JP4097578B2 - 携帯型作業機のハンドル支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は刈払機、剪枝機や高枝剪定機などの各種の携帯型作業機のハンドル支持構造に係わり、特に、最適な制振機能を発揮できる携帯型作業機のハンドル支持構造に関する。
従来も、刈払機、剪枝機や高枝剪定機などの各種の携帯型作業機が多用されている。この種の携帯型作業機として刈払機用ハンドル装置(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。特許文献1に開示された刈払機は、刈刃を水平方向に回転自在に支持するギヤケースとエンジンの遠心クラッチとを長尺円管状をなす主杆で連結している。同主杆内に支持された駆動軸を、前記遠心クラッチを介して回転駆動させ、前記ギヤケースに装着された刈刃ユニット等の作業具を前記駆動軸を介して駆動している。
前記主杆のエンジン側寄りには刈払機を支持し、操縦するためのハンドル杆が設けられている。この刈払機を操縦するハンドル杆の支持構造としては、前記主杆の一部外周に、所要の間隔をもって対向する一対の支杆支持具が締付固定されている。
また、各支杆支持具間には、ハンドル杆支持具が防振ゴムを介して遊動的に支持固定され、更に、防振ゴムを介して支杆が前記主杆に沿って平行に支持されている。同支杆の中間部には、前記ハンドル杆支持具が挟持固定され、同ハンドル杆支持具には、左右一対のハンドル杆の端部が前記支杆を横切って直交する方向に挟持固定されている。
この従来のハンドル支持構造では、上述のとおり、前記ハンドル杆支持具が前記支杆に対して不動状態で挟持固定され、また、前記主杆に対して遊動的に支持固定されている。このため、前記主杆に作用する振動は、前記支杆支持具と前記支杆との間に介装された防振ゴムによって減少され、前記支杆自体にはほとんど伝達されることはなく、前記支杆に連結された前記ハンドル杆支持具への振動は少なくなるとしている。前記ハンドル杆は前記主杆に対して間接的に取り付られており、同主杆の振動は前記支杆の取付部分で吸振されるため、ハンドル杆に作用する振動は少なくなるとしている。
また、刈払機のハンドル支持構造の他の構造例として、操作ハンドル防振装置(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。特許文献2に開示されたハンドル支持構造では、操作ハンドルを締付固定する取付金具の内面に、所要の間隔をもって形成された複数の適合溝内に操作桿の一部外周に挿嵌した複数の弾性リングであるOリングを嵌合させ、前記取付金具を前記操作桿との間に所要の間隙をもって締付固定している。
この従来のハンドル支持構造では、エンジン側又はカッター刃側から操作桿に作用する振動を前記Oリングによって吸収するとともに、前記取付金具と前記操作桿との間の間隙を介して両者が衝突し合うことなく、前記取付金具及び操作ハンドルへの振動が減少されるというものである。
実開昭56−62026号公報 実開平2−34120号公報
上記特許文献1に開示されたハンドル支持構造は、メインパイプとしての前記主杆の一部外周にボルト締付により締付固定される一対の支杆支持具間に防振ゴムを介して支杆を横架支持し、前記主杆に対してハンドル支持ブラケットとしてのハンドル杆支持具の下端部を挟持してボルト締めにより締付固定し、更に、前記支杆に対してハンドル杆支持具の上端部を介して、操作ハンドルとしての左右一対のハンドル杆の双方をボルト締めにより締付固定している。
このため、前記主杆に対して組み付けるべき部品点数が多くなり、各ハンドル杆を支持する構成部材の位置合わせや同各構成部材間における相互の位置関係の決定や位置調整が難しくなるといった様々な問題が生じやすい。しかも、前記主杆に対してボルト締めにより締付固定する多くの部品が必要であり、前記ハンドル杆の組立作業に時間、労力、手間がかかり、作業が繁雑になりやすい。
一般に、ハンドル杆などの操作ハンドルには刈払機の操作や操縦による過大な力が頻繁に作用する。上記特許文献1に開示されたハンドル杆は左右一対のハンドル杆からなり、各ハンドル杆の端部は前記ハンドル杆支持具に片持ち支持して締付固定されている。このため、前記ハンドル杆支持具と各ハンドル杆との取付強度が弱くなる原因の一つになるという問題を有している。
一方、上記特許文献2に開示されたハンドル支持構造では、操作ハンドルをメインパイプとしての操作桿に装着するにあたり、操作桿の一部外周に複数の防振ゴムとしてのOリングを挿嵌し、これらのOリングをハンドル支持ブラケットとしての取付金具の内面に同心上に形成された複数のリング溝としての適合溝内に嵌合し、そして前記取付金具を前記操作桿との間に所要の間隙をもってボルト締めにより締付固定している。
