JP4081880B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、詞テロップのスーパーインポーズ文字などを見やすく表示できるようにしたカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケ装置はCRTなどのモニタを備え、カラオケ曲の演奏と並行して、背景映像に該カラオケ曲の歌詞をスーパーインポーズしてモニタに表示する。楽曲データで音源を駆動する音源カラオケ装置では、歌詞データも楽曲データに含まれ、この歌詞データに基づいて文字パターンデータを読み出すことによって歌詞テロップの映像信号を発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ドットで表現される文字パターンデータで歌詞の文字テロップを生成するため、従来の光ディスクなどビデオ再生によるカラオケ装置と異なり、文字がギザギザになるという欠点があるとともに、滑らかなフェードイン・フェードアウトをすることができなかった。また、タイトルのみのフェードアウトなどをすることができなかった。
【0004】
この発明は、歌詞テロップなどの表示を見やすく合成することができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数ドットで表示され一定時間毎にフレームが更新される背景映像に歌詞テロップの文字映像を合成するカラオケ装置であって、
前記背景映像および文字映像の合成比をフレーム単位で複数段階に変化させる第1の設定手段と、前記文字映像の周囲に、前記第1の設定手段よりも少ない複数段階で合成比が減少する複数の輪郭をドット単位で形成する第2の設定手段と、第1の設定手段および第2の設定手段の内容に基づいて最終的な合成比をドット単位で算出する合成比算出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1の設定手段の有効エリアであるフェードエリアを指定するフェードエリア指定手段を備え、前記合成比算出手段は、フェードエリア内は第1の設定手段および第2の設定手段の内容に基づいて最終的な合成比をドット単位で算出し、フェードエリア外は第2の設定手段の内容に基づいて最終的な合成比をドット単位で算出する手段であることを特徴とする。
【0007】
この発明では、第1の設定手段は、たとえば63段階など多段階の合成比Aを設定し、第2の設定手段は、たとえば7段階などの段階の合成比Mを設定する。多段階で設定される合成比Aを変更すると映像の滑らかな移行が可能になるが、データが大きいため変更が容易でない。一方、少ない段階の合成Mは段数は荒いがビット単位など細かい合成比の変更が可能である。したがって、フレーム単位で合成比Aを変更することによって滑らかなフェードイン・フェードアウトを可能にし、ドット単位で合成比Mを変更することによって、文字の輪郭を半透明にしてドットパターンで合成された文字などのギザギザを滑らかにすることができる。
【0008】
また、フェードエリアを指定してこのエリアのみに合成比Aを有効にすることにより、フェードイン・フェードアウトを画面の一部エリアのみにかけることができる。なお、合成比Mはドット単位で変更可能であるため、このようなエリア指定は不要である。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明の実施形態であるカラオケ装置および映像ミキサについて説明する。図1は同カラオケ装置のブロック図である。図2および図3は同カラオケ装置に内蔵される前記映像ミキサのブロック図である。
【0010】
図1において、このカラオケ装置では、カラオケ演奏部21が楽曲データに基づいてカラオケ演奏音を発生する。カラオケ演奏部21は、演奏音信号を形成する音源や音声データをデコードするPCMデコーダなどを含んでいる。また、このカラオケ演奏と同期して背景映像にスーパーインポーズ合成された歌詞テロップがモニタ32に表示される。
【0011】
歌詞テロップは文字パターンに基づいてグラフィック回路18のVRAM上に展開され映像ミキサ20により背景映像と合成される。映像ミキサ20は、単純に歌詞テロップを背景映像上にスーパーインポーズ合成するのみでなく、フェードイン・フェードアウトや半透明などの中間的な合成が可能であり、且つ、この合成を画面上の一部エリアのみについて行うことができる。なお、背景映像は、SCSIインタフェース35を介して制御されているDVDチェンジャ31によって再生される。
