JP4070725B2 - ノイズ検出機能を備える電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ノイズ検出に関し、特に、基板上においてPLLを用いて駆動される回路に発生するノイズ検出に関する。
各種の電機機器や電子機器が備える回路では、外乱ノイズによる誤動作の影響を低減するためにノイズ検出等が適用されている。
従来のノイズ検出方法としては、例えば、電機機器や電子機器が備える回路内の信号値の振れをA/Dコンバータでデジタル信号に変換し、その電圧値を所定値と比較することにより検出する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−258238号公報
A/Dコンバータを用いて、ノイズによる電圧の振れを測定する場合を考える。通常、ノイズは高周波数であるためA/Dコンバータには高速変換が必要とされ、回路は大きく高価なものとなる。A/Dコンバータは、A/D変換速度が高速になるほど回路が大きくなるため、回路基板の大きさが制限される電機機器や電子機器では、大型のA/Dコンバータを設置することができない。そのため、設置されるA/Dコンバータの規模によって、検出可能な周波数が制限され、より高い高周波ノイズの検出は困難である。高周波ノイズの検出を行うには、回路を大規模なものとせざるを得ず、電機機器や電子機器も大型となるという問題がある。
また、検出したノイズがシステムにとって致命的かどうかを判断することが難しいという問題がある。
一般に、システムの回路を構成する各回路要素がノイズによって誤動作するか否かは、ノイズの電圧レベルの他、ノイズの持つ周波数成分や、ランダム性等の様々な要因に依存している。そのため、ノイズによってシステムが誤動作するか否かを単にノイズの電圧レベルのみで判定することは困難である。
また、前記各要素に加えてシステム全般においても、ノイズの大きさ、ノイズの周波数、外乱ノイズがシステム内に侵入する場所、回路構成のノイズに対する耐性などの様々な要素により、システムに対するノイズ影響の度合い(致命度)が異なる。これは、システムにはノイズに強い場所と弱い場所があり、ノイズに強い場所に大きなノイズがのってもシステムは誤動作しないが、弱い場所では小さなノイズでも誤動作することがあるなど、多く条件が関わるため、単に一つの構成回路要素についてノイズの電圧レベルを検出することでは、システムに対するノイズの影響を検出することは困難であり、実際にシステムを誤動作させ得る危険性が有るのか否かの判定が難しいという問題がある。
また、検出回路を実装するとなると大きなコストがかかり、また検出回路用の実装領域が必要となることも間題である。
そこで、本発明は、上記した従来の課題を解決して、ノイズ検出において、実際にシステムを誤動作させ得る危険性が有るのか否かを判定することを目的とする。
本発明は、システムにおいて最もノイズの影響を受け易いPLLの動作状態からノイズの有無あるいは規模を測定することによって、実際にシステムを誤動作させ得る危険性が有るのか否かを基準にした判定を可能とするものである。
本発明によれば、PLLを用いることで、高反応速度、高周波検出を可能とするノイズ検出が可能となり、また、ASICに実装されるPLLを用いることによって、コスト、サイズを飛躍的に低減させることができる上に、プリント基板の各部におけるノイズ検出や各ユニットのノイズ検出が容易に実現可能となる。
また、本発明はPLLを用いることにより以下の利点を有する。
現在ほとんどのシステムが、CPUやデバイスの進歩、保守性の面などから、システム内に複数のクロックを備える。この複数のクロックを構成するために、PLL(周波数可変なクロック発生回路)が実装されている。
また、PLLは電圧制御発振器(VCO)の制御電圧により出力クロックの周波数を決定する回路素子であって、回路の機能を左右する。一方、PLLの周波数耐性は、ループフィルタの特性や、位相比較器とVCOの干渉などの影響を受けやすい。したがって、ノイズによってPLLの出力クロックが不安定となると、システムが誤動作するおそれが高くなるといえる。