このため、上記特許文献2に開示された技術は、前記取付金具の複数の適合溝内と前記操作桿のOリングとの位置合わせを行う必要があり、製品に高い寸法精度及び複雑な機械加工等が必要となる。このため、製品ごとにばらつきが生じやすくなり、不良品の発生も少なくない。しかも、前記Oリングに嵌合する適合溝の幅や深さ寸法は小さいため、上記特許文献1の技術と同様に、構成部品相互間の位置決めや調整が難しくなるという点では従前どおり変わるところはない。
また、上記特許文献2に開示された技術は、前記取付金具の内面と前記操作桿との間の間隙に防振ゴムとしてのOリングを押し潰した状態で締付固定する構成になっているため、前記間隔を目視することは極めて難い。このため、前記取付金具及び前記操作桿の組立作業のみならず組立作業後の検査においてさえも、前記適合溝中に前記Oリングが確実に嵌合しているか否かを確定することができないという不具合もある。しかも、前記取付金具の内面と前記操作桿との間隙にOリングを押し潰した状態で締付固定しているため、長期の間にはOリングがへたって弾力性を喪失させ、エンジン側やカッター刃側からの振動等を作業機に対して吸収する性能を十分に発揮することは難しくなる。
本発明は、上記従来の課題を解消すべくなされたものであり、その具体的な目的は、簡単な構造であり、組立性に優れており、更には安定した良好な制振機能を有することを可能にし、エンジン稼働時に発生する振動を合理的に減少させることを可能とした携帯型作業機のハンドル支持構造を提供することにある。
本件請求項1に係る発明は、携帯型作業機のハンドル支持構造であって、作業具を駆動する駆動装置と操作ハンドル部とを連結する連結部材と、前記操作ハンドル部と前記連結部材との間に配され、操作ハンドル部の振動を減少する2以上の防振ゴムと、前記連結部材に外嵌固定され、前記防振ゴムを収容支持する前後一対のゴム収容支持ケースと、前記連結部材に所要の間隙をもって外嵌され、前記前後一対のゴム収容支持ケース間に前記防振ゴムを介して挟着固定されるハンドル支持ブラケットとを備えてなり、前記ゴム収容支持ケースは、前記ハンドル支持ブラケットを挿嵌支持する挿嵌支持部と、同挿嵌支持部を中心としてその周辺に前記防振ゴムをそれぞれ嵌着する2以上のゴム嵌着穴を有するケース本体とを有し、前記ハンドル支持ブラケットは、前記ゴム嵌着穴に挿嵌された各防振ゴムを介して同ハンドル支持ブラケットが支持される取付ピンを有してなることを特徴とする携帯型作業機のハンドル支持構造にある。
請求項2に係る発明は、上記請求項1記載の発明にあって前記ゴム収容支持ケースの外面に支持され、前記連結部材に対して前記ゴム収容支持ケース及び前記ハンドル支持ブラケットを挟持固定する前後一対のクランプ部材を更に有していることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、上記請求項2記載の発明にあって、前記ゴム収容支持ケースの前記ケース本体は、前記クランプ部材の嵌着位置に配されたクランプ嵌着穴を更に有し、前記クランプ部材は、前記クランプ嵌着穴に内嵌固定される取付ボスと前記連結部材の外周を締付固定するクランプ本体とを有していることを特徴としている。
請求項4に係る発明は、上記請求項1記載の発明にあって、前記防振ゴムが、大径部と小径部とが段差部を介して一体的に連結され、その中心線に沿って前記大径部から小径部に入り込む同一径の盲穴からなるピン挿入孔を有するとともに、前記大径部の前記盲穴周辺には中心線方向に貫通する複数の空洞部が形成されており、前記ゴム収容支持ケースの前記ゴム嵌着穴は、前記防振ゴムの前記大径部と前記小径部との間に形成された環状の段差面に当接する当接段部を有していることを特徴としている。
請求項5に係る発明は、上記請求項1又は4に記載の発明にあって、前記防振ゴムが、前記ゴム収容支持ケースの中心軸線を中心とする同一円周上に同一間隔をもって配されていることを特徴としている。前記防振ゴムは、請求項6に係る発明のように、前記ゴム収容支持ケースの中心軸線を中心とする同一円周上に三点支持されていることが好ましい。
請求項7に係る発明は、上記請求項1、4〜6のいずれかに記載の発明にあって、前記防振ゴムが、同一の大きさを有していることを特徴としている。
