JP4043371B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は液晶表示装置に関し、特に、画像信号に従って画像を表示する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラー液晶表示装置では、低温時における画質の劣化を防止するため、低温時に複数の走査線を2本ずつ順次選択することにより、画像信号に応じた本来の階調電位で液晶セルを充電する前に、その液晶セルの1行以上前の同じ色配列の液晶セルに対応する階調電位でその液晶セルを予備充電していた(たとえば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−186326号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のカラー液晶表示装置では、低温時に複数の走査線を2本ずつ選択していたので、消費電力が大きくなり、構成が複雑になるという問題があった。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、消費電力が小さく、構成が簡単で、良好な画像を得ることが可能な液晶表示装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る液晶表示装置は、画像信号に従って画像を表示する液晶表示装置であって、液晶パネル、温度検出回路、垂直走査回路、および水平走査回路を備える。液晶パネルは、複数行複数列に配置され、それらの一方電極がともに共通電位を受ける複数の液晶セルと、それぞれ複数行に対応して設けられた複数の走査線と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数のデータ線と、それぞれ複数の液晶セルに対応して設けられ、各々が対応のデータ線と対応の液晶セルの他方電極との間に接続され、各々のゲートが対応の走査線に接続された複数のトランジスタとを含む。温度検出回路は、液晶パネルまたはその周囲の温度を検出する。垂直走査回路は、複数の走査線を所定時間ずつ順次選択し、選択した走査線に選択電位を与えてその走査線に対応する各トランジスタを導通させる。水平走査回路は、垂直走査回路によって1本の走査線が選択されるごとに、各データ線および選択された走査線に対応する各トランジスタを介して、画像信号に応じた電位を選択された走査線に対応する各液晶セルの他方電極に与える。この水平走査回路は、各データ線に対応して設けられ、1本の走査線が選択されている各期間内のプリチャージ期間に活性化され、温度検出回路の検出温度が予め定められた温度よりも低い場合に対応のデータ線をプリチャージ電位にするプリチャージ回路と、各データ線に対応して設けられてプリチャージ期間の経過後に活性化され、対応のデータ線を画像信号に応じた電位にする増幅回路とを含む。
【0007】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるカラー液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図1において、このカラー液晶表示装置は、液晶パネル1、垂直走査回路7および水平走査回路8を備え、たとえば携帯電話機に設けられる。
【0008】
液晶パネル1は、複数行複数列に配置された複数の液晶セル2と、それぞれ複数行に対応して設けられた複数の走査線4と、それぞれ複数行に対応して設けられた複数の共通電位線5と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数のデータ線6とを含む。複数の共通電位線5は、互いに接続されている。
【0009】
液晶セル2は、各行において3つずつ予めグループ化されている。各グループの3つの液晶セル2には、それぞれR,G,Bのカラーフィルタが設けられている。各グループの3つの液晶セル2は、1つの画素3を構成している。
【0010】
各液晶セル2には、図2に示すように、液晶駆動回路10が設けられている。液晶駆動回路10は、N型TFT(薄膜トランジスタ)11およびキャパシタ12を含む。N型TFT11は、データ線6と液晶セル2の一方電極2aとの間に接続され、そのゲートは走査線4に接続される。キャパシタ12は、液晶セル2の一方電極2aと共通電位線5との間に接続される。液晶セル2の他方電極は、共通電位線5に接続される。共通電位線5には、共通電位VCOMが与えられらる。
【0011】