本発明は、システムの誤動作につながりやすいPLLの動作状態を検出することによってノイズ検出を行うものであり、各回路構成が備えるPLLを利用することによってノイズ検出のために別途特別な検出回路を不要とすることができる。また、回路構成が元々備えるPLLを利用することによって、検出器のためのコストを削減し実装領域を不必要とすることができる。
本発明は、複数のノイズ検出装置を備える電子機器の態様とする。
本発明のノイズ検出機能を備える電子機器の第1の形態は、PLLが備える位相比較器の出力を用いてノイズ検出を行う形態であり、基準信号を発生する基準信号発生器と、入力電圧により出力周波数を制御する電圧制御発振器と、基準信号と電圧制御発振器から出力される信号の位相を比較する位相比較器を有し、基準信号に同期した信号を電圧制御発振器から出力するPLLと、このPLLの位相比較器からの出力を測定する測定手段と、該測定手段の出力に基づいてノイズによる誤動作の危険度を判別する判断手段とを備えるノイズ検出装置が該電子機器に複数配置されていると共に、各ノイズ検出装置が備える前記判断手段からの出力に基づいてノイズが検出された位置を検出する位置検出手段を備え、ノイズ発生位置やノイズ分布を測定できるようにしたものである。
位相比較器は基準信号と電圧制御発振器の出力との位相差に基づいた信号を出力する。この位相差は、ノイズがPLLに与えた影響を反映しており、ノイズの波高値や周波数成分等のノイズ自体の特性の他、PLLのノイズに対する耐性を反映するものであり、実際にシステムを誤動作させ得る危険性を判定することができる。
また、本発明のノイズ検出装置の第2の形態は、第1の形態と同様に位相差に基づいた信号を出力する形態であって、PLLが備えるループフィルタの出力を用いてノイズ検出を行う形態である。
本発明のノイズ検出機能を備える電子機器の第2の形態は、基準信号を発生する基準信号発生器と、入力電圧により出力周波数を制御する電圧制御発振器と、基準信号と電圧制御発振器から出力される信号の位相を比較する位相比較器と、位相比較器の出力から直流分を抽出して電圧制御発振器の制御電圧を出力するループフィルタとを有し、基準信号に同期した信号を電圧制御発振器から出力するPLLと、このPLLのループフィルタからの出力を測定する測定手段と、該測定手段の出力に基づいてノイズによる誤動作の危険度を判別する判断手段とを備えるノイズ検出装置が該電子機器に複数配置されていると共に、各ノイズ検出装置が備える前記判断手段からの出力に基づいてノイズが検出された位置を検出する位置検出手段を備え、ノイズ発生位置やノイズ分布を測定できるようにしたものである。
ループフィルタは、位相比較器の出力から高周波成分を除去して、位相差に比例する直流分を取り出す構成要素であり、ノイズがPLLに与えた影響を反映し、ノイズの波高値や周波数成分等のノイズ自体の特性の他、PLLのノイズに対する耐性を反映するものであり、実際にシステムを誤動作させ得る危険性を判定することができる。
また、本発明のノイズ検出装置の第3の形態は、ジッタ量に基づいた信号を出力する形態であって、PLLの出力を用いてジッタ量を測定してノイズ検出を行う形態である。
本発明のノイズ検出機能を備える電子機器の第3の形態は、基準信号を発生する基準信号発生器と、入力電圧により出力周波数を制御する電圧制御発振器と、基準信号と電圧制御発振器から出力される信号の位相を比較する位相比較器を有し、基準信号に同期した信号を電圧制御発振器から出力するPLLと、PLLの出力信号からジッタ量を測定する測定手段と、該測定手段の出力に基づいてノイズによる誤動作の危険度を判別する判断手段とを備えるノイズ検出装置が該電子機器に複数配置されていると共に、各ノイズ検出装置が備える前記判断手段からの出力に基づいてノイズが検出された位置を検出する位置検出手段を備え、ノイズ発生位置やノイズ分布を測定できるようにしたものである。
