JP4092202B2 - フロアボード及び係止システム - Google Patents

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Description

〔フロアボード及び係止システム〕
本発明は、フロアボードを機械的に接合するための係止システム、及びこのような係止システムを持つフロアボードに関する。
本発明は、木材をベースとした、通常は木製のコアを持つ、機械的に接合されるようになったフロアボードに特に適している。従って、従来の技術、及び本発明の目的及び特徴の以下の説明は、この適用分野に関し、とりわけ、長側部並びに短側部が接合された矩形の寄木フロアに関する。本発明は、フローティングフロア、即ちベースに関して移動できるフロアに特に適している。しかしながら、本発明は、均質な木製フロア、板状コア又は合板コアを持つ木製フロア、ベニヤでできた表面及び木材繊維でできたコアを持つフロア、薄い貼り合わせフロア、プラスチックコアを持つフロア等の現存の全ての種類の硬質フロアに使用できるということは強調しておかなければならない。本発明は、勿論、切削工具で機械加工できる合板やパーティクルボードでできた下張り床等の他の種類のフロアボードでも使用できる。好ましくはないけれども、フロアボードは、その設置後にベースに固定できる。
〔本発明の技術的背景〕
機械式接合体は、主にその優れた敷設性、接合強度及び接合品質のため、短時間のうちに市場を大きく専有してきた。以下に更に詳細に説明するWO9426999によるフロア及びアロック(アロック(Alloc)は登録商標である)の商標で販売されているフロアは、従来の接着フロアと比較して大きな利点を有するが、更なる改良が望ましい。
機械式接合システムは、貼り合わせフロアの接合ばかりでなく、木質フロア及び複合フロアの接合を行う上での非常に便利である。このようなフロアボードは、表面、コア、及び後側に多数の様々な材料を含む。以下に論じるように、これらの材料は、ストリップ、係止エレメント、及びタング等の接合システムの様々な部品にも含まれる。しかしながら、例えばWO9426999又はWO9747834に従って形成された、水平方向接合部を提供する一体化ストリップを含み、更に垂直方向接合部を提供するタングを含む解決策では、ボード材料の機械加工による機械式接合部の形成と関連した材料の無駄のかたちで費用がかかる。
最適の機能のため、例えば15mm厚の寄木フロアは、幅がフロアの厚さとほぼ同じ、即ち約15mmのストリップを含まなければならない。約3mmのタングに関し、無駄の量は18mmとなる。フロアボードの幅は、通常は約200mmである。従って、材料の無駄は約9%となる。一般的には、無駄となる材料の費用は、フロアボードが高価な材料でできている場合、厚い場合、又はフォーマットが小さく、そのためフロアの1m2 当たりの接合部の敷設メートル数が大きくなる場合に大きくなる。
特定的には、別に製造したアルミニウム製ストリップの形態のストリップを使用し、これをフロアボードに工場で予め固定した場合、材料の無駄を減らすことができる。更に、アルミニウム製ストリップは、多くの用途において、コアから機械加工によって形成したストリップよりも良好であり且つ安価な接合システムを提供する。しかしながら、アルミニウム製ストリップは、投資の費用がかなり大きく、このような機械式接合システムを持つフロアボード製造できるように現存の従来の生産ラインを変更するためには工場の徹底的な再構成が必要となるため不利である。しかしながら、従来技術のアルミニウム製ストリップの利点は、フロアボードの開始フォーマットを変更する必要がないということである。
フロアボード材料を機械加工することによってストリップを製造する場合には逆になる。かくして、ストリップ及びタングの形成に十分な材料があるようにフロアボードのフォーマットを調節しなければならない。貼り合わせフロアについて、多くの場合、使用される装飾紙の幅も変更する必要がある。更に、これらの調節及び変更は全て、製造機器の費用のかかる変更及び製品の大きな適合性を必要とする。
望ましからぬ材料の無駄及び製造費用、及び製品の適合性に関する上述の問題点に加え、ストリップには、輸送中及び設置中の損傷の影響が大きいという欠点がある。
要約すると、機械式接合部を低い製造費用で提供する大きな必要があり、これと同時に、目的は、敷設、取り外し、接合部の品質及び強度に関する現在の優れた性質を維持することである。従来技術の解決策では、強度及び/又は敷設機能の標準を下げないと価格を下げることができない。
従って、本発明の目的は、価格を引き下げると同時に強度及び機能を保持することを目的とした解決策を示すことである。
本発明は、コア、前側、後側、及び両接合縁部分を持つフロアボードから出発する。これらの接合縁部分は、一方が上下のリップによって画成された底端を持つタング溝として形成されており、他方が上方に差し向けられた部分を自由外端に備えたタングとして形成されている。タング溝は、開口部、内部分、及び内係止面を持つアンダーカット溝の形状を有する。下リップの少なくとも一部はフロアボードのコアと一体成形されており、タングは、二つのこのようなフロアボードを機械的に接合するとき、隣接したフロアボードのタング溝の内係止面と協働するように設計された係止面を有し、そのため、これらのフロアボードの前側は同じ表面平面(HP)内に配置され、これに対して垂直方向に差し向けられた接合平面(VP)のところで合一する。この技術は、とりわけ、ドイツ国特許第DE−A−3041781号に開示されている。これを以下に更に詳細に論じる。
しかしながら、その前に、フロアボード及びこれらのフロアボードを互いに機械的に係止するための係止システムに関する一般的な技術を本発明の背景として説明する。
〔従来技術の説明〕
本発明、並びに本発明が解決しようとする問題点の理解を促し説明するため、WO9426999及びWO9966151によるフロアボードの基本的構造及び機能の両方を図1乃至図17を参照して以下に説明する。適用可能な部分では、従来技術の以下の説明は、後に説明する本発明の実施例にも適用される。
図3のa及びbは、WO9426999によるフロアボード1を上方から及び下方からの夫々で示す。ボード1は矩形であり、上側2、下側3、接合縁部分4a及び4bを持つ二つの反対側の長側部、及び接合縁部分5a及び5bを持つ二つの反対側の短側部を有する。
長側部の接合縁部分4a、4b並びに短側部の接合縁部分5a、5bは、接合平面VP(図2のc参照)で出会うように及び、敷設状態でそれらの上側が共通表面平面HP(図2のc参照)となるように、図1のcの方向D2で接着剤を用いずに機械的に接合できる。
WO9426999によるフロアボードの一例である図示の実施例(図1乃至図3参照)では、ボード1は、工場で取り付けられた平らなストリップ6を有する。このストリップは、長側部4a全体に沿って延び、可撓性弾性アルミニウムシート製である。ストリップ6は接合縁部分4aのところで接合平面VPを越えて外方に延びる。ストリップ6は、図示の実施例に従って機械的に、又は接着剤で、又は何らかの他の方法で取り付けることができる。前記文献に記載されているように、フロアボードに工場で取り付けられるストリップについての材料として、何らかの他の金属製のシートやアルミニウム又はプラスチック製の形材等の他のストリップ材料を使用することもできる。WO9426999に記載されているように、及びWO9966151に説明されており且つ図示されているように、例えばボード1のコアを適当に機械加工することによって、ストリップ6をボード1と一体成形できる。
本発明は、ストリップ又はその一部がコアと一体成形されたフロアボードに使用でき、このようなフロアボードの接合、取り外し、及びその製造に存在する特別の問題点を解決する。フロアボードのコアは均等な材料で形成されていなくてもよいが、好ましくは、均等な材料で形成されている。しかしながら、ストリップは常にボード1と一体化されている。即ち、ストリップ6はボードに形成されているか或いは工場で取付けられていなければならない。
上文中で言及したWO9426999及びWO9966151による周知の実施例では、ストリップ6の幅は約30mmであってもよく、厚さは約0.5mmであってもよい。
同様であるが短いストリップ6’がボード1の一つの短側部5aに沿って配置されている。接合平面VPを越えて突出したストリップの部分には、ストリップ6の全体に沿って延びる係止エレメント8が形成されている。この係止エレメント8は、接合平面VPに面する作用係止面10をその下部分に備えている。作用係止面10の高さは、例えば0.5mmである。係止面10は、敷設時に、隣接したボード1’の向き合った長側部の接合縁部分4bの下側3に形成された係止溝14と協働する。短側部に沿って設けられたストリップ6’には対応する係止エレメント8’が設けられ、向き合った短側部の接合縁部分5bには対応する係止溝14’が設けられている。接合平面VPから遠ざかる方向に向いた係止溝14、14’の縁部は、係止エレメントの作用係止面10と協働するための作用係止面10’を形成する。
長側部並びに短側部を垂直方向(図1のcにおける方向D1)でも機械的に接合するため、ボード1には、その一方の長側部(接合縁部分4a)及びその一方の短側部(接合縁部分5a)に沿って、上側が接合縁部分4a、5aの上リップによって画成されており且つ下側が夫々のストリップ6、6’によって画成された向き合った横方向開放凹所即ちタング溝16が更に形成されている。縁部分4b、5bには、凹所即ちタング溝16(図2のa参照)と協働する係止タング20を画成する上凹所18が設けられている。
図1のa乃至cは、このような二つのボード1、1’の二つの長側部4a、4bを、ベースU上で、ボードを本質的に互いに接触した状態に保持しながら、表面平面HPと接合平面VPとの間の交差部近くの中心Cを中心として枢動させて下方へ傾けることによって、互いに接合する方法を示す。
図2のa乃至cは、ボード1、1’の短側部5a、5bをスナップ作用で互いに接合する方法を示す。長側部4a、4bは両方法によって接合できるのに対し、先ず最初に第1フロアボード列を敷設した後に行われる短側部5a、5bの接合は、通常は、長側部4a、4bを最初に接合した後にスナップ作用だけで行われる。
新たなボード1’及び前に敷設したボード1を図1のa乃至cに従ってそれらの長側縁部分4a、4bに沿って接合しようとする場合、新たなボード1’の長側縁部分4bを前に敷設したボード1の長側縁部分4aに、図1のaに従って押し付け、その結果、係止タング20が凹所即ちタング溝16に挿入される。次いで、ボード1’を、図1のbに従って、下張り床Uに向かって下方に傾ける。係止タング20が凹所又はタング溝16に完全に入り込むと同時に、ストリップ6の係止エレメント8が係止溝14にパチンと嵌まる。このように下方に傾けるとき、係止エレメント8の上部分9は、新たなボード1’を前に敷設したボード1に向かって案内するように作用できる。
図1のcによる接合位置では、ボード1、1’は、D1方向並びにD2方向でそれらの長側縁部分4a、4bに沿って或る程度係止されているが、ボード1、1’は互いに対し、長側部に沿った長さ方向接合方向に(即ち方向D3)に変位できる。
図2のa乃至cは、新たなボード1’を前に敷設したボード1に向かって本質的に水平方向に変位させることによって、ボード1、1’の短側縁部5a及び5bを方向D1並びに方向D2で機械的に接合する方法を示す。これは、詳細には、ボード1’の長側部を、図1のa乃至cに従って内方に傾けることによって、前に敷設したボード1に隣接した列をなして接合した後に行うことができる。図2のaの第1工程では、短側縁部5a、5bを互いに合わせることの直接的結果としてストリップ6’が押し下げられるように凹所16の面取り面及び係止タング20が協働する。最終的に互いに合わせているとき、係止エレメント8’が係止溝14’に進入したときにストリップ6’がスナップ嵌めし、その結果、係止エレメント8’の作用係止面10、10’及び係止溝14’が互いに係合する。
図1のa乃至c及び図2のa乃至cに示す作業を繰り返すことによって、フロア全体を接着剤なしで全ての接合縁部分に沿って敷設できる。かくして、上文中に説明した種類の従来技術のフロアボードは、一般的には、先ず最初に長側部を下に傾けることによって、及び長側部の係止後に新たなボード1’を前に敷設したボード1の長側部に沿って水平方向(方向D3)に変位させることによって短側部を互いにスナップ嵌めすることによって機械的に接合できる。これらのボード1、1’は、接合部を損傷することなく、敷設と逆の順序で取り外すことができ、次いで一回以上敷設できる。これらの敷設原理の部分は、本発明と関連して適用できる。
最適に機能するため、及び敷設及び取り外しを容易にするため、従来技術のボードは、接合後、それらの長側部に沿って、係止エレメントの作用係止面10と係止溝14の作用係止面10’との間に僅かな遊びがある位置をとることができなければならない。しかしながら、実際の突き合わせ接合部では、ボードの上側(即ち表面HP)近くの接合平面VPでボード間に遊びは不要である。このような位置を取ろうとする場合には、一つのボードを他のボードに押し付ける必要がある。この遊びの更に詳細な説明は、WO9426999に記載されている。このような遊びは、隣接したボードの長側部を互いに押し付けた場合に作用係止面10、10’間で0.01mm乃至0.05mm程度であるのがよい。この遊びにより、係止エレメント8を係止溝14、14’に入れてそこに残すのが容易になる。しかしながら、上述のように、表面HPと接合平面VPとがフロアボードの上側で交差する場合にはボード間の接合部には遊びは不必要である。
接合システムにより、随意の側部の接合後の係止位置で、接合縁部に沿った変位を可能にする。従って、三つの基本的方法の変形例である多くの様々な方法で敷設を行うことができる。
*長側部を傾け、短側部をスナップ嵌めする。
*長側部をスナップ嵌めし、短側部をスナップ嵌めする。