図1に戻って、垂直走査回路7は、画像信号に従って、複数の走査線4を所定時間ずつ順次選択し、選択した走査線4を選択レベルの「H」レベルにする。走査線4が選択レベルの「H」レベルにされると、図2のN型TFT11が導通し、その走査線4に対応する各液晶セル2の一方電極2aとその液晶セル2に対応するデータ線6とが結合される。
【0012】
水平走査回路8は、画像信号に従って、垂直走査回路7によって1本の走査線4が選択されている間に、各データ線6に階調電位VGを与えるとともに共通電位線5に共通電位VCOMを与える。液晶セル2の光透過率は、その電極間電圧に応じて変化する。
【0013】
垂直走査回路7および水平走査回路8によって液晶パネル1の全液晶セル2が走査されると、液晶パネル1に1つの画像が表示される。
【0014】
以下、この発明の特徴となるデータ線6の駆動方法について説明する。図3(a)(b)は、液晶セル2の一方電極2aの電位VG′と、液晶セル2の他方電極に印加される共通電位VCOMとを示す図である。このカラー液晶表示装置では、液晶セル2の電極間電圧の絶対値|VG′−VCOM|が0Vの場合に白表示となり、液晶セル2の電極間電圧の絶対値|VG′−VCOM|が電源電圧VCCの場合に黒表示となるノーマルホワイト方式が採用されている。液晶セル2の長寿命化を図るため、液晶セル2の電極間電圧VG′−VCOMの極性は、1本の走査線4が選択されるごとに正極性/負極性に切換えられる。また、階調電位VGの振幅を小さくして低消費電力化を図るため、共通電位VCOMは、1本の走査線4が選択されるごとに接地電位GND/電源電位VCCに交互に切換えられる。
【0015】
常温時は、液晶セル2の一方電極2aは階調電位VGに十分に充電/放電される。しかし、低温時は図3(b)に示すように、液晶の性質上、液晶セル2の一方電極2aは階調電位VGに十分に充電/放電されなくなり、画質が劣化してしまう。この対策として、データ線6を駆動するための増幅器の電流駆動能力を増大させることも考えられるが、この増幅器はデータ線6と同じ数だけ設けられているので、増幅器の電流駆動能力を大きくすると消費電力が増大してしまう。
【0016】
そこで、図4(a)に示すように、液晶セル2の一方電極2aを黒レベルに対応する電位に一旦プリチャージした後に、液晶セル2の一方電極2aを階調電位VGに充電/放電する方法が考えられる。しかし、プリチャージが不要な常温時にプリチャージを行なうことは消費電力の無駄である。そこで、この実施の形態1では図4(b)に示すように、常温時はプリチャージを行なわず、低温時のみプリチャージすることにより、消費電力の低減化と画質の向上を図る。
【0017】
次に、このデータ線6の駆動方法について、より詳細に説明する。図5は、このカラー液晶表示装置のデータ線6の駆動に関連する部分を示す回路ブロック図である。図5において、このカラー液晶表示装置は、各データ線6に対応して設けられた増幅器15およびスイッチS1〜S3と、液晶パネル1の所定位置に設けられた温度検出回路16と、全データ線6に共通に設けられたプリチャージ制御回路17とを備える。増幅器15、スイッチS1〜S3およびプリチャージ制御回路17は、水平走査回路8に含まれる。
【0018】
増幅器15は、映像信号に基づいて階調電位発生回路(図示せず)で生成された階調電位VGを電流増幅する。スイッチS1は、増幅器15の出力ノードと対応のデータ線6の一方端との間に接続され、制御信号φ1が「H」レベルの期間に導通し、制御信号φ1が「L」レベルの期間に非導通になる。スイッチS2は、電源電位VCCのラインと対応のデータ線6の一方端との間に接続され、制御信号φ2が「H」レベルの期間に導通し、制御信号φ2が「L」レベルの期間に非導通になる。スイッチS3は、対応のデータ6の一方端と接地電位GNDのラインとの間に接続され、制御信号φ3が「H」レベルの期間に導通し、制御信号φ3が「L」レベルの期間に非導通になる。
【0019】
温度検出回路16は、液晶パネル1の温度を検出し、検出した温度が所定温度(たとえば0℃)よりも高い場合は信号φTを「L」レベルにし、検出した温度が所定温度以下の場合は信号φTを「H」レベルにする。すなわち温度検出回路16は、図6に示すように、液晶パネル1の所定位置に形成された抵抗素子20〜22、P型TFT23、N型TFT24、およびコンパレータ25を含む。
【0020】