電圧制御発振器は、電圧により周波数を制御するものであり、位相比較器及びループフィルタで得られた位相差に基づく電圧によって出力周波数を変更する。この出力周波数は、ノイズの影響を受けて生じた周波数や周期のずれを補償するように変動するものであり、そのジッタ量はPLLに影響を与えたノイズの規模を表すことになる。第3の態様はこのジッタ量を測定することによってノイズを検出する態様である。ジッタ量は、ノイズの波高値や周波数成分等のノイズ自体の特性の他、PLLのノイズに対する耐性を反映するものであり、実際にシステムを誤動作させ得る危険性を判定することができる。
上記の各態様において、以下の各形態を適用することができる。
PLLはASIC(application specific integrated circuit)に実装され、ASICの特定用途向けに設定されたPLL、及び/又はノイズ検出用に設定されたPLLとすることができる。ASICは特定用途向けのICであり、各用途に応じてここに回路設計される。したがって、ASICの設計時に各用途に基づいて設定されたPLLをノイズ検出として兼用して用いることができる。また、ノイズ検出用に設定することもできる。
また、本発明の電子機器は、複数のノイズ検出装置が検出したノイズ情報をシステム内部に保存する保存手段と、保存手段に保存するノイズ情報に基づいてノイズレベルが規定の大きさを上回る大きさの場合に、当該ノイズの検出位置を表示する表示手段とを備える。
この構成により、システムがアラームを検出したとき、そのアラーム発生時点及び/又はアラームが発せられる前の時点のノイズ情報を表示することができる。
本発明のノイズ検出装置によれば、ノイズ検出において、実際にシステムを誤動作させ得る危険性が有るのか否かを判定することができる。
本発明のノイズ検出装置によれば、システム内で最もノイズに対して敏感なPLLを用いるため、システムに致命的なノイズを検出できる。またPLLはシステムで使用されるほとんどのASICに内蔵され、かつ僅かな回路の追加でノイズの検出回路が実現できるため、コストアップなくシステムの多くのポイントでノイズの検出が可能となり、電子機器に複数配置されているので、ノイズの発生した位置、及びノイズ分布を測定することができる。
以下、本発明のノイズ検出装置について、図を用いて説明する。
図1は本発明のノイズ検出装置の概要を説明するための概略図である。図1において、回路基板上にはPLLが設けられる。発明のノイズ検出装置は、この回路基板上に設けられたPLLからの出力を用いてノイズ検出を行う。ノイズ検出に用いるPLLは、回路基板上に回路構成要素として設けたPLLを兼用することも、あるいはノイズ検出用として設けることもできる。
PLLはノイズ源からノイズの影響を受け、信号強度、周波数、周期、信号波形等が変化する。本発明のノイズ検出装置は、このPLLを構成する各部における信号に基づいてノイズ検出を行う。
回路基板上は、部位によってノイズの影響を受けやすい部分とノイズの影響を受けにくい部分があり、同じノイズ源から同様のノイズを受けた場合であってもその影響の程度には差異がある。PLLは、回路素子の中でもノイズの影響を受けやすく、また、システムに対する影響も大きい素子である。本発明のノイズ検出装置は、PLLがノイズにより受ける影響を検出することにより、ノイズが実際に動作するシステムに与える影響を検出するものである。
図1において、同一の回路基板上において、ノイズに弱い部位とノイズに強い部位のそれぞれPLLを配置し、このPLLからの出力に基づいてノイズがその部位に与える影響を検出する。ノイズに弱い部位には、耐ノイズ性が低くノイズ感度が高いPLLを設け、配置し、ノイズに強い部位には、耐ノイズ性が高くノイズ感度が低いPLLを設ける。
これにより、同一のノイズ源からノイズに弱い部位にのみ影響しノイズに強い部位には影響しない程度のノイズが発せられた場合、ノイズに弱い部位に設けたPLLの出力からはノイズ検出がされるが、ノイズに強い部位に設けたPLLの出力からはノイズ検出は行われない。
