JP4051240B2 - 試験用フォトマスク、フレア評価方法、及びフレア補正方法 - Google Patents

試験用フォトマスク、フレア評価方法、及びフレア補正方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造工程の一つであるリソグラフィー工程に用いる露光装置のフレア評価方法、フレア補正方法、及び試験用フォトマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体素子における諸々のパターンを形成する際には、屈折光学系又は反射屈折光学系の投影露光装置を用いているが、照明光学系のレンズ、マスク、投影レンズ等の表面や内部の反射、散乱、レンズ材料の屈折率の不均一等により、設計とは異なる光学経路の光が発生する。これは、フレアと呼ばれている現象である。
【0003】
最近では、半導体装置に対する微細化・高集積化の要請が益々高まっており、これに伴い投影露光装置で採用する露光光の短波長化が進行している。具体的には、193nmの波長の露光光が採用されているが、このような短波長に対応するレンズ材料の特殊性から、露光パターンに依存した局所的なフレアの発生が問題視されつつある。これは、いわゆるローカルフレアと呼ばれるものであり、転写するパターンの形状やライン幅に不測の変化を生ぜしめる主原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したローカルフレアは、半導体装置における所期の各パターンを良好に形成するためには、これを定量化して除去すべきものであるが、上述したように極最近になってクローズアップされつつある問題であるため、現在のところ、特にこのローカルフレアに特定してこの問題を意識的に解決するための好適な何等かの手法は案出されていない状況にある。
【0005】
本発明は、前記問題を解決すべくなされたものであり、リソグラフィーにおいて露光されるパターンに対するローカルフレアの影響を定量的に見積もるための試験用フォトマスク、及びこれを用いたフレア評価方法を提供することを目的とする。
【0006】
更に本発明は、前記フレア評価装置により見積もられた測定値を利用して、半導体装置における諸々の実パターンにおいて発生するローカルフレアを補正し、所期のパターンを容易且つ正確に形成するためのフレア補正方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、鋭意検討の結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
【0008】
本発明は、半導体装置を製造する際に用いる露光装置のフレアを測定するフレア評価方法を対象とする。
本発明のフレア評価方法は、前記フレアを見積もる対象となる測定用パターンと、前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンとを有する試験用マスク手段を用いて、前記測定用パターンに対する前記各フレア発生パターン毎の前記フレアによる影響を、前記測定用パターンの各測定値として前記距離との関係で定量化する。
ここで、前記フレア発生パターンは、輪帯状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置される。
【0009】
本発明のフレア補正方法は、前記フレア評価方法の第1の手順と、前記測定用パターンの前記測定値の変化を、前記距離と前記フレア発生パターンの前記光透過領域の開口面積との関係で定量化する第2の手順と、着目する実パターンにおいて、当該実パターンから一定距離内の開口面積を一定領域毎に算出する第3の手順と、前記実パターンと前記開口との距離と、算出された前記開口面積とを前記関係に入力し、前記実パターンの前記測定値を算出する第4の手順と、算出された前記測定値に基づき、前記実パターンの設計データを修正する第5の手順とを含む。
ここで、前記フレア発生パターンは、輪帯状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置される。
【0010】
また、本発明は、半導体装置を製造する際に用いる露光装置のフレアを測定する際に用いられる試験用フォトマスクを対象とする。
この試験用フォトマスクは、前記フレアを見積もる対象となる測定用パターンと、前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンとを含む。
ここで、前記フレア発生パターンは、輪帯状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置される。
【0011】
【発明の実施の形態】
−本発明の基本骨子−
始めに、本発明の基本骨子について説明する。
本発明者は、ローカルフレアによるパターンへの影響が、当該パターンの近傍に存する露光光の透過領域までの距離によって異なる旨の知見を得て、ローカルフレアを定量的に把握すべく、ローカルフレアの影響を見積もる対象となる試験パターンと、この試験パターンの周囲に設けられ当該試験パターンに意図的にローカルフレアを発生せしめるためのフレア発生パターンとを利用することに想到した。
【0012】
具体的には、図1に示すように、測定用パターンとなるラインパターン1と、このラインパターン1を囲み、当該ラインパターン1にローカルフレアを発生せしめる光透過領域を形成するフレア発生パターンとなる輪帯形状の輪帯パターン2とを利用する。ここで、図中の黒色部位が露光光の遮光される領域、白色部位が露光光の透過する領域をそれぞれ示している。この場合例えば、図2(a)に示すようにラインパターン1のみの露光と、図2(b)に示すように、光透過領域からなり径の異なる複数の輪帯パターン2(図示の例では1つ)とを用意し、ラインパターン1と各々の輪帯パターン2とを多重露光する。そして、各々の測定結果、例えばラインパターン1のライン幅をラインパターン1のみ露光した場合のライン幅と比較し、ローカルフレアの影響をライン幅の変化として捉えて定量化する。