*短側部を傾け、二つのボードを上に傾け、新たなボードを前のボードの短側縁部に沿って変位し、最後に二つのボードを下に傾ける。
最も一般的であり且つ最も安全な敷設方法は、先ず最初に長側部を下に傾け、別のフロアボードに係止する方法である。その後、係止位置で第3フロアボードの短側部に向かって変位を行い、その結果、短側部をスナップ嵌めできる。敷設は、一方の側部、即ち長側部又は短側部を別のボードに一緒にスナップ嵌めすることによっても行うことができる。次いで係止位置で、他の側部が第3ボードと互いにスナップ嵌めするまで変位を行う。これらの二つの方法は、少なくとも一つの側部をスナップ嵌めする必要がある。しかしながら、敷設はスナップ作用なしで行うこともできる。第3の変形例は、第1ボードの短側部を、長側部が第3ボードに既に接合された第2ボードの短側部に向かって最初に内方に傾ける。このように互いに合わせた後、第1及び第2のボードを僅かに上に傾ける。第1ボードは、第1及び第3のボードの上接合縁部分が互いに接触するまで、その短側部に沿って上方に傾けた位置に変位され、その後、二つのボードを接合されたまま下に傾ける。
上述のフロアボード及びその係止システムは、市場において、厚さが約0.6mmのアルミニウム製ストリップ6を持つ厚さが約7mmの貼り合わせフロアと関連して非常に成功を収めた。同様に、図4のa及びbに示すWO9966151によるフロアボードの商業的変形例も成功を収めた。しかしながら、この技術は、寄木フロアを形成するための木材−繊維ベース材料、詳細には質量のある木材や接着剤で貼り合わせた木質材料でできたフロアボードに特に適した技術ではないということがわかっている。この周知の技術がこの種の製品に適していない理由の一つは、必要な深さを持つタング溝を形成するために縁部を機械加工するために大量の材料の無駄が生じることである。
ボード用機械式係止システムの一つの更に周知の設計は、英国特許第GB−A−1430429号及び図5のa及びbに示してある。このシステムは、基本的には、タング溝の一方の側部の延長リップに保持フックが追加に設けられ、タングの上側に対応する保持押縁が形成されたさねはぎ接合部である。このシステムは、フックが設けられたリップがかなりの弾性を備えていることを必要とし、ボードの接合縁部分を壊さないと取り外しを行うことができない。締まり嵌めのため製造が困難であり、接合部の幾何学的形状のため大量の材料の無駄が出る。
WO9747834には、様々な種類の機械式係止システムを持つフロアボードが開示されている。ボードの長側部を互いに係止するようになったこれらの係止システム(上記文献の図2乃至図4、図22乃至図25を参照されたい)は、連結−傾け移動によって取り付け及び取り外しが行われるように設計されているが、ボードの短側部を互いに係止するようになっているもの(図5乃至図10参照)の大部分は、スナップ係止体によって連結するために互いに向かって並進的に押すことによって互いに連結されるように設計されているが、ボードの短側部に設けられたこれらの係止システムは壊さないと、又は何れにせよ損傷なしで取り外すことができない。
WO9747834に開示されており、連結及び取り外しが傾け運動又はスナップ嵌めのいずれかによって行われるように設計されたこれらのボードの幾つか(WO9747834の図2、図3、及び図4、及び添付図面の図14のa乃至cを参照されたい)は、一方の縁部に溝を有し、ストリップが、溝の下方で突出しており、接合された二つのボードの上側が出会う接合平面を越えて延びている。ストリップは、二つの同様のボードを接合できるように、ボードの反対側の縁部に本質的に相補的に形成された部分と協働するように設計されている。これらのフロアボードの共通の特徴は、ボードのタングの上側及び溝の対応する上境界面が平らであり、フロアボードの上側即ち上面と平行であるということである。ボードは、専ら、一方ではタングの下側に設けられた係止面によって、及び他方では溝の下に設けられた下リップ又はストリップの上側に設けられた係止面によって、接合平面の横方向に引き離されないように連結される。更に、これらの係止システムには、接合平面を越えて延びるストリップ部分を必要とするという欠点がある。これにより、溝が形成される接合縁部分内で材料の無駄を生じる。
様々な種類のボード、特にフロアボードを機械的に接合するため、無駄となる材料の量が少なく、製造を効率的に行うことができ、更に木材−繊維ボード材料及び木材をベースとしたボード材料を使用する場合、多くの教示がある。かくして、WO9627721(添付図面のうち図5のa及びb参照)及び日本国特許第JP3169967号(添付図面のうち図7のa及びb参照)には、材料の無駄が少ししか出ない二種類のスナップ接合部が開示されているが、これらには、上に傾けることによってフロアボードを容易には取り外すことができないという欠点がある。更に、これらのシステムでは、引き離しの危険を軽減するように高い係止角度を使用することができない。更に、この接合形状は、材料をかなりの程度で変形させる必要があるスナップ嵌めに関して、及び大きな表面部分を互いに正確に調節しなければならない場合の製造許容差に関して不利である。互いに接触したこれらの大きな表面部分は、更に、フロアボードを係止位置で互いに対して変位させるのが困難である。
別の周知のシステムは、ドイツ国特許第DE−A−1212275号に開示されており、添付図面のうち図8のa及びbに示してある。この周知のシステムはプラスチック材料製のスポーツ用フロアに適しているが、シャープなアンダーカット溝を形成するために大型の円板状切削工具を使用することによって製造することができない。更に、この周知のシステムは、アンダーカット溝を取り囲む上下のリップを引き離し時に大きく変形できるように大きな弾性を備えていないと、取り外すことができない。従って、この種の接合部は、高品質の接合部が所望である場合には、木材−繊維をベースとした材料に基づくフロアボードに適していない。
フランス国特許第FR−A−2675174号には、両縁部分が相補的に形成されたセラミックタイル用の機械式接合システムが開示されている。このような場合、互いから所定距離のところに取り付けられた別々のばねクリップを使用する。これらのクリップは、隣接したタイルの縁部分のビードを把持するように形成されている。この接合システムは、取り外しを枢動によって行うように設計されていない。これは、添付図面のうち図10のaから、及び詳細には図10のbで明らかである。
別のシステムが、下リップが降伏するドイツ国特許第DE20001225U1号に開示されている。しかしながら、この従来技術の構造は、下リップが係止溝によって弱められているため、非常に壊れやすく、大きな欠点がある。
更に、ドイツ国特許第DE19925248号には、上方に差し向けられた係止エレメントを持つシステムが開示されている。
以上の記載から明らかなように、従来技術のシステムは欠点及び利点の両方を有する。しかしながら、製造技術、材料の無駄、敷設及び取り外し機能に関して最適の係止システムを持ち、敷設状態で高品質であり、強度があり、且つ機能的であるフロアボードの合理的生産に非常に適した係止システムはない。
本発明の目的は、この必要を満たし、フロアボード用の最適の係止システム及びこのような最適のフロアボードを提供することである。本発明の別の目的は、合理的方法で製造できるスナップ継手を提供することである。本発明の更に別の目的は、以上の説明並びに以下の説明から明らかである。
従って、フロアボード及び開放可能な係止システムは、フロアボードの一方の長側部にアンダーカット溝を有し、フロアボードの反対側の長側部に突出タングを有する。アンダーカット溝は、対応する上方に差し向けられた内係止面をその先端から所定距離のところに有する。タング及びアンダーカット溝は、スナップ作用によって互いに合わせられるように形成されている。好ましい実施例は、二つの隣接したフロアボードの表面平面と共通の接合平面との間の交差部の近くに中心を持つ傾け移動によって取り外すこともできる。このような係止システムのタング溝のアンダーカットは、最初に溝のアンダーカット部分の内部分を形成した後、溝の開口部の近くに位置決めされた係止面を形成するように回転シャフトが互いに対して傾斜した円板状切削工具によって形成できる。
しかしながら、本発明による係止システム、フロアボード、及び敷設方法の特徴は、独立項に記載されている。従属項には、本発明による特に好ましい実施例が記載してある。本発明のこの他の利点及び特徴は、以下の説明から明らかである。
本発明の特定の好ましい実施例を添付図面を参照して説明する前に、本発明の基本的概念、及び強度及び機能についての必要条件を説明する。
本発明は、平行な第1側部対及び平行な第2側部対を持つ矩形のフロアボードに適用できる。説明を簡単にするため、下文において、第1対を長側部と呼び、第2対を短側部と呼ぶ。しかしながら、本発明は正方形のボードにも適用できるということを指摘しておかなければならない。
〔高い接合品質〕
高い接合品質という用語は、係止位置でフロアボード間が垂直方向及び水平方向の両方でぴったりと嵌まるということを意味する。フロアボードを、負荷が加わっていない状態並びに通常の負荷が加わっている状態で、非常に大きな目に見える隙間なしで又は接合縁部分間に高さの差がないように接合しなければならない。高品質のフロアでは、接合隙間及び高さの差は夫々0.2mm及び0.1mm以上であってはならない。
〔接合縁を中心とした上方への傾け〕
一般的には、フロアボードを外すことができるようにフロアボードの長側部を上に傾けることができなければならない。開始位置のボードは、ぴったりとした接合縁で接合されており、かくして、この上方への傾けは、上接合縁を互いに接触させて、及び接合縁を中心とした回転により行うことができなければならない。フロアボードを交換するときばかりでなく、フロアを移動する場合にもこのように上に傾けることができるのが非常に重要である。多くのフロアボードは、設置中、扉と隣接して、隅部で、等で試行敷設され、誤った方法で敷設される。接合システムを損傷することなくフロアボードを容易に外すことができない場合、これは重大な欠点である。内方に傾けることができるボードは、必ずしも、再び上に傾けることができるとは限らない。下に傾けることと関連して、ストリップが通常は僅かに下方に湾曲するため、係止エレメントが後方及び下方に湾曲し、開放する。接合システムに適当な角度及び半径が形成されていない場合には、ボードは、敷設後、取り外しが不可能であるように係止される。短側部は、長側部の接合部を上に傾けることによって開放した後、通常は、接合縁に沿って引き出されるが、上に傾けることによって短側部も開放できるのが有利である。これは、詳細には、ボードが長く、例えば2.4mであり、短側部の引出しが困難である場合に特に有利である。上に傾けることを非常に安全にボードが動かなくなったり互いに挟まったりすることなく行うことができなければならない。ボードが動かなくなったり互いに挟まったりすると、係止システムが損傷する危険が生じる。
〔スナップ嵌め〕
水平方向スナップ嵌めによってフロアボードの短側部を係止できなければならない。これは、接合システムの部品が可撓性であり且つ曲げることができなければならないということを必要とする。長側部を内方に傾ける方がスナップ嵌めよりも遙に容易であり且つ迅速である場合でも、長側部もまたスナップ嵌めできるのが有利である。これは、特定の敷設作業、例えば円形扉が、ボードを水平方向で接合することを必要とするためである。スナップ嵌め可能な接合部の場合、接合部の形状が不適切であった場合に接合部のところで縁部が持ち上がる危険がある。
〔長側部及び短側部での材料費〕
フロアボードが例えば1.2×0.2mである場合、フロア表面の各平方メートルは、長側部の接合部は短側部の接合部よりも約6倍大きい。従って、大量の材料の無駄及び高価な接合部材料は、短側部では長側部程重要でない。
〔水平方向強度〕
高い強度を得るためには、係止エレメントは、概して、係止角度が大きくなければならず、そのため係止エレメントはスナップ作用で外れることがない。係止エレメントは、フロアが冬季に低い相対湿度により収縮したために高い引張荷重が加わったときに壊れないように、高く且つ広幅でなければならない。これは、他方のボードの係止溝に最も近い材料にも適用される。短側部の接合部は、長側部の接合部よりも強度が高くなければならない。これは、冬季の収縮中の引張荷重が、長側部に沿ってではなく短側部に沿って短側部接合部の長さに亘って分配されるためである。
〔垂直方向強度〕
垂直方向負荷が加わるときにボードを平らに保持できなければならない。更に、圧力が加わって互いに対して移動する表面、平らな上接合縁が軋みを生じるため、接合部が動かないようにしなければならない。
〔変位可能性〕
四つの側部全てを係止できるようにするため、新たに敷設するボードは、係止位置で前に敷設したボードに沿って変位できなければならない。これは、適当な量の力を使用して、平らなブロック及びハンマーを使用して互いに打ち込むことによって、接合縁を損傷せずに、及び接合システムに目に見える遊隙を水平方向及び垂直方向で形成することなく、行われなければならない。変位可能性は、短側部についてよりも長側部で重要である。これは、長側部の方が接合部が長く、そのために摩擦が本質的に大きいためである。
〔製造〕
精度及び性能が極めて良好な大型の回転切削工具を使用して接合システムを合理的に製造できなければならない。
〔計測〕
良好な機能、製造許容差、及び品質は、接合部の輪郭を連続的に計測でき且つ検査できることを必要とする。機械式接合システムの重要な部品は、製造及び計測が容易であるように設計されなければならない。数百分の一mmの許容差で製造できなければならず、従って、大きな精度で、例えばいわゆる輪郭投影器で計測できなければならない。接合システムが線型切削加工で製造される場合、接合システムは、所定の製造上の許容差を除き、縁部全体に亘って同じ輪郭を有する。従って、接合システムは、フロアボードから鋸断することによって幾つかの試料を切り出し、輪郭投影器又は計測顕微鏡でこれらの試料を計測することによって大きな精度で計測できる。しかしながら、合理的製造には、接合システムを迅速に且つ容易に非破壊法で、例えばゲージを使用して計測できることが必要とされる。これは、係止システムの重要部品ができるだけ少数である場合に容易に行われる。
