JP4093053B2 - 画像領域指定および画像修正 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、表示装置に表示される画像上に矩形の領域を指定する技術と、その技術を用いた画像修正の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンピュータでは、画像処理ソフトウェアを使えば、取り込んだ画像データを加工・編集することが容易にできる。これら加工の処理として、トリミング(切り抜き)、回転、ズーム(拡大)がある。これら処理は、画像データで表わされる画像をディスプレイに表示し、加工メニューから「トリミング」や「回転」や「ズーム」の作業が選択されることにより行なわれる。「トリミング」の作業が選択された場合には、操作者は、画面に表示される矩形の領域をマウスによりドラッグすることで、画像の切り抜きサイズや位置を指定する。この切り抜きサイズや位置で定まる画像が切り抜かれる。
【0003】
「回転」の作業が選択された場合には、画面に表示される「+90度」、「−90度」、「180度」の各ボタンをマウスによりクリックすることで、画像の回転角度を指定する。この回転角度だけ画像が回転する。「ズーム」の作業が選択された場合には、画面に表示されるスライダーバーをマウスで操作して、画像の拡大倍率を指定する。この拡大倍率でもって画像が拡大(もしくは縮小)する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、画像に対してトリミング、回転、ズームの全ての処理を施そうとした場合に、まず画像に対してトリミングの作業を行ない、その後、切り抜いた画像に対して回転の処理を行ない、さらに、回転した画像を拡大するというように一つ一つの作業を独立に行なっていく必要があった。一つ一つの作業は少しずつ画質の劣化を伴うものであることから、最終的に画質が大きく劣化するという問題が発生した。また、一つ一つの作業毎にメニューを選択する必要があるために、作業性が悪いという問題も発生した。
【0005】
この発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、トリミング、回転、ズームを一括して行なう際の画質の劣化を防止することと、作業性の向上を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
前述した課題の少なくとも一部を解決するための手段として、以下に示す構成をとった。
【0007】
この発明の画像領域指定装置は、
表示装置に表示される画像上に矩形の領域を指定する画像領域指定装置であって、
前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける信号受付手段と、
円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示する標識部表示手段と、
前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる標識部変形手段と、
操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する領域決定判定手段と、
前記領域決定判定手段により前記領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する位置情報出力手段と
を備えることを特徴としている。
【0008】
この構成の画像領域指定装置によれば、ポインティングデバイスにより指示される位置が標識部のハンドルにあるときに、ポインティングデバイスから特定の信号を受けたときには、その後のポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、標識部は回転される。ポインティングデバイスにより指示される位置が標識部の円の円周にあるときに、ポインティングデバイスから特定の信号を受けたとき、その後のポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、標識部を拡大または縮小される。その後、操作者による特定の操作を受けて、領域決定判定手段により、領域が決定したと判定されると、標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報が、位置情報出力手段により出力される。
【0009】
したがって、画像上で標識部が回転したり拡大または縮小したりすることで、任意の大きさ傾きの矩形の領域を画像上に指定することができる。このために、回転と、拡大または縮小と、トリミングのための位置情報の獲得とを、一つのメニューで行なうことができることから、作業性に優れているという効果を奏する。
【0010】
ここで、上記矩形とは、長方形または正方形のことである。この明細書では、その他の場所でも矩形は同じ意味で用いている。
【0011】
上記構成の画像領域指定装置において、前記標識部変形手段は、さらに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の内側にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を移動させる構成とすることができる。
【0012】
この構成によれば、画像上で標識部が移動することで、矩形の領域を画像上の任意の位置に指定することができる。このために、回転と、拡大または縮小と、トリミングのための位置情報の獲得とに加えて、移動を、一つのメニューで行なうことができることから、より一層、作業性に優れているという効果を奏する。
【0013】
上記構成の画像領域指定装置において、前記ハンドルは、前記円の径方向に延びる直線の先端に設けられたマークである構成とすることができる。
【0014】
この構成によれば、回転の作業を行なう際にどの部分を指示すればよいかを操作者にはっきりと知らせることができる。また、その回転によって標識部が反転していないか、どれぐらい傾いているかを操作者に知らせることができる。このために作業がし易い。
【0015】
上記構成の画像領域指定装置において、前記標識部を拡大または縮小させるための条件である、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときとは、該円と前記矩形との4接点にあるときに限られる構成とすることができる。
【0016】
この構成によれば、拡大または縮小の作業を行なう際にどの部分を指示すればよいかを操作者にはっきりと知らせることができる。
【0017】
上記構成の画像領域指定装置において、前記標識部表示手段は、前記円と矩形との4接点に、拡大/縮小用のハンドルとしてマークをそれぞれ表示する手段を備える構成とすることができる。
【0018】
この構成によれば、マークによって、回転と拡大または縮小を行なう際の指示位置を、明確に操作者に知らせることができる。このために作業がし易い。
【0019】
上記マークを描いた画像領域指定装置において、前記円と矩形との4接点に表示されたマークのうちのいずれかは、前記標識部の色と相違する他の色で描かれた構成とすることができる。
【0020】
この構成によれば、他の色に描かれたマークによって、回転の作業を行なう際に標識部が反転していないかどうかを、明確に操作者に知らせることができる。このために作業がし易い。
【0021】
上記構成の画像領域指定装置において、前記標識部表示手段は、前記矩形の内側に、該矩形を分割する分割線を表示する手段を備える構成とすることができる。
【0022】
写真撮影において構図を決める技術の一つに、3分割法と呼ばれるものがある。3分割法とは、画面を縦、横にそれぞれ3等分する線を想像し、この縦横線の交差する場所にポイントとなるもの(例えば、人の場合、目)を配置したり、水平線や柱等のラインを1/3の位置となる分割線に配置したりすることで、バランスのいい安定した写真を得ようとするものである。上記分割線を表示する手段を備える画像領域指定装置によれば、操作者は、3分割線に代表される種々の分割線に基づいて構図を決めることができることから、構図の点で優れた画像の領域を容易に指定することができる。すなわち、この画像領域指定装置によれば、領域指定の作業性に優れ、その上で画像の構図の決定が容易であるという効果を奏する。
【0023】
上記分割線を表示する構成の画像領域指定装置において、前記分割線は、前記矩形を縦、横にそれぞれ3等分する線とすることができる。この構成によれば、上記3分割法に基づく構図の決定を容易に行なうことができる。
【0024】
この発明の画像修正装置は、
元画像データを入力するための画像入力手段と、
前記元画像データで表わされる画像を表示装置に表示する表示制御手段と、
前記画像上に矩形の領域を指定する画像領域指定手段と
前記指定された矩形の領域に前記画像をトリミングするトリミング手段と
を備える画像修正装置において、
前記画像領域指定手段は、
前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける信号受付手段と、
