JP4096869B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4096869B2
JP4096869B2 JP2003394839A JP2003394839A JP4096869B2 JP 4096869 B2 JP4096869 B2 JP 4096869B2 JP 2003394839 A JP2003394839 A JP 2003394839A JP 2003394839 A JP2003394839 A JP 2003394839A JP 4096869 B2 JP4096869 B2 JP 4096869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control shaft
valve
internal combustion
combustion engine
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003394839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005155432A (ja
Inventor
裕三 赤坂
常靖 野原
和人 友金
和孝 礒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2003394839A priority Critical patent/JP4096869B2/ja
Publication of JP2005155432A publication Critical patent/JP2005155432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4096869B2 publication Critical patent/JP4096869B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

この発明は、内燃機関の吸気弁や排気弁に用いられる可変動弁装置、特に、リフト特性を連続的に可変制御可能な可変動弁装置に関する。
例えば吸気弁のリフト特性を連続的に可変制御できる可変動弁装置が、特許文献1や特許文献2に開示されている。この装置は、クランクシャフトに連動して回転し、駆動偏心軸部を有する駆動軸と、アクチュエータにより所定の実動使用区間内で回転位置が制御され、制御偏心軸部を有する制御軸と、この制御偏心軸部に揺動可能に装着されたロッカアームと、駆動軸に揺動可能に支持された揺動カム(動弁カム)と、駆動偏心軸部とロッカアームの一端とを連係する第1リンクと、ロッカアームの他端と揺動カムとを連係する第2リンクとを備えている。駆動軸の回転に伴って揺動する揺動カムにより吸気弁が開閉駆動され、かつ、アクチュエータにより制御軸(制御偏心軸部)の回転位置を変更することにより、吸気弁のリフトがその作動角とともに増減変化するように構成されている。
また、特許文献3には、バルブリフト特性としてリフト量は一定のまま作動角を連続的に可変制御可能な可変動弁装置が開示されている。この装置は、内燃機関本体に回転自在に支持され、かつ内燃機関の回転に同期して回転する駆動軸と、同じく内燃機関本体に回転自在に支持され、かつアクチュエータによって回転角度が制御される制御軸と、上記駆動軸の回転運動がピンを介して伝達されて回転運動するとともに、その回転運動の内燃機関本体に対する中心位置が、上記制御軸の回転角度に応じて変化する中間部材としての環状ディスクと、この環状ディスクの回転運動に伴って回転し、吸気弁を押圧するカムと、を備えており、環状ディスクの回転中心位置が変化することによりこの環状ディスクさらにはカムが不等速回転し、弁開閉時期ならびに作動角が変化するように構成されている。
特開2000−213314号公報 特開2003−148233号公報 特開平8−260923号公報
上記のように制御軸を介してバルブリフト特性を可変制御する可変動弁装置においては、バルブスプリング反力や各部品の慣性力などによる反力トルクが制御軸に作用し、制御軸を回転させようとする。従って、制御軸が所定の実動使用区間を越えて過度に回転することのないように、従来では、例えば制御軸の回転範囲を機械的に規制するストッパ機構が設けられる。例えば、制御軸が所定の実動使用区間を越えて過度に回転しようとすると、シリンダヘッド等の機関本体に固定されたストッパ機構の係止ピンが制御軸の一部に当接・係止し、制御軸のそれ以上の回転を防止・規制する。
しかしながら、このように機械的なストッパ機構を設けることは、特にアクチュエータがウォームギヤ機構を介して制御軸に連係している場合、レイアウト性,機能性,信頼性及びコストの面でも、あまり好ましいものではない。その理由は、制御軸に作用する反力トルク等に起因して、制御軸がストッパ機構により係止された状態に保持されると、ウォームギヤ機構、特に、そのウォームとウォームギヤとの噛み合い部分に過大な力が作用した状態となる。従って、ウォームやウォームホイールの変形を招くことがないようにウォームギヤ機構に高い剛性・強度が求められ、大型化や重量増加やコスト増加等を招いてしまう。また、上記噛み合い部分のフリクションが増大して、この噛み合い部分の局所的な摩耗を招いたり、制御軸の固着やロックを招くおそれがあるので、機能性・信頼性の面でも好ましくない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものである。