JP4046804B2 - サーバの情報提供装置、サーバの情報提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびサーバの情報提供方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はサーバの情報提供装置、サーバの情報提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびサーバの情報提供方法に関し、特にインターネット上で情報を提供するWWW(world wide web)サーバにユーザが個別に利用できる情報を保持してユーザ端末の側にハードディスクなどの大容量外部記憶装置を必要としないようにしたサーバの情報提供装置、サーバの情報提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびサーバの情報提供方法に関する。
【0002】
近年、通信機能を備えた小型の携帯情報端末が登場し、場所および時間を選ばずにユーザはインターネットやイントラネットにアクセスできる環境が整いつつある。このような端末には、ブラウザと呼ばれる情報閲覧ソフトウェアを搭載したものもあり、インターネットを通じて提供される各種情報を閲覧することができるようになった。
【0003】
【従来の技術】
インターネット上の情報の提供サービスの形態として、プル型サービスとプッシュ型サービスとがある。プル型サービスはユーザが端末からサーバにアクセスし、そこから必要な情報を引き出す一般的な方式である。これは、ユーザが自らサーバへアクセスしない限り情報を得ることはできないので、内容を更新するような情報源の場合、最新の情報を入手するにはユーザが頻繁にサーバにアクセスする必要がある。一方、プッシュ型サービスは、サーバに頻繁にアクセスする必要のあるプル型サービスでのユーザの手間を省くことができるもので、ユーザが情報を取りにいかなくても、サーバから最新情報を自動的に送り届けられてくる方式である。端末のブラウザにはプッシュ型サービスを制御するチャネル機能が組み込まれており、ユーザがあらかじめそのサーバのアドレスをチャネルとして登録しておくことにより、ブラウザがたとえば所定時間おきに新しいコンテンツがあるかどうかをサーバにチェックしにいき、あれば、自動的にその情報をサーバから端末にダウンロードすることになる。
【0004】
また、インターネット上で動作するサーバには、情報を提供するためのアプリケーションプログラムを有している。アプリケーションプログラムの多くはサーバの記憶装置に階層状に作られたディレクトリに格納され、サーバのオペレーティングシステムの機能によって管理されている。このようなアプリケーションプログラムを実行する場合、そのプログラムの実行可能なファイルをサーバの指定する特定のディレクトリに置いておく必要がある。このディレクトリは、一般に2種類用意され、一方は動きのない静的なページ表示を行うようなファイルを格納して内容を表示可能にするディレクトリであり、他方は動きのある動的なページ表示を行うようなプログラムのファイルを格納してプログラムを実行可能にするディレクトリである。サーバはこれらのディレクトリに置かれたファイルだけに対して内容の表示またはプログラムの実行を許可する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
プル型サービスには、たとえばユーザが条件を指定することにより、サーバがその条件に合致した情報を生成して送り返すものがあるが、この場合、生成される情報が膨大になることがあり、端末側でそのような情報をダウンロードするにはそれに応じた大きな容量の記憶装置と時間が必要になる。また、プッシュ型サービスにおいても、端末側にチャネルを登録したり自動的に最新の情報をダウンロードする特殊なプログラムやダウンロードした情報を保存しておく大容量の記憶装置が必要になる。しかし、個々の端末はそれぞれユーザ個別の使用環境を持っているため、ユーザが違う端末を利用するのには制限があり、携帯情報端末の場合には、大容量のメモリやハードディスクのような外部記憶装置を持たないので、情報を蓄積利用することは困難であるという問題点があった。
【0006】
また、サーバにおいては、アプリケーションプログラムをディレクトリで管理しているので、アプリケーションプログラムが追加されるたびに、サーバの管理者は手作業でディレクトリの作成、プログラムのインストールを行う必要があり、アプリケーションプログラムが増えてくると、サーバの管理で作業がかなり煩雑になるため、すべてのユーザが利用できるアプリケーションプログラムしか提供できず、ユーザ個別のアプリケーションプログラムは実質的には提供することが不可能であるという問題点があった。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、大容量のメモリや外部記憶装置を持たない携帯情報端末でも大量の情報を蓄積利用でき、しかも、ユーザが個別に利用できるアプリケーションプログラムをサーバ管理者の手を煩わすことなく保持しておくことができるサーバの情報提供装置、サーバの情報提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびサーバの情報提供方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1は上記目的を達成する本発明の原理図である。図1において、サーバ1はネットワーク2を介して複数のユーザ端末3a,3b,・・・,3nに接続されている。サーバ1はユーザが利用することができる各種情報をユーザごとに個別に記憶しておくユーザ個別情報記憶手段4を備えている。ユーザ個別情報には、このサーバ1が提供する情報、ユーザが個別に利用することができるアプリケーションプログラム、あるいは、情報提供サービスを行っている別のサーバから入手した情報を含む。サーバ1は、また、ユーザが個別に利用することができるように用意されたアプリケーションプログラムのひな型を記憶しておく参照専用のひな型記憶手段5と、ユーザが利用したいひな型をユーザ個別情報記憶手段4に格納するコンテンツ格納手段6と、ユーザ個別情報記憶手段4に格納するまたは格納したアプリケーションプログラムをカスタマイズするコンテンツカスタマイズ手段7と、ユーザ個別情報記憶手段4に格納するユーザ個別情報を自分で管理するのに必要な管理情報を付与または変更する管理情報操作手段8と、ユーザ端末からの利用要求に応じてユーザ個別情報記憶手段4に格納されたユーザ個別情報をサーバ1が管理する表示・実行可能領域1aにコピーし、コピーしたユーザ個別情報がアプリケーションプログラムの場合はその実行の結果生成された情報を同じユーザの個別情報としてユーザ個別情報記憶手段4に格納するようにするコンテンツ利用制御手段9とを備えている。