【0012】
カラオケ装置全体を制御するCPU10には、ROM11、RAM12、ハードディスク17、通信制御部16、リモコン受信部13、操作部14、表示部15、グラフィック回路18、映像ミキサ20、カラオケ演奏部21、および、DVDチェンジャ31が接続されている。
【0013】
ROM11にはこのカラオケ装置を起動するためのプログラムなどが記憶されている。ハードディスク17には上記楽曲データ,映像データなどが記憶されているほか、システムプログラム,カラオケ演奏プログラム,ローダなどのプログラムおよび文字パターンデータが記憶されている。システムプログラムは、この装置の基本動作を制御するプログラムであり、カラオケ装置の起動時にRAM12に読み込まれる。カラオケ演奏プログラムは、楽曲データに基づいてカラオケ演奏部21を制御するためのプログラムである。ローダは配信センタから楽曲データや背景映像用の映像データをダウンロードするためのプログラムである。文字パターンデータはコード情報として与えられる歌詞,曲名などのテキスト情報などを文字パターンに展開するためのデータである。RAM12には上記プログラムを読み込むエリアや現在演奏中の楽曲データを読み出す実行データ記憶エリアが設定される。
【0014】
通信制御部16は通信回線を介して配信センタと交信し、楽曲データなどをダウンロードするためのコントローラである。通信制御部16はDMA回路を内蔵しており、ダウンロードされた楽曲データや映像データをCPU10を介さずに直接ハードディスク17に書き込むことができる。
【0015】
リモコン受信部13はリモコン30から送られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リモコン30は、曲番号を入力するためのテンキーや曲番号をセットするためのセットキーなど複数のキースイッチを備えている。利用者がこれらのキースイッチを操作すると、リモコン30は操作されたキースイッチに対応する赤外線のコード信号を送信する。リモコン受信部13はこの赤外線のコード信号を受信してデータに復元し、CPU10に入力する。CPU10はこのデータに基づいてカラオケ曲の予約やキーチェンジなど種々の処理を実行する。操作部14はカラオケ装置本体のフロントパネルに設けられており、上記リモコン30と同様のキースイッチを備えている。表示部15も上記操作部14と同様カラオケ装置本体のフロントパネルに設けられており、現在演奏中の曲番号や予約曲数などを表示するLEDマトリクス表示器を含んでいる。
【0016】
カラオケ演奏部21は、楽曲データに基づいてカラオケ演奏音を発生する回路部であり、音源,PCMデコーダ,効果用DSPなどを含んでいる。音源は楽曲データ中の楽音トラックに基づいて楽音を発生し、PCMデコーダは楽曲データの音声データに基づいてバックコーラスなどの音声を再生する。効果用DSPは発生された楽音や再生された音声に対してエコー・リバーブなどの効果を付与する。またカラオケ演奏部にはマイク34が接続されており、このマイク34から入力される歌唱音声信号と前記カラオケ演奏音とをミキシングしてスピーカ33から出力する。
【0017】
一方、グラフィック回路18はVRAMを有し、歌詞の文字パターンを展開した映像信号を発生する。楽曲データの歌詞トラックから読み出された歌詞表示データに基づいてハードディスク17に記憶されている文字パターンデータベースを検索することによって、歌詞が文字パターンに展開される。この文字パターンの映像信号は映像ミキサ20に入力される。また、DVDチェンジャ31は背景映像が記録されたDVDをドライブし、CPU10の指示に応じて背景映像を再生する。DVDの映像データはMPEG圧縮されているがDVDチェンジャ31は、MPEGデコーダを内蔵しており、この圧縮データを伸長してコンポジットの映像信号として映像ミキサ20に入力する。映像ミキサ20はDVDチェンジャ31から入力された背景映像の映像信号のうえに歌詞テロップの映像信号をスーパーインポーズしてモニタ32に表示する。
【0018】
映像ミキサ20は、一部フェード機能を有しており、背景映像上に表示される歌詞テロップをフェードイン・フェードアウトすることができるとともに、複数行の歌詞テロップが表示されるとき、その一部の行のみをフェードインしたりフェードアウトしたりすることができる。なお、フェードイン/フェードアウトされるのは、歌詞テロップのみであり、背景映像は常に表示されたままである。このフェード機能は、CPU10から入力されるミキシング制御データに基づいて制御される。ミキシング制御データは、歌詞トラックから読み出されるフェードデータに基づいて生成される。