〔長側部及び短側部の最適化〕
フロアボードを最適に最小の費用で製造するため、長側部及び短側部を上文中に説明した様々な特徴に関して最適にしなければならない。例えば、長側部は、下に傾けること、上に傾けること、配置性及び取り外し性について最適でなければならず、これに対して短側部はスナップ嵌め及び高い強度について最適でなければならない。かくして、最適に設計されたフロアボードは、長側部及び短側部に様々な接合システムを備えていなければならない。
〔接合縁を横方向に移動する可能性〕
木材をベースとしたフロアボード及び全体に木材繊維を含むフロアボードは、相対湿度の変化に従って膨潤し収縮する。膨潤及び収縮は、通常は上方から始まり、従って、表面層が、接合システムの一部を形成するコアよりも大きく移動できる。上接合縁が持ち上がったり、膨潤の程度が大きい場合に圧壊したりしないようにするため、乾燥時に接合部の隙間が持ち上がったりしないようにするため、接合システムは、膨潤及び収縮を補償する移動が可能であるように形成されている。
〔本発明〕
本発明は、適当な製造方法を使用することによって、本質的には機械加工及び工具直径がボードの厚さよりもかなり大きい工具を使用することによって、最新の形状を、合理的に高い精度で、木材、木材をベースとしたボード、及びプラスチック材料で形成できるという第1の理解に基づく。この種の機械加工は、タング溝で、接合平面から所定距離のところで行うことができる。かくして、接合システムの形状を、非常に小さな許容差で行うことができなければならない合理的生産に適合させなければならない。しかしながら、このような適合は、フロアボード及び係止システムの他の重要な特徴を犠牲にせずに行うことはできない。
本発明は、更に、最適の機能のために機械式接合システムによって満たさなければならない必要条件についての知識に基づく第2の理解に基づく。この理解により、これらの必要条件は、従来知られていなかった方法で、即ちa)例えばシステムの様々な部分間の特定の角度、半径、遊び、自由表面、及び比に関する接合システムの設計、及びb)圧縮、延伸、曲げ、引張強度、及び圧縮強度等のコアの材料特性の使用の組み合わせによって満たすことができる。
本発明は、更に、接合システムを低価格で提供できると同時に、機能及び強度を保持でき、又は場合によっては、機能及び強度を製造技術、接合部設計、材料の選択、及び長側部及び短側部の最適化によって改善できるという第3の理解に基づく。
本発明は、接合システム、製造技術、及び計測技術を開発し、許容差小さいことを必要とする重要な部品ができるだけ少数であるようにこれらを調節しなければならず、更に、連続的製造で計測及び検査を行うことができるように設計しなければならないという第4の理解に基づく。
本発明の第1の特徴によれば、かくして、フロアボードの四つの側部全てを、第1垂直方向D1、第2水平方向D2、及び第2水平方向に対して垂直な第3方向D3で、他のフロアボードの対応する側部に独自の係止システムで機械的に接合するための係止システム及びこのような係止システムを持つフロアボードが提供される。
フロアボードは、取り外し可能な機械式接合システムを二つの側部に備えているのがよい。この機械式接合システムは、周知の種類のシステムであり、係止位置で横方向に変位でき、接合縁を中心として内方に傾けることによって、又は水平方向スナップ嵌めによって係止できる。フロアボードは、他の二つの側部に本発明による係止システムを備えている。フロアボードは、更に、本発明による係止システムを四つの側部全てに備えていてもよい。
かくして、フロアボードの少なくとも二つの反対側に本発明に従って設計された接合システムが設けられている。この接合システムは、タング及び上下のリップによって画成されたタング溝を有する。タングは、その外上部分に上方に差し向けられた部分を有し、タング溝の内上部分にはアンダーカットが設けられている。タングの上方に差し向けられた部分及び上リップに設けられたタング溝のアンダーカットは、接合平面に対して横方向の方向D2で水平方向に分離しないように協働する係止面を有する。タング及びタング溝は、更に、接合平面と平行な方向D1で垂直方向に分離しないようにする協働支持面を有する。このような支持面は、少なくとも、タングの下部分に、及びタング溝の下リップ上に設けられている上部分では、協働係止面は上支持面として役立つが、タング溝の上リップ及びタングは、有利には、別の上支持面を更に備えていてもよい。タング、タング溝、係止エレメント、及びアンダーカットは、直径がフロアボードの厚さよりも大きい工具を使用した機械加工によって製造できるように設計されている。タングは、その上方に差し向けられた部分をタング溝及びそのアンダーカットに、本質的に水平方向スナップ嵌めによって挿入できる。下リップは、タングの上方に差し向けられた部分をアンダーカットに挿入できるように曲がる。下リップは上リップよりも短く、これにより、ボードの表面に対する傾きが比較的高い係止面を持つアンダーカットの形成が容易になる。かくして水平方向係止領域が高くなり、可撓性下リップと組み合わせることができる。
本発明の第2の特徴によれば、フロアボードは、本発明による接合システムを備えた二つの縁部分を有する。本発明による接合システムでは、タング及びその上方に差し向けられた部分の両方を、スナップ機能によって、タング溝及びそのアンダーカットに挿入でき、両ボードをそれらの上接合縁が互いに接触した状態で上方へ傾けることによってタング溝から外すことができる。
別の態様では、又は更に、フロアボードの長側部の接合後に短側部でのこのようなスナップ嵌めを容易にするため、タングを可撓性にできる。かくして、本発明は、更に、上接合縁が互いに接触した状態で上に傾けることによって解放できるスナップ接合部に関する。
本発明の第3の特徴によれば、フロアボードは、本発明に従って形成された接合システムを持つ二つの縁部分を有する。この場合、タングは、ボードが上に傾けた位置に保持されている状態でタング溝にスナップ嵌めでき、次いで上接合縁を中心とした枢動によって下に傾けることができる。
下リップは、上リップのアンダーカット、及び特にその係止面を設計する場合の自由度を大きくできるように、上リップよりも短い。
本発明の複数の特徴は、本明細書中に説明した好ましい係止システムと組み合わせたこれらの特徴を持たない周知のシステムにも適用できる。
本発明は、更に、接合部構成要素の曲げを最小にして、及びフロアボードの表面平面を本質的に同じレベルにしてスナップ嵌めするさねはぎ接合部について満たされるべき基本的原理を説明する。
本発明は、更に、大きな強度を得るため、及びスナップ嵌めと関連した費用を低くするために材料特性をどのように使用できるのかを説明する。
次に、本発明の様々な実施例を示す添付図面を参照して本発明の様々な特徴を以下に詳細に説明する。図1及び図2の従来技術のボードの部品と等価の本発明のボードの部品には、全図に亘って同じ参照番号が付してある。
本発明による機械式係止システムを備えたフロアボード1、1’の第1の好ましい実施例を図21a及び図21bを参照して以下に詳細に説明する。理解を促すため、接合システムを概略に示す。以下に説明する他の好ましい実施例で良好な機能を得ることができるということを強調しておかなければならない。
図11a及び図11bは、ボード1の長側縁部分4aと、これと向き合った別のボード1’の長側縁部分4bとの間の接合部を通る断面を概略に示す。
ボードの上側は、本質的に、共通の表面平面HPに位置決めされており、接合縁部分4a、4bの上部分は垂直方向接合平面VPで互いに係合する。機械式係止システムは、ボードを垂直方向D1及び接合平面VPに対して垂直方向に延びる水平方向D2の両方で互いに対して係止する。しかしながら、フロアを並置ボード列をなして敷設する際、一方のボード(1’)を他方のボード(1)に沿って、接合平面VPに沿って方向D3(図19参照)に変位できる。このような変位は、例えば、同じ列に位置決めされたフロアボードを互いに係止するために使用できる。
垂直平面VPと垂直であり且つ水平平面HPと平行な二つの接合縁部分を接合するため、フロアボードの縁部は、それ自体周知の方法で、接合平面VPの内側のフロアボードの一方の縁部分4aにタング溝36を有し、接合平面VPを越えて突出したタング38が他方の接合縁部分4bに形成されている。
この実施例では、ボード1はコア即ち木製コア30を有する。このコアは、その前側に木製表面層32を備え、その後側にバランス層34を備えている。ボード1は矩形であり、二つの平行な短側部に第2機械式係止システムを更に有する。幾つかの実施例では、この第2係止システムは長側部の係止システムと同じ設計を備えていてもよいが、短側部に設けられた係止システムは、本発明による別の設計であってもよいし従来周知の機械式係止システムであってもよい。
例示の非限定的例として、フロアボードは、厚さが15mm、長さが2.4m、そして幅が0.2mの寄木型であってもよい。しかしながら、本発明はサイズが異なる正方形寄木ボードにも使用できる。
コア30は、安価の種類の木材でできた狭幅の木質ブロックでできた板状型であってもよい。表面層32の厚さは3mm乃至4mmであるのがよく、装飾的種類の広葉樹材でできており、ニスが塗被してある。後側のバランス層34は、2mmのベニヤ層でできているのがよい。幾つかの場合では、フロアボードの個々の部分内を最適の特性にするため、フロアボードの様々な部分に様々な種類の木材を使用するのが有利である。
上述のように、本発明による機械式係止システムは、フロアボードの一方の接合縁部分4aに設けられたタング溝36、及びフロアボードの向き合った接合縁部分4bに設けられたタング38を有する。
タング溝36は上下のリップ39、40によって画成され、二つのリップ39、40間に開口部を持つアンダーカット溝の形態を有する。
タング溝36の様々な部品は、図11のbで最もよくわかる。タング溝は、コア即ちコア30に形成されており、フロアボードの縁部から延びている。上方に表面平面HPまで延びる上縁部分即ち接合縁表面41がタング溝の上方に設けられている。この実施例において表面平面HPと平行な上係合面即ち上支持面43がタング溝の開口部内に設けられている。この係合面即ち上支持面は、水平平面HPに対して係止角度Aをなす傾斜係止面45に続く。この係止面の内側には、タング溝のアンダーカット部分35の上境界面を形成する表面部分46が設けられている。タング溝は、下リップ40まで下方に延びる底端48を有する。下リップの上側には、係合面即ち支持面50が設けられている。下リップの外端には、接合平面VPから所定距離のところに位置決めされた接合縁表面52が設けられている。
タングの形状もまた、図11のbで最もよくわかる。タングは、コア即ちコア30の材料で形成されており、この接合縁部分4bを隣接したフロアボードの接合縁部分4aに機械的に接合するとき、接合平面VPを越えて延びる。接合縁部分4bは、更に、接合平面VPに沿って下方にタング38の根元まで延びる上縁部即ち上接合縁表面61を有する。タングの根元の上側には上係合面即ち上支持面64が設けられ、これは、この場合、タングの先端近くの上方に差し向けられた部分8の傾斜した係止面65まで延びている。係止面65は案内面部分66を通り、タングの上方に差し向けられた部分8の上面67で終端する。表面67の後、案内面68として役立つ面取り部が設けられている。これは、タングの先端69まで延びている。先端69の下端には、斜め方向下方にタングの下縁まで、即ち係合面即ち支持面71まで延びる別の案内面70が設けられている。支持面71は、二つのこのようなフロアボードを機械的に接合するとき、これらフロアボードの上側が同じ表面平面HP内に位置決めされ、この表面平面に対して垂直な接合平面VPのところで出会い、ボードの上接合縁表面41及び61が互いに係合するように、下リップの支持面50と協働するようになっている。タングは、下側まで延びる下接合縁表面72を有する。
この実施例では、タング溝内及びタング上の夫々に別々の係合面即ち即支持面43、64が設けられ、これらは係止状態で互いに係合し、下リップ及びタングの夫々に設けられた下支持面50、71と協働し、表面平面HPに対して垂直な方向D1で係止する。以下に説明するこの他の実施例では、係止面45及び65の両方を、表面平面HPと平行な方向D2で互いに係止するための係止面として、及び表面平面に対して垂直な方向D1での移動に抗する支持面として使用する。図11のa及びbによる実施例では、係止面45、65及び係合面43、64は、システムの上支持面として協働する。
添付図面から明らかなように、タング38は接合平面VPを越えて延び、上方に差し向けられた部分8をその自由外端即ち先端69に有する。タングは、二つのこのようなフロアボードを機械的に接合するとき、これらのフロアボード前側が同じ表面平面HPに位置決めされ、表面平面に対して垂直方向に差し向けられた接合平面VPで出会うように、隣接したフロアボードのタング溝36の内係止面45と協働するように形成された係止面65を更に備えている。
図11のbから明らかなように、タング38は、係止面51と接合平面VPとの間に表面部分52を有する。二つのフロアボードを接合するとき、表面部分52は上リップ8の表面部分45と係合する。内方への傾けやスナップ嵌めによるアンダーカット溝へのタングの挿入を容易にするため、タングは、図11のa及びbに示すように、係止面65と表面部分67との間に面取り部66を有する。更に、タングの表面部分67と先端69との間に面取り部68が配置されているのがよい。面取り部66は、表面平面への傾斜角度が係止面43、51の傾斜角度Aよりも小さい案内部分として役立つ。