【0009】
この構成によれば、あるユーザがプル型サービスやプッシュ型サービスに関係なく、入手した情報はコンテンツ格納手段6によりユーザ個別情報としてユーザ個別情報記憶手段4にユーザごとに個別に記憶される。また、コンテンツ格納手段6はひな型記憶手段5に記憶されたアプリケーションプログラムをユーザ個別情報としてユーザ個別情報記憶手段4に記憶し、必要に応じて、コンテンツカスタマイズ手段7によりユーザの好みに合わせてカスタマイズすることができる。ユーザ個別情報記憶手段4に格納されたユーザ個別情報はコンテンツ利用制御手段9により取り出され、ユーザ個別情報が静的な情報であれば、それを表示・実行可能領域1aの表示可能領域にコピーし、ユーザ個別情報が動的なプログラムの情報であれば、それを表示・実行可能領域1aの実行可能領域にコピーする。サーバはこれらの領域に置かれた情報に対して内容の表示またはプログラムの実行を許可する。
【0010】
また、本発明によれば、コンピュータを、ユーザに個別の情報を蓄積利用する領域がユーザごとに割り当てられるユーザ個別情報記憶手段、前記ユーザ個別情報記憶手段に対して蓄積すべき情報を格納するコンテンツ格納手段、前記ユーザ個別情報記憶手段に蓄積された情報を読み出して利用するコンテンツ利用制御手段、ユーザが自由に取り出して前記コンテンツ格納手段により前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報として格納することでユーザ個別のアプリケーションプログラムとして利用できるひな型アプリケーションプログラムを格納しておくひな型記憶手段、前記ユーザ個別の情報をユーザの利用形態に合わせて変更または新規作成するコンテンツカスタマイズ手段、前記コンテンツ格納手段が前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報を格納するときにそのユーザ個別の情報を管理する管理情報を設定したり設定された管理情報を変更したりする管理情報操作手段として機能させるためのサーバの情報提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0011】
この媒体に記録されたサーバの情報提供プログラムをコンピュータに実行させることにより、ユーザに個別の情報を蓄積利用する領域がユーザごとに割り当てられるユーザ個別情報記憶手段と、前記ユーザ個別情報記憶手段に対して蓄積すべき情報を格納するコンテンツ格納手段と、前記ユーザ個別情報記憶手段に蓄積された情報を読み出して利用するコンテンツ利用制御手段と、ユーザが自由に取り出して前記コンテンツ格納手段により前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報として格納することでユーザ個別のアプリケーションプログラムとして利用できるひな型アプリケーションプログラムを格納しておくひな型記憶手段と、前記ユーザ個別の情報をユーザの利用形態に合わせて変更または新規作成するコンテンツカスタマイズ手段と、前記コンテンツ格納手段が前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報を格納するときにそのユーザ個別の情報を管理する管理情報を設定したり設定された管理情報を変更したりする管理情報操作手段との各機能がサーバコンピュータによって実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の概略について図面を参照して説明する。
図1は本発明のサーバの情報提供装置の原理構成図である。図1において、サーバ1はネットワーク2を介して複数のユーザ端末3a,3b,・・・,3nに接続されている。サーバ1は、ユーザ個別情報記憶手段4と、ひな型記憶手段5と、コンテンツ格納手段6と、コンテンツカスタマイズ手段7と、管理情報操作手段8と、コンテンツ利用制御手段9とを備えている。また、サーバ1は、自らの管理下にある表示・実行可能領域1aを備えている。ユーザ個別情報記憶手段4はユーザ個別の情報をユーザごとに用意された領域にコンテンツとして記憶するもので、ここがユーザ端末3a,3b,・・・,3nの外部記憶装置として機能する部分である。ユーザ個別情報記憶手段4に記憶されるユーザ個別情報としては、このサーバ1が提供する情報、ユーザが個別に利用することができるアプリケーションプログラム、あるいは、情報提供サービスを行っている別のサーバから入手した情報などを含む。ひな型記憶手段5は、ユーザが個別に利用することができるアプリケーションプログラムのひな型を記憶しておくもので、これらはサーバ側で用意される。このひな型記憶手段5に記憶されたアプリケーションプログラムは参照専用のファイルになっている。コンテンツ格納手段6は、ユーザが利用したいアプリケーションプログラムのひな型、入手したユーザ個別情報、またはアプリケーションプログラムを実行することによって生成される情報などをユーザ個別情報記憶手段4に格納する。コンテンツカスタマイズ手段7は、ひな型記憶手段5から読み出したアプリケーションプログラムのひな型またはユーザ個別情報記憶手段4に格納されたアプリケーションプログラムをユーザの好みに手直しする。管理情報操作手段8は、ユーザ個別情報記憶手段4に格納するユーザ個別情報を自分で管理できるよう、ユーザ個別情報ごとに管理情報を操作することができるようにしている。コンテンツ利用制御手段9は、ユーザ個別情報記憶手段4に格納されたユーザ個別情報を利用するときに機能するもので、ユーザ端末からたとえばアプリケーションプログラムの利用要求があった場合には、そのプログラムをサーバ1が管理する表示・実行可能領域1aに置くことにより、ユーザ個別の情報でありながら、サーバ1のアプリケーションプログラムとして動作する。