従来のように、単にノイズ検出器を設ける構成では、同一の回路基板上において、ノイズに弱い部位とノイズに強い部位とを区別してノイズ検出することはできず、また、回路基板上に複数のノイズ検出器を配置したとしても、ノイズ検出器は同一の検出感度を備えるためノイズに弱い部位とノイズに強い部位とを区別してノイズ検出することはできない。これに対して、本発明のノイズ検出装置によれば、同一の回路基板上において耐ノイズ性に応じてノイズ検出を行うことができる。
また、PLLを用いることにより、システムにおいて、単にノイズレベルのみではなく、周波数や周期等を含む実際に動作する上でシステムが誤動作するか否かに係わるノイズ検出を行うことができる。
図2は、本発明のノイズ検出装置の第1の形態の構成例を説明するための図である。第1の形態は、PLLが備える位相比較器の出力を用いてノイズ検出を行う形態である。ノイズ検出装置は、基準信号を発生する基準信号発生器1と、PLL2と、PLLの出力を測定する出力測定手段(第1測定手段)11とを備える。
PLL2は、入力電圧により出力周波数を制御する電圧制御発振器2cと、基準信号と電圧制御発振器2cから出力される信号の位相を比較する位相比較器2aを有し、基準信号に同期した信号を電圧制御発振器2cとを備え、位相比較器2aの出力はループフィルタ2bにより高周波成分を除去した信号が電圧制御発振器2cへの入力電圧となる。また、電圧制御発振器2cの出力は分周回路2dによって所定比率で分周した後、位相比較器2aに入力するようにしてもよい。この分周回路2dを設けることによって、基準信号よりも高い周波数信号を形成することができる。
出力測定手段(第1測定手段)11は、PLL2の位相比較器2aからの出力を測定する。位相比較器2aは、基準信号と電圧制御発振器2c又は分周回路2dからの信号との位相差を比較してパルス状の位相差信号として出力する。ループフィルタ2bは例えば積分回路とローパスフィルタから成り、位相差信号の高周波分を遮断して直流化する。電圧制御発振器2cは、入力した制御電圧に基づいて発信周波数を調整し、基準信号との調相動作を行う。一般に、電圧制御発振器からの出力の信号位相が進んでいれば発振周波数を下げて位相を遅らせ、信号位相が遅れていれば発振周波数を上げて位相を進め、基準信号との位相差が零となるように電圧制御発振器を制御する。
位相比較器は基準信号と電圧制御発振器の出力との位相差に基づいた信号を出力する。この位相差は、ノイズがPLLに与えた影響を反映しており、ノイズの波高値や周波数成分等のノイズ自体の特性の他、PLLのノイズに対する耐性を反映するものとなる。出力測定手段(第1測定手段)11はこの位相比較器の出力をノイズ検出の信号として入力する。
出力測定手段(第1測定手段)11には、ノイズ判断手段21やノイズ測定手段22を接続することができる。ノイズ判断手段21は、出力測定手段(第1測定手段)11の出力に基づいてノイズの有無を判定する。この判定は、例えば、予め設定しておいたしきい値との比較により行うことができる。また、ノイズ測定手段22は、出力測定手段(第1測定手段)11の出力に基づいてノイズの規模を測定するものである。このノイズの規模は、PLL2中のノイズの周波数ずれや周期ずれ等の要素を表すものである。
図3は、本発明のノイズ検出装置の第2の形態の構成例を説明するための図である。第2の形態は、第1の形態と同様に位相差に基づいた信号を出力する形態であってPLLが備えるループフィルタの出力を用いてノイズ検出を行う形態である。
図3において、ノイズ検出装置の構成は、前記図2で示した第1の形態とほぼ同様であり、出力測定手段(第2測定手段)11が、ループフィルタ2bの出力を測定する点で相違している。ここでは、第1の形態と共通する構成については説明を省略する。
ループフィルタ2bは、位相比較器2aの出力から高周波成分を除去して、位相差に比例する直流分を取り出す構成要素であり、ノイズがPLLに与えた影響を反映し、ノイズの波高値や周波数成分等のノイズ自体の特性の他、PLLのノイズに対する耐性を反映するものであり、実際にシステムを誤動作させ得る危険性を判定することができる。