円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示する標識部表示手段と、
前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる標識部変形手段と、
操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する領域決定判定手段と、
前記領域決定判定手段により前記領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する位置情報出力手段と
を備え、
前記トリミング手段は、
前記位置情報出力手段から出力される前記位置情報に基づいて定まる矩形の領域に前記画像をトリミングする構成を特徴としている。
【0025】
この構成の画像修正装置の画像領域指定手段によれば、ポインティングデバイスにより指示される位置が標識部のハンドルにあるときに、ポインティングデバイスから特定の信号を受けたときには、その後のポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、標識部は回転される。ポインティングデバイスにより指示される位置が標識部の円の円周にあるときに、ポインティングデバイスから特定の信号を受けたとき、その後のポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、標識部を拡大または縮小される。その後、操作者による特定の操作を受けて、領域決定判定手段により、領域が決定したと判定されると、標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報が、位置情報出力手段により出力される。
【0026】
したがって、画像領域指定手段によれば、画像上で標識部が回転したり拡大または縮小したりすることで、任意の大きさ傾きの矩形の領域を画像上に指定することができる。そうして、その指定された矩形の領域は、トリミング手段により、元画像データで表わされる画像上からトリミングされる。このために、回転、拡大または縮小、トリミングの作業を、一つのメニューで行なうことができることから、作業性に優れているという効果を奏する。
【0027】
上記画像修正装置において、前記標識部変形手段は、さらに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の内側にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を移動させる構成とすることができる。
【0028】
この構成によれば、画像上で標識部が移動することで、矩形の領域を画像上の任意の位置に指定することができる。このために、回転と、拡大または縮小と、トリミングに加えて、移動を、一つのメニューで行なうことができることから、より一層、作業性に優れているという効果を奏する。
【0029】
上記構成の画像修正装置において、操作者の操作指令に基づいて、出力したい画像の縦横のサイズを入力する出力サイズ入力手段と、前記入力された縦横のサイズから求まる縦横比に基づいて、前記標識部に備えられる矩形の形状を決定する矩形決定手段と、前記トリミング手段によりトリミングされた画像を拡大または縮小して、前記出力サイズ入力手段により入力された縦横のサイズに合わせ込む画像サイズ変更手段とを備える構成とすることができる。
【0030】
この構成によれば、元画像データから任意の矩形の領域を切り抜いて、その切り抜いた画像を出力サイズに合わせ込むことができる。このために、トリミング(切り抜き)、回転、ズームの各作業を一つ一つ独立に行なうのではなく、元画像データから一度の加工を行なうだけで、出力したい画像を得ることができる。したがって、画質の劣化を防止することができるという効果を奏する。
【0031】
この発明の画像領域指定方法は、
表示装置に表示される画像上に矩形の領域を指定する画像領域指定方法であって、
(a)前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付けるステップと、
(b)円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示するステップと、
(c)前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させるステップと、
(d)操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定するステップと、
(e)前記ステップ(d)により領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力するステップと
を備えることを特徴としている。
【0032】
この発明の第1のコンピュータプログラムは、
画像データで表わされた画像を修正する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
(a)前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける機能と、
(b)円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示する機能と、
(c)前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる機能と、
(d)操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する機能と、
(e)前記機能(d)により領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する機能と
を実現することを特徴としている。
【0033】
上記構成の画像領域指定方法および第1のコンピュータプログラムは、上記画像領域指定装置と同様な作用・効果を有しており、回転と、拡大または縮小と、トリミングのための位置情報の獲得とを、一つのメニューで行なうことができることから、作業性に優れている。
【0034】
この発明の画像修正方法は、
(a)元画像データを入力するためのステップと、
(b)前記元画像データで表わされる画像を表示装置に表示するステップと、
(c)前記画像上に矩形の領域を指定するステップと
(d)前記指定された矩形の領域に前記画像をトリミングするステップと
を備える画像修正方法において、
前記ステップ(c)は、
(c−1)前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定のボタンの操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付けるステップと、
(c−2)円と、該円に内接する矩形と、該円から突出する所定形状の図形のハンドルとから構成される標識部を、前記表示装置に表示するステップと、
(c−3)前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させるステップと、
(c−4)操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定するステップと、
(c−5)前記ステップ(c−4)により領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力するステップと
を備え、
前記ステップ(d)は、
前記位置情報出力手段から出力される前記位置情報に基づいて定まる矩形の領域に前記画像をトリミングする構成を特徴としている。
【0035】
この発明の第2のコンピュータプログラムは、
画像を修正する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
(a)元画像データを入力するための機能と、
(b)前記元画像データで表わされる画像を表示装置に表示する機能と、
(c)前記画像上に矩形の領域を指定する機能と
(d)前記指定された矩形の領域に前記画像をトリミングする機能と
を実現するとともに、
前記機能(c)は、
(c−1)前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定のボタンの操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける機能と、
(c−2)円と、該円に内接する矩形と、該円から突出する所定形状の図形のハンドルとから構成される標識部を、前記表示装置に表示する表示機能と、
(c−3)前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる機能と、
(c−4)操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する機能と、
(c−5)前記機能(c−4)により領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する機能と
