛かるのをさらに抑制することができる。
5番目の発明によれば、1番目から4番目のいずれかの発明において、さらに、前記回転軸の停止位置指令を作成する停止位置指令作成手段を具備し、前記移動指令作成手段は、前記停止位置指令作成手段により作成された前記停止位置指令に基づいて前記移動指令を作成するようになっており、前記上位制御装置は他の停止位置指令を作成するようになっており、前記上位制御装置によって前記他の停止位置指令が作成された場合には、位置ループ制御手段は、前記停止位置指令と前記他の停止位置指令との間の偏差に基づいて位置制御を行うことを特徴とする。
すなわち5番目の発明においては、上位制御装置によって他の停止位置指令が作成された場合にも、定位置停止制御装置をこのことに対応させて動作させられる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づく回転軸の定位置停止制御装置の構成図である。本発明の定位置停止制御装置10は回転軸61を備えたモータ60に対して図示されるように接続されている。モータ60は工作機械、例えばCNCで使用されるサーボモータなどである。図1に示されるように、モータ60の回転軸61には、回転軸61の加速度を検出する加速度検出手段31と、回転軸61の速度を検出する速度検出手段32と、回転軸61上の機械的原点の固定側基準点に対する位置を検出する位置検出手段33とが設けられている。なお、加速度検出手段31、速度検出手段32および位置検出手段33は互いに関連付けられており、例えば速度検出手段32により検出された回転軸61の速度に基づいて、回転軸61の加速度または回転軸61の位置を算出または推定するようにしてもよい。
定位置停止制御装置10はデジタルコンピュータからなり、図1においては回転軸61の停止位置指令を作成する停止位置指令作成手段20と、加速度指令Q1を作成する加速度指令作成手段41と、回転軸61の総移動指令S2を作成する総移動指令作成手段21と、制御周期毎の移動指令M1を作成する移動指令作成手段22とを含んでいる。
さらに、定位置停止制御装置10は、回転軸61を位置制御するのに用いられる位置ループ制御手段25と、回転軸61を速度制御するのに用いられる速度ループ制御手段35とを含んでいる。
また、切換手段30は、位置ループ制御手段25により作成された速度指令Vと、記憶部46に予め記憶された所定の速度指令V1と、上位制御装置45が作成した速度指令V0のうちのいずれかを選択するように切換える。なお、上位制御装置45は例えばPLC(プログラマブルロジックコントローラ)である。
図2は本発明に基づく定位置停止制御装置における回転軸の現在速度と時間との間の関係を示す図である。図2においては縦軸は回転軸61の速度を示しており、横軸は時間を示している。
以下、図1および図2を参照しつつ、定位置停止制御装置10の動作について説明する。なお、当初は上位制御装置45で作成された速度指令V0が選択されるように、切換手段30が切換えられているものとする。つまり、図2の区間A1から分かるように、当初は回転軸61は速度V0において速度制御されているものとする。なお、図1から分かるように、速度検出手段32によって検出された回転軸61の速度(速度帰還信号)と、切換手段30により切換えられた速度(当初は速度V0)との間の偏差が速度ループ制御手段35に入力されるようになっている。
図2における時刻t1においてモータ60の回転軸61を停止させる状況が生じると、切換手段30は所定の速度V1が選択されるように切換えられる。所定の速度V1は実験等により予め求められていて定位置停止制御装置10の記憶部46に予め記憶されている。速度V1は速度V0よりも小さい値であり、さらに詳しく言えば、速度V1は速度VZと速度VXとの間の値である(VZ<V1<VX)。
これにより、図2における区間A2に示されるように、回転軸61はその速度が所定の速度V1に次第に近付くように速度制御される。区間A2においては、所定の速度V1になるように回転軸61を単に減速させているのみであるので、区間A2における曲線の傾き、つまり回転軸61の加速度はその減速能力を越えることはない。
また、区間A1から区間A2への移行直後に、回転軸61の加速度が加減速能力の限界値に達するわけではないので、区間A2における曲線は上に凸な関数として表される。また、回転軸61の速度が所定の速度V1に達する直前における回転軸61の加速度(図2において角度αで表される)は、回転軸61の加減速能力の限界値に概ね等しい。