【0013】
このようなユーザ個別情報記憶手段4を備えた構成により、ユーザ個別情報記憶手段4は各ユーザ端末3a,3b,・・・,3nの記憶領域の一部として機能し、ユーザが個別に利用することができ、しかも、一般的なブラウザを搭載したどの端末からもサーバ1にアクセス可能であり、ユーザ個別情報を利用できる。したがって、登録しておいたチャネルのコンテンツが自動的に届けられるプッシュ型サービスの情報もこのサーバ1に一時保存され、それをユーザ端末3a,3b,・・・,3nがサーバ1にアクセスしたときに初めて入手できることから、プル型サービスとプッシュ型サービスとの中間的なサービス形態を有することになる。
【0014】
ユーザが入手した情報はコンテンツ格納手段6によりユーザ個別情報としてユーザ個別情報記憶手段4にユーザごとに個別に記憶される。また、コンテンツ格納手段6はひな型記憶手段5に記憶されたアプリケーションプログラムをユーザ個別情報としてユーザ個別情報記憶手段4に記憶する。そのアクセスソフトウェアは、必要に応じて、コンテンツカスタマイズ手段7によりユーザの好みにカスタマイズすることができる。このようにしてユーザ個別情報記憶手段4に記憶されたユーザ個別情報をユーザが利用する場合には、ユーザ端末3a,3b,・・・,3nからの利用要求に応じて、コンテンツ利用制御手段9がユーザ個別情報記憶手段4に格納されたユーザ個別情報を取り出し、表示・実行可能領域1aにコピーする。ユーザ個別情報が静的な情報の場合は、それを表示・実行可能領域1aの表示可能領域にコピーし、ユーザ個別情報が動的なプログラムの情報の場合は、それを表示・実行可能領域1aの実行可能領域にコピーする。サーバはこれらの領域に置かれた情報に対して内容の表示またはプログラムの実行を許可する。なお、プログラムの実行の結果、新たにユーザ個別情報が発生した場合は、その情報はコンテンツ格納手段6により新たなユーザ個別情報としてユーザ個別情報記憶手段4に記憶される。
【0015】
次に、本発明の実施の形態を、インターネット上のWWWサーバに適用した場合を例にして説明する。
図2はインターネット上のWWWサーバの構成を示す図である。図2において、WWWサーバ10はインターネット上に置かれているとする。また、WWWサーバ10は公衆網20を介して複数のクライアント31,32,・・・が接続され、インターネットへアクセスするプロバイダとして機能する。各クライアント31,32,・・・は、一般的な情報閲覧ソフトウェアであるWWWブラウザ31a,32a,・・・を搭載し、特に、ローカルなハードディスクなどの外部記憶装置を必要としない。WWWサーバ10は、中央演算処理装置(CPU)11、メモリ12、通信制御部13、ハードディスク14などを備えている。ハードディスク14には、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラム、アプリケーション実行管理プログラムなどが格納される。特に、WWWサーバ10では、クライアントに対して静的な情報を見せるためのファイルを置いておくハードディスク14の領域として、たとえばディレクトリ「WWWROOT」が設けられ、動的な情報を見せるためのファイルを置いておく領域として、たとえばディレクトリ「CGI−BIN」が設けられている。また、ハードディスク14には、リレーショナルデータベースのアプリケーションプログラムおよびそのデータファイルが格納されている。このリレーショナルデータベースのデータファイルとしては、ユーザ識別子(ID)およびパスワード(PWD)を管理するユーザ管理ファイル15、サーバ側で用意したアプリケーションプログラムのひな型を登録しておくひな型登録ファイル16、およびユーザの個人的なアプリケーションプログラム、そのデータ、このWWWサーバ10または他のサーバから入手したサーバ提供情報などのコンテンツが記憶されるユーザ利用ファイル17を有している。
【0016】
ここで、ひな型登録ファイル16に登録されるアプリケーションプログラムの例を示す。登録されるアプリケーションプログラムは、記述言語であるHTML(Hyper Text Markup Language)の仕様に従って記述されたHTMLファイルである。また、HTMLを拡張して動きのあるページを表現できるようにしたダイナミックHTMLのファイルも登録される。ダイナミックHTMLは、通常のHTMLと同様にテキストデータであるが、実行可能なプログラムでもある。この特性を利用し、アプリケーションプログラムをテキストデータのままデータベースで管理することができる。次に、アプリケーションプログラムの具体例について説明する。
【0017】
図3はホームページ作成プログラムの実行例を示す図である。このホームページ作成プログラムはアプリケーション実行管理プログラムの機能の一部としてハードディスク14に格納されている。このホームページ登録画面40の例によれば、ユーザ識別子(ID)を入力するテキストボックス41と、パスワード(PWD)を入力するテキストボックス42と、公開の有無を指定する三つのラジオボタン43a,43b,43cおよびパスワード付き公開を選択した場合のパスワードを入力するテキストボックス43dと、作成したホームページを階層的に管理するための情報を入力するテキストボックス44a,44b,44cと、HTMLソースのテキストエディタとして使われるテキストボックス45と、編集したHTMLソースを登録するボタン46と、登録をキャンセルするボタン47とを有している。各テキストボックスに入力されたデータおよびラジオボタンによって選択されたデータは登録のボタン46を押すことによって、ユーザ識別子およびパスワードをキーとしたユーザ利用ファイル17のユーザ個別の記憶領域に格納される。
【0018】