図4は、本発明のノイズ検出装置の第3の形態の構成例を説明するための図である。第3の形態は、ジッタ量に基づいた信号を出力する形態であって、PLLの出力を用いてジッタ量を測定してノイズ検出を行う形態である。
図4において、ノイズ検出装置の構成は、前記図2で示した第1の形態とほぼ同様であり、第3測定手段としてジッタ量測定手段12により電圧制御発振器2cの出力を測定する点で相違している。ここでは、第1の形態と共通する構成については説明を省略する。
電圧制御発振器2cは、電圧により周波数を制御するものであり、位相比較器2a及びループフィルタ2bで得られた位相差に基づく電圧によって出力周波数を変更する。この出力周波数は、ノイズの影響を受けて生じた周波数や周期のずれを補償するように変動するものであり、そのジッタ量はPLL2に影響を与えたノイズの規模を表すことになる。第3の態様はこのジッタ量を測定することによってノイズを検出する。
ジッタ量は、ノイズの波高値や周波数成分等のノイズ自体の特性の他、PLLのノイズに対する耐性を反映するものであり、実際にシステムを誤動作させ得る危険性を判定することができる。
以下、PLLの各部位で発生したノイズに対して、各測定手段(第1測定手段〜第3測定手段)が測定する信号について図5〜図7を用いて説明する。なお、図5〜図7に示す信号例は簡略化して示すものである。なお、各図では、基準信号、電圧制御発振器の出力、位相比較器の出力、ループフィルタの出力について、ノイズの規模による出力の違いを示している。図では、ノイズの規模が位相差として現れる例で示し、それぞれ電圧制御発振器の出力が基準信号に対して位相遅れが小さい場合(a)、位相遅れが大きい場合(b)、位相進みの場合(c)について示している。
はじめに、ノイズが位相比較器において発生した場合について図5を用いて説明する。
位相比較器においてノイズが発生した場合(図5では斜線部で示している)、このノイズ成分は、ループフィルタで直流化され、電圧制御発振器の周波数(周期)を調整する。図中の(a),(b)はノイズによって位相遅れが生じた場合を示している。位相比較器はこの電圧制御発振器の出力の位相遅れを基準信号と比較して位相差信号として出力し、ループフィルタはこの位相遅れ分の位相差を直流化する。電圧制御発振器は、この位相比信号に基づいて周波数(周期)を調整し、基準信号と一致させる。
位相比較器の位相差信号の位相差量やループフィルタの出力の波高値は、ノイズの規模に応じて変化する。図中の(a),(b)は、ノイズの規模に応じて電圧制御発振器の出力の位相遅れが大小の差として現れる状態を示している。また、図中の(c)は、ノイズの規模に応じて電圧制御発振器の出力が位相進みとして現れる状態を示している。
また、電圧制御発振器の出力の位相差(比較器周波数(周期))は、ノイズの規模に応じて変化する。図では、電圧制御発振器の出力信号間の間隔(矢印の長さ)の変化として現れる。
次に、ノイズがループフィルタにおいて発生した場合について図6を用いて説明する。
ループフィルタにおいてノイズが発生した場合(図6では斜線部で示している)、このノイズ成分は、電圧制御発振器の周波数(周期)を調整する。図中の(a),(b)はノイズによって位相遅れが生じた場合を示している。位相比較器はこの電圧制御発振器の出力の位相遅れを基準信号と比較して位相差信号として出力し、ループフィルタはこの位相遅れ分の位相差を直流化する。電圧制御発振器は、この位相比信号に基づいて周波数(周期)を調整し、基準信号と一致させる。
位相比較器の位相差信号の位相差量やループフィルタの出力の波高値は、ノイズの規模に応じて変化する。図中の(a),(b)は、ノイズの規模に応じて電圧制御発振器の出力の位相遅れが大小の差として現れる状態を示している。また、図中の(c)は、ノイズの規模に応じて電圧制御発振器の出力が位相進みとして現れる状態を示している。
また、電圧制御発振器の出力の位相差(比較器周波数(周期))は、ノイズの規模に応じて変化する。図では、電圧制御発振器の出力信号間の間隔(矢印の長さ)の変化として現れる。