時刻t2において回転軸61の速度が所定の速度V1に達すると、図1に示される切換手段30は位置ループ制御手段25で作成された速度指令Vが選択されるように切換えられる。この切換作用と同時に、停止位置指令作成手段20は回転軸61の停止位置を目標位置として作成する。さらに、位置検出手段33によって回転軸61の現在位置が検出される。そして、目標位置から現在位置を減算した偏差が回転軸61の総移動指令初期値S1として設定される。
以下の処理は回転軸61の制御周期毎に行われるものとする。総移動指令作成手段21においては総移動指令初期値S1に基づいて総移動指令S2が作成されて、移動指令作成手段22に供給される。また、図示されるように、加速度検出手段31により検出された回転軸61の加速度は加速度指令作成手段41において加速度指令Q1として作成され、この加速度指令Q1を移動指令作成手段22に供給してもよい。なお、総移動指令作成手段21の積算部21aにおいて前回の制御周期における総移動指令S2が加算されるものとする。
移動指令作成手段22においては、総移動指令S2および/または加速度指令Q1に基づいて移動指令M1が作成される。移動指令M1は或る制御周期において回転軸61を移動させる距離を意味している。この移動指令M1は後述する移動指令平滑化手段23を通って位置ループ制御手段25に供給される。なお、図示されるように、移動指令M1は総移動指令作成手段21にも供給されて総移動指令初期値S1から制御周期毎に減じられる。
位置ループ制御手段25においては、移動指令M1と、位置検出手段33により検出された回転軸61の現在位置との間の偏差が算出される。次いで、この偏差には前回の制御周期における偏差が積算部25aにて加算された後、ポジションゲインPGが乗じられる。その後、この値に移動指令M1が加算され、速度指令Vとして位置ループ制御手段25から出力される。図示されるように、切換手段30を通った速度指令Vと速度帰還信号との間の偏差が速度ループ制御手段35に供給され、それにより、回転軸61が駆動される。
ここで、本発明においては移動指令M1に関連付けられる回転軸61の加速度は回転軸61の加減速能力以下の値、つまり加減速能力に等しい値かまたはこれよりも小さい値とされる。例えば図2においては、区間A3のうちの小区間A31において、所定の速度V1に等しい速度指令Vを含む移動指令M1が作成されている。つまり、小区間A31における移動指令M1に含まれる加速度は零である。
次いで、小区間A32において回転軸61の加減速能力以下の加速度を有する移動指令M1が作成される。小区間A32においては、位置ループ制御手段25はこのような加速度を含む移動指令M1を作成し続ける。次いで、時刻t3において回転軸61の速度が零になり、回転軸61は停止する。なお、図2における時刻t2、t3の間の線分と速度を示す実線とにより囲まれる領域C1の面積は総移動指令初期値S1に対応する。
このように、本発明においては小区間A31、A32を含む区間A3において、回転軸61の加減速能力を越える加速度を含む移動指令M1を作成しないようにしている。このため、本発明においては、図5を用いて説明した従来技術の「速度指令上限値」を設定する必要がなく、さらに小区間A31を従来技術の小区間Z31と比較してかなり小さくできる。あるいは、本発明においては、後述するように小区間A31を排除してもよい。それゆえ、本発明においては、位置制御に関する区間A3の時間(t3−t2)を従来技術の場合(T3−T2)よりも短くでき、従って、回転軸61が停止するのに要する時間(t3−t1)を短縮することが可能となる。
特に、図2に示されるように、加速度検出手段31によって、回転軸61の速度が速度V1になる時刻t2の直前における回転軸61の加速度を検出し、加速度指令作成手段41および移動指令作成手段22を通じて、時刻t2の直前の加速度を含む移動指令M1を出力するのが好ましい。つまり、図2に示される時刻t2直前の区間A2における加速度αと、時刻t2後の区間A3における加速度βとが等しくなるようにするのが好ましい。速度制御から位置制御への切換えの直前の加速度αは回転軸61の加減速能力の限界値に極めて近い値であるので、より最適な定位置停止制御を行うことができる。さらに、速度制御から位置制御への切換時の速度が連続的になるので、切換時に生じうる機械的ショックを抑えることも可能となる。