上記請求項1に係る発明は、例えば刈払機、剪枝機や高枝剪定機などの各種の携帯可能な手動作業機を含んでいる。一般に、前記携帯型作業機においては、ハンドル支持ブラケットを介して作業具及び駆動装置間に配された操作ハンドルを操作及び操縦することにより作業が行われる。このとき、前記操作ハンドルに対しては、前記作業具及び駆動装置からの極めて大きな振動や衝撃などが多方面から伝達され、操作ハンドルに伝達された振動や衝撃等が作業者の手や腕等に伝達される。そのため、作業者に加わる振動は極めて大きくなる。
前記駆動装置と前記操作ハンドル間に制振構造を配するにあたり、振動を発生する構成部材と前記操作ハンドルとの間で直接的な接触が起きないように直接的な接触を確実に回避することが肝要である。本発明にあっては、前記駆動装置と前記操作ハンドルとを連結する連結部材に前後一対のゴム収容支持ケースが外嵌固定されており、同各ゴム収容支持ケースに収容支持された2以上の防振ゴムを介して、前記ハンドル支持ブラケットが前記連結部材に対して所要の間隙をもって挟着固定されていることを特徴の一つとしている。これにより、前記ハンドル支持ブラケットは、所要の間隙をもって前記連結部材に間接支持することができ、前記ハンドル支持ブラケットに対して前記操作ハンドルを直接支持することができるようになる。
上記構成を備えることにより、前記間隙と相まって前記ハンドル支持ブラケットを前記連結部材及び駆動装置に対して間接支持することができ、作業時における作業具の断続的な衝撃や駆動装置の振動などが前記操作ハンドルに伝達するのを減少することができる。従って、作業範囲の変更や障害物の有無等の諸々の環境下にあっても、作業内容や作業条件等に応じた最適な作業機の操作性や操縦性でもって作業を行うことができ、作業者の疲労を軽減することができるようになり、作業効率等が著しく向上する。
前記ゴム収容支持ケースの挿嵌支持部に前記ハンドル支持ブラケットが挿嵌支持されるとともに、同ハンドル支持ブラケットの取付ピンが、前記防振ゴムを介して前記ゴム収容支持ケースのゴム嵌着穴に挿入支持されている。同構成により、各ゴム収容支持ケース間に前記ハンドル支持ブラケットを簡単に挿入支持することができる。更に、前記防振ゴムと前記ハンドル支持ブラケットとの結合が、わずかな部材でもって容易に且つ安定して確実に結合することができるようになる。
前記構成を備えることによって、前記ゴム収容支持ケース及び前記ハンドル支持ブラケットを単一に組立てることができ、上記連結部材に対してユニット化することが可能となる。このため、前記ゴム収容支持ケース及び前記ハンドル支持ブラケットを前記連結部材に組立てる場合であっても、格別な固着手段を必要とせずに簡単な構造をもって各ゴム収容支持ケース間に前記ハンドル支持ブラケットを位置決めして支持することができるようになる。したがって、作業機の製造時及び保守点検時の組立性や取扱性などが十分に高められる。
前記ゴム収容支持ケース及び前記ハンドル支持ブラケットは、上記請求項2に係る発明のように、前後一対のクランプ部材に挟持固定することが好ましい。各クランプ部材を、前記ゴム収容支持ケースの前記ハンドル支持ブラケットとは反対側の外面に支持することにより、前記連結部材に対して前記ゴム収容支持ケース及び前記ハンドル支持ブラケットの双方を、簡単に且つ確実に挟持固定することができるようになる。
上記請求項3に係る発明は、前記ゴム収容支持ケースの前記ゴム嵌着穴に平行に隣接して配されたクランプ嵌着穴に、前記クランプ部材の取付ボスが内嵌支持され、同クランプ部材のクランプ本体が前記連結部材の外周に締付固定されている。同構成を備えることにより、前記ゴム収容支持ケースの前記外面に前記クランプ部材を簡単に位置決め支持することができるようになり、前記連結部材に対する前記ゴム収容支持ケース及び前記ハンドル支持ブラケットの固定が簡単に且つ強固になすことができる。
上記請求項4に係る発明によれば、前記防振ゴムの曲型的な形態として、同防振ゴムは、大径部と小径部とが段差部を介して一体的に連結された段部形状をなしている。また、その中心線に沿って前記大径部から小径部に入り込む同一径の盲穴からなるピン挿入孔と、前記大径部の前記盲穴周辺にあって中心線方向に貫通する複数の空洞部とを有している。
前記防振ゴムは、前記大径部に前記空洞部を形成することにより、多方面にわたって弾性変形しやすくなり、制振機能を向上させることができる。前記空洞部の存在により、作業機に対して多方面から振動や衝撃などによる大きな外力が作用しても、前記防振ゴムの柔軟性が確保できるので、エンジン稼働時や作業操作時における作業機から操作ハンドルに伝わる振動等を低く抑えることができるようになる。前記防振ゴムの弾性の程度は、前記空洞部の大きさ、形態、配置数、設置位置などを調整することにより所望の弾性力に変更することができる。