図4はオリジナルアプリケーションプログラムの実行例を示す図である。オリジナルアプリケーションの一例として組み立てパソコンキット用の見積もりシステムを示す。そのプログラムのひな型はひな型登録ファイル16に登録されている。この見積もりシステムのひな型のプログラムを実行すると、図示の画面50の例によれば、構成部品の項目とそれに対応するデータを入力するテキストボックスが表示される。たとえば、中央演算処理装置(CPU)を指定するテキストボックス51a、メモリの容量を指定するテキストボックス51b、ハードディスクの容量を指定するテキストボックス51c、マザーボードの種類を指定するテキストボックス51d、ケースの種類を指定するテキストボックス51e、ビデオボードの種類を指定するテキストボックス51f、サウンドボードの種類を指定するテキストボックス51g、モニタの種類を指定するテキストボックス51h、CD−ROMドライブの種類を指定するテキストボックス51i、プリンタの種類を指定するテキストボックス51j、申し込み者の地域を指定するテキストボックス51kが表示される。さらに、計算ボタン52と、取消ボタン53と、見積もり価格および送料を表示するボックス54,55が表示される。ユーザはこの見積もりシステムのプログラムのデータをひな型登録ファイル16から読み出し、カスタマイズして、ユーザ利用ファイル17のユーザ識別子およびパスワードをキーとした記憶領域に格納しておくことができる。カスタマイズは、HTML形式で記述されたひな型のテキストデータに対して、表題名の変更、項目名の変更、および項目数の変更をすることによってなされる。
【0019】
図5はオリジナルデータベースプログラムの実行例を示す図である。オリジナルデータベースプログラムのひな型としてブックデータベースの例を示す。ひな型のプログラムを実行した場合の表示画面60によれば、検索条件を入力するテキストボックスが表示される。すなわち、著者を指定するテキストボックス61a、タイトルを指定するテキストボックス61b、ジャンルを指定するテキストボックス61c、出版社を指定するテキストボックス61d、価格を入力するテキストボックス61e、ページ数を入力するテキストボックス61f、その他の条件を入力するテキストボックス61gが表示される。また、検索開始用のボタン62、取消のボタン63、および検索結果を表示する表64が表示される。ユーザはこのブックデータベースのプログラムのデータをひな型登録ファイル16から読み出し、カスタマイズして、ユーザ利用ファイル17のユーザ識別子およびパスワードをキーとした記憶領域に格納しておくことができる。カスタマイズは、HTML形式で記述されたひな型のテキストデータに対して、表題名の変更、検索条件名の変更、および条件数の変更などをすることによってなされる。
【0020】
図6はオリジナルエージェントプログラムの実行例を示す図である。オリジナルエージェントプログラムのひな型として航空機空席情報検索の例を示す。ひな型のプログラムを実行した表示画面70によれば、検索条件を入力する各テキストボックスが表示される。すなわち、日付を指定するテキストボックス71a、時間(時のみ)を指定するテキストボックス71b、出発地を指定するテキストボックス71c、到着地を指定するテキストボックス71d、航空会社を指定するテキストボックス71e、禁煙指定を入力するテキストボックス71f、座席の種類を入力するテキストボックス71gが表示される。また、検索開始用のボタン72、取消のボタン73、および検索結果を表示する表74が表示される。ユーザはこの航空機空席情報検索のプログラムのデータをひな型登録ファイル16から読み出し、カスタマイズして、ユーザ利用ファイル17のユーザ識別子およびパスワードをキーとした記憶領域に格納しておくことができる。カスタマイズは、HTML形式で記述されたひな型のテキストデータに対して、表題名の変更、検索先アドレスの変更、検索条件名の変更、および条件数の変更などをすることによってなされる。
【0021】
次に、ユーザ個別のアプリケーションプログラムなどが格納されるデータベースのユーザ利用ファイル17のデータ構造について説明する。
図7はユーザ利用ファイルのデータ構造の例を示す図である。ユーザ利用ファイル17は、表型のデータ構造を有し、たとえばユーザ識別子(ID)の欄81と、パスワード(PWD)の欄82と、サービス識別子(SID)の欄83と、データ種別の欄84と、連続番号の欄85と、公開フラグの欄86と、階層管理のためのディレクトリ情報の欄87a〜87cと、コンテンツの欄88とを有している。
【0022】
サービス識別子は、コンテンツがホームページの場合、「HP」が、アプリケーションプログラムの場合、「APP」が値として入力される。データ種別は、コンテンツがプログラムソースの場合、「SRC」が、データの場合、「DAT」が入力される。公開フラグは、公開可の場合、「1」、パスワード付き公開の場合、「2」、非公開の場合、「3」が入力される。ディレクトリ情報は、この例では、三つまで指定できるので、コンテンツを3段階まで階層管理ができ、あるいはグループ管理ができる。コンテンツは、ホームページの場合はHTMLソースデータであり、プログラムの場合はHTMLプログラムデータであり、データの場合は、テキストデータである。データとして複数の値を含んでいる場合は、たとえばcsv(comma separated value)形式のデータで格納される。なお、公開フラグでパスワード付き公開を指定した場合のパスワードはユーザ管理ファイル15に第2のパスワードとして格納されている。
【0023】
ここで、ユーザがコンテンツを登録する場合には、少なくともユーザ識別子およびパスワードとのセットで一つのレコードが生成され、ユーザ利用ファイル17に格納される。アプリケーションプログラムが実行されたときにデータが生成される場合は、そのアプリケーションプログラムを所有するユーザ識別子およびパスワードを用いてデータ種別が「DAT」のコンテンツが生成され、ユーザ利用ファイル17に格納される。また、ユーザ利用ファイル17に格納されているコンテンツを利用する場合は、ユーザ識別子およびパスワードなどをキーにしてユーザ利用ファイル17を探索することにより、利用したいコンテンツのレコードを検索する。このレコードの検索にはデータベース問い合わせ言語であるSQL(Structured Query Language)が利用できる。また、このSQLを利用することにより、ユーザ利用ファイル17に格納されたレコードの検索のほか、レコードの挿入・更新・削除も可能である。