抵抗素子20、P型TFT23およびN型TFT24は、電源電位VCCのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。P型TFT23のゲートはそのドレインに接続され、N型TFT24のゲートはそのドレインに接続される。TFT23,24の各々は、ダイオード素子を構成し、所定のしきい値電圧Vthを有する。抵抗素子21と22は、電源電位VCCのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。コンパレータ25は、抵抗素子20とP型TFT23の間のノードN20の電位と、抵抗素子21と22の間のノードN21の電位とを比較し、ノードN20の電位がノードN21の電位よりも高い場合は信号φTを「H」レベルにし、ノードN20の電位がノードN21の電位よりも低い場合は信号φTを「L」レベルにする。
【0021】
TFT23,24の各々のしきい値電圧Vthは温度低下に従って上昇するので、ノードN20の電位は温度低下に従って上昇する。したがって、抵抗素子21,22の抵抗値を適値に設定することにより、温度が所定温度よりも高い場合に信号φTを「L」レベルにし、温度が所定温度よりも低い場合に信号φTを「H」レベルにすることができる。
【0022】
プリチャージ制御回路17は、図7に示すように、ソースドライバ制御回路30、プリチャージタイミング生成回路31、VCOM生成回路32、ANDゲート33〜35、およびインバータ36を含む。ソースドライバ制御回路30、プリチャージタイミング生成回路31およびVCOM生成回路32の各々は、制御信号HDに同期して動作する。制御信号HDは、図8に示すように、所定周期で所定時間T1だけ「L」レベルになる信号である。液晶パネル1の複数の走査線4は、制御信号HDと同じ周期で1本ずつ順次「H」レベルにされる。
【0023】
ソースドライバ制御回路30は、信号HDが「H」レベルから「L」レベルに立下げられたことに応じて、所定時間T2(>T1)だけ信号φ1を「L」レベルにする。信号φ1が「L」レベルの期間は、スイッチS1が非導通になり、増幅器15の出力ノードとデータ線6とが電気的に切り離される。
【0024】
プリチャージタイミング生成回路31は、信号HDが「L」レベルから「H」レベルに立上げられたことに応じて、所定時間T3(<T2−T1)だけ信号PRを「H」レベルにする。VCOM生成回路32は、信号HDが「L」レベルから「H」レベルに立上げられるごとに、共通電位VCOMのレベルを反転させる。共通電位VCOMの一方のレベルは接地電位GNDであり、その他方のレベルは電源電位VCCである。
【0025】
ANDゲート33は、温度検出回路16の出力信号φTとプリチャージタイミング生成回路31の出力信号PRとを受け、その出力信号φ33はANDゲート34,35の一方入力ノードに入力される。VCOM生成回路32で生成された共通電位VCOMは、共通電位線5およびANDゲート34の他方入力ノードに直接入力されるとともに、インバータ36を介してANDゲート35の他方入力ノードに入力される。ANDゲート34,35の出力信号は、それぞれスイッチS3,S2の制御信号φ3,φ2となる。信号φ2が「H」レベルの期間は、スイッチS2が導通してデータ線6が電源電位VCCにプリチャージされる。信号φ3が「H」レベルの期間は、スイッチS3が導通してデータ線6が接地電位GNDにプリチャージされる。
【0026】
次に、図5〜図8に示した回路部分の動作について説明する。液晶パネル1の温度が0℃よりも高い常温時は、図6のTFT23,24の各々のしきい値電圧Vthが比較的低い値になり、ノードN20の電位がノードN21の電位よりも低くなってコンパレータ25の出力信号φTは「L」レベルになる。これにより、図7のANDゲート33,34,35の出力信号φ33,φ3,φ2がともに「L」レベルに固定され、図5のスイッチS2,S3が非導通状態に固定され、データ線6のプリチャージは行なわれない。信号φ1が「H」レベルにされると、スイッチS1が導通し,データ線6は増幅器15によって階調電位VGにされる。
【0027】
また、液晶パネル1の温度が0℃以下の低温時は、図6のTFT23,24の各々のしきい値電圧Vthが比較的高い値になり、ノードN20の電位がノードN21の電位よりも高くなってコンパレータ25の出力信号φTは「H」レベルになる。これにより、プリチャージタイミング生成回路31の出力信号PRがANDゲート33を通過して信号φ33となる。共通電位VCOMが「L」レベルの場合は、信号33がANDゲート35を通過して信号φ2となり、データ線6が「H」レベルにプリチャージされる。共通電位VCOMが「H」レベルの場合は、信号φ33がANDゲート34を通過して信号φ3となり、データ線6が「L」レベルにプリチャージされる。信号φ1が「H」レベルにされると、スイッチS1が導通し、データ線6は増幅器15によって階調電位VGにされる。