操作時において前記操作ハンドルは、様々な方向に操縦されるため、防振ゴムに対して単なる空洞部を形成するだけではへたり易くなり、長期の間には防振ゴムの弾力が喪失してしまう恐れがある。本発明においては前記防振ゴムのピン挿入孔を盲穴として形成していることによって、前記大径部における弾性力を担保しつつ、前記防振ゴムの前記小径部における剛性を確保することができ、防振ゴムの強度を上げることができる。
本願発明における小径部の構成により、前記防振ゴムの強度を所望状態にに高めることができ、多方面から作用してくる大きな外力に対しても所要の形態を保持して制振性能を確保することができる。特に、前記防振ゴムの中心線方向の変形を抑制することができ、前記空洞部の作用と相まって防振ゴムとしての所要の形態を保持して高度の制振性能を確保することができるようになる。
また、前記ゴム収容支持ケースの前記ゴム嵌着穴には、前記防振ゴムの前記大径部と前記小径部との間に形成された環状の段差部に当接する当接段部を有しており、前記ゴム嵌着穴に前記防振ゴムの前記大径部を収容するに十分な空間部を確保することができる。従って、前記空洞部の設計の自由度が高められ、この空洞部と相まって前記大径部の弾性を十分に確保することができる。
上記請求項5に係る発明は、前記防振ゴムが、前記ゴム収容支持ケースの中心軸線を中心とする同一円周上に同一間隔をもって配されていることを特徴としている。更に、上記請求項6に係る発明では、前記ゴム収容支持ケースの中心軸線を中心とする同一円周上に三点支持されていることを特徴としている。更にまた、上記請求項7に係る発明では、前記防振ゴムが同一の大きさを有していることを特徴としている。
上記本願発明における特有の構成により、前記防振ゴムはその弾性力によって、前記操作ハンドルに伝達される振動等を吸収することができ、しかも、上記ハンドル支持ブラケットを前記防振ゴムに安定して確実に保持することができるようになる。このため、多方面から振動や衝撃等の大きな外力がハンドル支持ブラケットに作用しても、ハンドル支持ブラケットにおける前記操作ハンドルの取付強度を十分に確保することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の代表的な実施形態である刈払機の外観を示す全体斜視図、図2は同刈払機のエンジン部側を示す要部断面図、図3は同刈払機の操作ハンドル部側を示す要部断面図である。なお、本実施形態では携帯型作業機として刈払機を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば剪枝機や高枝剪定機などの各種の携帯可能な手動作業機にも適用できる。
図1において、符号1はカッター刃2を回転駆動するエンジン3を備えた刈込機を示している。図2に示すように、エンジン3のクランク軸4には、それぞれファン5及び遠心クラッチ6が固着されている。また、前記ファン5を内包したファンカバー7はエンジンカバー8に固着され、クラッチハウジング12がエンジンカバー8に固着されている。クラッチハウジング12は、前記遠心クラッチ6を内包したクラッチドラム9の筒状出力軸10をベアリング11を介して回転自在に支承している。
前記クラッチハウジング12の先端円筒部内には、円筒状の防振ゴム13を介して中間筒14が挿嵌されている。同中間筒14内には、連結部材である長尺円管状のメインパイプ15の後端部が挿嵌されている。同中間筒14は前記メインパイプ15の外周面において、同メインパイプ15の中心線と直交する方向に貫通したボルト孔に通したボルト16にて締付固定される。前記クラッチハウジング12の先端円筒部、中間筒14及びメインパイプ15は、それぞれメインパイプ15の中心線と直交する方向に貫通した図示せぬボルト孔に通した同じく図示せぬ位置決めボルトにより締付固定されている。
前記クラッチハウジング12は、略多角形断面からなるカバー部材17によって覆われている。同カバー部材17は、そのエンジン側の挿入開口部の断面形状を内側に滑らかな湾曲面としたものであり、その湾曲面の曲率形状がエンジンカバー8の造形ラインに融和するように形成されている。同カバー部材17は、前記クラッチハウジング12の先端円筒部の周縁に当接する当接リブを介して位置決め支持され、前記エンジンカバー8にボルト締めにより締付固定されている。