【0024】
次に、ユーザによるアプリケーションの作成例について説明する。まず、ユーザがクライアントからWWWサーバ10にアクセスすることによって、ハードディスク14のたとえば表示可能領域であるディレクトリ「WWWROOT」にサーバ管理者によってあらかじめ用意されたメニュープログラムが実行される。
【0025】
図8はメニューの表示例を示す図であって、(A)は初期メニュー画面例、(B)はサブメニューの画面例を示している。初期メニュー90は、(A)に示したように、ユーザ識別子(ID)を入力するテキストボックス91と、パスワード(PWD)を入力するテキストボックス92と、アプリケーションの作成を指示する作成ボタン93と、アプリケーションの利用を指示する利用ボタン94とを有している。ユーザは、テキストボックス91に自分の識別子を入力し、テキストボックス92にパスワードを入力して、作成ボタン93を押下すると、(B)に示したサブメニュー95が表示される。サブメニュー95には、たとえばホームページ、アプリケーション、データベース、およびエージェントのメニューが表示される。ここで、「ホームページ」を選択することにより、自分のホームページを作成して登録することができる。「アプリケーション」、「データベース」または「エージェント」を選択することにより、あらかじめ用意されたひな型アプリケーションプログラムをユーザのニーズに合わせてカスタマイズして登録することができる。このようにして登録されたユーザ個別のプログラムを利用する場合は、初期メニュー90において、利用ボタン94を押下することにより、(B)に示したサブメニュー95と同じようなメニューが表示される。
【0026】
図9はホームページ作成手順を示すフローチャートである。ユーザが自分のホームページを作成する場合には、まず、初期メニュー90においてあらかじめ登録済みのユーザ識別子およびパスワードを入力し、作成ボタン93を押下する(ステップS1)。次に、サブメニュー95から「ホームページ登録」を選択すると、図3に示すようなホームページ登録画面が表示される(ステップS2)。ホームページ登録画面において、テキストボックス45にHTMLソースを入力し、公開の有無を指定し、格納位置をディレクトリ情報入力用のテキストボックスに入力して登録のボタン46を押下する(ステップS3)。次に、ユーザ識別子、パスワード、サービス識別子、データ種別、連続番号をキーにしたデータベースのレコードが作成され、ホームページ登録画面にて作成されたHTMLソースがユーザ利用ファイル17に格納される(ステップS4)。また、必要に応じて、同じレコードの公開フラグの欄には公開の有無の情報が入り、ディレクトリ情報の欄には階層管理のための情報が入力される。これにより登録されたホームページはユーザの管理下に置かれることになる。なお、ここでは、ホームページを新規に作成する場合について説明したが、既に作成されたホームページを読み出して修正し、登録することもできる。この場合、サブメニュー95を表示するときに、ユーザ個別情報にホームページがある場合にはホームページ修正のメニューが追加されるので、これを選択することにより、修正が可能となる。
【0027】
図10はホームページのデータベースへの登録例を示す図である。ホームページの登録作業が完了すると、ユーザ利用ファイル17には、ユーザ識別子、パスワード、サービス識別子、データ種別、連続番号をキーにしたレコードが追加される。図示の例では、ユーザ識別子(ID)の欄81には「A」、パスワード(PWD)の欄82には何らかの値「****」、サービス識別子(SID)の欄83には「HP」、データ種別の欄84には「SRC」、連続番号の欄85には「1」、公開フラグの欄86には「1」、ディレクトリ情報の欄87aには「X」、コンテンツの欄88には作成されたホームページのHTMLソースがそれぞれ入力されている。なお、既に作成されたホームページを修正する場合は、ユーザ識別子、パスワードおよびサービス識別子をキーにしてユーザ利用ファイル17をサーチして、自分の作成したホームページをリスト表示し、そこから修正しようとするホームページを選択することにより、ホームページ登録画面に読み出すことができる。
【0028】
次に、ひな型を利用してユーザが個別のアプリケーションプログラムを作成して登録する場合について説明する。アプリケーションプログラムを作成するには、まず、図8に示した初期メニュー90において、ユーザ識別子およびパスワードを入力し、作成ボタン93を押下することによって現れるサブメニュー95から、「アプリケーション」のひな型としてひな型登録ファイル16に登録されている「見積もりシステム」を選択する。この見積もりシステムは、たとえば図4に示す組み立てパソコンキット用の見積もりシステムである。
【0029】
図11は見積もりシステムのカスタマイズ例を示す図である。サブメニュー95から「見積もりシステム」を選択すると、見積もりシステム修正画面になり、ひな型として組み立てパソコンキットの見積もりシステムのプログラムが読み込まれて表示される。ここで、表示されている項目の項目名や表示位置を修正し、入力欄のテキストボックスも位置や大きさなどが修正される。図示の例では、金額の欄101に、入力された項目値を計算する計算式が設定してある。このようにして、ユーザのニーズに合わせてカスタマイズされた見積もりシステムは、登録ボタン102を押下することによって、修正されたプログラムがユーザ個別のアプリケーションプログラムとしてユーザ利用ファイル17に登録される。次に、この見積もりシステムの登録までの手順を以下に示す。
【0030】