【0028】
この実施の形態1では、液晶パネル1の温度を温度検出回路16で検出し、液晶パネル1の温度が所定温度(0℃)以下の低温時のみデータ線6をプリチャージするので、常時プリチャージする場合に比べて消費電力が小さくてすむ。
【0029】
また、温度検出回路16の出力信号φTのレベルに応じてプリチャージ用のスイッチS2,S3を制御するので、液晶パネル1の温度に応じて、同時に選択する走査線4の数を変えていた従来に比べ、構成の簡単化および消費電力の低減化を図ることができる。
【0030】
図9は、液晶パネル1の温度と、液晶セル2の白レベルおよび黒レベル間のコントラスト比との関係を示す図である。液晶パネル1の温度が0℃よりも高い常温時は、プリチャージの有無によりコントラスト比は変わらない。したがって、常温時はプリチャージを停止することにより消費電力の低減化を図る。
【0031】
液晶パネル1の温度が0℃以下の低温時は、プリチャージを行った場合のコントラスト比はプリチャージを行なわない場合のコントラスト比よりも5程度高くなる。したがって、低温時はプリチャージを行なうことにより、コントラスト比の低下による画質の劣化を抑制する。
【0032】
なお、この実施の形態1では、温度検出回路16を液晶パネル1の所定位置に設けたが、これに限るものではなく、温度検出回路16を液晶パネル1の周囲の所定位置に設けてもよい。
【0033】
[実施の形態2]
図10は、この発明の実施の形態2によるカラー液晶表示装置の温度検出回路40の構成を示す回路図であり、図11は、そのカラー液晶表示装置のプリチャージ制御回路50の構成を示す回路ブロック図である。
【0034】
図10を参照して、この温度検出回路40が図6の温度検出回路16と異なる点は、抵抗素子21,22およびコンパレータ25が抵抗素子41〜43、コンパレータ44,45、インバータ46およびANDゲート47で置換されている点である。抵抗素子41〜43は、電源電位VCCのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。
【0035】
コンパレータ44は、ノードN20の電位と抵抗素子41,42間のノードN41の電位とを比較し、ノードN20の電位がノードN41の電位よりも低い場合は信号φT2を「L」レベルにし、ノードN20の電位がノードN41の電位よりも高い場合は信号φT2を「H」レベルにする。
【0036】
コンパレータ45は、ノードN20の電位と抵抗素子42,43間のノードN42の電位とを比較する。ノードN20の電位がノードN42の電位よりも低い場合はコンパレータ45の出力信号は「L」レベルになり、ノードN20の電位がノードN42の電位よりも高い場合はコンパレータ45の出力信号は「H」レベルになる。
【0037】
コンパレータ44の出力信号φT2は、インバータ46を介してANDゲート47の一方入力ノードに入力される。コンパレータ45の出力信号は、ANDゲート47の他方入力ノードに入力される。ANDゲート47の出力信号は、信号φT1となる。
【0038】
液晶パネル1の温度が常温の場合は、TFT23,24の各々のしきい値電圧Vthは比較的低い値になるので、ノードN20の電位がノードN41,N42の電位よりも低くなり、信号φT1,φT2はともに「L」レベルになる。
【0039】
液晶パネル1の温度が低下して第1低温領域(たとえば0〜−5℃)に入ると、TFT23,24の各々のしきい値電圧Vthが比較的高い値になり、ノードN20の電位がノードN42の電位とノードN41の電位との間の電位になり、信号φT1,φT2がそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルになる。
【0040】
液晶パネル1の温度がさらに低下して第2低温領域(たとえば−5℃以下)に入ると、TFT23,24の各々のしきい値電圧Vthがさらに高くなり、ノードN20の電位がノードN41,N42の電位よりも高くなり、信号φT1,φT2がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルになる。信号φT1,φT2は、図11のプリチャージ制御回路50に与えられる。
【0041】