【0019】
図2,図3は前記映像ミキサ20のブロック図である。この発明の映像信号合成装置である映像ミキサは指定比率合成器40および合成比率算出装置41を備えている。指定比率合成器40は第1の映像信号V1を入力して第1の合成比率Gを乗算する乗算器45と第1の映像信号V2を入力して第2の合成比率(1−G)を乗算する乗算器46、および、これら合成比率を乗算された映像信号V1,V2を加算する加算器47を有している。入力される第1,第2の映像信号V1,V2は同期再生されており、上記の合成処理は対応するドット毎に実行される。カラオケ装置の場合、第1の映像信号V1として歌詞テロップの映像信号が入力され、第2の映像信号V2として背景映像の映像信号が入力される。
【0020】
この指定比率合成器40は、アナログ回路であってもデジタル回路であってもよいが、アナログ回路で構成した例を図3に示しておく。図3において、合成比率Gは6ビット(64段階)のデジタルデータとして入力され、分圧回路によってこのデータに対応したレベルの映像信号が加算器側に出力されるようになっている。
【0021】
合成比率算出装置41は、合成比率Gを算出して指定比率合成器40に入力する。合成比率Gの算出演算を実行する演算部50を備え、設定データを記憶するフェードゲインレジスタ51,フェード開始ラインレジスタ52,フェード終了ラインレジスタ53およびリアルタイムパラメータを記憶するパラメータレジスタ54が、演算部50に接続されている。フェードゲインレジスタ51は、合成比率Gの上限値であるフェードゲインAを記憶する。カラオケ装置の場合、歌詞テロップの文字は100パーセントの濃度(背景映像が透けて見えない完全な不透明)で表示されるため、通常フェードゲインA=1である。フェード開始ラインレジスタ52は、映像信号を合成するエリアの上端位置を記憶する。フェード終了ラインレジスタ53は、映像信号を合成するエリアの下端位置を記憶する。上端位置および下端位置は、NTSC信号の垂直ブランキング期間を省いた画面上に現れる約483本の走査線の番号で指定する。各設定データは1〜数バイト程度のデータであり、インタフェース42を介してCPU10から設定される。フェードゲインAは6ビットで0/63〜63/63の値をとる。一方、リアルタイムパラメータレジスタ54には、透明信号YS,半透明ゲインM,フェード有効信号BLNKが記憶される。透明信号YSおよびフェード有効信号BLNKは1ビット、半透明ゲインMは3ビット(AT0,AT1,AT2)のデータであり、各ビットずつの設定変更が可能である。半透明ゲインMは1/8(AT0,AT1,AT2=0,0,0)〜8/8(1,1,1)の値をとる。完全に透明(文字が表示されない)にする場合には、透明信号YSを0にすることで対応する。
【0022】
合成比率Gは、フェード開始ラインレジスタ52およびフェード終了ラインレジスタ53で指定されるフェードエリア内であり、且つ、BLNK=1のときは、
G=YS*A*M
で算出し、フェードエリア外、またはBLNK=0 のときは、
G=G=YS*M
で算出する。
したがって、透明信号YS=0の場合には合成比率Gは必ず0となり、第1の映像信号V1は出力されず、合成映像V3は第2の映像信号V2(背景映像)のみになる。
【0023】
また、フェードエリア内で、且つBLNK=1のときにはフェードゲインAが有効であるが、フェードエリア外またはBLNK=0のときには出される。また、BLNK=0のときフェードゲインAは無効となる。
【0024】
設定データであるフェードゲインA,フェード開始ライン,フェード終了ラインは、フレーム単位で設定変更が可能である。すなわち、1度設定された設定データは少なくとも1フレーム間は有効である。一方、リアルタイムパラメータは映像信号の1ドット毎に変更可能である。また、1ライン(約400ドット)分のパラメータを一度に記憶しておき、順次読み出すようにしてもよい。このリアルタイムパラメータを変更することによって1ドット単位の合成比率の変更が可能になる。
【0025】
図4〜図6は、上記映像ミキサ20の機能を説明する図である。これらの図の説明においては、カラオケ装置の背景映像と歌詞テロップをミキシングする場合について説明する。映像信号V1として歌詞テロップが入力され、映像信号V2として背景映像が入力される。
【0026】