前記メインパイプ15の内部には、図3に示すように、駆動軸18が複数の軸受け19,…,19を介して回転自在に支持されている。同駆動軸18の後端部は、図2に示すように前記クラッチドラム9の筒状出力軸10内に挿嵌されてスプライン結合している。前記メインパイプ15の先端部には、前記カッター刃2を回転自在に支持固定するギヤケース20が連結固定されており、前記駆動軸18の先端部は前記ギヤケース20に内蔵された図示せぬ減速機に連結されている。
前記メインパイプ15のエンジン側の部位には、それぞれ肩掛けバンド取付ブラケット21と操作ハンドル部30とが設けられている。上記のように構成された刈込機1の構成部分は、前記操作ハンドル部30のハンドル支持構造を除くと、従来のものと基本的な構成において変わるところはなく、本発明は図示例に限定されるものではない。
前記操作ハンドル部30のハンドル支持部の構成は、本発明の最も主要な特徴部となっている。本発明のハンドル支持部は、操作ハンドル部30の振動を減少する2以上の防振ゴム31,…,31と、同防振ゴム31を収容支持する前後一対のゴム収容支持ケース32,32と、各ゴム収容支持ケース32間に前記防振ゴム31を介して挿入支持されるハンドル支持ブラケット33と、前記メインパイプ15に対して前記ゴム収容支持ケース32及び前記ハンドル支持ブラケット33を挟持固定する前後一対のクランプ部材34とにより構成されている。図示例では、前記操作ハンドル部30は、前記ゴム収容支持ケース32と前記ハンドル支持ブラケット33にボルト締めにより締付固定される略U字状をなす操作ハンドル35とを有しているが、操作ハンドル35は略U字状に限定されるものではなく、各種の形状を取りうるものである。
図4〜図7はハンドル支持部の主要な構成部品の一つである弾性ゴムをそれぞれ示しており、図4は同弾性ゴムの正面図、図5は同弾性ゴムの側面図、図6は図4のVI−VI線における矢視断面図、図7は図4のVII−VII線における矢視断面図である。図8〜図10はハンドル支持部の曲型的な構造例をそれぞれ示している。図8は同ハンドル支持部を構成する部品の分解斜視図、図9は同ハンドル支持部を組立てた状態の縦断面図、図10は図9のX−X線の矢視断面図である。
図4〜図7において、前記弾性ゴム31の外郭形態は、大径部31aと小径部31bとが環状の段差部31cを介して一体的に形成されており、その中心線に沿って前記大径部31aから小径部31bの一部にわたって延びる、同一直径を有する円形の盲穴31dが形成されている。同盲穴31dはハンドル支持ブラケット取付用のピン挿入孔として形成されている。
前記大径部31aの前記盲穴31dの周辺部には、その中心線方向に貫通する複数の円筒をなす空洞部31e,…,31eが形成されている。各空洞部31eの中心線方向の一端は、前記小径部31bの外周面と一致し、前記段差部31cの周面を横切って中心線方向に延出している。これらの延出部分は、前記空洞部31eと同一中心線上にあり、半円弧状凹溝部31f,…,31fをなしている。
前記空洞部31dは、弾性ゴム31自体をあらゆる方面にわたって弾性変形し易くするものであり、弾性ゴム31の制振機能を向上させている。この空洞部31dの存在により、刈払機1に対して色々な方向から大きな外力が作用しても、前記防振ゴム31の柔軟性を確保することができ、エンジン稼働時や作業時における操作ハンドル35への振動を低く抑えることができる。
防振ゴム31の硬度などを作業条件等に基づいて適切に設定することにより、最適な制振機能が得られる。前記防振ゴム31の弾性力の程度は、前記空洞部31dの大きさ、形態、配置数、設置位置などを調整することにより任意に調整することができるできる。
前記操作ハンドル35は、操作時においてあらゆる方向にわたって操縦されるため、前記防振ゴム31に対して単なる空洞部31eを形成するだけでは、へたり易くなり、しかも長期使用の間には防振ゴム31の弾力が喪失してしまう危険性がある。
図示例では、前記防振ゴム31のピン挿入孔を盲穴31dとして形成することにより、前記大径部31aの弾性を確保することができ、しかも、前記小径部31bにおける剛性を確保することで、防振ゴム31の強度を高めている。この小径部31bの存在により、前記防振ゴム31の強度を所望の強度に高めることができ、外力が多方面から作用しても、防振ゴム31の中心線方向の変形が抑制される。これにより、前記空洞部31eと相まって防振ゴム31において所要の形態を保持して制振性能を十分に得ることができるようになる。したがって、エンジン側又はカッター刃側からメインパイプ15に作用する振動などを、前記防振ゴム31によって吸収することができるようになる。