図11を参照して、プリチャージ制御回路50が図7のプリチャージ制御回路17と異なる点は、プリチャージタイミング生成回路31およびANDゲート33がプリチャージタイミング生成回路51,52、ANDゲート53,54およびORゲート55で置換されている点である。プリチャージタイミング生成回路51は、図12に示すように、信号HDが「L」レベルから「H」レベルに立上げられたことに応じて、所定時間T11(<T2−T1)だけ信号PR1を「H」レベルにする。プリチャージタイミング生成回路52は、信号HDが「L」レベルから「H」レベルに立上げられたことに応じて、所定時間T12(T11<T12<T2−T1)だけ信号PR2を「H」レベルにする。
【0042】
ANDゲート53は、プリチャージタイミング生成回路51の出力信号PR1と温度検出回路40からの信号φT1とを受ける。ANDゲート54は、プリチャージタイミング生成回路52の出力信号PR2と温度検出回路40からの信号φT2とを受ける。ORゲート55はANDゲート53,54の出力信号を受け、ORゲート55の出力信号はANDゲート34,35の一方入力ノードに入力される。
【0043】
次に、図10〜図12に示したカラー液晶表示装置のプリチャージ動作について説明する。液晶パネル1の温度が0℃よりも高い常温時は、図10のTFT23,24の各々のしきい値電圧Vthが比較的低い値になり、信号φT1,φT2はともに「L」レベルになる。これにより、図11のANDゲート34,35の出力信号φ3,φ2がともに「L」レベルに固定され、図3のスイッチS2,S3が非導通状態に固定され、データ線6のプリチャージは行われない。
【0044】
液晶パネル1の温度が0〜−5℃の場合は、図10のTFT23,24の各々のしきい値電圧Vthが比較的高い値になり、信号φT1,φT2はそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルになる。これにより、ANDゲート54の出力信号が「L」レベルに固定され、プリチャージタイミング生成回路51の出力信号PR1がANDゲート53およびORゲート55を通過してANDゲート34,35の一方入力ノードに入力される。共通電位VCOMが「L」レベルの場合は、信号PR1がANDゲート35を通過して信号φ2となり、スイッチS2が比較的短い時間T11だけ導通してデータ線6が「H」レベルにプリチャージされる。共通電位VCOMが「H」レベルの場合は、信号PR1がANDゲート34を通過して信号φ3となり、スイッチS3が比較的短い時間T11だけ導通してデータ線6が「L」レベルにプリチャージされる。
【0045】
液晶パネル1の温度が−5℃以下の場合は、図10のTFT23,24の各々のしきい値電圧Vthがさらに高くなり、信号φT1,φT2がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルになる。これにより、ANDゲート53の出力信号が「L」レベルに固定され、プリチャージタイミング生成回路52の出力信号PR2がANDゲート54およびORゲート55を通過してANDゲート34,35の一方入力ノードに入力される。共通電位VCOMが「L」レベルの場合は、信号PR2がANDゲート35を通過して信号φ2となり、スイッチS2が比較的長い時間T12だけ導通してデータ線6が「H」レベルにプリチャージされる。共通電位VCOMが「H」レベルの場合は、信号PR2がANDゲート34を通過して信号φ3となり、スイッチS3が比較的長い時間T12だけ導通してデータ線6が「L」レベルにプリチャージされる。
【0046】
この実施の形態2では、低温の程度によってプリチャージの時間が2段階で切換えられるので、無駄なプリチャージ電力を削減して消費電力の一層の低減化を図ることができる。
【0047】
[実施の形態3]
図13は、この発明の実施の形態3によるカラー液晶表示装置の温度検出回路60の構成を示す回路図であり、図14は、そのカラー液晶表示装置のプリチャージ制御回路70の構成を示す回路ブロック図である。
【0048】
図13を参照して、この温度検出回路60が図6の温度検出回路16と異なる点は、P型TFT61,62、キャパシタ63、N型TFT64およびインバータ65が追加されている点である。P型TFT61は電源電位VCCのラインと抵抗素子20の一方電極との間に介挿され、P型TFT62およびキャパシタ63は電源電位VCCのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。P型TFT61,62のゲートは、ともにP型TFT61のドレインに接続される。P型TFT61と62は、カレントミラー回路を構成する。