【0013】
この点、特開2001−272766号には、露光装置における迷光の影響を評価すべく、測定用パターンを開口内に設け、測定用パターンの開口までの距離と当該開口における遮光部の被覆率との関係を測定する発明が開示されている。しかしながらこの発明は、ローカルフレアではなく飽くまで迷光の影響を評価することを目的とし、これに適合した構成・方法を採っている。ローカルフレアの影響を正確に定量化するには、測定用パターンが設けられる開口部ではなく、測定用パターンの近傍に存する開口部からの影響を把握することを要し、そのためには本発明のように、測定用パターンとこのような開口部(フレア発生パターンに相当する)との関係を両者の距離をパラメータとして把握することが必要である。
【0014】
−具体的な諸実施形態−
以下、上述した本発明の基本骨子を踏まえ、具体的な諸実施形態について説明する。
【0015】
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。本実施形態では、テストパターンを備えた試験用フォトマスクを用いて、ローカルフレアを定量的に評価する手法について開示する。
【0016】
図3は、第1の実施形態によるフレア評価装置の概略構成を示すブロック図である。
このフレア評価装置は、半導体装置を製造する際に用いる露光装置のフレアを測定するためのテストパターンを有する試験用フォトマスク11と、露光されたテストパターンに基づきローカルフレアを定量化するフレア測定手段12とを含み構成されている。
【0017】
図4は、試験用フォトマスク11の概略構成を示す模式図である。
この試験用フォトマスク11は、テストパターンA〜C,・・・,Dを有しており、各テストパターンは、図1と同様に、ラインパターン1と、このラインパターン1を囲む輪帯形状の光透過領域を形成する輪帯パターン2とが組み合わされた基本構成を有して構成されている。
【0018】
この場合、(a)のテストパターンAは、フレアの影響を受けないラインパターン1のみからなり、ラインパターン1から100μm以内の領域が完全に遮光されている。(b)のテストパターンBは、ラインパターン1と、このラインパターン1を囲むように、内径が4.14μm、外径が6.89μmの輪帯形状とされた透過領域を配置した輪帯パターン2とからなり、ラインパターン1から、ローカルフレアの影響の考慮を要する距離以内の領域には、この輪帯パターン2以外のパターンは形成されていない。(c)のテストパターンCは、ラインパターン1と、このラインパターン1を囲むように、内径が6.89μm、外径が9.65μmの輪帯形状とされた透過領域を配置した輪帯パターン2とからなり、ラインパターン1から、ローカルフレアの影響の考慮を要する距離以内の領域には、この輪帯パターン2以外のパターンは形成されていない。
【0019】
このように、各輪帯パターン2は、輪帯幅を2.76μmの一定値とし、輪帯幅順にその内径を外径とするように径が増加してゆき、輪帯の内径を4.14μm〜48.25μmまで2.76μm毎に変化させたものである。ここで、最も大きな径を持つ(d)のテストパターンDは、ラインパターン1と、このラインパターン1を囲むように、内径が48.25μm、外径が51.01μmの輪帯形状とされた透過領域を配置した輪帯パターン2とが形成されており、ラインパターン1から、ローカルフレアの影響の考慮を要する距離以内の領域には、この輪帯パターン2以外のパターンは形成されていない。
【0020】
図5は、このフレア評価装置を用いてローカルフレアを評価する際のフローチャートである。
先ず、図4(a)〜(d)のテストパターンA〜Dを使用して露光し、フォトレジストを現像した後に、形成された各ラインパターン1のライン幅をそれぞれ測定する(ステップ1)。
【0021】
続いて、測定されたテストパターンAのラインパターン1のライン幅と、測定されたテストパターンB〜Dの各ラインパターン1のライン幅を比較、ここではテストパターンAとテストパターンB〜Dとのライン幅の各差分値をそれぞれ算出する(ステップ2)。この差分値がテストパターンB〜Dのローカルフレアによるライン幅の変化量であり、この値が小さいほど当該ラインパターン1に対するローカルフレアは小さく、逆に大きいほど当該ラインパターン1に対するローカルフレアは大きい。
【0022】
そして、テストパターンB〜Dの各輪帯パターン2のローカルフレアの影響、即ちテストパターンAとの前記各差分値を、ラインパターン1の中央部位と各輪帯パターン2までの距離、ここでは各輪帯パターン2の内径値との関係で定量化する(ステップ3)。
【0023】
実際に、前記差分値について、各輪帯パターン2の内径値との関係を算出しプロットした結果を図6に示す。
このように、輪帯パターン2の内径が12μm程度以下ではローカルフレアの影響は大きく、12μm程度を超えると当該影響はほぼ見られなくなることが判る。
【0024】
以上説明したように、本実施形態のフレア評価装置(方法)によれば、リソグラフィーにおいて露光されるパターンに対するローカルフレアの影響を、ラインパターン1の中央部位から輪帯パターン2までの距離との関係でライン幅変化として定量的に見積もることが可能となる。
【0025】
なお、本実施形態では、輪帯パターン2の輪帯の内径を4.14μm〜48.25μmとしたが、露光装置によってフレアの影響範囲は異なるので、その都度、最適な範囲を選択すればよい。
【0026】
また、本実施形態では、輪帯幅を2.76μmとしたが、輪帯幅を小さくすれば、前記距離に対応したローカルフレアの影響を更に更に細かく定量化することが可能である。
【0027】
更に、本実施形態では、輪帯パターン2を円形状としたが、当該フレア発生パターンの形成の容易性を考慮して、これを多角形パターンとしても好適である。