を備え、
前記機能(d)は、
前記位置情報出力手段から出力される前記位置情報に基づいて定まる矩形の領域に前記画像をトリミングする構成であることを特徴としている。
【0036】
上記構成の画像修正方法および第2のコンピュータプログラムは、上記画像修正装置と同様な作用・効果を有しており、回転、拡大または縮小、トリミングの作業を、一つのメニューで行なうことができることから、作業性に優れている。
【0037】
この発明の記録媒体は、この発明の第1または第2のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。この記録媒体は、この発明の各コンピュータプログラムと同様な作用・効果を有している。
【0038】
【発明の他の態様】
この発明は、以下のような他の態様も含んでいる。その第1の態様は、この発明の第1または第2のコンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給装置としての態様である。この第1の態様では、コンピュータプログラムをコンピュータネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロードし、これを実行することで、上記の装置や方法を実現することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。この実施例を、次の順序に従って説明する。
A.装置の構成:
B.コンピュータ処理:
B−1.処理の全体:
B−2.修正処理:
B−2―1.画像領域指定処理:
C.作用・効果
D.他の実施形態:
【0040】
A.装置の構成:
図1は、この発明の第1の実施例を適用するコンピュータシステム10のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。このコンピュータシステム10は、いわゆるパーソナルコンピュータ(以下、単にコンピュータと呼ぶ)を中心に備え、その周辺にCRTディスプレイ12、プリンタ13およびデジタルカメラ14を備える。コンピュータは、コンピュータ本体16とキーボード18とマウス20を備える。なお、このコンピュータ本体16には、CD−ROM22の内容を読み取るCDドライブ24が搭載されている。
【0041】
コンピュータ本体16は、中央演算処理装置としてのCPU30を中心にバスにより相互に接続されたROM31、RAM32、表示画像メモリ33、マウスインタフェース34、キーボードインタフェース35、CDC36、HDC37、CRTC38、プリンタインタフェース39、入出力機用インタフェース40およびI/Oポート41を備える。ROM31は、内蔵されている各種プログラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM32は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能なメモリである。表示画像メモリ33は、CRTディスプレイ12に表示する画像の画像データを記憶するメモリである。
【0042】
マウスインタフェース34は、マウス20とのデータ等のやり取りを司るインタフェースである。キーボードインタフェース35は、キーボード18からのキー入力を司るインタフェースである。CDC36は、CDドライブ(CDD)24を制御するCDコントローラである。HDC37は、ハードディスクドライブ(HDD)42を制御するハードディスクコントローラである。HDD42には、後述するコンピュータプログラム等が予め記憶されている。
【0043】
CRTC38は、表示画像メモリ33に記憶される表示画像データに基づいてCRTディスプレイ12における画像の表示を制御するCRTコントローラである。プリンタインタフェース39は、プリンタ13へのデータの入出力を制御するインタフェースである。入出力機用インタフェース40は、外部に接続された入出力機器、この実施例ではデジタルカメラ14へのデータの入出力を制御するインタフェースである。I/Oポート41は、シリアル出力のポートを備えており、モデム44に接続されており、このモデム44を介して、公衆電話回線46に接続されている。コンピュータ本体16は、モデム44を介して、外部のネットワークに接続されており、特定のサーバ47に接続可能となっている。
【0044】
このコンピュータシステム10では、オペレーティングシステムはHDD42に記憶されており、コンピュータ本体16に電源を投入すると、HDD42のブートブロックに書き込まれたローダに従ってRAM32の所定の領域にロードされる。また、デジタルカメラ14で撮影した写真画像(カラー写真画像)を加工するフォトレタッチ用ソフトウェア(コンピュータプログラム)は、CD−ROM22に予め格納されており、所定のインストールプログラムを起動することで、CDドライブ24からコンピュータ本体16にインストールされる。このインストールされたコンピュータプログラムは、HDD42に記憶されており、所定の起動命令を受けたときに、RAM32の所定の領域にロードされる。
【0045】
このコンピュータプログラムの一部のモジュール(後述する)をCPU30が実行することによって本発明の各種構成要件は実現される。このコンピュータプログラムは、前述したように、CD−ROM22に格納されたものであるが、これに替えて、フロッピィディスク、光磁気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬型記録媒体)に格納された構成としてもよい。また、前述したコンピュータプログラムは、外部のネットワークに接続される特定のサーバ47から、ネットワークを介して提供されるプログラムデータをダウンロードして、RAM32またはHDD42に転送することにより得るようにすることもできる。なお、上記ネットワークとしては、インターネットであってもよく、特定のホームページからダウンロードして得たコンピュータプログラムであってもよい。あるいは、電子メールの添付ファイルの形態で供給されたコンピュータプログラムであってもよい。
【0046】
以上説明したハードウェア構成を有するコンピュータシステム10によるフォトレタッチ用ソフトウェアに従う制御処理の様子について次に説明する。図2は、コンピュータ本体16によって実行されるこのフォトレタッチ用ソフトウェア50に従う制御処理の様子を示すブロック図である。
【0047】
図2に示すように、コンピュータ本体16の内部で動作しているフォトレタッチ用ソフトウェア50によれば、まず、入力モジュール51によりデジタルカメラ14から写真画像を表わす画像データDpiを取り込む処理を行なう。次いで、入力モジュール51によって取り込まれた画像データ(以下、元画像データと呼ぶ)Dpiに対する加工を修正モジュール52によって行なう。この修正モジュール52によって、元画像データDpiで表わされた写真画像に対して、トリミング(切り抜き)、回転、ズームを行なったり、画像の明るさや色相/彩度/明度などを変更したりして、画像の修正を行なうことができる。この修正の過程の画像は、ディスプレイドライバ60を介してCRTディスプレイ12へ送られて表示される。上記トリミング、回転、ズームを行なう機能は、修正モジュール52に備えられる画像領域指定部53とトリミング部54によって実現される。すなわち、入力モジュール51により入力した元画像データDpiで表わされる画像上に、画像領域指定部53により、矩形の領域を指定して、その指定された矩形の領域に基づく画像データを、トリミング部54によりトリミングする。
【0048】
画像領域指定部53は、信号受付部53aと標識部表示部53bと標識部変形部53cと領域決定判定部53dと位置情報出力部53eとを備える。各部53a、53b、53c、53d、53eの働きにより、元画像データDpiで表わされる画像上に矩形の領域を指定することができる。この指定された矩形の領域に基づく画像データは、トリミング部54によりトリミングされ、修正モジュール52による修正済の画像データDpoとして、ディスプレイドライバ60を介してCRTディスプレイ12へ送られて表示される。
【0049】
また、フォトレタッチ用ソフトウェア50によれば、印刷モジュール55により、修正済画像データDpoは、プリンタドライバ62を介してプリンタ13へ送られて表示される。さらに、出力モジュール56により、修正済画像データDpoは、外部機器へ送られる。
【0050】
B.コンピュータ処理:
B−1.処理の全体:
コンピュータ本体16のCPU30でフォトレタッチ用ソフトウェア50を実行することで、上述した入力モジュール51、修正モジュール52、印刷モジュール55および出力モジュール56を実現している。このフォトレタッチ用ソフトウェア50に従う制御処理について、以下詳細に説明する。図3は、この制御処理のルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、フォトレタッチ用ソフトウェア50を実行させる旨の指示がなされたときに、実行開始される。
【0051】