なお、図2を参照して説明した実施形態においては回転軸61の速度が一定となる小区間A31が存在しているが、この小区間A31は必ずしも必要ではない。前述したように領域C1の面積は総移動指令初期値S1に相当するので、領域C1の面積が変化しない限りにおいては、区間A3における回転軸61の速度を変更してもよい。
図3(a)から図3(c)は区間A3における速度と時間との関係を拡大して示す図である。これら図面において、速度を示す実線と時間とにより囲まれる領域の面積C1、C1’、C1’’は互いに等しいものとする。なお、これら図面のうち図3(a)は図2の一部分を単に拡大した拡大図であるので説明を省略する。
図3(b)においては小区間A31が設けられておらず、回転軸61の速度は時刻t2から等加速度的に変化する。図3(a)および図3(b)から分かるように、図3(b)における回転軸61の加速度は図3(a)の小区間A32における加速度よりも小さい。図3(b)においては小区間A31が設けられていないので、速度制御から位置制御への移行はさらに円滑に行われうる。ただし、図示されるように、回転軸61が停止するのに要する時間(t3’−t2)は図3(a)の場合に必要とされる時間(t3−t2)よりも長くなる。
また、図3(c)においては、回転軸61の速度は時刻t2以降に上昇し、時刻taを過ぎると再び減少するように制御されている。なお、時刻taと時刻t2との間の加速度および時刻t3’’と時刻taとの間の加速度は、いずれも回転軸61の加減速能力を越えないものとする。このように時刻taと時刻t2との間の加速度を回転軸61の加減速能力を越えない範囲で調節することにより、図3(c)において回転軸61が停止するのに要する時間(t3’’−t2)を図3(a)の場合に必要とされる時間(t3−t2)よりも短くすることも可能となる。
ところで、図1に示されるように、本発明においては移動指令作成手段22から出力された移動指令M1は移動指令平滑化手段23を通って位置ループ制御手段25に入力される。移動指令平滑化手段23においては、移動指令M1に関連付けられる速度および加速度の波形がスムーズになるような平滑化処理が行われている。
図4(a)および図4(b)はそれぞれ移動指令平滑化手段23により平滑化された速度および加速度の波形を示す図である。これら図面においては平滑化前の波形を一点鎖線で示すと共に、移動指令平滑化手段23による平滑化後の波形を実線で示している。移動指令M1に含まれる速度の波形を示す図4(a)においては、速度波形が正弦曲線を描くように平滑化されているのが分かる。
また、移動指令M1に含まれる加速度の波形を示す図4(b)においては、平滑化前の波形はステップ状に変化している。平滑化処理を行うことによって、ステップ状に変化する部分は、微少時間Δtを伴って線形変化するようになる。
図4(a)および図4(b)に示されるような平滑化処理を行うことによって、速度および加速度の波形は比較的連続的に変化するようになる。このため、波形が不連続である平滑化前の場合に生じうる機械的ショックを低減できる。
ところで、停止位置指令は停止位置指令作成手段20により作成されることを図1を参照して説明したが、停止位置指令作成手段20によって停止位置指令が作成された後で、他の停止位置指令が上位制御装置45、例えばPLCによって作成される場合もある。
このような場合には、停止位置指令作成手段20により作成された停止位置指令と上位制御装置45により作成された停止位置指令との間の偏差が算出される。次いで、この偏差を現在位置から変更前停止位置までの移動指令の総和に加算し、新たな総移動指令初期値S1に基づいて位置制御が行われるものとする。このような動作により、上位制御装置45によって他の停止位置指令が作成された場合にも、本発明の定位置停止制御装置10をこのことに対応させて動作させられるのが分かるであろう。
本発明に基づく回転軸の定位置停止制御装置の構成図である。 本発明に基づく定位置停止制御装置における回転軸の現在速度と時間との間の関係を示す図である。 (a)区間A3における速度と時間との関係を拡大して示す図である。(b)区間A3における速度と時間との関係を拡大して示す他の図である。(c)区間A3における速度と時間との関係を拡大して示すさらに他の図である。 (a)移動指令平滑化手段により平滑化された速度の波形を示す図である。(b)移動指令平滑化手段により平滑化された加速度の波形を示す図である。 従来技術における回転軸の現在速度と時間との間の関係を示す図である。 従来技術における回転軸の現在速度と時間との間の関係を示す他の図である。