前記ゴム収容支持ケース32は、図8〜図10に示すように、円弧面状の3つの隅角部を有する略三角形の殻体からなるケース本体32aと同ケース本体32aの中心軸線を中心とする円筒状の挿嵌支持部32bとを有しており、図8における左右に配したゴム収容支持ケース32はともに同一構造を有している。
前記挿嵌支持部32bは前記メインパイプ15の外周面に挿嵌するものであり、図9に示すように、各挿嵌支持部32bの端面同士を当接して密着したときの前記ケース本体32a同士の対向面間は、前記ハンドル支持ブラケット33の端面に接触しない間隔寸法に設定されている。
各ケース本体32aの隅角部の対向面にあって前記挿嵌支持部32bを中心とする周辺部には、図8及び図9に示すように、前記弾性ゴム31を収容支持する円形盲穴状のゴム嵌着穴32cが平行に隣接して形成されている。同ゴム嵌着穴32cは都合3個配されており、前記ケース本体32aの中心軸線を中心とする同一円周上に同一間隔をもって配されている。
このゴム嵌着穴32cは、弾性ゴム31の前記段差部31cの段差面に当接する当接段部を有している。前記弾性ゴム31は、ケース本体32aの中心軸線を中心とする同一円周上に同一間隔をもって相対回転不能に三点支持されている。また、3個の前記ゴム嵌着穴32cのうち1個のゴム嵌着穴32cは、他の2個のゴム嵌着穴32cの中心間の二等分線上における前記挿嵌支持部32bの直下に配することが好ましい。なお、弾性ゴム31は三点支持に限定されるものではなく、4点支持、5点支持等を行うなど複数点で支持する構成を採用することができるものである。また、弾性ゴム31を収容するゴム収容支持ケースの形態についても、略三角形の形状に限定されるものではなく、略多角形等の形状に構成することもできる。
このように、前記ゴム嵌着穴32cは、防振ゴム31の前記段差部31cに当接する当接段部を有しているため、前記ゴム嵌着穴32cには前記大径部31aを収容するに十分な空間部を確保することができる。従って、前記空洞部31eに対する設計の自由度が高められ、この空洞部31eの構成と相まって防振ゴム31の前記大径部31aにおける弾性力を十分に確保することができる。
更に、前記ゴム収容支持ケース32には、各ゴム嵌着穴32cの間において、同ゴム嵌着穴32cに対して平行に延在する都合3個の円形のクランプ嵌着穴32d,…,32dが前後方向に貫通して形成されている。このクランプ嵌着穴32dは、前記クランプ部材34を位置決め支持するものであり、前記ゴム嵌着穴32cの直径よりも小さく設定されている。
各クランプ嵌着穴32dにおいても、前記ケース本体32aの中心軸線を中心とする周方向に120°の位相差をもって同一円周上に同一間隔をもって配されている。また、3個の前記クランプ嵌着穴32dのうち1個のクランプ嵌着穴32dは、他の2個のクランプ嵌着穴32dの中心間における二等分線上の前記挿嵌支持部32bの直上に配することが望ましい。
前記ハンドル支持ブラケット33は、円筒状空洞部の前後両側の外周縁に前記ケース本体32aの外郭形態と略同一形態の略三角形のフランジを有するブラケット本体33aと、同ブラケット本体33aにボルト締めにより締付固定されるハンドル脱着部33bとの二部材により構成されている。
前記ブラケット本体33aと前記ハンドル脱着部33bとの対向面には、それぞれ前記ブラケット本体33aの円筒状空洞部に対して直交する方向に延びる半円弧面をもつ凹部33a−1,33b−1が形成されている。各凹部33a−1,33b−1間には、前記操作ハンドル35の上半部及び下半部が密嵌し、ボルト締めにより締付固定される。
前記ブラケット本体33aの円筒状空洞部の内径は、前記ゴム収容支持ケース32の挿嵌支持部32bの外径よりも大きく設定されている。図8に示すように左右に配した前記ブラケット本体33aにおけるそれぞれの3つの隅角部には、前記ゴム収容支持ケース32のゴム嵌着穴32cの設置間隔と等しく円筒状取付ピン33c,…,33cが突設されている。
この構成により、各ゴム収容支持ケース32間に前記ハンドル支持ブラケット33を簡単に挿入支持することができるようになり、前記防振ゴム31と前記ハンドル支持ブラケット33との結合が、容易に且つ安定して確実に行うことができるようになる。
取付ピン33cが、前記防振ゴム31を介して前後一対のゴム収容支持ケース32,32のゴム嵌着穴32cに挿入支持されると、前記ブラケット本体33aの内周面を環状の間隙36をもってメインパイプ15の外周面に配される。従って、前記ハンドル支持ブラケット33は前記間隙36をもってメインパイプ15に間接支持されることになる。