【0028】
(変形例)
ここで、第1の実施形態の諸変形例について説明する。本例では、第1の実施形態と同様に、ローカルフレアを定量的に評価する手法について開示するが、試験用フォトマスクが異なる点で相違する。なお、第1の実施形態に対応する構成要素等については、同符号を記して説明を省略する。
【0029】
[変形例1]
図7は、第1の実施形態の変形例1によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクの概略構成を示す模式図である。
この試験用フォトマスク21は、図7(a)に示すように、一対のフォトマスク21a,21bから構成されており、フォトマスク21aにはラインパターン群22が、フォトマスク21bには輪帯パターン群23がそれぞれ形成されている。
【0030】
ラインパターン群22は、図7(b)に示すように、複数のラインパターン1のみが、ローカルフレアが影響しない程度離間されて形成されており、輪帯パターン群23は、図7(c)に示すように、パターンが何等形成されていない部位(最上部に示す。)と、内径及び外径が順次大きくされた輪帯パターン2のみが隣接して形成されている。各輪帯パターン2の大きさの関係は、図4(a)〜(d)のものと同様である。ここで、ラインパターン群22及び輪帯パターン群23では、ラインパターン1と輪帯パターン2とが各々対応するように配設されている。
【0031】
本例では、フォトマスク21a及びフォトマスク21bを二重露光して、ラインパターン群22の各ラインパターン1と輪帯パターン群23の各輪帯パターン2とを合成し、図7(d)に示すようなテストパターンを形成する(図4に相当する。)。
【0032】
そして、第1の実施形態と同様に、現像により形成された各ラインパターン1のライン幅を測定し、ラインパターン1のみ(図7(d)の最上部に示す。)の測定値と、他の各ラインパターン1の測定値とを比較、ここでは両者の差分値を算出し、ローカルフレアの影響を前記差分値として評価し、ラインパターン1の中央部位と各輪帯パターン2までの距離、即ち各輪帯パターン2の内径値との関係で定量化する。
【0033】
ここで、フォトマスク21bの露光量をフォトマスク21aの数倍にして露光し、これに伴いローカルフレアの影響を数倍にして各ラインパターン1のライン幅を測定することも可能である。これにより、ローカルフレアによるライン幅の変化量が小さい場合に、当該変化量を数倍にすることができるので、より高精度にローカルフレアを定量化することが可能である。
【0034】
また、本例では、フォトマスク21a,21bの二重露光を行う場合を例示したが、フォトマスク21aの測定用パターンは任意のパターンで良い。実デバイスパターンにフォトマスク21bを二重露光すれば、実デバイスパターンに対するローカルフレアの影響の定量化が可能である。
【0035】
[変形例2]
図8は、第1の実施形態の変形例2によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクの概略構成を示す模式図である。
この試験用フォトマスク31は、図8(a)に示すように、一枚のフォトマスクから構成されており、ラインパターン群32及び輪帯パターン群33が互いに露光時の影響を受けない程度に十分離間されて形成されている。
【0036】
ラインパターン群32は、図8(b)に示すように、複数のラインパターン1のみが、ローカルフレアが影響しない程度離間されて設けられており、輪帯パターン群33は、図8(c)に示すように、パターンが何等形成されていない部位(最上部に示す。)と、内径及び外径が順次大きくされた輪帯パターン2のみが、ローカルフレアが影響しない程度離間されて設けられている。各輪帯パターン2の大きさの関係は、図4(a)〜(d)のものと同様である。ここで、ラインパターン群32及び輪帯パターン群33では、ラインパターン1と輪帯パターン2とが各々対応するように配設されている。
【0037】
本例では、フォトマスク31を用いて、ラインパターン群22の各ラインパターン1と輪帯パターン群23の各輪帯パターン2とを二重露光して合成し、図8(d)に示すようなテストパターンを形成する(図4に相当する。)。
【0038】
そして、第1の実施形態と同様に、現像して形成された各ラインパターン1のライン幅を測定し、ラインパターン1のみ(図8(d)の最上部に示す。)の測定値と、他の各ラインパターン1の測定値とを比較、ここでは両者の差分値を算出し、ローカルフレアの影響を前記差分値として評価し、ラインパターン1の中央部位と各輪帯パターン2までの距離、即ち各輪帯パターン2の内径値との関係で定量化する。
【0039】
ここで、輪帯パターン群33の露光量をラインパターン群32の数倍にして露光し、これに伴いローカルフレアの影響を数倍にして各ラインパターン1のライン幅を測定することも可能である。これにより、ローカルフレアによるライン幅の変化量が小さい場合に、当該変化量を数倍にすることができるので、より高精度にローカルフレアを定量化することが可能である。
【0040】
[変形例3]
図9は、第1の実施形態の変形例3によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの概略構成を示す模式図である。
このテストパターンは、測定用パターンとなるラインパターン1と、このラインパターン1を四方で囲み、当該ラインパターン1にローカルフレアを発生せしめる光透過領域を形成するフレア発生パターンとなる矩形枠状パターン41とから構成されている。このような矩形枠状パターンは、輪帯パターン又は多角形パターンに比べて形成が容易という利点がある。
【0041】