符号の説明
10 定位置停止制御装置
20 停止位置指令作成手段
21 総移動指令作成手段
22 移動指令作成手段
23 移動指令平滑化手段
25 位置ループ制御手段
30 切換手段
31 加速度検出手段
32 速度検出手段
33 位置検出手段
35 速度ループ制御手段
41 加速度指令作成手段
45 上位制御装置
46 記憶部
60 モータ
61 回転軸
A1、A2 区間(速度制御)
A3 区間(位置制御)
A31、A32 小区間
M1 移動指令
PG ポジションゲイン
Q1 加速度指令
S1 総移動指令初期値
S2 総移動指令
V 速度指令
V0 上位制御装置からの速度指令
V1 所定の速度指令

Claims (4)

  1. 回転軸の定位置停止制御装置において、
    上位制御装置により作成された所定の第一の速度を有する第一の速度指令と該第一の速度指令の前記第一の速度よりも小さい所定の第二の速度を有する第二の速度指令とのうちの一方の速度指令に応じて前記回転軸を速度制御する速度ループ制御手段と、
    制御周期毎に移動指令を作成する移動指令作成手段と、
    該移動指令作成手段により作成された移動指令に応じて回転軸を制御周期毎に位置制御する位置ループ制御手段と、
    前記速度ループ制御手段の前記上位制御装置により作成された前記第一の速度指令による前記回転軸の速度制御と、前記速度ループ制御手段の前記第二の速度指令による前記回転軸の速度制御と、前記位置ループ制御手段による前記回転軸の位置制御とを切換える切換手段と、
    加減速中の前記回転軸の加速度を検出する加速度検出手段と、を具備し、
    前記回転軸が停止するときには、前記切換手段は、前記速度ループ制御手段の速度制御を前記上位制御装置により作成された前記第一の速度指令による前記回転軸の速度制御から前記第二の速度指令による前記回転軸の速度制御へと切換え、
    前記回転軸の速度が前記第二の速度に達すると、前記切換手段は、前記速度ループ制御手段の前記第二の速度指令による前記回転軸の速度制御から前記位置ループ制御手段による前記回転軸の位置制御へと切換えるようになっており、
    前記切換手段によって前記速度ループ制御手段の前記第二の速度指令による前記回転軸の速度制御から前記位置ループ制御手段による前記回転軸の位置制御へと切換えられた後の所定時間において前記移動指令作成手段により作成される前記移動指令は、前記切換手段によって前記速度制御から前記位置制御への切換えられる前の所定時間において前記加速度検出手段により検出された加速度を有することを特徴とする定位置停止制御装置。
  2. さらに、前記移動指令作成手段により作成された前記移動指令の速度波形が正弦曲線を描くように平滑化する移動指令平滑化手段を具備し、該移動指令平滑化手段により平滑化された移動指令が前記位置ループ制御手段に供給されるようにした、請求項1に記載の定位置停止制御装置。
  3. さらに、前記移動指令作成手段により作成された前記移動指令の加速度波形のステップ状に変化する部分が部分的に線形変化を含むように平滑化する移動指令平滑化手段を具備し、該移動指令平滑化手段により平滑化された移動指令が前記位置ループ制御手段に供給されるようにした、請求項1に記載の定位置停止制御装置。
  4. さらに、前記回転軸の停止位置指令を作成する停止位置指令作成手段を具備し、
    前記移動指令作成手段は、前記停止位置指令作成手段により作成された前記停止位置指令に基づいて前記移動指令を作成するようになっており、
    前記上位制御装置はさらに他の停止位置指令を作成するようになっており、
    前記停止位置指令作成手段により停止位置指令が作成された後で前記上位制御装置によって前記他の停止位置指令が作成された場合には、位置ループ制御手段は、前記停止位置指令と前記他の停止位置指令との間の偏差が現在位置から変更前停止位置までの移動指令の総和に加算された新たな移動指令に基づいて位置制御を行うことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の定位置停止制御装置。
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