タングの支持面71は、この実施例では、表面平面HPと本質的に平行である。タングは、この支持面とタング先端69との間に面取り部70を有する。
本発明によれば、下リップ40の支持面50は、タング36の対応する支持面71と協働する。この実施例では、この支持面は、アンダーカット溝の内部分47から所定距離のところに位置決めされている。二つのフロアボードを互いに接合するとき、支持面50、71間及び上リップ39の係合面即ち支持面43とタングの対応する係合面即ち支持面64との間の両方で係合が生じる。このように、表面平面HPに対して垂直な方向D1でボードを係止する。
好ましくは、アンダーカット溝の内部分47の、表面平面HPと平行に見える少なくとも大部分が、接合平面VPからタング36の外端即ち先端69よりも大きく離間されている。この設計により、製造がかなり簡略化され、一方のフロアボードの他方のフロアボードに対する接合平面に沿った変位が容易になる。
本発明による機械式係止システムの別の重要な特徴は、コア30に連結された下リップ40の部分の全ての部分が、表面平面HPと接合平面VPとが交差する点Cから見たとき、平面LP2の外側に配置されているということである。この平面は、前記点Cから、平面LP2と平行であり且つアンダーカット溝36及びタング38の協働する係止面45、65に対して接線をなす係止平面LP1よりも大きく離れて配置されている。係止面45、65は、表面平面HPに対して最も大きく傾斜している。この設計により、アンダーカット溝は、以下に更に詳細に説明するように、フロアボードの縁部分を機械加工するための大型の円板状切削工具を使用して形成できる。
別の重要な特徴は、下リップ40が弾性であるということ、及びこれが上リップ39よりも短いということである。これにより、係止角度Aが高い係止面65を形成できるように水平方向平面に対して比較的高い角度に設定できる大型の回転切削工具を使用してアンダーカットを製造できる。この高い係止角度により、引張荷重と関連して発生する下向きの成分が大幅に減少する。このことは、下リップが弾性であり、及びかくして下方への成分に抗する性能が限定されているけれども、接合システムの強度が高いということを意味する。これにより、高い係止力とスナップ嵌めに対する抵抗力が低いことを得る上で最適化がなされる。スナップ嵌めに対する高い抵抗により、スナップ嵌めが困難になり、フロアボードの接合縁部分が損傷する危険が上昇する。本発明者は、フロアボードで使用される多くの材料は、好ましい接合システムで作用でき且つ十分な係止力を提供する適当な厚さ及び長さのリップを形成することによって、十分に弾性にできるということを発見した。
図12のa乃至cは、下リップ40を曲げることによる二つのフロアボードのスナップ嵌めを示す。図12のbから明らかなように、スナップ嵌めは、下リップの曲げを最小にして、及びフロアボードの表面平面を本質的に同じ表面高さにして行われる。これにより、軋みが発生する危険が減少する。
図13のa乃至cは、取り外し及び敷設と関連して上方へ傾けるのにも下方へ傾けるのにも図12のa乃至cによる係止システムを使用できるということを示す。上下のリップ39、40及びタング38は、機械的に接合された二つのフロアボードを、表面平面HPと接合平面VPとの間の交差部Cと近接した枢動中心を中心として、一方のフロアボードを他方のフロアボードに対して、一方のフロアボードのタングが枢動により他方のフロアボードのアンダーカット溝から出るように上方に枢動させることによって取り外すことができるように形成されている。
本発明によるスナップ接合部は、フロアボードの長側部及び短側部の両方で使用できる。
しかしながら、図14及び図15は本発明の変形例を示し、この変形例は、とりわけ、硬質の木材や硬質のファイバボード等の比較的硬質の材料でできたフロアボードの短側部に沿ってスナップ嵌めするのに適している。
この実施例では、タング溝は、タングを受け入れるのに必要とされるよりも本質的に深い。その結果、下リップ40を更に大きく曲げることができる。さらに、係止システムは、厚い係止エレメント8を持つ長いタングを有する。係止面45、65もまた大きく傾斜している。破線は、スナップ嵌め移動を示す。
図14及び図15による設計では、一方のボードを上方へ傾け、他方のボードの下リップ40を僅かに下に曲げることによって取り外すことができる。しかしながら、本発明の他の更に好ましい実施例では、フロアボードの取り外し時に下リップを下方に曲げる必要がない。
係止位置において、フロアボードを接合部の長さ方向に変位させることができる。そのため、長側部を例えば上方へ傾けることによって取り外した後に接合部を長さ方向に引き出すことによって例えば短側部の取り外しを行うことができる。
製造、内方への傾け、上方への傾け、及びスナップ嵌めを容易にし、係止位置での変位可能性を助長するため、及び軋みが起こらないようにするため、緊密な上接合縁を持つ接合部を形成する上で及び垂直方向及び水平方向接合部を形成する上で機能しない全ての表面は、係止位置で、及び好ましくは係止中及び係止解除中に互いに接触しないようになっている。これにより、これらの接合部で大きな許容差を必要とせずに製造でき、接合縁に沿った横方向変位での摩擦を減少する。係止位置で互いに接触した状態にあってはならない接合システムの表面又は部分の例は、46−67、48−69、50−70、及び52−72である。
好ましい実施例による接合システムは、材料の幾つかの組み合わせを含む。上リップ39は、剛性で硬質の上面層32、及びコア30の部分である軟質の下部分で形成できる。下リップ40は、同じ軟質の上部分30及び別の種類の木材であってもよい軟質の下部分34でできていていもよい。三種類の木材の繊維の方向は異なっていてもよい。これは、これらの材料特性を使用する接合システムを提供するのに使用できる。従って、係止エレメントは、本発明によれば、硬質で剛性の上部分の近くに位置決めされる。この部分は、かくして、可撓性及び圧縮性の程度が限定されており、これに対しスナップ機能は軟質の下可撓性部分によってもたらされる。接合システムは、均質なフロアボードにも形成できるということを指摘しておかなければならない。
図16のa乃至cは、本発明によるフロアボードの一例を示す。この実施例は、長側部及び短側部に設けられた接合システムの設計が異なるということを特定的に示す。短側部では、係止システムは、高い係止角度、深いタング溝、及び下リップよりも短い上リップによって、スナップ嵌めについて最適化してあると同時に、係止面は、下方への曲げに対する必要性を低減するため、高さが低い。長側部では、接合システムは、傾け移動による接合/取り外しに適合してある。
更に、様々な材料及び材料30a、30b、及び30cの組み合わせでできている。更に、長側部及び短側部について様々な材料を選択することもできる。例えば、短側部の溝部分36は、例えば硬質であり且つ剛性であり長側部のコアと異なる性質を持つタング部分38よりも硬質であり且つ可撓性の木材でできていてもよい。タング溝36を持つ短側部では、例えば、タングが形成された他方の短側部の種類の木材30cよりも可撓性の種類の木材30bを選択できる。これは、上下の側部が異なる種類の木材でできており且つコアが張り合わせたブロックでできた層状コアを持つ寄木フロアで特に便利である。
この構造は、機能、強度、及び製造費を最適化するために材料の組成を大幅に変化させることができる。
更に、側部の長さに沿って材料を変化させることができる。かくして、例えば、二つの短側部間に位置決めされたブロックは、種類の異なる木材又は材料でできていてもよく、そのため、幾つかを、敷設や強度等を改善する適当な特性についてのそれらの寄与に関して選択できる。異なる繊維配向により、長側部及び短側部で様々な特性を得ることができ、更に、プラスチック材料を、短側部で、及び例えば長側部の様々な部分で使用できる。フロアボード又はそのコアの部分が、例えば、幾つかの層を持つ合板できている場合には、これらの層は、長側部及び短側部の両方の上リップ、タング、及び下リップが全て、材料組成や繊維配向等が異なるでできた部分を含み、これにより強度、可撓性、加工性等に関して異なる特性を提供するように選択できる。
図17のa、b、及びcは、剛性上リップ39及び可撓性下リップ40にアンダーカット又は係止溝8を備えた接合システムで本発明による水平方向スナップ嵌めを容易にするため、タングの下部分を下リップ40に関して設計する上での基本的原理を示す。この実施例では、上リップ39はかなり剛性が高い。これは、とりわけ比較的厚いため、又は硬質の及び更に剛性の材料でできているためである。下リップ40は薄く且つ軟質であるのがよく、従って、スナップ嵌めと関連して下リップ40で大きな曲げが生じる。とりわけ、下リップ40の最大曲げをできるだけ制限することによって、スナップ嵌めを大幅に容易にできる。図17aは、下リップ40の曲げが、タング溝36内に大きく挿入されるタング38によって特徴付けられる最大曲げレベルB1まで大きくなることを示し、丸味を付けた案内部分が互いに接触することを示す。タング38を更に深く挿入すると、下リップ49は、スナップ嵌めが終了するまで曲がって戻り係止エレメント8はアンダーカット35内にその最終位置に一杯に挿入される。タング38の下前部分49は、下リップ40を下方に曲げないように設計されていなければならず、下リップは、その代わりに、下支持面50によって下方に押圧されなければならない。タングのこの部分49は、下リップ40をタング38の下係合面50の外部分を中心として曲げるとき、この下リップ40の最大曲げレベルと同じか或いはそれよりも小さい形状を備えていなければならない。タング38がこの位置で下リップ40と重なる、破線49bで示す形状を備えている場合には、図17のbに示す曲げB2がかなり大きなものとなる。これは、スナップ嵌めと関連して大きな摩擦を生じ、接合部が損傷する危険が大きくなる。図17のcは、タングの下外部分49と下リップ40との間に空間S4があるように設計されたタング溝36及びタング38によって最大曲げを制限できるということを示す。更に剛性に形成された上リップ及び更に可撓性である下リップにより、室内空気の相対湿度に応じてフロアが収縮したり膨潤したりするため、敷設したフロアの上側に縁部が持ち上がる危険を減少する。係止面の構成と組み合わせて上リップを更に剛性にすることにより、接合部が、接合部の大きな横方向に引き離し力を吸収できるようにする。更に、下リップが曲がって離れることが、縁部が持ち上がる危険を最小にするのに寄与する。
通常は、長側部の係止後の短側部のスナップ嵌めと関連して水平方向スナップ嵌めを使用できる。長側部をスナップ嵌めするとき、本発明による接合システムを、僅かに上方に傾けた位置にある一つのボードとスナップ嵌めできる。上方に傾けたスナップ位置を図18に示す。係止エレメントの案内部分66を係止溝の案内部分44と接触させるのに下リップ40の小さな曲げの程度B3だけが必要とされ、係止エレメントを下方へ傾けることによってアンダーカット35に挿入できる。
図19及び20は、更に、長側部が別の第1ボード1に既に接合された二つのボード2a及び2bの二つの短側部のスナップ嵌めと関連して生じる問題点を説明する。フロアボード2aをフロアボード2bにスナップ作用で接合するとき、第1ボード1の長側部に最も近い内隅部91及び92は、同じ平面内に配置されている。これは、二つのボード2a及び2bの夫々の長側部が同じフロアボード1に接合されているためである。断面C3−C4を示す図20bによれば、下リップ40の下方への曲げを開始するため、タング38をタング溝39に挿入できない。他方の長側部の外隅部93、94では、図20のaに示す断面C1−C2において、タング38をタング溝36に挿入でき、ボード2bを係止エレメント8の高さと対応して自動的に押して上方へ傾けることによって下リップ40の下方への曲げを開始する。
本発明者は、かくして、上方に差し向けられた部分がタングの先端に形成されており、これがアンダーカットを持つタング溝に挿入される場合に、同じ平面内での横方向変位で内隅部をスナップ嵌めすることと関連して問題があるということを発見した。これらの問題点は、スナップ嵌めに対して大きな抵抗を示し、接合システムが割れる危険がある。この問題点は、複数の接合部分での材料の変形曲げを可能にする適当な接合部設計及び材料の選択によって解決できる。
このような特定の設計の接合システムをスナップ嵌めするとき、以下のことが行われる。横方向変位において、タングの外案内部分42、68及び上リップが協働し、タングの上方に差し向けられた部分即ち係止エレメント8を上リップ39の外部分の下に押圧する。タングは下方に曲がり、上リップは上方に曲がる。これを図20のbに矢印で示す。図19の隅部92は、曲げられるボード2bの長側部の下リップ40によって上方に押圧され、隅部91は、上方に曲げられるボード2aの長側部に設けられた上リップによって下方に押圧される。接合システムは、これらの四つの変形の和が非常に大きいため、係止エレメントが上リップに沿って摺動してアンダーカット35にスナップ嵌めできるように形成されなければならない。スナップ嵌めと関連してタング溝36を広げることができなければならないということがわかっている。しかしながら、通常は剛性でなければならないタングがスナップ嵌めと関連して曲がることができるように設計されていると有利であるということがわかっている。
このような実施例を図21に示す。溝等63は、タングの上内部分に垂直平面VPの内側に形成されている。内部分から外部分までのタングの全長PBを延ばすことができ、これは、例えば、フロア厚さTの半分以上であってもよい。
図22及び23は、二つのフロアボード2a及び2bの内隅部91、92でのスナップ嵌め(図19参照)及び外隅部93、94(図19参照)でのスナップ嵌めと関連して、接合システムの部分がどのように曲がるのかを示す。製造を容易にするため、必要とされるのは薄いリップ及びタングが曲がることだけである。実際には、勿論、圧力を受ける全ての部分が圧縮され、材料の厚さ、湾曲性、組成、等に応じて様々な程度に湾曲する。
