JP4061681B2 - 床骨組み部材用合成梁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、広くは建築物の梁部材に係り、さらに詳しくは、極薄鋼板製軽量形鋼を使用した建築物の梁部材に実施して特に有効な床骨組み部材用合成梁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
極薄鋼板製軽量形鋼を使用した建築物においては、床骨組み部材として、リップ薄形鋼や軽溝形鋼による根太が用いられている。
このような根太は、通常は、図14に示すように、リップ溝形鋼11又は軽溝形鋼12を単体で使用し、そのフランジにドリリングタッピンねじ21(以下単にねじという)で床合板37を固定して床構造としている。
【0003】
また、壁の直下や床のスパンが大きい場合、あるいは床振動の低減など、構造上、強度、剛性が要求される場合は、リップ溝形鋼又は軽溝形鋼あるいはその両者を複数組合わせて、組合わせ梁を構成している。最も簡単な組合わせ梁としては、図15に示すように、一対のリップ溝形鋼11a,11b又は軽溝形鋼12a,12bを背中合わせに当接し、ウェブ部分をねじ21で接合してほぼH形形状に構成したものがある。
【0004】
また、耐力壁の直下でかつ下階に壁がない場合や、床面に開口がある場合など、さらに強度、剛性が必要な場合には、図15(a)によって構成されたリップ溝形鋼11a,11bからなる組合わせ梁1aの両側に、図16に示すように、軽溝形鋼12a,12bをウェブを外側にして嵌合して箱形断面を構成し、上下のフランジ部をねじ21によってそれぞれ接合して組合わせ梁1Xを構成したもの、あるいは、図15(b)によって構成された軽溝形鋼12a,12bからなる組合わせ梁1bの上下フランジ間に、図17に示すように、リップ溝形鋼11a,11bをウェブを外側にして嵌入して箱形断面を構成し、上下のフランジ部をそれぞれねじ21で接合した組合わせ梁1Yが用いられている。
【0005】
このような組合わせ梁1X,1Y(以下組合わせ梁1Xを例にとって説明する)を挟んで上下階の壁を接続する場合は、図18、図19に示すように、上端部に上枠36が取付けられた下階の縦枠35上に組合わせ梁1Xをねじで接合し、組合わせ梁1Xの上に床合板37及び下端部に下枠39が取付けられた上階の縦枠38を載置し、これら組合わせ梁1Xの上部フランジ、床合板37及び下枠39をねじにより一体に接合する。そして、その外側に帯金物43を添わせて上下階の縦枠38,35及び組合わせ梁1Xを一体に連結している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような組合わせ梁1X,1Yを構成する部材の板厚は、0.8〜1.6mm程度できわめて薄く、板厚に対して長さが長いことからウェブの弾性座屈が先行するため、ウェブの大部分が構造耐力上無効として評価されている。そのため、これらの部材をねじにより組合わせてほぼH形形状に構成しても、ウェブの補剛が有効になされていないため、計算上の耐力はそれ程向上しないのが実情である。また、これらにリップ溝形鋼11a,11b又は軽溝形鋼12a,12bを組合わせて箱形断面の組合わせ梁1X,1Yを構成しても、ウェブの補剛が不十分のままであるため、同様の問題を抱えている。床振動についても、部材の板厚が薄いため衝撃に対して部材が共振し、びびり音が発生する。
【0007】
また、これらの梁部材は、その幅方向の中心に構成部材のウェブが存在するため、軸ボルトあるいはアンカーボルトを用いて上下階の壁又は基礎とを接続することが困難である。
さらに、箱形断面を構成して外側に帯金物43を設けて接合する場合は、図20に示すように、室内に帯金物43が露出し、あるいは壁下地材41と壁フレームを構成する上下の縦枠38,35との間に帯金物43が介在するため壁面に不陸44が生じ、仕上げ上好ましくない。