本例でも、第1の実施形態と同様、図10に示すように、同一のラインパターン1と、当該ラインパターン1に対して内幅及び外幅が順次大きくなり枠幅を一定とする複数の矩形枠状パターン41とからなる各テストパターンを有する試験用フォトマスク42を用いても良い。この場合、第1の実施形態と同様に、ローカルフレアの影響を前記差分値として、ラインパターン1の中央部位と各矩形枠状パターン41までの距離、即ち各矩形枠状パターン41の内幅値との関係で定量化する。
【0042】
また、本例でも、変形例1と同様、図11に示すように、複数のラインパターン1のみが形成されてなるラインパターン群44を有するフォトマスク43aと、内幅及び外幅が順次大きくされた矩形枠状パターン41のみ(但し、最上部にはパターンが何等形成されていない。)が、ローカルフレアが影響しない程度離間されて形成されてなる矩形枠状パターン群45を有するフォトマスク43bとから構成される試験用フォトマスク43を用いても良い。この場合、変形例1と同様に、フォトマスク43aとフォトマスク43bとを二重露光し、ローカルフレアの影響を前記差分値として、ラインパターン1の中央部位と各矩形枠状パターン41までの距離、即ち各矩形枠状パターン41の内幅値との関係で定量化する。
【0043】
更に、本例でも、変形例2と同様、図12に示すように、複数のラインパターン1のみが形成されてなるラインパターン群46と、内幅及び外幅が順次大きくされた矩形枠状パターン41のみ(但し、最上部にはパターンが何等形成されていない。)が隣接して形成されてなる矩形枠状パターン群47とが互いに露光時の影響を受けない程度に十分離間されて形成されてなる試験用フォトマスク48を用いても良い。この場合、変形例2と同様に、ラインパターン群46と矩形枠状パターン群47とを二重露光し、ローカルフレアの影響を前記差分値として、ラインパターン1の中央部位と各矩形枠状パターン41までの距離、即ち各矩形枠状パターン41の内幅値との関係で定量化する。
【0044】
[変形例4]
図13は、第1の実施形態の変形例4によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの概略構成を示す模式図である。
このテストパターンは、測定用パターンとなるラインパターン1と、このラインパターン1をこれと平行となるように挟み、当該ラインパターン1にローカルフレアを発生せしめる光透過領域を形成するフレア発生パターンとなる一対の線状パターン51とから構成されている。このような線状パターンは、輪帯パターン又は多角形パターンに比べて形成が容易という利点がある。
【0045】
本例でも、第1の実施形態と同様、図14に示すように、同一のラインパターン1と、当該ラインパターン1に対して内幅及び外幅が順次大きくなり線幅を一定とする複数の線状パターン51とからなる各テストパターンを有する試験用フォトマスク52を用いても良い。この場合、第1の実施形態と同様に、ローカルフレアの影響を前記差分値として、ラインパターン1の中央部位と各線状パターン51までの距離、即ち各線状パターン51の内幅値との関係で定量化する。
【0046】
また、本例でも、変形例1と同様、図15に示すように、複数のラインパターン1のみが形成されてなるラインパターン群54を有するフォトマスク53aと、内幅及び外幅が順次大きくされた線状パターン51のみ(但し、最上部にはパターンが何等形成されていない。)が、ローカルフレアが影響しない程度離間されて形成されてなる線状パターン群55を有するフォトマスク53bとから構成される試験用フォトマスク53を用いても良い。この場合、変形例1と同様に、フォトマスク53aとフォトマスク53bとを二重露光し、ローカルフレアの影響を前記差分値として、ラインパターン1の中央部位と各線状パターン51までの距離、即ち各線状パターン51の内幅値との関係で定量化する。
【0047】
更に、本例でも、変形例2と同様、図16に示すように、複数のラインパターン1のみが形成されてなるラインパターン群56と、内幅及び外幅が順次大きくされた線状パターン51のみ(但し、最上部にはパターンが何等形成されていない。)が、ローカルフレアが影響しない程度離間されて形成されてなる線状パターン群57とが互いに露光時の影響を受けない程度に十分離間されて形成されてなる試験用フォトマスク58を用いても良い。この場合、変形例2と同様に、ラインパターン群56と線状パターン群57とを二重露光し、ローカルフレアの影響を前記差分値として、ラインパターン1の中央部位と各線状パターン51までの距離、即ち各線状パターン51の内幅値との関係で定量化する。
【0048】
[変形例5]
図17は、第1の実施形態の変形例5によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの概略構成を示す模式図である。
このテストパターンは、第1の実施形態と同様に、ラインパターン1及び輪帯パターン2とを有しているが、輪帯パターン2の光透過領域内に複数のダミーパターン61が設けられており、これにより輪帯パターン2の光透過領域の開口率が調節されている。ここで、ダミーパターン61を、露光によりパターンを形成しない程度に微細に形成するようにしても良い。
【0049】
ここで、図17では第1の実施形態のテストパターンを例示したが、変形例1〜4の各テストパターンにおける各フレア発生パターンにダミーパターン61を形成し、開口率を調節するようにしても好適である。
【0050】
なお、上述した第1の実施形態及びその諸変形例では、測定用パターンとして孤立ラインの抜きパターンであるラインパターン1を例示したが、本発明ではこれに限定されることはなく、例えばライン・アンド・スペースのパターンやコンタクトホールパターン等でも適用できる。具体的に、第1の実施形態において、測定用パターンとしてコンタクトホールパターン71を形成したテストパターンを図18に示す。