図12はアプリケーション作成手順を示すフローチャートである。ユーザが自分のオリジナルアプリケーションを作成する場合には、まず、初期メニュー90においてあらかじめ登録済みのユーザ識別子およびパスワードを入力し、作成ボタン93を押下する(ステップS11)。次に、サブメニュー95から「アプリケーション」の「見積もりシステム」を選択すると、見積もりシステムのひな型プログラムが読み出されて見積もりシステム修正画面になり、そこには図4に示すような組み立てパソコンキット見積もりの画面が表示される(ステップS12)。ここで、見積もりシステム修正画面において、項目名などシステムの機能をユーザのニーズに合わせて修正し、登録ボタン102を押下する(ステップS13)。次に、ユーザ識別子、パスワード、サービス識別子、データ種別、連続番号をキーにしたデータベースのレコードが作成され、見積もりシステム修正画面にて作成されたプログラムソースがユーザ利用ファイル17に格納される(ステップS14)。ここでは、公開フラグの欄にはたとえば自動的に非公開の情報が入り、ディレクトリ情報の欄は使用しないものとしている。これにより、登録された見積もりシステムはユーザが個別に利用できるという制限付きでユーザの管理下に置かれることになる。したがって、サブメニュー95を次に表示するときにユーザが作成した見積もりシステムがある場合には、サブメニュー95の「アプリケーション」に「見積もりシステム修正」のメニューが追加され、このメニューを用いることにより、作成済みの見積もりシステムを見積もりシステム修正画面に読み込んで修正することができるようになる。
【0031】
図13はオリジナルアプリケーションのデータベースへの登録例を示す図である。見積もりシステム修正画面から見積もりシステムの登録作業が完了すると、ユーザ利用ファイル17には、ユーザ識別子、パスワード、サービス識別子、データ種別、連続番号をキーにしたレコードが追加される。図示の例では、ユーザ識別子(ID)の欄81には「A」、パスワード(PWD)の欄82には何らかの値「****」、サービス識別子(SID)の欄83には「APP」、データ種別の欄84には「SRC」、連続番号の欄85には「1」、公開フラグの欄86には「3」、コンテンツの欄88には作成された見積もりシステムのプログラムソースがそれぞれ入力されている。
【0032】
次に、以上のようにして各ユーザが個々に登録したホームページを利用する場合について説明する。ここで、ユーザ利用ファイル17には、3人のユーザがホームページの登録を行っているとする。その場合のホームページの登録例を以下に示す。
【0033】
図14はホームページのデータベースへの登録例を示す図である。図示の例によれば、Aのユーザ識別子を有するユーザのホームページが二つ登録されており、この内、一方は非公開、他方は公開が指定されている。Bのユーザ識別子を有するユーザのホームページはパスワード付き公開が指定されて登録され、Cのユーザ識別子を有するユーザのホームページは公開が指定されて登録されている。登録されたホームページを利用するときは、サービス識別子(SID)の欄83および公開フラグの欄86が検索対象となる。
【0034】
登録したホームページを利用するには、まず、図8に示した初期メニュー90において、利用ボタン94を押下する。すると、アプリケーション利用のサブメニュー(図示しない)が表示され、そこからホームページ一覧を選択すると、登録されていて公開が可能なホームページの一覧が表示される。そして、そのホームページの一覧から利用したいホームページを選択指定することにより、そのホームページを利用することができるようになる。図14の例では、ホームページ一覧が選択されると、サービス識別子(SID)が「HP」であって公開フラグが「1」または「2」のレコードが選択され、選択されたレコードのユーザの名前がホームページ一覧に表示されることになる。さらに、そのホームページ一覧からホームページが選択されると、その選択されたホームページのメニュー情報をキーにしてそのホームページのレコードからHTMLソースが読み出され、WWWサーバ10の表示可能領域にコピーされて、選択されたホームページが表示可能になる。
【0035】
図15はホームページ利用のときの画面遷移を示す図であって、(A)はホームページ一覧の画面の例、(B)は選択されたホームページの表示画面の例を示している。アプリケーション利用のサブメニューからホームページ一覧が選択されると、(A)に示したように公開可能なホームページの一覧110が表示される。ここでは、登録時に公開またはパスワード付き公開を指定した3人の名前が表示されている。ここで、たとえば「Aさん」を指定することにより、その情報をもとにユーザ利用ファイル17からホームページのHTMLソースが読み出され、(B)に示したようにAさんのホームページ111が表示される。次に、このホームページ利用の際の手順を以下に示す。
【0036】
図16は登録ホームページの利用手順を示すフローチャートである。まず、クライアントからアクセスがあると、初期メニュー90が表示され、そこから利用ボタン94が押下されることによって登録されたホームページ利用の手順が開始される(ステップS21)。次に、アプリケーション利用のサブメニューからホームページ一覧を指定する(ステップS22)。すると、アプリケーション実行管理プログラムはサービス識別子(SID)および公開フラグをキーにしてデータベースのユーザ利用ファイル17を探索し、該当レコードを抽出し、抽出したレコードのユーザ識別子に対応するユーザ名をホームページ一覧に表示する(ステップS23)。ここで、ホームページ一覧の画面から利用したいホームページを選択すると(ステップS24)、アプリケーション実行管理プログラムは一覧表示に使用した情報から選択されたホームページのHTMLソースを読み出し、WWWサーバ10の指定する表示可能領域であるディレクトリ「WWWROOT」にコピーする(ステップS25)。これにより、アクセスしたクライアントのWWWブラウザによりホームページの閲覧が可能になる。ここでは、ホームページの表示だけであって新規データは発生しないので、データベースの内容は変化しない。
【0037】
次に、ユーザが作成したオリジナルアプリケーションを利用する場合について説明する。たとえば、ユーザが自分で作成した見積もりシステムを利用するには、まず、図8に示した初期メニュー90において、ユーザ識別子およびパスワードを入力して利用ボタン94を押下する。すると、アプリケーション利用のサブメニューが表示され、そこにユーザが登録した作成済みのアプリケーションの一覧が表示される。この一覧からアプリケーションの見積もりシステムを選択することにより、データベースのユーザ利用ファイル17から見積もりシステムのプログラムソースが読み出され、WWWサーバ10の実行可能領域にコピーされて、実行される。
【0038】