本発明に係る内燃機関の可変動弁装置は、内燃機関本体に回転自在に支持された制御軸の回転位置に応じてバルブリフト特性が変化する可変動弁機構と、上記制御軸にウォームギヤ機構を介して連係され、制御軸を回転方向に駆動するとともに、その回転位置を保持するアクチュエータと、を有する。上記ウォームギヤ機構が、上記制御軸とともに回転するウォームホイールと、このウォームホイールの外周に形成されたウォームギヤと、このウォームギヤに噛み合うウォームと、を有する。上記ウォームギヤは、ウォームホイールの周方向一部である所定のギヤ形成区間にのみ形成されている。上記制御軸の周方向位置の中で、バルブスプリング反力を含めて上記制御軸に作用する反力トルクが互いに接近する方向に反転する死点が、上記ギヤ形成区間に存在する。
この発明によれば、ウォームギヤをウォームホイールの周方向一部である所定のギヤ形成区間にのみ形成しているため、例えば制御軸に作用する反力トルクを考慮することにより、上述したような機械的なストッパ機構を省略することが可能となる。従って、部品点数及びコストを低減し、かつ、レイアウト性・機能性及び信頼性を向上することができる。
以下、この発明を、自動車用内燃機関の吸気弁に適用した実施の形態について説明する。図1は、可変動弁装置全体の構成を示す構成説明図である。この可変動弁装置は、可変動弁機構として、吸気弁のリフト・作動角を変化させるリフト・作動角可変機構1を備えている。このリフト・作動角可変機構1は、本出願人等が先に提案したものであるが、例えば前述の特許文献1や特許文献2等によって公知となっているので、その概要のみを説明する。
リフト・作動角可変機構1は、シリンダヘッド上部のカムブラケット(図示せず)に回転自在に支持され、吸気弁11の上方を気筒列方向に延びる駆動軸2と、この駆動軸2に圧入等により固定され、この駆動軸2と一体的に回転する駆動偏心軸部3と、駆動軸2の上方位置に同じカムブラケットによって回転自在に支持されるとともに駆動軸2と平行に配置された制御軸12と、この制御軸12に圧入等により固定され、制御軸12と一体的に回転する制御偏心軸部18と、この制御偏心軸部18に揺動自在に支持された中間部材としてのロッカアーム6と、駆動軸2に揺動可能に取り付けられた揺動カム(動弁カム)9と、を備えている。駆動偏心軸部3とロッカアーム6の一端とはアーム状の第1リンク4によって連係されており、ロッカアーム6の他端と揺動カム9とは、一端がリング状をなす第2リンク8によって連係されている。
駆動軸2は、図示せぬタイミングチェーンないしはタイミングベルトを介して機関のクランクシャフトによって駆動され、クランクシャフトと連動して軸周りに回転する。駆動偏心軸部3は、円形外周面を有し、この外周面の中心が駆動軸2の軸心から所定量だけ偏心している。ロッカアーム6は、略中央部が制御偏心軸部18によって揺動可能に支持されている。ロッカアーム6の一端部には、連結ピン5を介して第1リンク4が連結され、他端部には、連結ピン7を介して第2リンク8が連結されている。制御偏心軸部18は、制御軸12の軸心から所定量だけ偏心している。従って、制御軸12の角度位置に応じてロッカアーム6の揺動中心が変化する。
揺動カム9の先端部と第2リンク8とは連結ピン17を介して連結されている。この揺動カム9の下面には、駆動軸2と同心状の円弧をなす基円面と、この基円面から所定の曲線を描いて延びるカム面と、が連続して形成されており、これらの基円面ならびにカム面が、揺動カム9の揺動位置に応じてタペット10の上面に対向・当接するようになっている。すなわち、基円面はベースサークル区間として、リフト量が0となる区間であり、揺動カム9が揺動してカム面がタペット10に接触すると、吸気弁がバルブスプリング反力に抗して押し下されて、吸気弁が徐々にリフトしていくことになる。
リフト・作動角制御用アクチュエータ13は、制御軸12を回転方向に駆動するとともに、その回転位置を保持する機能を有し、例えばサーボモータのような電動モータからなり、機械的連動機構であるウォームギヤ機構15を介して制御軸12に連係されている。図2及び図3にも示すように、ウォームギヤ機構15は、アクチュエータの出力軸13aに固定され、この出力軸13aと一体的に回転するウォーム15aと、制御軸12に圧入等により固定され、この制御軸12とともに回転するウォームホイール15bと、により構成されている。ウォームホイール15bの外周には、ウォーム15aに噛み合うウォームギヤ15cが形成されている。後述するように、ウォームホイール15bは、周方向一部である所定のギヤ形成区間θ1にのみウォームギヤ15cが形成された略扇状の、いわゆるセクタギヤである。
再び図1を参照して、制御軸12及びその制御偏心軸部18の回転角度(回転位置)は、回転角度センサつまり制御軸センサ14によって検出されており、この検出した実際の回転位置に基づいて、制御装置(制御手段)21によって、アクチュエータ13がクローズドループ制御され、制御軸12の回転位置が目標回転位置となるように制御される。