【0051】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態で説明したフレア評価装置(方法)を用い、ローカルフレアの影響を補正する手法について開示する。なお、以下の説明では、フレア評価装置のフォトマスクとして第1の実施形態で説明した試験用フォトマスク11を例に採り説明するが、変形例1〜4で開示した試験用フォトマスクを用いても好適である。
【0052】
図19は、第2の実施形態によるフレア補正装置の概略構成を示すブロック図である。
このフレア補正装置は、第1の実施形態で開示したフレア評価装置101と、ラインパターン1のライン幅の測定値変化を、ラインパターン1と輪帯パターン2との距離と、輪帯パターン2の光透過領域の開口面積との関係、例えば関数やテーブルで表す定量化手段102と、着目する実パターンについて、当該実パターンから一定距離内における開口面積を一定領域毎に算出する第1の算出手段103と、実パターンと開口との距離及び算出された開口の面積を前記関係(関数又はテーブル)に入力し、実パターンのライン幅を算出する第2の算出手段104と、算出された実パターンのライン幅に基づき、実パターンの設計データを修正する修正手段105とを含み構成されている。
【0053】
図20は、このフレア補正装置を用い、半導体装置を製造する際の実パターンに対するローカルフレアの影響を補正するフローチャートである。
先ず、第1の実施形態で説明した図5のステップ1〜3により、ラインパターン1に対するローカルフレアの影響を前記差分値として、ラインパターン1の中央部位と各輪帯パターン2までの距離、即ち各輪帯パターン2の内径値との関係で定量化する(ステップ11)。
【0054】
続いて、測定されたラインパターン1のライン幅変化をラインパターン1と輪帯パターン2との距離と、輪帯パターン2の光透過領域の開口面積との関係を表す関数又はテーブルを作成する(ステップ12)。
【0055】
続いて、実際に形成するデバイスパターン(実パターン)において、着目する実パターンについて、当該実パターンから一定距離内における開口面積を一定領域、ここでは例えば実パターンから、ローカルフレアの影響の考慮を要する距離範囲、例えば100μmの距離範囲で、開口面積を1μm□毎に計算する(ステップ13)。
【0056】
続いて、計算した開口面積と、実パターンと計算した開口領域との距離を前記関数又はテーブルへ入力し、実パターンのライン幅変化を求める(ステップ14)。
【0057】
続いてそして、算出された実パターンのライン幅に基づき、実パターンのみを対象として測定したライン幅に可及的に近づけるように、当該実パターンの設計データを修正する(ステップ15)。
【0058】
そして、ステップ12で求めた関数又はテーブルを使用し、フォトマスクの複数の実パターンについてステップ13〜15を順次実行し、フォトマスクの各実パターンに対するローカルフレアの影響をそれぞれ補正する(ステップ16)。
【0059】
以上説明したように、本実施形態のフレア補正装置(方法)によれば、フレア評価装置により見積もられた測定用パターンのライン幅を利用して、半導体装置における諸々の実パターンにおいて発生するローカルフレアを補正し、所期のパターンを容易且つ正確に形成することが可能となる。
【0060】
なお、第1及び第2の実施形態では、ローカルフレアの影響を測定用パターンのライン幅の変化として評価する場合を例示したが、本発明はこれに限定されることなく、例えば測定用パターンの測定値として、ライン幅の替わりに当該測定用パターンにおける露光光の照射強度を利用しても良い。この場合、例えば図21に示すように、測定用のラインパターンを有さず輪帯パターン2のみのテストパターンを用いて投影露光し、輪帯パターン2が転写される中心部位の光強度を照度計により測定する(露光の閾値を矢印で示す。)。測定したエネルギーの露光光がパターンに照射されてライン幅が変化する量は、予め適正露光量で形成した測定用パターンに光を照射して実験的に求めておく。また、光強度シミュレーションで求めても良い。照度計によるローカルフレアの評価は、ライン幅の測定に比べて短時間で行えるという利点がある。
【0061】
上述した諸実施形態及び諸変形例によるフレア評価装置及びフレア補正装置を構成する各装置及び各手段、並びにフレア評価方法及びフレア補正方法の各ステップ(図5のステップ1〜3、図20のステップ11〜16)は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
【0062】
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
【0063】
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全て或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
【0064】
例えば、図22は、一般的なパーソナルユーザ端末装置の内部構成を示す模式図である。この図22において、1200はコンピュータPCである。PC1200は、CPU1201を備え、ROM1202又はハードディスク(HD)1211に記憶された、或いはフレキシブルディスクドライブ(FD)1212より供給されるデバイス制御ソフトウェアを実行し、システムバス1204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0065】
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
【0066】
(付記1)半導体装置を製造する際に用いる露光装置のフレアを測定するフレア評価方法であって、
前記フレアを見積もる対象となる測定用パターンと、前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンとを有する試験用マスク手段を用いて、
前記測定用パターンに対する前記各フレア発生パターン毎の前記フレアによる影響を、前記測定用パターンの各測定値として前記距離との関係で定量化することを特徴とするフレア評価方法。