【0049】
N型TFT64は、P型TFT62およびキャパシタ63間のノードN62と接地電位GNDのラインとの間に接続される。信号HDは、インバータ65を介してN型TFT64のゲートに入力される。コンパレータ25は、ノードN21の電位とノードN62の電位とを比較し、ノードN21の電位がノードN62の電位よりも高い場合は信号φTを「H」レベルにし、ノードN21の電位がノードN62の電位よりも低い場合は信号φTを「L」レベルにする。
【0050】
プリチャージ制御回路70は、図7のプリチャージ制御回路17からプリチャージタイミング生成回路31およびANDゲート33を除去し、インバータ71、ANDゲート72、抵抗素子73およびキャパシタ74を追加したものである。インバータ71は、ソースドライバ制御回路30の出力信号φ1の反転信号を生成する。ANDゲート72は、信号φ1の反転信号と、温度検出回路60の出力信号φTと、信号HDとを受ける。ANDゲート72の出力信号φ72は、抵抗素子73を介してANDゲート34,35の一方入力ノードN73に与えられる。キャパシタ74は、ノードN73と接地電位GNDのラインとの間に接続される。抵抗素子73およびキャパシタ74は、ANDゲート72の出力信号φ72から所定のパルス幅よりも短いパルス幅の正パルスを除去する積分回路を構成する。
【0051】
図15は、このカラー液晶表示装置のプリチャージ動作を示すタイムチャートである。ここでは、液晶パネル1の温度Tが0℃以上の温度から0℃以下の温度に向かって徐々に低下しているものとする。信号HDは、所定周期で所定時間T1(<T2)だけ「L」レベルにされる。信号HDが「L」レベルにされると、所定時間T2だけ信号φ1が「L」レベルにされ、ANDゲート72の出力信号φ72が「L」レベルにされる。また、信号HDが「L」レベルの期間は、図13のN型TFT64が導通してノードN62の電位が0Vにリセットされ、信号φTが「H」レベルにされる。
【0052】
信号HDが「L」レベルから「H」レベルに立上げられると、ANDゲート72の3つの入力信号/φ1,φT,HDがともに「H」レベルになり、ANDゲート72の出力信号φ72が「L」レベルから「H」レベルに立上げられる。ANDゲート72の出力信号φ72が「H」レベルに立上げられると、抵抗素子73を介してキャパシタ74が徐々に充電され、ノードN73の電位が徐々に上昇する。
【0053】
また、N型TFT64が非導通になってノードN62の電位が徐々に上昇する。すなわち、P型TFT61、抵抗素子20、P型TFT23およびN型TFT24は直列接続され、P型TFT61と62はカレントミラー回路を構成しているので、P型TFT62にはTFT23,24の各々のしきい値電圧Vthに応じた値の電流が流れる。P型TFT62に流れる電流によってキャパシタ63が充電され、ノードN62の電位が徐々に上昇する。ノードN62の電位がノードN21の電位を超えると、コンパレータ25の出力信号φTが「H」レベルから「L」レベルに立下げられ、ANDゲート72の出力信号φ72が「L」レベルになる。N型TFT62に流れる電流は、温度低下に応じて小さくなるので、信号φ72のパルス幅は、温度低下に応じて長くなる。ANDゲート72の出力信号φ72が「L」レベルにされると、キャパシタ74の電荷が抵抗素子73を介して放電され、ノードN73の電位が徐々に低下する。
【0054】
液晶パネル1の温度Tが低下すると、信号φ72のパルス幅が広くなり、ノードN73の電位のピーク値が高くなる。液晶パネル1の温度Tが所定温度(たとえば0℃)よりも高い場合は、ノードN73の電位のピーク値がANDゲート34,35の各々のしきい値電位VTHよりも低くなり、ANDゲート34,35の出力信号φ3,φ2は共通電位VCOMに関係なく「L」レベルになる。液晶パネル1の温度Tが所定温度よりも低くなると、ノードN73の電位のピーク値がANDゲート34,35の各々のしきい値電位VTHよりも高くなり、共通電位VCOMが「H」レベルの場合はANDゲート34の出力信号φ3が「H」レベルになり、共通電位VCOMが「L」レベルの場合はANDゲート35の出力信号φ2が「H」レベルになる。
【0055】
液晶パネル1の温度Tが低下すると、TFT23,24の各々のしきい値電圧Vthが上昇し、P型TFT61,62に流れる電流の値が低下し、ノードN62の電位上昇速度が低下し、ノードN62の電位が0Vから上昇し、ノードN21の電位を超えるまでの時間が長くなる。したがって、温度Tが低下するに従って信号φ2,φ3の正パルス幅が連続的に広くなり、プリチャージ時間が連続的に長くなる。