前記ゴム収容支持ケース32及び前記ハンドル支持ブラケット33を単一の構成に組立てることで、メインパイプ15に対してユニット化することができる。これにより、前記ゴム収容支持ケース32及び前記ハンドル支持ブラケット33を、メインパイプ15に組立てるときでも、格別な固着手段を必要とせずに簡単な構造をもって各ゴム収容支持ケース32間に前記ハンドル支持ブラケット33を位置決めして支持することができるようになる。このため、刈払機1の製造時及び保守点検時の組立性や取扱性などが向上できる。
図示例による操作ハンドル部30のハンドル支持部は、前記間隙36と相まって前記ハンドル支持ブラケット33をエンジン3及びメインパイプ15に間接支持することができ、前記ハンドル支持ブラケット33に対しては前記操作ハンドル35を直接支持することができる。
これにより、作業時における刈払機1からの断続的な衝撃やエンジン3の振動などが、前記操作ハンドル35に直接作用しないように構成することができ、操作ハンドル35に伝達される振動を減少させることができる。従って、作業範囲の変更や障害物の有無等の諸々の環境下にあっても、作業内容や作業条件等に応じた最適な刈払機1の操作性や操縦性を得ることができる。作業者の疲労を大幅に軽減することができるとともに、作業効率等を著しく向上させることができる。
前記一対のクランプ部材34,34は、一部が径方向に切り欠かれて離間したボルト締付部34bを有する円環状のクランプ本体34aにより構成されており、図8に示すように左右に配した一対のクランプ部材34,34はともに同一構造を有している。
前記ボルト締付部34bは、前記メインパイプ15の外周面において前記駆動軸18の中心軸線と直交する方向に貫通したボルト孔を有しており、前記メインパイプ15に対して前記ボルト孔に通したボルトを締めることにより締付固定される。
前記クランプ本体34aの前記ゴム収容支持ケース32の対向面には、都合3個の円柱状の取付ボス34c,…,34cが突設されている。同取付ボス34cは前記ゴム収容支持ケース32のクランプ嵌着穴32dに対応する位置に配され、前記クランプ嵌着穴32dに対して相対回転不能に内嵌支持される。
前記クランプ嵌着穴32dに前記取付ボス34cを内嵌支持し、前記メインパイプ15の外周に前記クランプ本体34aをボルト締めにより締付固定しているので、前記ゴム収容支持ケース32に対して前記クランプ部材34を簡単に位置決め支持することができるようになる。しかも、前記メインパイプ15に前記ゴム収容支持ケース32及び前記ハンドル支持ブラケット33の固定が容易に且つ確実に行うことができる。
図示例にあっては、前記メインパイプ15に対して、左右一対の前記ゴム収容支持ケース32及び前記ハンドル支持ブラケット33を左右一対の前記クランプ部材34間に挟持固定しているが、本発明はこれらの構成に限定されるものではなく、例えば前記クランプ部材34を前記ゴム収容支持ケース32の前記ハンドル支持ブラケット33とは反対側の外面に固着一体化してユニット化した構造であってもよい。
この場合では、例えば前記メインパイプ15と前記クランプ部材34とにおいて、メインパイプ15の中心線と直交する方向に貫通したボルト孔を介して、両者をボルト締めにより締付固定することができる。なお、前記メインパイプ15に対して、各ゴム収容支持ケース32間における前記ハンドル支持ブラケット33を不動状態に固定することのできる各種の固定構造を使用することができることは勿論である。
以上は本発明の好適な実施形態について述べたものであり、本発明が上記実施形態に限定されるものではなく、例えば作業具を駆動する駆動装置と操作ハンドル部とを連結する連結部材を有する剪枝機や、高枝剪定機などの各種携帯可能な手動作業機に上記ハンドル支持構造を使用することができるものである。また、ゴム収容支持ケース32、前記ハンドル支持ブラケット33及びクランプ部材34に関しても、図示例の形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲において様々な変更が可能であることは理解できよう。
本発明の代表的な実施形態である刈払機の外観を示す全体斜視図である。 同刈払機のエンジン部側を示す要部断面図である。 同刈払機の操作ハンドル部側を示す要部断面図である。 同刈払機のハンドル支持部の一部を構成する弾性ゴムの正面図である。 同弾性ゴムの側面図である。 図4のVI−VI線の矢視断面図である。 図4のVII−VII線の矢視断面図である。 同ハンドル支持部を構成する部品の分解斜視図である。 同ハンドル支持部を組立てた状態の縦断面図である。 図9のX−X線の矢視断面図である。