【0067】
(付記2)前記測定用パターンの線幅を前記測定値として測定することを特徴とする付記1に記載のフレア評価方法。
【0068】
(付記3)前記フレア発生パターンに照射された光の強度を前記測定値として測定することを特徴とする付記2に記載のフレア評価方法。
【0069】
(付記4)前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンが形成された第1のフォトマスクと、前記各フレア発生パターンが形成された第2のフォトマスクとからなり、
前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする付記1〜3のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
【0070】
(付記5)前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとが十分離間した位置に形成された同一のフォトマスクであり、
前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする付記1〜3のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
【0071】
(付記6)前記各フレア発生パターンは、円形状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とする付記1〜5のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
【0072】
(付記7)前記各フレア発生パターンは、矩形枠状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とする付記1〜5のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
【0073】
(付記8)前記各フレア発生パターンは、少なくとも2本の直線状の光透過領域であり、前記測定用パターンを挟み込むように配置されることを特徴とする付記1〜5のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
【0074】
(付記9)前記各フレア発生パターンは、前記光透過領域内に複数の微細遮光パターンを有しており、
前記微細遮光パターンにより、前記光透過領域の開口率が調節されていることを特徴とする付記1〜8のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
【0075】
(付記10)半導体装置を製造する際に用いる露光装置に発生するフレアを見積もる対象となる測定用パターンと、前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンとを有する試験用マスク手段を用いて、前記測定用パターンに対する前記各フレア発生パターン毎の前記フレアによる影響を、前記測定用パターンの各測定値と前記距離との関係で定量化する第1の手順と、
前記測定用パターンの前記測定値の変化を、前記距離と前記フレア発生パターンの前記光透過領域の開口面積との関係で定量化する第2の手順と、
着目する実パターンにおいて、当該実パターンから一定距離内の開口面積を一定領域毎に算出する第3の手順と、
前記実パターンと前記開口との距離と、算出された前記開口面積とを前記関係に入力し、前記実パターンの前記測定値を算出する第4の手順と、
算出された前記測定値に基づき、前記実パターンの設計データを修正する第5の手順と
を含むことを特徴とするフレア補正方法。
【0076】
(付記11)前記測定用パターンの線幅を前記測定値として測定することを特徴とする付記10に記載のフレア補正方法。
【0077】
(付記12)前記測定用パターンに照射された光の強度を前記測定値として測定することを特徴とする付記10に記載のフレア補正方法。
【0078】
(付記13)前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンが形成された第1のフォトマスクと、前記各フレア発生パターンが形成された第2のフォトマスクとからなり、
前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする付記10〜12のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
【0079】
(付記14)前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとが十分離間した位置に形成された同一のフォトマスクであり、
前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする付記10〜12のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
【0080】
(付記15)前記各フレア発生パターンは、円形状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とする付記10〜14のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
【0081】
(付記16)前記各フレア発生パターンは、矩形枠状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とする付記10〜14のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
【0082】