【0056】
この実施の形態3では、液晶パネル1の温度Tが低下するに従って連続的にプリチャージ時間が長くなるので、より効率的にプリチャージをすることができ、消費電力の一層の低減化を図ることができる。
【0057】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る液晶表示装置では、液晶パネル、温度検出回路、垂直走査回路、および水平走査回路が設けられる。液晶パネルは、複数行複数列に配置され、それらの一方電極はともに共通電位を受ける複数の液晶セルと、それぞれ複数行に対応して設けられた複数の走査線と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数のデータ線と、それぞれ複数の液晶セルに対応して設けられ、各々が対応のデータ線と対応の液晶セルの他方電極との間に接続され、各々のゲートが対応の走査線に接続された複数のトランジスタとを含む。温度検出回路は、液晶パネルまたはその周囲の温度を検出する。垂直走査回路は、複数の走査線を所定時間ずつ順次選択し、選択した走査線に選択電位を与えてその走査線に対応する各トランジスタを導通させる。水平走査回路は、垂直走査回路によって1本の走査線が選択されるごとに、各データ線および選択された走査線に対応する各トランジスタを介して、画像信号に応じた電位を選択された走査線に対応する各液晶セルの他方電極に与える。この水平走査回路は、各データ線に対応して設けられ、1本の走査線が選択されている各期間内のプリチャージ期間に活性化され、温度検出回路の検出温度が予め定められた温度よりも低い場合に対応のデータ線をプリチャージ電位にするプリチャージ回路と、各データ線に対応して設けられ、プリチャージ期間の経過後に活性化され、対応のデータ線を画像信号に応じた電位にする増幅回路とを含む。したがって、低温時にデータ線をプリチャージするので、低温時における画質の劣化を抑制することができる。また常温時にはプリチャージを停止するので、無駄な消費電力を削減することができる。また低温時でも複数の走査線を1本ずつ選択するので、複数の走査線を2本ずつ選択していた従来に比べ、消費電力が小さくてすみ、構成の簡単化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるカラー液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した各液晶セルに対応して設けられた液晶駆動回路の構成を示す回路図である。
【図3】 図1に示したカラー液晶表示装置のプリチャージ動作を説明するためのタイムチャートである。
【図4】 図1に示したカラー液晶表示装置のプリチャージ動作を説明するための他のタイムチャートである。
【図5】 図1に示したカラー液晶表示装置のプリチャージ動作に関連する部分の構成を示す回路ブロック図である。
【図6】 図5に示した温度検出回路の構成を示す回路図である。
【図7】 図5に示したプリチャージ制御回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図8】 図5〜図7に示したプリチャージ動作に関連する部分の動作を示すタイムチャートである。
【図9】 実施の形態1の効果を説明するための図である。
【図10】 この発明の実施の形態2によるカラー液晶表示装置の温度検出回路の構成を示す回路図である。
【図11】 図10で説明したカラー液晶表示装置のプリチャージ制御回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図12】 図10および図11で説明したカラー液晶表示装置のプリチャージ動作を示すタイムチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態3によるカラー液晶表示装置の温度検出回路の構成を示す回路図である。