図22のaは、外隅部93、94を示し、図23のaは、内隅部91、92を示す。これらの二つの図面は、ボードの縁部が互いに接触したときの位置を示す。接合システムは、この位置でもタング38の最外先端が下リップ40の外部分の内側に配置されるように設計されている。ボードを互いに向かって更に大きく押すと、タング38が、内隅部91、92のところで、ボード2bを図22のb及び図23のbに従って上方に押圧する。タングは下方に曲がり、ボード2bは外隅部93、94のところで上方へ傾けられる。図23のcは、タング38が内隅部91、92のところで下方へ傾けられることを示す。図22のcによれば、外隅部93、94のところで、タング38は上方への傾けられ、下リップ40は下方へ傾けられる。図22のd、図23のdによれば、ボードを互いに向かって更に大きく押すとき、曲がり続け、次いで下リップ40は内隅部91、92のところで図23のdに示すように曲がる。図22のe、図23のeは、スナップ嵌め位置を示す。かくして、タング38が可撓性である場合、及びフロアボードがその二つの他の側部に沿って既に係止された後に行われるスナップ嵌めと関連してボードが同じ平面内に配置されたときにタング及び溝が互いに接触したとき、タング38の外部分が下リップ40の外部分の内側に位置決めされている場合、スナップ嵌めをかなり容易に行うことができる。
本発明の範疇に幾つかの変形例が存在する。本発明者は、接合システムの様々な部分が、様々な幅、長さ、厚さ、角度、及び半径で、多くの様々なボード材料で、及び均質なプラスチック製及び木製のパネルで製造された多数の変形例を製造し、評価した。全ての接合システムの試験は、裏返した位置で、溝ボード及びタングボードの互いに対するスナップ嵌め及び傾けに関して、及び長側部及び短側部の本明細書中に説明したシステム及び従来技術のシステムの様々な組み合わせに関して行われた。上係合面が係止面である係止システム、タング及び溝が複数の係止エレメント及び係止溝を持つ係止システム、及び係止エレメント及び係止溝の形体の水平方向係止手段が下リップ及びタングの下部分に形成された係止システムが製造されてきた。
a、b、及びcは、WO9426999によるフロアボードの長側部を機械的に接合するために下に傾ける方法を三つの工程で示す図である。 a、b、及びcは、WO9426999によるフロアボードの短側部を機械的に接合するためのスナップ嵌め方法を三つの工程で示す図である。 a及びbは、WO9426999によるフロアボードの上側及び下側の夫々の図である。 a及びbは、WO9966151によるフロアボードの二つの異なる実施例を示す図である。 a及びbは、英国特許第GB1430423号によるフロアボードを示す図である。 a及びbは、WO9627721によるフロアボードの長側部又は短側部についての機械式係止システムを示す図である。 a及びbは、日本国特許第JP3169967号による機械式係止システムを示す図である。 a及びbは、ドイツ国特許第DE−A−1212275号によるボードを示す図である。 a及びbは、WO9747834によるスナップ接合部を示す図である。 a及びbは、フランス国特許第2675174号によるスナップ接合部を示す図である。 a及びbは、本発明によるフロアボードの第1の好ましい実施例の二つの平行な接合縁部分を概略に示す図である。 a乃至cは、本発明の変形例のスナップ嵌めを示す図である。 a乃至cは、本発明を使用する下方及び上方への傾け方法を示す図である。 製造に適合した本発明の変形例のスナップ嵌めを示す図である。 接合部材料の曲げ及び圧縮を使用する、上方へ傾けることによる取り外しを示す、本発明の変形例の図である。 a乃至cは、本発明によるフロアボードの例を示す図である。 a及びcは、スナップ嵌めを容易にするように接合システムを設計する方法を示す図である。 傾けた位置でのスナップ嵌めを示す図である。 スナップ嵌めによる短側部の係止を示す図である。 a及びbは、短側部の外隅部及び内隅部のスナップ嵌めを示す図である。 可撓性タングを持つ本発明による接合システムを示す図である。 a乃至eは、本発明の一実施例を使用することによる短側部の外隅部のスナップ嵌めを詳細に示す図である。 a及びeは、本発明の一実施例を使用することによる短側部の内隅部のスナップ嵌めを概略に示す図である。
符号の説明
1、1’ フロアボード
4a、4b 長側縁部分
HP 表面平面
VP 接合平面
36 タング溝
38 タング
30 コア
32 表面層

Claims (119)

  1. フロアボードを接合平面(VP)のところで機械的に接合するための係止システムであって、前記フロアボードは、コア(30)、前側(2)、後側(34)、及び向き合った接合縁部分(4a、4b)を含み、これらの接合縁部分のうちの一方の接合縁部分は、上リップ(39)及び下リップ(40)によって画成されており且つ底端(48)を持つタング溝(36)として形成されており、他方の接合縁部分は、上方に差し向けられた部分(8)を自由外端(69)に備えたタング(38)として形成されており、
    前記タング溝(36)は、前記接合平面(VP)から見て、開口部、内部分(35)、及び内係止面(45)を持つアンダーカット溝(36)の形状を有し、
    前記下リップ(40)の少なくとも幾つかの部分は、前記フロアボードの前記コア(30)と一体成形されており、
    前記タング(38)は、二つのこのようなフロアボードを、それらの前側(2)が同じ表面平面(HP)内に位置決めされ且つこの平面に対して垂直方向に差し向けられた接合平面(VP)のところで出会うように機械的に接合するとき、隣接したフロアボードのタング溝(36)の前記内係止面(45)と協働するように形成された係止面(65)を有する、係止システムにおいて、
    前記タング溝の前記内係止面(45)は、前記タングの対応する係止面(65)と協働するため、前記タング溝の前記アンダーカット部分(35)内で前記上リップ(39)に形成されており、前記係止面(65)は、機械的に接合された二つのボードの前記接合平面(VP)に対して垂直な方向(D2)での引き離しに抗するため、前記タングの前記上方に差し向けられた部分(8)に形成されており、
    前記下リップ(40)は、前記タングの対応する支持面(71)と協働するための支持面(50)を有し、前記支持面は、機械的に接合された二つのボードの前記表面平面(HP)に対して垂直な方向(D1)での相対的変位に抗するように協働するようになっており、
    前記表面平面(HP)及び前記接合平面(VP)の交差点(C)から見て前記コア(30)に連結された前記下リップ(40)の全ての部分が、平面(LP2)の外側に配置されており、この平面(LP2)は、この平面と平行であり且つ前記係止面が前記表面平面(HP)に対して最も傾斜した前記タング溝及び前記タングの協働する係止面(45、65)に接する係止面(LP1)よりも、前記点から遠くに配置されており、
    前記コア(30)に連結された前記下リップ(40)の全ての部分が、前記上リップ(39)よりも短く、前記接合平面(VP)から所定距離のところで終端し、
    前記下リップ(40)は可撓性であり、
    前記上リップ(39)は、前記下リップ(40)よりも剛性であり、
    前記下リップの前記支持面(50)は、前記表面平面(HP)と平行に見て、前記アンダーカット溝の前記内部分(47)よりも前記接合平面(VP)と近接して位置決めされており、
    前記接合縁部分(4a、4b)の前記上下のリップは、敷設したフロアボードを新たなフロアボードに、前記タング溝の前記下リップ(40)の下方への曲げ中に係止システムの部分を互いにスナップ嵌めするため、敷設したフロアボードの表面平面(HP)と本質的に平行に互いに押す移動によって、接合できるように形成されている、ことを特徴とする係止システム。
  2. 請求項1に記載の係止システムにおいて、前記タング(38)は可撓性である、ことを特徴とする係止システム。
  3. 請求項1又は2に記載の係止システムにおいて、前記接合縁部分(4a、4b)は、前記タング(38)及び前記下リップ(40)の曲げ中に前記フロアボードの前記表面平面を互いに本質的に整合させた状態で互いに押す移動によって、敷設したフロアボードを新たなフロアボードに接合できるように形成されている、ことを特徴とする係止システム。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記接合縁部分(4a、4b)の前記上下のリップは、前記一方のフロアボードの前記タング(38)を他方のフロアボードの前記タング溝(36)から外すため、一方のフロアボードを前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差点に近い枢動中心(C)を中心として他方のフロアボードに対して上方に枢動させることによって、機械的に接合された二つのフロアボードを外すことができるように設計されている、ことを特徴とする係止システム。
  5. 請求項4に記載の係止システムにおいて、前記接合縁部分(4a、4b)の前記上下のリップは、前記下リップの下方への曲げ中に前記一方のフロアボードの前記タング(38)を他方のフロアボードの前記タング溝(36)から外すため、一方のフロアボードを前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差点に近い枢動中心(C)を中心として他方のフロアボードに対して上方に枢動させることによって、機械的に接合された二つのフロアボードを外すことができるように設計されている、ことを特徴とする係止システム。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング溝の前記底端(48)の大部分が、前記表面平面(HP)と平行に見て、前記タングの前記外端(69)よりも接合平面(VP)から遠くに位置決めされている、ことを特徴とする係止システム。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング(38)及び前記下リップ(40)の、協働するように設計された前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップ(39)及び前記タング(38)の前記協働係止面(45、65)よりも小さい角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、前記アンダーカット溝の前記底端(48)に最も近い点で互いに係合する前記係止面(45、65)に接し且つ前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)が交差する点(C)に中心を持つ円弧に対する接線と本質的に同じ角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  9. 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、前記アンダーカット溝の前記底端(48)に最も近い点で互いに係合する前記係止面(45、65)に接し且つ前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)とが交差する点のところに中心を持つ円弧への接線よりも大きい角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記上リップ(39)及び前記タング(38)は、係止状態で互いに協働する接触面(43、64)を有し、これらの接触面は、前記接合平面(VP)と前記タング及び前記上リップの前記係止面(45、65)との間の領域内に位置決めされており、前記係止面は係止状態で互いに協働する、ことを特徴とする係止システム。
  11. 請求項10に記載の係止システムにおいて、前記接触面(43、64)は、前記タング及び前記上リップの前記協働係止面(45、65)から見て、前記接合平面(VP)に対して上方及び外方に傾斜している、ことを特徴とする係止システム。
  12. 請求項10に記載の係止システムにおいて、前記接触面(43、64)は、前記表面平面(HP)に対して本質的に平面である、ことを特徴とする係止システム。
  13. 請求項10、11、又は12に記載の係止システムにおいて、前記接触面(43、64)は本質的に平面である、ことを特徴とする係止システム。
  14. 請求項1乃至13のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記アンダーカット溝(36)及び前記タング(38)は、前記タングの前記外端(69)が、前記上リップ(39)及び前記タング(38)の互いに係合した前記係止面(45、65)から、前記下リップ(40)及び前記タング(38)の協働する支持面(50、71)までの本質的に全長に沿って、前記アンダーカット溝(36)から所定距離のところに配置されるようになっている、ことを特徴とする係止システム。
  15. 請求項14に記載の係止システムにおいて、前記アンダーカット溝(36)の表面部分と接触した前記タングの前記外端(69)の表面部分の寸法は、二つのこのようなボードが機械的に接合された場合、垂直平面で前記係止面(45、65)よりも小さい、ことを特徴とする係止システム。
  16. 請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、タング(38)及びタング溝(36)の夫々を持つ縁部(4a、4b)は、二つのフロアボードを接合したとき、これらの縁部(4a、4b)間で、前記フロアボードの上側(2)から下側(34)まで計測して、前記タング(38)を支持する縁部の縁部表面の最大30%に沿って表面が接触するように設計されている、ことを特徴とする係止システム。