同様に、ノイズが電圧制御発振器において発生した場合について図7を用いて説明する。
電圧制御発振器においてノイズが発生した場合、このノイズ成分は、位相比較器で基準信号と比較して位相差信号として出力され、ループフィルタはこの位相差を直流化する。電圧制御発振器は、この位相比信号に基づいて周波数(周期)を調整し、基準信号と一致させる。
位相比較器の位相差信号の位相差量やループフィルタの出力の波高値は、ノイズの規模に応じて変化する。図中の(a),(b)は、ノイズの規模に応じて電圧制御発振器の出力の位相遅れが大小の差として現れる状態を示している。また、図中の(c)は、ノイズの規模に応じて電圧制御発振器の出力が位相進みとして現れる状態を示している。
また、電圧制御発振器の出力の位相差(比較器周波数(周期))は、ノイズの規模に応じて変化する。図では、電圧制御発振器の出力信号間の間隔(矢印の長さ)の変化として現れる。
本発明のノイズ検出装置の各測定手段(第1測定手段〜第3測定手段)は、位相比較器の出力、ループフィルタの出力、及び電圧制御発振器の出力に基づいてノイズ検出を行う。
ノイズ判断手段21の判断結果やノイズ測定手段22の測定結果は、図8,図9に示すように画面表示手段31に表示する他、保存手段32に保存することができる。なお、図8,図9ではノイズ判断手段21のみを示し、ノイズ測定手段22については表示を略している。
また、本発明のノイズ検出装置は、PLLのノイズ感度を変更することができる。PLLのノイズ感度の変更は、例えば、ループフィルタの特性を変更することにより行うことができる。なお、ループフィルタの他に、電圧制御発振器の特性や電源の特性を変更することによってもPLLのノイズ感度を変更することができる。ループフィルタのノイズ感度を変える場合には、例えば、コンデンサ分や抵抗分を変えて積分定数を変えることで行うことができる。
また、図10に示すように、PLL2内のノイズ感度を異にする複数のループフィルタ(ループフィルタ1,ループフィルタ2)を設け、切替手段2eで選択する構成とすることもできる。
本発明のノイズ検出装置は、回路基板上や電子機器等に複数配置することにより、ノイズの発生した位置、及びノイズ分布を測定することができる。図11は、ノイズの発生位置やノイズ分布を測定する構成例である。
図11において、基準信号発生器1A〜1N、PLL2A〜2N、測定手段10A〜10N、ノイズ判断手段21A〜21Nを含む複数のノイズ検出装置を回路基板上や電子機器の各部に設け、これらのノイズ検出装置から得られたノイズ判断結果を位置判断手段33に入力し、ノイズの発生位置やノイズ分布を求める。
なお、PLLのみを複数設置し、基準信号発生器や測定手段やノイズ判断手段は共通して使用することもできる。
図12は、同一基板上に複数のPLLを配置し、ノイズの発生分布を測定する例を示している。図12(a)に示す配置例では、基板をA〜Iの9個の領域に分割し、各領域にPLL2A〜2Iを配置した例を示している。
領域Aと領域Bにおいてシステムに影響を与えるノイズが発生した場合には、各領域に配置したPLL2AとPLL2Bからノイズ検出信号が検出される。画面表示手段31は、このノイズ検出信号に基づいてノイズ分布を表示することができる。図12(b)はノイズ分布に表示例である。
また、ノイズ分布をアラーム発生と組み合わせて求める構成とすることもできる。図13は、アラーム発生時のノイズ分布を測定する構成例の概略図である。
図13において、基準信号発生器1A〜1N,PLL2A〜2Nを含む前記構成のN個のノイズ検出装置は、それぞれ保存手段(保存・読み出し手段)32A〜32Nを備える。各保存手段32はレジスタやバッファ等で構成され、PLL2からの出力を保存する。保存手段32は、常に所定の記録容量の出力データを順次更新することにより、現時点から所定時間幅分の過去のPLLからの出力データを保存することができる。保存する時間幅は、保存手段32の記録容量に依存するため、保存手段32の記録容量は必要とする時間幅に応じて設定する。