このリフト・作動角可変機構1の作用を簡単に説明すると、駆動軸2が回転すると、駆動偏心軸部3,第1リンク4,ロッカアーム6,第2リンク8を経由して揺動カム9が揺動する。この揺動カム9によって、タペット10が押圧され、図示せぬバルブスプリングのばね力に抗して吸気弁11が押し下されて、開閉作動する。また、リフト・作動角制御用アクチュエータ13により制御軸12の角度位置を変更すると、ロッカアーム6の初期位置が変化して、揺動カム9によるバルブリフト特性が連続的に変化する。つまり、リフトならびに作動角を、両者同時に、連続的に拡大,縮小させることができる。各部のレイアウトによるが、例えば、リフト・作動角の大小変化に伴い、吸気弁11の開時期と閉時期とがほぼ対称に変化する。
揺動カム9には、吸気弁11のバルブリフトに伴って、バルブスプリング反力が作用する。このバルブスプリング反力は、リフト・作動角が大きいほど大きくなり、かつ、リンク4,8やロッカアーム6等を介して制御軸12にも作用する。この制御軸12には、上記のバルブスプリング反力に加えて、各部品の慣性力による反力も作用する。これらの反力による制御軸12への荷重は、リフト・作動角に対応する制御軸12の回転位置に応じて変化し、大リフト・作動角となる回転位置であるほど大きくなる。一方、このように制御軸12に加わる荷重は、厳密には、その制御偏心軸部18が受けるため、制御軸12に反力トルクとして作用する。
図4に示すように、揺動カム9の回転中心である駆動軸2の中心をカム中心O1、制御軸12の中心を制御軸中心O2とすると、制御軸12へ作用する荷重(サイクル中の平均荷重、あるいは最大荷重)Fの方向は、概ね、カム中心O1と制御軸中心O2とを結ぶ基準線L1と一致し、かつ、カム中心O1から制御軸中心O2へ向かう方向となる。この荷重Fによって制御偏心軸部18を介して制御軸12に作用する反力トルクは、制御軸の角度位置、つまり制御偏心軸部18の中心位置によって異なる。例えば、制御偏心軸部18の中心位置が基準線L1よりも図4の左側にある場合、反力トルクの作用方向T1は時計回りの方向となり、制御偏心軸部の中心位置が基準線L1よりも図4の右側にある場合、反力トルクの作用方向T2は反時計回りの方向となる。つまり、制御軸12の周方向位置の中で、カム中心O1から最も遠い第1位置P1が、反力トルクが互いに接近する方向に反転する死点(dead point)となり、カム中心O1に最も近い第2位置P2が、反力トルクが互いに離間する方向に反転する思案点(change point)となる。
なお、制御偏心軸部18の中心(制御軸12の角度位置)が第1位置P1に近づくほど、つまりカム中心O1から離れるほど、リフト作動角が小さくなり、制御偏心軸部18の中心が第2位置P2に近づくほど、つまりカム中心O1に近づくほど、リフト作動角が大きくなる関係にある。また、制御装置21による制御軸12の目標回転位置が取り得る実動使用区間θ2は、概ね90°程度である。
本実施例の特徴的な構成として、ウォームギヤ15cが、ウォームホイール15bの周方向一部である所定のギヤ形成区間θ1にのみ形成されている。このギヤ形成区間θ1の両端を含めて、このギヤ形成区間θ1から外れた領域では、ウォーム15aとウォームホイール15bとが噛み合うことなく空転するように、ウォームホイール15bが小径化されている。従って、万が一、ウォーム15aがギヤ形成区間θ1の両端に達すると、ウォーム15aとウォームホイール15bとが噛み合うことなく空転するようになっている。
ギヤ形成区間θ1は、上記の実動使用区間θを含んでおり、かつ、この実動使用区間θ2を越えて周方向に延在している。但し、従来のセクタギヤのように実動使用区間から外れた部分の寸法精度が低いことはなく、実動使用区間θ2から外れた部分も含めてギヤ形成区間θ1の全長にわたって所期の寸法精度を維持するように設定されている。
死点である第1位置P1はギヤ形成区間θ1に存在している。つまり、ギヤ形成区間θ1が第1位置P1を越えて所定の第1延長区間θ3(例えば40〜50°、好ましくは45°)だけ周方向に延長形成されている。従って、仮に制御軸12が実動使用区間θ2から死点P1を越えて小リフト作動角側へ過度に回転しても、制御軸12には実動使用区間θ2へ向かう方向T2の反力トルクが作用するため、制御軸12は実動使用区間θ2へ向かう方向(図4の反時計回りの方向)へ速やかに戻される。また、ギヤ形成区間θ1が死点P1を越えて所定の第1延長区間θ3だけ延在しているため、この区間θ3ではウォームとウォームギヤとの噛み合い状態が維持され、信頼性・安定性に優れている。
万が一、制御軸12が第1延長区間θ3を越えて更に小リフト作動角側へ回転しようとしても、ウォームとウォームホイールとが噛み合うことなく空転し、かつ、制御軸には死点P1へ向かう方向T2の反力トルクが作用するため、それ以上、制御軸12が小リフト作動角側へ変位するおそれはなく、制御軸が死点P1へ向けて戻されることとなる。
思案点である第2位置P2は、ギヤ形成区間θ1から外れている。つまり、ギヤ形成区間θ1が第2位置P2まで延長形成されていない。従って、仮に制御軸12が実動使用区間θ2を越えて大リフト作動角側へ過度に回転しても、制御軸12には実動使用区間θ2へ向かう方向T1の反力トルクが常に作用するため、制御軸12は実動使用区間θ2の方向へ強制的に速やかに戻される。ギヤ形成区間θ1は思案点P2に達していないため、制御軸12が大リフト作動角側へ過度に回転したとしても、制御軸12に作用する反力トルクの方向が実動使用区間θ2から離れる方向T2に反転するおそれはない。また、ギヤ形成区間θ1には、実動使用区間θ2よりも大リフト作動角側に所定の延長区間θ4(例えば40〜50°、より好ましくは45°)が確保されているため、仮に制御軸12が実動使用区間θ2を越えて大リフト作動角側へ過度に回転しても、ウォームとウォームギヤとの噛み合い状態が安定して維持される。