  17. 請求項1乃至16のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング(30)及び前記下リップ(40)の前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対して少なくとも10°の角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  18. 請求項17に記載の係止システムにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対して最大30°の角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  19. 請求項18に記載の係止システムにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対して最大20°の角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  20. 請求項1乃至19のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記下リップ及び前記タングの前記支持面(50、71)の少なくとも部分は、前記接合平面(VP)から、前記上リップ及び前記タングの前記傾斜した係止面(45、65)よりも大きい距離のところに配置されている、ことを特徴とする係止システム。
  21. 請求項1乃至20のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記アンダーカット溝(36)及び前記タング(38)は、同様のフロアボードに機械的に接合されたフロアボードを接合平面(VP)に沿って方向(D3)に変位できるように設計されている、ことを特徴とする係止システム。
  22. 請求項1乃至21のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング(38)及び前記アンダーカット溝(36)は、前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差点に近いボードの接合縁部分上の点(C)のところでボード間に接触を維持した状態で、一方のボードを他方のボードに対して枢動することにより、前記表面平面(HP)から遠ざかる方向に面する前記タング(38)の側部と前記下リップとの間に本質的に接触なしでボードの連結及び取り外しを行うことができるように設計されている、ことを特徴とする係止システム。
  23. 請求項22に記載の係止システムにおいて、前記タング(38)及び前記アンダーカット溝(36)は、前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差部に近いボードの接合縁部分(4a、4b)上の点のところで、前記表面平面(HP)から遠ざかる方向に面するタング側部と前記下リップ(40)との間を本質的に接触させないで、一方のボードを他方のボードに対して枢動することによって、ボードを取り外すことができるように設計されている、ことを特徴とする係止システム。
  24. 請求項1乃至23のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記係止平面(LP2)とこれと平行な前記平面(LP1)との間の距離の外側に、前記コアに連結された前記下リップ部分の全ての部分が配置されており、前記距離は、前記フロアボードの厚さ(T)の少なくとも10%である、ことを特徴とする係止システム。
  25. 請求項1乃至24のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記上リップ及び前記タングの係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、90°よりも小さいが少なくとも20°の角度を形成する、ことを特徴とする係止システム。
  26. 請求項25に記載の係止システムにおいて、前記上リップ及び前記タングの係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、少なくとも30°の角度を形成する、ことを特徴とする係止システム。
  27. 請求項1乃至26のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記アンダーカット溝の前記底端(48)に最も近い点のところで互いに係合する支持面に対して接線をなし且つ前記ボードを通る断面で見て前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)とが交差する点(C)に中心を持つ円弧に対する接線と等しいか或いはそれよりも小さい角度で前記接合平面に対して差し向けられている、ことを特徴とする係止システム。
  28. 請求項27に記載の係止システムにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記アンダーカット溝の前記底端(48)に最も近い点で互いに係合する前記支持面(50、71)に接しており且つ前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)とが交差する点に中心を持つ円弧への接線よりも大きい角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  29. 請求項1乃至28のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング及び前記下リップの、協働するように設計された前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップ及び前記タングの前記協働係止面(45、65)よりも小さい角度に設定されている、ことを特徴とする係止システム。
  30. 請求項29に記載の係止システムにおいて、前記タング及び前記下リップの、協働するように設計された前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップ及び前記タングの前記協働係止面(45、65)と同じ方向に、しかしこれよりも小さい角度で傾斜している、ことを特徴とする係止システム。
  31. 請求項27乃至30のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記係止面(45、65)よりも少なくとも20°大きい角度を形成する、ことを特徴とする係止システム。
  32. 請求項31に記載の係止システムにおいて、前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記係止面(45、65)よりも少なくとも20°大きい角度を形成する、ことを特徴とする係止システム。
  33. 請求項1乃至32のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記上リップ及び前記タングの前記係止面(45、65)は、少なくとも、二つのこのようなボードが互いに接合されたときに協働するようになった表面部分内で本質的に平面である、ことを特徴とする係止システム。
  34. 請求項33に記載の係止システムにおいて、前記タング(38)は、前記接合平面(VP)から見て、前記タングの前記係止面(65)の外側に配置された案内面(68)を有し、この案内面の前記表面平面(HP)に対する角度は、この係止面(65)よりも小さい、ことを特徴とする係止システム。
  35. 請求項1乃至34のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記上リップ(39)は、前記上リップの前記係止面(45)よりも前記タング溝の前記開口部の近くに配置された案内面(42)を有し、この案内面の角度は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップの前記係止面よりも小さい、ことを特徴とする係止システム。
  36. 請求項1乃至35のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記下リップ及び前記タングの前記支持面(50、71)の少なくとも部分は、前記接合平面(VP)から、前記上リップ及び前記タングの前記傾斜した係止面(45、65)よりも大きい距離のところに配置されている、ことを特徴とする係止システム。
  37. 請求項1乃至36のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タングの前記係止面(65)は、前記タングの前記先端(69)から、前記フロアボードの前記厚さ(T)の少なくとも0.1倍の距離のところに配置されている、ことを特徴とする係止システム。
  38. 請求項1乃至37のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、互いに協働する前記係止面(45、65)の垂直方向長さは、前記接合平面(VP)から前記表面平面(HP)と平行に見て、前記アンダーカット(35)の垂直方向長さの半分よりも小さい、ことを特徴とする係止システム。
  39. 請求項1乃至38のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記係止面(45、65)は、前記フロアボードを通る垂直断面で見て、前記フロアボードの前記厚さ(T)の最大10%の寸法を有する、ことを特徴とする係止システム。
  40. 請求項1乃至39のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング(38)の前記長さは、前記接合平面(VP)から垂直方向に遠ざかる方向で見て、前記ボードの前記厚さ(T)の少なくとも0.3倍である、ことを特徴とする係止システム。
  41. 請求項1乃至40のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タングを支持する前記接合縁部分(4b)及び/又は前記タング溝を支持する前記接合縁部分(4a)は、前記タングの上方に位置決めされており且つ前記表面平面(HP)から所定距離のところで終端する凹所(63)を有する、ことを特徴とする係止システム。
  42. 請求項1乃至41のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記アンダーカット溝(36)は、断面で見て、漏斗形態をなして内方にテーパした外開口部を有する、ことを特徴とする係止システム。
  43. 請求項42に記載の係止システムにおいて、前記上リップ(39)は、その外縁部に前記表面平面(HP)から離して位置決めされた面取り部(42)を有する、ことを特徴とする係止システム。
  44. 請求項1乃至43のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タングは、断面で見て、テーパした先端を有する、ことを特徴とする係止システム。
  45. 請求項1乃至44のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タングは、断面で見て、上タング部分及び下タング部分を持つスプリットチップを有する、ことを特徴とする係止システム。
  46. 請求項45に記載の係止システムにおいて、前記タングの前記上タング部分及び前記下タング部分は、様々な材料特性を持つ異なる材料で形成されている、ことを特徴とする係止システム。
  47. 請求項1乃至46のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング溝(36)及び前記タング(38)は前記フロアボードと一体成形されている、ことを特徴とする係止システム。
  48. 請求項1乃至47のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記上リップ(39)は前記下リップ(40)よりも厚い、ことを特徴とする係止システム。
  49. 請求項1乃至48のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記アンダーカット(35)と隣接した前記上リップ(39)の最小厚さは、前記支持面(50)と隣接した前記下リップ(40)の最大厚さよりも大きい、ことを特徴とする係止システム。
  50. 請求項1乃至49のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記支持面の寸法は、最大で、前記フロアボードの前記厚さ(T)の15%である、ことを特徴とする係止システム。
  51. 請求項1乃至50のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記支持面(50)の外端のところで前記接合平面(VP)と平行に計測した前記上リップ(39)と前記下リップ(40)との間の前記タング溝の寸法は、前記フロアボードの前記厚さ(T)の少なくとも30%である、ことを特徴とする係止システム。
  52. 請求項1乃至51のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記接合平面(VP)から計測した前記タング溝(36)の深さは、前記タング(38)の前記対応する寸法よりも少なくとも2%大きい、ことを特徴とする係止システム。
  53. 請求項1乃至52のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記タング(38)は、前記上リップ(39)又は前記下リップ(40)と異なる材料特性を有する、ことを特徴とする係止システム。
  54. 請求項1乃至53のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記上リップ(39)及び前記下リップ(40)は、材料特性が異なる材料で形成されている、ことを特徴とする係止システム。