図4は、歌詞の文字に半透明の輪郭を付与して文字を柔らかく見せる方法について説明する図である。文字本体部分では完全に不透明で背景映像を映さないようにするため、フェードゲインAを1にしたときを例にとる。歌詞がない部分は、背景映像のみを表示すればよいため、透明信号YSを0にすることにより他の設定データ(Aなど)やパラメータ(Mなど)にかかわらず映像信号V1は無視され、映像信号V2(背景映像)のみが出力側に加算器47側に出力される。
【0027】
一方、文字の本体部は完全に文字のみが表示され背景映像が表示されないため、透明信号YSが1にセットされるとともに、半透明ゲインMも1(=8/8)に設定される。これにより、最終的な合成比率Gも1となり、映像信号V1(歌詞の文字)が100パーセント出力され、背景映像は全く出力されない。
【0028】
そして、この文字には3段階の輪郭(輪郭1,輪郭2,輪郭3)が形成され、それぞれ透明度の異なる半透明で表示される。最も文字本体に近い輪郭1は半透明ゲインMが6/8に設定され、合成比率Gも6/8になる。したがって、歌詞が75パーセント、背景映像が25パーセントの比率で合成した映像信号が出力される。つぎの輪郭2は半透明ゲインが4/8に設定され、合成比率Gも4/8になる。したがって、歌詞が50パーセント、背景映像が50パーセントの比率で合成した映像信号が出力される。さらに、一番外側の輪郭3は、半透明ゲインが2/8に設定され、合成比率Gも2/8になる。したがって、歌詞が25パーセント、背景映像が75パーセントの比率で合成した映像信号が出力される。このように、外側の輪郭ほど文字が薄く背景映像が濃くなるため、文字が柔らかく映り読みやすくなる。このような1ドット単位の合成比率の切り換えは、フェードゲインAを固定したままで、ビット単位(AT0,AT1,AT2)の書き換えが可能な半透明ゲインMを乗算して合成比率Gを算出することにより可能になる。
【0029】
図5は、歌詞に付属して表示される指示文言と歌詞本体との表示濃度を変更する方法を説明する図である。たとえばデュエット曲の場合、男性が歌う歌詞と女性が歌う歌詞を指示するため「男性」や「女性」という指示文言が歌詞の先頭に表示される。これを歌詞本体と同じ態様で表示すると歌詞と区別がつきにくいうえ、たとえば、英語の曲で歌詞が英語で表示され指示文言も「Male」,「Female」のように英語で表示された場合には、英語に堪能でない歌唱者はこれも歌詞の一部と思って歌唱してしまい、歌詞と曲が合わなくなってしまう場合がある。これを防止するため、上記「男性」,「女性」や「息つぎ」などの指示文言を歌詞本体よりも薄く半透明で表示する。
【0030】
この場合、やはり図4の場合と同様、歌詞本体を完全に不透明にするようにフェードゲインA=1にしたときを例にとる。この場合、歌詞本体部の半透明ゲインMは1(8/8)である。そして、「男性」,「女性」や「息つぎ」などの指示文言の表示部分は、半透明ゲインMを4/8などの中間値に設定することにより、歌詞本体よりも薄く表示することができ、歌詞本体との区別しやすくすることができる。
【0031】
この場合、同図下段のように、歌詞本体の表示区間は半透明ゲインMを8/8に設定し、指示文言の表示区間はMを4/8に設定する。そして、文字の形状に合わせてYSを1/0に切り換える。なお、この指示文言の半透明表示と、図4で説明した文字の半透明輪郭とを併用してもよい。
【0032】
図6は画面の一部エリアのみをフェードする方法を説明する図である。同図において画面中央部にタイトル「恋すてふ」が表示され、画面下部に2行の歌詞が表示されている。さらに、タイトルの左側に「YAM」、タイトルの右側に「カラオケ」の文字が表示されている。このうち、このタイトル文字のみをフェードアウトする。
【0033】
このタイトルの文字を含む矩形エリアをフェードエリアとして設定し、このフェードエリアの上端・下端を指定するためにフェード開始ラインおよびフェード終了ラインをフェード開始ラインレジスタ52およびフェード終了ラインレジスタ53に設定する。前記フェードエリアの水平区間は、BLNKパラメータによって設定する。同図のように、走査線の走査中において、フェードエリアの水平区間のみBLNK=1にする。合成比率算出装置41は、フェード開始ラインとフェード終了ラインに挟まれ、且つ、BLNK=1のフェードエリア内のみフェードゲインAを有効にし、合成比率GをG=YS*A*Mで算出し、このフェードエリア外では、フェードゲインAを無効にして、G=YS*Mで合成比率Gを算出する。
【0034】