図17はアプリケーション利用のときの実行画面の例を示す図である。アプリケーション利用のサブメニューからアプリケーションの見積もりシステムが選択されると、そのプログラムはWWWサーバ10の指定する実行可能領域にコピーされて実行され、カスタマイズの内容が反映された見積もりシステムの画面120が表示される。ここで、入力項目のテキストボックス121〜123にデータを入力し、計算ボタン124を押下することにより、金額の欄125に設定された計算式に従って計算が行われ、計算結果がその金額の欄125に表示される。見積もりシステムのプログラムを実行することにより、入力された値および計算された値のデータが新規に発生する。このデータはユーザ個別の情報であるので、データベースのユーザ利用ファイル17に追加格納される。このときの新規データの登録例を以下に示す。
【0039】
図18は新規データのデータベースへの登録例を示す図である。図示の例によれば、1行目が見積もりシステムのアプリケーションプログラムを格納しているレコードであり、2行目のレコードが見積もりシステムの利用によって発生したデータを示している。ここで、データは、ユーザ識別子(ID)、パスワード(PWD)、サービス識別子(SID)および公開フラグの値を見積もりシステムのアプリケーションプログラムの場合と同一にしているが、データ種別については「DAT」にしてある。コンテンツの欄88には、新規に発生したデータ、すなわち、入力された値および計算された値のデータがcsv形式で格納されている。次に、この見積もりシステムのアプリケーション利用の際の手順を以下に示す。
【0040】
図19は登録アプリケーションの利用手順を示すフローチャートである。クライアントからアクセスがあると、まず、初期メニュー90が表示されるので、そこでユーザ識別子およびパスワードを入力して利用ボタン94を押下する(ステップS31)。アプリケーション実行管理プログラムは、入力されたユーザ識別子およびパスワードとサービス識別子などとをキーにしてデータベースのユーザ利用ファイル17を検索し、アクセスしてきたユーザの登録アプリケーションをアプリケーション利用のサブメニューに一覧表示する(ステップS32)。一覧表示から見積もりシステムが選択されると、アプリケーション実行管理プログラムは一覧表示で選択されたメニューの情報をキーにしてデータベースのユーザ利用ファイル17を検索し、該当するレコードのコンテンツの欄からプログラムソースを読み出す(ステップS33)。次に、アプリケーション実行管理プログラムはユーザ利用ファイル17から読み出した見積もりシステムのプログラムソースをWWWサーバ10の実行可能領域にコピーして、実行させる(ステップS34)。ここで、アプリケーション利用によってデータが発生するかどうかがチェックされ(ステップS35)、新規にデータが発生する場合は、アプリケーション実行管理プログラムはユーザ識別子、パスワード、サービス識別子、データ種別、連続番号などとともに、発生したデータをコンテンツとするレコードをデータベースのユーザ利用ファイル17に格納する(ステップS36)。アプリケーション実行管理プログラムは見積もりシステムのプログラムの実行が終わったと判断した場合は、そのプログラムを実行可能領域から消去する。
【0041】
以上、本発明をその好適な実施の形態について説明したが、本発明はこの特定の実施の形態に限定されるものではない。たとえば、ユーザ端末として、ハードディスクを持たない携帯端末を想定したが、据え置き型の端末であってもいいし、もちろん、大容量のハードディスクを備えた端末であってもよい。また、本発明の情報提供装置はイントラネットのサーバにも適用できる。
【0042】
上記の実施の形態では、ユーザ個別情報をすべて一つのユーザ利用ファイル17に格納するようにしたが、サービス識別子またはデータ種別に応じて違うデータベースで管理するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、ユーザ個別情報をサーバが持てるように構成した。このため、ユーザは自分用に選別・編集された情報を任意のタイミングで取り出すことができ、クライアントはプラグインソフトウェアや特殊なソフトウェアを必要としない一般的な情報閲覧ソフトウェアだけで情報を得ることができ、しかも、提供されるデータを利用するためのユーザ端末を限定しない。
【0044】
また、サーバが代行してユーザ個別情報を受けたり蓄積するので、入手するまでに時間のかかる情報をあらかじめ作成しておくことができ、ユーザ端末に個別提供データ格納用の領域を必要としないことから、ユーザ端末にハードディスクを持たない携帯端末を利用することもできる。
【0045】
さらに、ユーザは提供されるアプリケーションを自分の利用形態に合わせてカスタマイズし、ユーザ個別情報としてサーバに保存しておけるので、アプリケーションプログラムをユーザ端末にダウンロードする必要がなく、ユーザ個別情報にキー情報を設定できるようにしたことによって、アプリケーションの管理、セキュリティの設定が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーバの情報提供装置の原理構成図である。
【図2】インターネット上のWWWサーバの構成を示す図である。
【図3】ホームページ作成プログラムの実行例を示す図である。
【図4】オリジナルアプリケーションプログラムの実行例を示す図である。
【図5】オリジナルデータベースプログラムの実行例を示す図である。
【図6】オリジナルエージェントプログラムの実行例を示す図である。
【図7】ユーザ利用ファイルのデータ構造の例を示す図である。
【図8】メニューの表示例を示す図であって、(A)は初期メニュー画面例、(B)はサブメニューの画面例を示している。
【図9】ホームページ作成手順を示すフローチャートである。
【図10】ホームページのデータベースへの登録例を示す図である。
【図11】見積もりシステムのカスタマイズ例を示す図である。
【図12】アプリケーション作成手順を示すフローチャートである。
【図13】オリジナルアプリケーションのデータベースへの登録例を示す図である。
【図14】ホームページのデータベースへの登録例を示す図である。