このように本実施例では、制御軸に作用する反力トルク(カム中心O1との位置関係)を考慮してギヤ形成区間θ1を設定しているため、機械的なストッパ機構や、制御軸の回転位置を実動使用区間θ2へ戻すための戻りばねのような付勢手段を省略することが可能となる。つまり、ストッパ機構や付勢手段に頼らず、反力トルクを利用して制御軸の回転領域を実質的に制限・規制することができる。従って、これらの機械的なストッパ機構や付勢手段を設けた場合に比して、部品点数及びコストが抑制されるとともに、レイアウト性・機能性・信頼性が著しく向上する。
以上のように本発明を具体的な実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。例えば、前述した特許文献3のような形式の可変動弁機構についても本発明を同様に適用することが可能である。また、上記実施例ではアクチュエータの出力軸にウォームが直接的に固定されているが、例えばアクチュエータとウォームとの間に減速機構を設けるようにしても良い。
この発明に係る内燃機関の可変動弁装置の一実施例を示す構成説明図。 アクチュエータと制御軸とを連係するウォームギヤ機構を示す正面図。 図2のIII−III線に沿う断面図。 本実施例の要部をなすギヤ形成区間を示す説明図。
符号の説明
1…リフト・作動角可変機構(可変動弁機構)
9…揺動カム(動弁カム)
12…制御軸
13…アクチュエータ
15…ウォームギヤ機構
15a…ウォーム
15b…ウォームホイール
15c…ウォームギヤ
18…制御偏心軸部
21…制御装置(制御手段)
θ1…ギヤ形成区間
θ2…実動使用区間
T1,T2…反力トルクの方向
P1…第1位置(死点)
P2…第2位置(思案点)

Claims (7)

  1. 内燃機関本体に回転自在に支持された制御軸の回転位置に応じてバルブリフト特性が変化する可変動弁機構と、上記制御軸にウォームギヤ機構を介して連係され、制御軸を回転方向に駆動するとともに、その回転位置を保持するアクチュエータと、を有し、
    上記ウォームギヤ機構が、上記制御軸とともに回転するウォームホイールと、このウォームホイールの外周に形成されたウォームギヤに噛み合うウォームと、を有し、
    上記ウォームギヤは、ウォームホイールの周方向一部である所定のギヤ形成区間にのみ形成されており、
    上記制御軸の周方向位置の中で、バルブスプリング反力を含めて上記制御軸に作用する反力トルクが互いに接近する方向に反転する死点が、上記ギヤ形成区間に存在する内燃機関の可変動弁装置。
  2. 上記ギヤ形成区間の両端では、上記ウォームとウォームホイールとが噛み合うことなく空転する請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 上記制御軸の周方向位置の中で、バルブスプリング反力を含めて上記制御軸に作用する反力トルクが互いに離間する方向に反転する思案点が、上記ギヤ形成区間から外れている請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 上記可変動弁機構が、吸気弁又は排気弁をバルブスプリング反力に抗して押し下す動弁カムを有し、
    上記制御軸の周方向位置の中で上記動弁カムの中心から最も遠い第1位置が、上記ギヤ形成区間に存在する請求項1〜のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 上記可変動弁機構が、吸気弁又は排気弁をバルブスプリング反力に抗して押し下す動弁カムを有し、
    上記制御軸の周方向位置の中で上記動弁カムの中心に最も近い第2位置が、上記ギヤ形成区間から外れている請求項1〜のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  6. 機関運転状態に応じて制御軸の回転位置が所定の目標回転位置となるように上記アクチュエータを制御する制御手段を有し、
    上記ギヤ形成区間は、上記目標回転位置が取り得る実動使用区間を越えるように設定されている請求項1〜のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  7. 上記可変動弁機構が、
    制御軸と一体的に回転し、かつ、この制御軸の中心に対して偏心した制御偏心軸部と、
    この制御偏心軸部に揺動可能に取り付けられるロッカーアームと、
    内燃機関本体に回転自在に支持され、クランクシャフトに連動して回転する駆動軸と、
    この駆動軸に揺動可能に取り付けられ、吸気弁又は排気弁をバルブスプリング反力に抗して押し下す動弁カムと、
    上記駆動軸と一体的に回転し、かつ、この駆動軸の中心に対して偏心した駆動偏心軸部と、
    上記ロッカーアームの一端と駆動偏心軸部とを連係する第1のリンクと、
    上記ロッカーアームの他端と動弁カムとを連係する第2のリンクと、
    を有する請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