なお、保存手段32に保存するPLLの出力は、前記した各形態に示したように、位相比較器2aの出力、ループフィルタ2bの出力、電圧制御発振器2cの出力等とすることができる。図13に示す構成例では、位相比較器2aの出力を保存する構成としているが、ループフィルタ2bの出力や電圧制御発振器2cの出力とする他、PLLの構成やPLLの配置位置等に応じて任意の出力を保存することもできる。
保存手段32A〜32Nに保存されるPLLの出力データは、アラーム信号の入力によりノイズ分布作成手段35に読み出される。ノイズ分布作成手段35は、各保存手段32から読み出した出力データに基づいてノイズ分布を作成し、画面表示手段31に表示する。なお、位置判断手段33は、各PLLの実装位置からノイズ分布を作成する機能を備え、予め備えておいた各PLLの設置位置のデータを取得したり、あるいは、各PLLから設置位置のデータを取得することにより、PLLの位置を取得し、ノイズ分布を作成することができる。
ノイズ分布作成において、アラーム発生時のノイズデータを用いることによりノイズ発生時の分布を作成する他、アラーム発生時から所定時間前までのノイズデータを用いることによりノイズ発生時に至るまでの所定時間幅のノイズ分布を作成することもできる。
図14はアラームと組合せる他の構成例である。図14において、保存手段(ノイズデータ保存手段)32の出力とアラーム信号をアラーム判断手段34に入力する。アラーム判断手段34は、アラーム信号入力時におけるノイズデータを用いて、アラームがノイズに起因するものであるかを判定し、判定結果を画面表示手段(ノイズデータ画面表示手段)31に表示する。
また、基板上に配置するPLLのノイズ感度を変更することにより、システムのノイズ分布をシステムのノイズ耐性に応じて表示することができる。図15はノイズ分布の一例である。前記図10に示した構成のようにノイズ感度が変更可能な構成のPLLを基板の各領域に配置する。図15(a)では、ノイズ感度として低感度、中感度、高感度の3段階に感度を設定した例を示している。
ここで、基板の中央の右上方寄りの位置にノイズ源を仮定したとすると、ノイズ感度を低感度に設定した場合には、中央領域のPLLのみがノイズを検出し、図15(b)に示すようなノイズ分布が得られる。また、ノイズ感度を中感度に設定した場合には、例えば中央領域及び中段右側領域のPLLがノイズを検出し、図15(c)に示すようなノイズ分布が得られ、ノイズ感度を高感度に設定した場合には、例えば上段の中央領域と右側領域のPLL,中央領域及び中段右側領域,及び下段右側領域のPLLがノイズを検出し、図15(d)に示すようなノイズ分布が得られる。
本発明のノイズ検出装置によれば、システム内で最もノイズに対して敏感なPLLを用いるため、システムに致命的なノイズを検出できる。またPLLはシステムで使用されるほとんどのASICに内蔵され、かつ僅かな回路の追加でノイズの検出回路が実現できるため、コストアップなくシステムの多くのポイントでノイズの検出が可能となる。
本発明のノイズ検出装置は、種々の電子機器や電気機器に適用することができ、特に、内部で複数のクロック信号を用いる回路を備え電子機器では、クロック信号の形成にPLLが利用されているため、回路自身が備えるPLLを利用することができる。
本発明のノイズ検出装置の概要を説明するための概略図である。 本発明のノイズ検出装置の第1の形態の構成例を説明するための図である。 本発明のノイズ検出装置の第2の形態の構成例を説明するための図である。 本発明のノイズ検出装置の第3の形態の構成例を説明するための図である。 位相比較器でノイズが発生した場合のPLLの信号状態を説明するための図である。 ループフィルタでノイズが発生した場合のPLLの信号状態を説明するための図である。 電圧制御発振器でノイズが発生した場合のPLLの信号状態を説明するための図である。 画面表示手段を備える構成を説明するための図である。 保存示手段を備える構成を説明するための図である。 ノイズ感度を変更する構成例を説明するための図である。 ノイズの位置を判断する構成例を説明するための図である。 ノイズ分布を得る構成例を説明するための図である。 アラーム発生時のノイズ分布を測定する構成例を説明するための図である。 アラームと組合せの構成例を説明するための図である。 ノイズ分布の一例を説明するための図である。