そして、同図下段のように1フレーム毎にAを63/63から0/63へ順次推移させて行くことにより、フェードエリアの表示が63段階で徐々に薄くなり、「恋すてふ」のタイトル文字を滑らかにフェードアウトさせることができる。すなわち、「恋すてふ」は、徐々に薄くなるが、「YAM」,「カラオケ」,「人知れず……問うまで」の文字は薄くならない。
【0035】
この場合、フェードエリア外は、Aを無視して合成比率Gが算出されるため、A=1と同じ結果になり、上記文字輪郭の半透明化(図4)や指示文言の半透明化(図5)とこのフェードアウトを同じ画面上で併用することができる。また、フェードアウトするタイトル文字にも半透明な輪郭を付けることができる。
【0036】
また、文字などをフェードインさせる場合にはフェードゲインAを0/63から63/63に1フレーム毎に徐々に増加させるようにすればよい。
【0037】
なお、一部エリアをフェードエリとして設定しない場合には、画面上の全エリアをフェードエリアと指定してフェードゲインAを有効にしてもよく、画面上の全エリアをフェードエリアから外してフェードゲインAを無効にしてもよい。
【0038】
なお、上記設定データおよびリアルタイムパラメータはカラオケ演奏用の楽曲データの歌詞トラック中に書き込んでおいてもよく、カラオケ装置がそのときに応じて自動的に生成するようにしてもよい。
【0039】
また、パラメータレジスタ54に半透明ゲインMを無効にする1ビットのパラメータを記憶するようにしてもよい。たとえばこのパラメータをATONとすると、ATON=1の場合にはMが有効であるが、ATON=0の場合にはMはその値にかかわらず1と見なすようにする。そうすることにより、同じA,Mのままで効果の異なる表現を実現することができる。
【0040】
以上の実施形態では、2つの映像信号V1,V2を合成して映像信号V3を作成する場合について説明したが、映像信号が3以上であってもこの発明を適用することができる。その場合には、フェードゲインAおよび半透明ゲインMをA1+A2+A3=1、M1+M2+M3=1となるような3つのデータをとすればよい。また、2つのデータにして3つ目はその残余としてもよい。
【0041】
また、上記実施形態は、背景映像に歌詞テロップをスーパーインポーズする装置について説明しているが、合成すべき映像はこれらに限定されない。両方がアナログ的な写真映像であってもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、複数の映像を合成して滑らかなフェードイン,フェードアウトを実現したり、ドット単位のギザギザを除去するなど見やすい合成映像を作成することができる。
また、これらを画面の一部エリアで別々に同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図
【図2】同カラオケ装置で使用される映像ミキサの構成図
【図3】同映像ミキサの指定比率合成器の構成図
【図4】同映像ミキサの機能を説明する図
【図5】同映像ミキサの機能を説明する図
【図6】同映像ミキサの機能を説明する図
【符号の説明】
18…グラフィック回路、20…映像ミキサ、32…モニタ、40…指定比率合成器、41…合成比率算出装置、42…インタフェース、45,46…乗算器、47…加算器、50…演算部、51…フェードゲインレジスタ、52…フェード開始ラインレジスタ、53…フェード終了ラインレジスタ、54…パラメータレジスタ

Claims (2)

  1. 複数ドットで表示され一定時間毎にフレームが更新される背景映像に歌詞テロップの文字映像を合成するカラオケ装置であって、
    前記背景映像および文字映像の合成比をフレーム単位で複数段階に変化させる第1の設定手段と、
    前記文字映像の周囲に、前記第1の設定手段よりも少ない複数段階で合成比が減少する複数の輪郭をドット単位で形成する第2の設定手段と、
    第1の設定手段および第2の設定手段の内容に基づいて最終的な合成比をドット単位で算出する合成比算出手段と、
    を備えたカラオケ装置。
  2. 前記第1の設定手段の有効エリアであるフェードエリアを指定するフェードエリア指定手段を備え、
    前記合成比算出手段は、フェードエリア内は第1の設定手段および第2の設定手段の内容に基づいて最終的な合成比をドット単位で算出し、フェードエリア外は第2の設定手段の内容に基づいて最終的な合成比をドット単位で算出する手段である請求項1に記載のカラオケ装置。
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