【0008】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、耐力壁の下に用いることが可能で、曲げ強度、剛性を有し、かつ室内の仕上げ上問題のない床骨組み部材用合成梁を得ることを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る床骨組み部材用合成梁は、一対のリップ溝形鋼又は軽溝形鋼を背中合わせにしてそのウェブの少なくとも一方の面に面材を当接し、該面材側から該面材及び前記ウェブをねじ又はボルトにより一体に接合したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、リップ溝形鋼及び軽量形鋼を組合わせて構成した組立て梁のウェブ部分に、面材を一体に組合わせて合成梁を構成したものである。ウェブ部分に剛性の高い面材を組合わせて、ねじ、ボルト等で接合して一体化することにより、面材によるリップ溝形鋼又は軽量形鋼の補剛効果によって、鋼材の有効断面積を大きくとることができるため、同じ鋼材の組み合わせでもより大きな耐力を得ることができる。
【0013】
構造用合板等の強度上も有効な面材を使用した場合は、その強度を累加することができるため、さらに大きな耐力が得られる。また、面材に減衰性を有するものを用いた場合は、鋼材の共振を抑制してびびり音を防止することができる。
さらに、これら面材の板厚を、アンカーボルト又は上下階を連結する軸ボルトの径以上の厚みにして、ウェブ間に挟んで構成した場合は、当該ボルトの部分のみ面材を不連続とすることによりこれらボルトの挿通が可能になり、上階の耐力壁と下階の耐力壁又は基礎とを通常の軸ボルト又はアンカーボルトで接続することができる。
【0014】
すなわち、本発明は、少なくとも一対のリップ溝形鋼又は軽溝形鋼のウェブを背中合せに当接したほぼH形状に形成し、そのウェブの外側の少なくとも一方の面に面材を当接し、これらウェブ及び面材をねじ又はボルトにより一体に接合して合成梁を構成したものである。
【0015】
また、鋼材のウェブと面材との接合にあたっては、鋼材のウェブをあらかじめ背中合せに当接し、ねじ、ボルト、スポット溶接、かしめ、リベット、釘等で接合し、ついで、ウェブの一方の面に面材をねじ、ボルト等により一体に接合してもよい。
なお、合成梁を構成するリップ溝形鋼又は軽溝形鋼は、要求性能に対して必要な板厚、数量を適切に組合わせればよく、また、アンカーボルト、軸ボルトは、当該合成梁に挟み込む面材の板厚を、使用するボルト径以上の厚みにして、ボルトの貫通部分のみ面材を不連続とすることにより、容易に使用することができる。以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0016】
[実施形態1]
図1は本発明の実施形態1の第1の例に係る合成梁の断面図である。本例においては、一対のリップ溝形鋼11a,11bを背中合わせにしてウェブを当接し、スポット溶接により接合してほぼH形断面に形成する。そして、ウェブの一方の面に面材である構造用合板15を当接し、ねじ21で接合して合成梁1Aを構成したものである。なお、必要に応じてウェブの両面に面材15を接合してもよい。
【0017】
実施例では、ウェブ高さ:235mm、フランジ幅:40mm、リップ幅:20mm、板厚:1.0mm(以下、C−235×40×20×1.0と記す)のリップ溝形鋼11a,11bのウェブを当接してスポット溶接により接合し、ウェブ部分の一方の面に高さ195mm程度の構造用合板15を当接して、構造用合板15側からねじ21を縦方向に2本、長手方向に300mm間隔で打ち込み、一体化した。
【0018】
この場合、リップ溝形鋼11a,11bどうしの接合は、ねじ、ボルト等他の手段を用いてもよく、使用する面材15は構造用合板以外のものでもよい。また、組立て手順は、上述のように、リップ溝形鋼11a,11bのウェブを接合したのち面材15を取付けてもよく、あるいは、リップ溝形鋼11a,11bと面材15を、ねじ、ボルト等により一工程で接合してもよい。
【0019】