図示するように、処理が開始されると、CPU30は、まず、アプリケーションウィンドウWDをCRTディスプレイ12に表示する処理を行なう(ステップS100)。図4は、このアプリケーションウィンドウWDの初期状態を示す説明図である。図示するように、アプリケーションウィンドウWDには、「入力」、「修正」、「印刷」、「出力」の4種類のボタンBT1,BT2,BT3,BT4が用意されており、操作者は、これらボタンBT1〜BT4を順にマウス20によりクリックしていくことで、CRTディスプレイ12の画面上で、デジタルカメラ14で撮影した写真画像を加工して出力する作業を進めていくことができる。すなわち、図3に示すように、CPU30は、ステップ100の実行後、ボタンBT1〜BT4がマウス20によりクリックされる操作指令を取り込んで、その操作指令に対応した入力処理、修正処理、印刷処理、出力処理を順に実行する(ステップS200,S300,S400,S500)。
【0052】
ステップS200で実行される入力処理は、デジタルカメラ14から写真画像を表わす画像データ(元画像データ)Dpiを取り込むもので、前述した入力モジュール51(図2)に対応する。この元画像データDpiの取り込み作業は、図4に示されるアプリケーションウィンドウWDのツールバーBRに設けられた「ファイル」のボタンBT5が、マウス20によりクリックされる操作指令を受けて行なわれる。詳細には、「ファイル」のボタンBT5から開くプルダウンメニュ(図示せず)に備えられた「外部機器入力」を選択して、次いで、入力デバイスとしてデジタルカメラ14を選択して、その後、ファイル名を選択するといった一連のマウス20からの操作指令を受けて行なわれる。なお、こうして取り込まれた元画像データDpiは、RAM32の所定のエリアに格納されるが、それとともに、アプリケーションウィンドウWDの作業フィールドFDWに表示される(図6参照)。
【0053】
なお、デジタルカメラ14から直接、元画像データDpiを取り込む構成に替えて、デジタルカメラ14で撮影した写真画像の画像データを予めHDD42に格納しておき、このHDD42内の画像データを読み出す構成とすることもできる。すなわち、写真画像を表わす画像データであれば、デジタルカメラを用いてその都度読み出す構成としてもよいし、予めHDD42等の記憶手段に用意しておき、その記憶手段から読み出す構成とすることもできる。また、写真画像の画像データをネットワークを介して外部から取り込む構成とすることもできる。
【0054】
ステップS300で実行される修正処理は、元画像データDpiを加工するもので、ここで本発明の各種要件は実現される。以下、後ほど詳述する。なお、ここで加工の処理が施された修正済画像データDpoは、HDD42に用意された所定のホルダに格納される。この修正処理が、前述した修正モジュール52(図2)に対応する。
【0055】
ステップS400で実行される印刷処理は、ステップS300で作成された修正済画像データDpoを、印刷コマンドとしてプリンタドライバに出力するものである。この印刷の処理は、周知の構成であり、ここでは詳しく説明はしないが、これによって加工した写真画像がプリンタ13から印刷されることになる。この印刷処理が、前述した印刷モジュール55(図2)に対応する。
【0056】
ステップS500で実行される出力処理は、ステップS300で作成された修正済画像データDpoを、外部機器に出力するものである。これによって加工した写真画像を表わす修正済画像データDpoが所望の外部機器に出力されることになる。この出力処理が、前述した出力モジュール56(図2)に対応する。
【0057】
B−2.修正処理:
ステップS300で実行される修正処理について、以下詳細に説明する。このフォトレタッチ用ソフトウェアでは、写真を撮影した環境を変更した効果を画像に与える機能(撮影環境機能)、画像のトリミング、回転、ズームを行なう機能(引き伸ばし機能)、画像の明るさや色相/彩度/明度などを変更する機能(ツール機能)、アンシャープマスクやぼかし等の効果を画像に与える機能(フィルタ機能)等、さまざまな機能を備えるが、これら機能は、この修正処理によって実現される。図5は、この修正処理のルーチンを示すフローチャートである。このルーチンに処理が移行すると、図示するように、CPU30は、まず、CRTディスプレイ12に表示されているアプリケーションウィンドウWDを修正処理用に変更する処理を行なう(ステップS302)。
【0058】
図6は、修正処理用のアプリケーションウィンドウWDを示す説明図である。図示するように、この修正処理用のアプリケーションウィンドウWDのツールバーBRには、「撮影環境」のボタンBT21、「暗室」のボタンBT22、「ツール」のボタンBT22、「フィルタ」のボタンBT24が追加されている。「撮影環境」のボタンBT21、「暗室」のボタンBT22、「ツール」のボタンBT22、「フィルタ」のボタンBT24は、上記撮影環境機能、引き伸ばし機能、ツール機能、フィルタ機能にそれぞれ対応しており、各機能を行なう作業指示を入力するためのものである。なお、ツールバーBRの最も右寄りには、「元に戻す」のボタンBT25が設けられており、この修正処理によって修正された画像を、修正前の元画像に戻すことが可能となっている。その他の構成については、図4に示した入力処理用のアプリケーションウィンドウWDと同じである。
【0059】
図5に戻り、次いで、CPU30は、アプリケーションウィンドウWDのツールバーBRからのマウス20による作業指示を入力する処理を行なう(ステップS310)。続いて、CPU30は、その入力した作業指示が、引き伸ばし機能を施す作業指示であるか否かを判別する処理を行なう(ステップS320)。この引き伸ばし機能を施す作業指示というのは、図6に示すアプリケーションウィンドウWDにおけるツールバーBRからの[暗室]−[引き伸ばし機]といったマウス20による操作である。すなわち、ツールバーBRに備えられる「暗室」のボタンBT22をクリックして、そのボタンBT22からプルダウンされる[引き伸ばし機]の選択肢をクリックするという操作である。
【0060】
ステップS320で上記作業指示が入力されていないと判別された場合には、CPU30は、ステップS330に処理を進めて、ステップS310で入力した作業指示に対応した処理、すなわち、引き伸ばし機能以外のその他の機能(前述した撮影環境機能やツール機能やフィルタ機能等)を施す処理を行なう。ステップS330の実行後、「リターン」に抜けてこの修正処理のルーチンは一旦終了される。
【0061】
一方、ステップS320で、マウス20から引き伸ばし機能を施す作業指示が入力されたと判別された場合には、CPU30は、ステップS340に処理を進める。ステップS340では、CPU30は、入力モジュール51によりアプリケーションウィンドウWDに表示された元画像データのDpiの写真画像上に矩形の領域を指定する画像領域指定処理を実行する。以下、この画像領域指定処理について詳細に説明する。この画像領域指定処理が、前述した画像領域指定部53(図2)に対応する。
【0062】
B−2―1.画像領域指定処理:
図7は、ステップS340で実行される画像領域指定処理の詳細を示すフローチャートである。図示するように、この画像領域指定処理のルーチンに処理が移行すると、CPU30は、まず、画像領域指定処理用のダイアログボックスをCRTディスプレイ12に表示する処理を行なう(ステップS410)。このダイアログボックスは、画像領域の指定に必要となる各種情報をコンピュータ本体16に対して設定するためのものである。
【0063】
図8は、画像領域指定処理用のダイアログボックスDB1の一例を示す説明図である。図示するように、このダイアログボックスDB1には、領域指定用の画像表示フィールドFD1と、プレビュー用の画像表示フィールドFD2とが設けられている。領域指定用の画像表示フィールドFD1は、領域指定の対象となる元画像データDpiを、標識部としての領域指定用ツールTLとともに表示するためのものである。操作者は、この画像表示フィールドFD1に表示される画像上で、領域指定用ツールTLを操作して、その画像上に矩形の領域を指定する。領域指定用ツールTLについては後ほど詳述する。プレビュー用の画像表示フィールドFD2は、領域指定用の画像表示フィールドFD1で指定された領域の画像をプレビュー表示するためのものである。
【0064】
プレビュー用の画像表示フィールドFD2の下方には、各種操作の入力欄やボタン等が設けられている。「表示倍率」の入力欄IF1と、「角度指定」の入力欄IF2と、「領域の縦横比」の入力欄IF3と、「長辺のサイズ」の入力欄IF4とが設けられている。「表示倍率」の入力欄IF1は、領域指定用の画像表示フィールドFD1に表示される画像の倍率を指定するためのもので、スライダーバーにより倍率の指定が可能となっている。「角度指定」の入力欄IF2は、領域指定用の画像表示フィールドFD1に表示される画像を回転させるためのもので、ボタンにより0度、+90度、+180度、−90度だけ左回りに回転が可能となり、また、数字の入力により任意の角度だけ左回りに回転が可能となっている。
【0065】