JP2003394839A 2003-11-26 2003-11-26 内燃機関の可変動弁装置 Expired - Lifetime JP4096869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003394839A JP4096869B2 (ja) 2003-11-26 2003-11-26 内燃機関の可変動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003394839A JP4096869B2 (ja) 2003-11-26 2003-11-26 内燃機関の可変動弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005155432A JP2005155432A (ja) 2005-06-16
JP4096869B2 true JP4096869B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=34720755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003394839A Expired - Lifetime JP4096869B2 (ja) 2003-11-26 2003-11-26 内燃機関の可変動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4096869B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202549A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Hitachi Ltd 内燃機関の可変動弁装置
JP4900173B2 (ja) * 2007-10-01 2012-03-21 株式会社デンソー バルブリフト制御装置のアクチュエータ
JP2010270607A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Denso Corp バルブリフト可変機構用駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005155432A (ja) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4480669B2 (ja) 内燃機関の可変動弁機構
JP3893202B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
WO2006025566A1 (ja) 可変動弁装置
JP2000038910A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2003172112A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4697011B2 (ja) 可変動弁機構
EP2180153B1 (en) Variable valve gear
WO2006025569A1 (ja) 可変動弁装置
JP2003013764A (ja) 内燃機関のピストン−クランク装置
JP4096869B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4177866B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2017166365A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2001227315A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JPH11294125A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2008286145A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3968184B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2000337115A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP4345616B2 (ja) エンジンの可変動弁装置
JP2001003720A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4871310B2 (ja) 内燃機関の可変動弁機構
JP4046004B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4328966B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2000303812A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3796327B2 (ja) 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置
JP4367317B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4096869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term