  55. 請求項1乃至54のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、前記係止システムは第2機械式係止体を更に有し、この第2機械式係止体は、
    前記タング(38)を支持する前記接合縁部分(4b)の下側に形成され、前記接合平面(VP)と平行に延びる係止溝、及び
    前記ボードの前記接合縁部分(4a)に前記タング溝(36)の下に一体に取り付けられており、前記接合縁部分の本質的に全長に沿って延びる係止ストリップ(6)であって、二つのこのようなボードを機械的に接合するとき、隣接したボード(2)の係止溝(14)に受け入れられる係止構成要素(8)が前記ストリップから突出している、係止ストリップを含む、ことを特徴とする係止システム。
  56. 請求項55に記載の係止システムにおいて、前記係止ストリップ(6)は前記接合平面を越えて突出している、ことを特徴とする係止システム。
  57. 請求項1乃至56のうちのいずれか一項に記載の係止システムにおいて、木材繊維をベースとした材料でできたコアを持つボードに形成されている、ことを特徴とする係止システム。
  58. 請求項57に記載の係止システムにおいて、木製コアを持つボードに形成されている、ことを特徴とする係止システム。
  59. コア(30)、前側(2)、後側(34)、及び二つの反対側の平行な接合縁部分(4a、4b)を有するフロアボードであって、前記接合縁部分は、一方が上リップ(39)、下リップ(40)、及び底端(48)によって画成されたタング溝(36)として形成されており且つ他方が上方に差し向けられた部分(8)を自由外端(69)に備えたタング(38)として形成された機械式係止システムの部分として形成され、
    前記タング溝(36)は、接合平面(VP)から見て、開口部、内部分(35)、及び内係止面(4)を含むアンダーカット溝(36)の形状を有し、
    前記下リップ(40)の少なくとも部分が、前記フロアボードの前記コア(30)と一体成形されており、
    前記タング(38)は、二つのこのようなフロアボードをそれらの前側が同じ表面平面(HP)に配置され且つこの表面平面に対して垂直方向に差し向けられた接合平面(VP)のところで出会うように機械的に接合するとき、隣接したフロアボードのタング溝(36)の内係止面(45)と協働するように設計された係止面(65)を有する、フロアボードにおいて、
    前記タング溝の前記内係止面(45)は、前記タングの前記対応する係止面(65)と協働するため、前記タング溝の前記アンダーカット部分(35)内で前記上リップ(39)に形成されており、前記係止面は、機械的に接合された二つのボードの前記接合平面(VP)に対して垂直な方向(D2)での引き離しに抗するため、前記タングの前記上方に差し向けられた部分(8)に形成されており、
    前記下リップは支持面(50)を有し、この支持面は、前記タングの対応する支持面(71)と協働し、前記支持面は、機械的に接合された二つのボードの前記表面平面(HP)に対して垂直な方向(D1)での相対的変位に抗するように協働するようになっており、
    前記コア(30)に連結された前記下リップ(40)の全ての部分は、前記表面平面(HP)及び前記接合平面(VP)が交差する点(C)から見て、平面(LP2)の外側に配置されており、この平面は、前記点から、前記平面と平行な係止平面(LP1)よりも遠くに位置決めされており、前記係止平面は、前記係止面が前記表面平面(HP)に対して最も傾斜した前記タング溝(36)及び前記タングの協働する係止面(45、65)に接しており、
    前記コア(30)に連結された前記下リップ(40)の全ての部分が前記上リップ(39)よりも短く、前記接合平面(VP)から所定距離のところで終端し、
    前記下リップ(40)は可撓性であり、
    前記上リップ(39)は、前記下リップ(40)よりも剛性であり、
    前記下リップの前記支持面(50)は、前記表面平面(HP)と平行に見て、前記アンダーカット溝の前記内部分(47)よりも前記接合平面(VP)と近接して位置決めされており、
    前記接合縁部分の前記上リップ(39)及び下リップ(40)は、敷設したフロアボードに新たなフロアボードを、前記タング溝の前記下リップ(40)を下方に曲げる最中に前記係止システムの部分を互いにスナップ嵌めするため、前記敷設したフロアボードの前記表面平面(HP)と本質的に平行に互いに押す移動によって、連結できるように設計されている、ことを特徴とするフロアボード。
  60. 請求項59に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)は可撓性である、ことを特徴とするフロアボード。
  61. 請求項59又は60に記載のフロアボードにおいて、前記接合縁部分(4a、4b)は、前記タング(38)及び前記下リップ(40)の曲げ中に前記フロアボードの前記表面平面(HP)を互いに本質的に整合させた状態で互いに押す移動によって、敷設したフロアボードを新たなフロアボードに接合できるように形成されている、ことを特徴とするフロアボード。
  62. 請求項59乃至61のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記接合縁部分(4a、4b)の前記上下のリップは、前記一方のフロアボードの前記タング(38)を他方のフロアボードの前記タング溝(36)から外すため、一方のフロアボードを前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差点に近い枢動中心(C)を中心として他方のフロアボードに対して上方に枢動させることによって、機械的に接合された二つのフロアボードを外すことができるように設計されている、ことを特徴とするフロアボード。
  63. 請求項62に記載のフロアボードにおいて、前記接合縁部分(4a、4b)の前記上下のリップは、前記下リップ(40)の下方への曲げ中に前記一方のフロアボードの前記タング(38)を他方のフロアボードの前記タング溝(36)から外すため、一方のフロアボードを前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差点に近い枢動中心(C)を中心として他方のフロアボードに対して上方に枢動させることによって、機械的に接合された二つのフロアボードを外すことができるように設計されている、ことを特徴とするフロアボード。
  64. 請求項59乃至63のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング溝の前記底端(48)の大部分が、前記表面平面(HP)と平行に見て、前記タングの前記外端(69)よりも接合平面(VP)から遠くに位置決めされている、ことを特徴とするフロアボード。
  65. 請求項59乃至64のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの、協働するように設計された前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップ及び前記タングの前記協働係止面(45、65)よりも小さい角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  66. 請求項59乃至65のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、前記アンダーカット溝の前記底端(48)に最も近い点で互いに係合する前記係止面(45、65)に接っし且つ前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)が交差する点に中心を持つ円弧に対する接線と本質的に同じ角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  67. 請求項59乃至65のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、前記アンダーカット溝の前記底端(48)に最も近い点で互いに係合する前記支持面(45、65)に接し且つ前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)とが交差する点のところに中心を持つ円弧への接線よりも大きい角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  68. 請求項59乃至67のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ(39)及び前記タング(38)は、係止状態で互いに協働する接触面(43、64)を有し、これらの接触面は、前記接合平面(VP)と前記タング及び前記上リップの前記係止面(45、65)との間の領域内に位置決めされており、これらは係止状態で互いに協働する、ことを特徴とするフロアボード。
  69. 請求項68に記載のフロアボードにおいて、前記接触面(43、64)は、前記タング及び前記上リップの前記協働係止面(45、65)から見て、前記接合平面(VP)に対して上方及び外方に傾斜している、ことを特徴とするフロアボード。
  70. 請求項68に記載のフロアボードにおいて、前記接触面(43、64)は、前記表面平面(HP)に対して本質的に平面である、ことを特徴とするフロアボード。
  71. 請求項68、69、又は70に記載のフロアボードにおいて、前記接触面(43、64)は本質的に平面である、ことを特徴とするフロアボード。
  72. 請求項59乃至71のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記アンダーカット溝(36)及び前記タング(38)は、前記タングの前記外端(69)が、前記上リップ及び前記タングの互いに係合した前記係止面(45、65)から、前記下リップ及び前記タングの協働する支持面(50、71)までの本質的に全長に沿って、前記アンダーカット溝(36)から所定距離のところに配置されるようになっている、ことを特徴とするフロアボード。
  73. 請求項72に記載のフロアボードにおいて、前記アンダーカット溝(36)の表面部分と接触した前記タングの前記外端(69)の表面部分の寸法は、二つのこのようなボードが機械的に接合された場合、垂直平面で前記係止面(45、65)よりも小さい、ことを特徴とするフロアボード。
  74. 請求項59乃至73のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、タング(38)及びタング溝(36)を含む縁部(4a、4b)は、二つのフロアボードを接合したとき、これらの縁部間で、前記フロアボードの上側から下側まで計測して、前記タングを支持する縁部(4b)の縁部表面の最大30%に沿って表面が接触するように設計されている、ことを特徴とするフロアボード。
  75. 請求項59乃至74のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対して少なくとも10°の角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  76. 請求項75に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対して最大30°の角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  77. 請求項76に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対して最大20°の角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  78. 請求項59乃至77のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記下リップ及び前記タングの前記支持面(50、71)の少なくとも部分は、前記接合平面(VP)から、前記上リップ及び前記タングの前記傾斜した係止面(45、65)よりも大きい距離のところに配置されている、ことを特徴とするフロアボード。
  79. 請求項59乃至78のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記アンダーカット溝(36)及び前記タング(38)は、同様のフロアボードに機械的に接合されたフロアボードを、前記接合平面(VP)に沿って方向(D3)に変位できるように設計されている、ことを特徴とするフロアボード。
  80. 請求項59乃至79のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)及び前記アンダーカット溝(36)は、前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差部に近いボードの接合縁部分上(4a、4b)の点(C)のところでボード間に接触を維持した状態で、一方のボードを他方のボードに対して枢動することにより、互いに外すことができるように設計されている、ことを特徴とするフロアボード。
  81. 請求項80に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)及び前記アンダーカット溝(36)は、前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)との間の交差部に近いボードの接合縁部分(4a、4b)上の点のところで、前記表面平面(HP)から遠ざかる方向に面するタング側部と前記下リップ(40)との間を本質的に接触させないで、一方のボードを他方のボードに対して枢動することによって、ボードを取り外すことができるように設計されている、ことを特徴とするフロアボード。