「領域の縦横比」の入力欄IF3は、この修正処理で得たい出力画像の縦横比を指定するためのもので、プルダウンメニューによって、「変換しない」と、規定サイズとして予め登録された次の比率の中から所望のものを選択して指定することができる。規定サイズとしては、「4:5=デジカメ1(1280×1024)」、「3:4=デジカメ2(1280×960)」、「2:3=35mmフィルム、APS(Cタイプ)」、「9:16=APS(Hタイプ)」、「1:3=パノラマ、APS(Pタイプ)」等が登録されている。なお、「変換しない」とは、元画像の縦横比という意味である。
【0066】
「長辺のサイズ」の入力欄IF4は、この修正処理で得たい出力画像の長辺のサイズ(ピクセル数)を指定するためのもので、プルダウンメニューによって、「変換しない」と、予め登録されたサイズの中から所望のものを選択して指定することができる。サイズとしては、「120」、「180」等が登録されている。なお、「変換しない」とは、元画像の長辺サイズという意味である。
【0067】
両入力欄IF3,IF4は、任意の数値を入力可能な構成とすることができる。両入力欄IF3,IF4から入力される情報によって、出力画像の縦横のサイズ(ピクセル数)が定まる。したがって、このダイアログボックスDB1のように「領域の縦横比」と「長辺のサイズ」を入力する構成に替えて、直接、「出力画像の縦サイズ」と「出力画像の横サイズ」を入力する構成とすることもできる。
【0068】
図7に戻り、ステップS410の実行後、元画像データDpiで表わされる画像を、ダイアログボックスDB1の領域指定用の画像表示フィールドFD1に表示する処理を行なう(ステップS420)。次いで、CPU30は、画像表示フィールドFD1内に領域指定用ツールTLを表示する処理を行なう(ステップS430)。このステップS430の処理が、前述した標識部表示部53b(図2)に対応する。
【0069】
図9は、領域指定用ツールTLを示す説明図である。図示するように、領域指定用ツールTLは、円C1と、円C1に内接する矩形C2と、円C1の径方向に円C1から突出する直線C3とから構成される。円C1のサイズは、予め定めた大きさである。矩形C2は、上述したように円C1に内接するが、縦の辺の長さと横の辺の長さは、画像領域指定処理用のダイアログボックスDB1の「領域の縦横比」の入力欄IF3から入力された縦横比から演算された長さである。なお、矩形C2は、入力欄IF3から入力された縦横比が「1:1」の場合には、正方形となり、「1:1」以外の場合には、長方形となる。直線C3は、矩形C2の上辺の中点から円C1の径方向に延びる線分であり、円C1から所定の長さだけ突出している。
【0070】
円C1と矩形C2との間の4つ接点(矩形C2の四隅の点)と、直線C3の外側の点には、円形状のマークm1,m2,m3,m4,m5が設けられている。なお、矩形C2の下辺の両端に位置するマークm2,m3は、赤色に塗り潰され、その他のマークm1,m4,m5は黒色に塗りつぶされている。
【0071】
上記構成の領域指定用ツールTLは、マウス20からの後述するマウス入力によって、回転、拡大、移動する。矩形C2の領域が、この領域指定用ツールTLによって指定される領域となる。したがって、マウス20を用いて領域指定用ツールTLを操作することにより、領域指定用の画像表示フィールドFD1に表示される画像上に所望の角度、大きさ、位置の矩形の領域を指定することができる。図7に戻り、ステップS430に続くステップS440では、CPU30は、領域指定用ツールTLで指定された画像を、プレビュー画像として、プレビュー用の画像表示フィールドFD2に表示する処理を行なう。
【0072】
その後、CPU30は、操作者によるマウス入力を受け付ける(ステップS450)。このステップS450の処理が、前述した信号受付部53a(図2)に対応する。次いで、ステップS450で受け付けたマウス入力について、領域指定用ツールTLに備えられるマークm1,m2,m3,m4のうちのいずれかの位置でマウスボタンが押されたというものであるか、領域指定用ツールTLに備えられるマークm5の位置でマウスボタンが押されたというものであるか、領域指定用ツールTLに備えられる円C1の内側でマウスボタンが押されたものであるかをそれぞれ判別する(ステップS460,S470,S480)。
【0073】
図10は、領域指定用ツールTLを回転するマウス入力を示す説明図である。図10(a)に示すように、領域指定用ツールTLの直線C3に備えられるマークm5にマウスポインタが移動すると、マウスポインタの形状は、線分の両端に矢尻が設けられた形となる。この状態で、図10(b)に示すように、ドラッグ&ドロップのマウス入力があると、領域指定用ツールTLは、円C1の中心点Pを中心として回転する。この回転の方向および角度は、上記のドラッグ&ドロップの操作によって定まる。図示するように、直線C3より右側へのドラッグの場合には、領域指定用ツールTLは時計回りに回転し、その回転の角度は、ドロップした位置によって定まる。ステップS460では、上記の回転のためのドラッグ&ドロップについての最初のマウスボタンを押すというマウス入力があったか否かを判別している。ステップS460で肯定判別された場合には、CPU30は、上述したドラッグ&ドロップのマウス入力に従う領域指定用ツールTLの回転処理を行なう(ステップS465)。なお、領域指定用ツールTLのマークm1,m2,m3,m4のうちの2つのマークm2,m3が、赤色に塗り潰されているのは、この回転の処理によって領域指定用ツールTLが反転した場合に、上下が判別し易いようにしたためである。
【0074】
図11は、領域指定用ツールTLを拡大するマウス入力を示す説明図である。図11(a)に示すように、領域指定用ツールTLの矩形C2の四隅に設けられたマークm1,m2,m3,m4のうちのいずれかにマウスポインタが移動すると、マウスポインタの形状は、線分の両端に矢尻が設けられた形となる。この状態で、図11(b)に示すように、ドラッグ&ドロップのマウス入力があると、領域指定用ツールTLは、中心点Pを中心として拡大する。この拡大は、上記のドラッグ&ドロップの操作によって定まる。図示するように、円C1より外側へドラッグされると、領域指定用ツールTLは拡大し、その大きさは、ドロップした位置によって定まる。なお、円C1より内側へドラッグ&ドロップされた場合には、領域指定用ツールTLは縮小する。ステップS470では、上記の拡大または縮小ドラッグ&ドロップのための最初のマウスボタンを押すというマウス入力があったか否かを判別している。ステップS470で肯定判別された場合には、CPU30は、上述したドラッグ&ドロップのマウス入力に従う領域指定用ツールTLの拡大(縮小)処理を行なう(ステップS475)。
【0075】
図12は、領域指定用ツールTLを移動するマウス入力を示す説明図である。図12(a)に示すように、領域指定用ツールTLの円C1の内側にマウスポインタが移動すると、マウスポインタの形状は、十字の4つの先端に矢尻が設けられた形となる。この状態で、図12(b)に示すように、ドラッグ&ドロップのマウス入力があると、領域指定用ツールTLは、その入力に従って移動する。ステップS480では、上記の移動のためのドラッグ&ドロップについての最初のマウスボタンを押すというマウス入力があったか否かを判別している。ステップS480で肯定判別された場合には、CPU30は、上述したドラッグ&ドロップのマウス入力に従う領域指定用ツールTLの移動処理を行なう(ステップS485)。
【0076】
ステップS465、S475またはS485の処理を終えると、CPU30は、ステップS440に処理を戻して、ステップS465、S475またはS485で回転、拡大、移動された領域指定用ツールTLで指定される画像を、プレビュー画像として、プレビュー用の画像表示フィールドFD2に表示して、ステップS450で操作者による次のマウス入力を受け付ける。なお、ステップS460ないしS485の処理が、前述した標識部変形部53c(図2)に対応する。
【0077】
一方、ステップS460ないしS480の各判別処理で全て否定された場合には、CPU30は、処理をステップS490に進める。ステップS490では、CPU30は、ステップS450で受け付けたマウス入力が、画像領域指定処理用のダイアログボックスDB1に設けられた[実行]のボタンBT31がクリックされたものであるか否かを判定する。これは、これまでにステップS465、S475またはS485で行なった回転、拡大、もしくは移動の処理が妥当であるか、すなわち、領域指定用ツールTLを操作して指定した画像(プレビュー用の画像表示フィールドFD2に表示されている画像)が妥当であるかを操作者からのマウス入力によって判定するものである。このステップS490の処理が、前述した領域決定判定部53d(図2)に対応する。ここで、妥当でないと判定された場合には、CPU30は、ステップS450に処理を戻して、再度の操作者によるマウス入力を受け付ける。
【0078】