符号の説明
1,1A〜1N 基準信号発生器
2,2A〜2N PLL
2a 位相比較器
2b,2b1,2b2 ループフィルタ
2c 電圧制御発振器
2d 分周回路
2e 切替手段
10A〜10N 測定手段
11 出力測定手段
12 ジッタ量測定手段
21 ノイズ判断手段
22 ノイズ測定手段
31 画面表示手段
32,32A〜32N 保存手段
33 位置判断手段
34 アラーム判断手段
35 ノイズ分布作成手段

Claims (5)

  1. 基準信号を発生する基準信号発生器と、入力電圧により出力周波数を制御する電圧制御発振器と、前記基準信号と電圧制御発振器から出力される信号の位相を比較する位相比較器を有し、前記基準信号に同期した信号を電圧制御発振器から出力するPLLと、前記PLLの位相比較器からの出力を測定する測定手段と、該測定手段の出力に基づいてノイズによる誤動作の危険度を判別する判断手段とを備えるノイズ検出装置が複数配置されていると共に、各ノイズ検出装置が備える前記判断手段からの出力に基づいてノイズが検出された位置を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とするノイズ検出機能を備える電子機器。
  2. 基準信号を発生する基準信号発生器と、入力電圧により出力周波数を制御する電圧制御発振器と、前記基準信号と電圧制御発振器から出力される信号の位相を比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力から直流分を抽出して電圧制御発振器の制御電圧を出力するループフィルタとを有し、前記基準信号に同期した信号を電圧制御発振器から出力するPLLと、前記ループフィルタからの出力を測定する測定手段と、該測定手段の出力に基づいてノイズによる誤動作の危険度を判別する判断手段とを備えるノイズ検出装置が複数配置されていると共に、各ノイズ検出装置が備える前記判断手段からの出力に基づいてノイズが検出された位置を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とするノイズ検出機能を備える電子機器。
  3. 基準信号を発生する基準信号発生器と、入力電圧により出力周波数を制御する電圧制御発振器と、前記基準信号と電圧制御発振器から出力される信号の位相を比較する位相比較器を有し、前記基準信号に同期した信号を電圧制御発振器から出力するPLLと、前記PLLの出力信号からジッタ量を測定する測定手段と、該測定手段の出力に基づいてノイズによる誤動作の危険度を判別する判断手段とを備えるノイズ検出装置が複数配置されていると共に、各ノイズ検出装置が備える前記判断手段からの出力に基づいてノイズが検出された位置を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とするノイズ検出機能を備える電子機器。
  4. 前記PLLはASICに実装され、
    当該ASICの特定用途向けに設定されたPLL、及び/又はノイズ検出用に設定されたPLLであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のノイズ検出機能を備えるノイズ検出装置。
  5. 前記複数のノイズ検出装置が検出したノイズ情報をシステム内部に保存する保存手段と、
    前記保存手段に保存するノイズ情報に基づいてノイズレベルが規定の大きさを上回る大きさの場合に、当該ノイズの検出位置を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のノイズ検出機能を備える電子機器。
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