【図14】 図13で説明したカラー液晶表示装置のプリチャージ制御回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図15】 図13および図14で説明したカラー液晶表示装置のプリチャージ動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 液晶パネル、2 液晶セル、3 画素、4 走査線、5 共通電位線、6データ線、7 垂直走査回路、8 水平走査回路、10 液晶駆動回路、12,63,74 キャパシタ、15 増幅器、16,40,60 温度検出回路、17,50,70 プリチャージ制御回路、S1〜S3 スイッチ、20〜22,41〜43,73 抵抗素子、23,61,62 P型TFT、24,64 N型TFT、25,44,45 コンパレータ、30 ソースドライバ制御回路、31,51,52 プリチャージタイミング生成回路、32 VCOM生成回路、33〜35,47,53,54,72 ANDゲート、36,46,65,71 インバータ、55 ORゲート。
Claims (5)
- 画像信号に従って画像を表示する液晶表示装置であって、
複数行複数列に配置され、それらの一方電極がともに共通電位を受ける複数の液晶セルと、それぞれ前記複数行に対応して設けられた複数の走査線と、それぞれ前記複数列に対応して設けられた複数のデータ線と、それぞれ前記複数の液晶セルに対応して設けられ、各々が対応のデータ線と対応の液晶セルの他方電極との間に接続され、各々のゲートが対応の走査線に接続された複数のトランジスタとを含む液晶パネル、
前記液晶パネルまたはその周囲の温度を検出する温度検出回路、
前記複数の走査線を所定時間ずつ順次選択し、選択した走査線に選択電位を与えてその走査線に対応する各トランジスタを導通させる垂直走査回路、および
前記垂直走査回路によって1本の走査線が選択されるごとに、各データ線および選択された走査線に対応する各トランジスタを介して、前記画像信号に応じた電位を選択された走査線に対応する各液晶セルの他方電極に与える水平走査回路を備え、
前記水平走査回路は、
各データ線に対応して設けられ、前記1本の走査線が選択されている各期間内のプリチャージ期間に活性化され、前記温度検出回路の検出温度が予め定められた温度よりも低い場合に対応のデータ線をプリチャージ電位にするプリチャージ回路、および
各データ線に対応して設けられて前記プリチャージ期間の経過後に活性化され、対応のデータ線を前記画像信号に応じた電位にする増幅回路を含む、液晶表示装置。 - 前記温度検出回路は、
その出力電位が前記液晶パネルまたはその周囲の温度に応じて変化する電位発生回路、および
前記電位発生回路の出力電位が参照電位を超えたことに応じてプリチャージ指示信号を出力する比較回路を含み、
前記プリチャージ回路は、前記プリチャージ指示信号に応答して各プリチャージ期間において一定時間だけ対応のデータ線を前記プリチャージ電位にする、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記温度検出回路は、
その出力電位が前記液晶パネルまたはその周囲の温度に応じて変化する電位発生回路、および
前記電位発生回路の出力電位と互いに異なる複数の参照電位とを比較し、比較結果に基づいて複数のプリチャージ指示信号のうちのいずれかのプリチャージ指示信号を出力する比較回路を含み、
前記プリチャージ回路は、各プリチャージ期間において前記比較回路からのプリチャージ指示信号に応じた時間だけ対応のデータ線を前記プリチャージ電位にし、
前記データ線が前記プリチャージ電位にされる時間は、前記液晶パネルまたはその周囲の温度が低くなるに従って段階的に長くされる、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記温度検出回路は、
その出力電位が前記液晶パネルまたはその周囲の温度に応じて変化する電位発生回路、
各プリチャージ期間において前記電位発生回路の出力電位に応じたパルス幅のプリチャージ指示信号を出力する信号発生回路、および
前記信号発生回路の出力信号を受け、予め定められたパルス幅よりも長いパルス幅のプリチャージ指示信号のみを通過させるゲート回路を含み、
前記プリチャージ回路は、前記ゲート回路を通過したプリチャージ指示信号のパルス幅に応じた時間だけ対応のデータ線を前記プリチャージ電位にし、
前記データ線が前記プリチャージ電位にされる時間は、前記液晶パネルまたはその周囲の温度が低くなるに従って連続的に長くされる、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記電位発生回路は、前記液晶パネルに設けられ、前記液晶パネルの温度が低下するに従ってそのしきい値電圧が上昇する薄膜トランジスタを含む、請求項2から請求項4のいずれかに記載の液晶表示装置。
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