一方、ステップS490で、領域指定用ツールTLを操作して指定した領域が妥当であると判定された場合には、領域指定用ツールTLの矩形Cの画像上の位置情報を求める処理を行なう(ステップS500)。ここでいう画像というのは、領域指定用ツールTLの表示される領域指定用の画像表示フィールドFD1に表示された元画像データDpiの画像であり、元画像データDpiの画像の座標値によって矩形Cの位置情報は示される。すなわち、元画像データDpiの画像上に矩形の領域が指定される。このステップS500の処理が、前述した位置情報出力部53e(図2)に対応する。ステップS500の実行後、「リターン」に抜けて、この画像領域指定処理のルーチンを一旦終了する。その後、CPU30は、図5のステップS350に処理を進める。
【0079】
ステップS350では、CPU30は、ステップS500で求めた画像上の位置情報に基づいて、元画像データDpiから矩形の領域の画像データをトリミングする。その後、CPU30は、そのトリミングした画像データの画像を、画像領域指定処理用のダイアログボックスDB1に備えられる「領域の縦横比」の入力欄IF3および「長辺のサイズ」の入力欄IF4から求まる出力画像のサイズ(ピクセル数)に合わせ込む処理を行なう(ステップS360)。この処理は、画像の平均化や、バイキュービック法などの補間を行なうことによって、画質の向上を保ちながらリサイズする周知の方法によって行なわれる。
【0080】
その後、CPU30は、ステップS370に処理を進めて、ステップS360でリサイズされた画像を、アプリケーションウィンドウWDの作業フィールドFDWに表示する処理を行なう。図13は、ステップS360後のアプリケーションウィンドウWDの一例を示す説明図である。図示するように、作業フィールドFDWには、元画像データDpiからトリミングした画像がリサイズされて表示されている。これは、領域指定用ツールTLを図8に例示する状態に操作した場合の表示の一例である。その後、CPU30は、ステップS380に処理を進めて、上記ステップS360でリサイズされた画像についての画像データを修正済画像データDpoとして、HDD42に用意された所定のホルダに記憶する処理を行なう。その後、「リターン」に抜けて修正処理のルーチンを一旦終了する。
【0081】
C.作用・効果
以上のように構成されたこの実施例のコンピュータシステムによれば、元画像データDpiが表示される画面上で領域指定用ツールTLを用いて矩形の領域が指定される。マウス20により指示されるマウスポインタが、領域指定用ツールTLの直線C3に備えられるマークm5に移動した状態で、ドラッグ&ドロップのマウス入力があると、領域指定用ツールTLは回転される。マウスポインタが、矩形C2の四隅に設けられたマークm1,m2,m3,m4のうちのいずれかに移動した状態で、ドラッグ&ドロップのマウス入力があると、領域指定用ツールTLは拡大または縮小される。その後、ダイアログボックスDB1に設けられた[実行]のボタンBT31がクリックされた信号の入力があると、上記マウスの操作によって定まった領域指定用ツールTLの矩形Cの領域は妥当であるとして、矩形Cの画像(元画像データDpiで表わされる画像)上の位置情報が出力される。
【0082】
したがって、このコンピュータシステムによれば、画像上で領域指定用ツールTLが回転したり拡大または縮小したりすることで、任意の大きさ傾きの矩形の領域を画像上に指定することができる。このために、回転と、拡大または縮小と、トリミングのための位置情報の獲得とを、一つのメニューで行なうことができることから、作業性に優れているという効果を奏する。
【0083】
また、マウス20により指示されるマウスポインタが、円C1の内側に移動した状態で、ドラッグ&ドロップのマウス入力があると、領域指定用ツールTLは移動される。このために、回転と、拡大または縮小と、トリミングのための位置情報の獲得とに加えて、移動を、一つのメニューで行なうことができることから、より一層、作業性に優れている。
【0084】
また、このコンピュータシステムによれば、その指定された矩形の領域は、トリミングされ、そのトリミングされた画像データの画像は、予めダイアログボックスDB1から入力した出力画像のサイズにリサイズされる。このために、トリミング、回転、ズームの各作業を一つ一つ独立に行なうのではなく、元画像データから一度の加工を行なうだけで、出力したい画像を得ることができる。したがって、画質の劣化を防止することができるという効果を奏する。
【0085】
このコンピュータシステムでは、回転、拡大または縮小するためにマウスポインタによって指示されるハンドルがマークm1〜m5によって表示されてことから、回転と拡大または縮小を行なう際の指示位置を、明確に操作者に知らせることができる。したがって、操作者は、作業がし易い。
【0086】
また、領域指定用ツールTLの矩形C2の四隅に設けられたマークm1〜m4のうちの下辺両端のマークm2,m3は、赤色に塗り潰されており、他のマークm1,m4,m5と異なった色をしている。このために、回転の作業を行なう際に領域指定用ツールTLが反転していないかどうかを、明確に操作者に知らせることができる。したがって、操作者は、より作業がし易い。
【0087】
D.他の実施形態:
本発明の他の実施形態について、次に説明する。
(1)前記実施例では、領域指定用ツールTLを回転させるハンドルとして直線C3が用意されていたが、ハンドルは直線形状に限る必要はなく、四角形、三角形等の他の形状であってもよい。また、そのハンドルは円C1に連結されている必要もなく、円C1の外側の回りに位置すれば、円C1から離れていてもよい。図14は、ハンドルの他の一例を示す説明図である。図示するように、ハンドルHは、「×」の形状として、円C1Xから離れた構成とすることもできる。この携帯によれば、ハンドルHをドラッグ&ドロップすることで、領域指定用ツールTLXを回転させることができる。
【0088】
(2)前記実施例では、回転、拡大または縮小するためにマウスポインタによって指示されるハンドルとしてのマークm1〜m5は、円形状となっているが、これに換えて、6角形、正方形、菱形、×印等、他の所定形状であってもよい。
【0089】
(3)前記実施例では、円C1と矩形C2の接点に、拡大/縮小用のハンドルとしてのマークm1〜m4が設けられていたが、これに替えて、円C1の円周上の他の位置にそのハンドルを設けた構成とすることもできる。図15は、回転の指示位置を示すマークの他の一例を示す説明図である。図示するように、円C1Yの円周上における、矩形C2Yとの接点から離れた位置にマークmY1,mY2,mY3を設ける構成とすることもできる。この形態によれば、マークmY1,mY2,mY3をドラッグ&ドロップすることで、領域指定用ツールTLXを回転させることができる。また、円C1の全周を、拡大/縮小用のハンドルとすることもできる。
【0090】
(4)矩形C2の四隅に設けられたマークm1〜m4のうちの下辺両端のマークm2,m3は、赤色に塗り潰されているが、これに替えて、青、緑等の他の色とすることもできる。要は、領域指定用ツールTLXを描いている色と相違する他の色であればよい。
【0091】
(5)前記実施例では、ダイアログボックスDB1に設けられた[実行]のボタンBT31がクリックされた信号の入力があると、上記マウスの操作によって定まった領域指定用ツールTLの矩形Cの領域は妥当であるとしていたが、これに替えて、キーボード18から予め定めたキー入力(例えば、[Alt]+[M])があった場合に、マウスの操作によって定まった領域指定用ツールTLの矩形Cの領域は妥当であるとすることもできる。
【0092】
(6)前記実施例では、ポインティングデバイスとして、マウスが用いられていたが、これに替えて、トラックボール、ライトペン、タッチスクリーン、ジョイスティック、デジタイザ、タブレット等を用いる構成としてもよい。
【0093】
(7)前記実施例では、元画像データDpiは、デジタルカメラにより撮影したものとしたが、これに替えて、カラースキャナ等を用いて獲得した銀塩写真やカラーグラビア等の画像データであってもよい。また、HDD42等の記憶装置に予め用意したものであってもよい。また、必ずしもカラーの画像データである必要もなく、白黒の画像データに適用することもできる。
【0094】
さらに他の実施形態を、第2の実施例として説明する。この第2の実施例は、前記第1の実施例と比較して、画像領域指定処理用のダイアログボックスと、このダイアログボックスに表示される標識部としての領域指定用ツールとが相違し、その他の構成については同一である。
【0095】
図16は、この第2の実施例で用いられる画像領域指定処理用のダイアログボックスDB2の一例を示す説明図である。図示するように、この第2の実施例の画像領域指定処理用のダイアログボックスDB2は、第1実施例のダイアログボックスDB1とほぼ同一の構成であり、相違するのは、グリッド表示のための3つのボタンBT41、BT42、BT43を備える点だけである。各ボタンBT41、BT42、BT43には、「3分割」、「対角線」、「中央線」の文字がそれぞれ示されている。この第2の実施例では、ダイアログボックスDB2の表示開始とともに、標識部としての領域指定用ツールが直ちに表示されるが、このときの領域指定用ツールは、第1実施例の領域指定ツールTL1と同一の形状である。すなわち、図示するように、領域指定ツールは、円C1と、円C1に内接する矩形C2と、円C1の径方向に円C1から突出する直線C3を備えた構成である。その後、操作者により、ボタンBT41、BT42、BT43のいずれかがマウス20を用いてクリックされると、そのボタンBT41、BT42、BT43に対応したグリッドが領域指定用ツール内に付加される。