  82. 請求項59乃至81のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記係止平面(LP2)とこれと平行な前記平面(LP1)との間の距離の外側に、前記コア(30)に連結された前記下リップ部分の全ての部分が配置されており、前記距離は、前記フロアボードの厚さ(T)の少なくとも10%である、ことを特徴とするフロアボード。
  83. 請求項59乃至82のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ及び前記タングの係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、90°よりも小さいが少なくとも20°の角度を形成する、ことを特徴とするフロアボード。
  84. 請求項83に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ及び前記タングの係止面(45、65)は、前記表面平面(HP)に対し、少なくとも30°の角度を形成する、ことを特徴とするフロアボード。
  85. 請求項59乃至84のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記アンダーカット溝の前記底端に最も近い点のところで互いに係合する支持面(50、71)に対して接線をなし且つ前記ボードを通る断面で見て前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)とが交差する点(C)に中心を持つ円弧に対する接線と等しいか或いはそれよりも小さい角度で前記接合平面に対して差し向けられている、ことを特徴とするフロアボード。
  86. 請求項85に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの前記協働支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記アンダーカット溝の前記底端に最も近い点で互いに係合する前記支持面(50、71)に接しており且つ前記表面平面(HP)と前記接合平面(VP)とが交差する点に中心を持つ円弧への接線よりも大きい角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  87. 請求項59乃至86のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの、協働するように設計された前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップ及び前記タングの前記協働係止面(45、65)よりも小さい角度に設定されている、ことを特徴とするフロアボード。
  88. 請求項87に記載のフロアボードにおいて、前記タング及び前記下リップの、協働するように設計された前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップ及び前記タングの前記協働係止面(45、65)と同じ方向に、しかしこれよりも小さい角度で傾斜している、ことを特徴とするフロアボード。
  89. 請求項85乃至88のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記係止面(45、65)よりも少なくとも20°大きい角度を形成する、ことを特徴とするフロアボード。
  90. 請求項79に記載のフロアボードにおいて、前記支持面(50、71)は、前記表面平面(HP)に対し、前記係止面(45、65)よりも少なくとも20°大きい角度を形成する、ことを特徴とするフロアボード。
  91. 請求項59乃至90のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ及び前記タングの前記協働係止面(45、65)は、少なくとも、二つのこのようなボードが互いに接合されたときに協働するようになった表面部分内で本質的に平面である、ことを特徴とするフロアボード。
  92. 請求項91に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)は、前記接合平面(VP)から見て、前記タングの前記係止面(65)の外側に配置された案内面(68)を有し、この案内面の前記表面平面(HP)に対する角度は、この係止面(65)よりも小さい、ことを特徴とするフロアボード。
  93. 請求項59乃至92のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ(39)は、前記上リップの前記係止面(45)よりも前記タング溝の前記開口部の近くに配置された案内面(42)を有し、この案内面の角度は、前記表面平面(HP)に対し、前記上リップの前記係止面よりも小さい、ことを特徴とするフロアボード。
  94. 請求項59乃至93のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記下リップ及び前記タングの前記支持面(50、71)の少なくとも部分は、前記接合平面(VP)から、前記上リップ及び前記タングの前記傾斜した係止面(45、65)よりも大きい距離のところに配置されている、ことを特徴とするフロアボード。
  95. 請求項59乃至94のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タングの前記係止面(65)は、前記タングの前記先端(69)から、前記フロアボードの前記厚さ(T)の少なくとも0.1倍の距離のところに配置されている、ことを特徴とするフロアボード。
  96. 請求項59乃至95のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、互いに協働する前記係止面(45、65)の垂直方向長さは、前記接合平面(VP)から前記表面平面(HP)と平行に見て、前記アンダーカットの垂直方向長さの半分よりも小さい、ことを特徴とするフロアボード。
  97. 請求項59乃至96のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記係止面(45、65)は、前記フロアボードを通る垂直断面で見て、前記フロアボードの前記厚さ(T)の最大10%の寸法を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  98. 請求項59乃至97のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タングの前記長さは、前記接合平面(VP)から垂直方向に遠ざかる方向で見て、前記ボードの前記厚さ(T)の少なくとも0.3倍である、ことを特徴とするフロアボード。
  99. 請求項59乃至98のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)を支持する前記接合縁部分(4b)及び/又は前記タング溝を支持する前記接合縁部分(4a)は、前記タングの上方に位置決めされており且つ前記表面平面(HP)から所定距離のところで終端する凹所(63)を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  100. 請求項59乃至99のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記アンダーカット溝(36)は、断面で見て、漏斗形態をなして内方にテーパした外開口部を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  101. 請求項100に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ(39)は、その外縁部に前記表面平面(HP)から離して位置決めされた面取り部(42)を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  102. 請求項59乃至101のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)は、断面で見て、テーパした先端(69)を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  103. 請求項59乃至102のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)は、断面で見て、上タング部分及び下タング部分を持つスプリットチップを有する、ことを特徴とするフロアボード。
  104. 請求項103に記載のフロアボードにおいて、前記タングの前記上タング部分及び前記下タング部分は、様々な材料特性を持つ異なる材料で形成されている、ことを特徴とするフロアボード。
  105. 請求項59乃至104のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング溝(36)及び前記タング(38)は前記フロアボードと一体成形されている、ことを特徴とするフロアボード。
  106. 請求項59乃至105のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ(39)は前記下リップ(40)よりも厚い、ことを特徴とするフロアボード。
  107. 請求項59乃至106のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記アンダーカット(35)と隣接した前記上リップ(39)の最小厚さは、前記支持面(50)と隣接した前記下リップ(40)の最大厚さよりも大きい、ことを特徴とするフロアボード。
  108. 請求項59乃至107のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記支持面(50、71)の寸法は、最大で、前記フロアボードの前記厚さ(T)の15%である、ことを特徴とするフロアボード。
  109. 請求項59乃至108のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記支持面(50)の外端のところで前記接合平面(VP)と平行に計測した前記上リップ(39)と前記下リップ(40)との間の前記タング溝の垂直方向寸法は、前記フロアボードの前記厚さ(T)の少なくとも30%である、ことを特徴とするフロアボード。
  110. 請求項59乃至109のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記接合平面(VP)から計測した前記タング溝(36)の深さは、前記タング(38)の前記対応する寸法よりも少なくとも2%大きい、ことを特徴とするフロアボード。
  111. 請求項59乃至110のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記タング(38)は、前記上リップ(39)又は前記下リップ(40)と異なる材料特性を有する、ことを特徴とするフロアボード。
  112. 請求項59乃至111のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記上リップ(39)及び前記下リップ(40)は、材料特性が異なる材料で形成されている、ことを特徴とするフロアボード。
  113. 請求項59乃至112のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、前記係止システムは第2機械式係止体を更に有し、この第2機械式係止体は、
    前記タング(38)を支持する前記接合縁部分の下側に形成され、前記接合平面(VP)と平行に延びる係止溝、及び
    前記ボードの前記接合縁部分に前記タング溝の下に一体に取り付けられており、前記接合縁部分の本質的に全長に沿って延びる係止ストリップであって、二つのこのようなボードを機械的に接合するとき、隣接したボード(2)の係止溝(14)に受け入れられる係止構成要素(8)が前記ストリップから突出している、係止ストリップを含む、ことを特徴とするフロアボード。
  114. 請求項113に記載のフロアボードにおいて、前記係止ストリップ(6)は前記接合平面を越えて突出している、ことを特徴とするフロアボード。
  115. 請求項59乃至114のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、木材繊維をベースとした材料でできたコアを持つボードに形成されている、ことを特徴とするフロアボード。
  116. 請求項115に記載のフロアボードにおいて、木製コア(30)を持つボードに形成されている、ことを特徴とするフロアボード。
  117. 請求項59乃至116のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、対をなして平行な側部(4a、4b、5a、5b)を持つ四辺形である、ことを特徴とするフロアボード。
  118. 請求項117に記載のフロアボードにおいて、その四つの側縁部分全てに機械式係止システムが設けられている、ことを特徴とするフロアボード。
  119. 請求項117又は118のうちのいずれか一項に記載のフロアボードにおいて、一対の平行な接合縁部分の前記タングを備えた前記接合縁部分(4b)及び/又は前記タング溝を備えた前記接合縁部分(4a)は、他の対をなした平行な接合縁部分の前記タングを備えた前記接合縁部分(4b)及び/又は前記タング溝を備えた前記接合縁部分(4a)と異なる材料特性を備えて形成されている、ことを特徴とするフロアボード。
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