このようにして構成した合成梁1Aは、同一線上に間隔をおいて配置された耐力壁を構成する縦枠の上枠上に掛け渡して設置され、ねじにより接合される。そして、合成梁1A上には床合板が敷設され、上面からねじにより当該合成梁1Aに接合され、さらに、その上に上階耐力壁を構成する縦枠の下枠をねじ接合して取付ける。
【0020】
図2は実施形態1の第2の例の断面図である。本例は、一対の軽溝形鋼12a,12bを背中合わせにウェブを当接し、スポット溶接により接合してH形断面に形成し、そのウェブの一方の面に面材である構造用合板15をねじ21で接合して合成梁1Bを構成したものである。なお、必要に応じてウェブの両面に面材15を接合してもよい。
【0021】
実施例では、ウェブ高さ:237mm、フランジ幅:40mm、板厚:1.0mm(以下、U−237×40×1.0と記す)の軽溝形鋼12a,12bのウェブをスポット溶接により接合し、ウェブ部分の一方の面に高さ235mm程度の構造用合板15を当接して、構造用合板15側からねじ21を縦方向に2本、長手方向に300mm間隔で打込み、一体化したものである。以下、第1の側の場合と同様である。
【0022】
[実施形態2]
図3は本発明の実施形態2の第1の例の断面図である。本例は、一対のリップ溝形鋼11a,11bを背中合わせにして、そのウェブの間に面材である構造用合板15を挟み、ウェブ及び構造用合板15をねじ21で一体に接合し、ほぼH形断面の合成梁1Cを構成したものである。
【0023】
実施例では、C−235×40×20×1.0のリップ溝形鋼11a,11bのウェブの間に高さ235mm程度の構造用合板15を挟んで、ねじ21を縦方向に2本、長手方向に300mm間隔で打込んで一体化した。この場合、リップ溝形鋼11a,11bと構造用合板15とはボルトその他の手段で接合してもよく、構造用合板15に代えて他の面材を使用してもよい。
【0024】
このようにして組立てられた合成梁1Cは、同一線上に間隔をおいて配置された耐力壁を構成する縦枠の上枠上に掛け渡して設置され、ねじにより接合される。そして、合成梁1Cの上に床面材が敷設され、上面からねじにより当該合成梁1Cに接合され、さらに、その上に上階耐力を構成する縦枠の下枠をねじ接合して取付ける。
【0025】
図4は実施形態2の第2の例の断面図である。本例は、一対の軽溝形鋼12a,12bを背中合わせにして、そのウェブの間に面材である構造用合板15を挟み、ウェブ及び構造用合板15をねじ21で一体に接合し、H形鋼断面の合成梁1Dを構成したものである。
実施例では、U−237×40×1.0の軽溝形鋼12a,12bのウェブの間に高さ235mm程度の構造用合板15を挟んで、ねじ21を縦方向に2本、長手方向に300mm間隔で打込んで一体化した。この場合、軽溝形鋼12a,12bと構造用合板15とは、ボルトその他の手段によって接合してもよく、面材は構造用合板以外のものを用いてもよい。以下、第1の例の場合と同様である。
【0026】
[実施形態3]
図5は本発明の実施形態3の第1の例の断面図である。本例は、実施形態1の第1の例(図1)の合成梁1Aの強度を向上させるために、同一寸法シリーズの軽溝形鋼12a,12bを組合わせて箱形断面の合成梁1Eを構成したものである。
実施例では、実施形態1の第1の例にC−235×40×20×1.0のリップ溝形鋼11a,11bを用い、U−237×40×1.0の軽溝形鋼12a,12bをウェブを外側にして合成梁1Aの両側(又は片側)に嵌合し、上下のフランジをねじ21によりそれぞれ一体に接合した。
【0027】
図6は実施形態3の第2の例の断面図である。本例は、実施形態1の第2の例(図2)の合成梁1Bに、同一寸法シリーズのリップ溝形鋼11a,11bを組合わせて箱形断面の合成梁1Fを構成したものである。
実施例では、実施形態1の第2の例にU−237×40×1.0の軽溝形鋼12a,12bを用い、C−235×40×20×1.0のリップ溝形鋼11a,11bをウェブを外側にして合成梁1Bの両側(又は片側)に嵌入し、上下のフランジをねじ21によりそれぞれ一体に接合した。