【0096】
図17は、この第2の実施例における領域指定用ツールTL2の一例を示す説明図である。この領域指定用ツールTL2は、「3分割」のボタンBT41がクリックされたときに表示されるものである。図示するように、この領域指定用ツールTL2は、前述した円C1、矩形C2、直線C3に加え、矩形C2の内側に、その矩形C2を縦、横にそれぞれ3等分する4本の分割線C4が設けられた構成である。この構成の領域指定用ツールTL2は、第1の実施例と同様の操作によって、回転、拡大、移動するが、その回転、拡大、移動に伴って、領域指定用ツールTL2内の分割線C4も回転、拡大、移動する。すなわち、分割線C4は、領域指定用ツールTL2の回転、拡大、移動に伴っても常に矩形C2の内側に位置して、その矩形C2を縦、横にそれぞれ3等分する。
【0097】
操作者は、領域指定用ツールTL2を操作して、矩形C2で指定された領域をトリミングすることができるが、この際に、矩形C2内に設けられた分割線C4を利用して、トリミングする画像の構図を定める。この分割線C4は、前述した3分割法を図るためのものである。図18は、領域指定用ツールTL2によって構図の修整がなされた画像の一例を示す説明図である。図示するように、画像表示フィールドFD1に表示された画像の中でポイントとなる天守閣の部分に、縦横の分割線C4の交差する場所(図の例では、右上の交差する場所)GPが配置されるように、領域指定用ツールTL2の位置が定められる。この状態で、操作者は、[実行]のボタンBT31をクリックすることで、矩形C2で囲まれた優れた構図の画像をトリミングすることができる。
【0098】
図19は、「対角線」のボタンBT42がクリックされたときの領域指定用ツールTL2−1を示す説明図である。図示するように、この領域指定用ツールTL2−1は、前述した円C1、矩形C2、直線C3に加え、矩形C2の内側に、この矩形C2の対角線となる2本の分割線C5が設けられた構成である。
【0099】
図20は、「中央線」のボタンBT43がクリックされたときの領域指定用ツールTL2−2を示す説明図である。図示するように、この領域指定用ツールTL2−2は、前述した円C1、矩形C2、直線C3に加え、矩形C2の内側に、その矩形C2を縦方向、横方向にそれぞれ2等分する2本の分割線C6が設けられた構成である。なお、この構成に替えて、2本の分割線C6のうちのいずれか1本だけ(例えば、横方向の分割線C6)が表示される構成としてもよい。
【0100】
操作者によって「対角線」のボタンBT42がクリックされると、図19に示した対角線となる分割線C5を備えた領域指定用ツールTL2′が画像表示フィールドFD1に表示される。また、操作者によって「中央線」のボタンBT43がクリックされると、図20に示した中央線となる分割線C6を備えた領域指定用ツールTL2−2が画像表示フィールドFD1に表示される。操作者は、これら分割線C5,C6を利用して画像の構図を決定することもできる。
【0101】
なお、上記グリッド表示のための各ボタンBT41、BT42、BT43は、1クリック毎に、オン/オフが切り替わるように構成されており、各ボタンBT41、BT42、BT43は互いに独立で、2以上が重ねてオンとなることを妨げるものではない。図21は、「3分割」のボタンBT41と「対角線」のボタンBT42とが共にクリックされてオン状態となったときの領域指定用ツールTL2−3を示す説明図である。図示するように、矩形C2の内側には、図17に示した縦、横にそれぞれ3等分する4本の分割線C4と、図19に示した対角線となる2本の分割線C5とが設けられることになる。
【0102】
以上のように構成されたこの第2の実施例では、第1の実施例と同様に、作業性よくトリミングを行なうことができ、その上でトリミングされた画像の構図の決定を容易に行なうことができるという効果を奏する。
【0103】
前記第2の実施例の変形例について、次に説明する。前記第2の実施例では、3分割法によって構図が決められるように、分割線C4は、矩形の縦、横をそれぞれ3等分するものであったが、これに換えて、黄金分割法によって構図が決められる用に分割の比率が定められた分割線を備える構成とすることもできる。また、前記(1)〜(7)に示した他の実施形態を、この第2の実施例にもそのまま適用した変形例とすることもできる。
【0104】
以上、本発明の実施例を詳述してきたが、本発明は、こうした実施態様に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施することができるのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を適用するコンピュータシステム10のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。
【図2】コンピュータ本体16によって実行されるこのフォトレタッチ用ソフトウェア50に従う制御処理の様子を示すブロック図である。
【図3】制御処理のルーチンを示すフローチャートである。
【図4】アプリケーションウィンドウWDの初期状態を示す説明図である。
【図5】修正処理のルーチンを示すフローチャートである。
【図6】修正処理用のアプリケーションウィンドウWDを示す説明図である。
【図7】ステップS340で実行される画像領域指定処理の詳細を示すフローチャートである。
【図8】画像領域指定処理用のダイアログボックスDB1の一例を示す説明図である。
【図9】領域指定用ツールTLを示す説明図である。
【図10】領域指定用ツールTLを回転するマウス入力を示す説明図である。
【図11】領域指定用ツールTLを拡大するマウス入力を示す説明図である。
【図12】領域指定用ツールTLを移動するマウス入力を示す説明図である。
【図13】トリミング後のアプリケーションウィンドウWDの一例を示す説明図である。
【図14】ハンドルの他の一例を示す説明図である。
【図15】回転の指示位置を示すマークの他の一例を示す説明図である。
【図16】第2の実施例で用いられる画像領域指定処理用のダイアログボックスDB2の一例を示す説明図である。
【図17】「3分割」のボタンBT41がクリックされたときの領域指定用ツールTL2の一例を示す説明図である。
【図18】領域指定用ツールTL2によって構図の修整がなされた画像の一例を示す説明図である。
【図19】「対角線」のボタンBT42がクリックされたときの領域指定用ツールTL2−1を示す説明図である。
【図20】「中央線」のボタンBT43がクリックされたときの領域指定用ツールTL2−2を示す説明図である。
【図21】「3分割」のボタンBT41と「対角線」のボタンBT42とが共にクリックされたときの領域指定用ツールTL2−3を示す説明図である。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム
13…プリンタ
14…デジタルカメラ
16…コンピュータ本体
18…キーボード
20…マウス
33…表示画像メモリ
34…マウスインタフェース
35…キーボードインタフェース
39…プリンタインタフェース
40…入出力機用インタフェース
42…ハードディスクドライブ
44…モデム
46…公衆電話回線
47…サーバ
50…フォトレタッチ用ソフトウェア
51…入力モジュール
52…修正モジュール
53…画像領域指定部
53a…信号受付部
53b…標識部表示部
53c…標識部変形部
53d…領域決定判定部
53e…位置情報出力部
54…トリミング部
55…印刷モジュール
56…出力モジュール
60…ディスプレイドライバ
62…プリンタドライバ
WD…アプリケーションウィンドウ
DB1…画像領域指定処理用のダイアログボックス
TL…領域指定用ツール
C1…円
C2…矩形
C3…直線
マーク…m1,m2,m3,m4,m5
DB2…画像領域指定処理用のダイアログボックス
BT41,BT42,BT43…ボタン
TL2,tl2−1,TL2−2,TL2−3…領域指定用ツール
C4,C5,C6…分割線

Claims (12)

  1. 表示装置に表示される画像上に矩形の領域を指定する画像領域指定装置であって、
    前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける信号受付手段と、
    円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示する標識部表示手段と、
    前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる標識部変形手段と、