(付記17)前記各フレア発生パターンは、少なくとも2本の直線状の光透過領域であり、前記測定用パターンを挟み込むように配置されることを特徴とする付記10〜14のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
【0083】
(付記18)前記各フレア発生パターンは、前記光透過領域内に複数の微細遮光パターンを有しており、
前記微細遮光パターンにより、前記光透過領域の開口率が調節されていることを特徴とする付記10〜17のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
【0084】
(付記19)形成する実パターン毎に、前記第3〜第5の手順を繰り返し実行することを特徴とする付記10〜18のいずれか1項に記載のフレア補正方法。
【0085】
(付記20)半導体装置を製造する際に用いる露光装置のフレアを測定する際に用いられる試験用フォトマスクであって、
前記フレアを見積もる対象となる測定用パターンと、
前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンと
を含むことを特徴とする試験用フォトマスク。
【0086】
(付記21)前記測定用パターンが形成された第1のフォトマスクと、前記各フレア発生パターンが形成された第2のフォトマスクとからなり、
前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする付記20に記載の試験用フォトマスク。
【0087】
(付記22)前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとが十分離間した位置に形成された同一のフォトマスクであり、
前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする付記20又は21に記載の試験用フォトマスク。
【0088】
(付記23)前記各フレア発生パターンは、円形状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とする付記20〜22のいずれか1項に記載の試験用フォトマスク。
【0089】
(付記24)前記各フレア発生パターンは、矩形枠状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とする付記20〜22のいずれか1項に記載の試験用フォトマスク。
【0090】
(付記25)前記各フレア発生パターンは、少なくとも2本の直線状の光透過領域であり、前記測定用パターンを挟み込むように配置されることを特徴とする付記20〜22のいずれか1項に記載の試験用フォトマスク。
【0091】
(付記26)前記各フレア発生パターンは、前記光透過領域内に複数の微細遮光パターンを有しており、
前記微細遮光パターンにより、前記光透過領域の開口率が調節されていることを特徴とする付記20〜25のいずれか1項に記載の試験用フォトマスク。
【0092】
【発明の効果】
本発明によれば、リソグラフィーにおいて露光されるパターンに対するローカルフレアの影響を定量的に見積もることができる。更に、見積もられた測定値を利用して、半導体装置における諸々の実パターンにおいて発生するローカルフレアを補正し、所期のパターンを容易且つ正確に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレア評価装置におけるテストパターンの一例を示す原理的な模式図である。
【図2】本発明のフレア評価装置におけるテストパターンの一例を示す原理的な模式図である。
【図3】第1の実施形態によるフレア評価装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態による試験用フォトマスクの概略構成を示す模式図である。
【図5】第1の実施形態によるフレア評価装置を用いてローカルフレアを評価する際のフローチャートである。
【図6】各輪帯パターン2の内径値と差分値との関係を算出しプロットした結果を示す特性図である。
【図7】第1の実施形態の変形例1によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクの概略構成を示す模式図である。
【図8】第1の実施形態の変形例2によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクの概略構成を示す模式図である。
【図9】第1の実施形態の変形例3によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの概略構成を示す模式図である。
【図10】第1の実施形態の変形例3によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの他の概略構成を示す模式図である。
【図11】第1の実施形態の変形例3によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの他の概略構成を示す模式図である。
【図12】第1の実施形態の変形例3によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの他の概略構成を示す模式図である。
【図13】第1の実施形態の変形例4によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの概略構成を示す模式図である。
【図14】第1の実施形態の変形例4によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの他の略構成を示す模式図である。
【図15】第1の実施形態の変形例4によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの他の略構成を示す模式図である。