符号の説明
1 刈込機
2 カッター刃
3 エンジン
4 クランク軸
5 ファン
6 遠心クラッチ
7 ファンカバー
8 エンジンカバー
9 クラッチドラム
10 出力軸
11 ベアリング
12 クラッチハウジング
13 防振ゴム
14 中間筒
15 メインパイプ
16 ボルト
17 カバー部材
18 駆動軸
19 軸受け
20 ギヤケース
21 肩掛けバンド取付ブラケット
30 操作ハンドル部
31 防振ゴム
31a 大径部
31b 小径部
31c 段差部
31d 盲穴
31e 空洞部
31f 凹溝部
32 ゴム収容支持ケース
32a ケース本体
32b 挿嵌支持部
32c ゴム嵌着穴
32d クランプ嵌着穴
33 ハンドル支持ブラケット
33a ブラケット本体
33a−1 凹部
33b ハンドル脱着部
33b−1 凹部
33c 取付ピン
34 クランプ部材
34a クランプ本体
34b ボルト締付部
34c 取付ボス
35 操作ハンドル
36 間隙

Claims (7)

  1. 携帯型作業機のハンドル支持構造であって、
    作業具(2) を駆動する駆動装置(3) と操作ハンドル部(30)とを連結する連結部材(15)と、
    前記操作ハンドル部(30)と前記連結部材(15)との間に配され、操作ハンドル部(30)の振動を減少する2以上の防振ゴム(31)と、
    前記連結部材(15)に外嵌固定され、前記防振ゴム(31)をそれぞれに収容支持する前後一対のゴム収容支持ケース(32,32) と、
    前記連結部材(15)に所要の間隙(36)をもって外嵌され、前記前後一対のゴム収容支持ケース(32,32) 間に前記防振ゴム(31)を介して挟着固定されるハンドル支持ブラケット(33)とを備え、
    前記ゴム収容支持ケース(32)は、前記ハンドル支持ブラケット(33)を挿嵌支持する挿嵌支持部(32b) と、同挿嵌支持部(32b) を中心としてその周辺に前記防振ゴム(31)をそれぞれ嵌着する2以上のゴム嵌着穴(32c) を有するケース本体(32a) とを有し、
    前記ハンドル支持ブラケット(33)は、前記ゴム嵌着穴(32c) に挿嵌された各防振ゴム(31)を介して同ハンドル支持ブラケット(33)が支持される取付ピン(33c) を有してなる、
    ことを特徴とする携帯型作業機のハンドル支持構造。
  2. 前記ゴム収容支持ケース(32)の外面に支持され、前記連結部材(15)に対して前記ゴム収容支持ケース(32)及び前記ハンドル支持ブラケット(33)を挟持固定する前後一対のクランプ部材(34,34) を更に有してなることを特徴とする請求項1記載のハンドル支持構造。
  3. 前記ゴム収容支持ケース(32)の前記ケース本体(32a) は、前記クランプ部材(34)の嵌着位置に配されたクランプ嵌着穴(32d) を更に有し、
    前記クランプ部材(34)は、前記クランプ嵌着穴(32d) に内嵌支持される取付ボス(34c) と前記連結部材(15)の外周を締付固定するクランプ本体(34a) とを有してなる、
    ことを特徴とする請求項2記載のハンドル支持構造。
  4. 前記防振ゴム(31)は、大径部(31a) と小径部(31b) とが段差部(31c) を介して一体的に連結され、その中心線に沿って前記大径部(31a) から小径部(31b) に入り込む同一径の盲穴からなるピン挿入孔(31d) を有するとともに、前記大径部(31a) の前記盲穴周辺には中心線方向に貫通する複数の空洞部(31a) が形成されてなり、
    前記ゴム収容支持ケース(32)の前記ゴム嵌着穴(32d) は、前記防振ゴム(31)の前記大径部(31a) と前記小径部(31b) との間に形成された環状の段差面に当接する当接段部を有してなる、
    ことを特徴とする請求項1記載のハンドル支持構造。
  5. 前記防振ゴム(31)は、前記ゴム収容支持ケース(32)の中心軸線を中心とする同一円周上に同一間隔をもって配されてなることを特徴とする請求項1又は4に記載のハンドル支持構造。
  6. 前記防振ゴム(31)は、前記ゴム収容支持ケース(32)の中心軸線を中心とする同一円周上に三点支持されてなることを特徴とする請求項5記載のハンドル支持構造。
  7. 前記防振ゴム(31)は、同一の大きさを有してなることを特徴とする請求項1、4〜6のいずれかに記載のハンドル支持構造。
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