    操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する領域決定判定手段と、
    前記領域決定判定手段により前記領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する位置情報出力手段と
    を備え
    前記標識部変形手段は、さらに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の内側にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を移動させる構成である画像領域指定装置。
  2. 前記ハンドルは、前記円の径方向に延びる直線の先端に設けられたマークである請求項1に記載の画像領域指定装置。
  3. 前記標識部を拡大または縮小させるための条件である、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときとは、該円と前記矩形との4接点にあるときに限られる構成である請求項1または2に記載の画像領域指定装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像領域指定装置であって、
    前記標識部表示手段は、
    前記円と矩形との4接点に、拡大/縮小用のハンドルとしてマークをそれぞれ表示する手段
    を備える画像領域指定装置。
  5. 前記円と矩形との4接点に表示されたマークのうちのいずれかは、前記標識部の色と相違する他の色で描かれた構成である請求項に記載の画像領域指定装置。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像領域指定装置であって、
    前記標識部表示手段は、
    前記矩形の内側に、該矩形を分割する分割線を表示する手段
    を備える画像領域指定装置。
  7. 前記分割線は、前記矩形を縦、横にそれぞれ3等分する線である請求項に記載の画像領域指定装置。
  8. 元画像データを入力するための画像入力手段と、
    前記元画像データで表わされる画像を表示装置に表示する表示制御手段と、
    前記画像上に矩形の領域を指定する画像領域指定手段と
    前記指定された矩形の領域に前記画像をトリミングするトリミング手段と
    を備える画像修正装置において、
    前記画像領域指定手段は、
    前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける信号受付手段と、
    円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示する標識部表示手段と、
    前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる標識部変形手段と、
    操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する領域決定判定手段と、
    前記領域決定判定手段により前記領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する位置情報出力手段と
    を備え、
    前記トリミング手段は、
    前記位置情報出力手段から出力される前記位置情報に基づいて定まる矩形の領域に前記画像をトリミングする構成であり、
    前記標識部変形手段は、さらに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の内側にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を移動させる構成である画像修正装置
  9. 表示装置に表示される画像上に矩形の領域を指定する画像領域指定方法であって、
    (a)前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付けるステップと、
    (b)円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示するステップと、
    (c)前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させるステップと、
    (d)操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定するステップと、
    (e)前記ステップ(d)により領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力するステップと
    を備え
    前記ステップ(c)は、さらに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の内側にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を移動させる構成である画像領域指定方法
  10. 画像データで表わされた画像を修正する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    (a)前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定の操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける機能と、
    (b)円と、該円に内接する矩形と、該円の外側のまわりに位置する所定形状の図形のハンドルとを備える標識部を、前記表示装置に表示する機能と、
    (c)前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる機能と、
    (d)操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する機能と、
    (e)前記機能(d)により領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する機能と
    を実現し、
    前記機能(c)は、さらに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の内側にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を移動させる構成であるコンピュータプログラム
  11. 画像を修正する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    (a)元画像データを入力するための機能と、
    (b)前記元画像データで表わされる画像を表示装置に表示する機能と、
    (c)前記画像上に矩形の領域を指定する機能と
    (d)前記指定された矩形の領域に前記画像をトリミングする機能と
    を実現するとともに、
    前記機能(c)は、
    (c−1)前記画像上の位置を指示するとともに、操作者による特定のボタンの操作を受けて特定の信号を送るポインティングデバイスから、信号を受け付ける機能と、
    (c−2)円と、該円に内接する矩形と、該円から突出する所定形状の図形のハンドルとから構成される標識部を、前記表示装置に表示する表示機能と、
    (c−3)前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記ハンドルにあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を回転させるとともに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の円周にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を拡大または縮小させる機能と、
    (c−4)操作者による特定の操作を受けて、領域が決定したか否かを判定する機能と、
    (c−5)前記機能(c−4)により領域が決定したと判定されたとき、前記標識部に備えられる矩形の前記画像上の位置情報を出力する機能と
    を備え、
    前記機能(d)は、
    前記位置情報出力手段から出力される前記位置情報に基づいて定まる矩形の領域に前記画像をトリミングする構成であり、
    前記機能(c)は、さらに、前記ポインティングデバイスにより指示される位置が前記円の内側にあるときに、前記ポインティングデバイスから前記特定の信号を受けたとき、その後の前記ポインティングデバイスにより指示される位置に基づいて、前記標識部を移動させる構成であるコンピュータプログラム
  12. 請求項10または11に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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