【図15】ホームページ利用のときの画面遷移を示す図であって、(A)はホームページ一覧の画面の例、(B)は選択されたホームページの表示画面の例を示している。
【図16】登録ホームページの利用手順を示すフローチャートである。
【図17】アプリケーション利用のときの実行画面の例を示す図である。
【図18】新規データのデータベースへの登録例を示す図である。
【図19】登録アプリケーションの利用手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ
1a 表示・実行可能領域
2 ネットワーク
3a,3b,・・・,3n ユーザ端末
4 ユーザ個別情報記憶手段
5 ひな型記憶手段
6 コンテンツ格納手段
7 コンテンツカスタマイズ手段
8 管理情報操作手段
9 コンテンツ利用制御手段
10 WWWサーバ
11 中央演算処理装置(CPU)
12 メモリ
13 通信制御部
14 ハードディスク
20 公衆網
31,32,・・・ クライアント
31a,32a,・・・ WWWブラウザ
Claims (11)
- ネットワークを介して複数のユーザ端末に接続されるサーバの情報提供装置であって、
ユーザに個別の情報を蓄積利用する領域がユーザごとに割り当てられるユーザ個別情報記憶手段と、
前記ユーザ個別情報記憶手段に対して蓄積すべき情報を格納するコンテンツ格納手段と、
前記ユーザ個別情報記憶手段に蓄積された情報を読み出して利用するコンテンツ利用制御手段と、
ユーザが自由に取り出して前記コンテンツ格納手段により前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報として格納することでユーザ個別のアプリケーションプログラムとして利用できるダイナミックHTMLを格納しておくひな型記憶手段と、を備え、
前記コンテンツ利用制御手段は、ユーザ個別の情報を利用するときは前記ユーザ個別情報記憶手段に格納されたユーザ個別の情報を取り出してサーバが管理する表示・実行可能領域にコピーすることによりユーザ個別の情報を、表示または実行可能とする、
ことを特徴とするサーバの情報提供装置。 - ユーザ個別の情報をユーザの利用形態に合わせて変更または新規作成するコンテンツカスタマイズ手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のサーバの情報提供装置。
- 前記コンテンツ格納手段が前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報を格納するときにそのユーザ個別の情報を管理する管理情報を設定したり設定された管理情報を変更したりする管理情報操作手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のサーバの情報提供装置。
- 前記ユーザ個別情報記憶手段は、ユーザ個別の情報を少なくともユーザの識別情報とともにデータベースで管理するようにしたことを特徴とする請求項1記載のサーバの情報提供装置。
- 前記ユーザ個別情報記憶手段は、ユーザ個別の情報をユーザの識別情報および管理情報とともにデータベースで管理するようにしたことを特徴とする請求項3記載のサーバの情報提供装置。
- 前記管理情報は、サービス識別子およびデータベース種別を含むことを特徴とする請求項5記載のサーバの情報提供装置。
- 前記管理情報は、公開の有無を指定するフラグを含むことを特徴とする請求項5記載のサーバの情報提供装置。
- 前記管理情報は、ディレクトリ情報を含むことを特徴とする請求項5記載のサーバの情報提供装置。
- 前記コンテンツ利用制御手段は、コピーしたユーザ個別の情報がアプリケーションプログラムの場合は、その実行の結果生成された情報を同じユーザ個別の情報として前記ユーザ個別情報記憶手段に格納することを特徴とする請求項1記載のサーバの情報提供装置。
- コンピュータを、ユーザに個別の情報を蓄積利用する領域がユーザごとに割り当てられるユーザ個別情報記憶手段、前記ユーザ個別情報記憶手段に対して蓄積すべき情報を格納するコンテンツ格納手段、前記ユーザ個別情報記憶手段に蓄積された情報を読み出して利用するときは前記ユーザ個別情報記憶手段に格納されたユーザ個別の情報を取り出してサーバが管理する表示・実行可能領域にコピーすることによりユーザ個別の情報を、表示または実行可能とするコンテンツ利用制御手段、ユーザが自由に取り出して前記コンテンツ格納手段により前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報として格納することでユーザ個別のアプリケーションプログラムとして利用できるダイナミックHTMLを格納しておくひな型記憶手段、ユーザ個別の情報をユーザの利用形態に合わせて変更または新規作成するコンテンツカスタマイズ手段、前記コンテンツ格納手段が前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報を格納するときにそのユーザ個別の情報を 管理する管理情報を設定したり設定された管理情報を変更したりする管理情報操作手段として機能させるためのサーバの情報提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- ネットワークを介して複数のユーザ端末に接続されるサーバの情報提供方法であって、
コンテンツ格納手段が、ユーザに個別の情報を蓄積利用する領域がユーザごとに割り当てられるユーザ個別情報記憶手段に対して蓄積すべき情報を格納し、
ひな型記憶手段が、ユーザが自由に取り出して前記コンテンツ格納手段により前記ユーザ個別情報記憶手段にユーザ個別の情報として格納することでユーザ個別のアプリケーションプログラムとして利用できるダイナミックHTMLを格納し、
コンテンツ利用制御手段が、前記ユーザ個別情報記憶手段に蓄積された情報を読み出して利用する際に、前記ユーザ個別情報記憶手段に格納されたユーザ個別の情報を取り出してサーバが管理する表示・実行可能領域にコピーすることによりユーザ個別の情報を、表示または実行可能とする、
ことを特徴とするサーバの情報提供方法。
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