【図16】第1の実施形態の変形例4によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの他の略構成を示す模式図である。
【図17】第1の実施形態の変形例5によるフレア評価装置の構成要素である試験用フォトマスクのテストパターンの概略構成を示す模式図である。
【図18】第1の実施形態において、測定用パターンとしてコンタクトホールパターンを形成したテストパターンを示す模式図である。
【図19】第2の実施形態によるフレア補正装置の概略構成を示すブロック図である。
【図20】フレア補正装置を用い、半導体装置を製造する際の実パターンに対するローカルフレアの影響を補正するフローチャートである。
【図21】測定用パターンの測定値として、ライン幅の替わりに当該測定用パターンにおける露光光の照射強度を用いる場合の特性図である。
【図22】一般的なパーソナルユーザ端末装置の内部構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ラインパターン
2 輪帯パターン
11,21,31,42,43,48,52,53 試験用フォトマスク
12 フレア測定手段
21a,21b,43a,43b,53a,53b フォトマスク
22,32,44,46,54,56 ラインパターン群
23,33 輪帯パターン群
41,47 矩形枠状パターン
51 線状パターン
55,57 線状パターン群
61 ダミーパターン
71 コンタクトホールパターン
101 フレア評価装置
102 定量化手段
103 第1の算出手段
104 第2の算出手段
105 修正手段

Claims (9)

  1. 半導体装置を製造する際に用いる露光装置のフレアを測定するフレア評価方法であって、
    前記フレアを見積もる対象となる測定用パターンと、前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンとを有する試験用マスク手段を用いて、
    前記測定用パターンに対する前記各フレア発生パターン毎の前記フレアによる影響を、前記測定用パターンの各測定値として前記距離との関係で定量化し、
    前記フレア発生パターンは、輪帯状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とするフレア評価方法。
  2. 前記測定用パターンの線幅を前記測定値として測定することを特徴とする請求項1に記載のフレア評価方法。
  3. 前記フレア発生パターンに照射された光の強度を前記測定値として測定することを特徴とする請求項1に記載のフレア評価方法。
  4. 前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンが形成された第1のフォトマスクと、前記各フレア発生パターンが形成された第2のフォトマスクとからなり、
    前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
  5. 前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとが十分離間した位置に形成された同一のフォトマスクであり、
    前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフレア評価方法。
  6. 半導体装置を製造する際に用いる露光装置に発生するフレアを見積もる対象となる測定用パターンと、前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンとを有する試験用マスク手段を用いて、前記測定用パターンに対する前記各フレア発生パターン毎の前記フレアによる影響を、前記測定用パターンの各測定値と前記距離との関係で定量化する第1の手順と、
    前記測定用パターンの前記測定値の変化を、前記距離と前記フレア発生パターンの前記光透過領域の開口面積との関係で定量化する第2の手順と、
    着目する実パターンにおいて、当該実パターンから一定距離内の開口面積を一定領域毎に算出する第3の手順と、
    前記実パターンと前記開口との距離と、算出された前記開口面積とを前記関係に入力し、前記実パターンの前記測定値を算出する第4の手順と、
    算出された前記測定値に基づき、前記実パターンの設計データを修正する第5の手順と
    を含み、
    前記フレア発生パターンは、輪帯状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とするフレア補正方法。
  7. 半導体装置を製造する際に用いる露光装置のフレアを測定する際に用いられる試験用フォトマスクであって、
    前記フレアを見積もる対象となる測定用パターンと、
    前記測定用パターンに前記フレアを発生せしめる光透過領域を形成し、前記測定用パターンからの距離の異なる複数のフレア発生パターンと
    を含み、
    前記フレア発生パターンは、輪帯状の光透過領域であり、前記測定用パターンを包囲するように配置されることを特徴とする試験用フォトマスク。
  8. 前記測定用パターンが形成された第1のフォトマスクと、前記各フレア発生パターンが形成された第2のフォトマスクとからなり、
    前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする請求項に記載の試験用フォトマスク。
  9. 前記試験用マスク手段は、前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとが十分離間した位置に形成された同一のフォトマスクであり、
    前記測定用パターンと前記各フレア発生パターンとを多重露光により合成することを特徴とする請求項7又は8に記載の試験用フォトマスク。
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