なお、上記第1、第2の何れの例においても、必要に応じてさらに合成梁1A,1Bのウェブの他方の面に、高さ235mm程度の構造用合板の如き面材を接合してもよい。
【0028】
[実施形態4]
図7は本発明の実施形態4の第1の例の断面図である。本例は、実施形態2の第1の例(図3)の合成梁1Cの強度をさらに向上させるために、同一寸法シリーズの軽溝形鋼12a,12bを組合わせて、断面箱形の合成梁1Gを構成したものである。
実施例では、実施形態2の第1の例にC−235×40×20×1.0のリップ溝形鋼11a,11bを用い、U−237×40×20の軽溝形鋼12a,12bをウェブを外側にして合成梁1Cの両側(又は片側)に嵌入し、上下のフランジをねじ21でそれぞれ一体に接合した。
【0029】
図8は実施形態4の第2の例の断面図である。本例は、実施形態2の第2の例(図4)の合成梁1Dの強度をさらに向上させるために、同一寸法シリーズのリップ溝形鋼11a,11bを組合わせて、断面箱形の合成梁1Hを構成したものである。
実施例では、実施形態2の第2の例にU−237×40×1.0の軽溝形鋼12a,12bを用い、C−235×40×20×1.0のリップ溝形鋼11a,11bをウェブを外側にして合成梁1Dの両側(又は片側)に嵌入し、上下のフランジをそれぞれねじ21で接合した。なお、上記第1、第2の何れの例においても、必要に応じて、合成梁1G,1Hのウェブの両側又は片側に、高さ195mm程度の構造用合板の如き面材を接合してもよい。
【0030】
このように、本発明においては、ウェブ部分に任意の強度、剛性を有する面材を接合したことにより、任意の剛性、耐力を有する梁部材を得ることができる。特に、強度、剛性の優れた面材を取付けることにより、ウェブの補剛が有効になされてウェブの弾性座屈による耐力の低下を防止し、剛性、耐力の高い梁部材が得られる。
また、面材をウェブの間に挟み込んで構成した場合は、通常の鋼材のみによる組立て梁と同じ工程により強い梁部材を得ることができる。
【0031】
[実施形態5]
本発明の実施形態5を図9〜図13により説明する。本実施形態は、前述の実施形態2(図3、図4)又は実施形態4(図7、図8)の合成梁1C,1D、1G,1Hにおいて、これら合成梁1G(以下合成梁1Gを例にとって説明する)に、基礎から立上るアンカーボルト32又は上下階を接続する軸ボルト33を貫通させるようにしたものである。
【0032】
図において、35は例えばリップ溝形鋼からなり、同一線上に間隔をおいて立設された下階の耐力壁を構成する縦枠で、その上端部には軽溝形鋼からなる上枠36がねじにより取付けられている。なお、40は縦枠35のウェブにねじ止めされたホールダウン金物である。
1Gは上枠36を介して縦枠35上に掛け渡された合成梁で、本実施形態においては、面材を構成する構造用合板15に、使用する軸ボルト33の外径より厚いものを用い、図11、図12に示すように、軸ボルト33が貫通する部分を不連続として空間部16を設けたものである。
【0033】
このような合成梁1Gの下部フランジを上枠36にねじにより接合し、上部フランジ上に上階の床を構成する床合板37を敷設する。そして、その上に、下端部に下枠39がねじ止めされ、ウェブにホールダウン金物40が固定されて上階の耐力壁を構成する縦枠38を設置する。
【0034】
ついで、上下階の縦枠38,35に取付けたホールダウン金物40の間に、下階の上枠36、合成梁1Gの構造用合板15に設けた空間部16、床合板37及び上階の下枠39に軸ボルト33を貫挿し、ナットで固定してこれらを一体に結合する。これにより、上下階の耐力壁を構成する縦枠38,35を、合成梁1Gを介して一体に接続することができる。
【0035】
この場合、例えば、M9の軸ボルト33を使用してその間隔を1600mmとした場合、長さ1580mm程度、板厚9mm以上の構造用合板15を、軸ボルト33の外径以上の間隔をあけて空間部16を形成し、リップ溝形鋼11a,11b又は軽溝形鋼12a,12bのウェブの間に配設して合成梁1C,1D、1G,1Hを構成すればよい。
【0036】
図13は基礎31上に本実施形態に係る合成梁1C(又は1D,1G,1H)を土台として敷設し、その構造用合板15の空間部16にアンカーボルト32を挿通して縦枠35に設けたホールダウン金物40に固定したものである。なお、36aは縦枠35の下端部に取付けた下枠である。
【0037】
上記の説明では、合成梁1A〜1Hを構成する面材に構造用合板15を用いた場合を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、構造用パネル、石膏ボード、珪酸カルシウム板、ALC、押し出し成形セメント板等、建築一般に使用される面材をその目的に応じた任意に選択することができる。また、グラスウールボード、ロックウールボード、シージングボード等の減衰性を有する材料を用いてもよい。
【0038】
また、上記の実施形態では、本発明に係る合成梁を、主として、同一線上に間隔をおいて配設された耐力壁を構成する縦枠の上枠上に掛け渡し、さらに、その上に上階の耐力壁を構成する縦枠を取付ける場合を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、上部に耐力壁がない場合、床のスパンが大きい場合、床の開口部を補強する場合等、通常補強を必要とする部分のすべてに使用することができる。
また、根太をアングルに代表される取付け金物を介して、本発明に係る合成梁に直交して取付けることもできる。
【0039】
【発明の効果】
本発明に係る床骨組み部材用合成梁は、一対のリップ溝形鋼又は軽溝形鋼を背中合わせにしてそのウェブの少なくとも一方の面に面材を当接し、面材及びウェブをねじ又はボルトにより一体に接合するようにしたので、ウェブ部分に任意の強度、剛性を有する面材を接合したことにより、任意の剛性、耐力を有する合成梁を得ることができる。特に、強度、剛性の優れた面材を取付けることにより、ウェブの補剛が有効になされてウェブの弾性座屈による耐力の低下を防止し、剛性、耐力の高い床骨組み部材用合成梁が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の第1の例の断面図である。
【図2】同じく実施形態1の第2の例の断面図である。
【図3】本発明の実施形態2の第1の例の断面図である。
【図4】同じく実施形態2の第2の例の断面図である。
【図5】本発明の実施形態3の第1の例の断面図である。
【図6】同じく実施形態3の第2の例の断面図である。
【図7】本発明の実施形態4の第1の例の断面図である。
【図8】同じく実施形態4の第2の例の断面図である。
【図9】本発明の実施形態5の全体構成を示す正面図である。
【図10】図9のA−A断面図である。
【図11】図10の合成梁の平面図、正面図及び側面図である。
【図12】図11の斜視図である。
【図13】実施形態5の他の例の正面図である。
【図14】従来のスチールハウスの根太の一例を示す断面図である。
【図15】従来のスチールハウスの根太の他の例を示す断面図である。
【図16】従来の補剛した根太の一例の断面図である。
【図17】従来の補剛した根太の他の例の断面図である。
【図18】従来の上下階の接続構造を示す断面図である。
【図19】図18の側面図である。
【図20】図18に壁下地材を取付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1A〜1H 合成梁
11a,11b リップ溝形鋼
12a,12b 軽溝形鋼
15 構造用合板(面材)
16 空間部
31 アンカーボルト
33 軸ボルト
Claims (1)
- 一対のリップ溝形鋼又は軽溝形鋼を背中合わせにしてそのウェブの少なくとも一方の面に面材を当接し、該面材側から該面材及び前記ウェブをねじ又はボルトにより一体に接合したことを特徴とする床骨組み部材用合成梁。
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