JP4043152B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、漏れ防止性に優れ、着用時にムレない使い捨ておむつ等の吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
使い捨ておむつ等の吸収性物品においては、漏れを効果的に防止することが重要な課題であるため、吸収体の左右両側に立体ガードを形成したものが種々提案されている。
かかる立体ガードは、その自由縁端が上方に向けて起立することにより、着用者にフィットすると共に立体ガードと表面シートとの間でポケットを形成し、該ポケットに***物を一時ストックすることにより、表面シートの表面を***物が流れて漏れが生じることを防止するものである。
しかし、従来の吸収性物品における立体ガードは、その起立性が十分に発揮されない場合があり、フィット性が十分でないと共に、漏れを防止するのに十分な大きさのポケットも形成されない場合があった。
【0003】
従って、本発明の目的は、立体ガードの起立性に優れ、フィット性及び漏れ防止性に優れた、使い捨ておむつ等の吸収性物品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液透過性の表面シート、液不透過性の防漏シート、及び液保持性の吸収体を備え、実質的に縦長である吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向左右両側に設けられた、一対の立体ガードとを具備する吸収性物品において、前記立体ガードは、所定の方向にそれぞれ配された第1の立体ガード弾性部材及び第2の立体ガード弾性部材が設けられて形成されており、前記第2の立体ガード弾性部材は、前記第1の立体ガード弾性部材よりも前記立体ガードの基端側に配され且つ前記吸収性本体の長手方向両端部側において該第1の立体ガード弾性部材とから、角度が鋭角のV字を形成するように配され、前記第2の立体ガード弾性部材は、吸収性物品を横に見たときにM字状となるように配されており、各第2の立体ガード弾性部材の長手方向両端部は、それぞれ、前記吸収体の左右両側縁よりも外方に延設されたサイドフラップ部に配されており、吸収性物品の長手方向外方側に設けられている第2の立体ガード弾性部材の中央部は、該サイドフラップ部に配されて おり、前記V字の尖端は、吸収性物品の長手方向外方を向いている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の吸収性物品の好ましい実施形態について説明する。本発明の一実施形態の説明に先立ち、まず、本発明の参考実施形態について説明する。参考実施形態は、本発明に比して、主として、第2の立体ガード弾性部材の配設形状が異なり、それに起因して、第1の立体ガード弾性部材と第2の立体ガード弾性部材とから形成される「V字」の尖端の向きが異なるものである。参考実施形態を説明した後に、本発明の一実施形態について、参考実施形態とは異なる点を中心に説明する。
参考実施形態の吸収性物品としての使い捨ておむつ1は、図1及び図2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性の防漏シート3、及び液保持性の吸収体4を備え、実質的に縦長である吸収性本体10と、該吸収性本体10の長手方向左右両側に設けられた、一対の立体ガード6とを具備する。
【0006】
参考実施形態の使い捨ておむつ1においては、吸収性本体10における着用者の脚回りに当接するレッグ部7にレッグギャザーが形成されないように、吸収性本体10のレッグ部7を形成する表面シート2及び防漏シート3に弾性伸縮性が付与されていない。即ち、弾性部材等は配されていない。
立体ガード6、6は、立体ガード形成用の帯状のシート材61を、吸収体4の左右両側縁から外方に延出されるように配して、形成されている。自由縁端63は、使い捨ておむつ1の長手方向と平行になされている。シート材61は、吸収体4の側部上方で表面シート2に固定されており、この固着された部分により、基端60が形成されている。シート材61は、その長手方向端縁61aが、それぞれウエスト開口部8側で表面シート2及び後述するサイドフラップ形成材5に固着されている。
【0007】
防漏シート3の表面には、吸収体4の左右両側縁よりも使い捨ておむつの幅方向外方に両側部が延出されるようにサイドフラップ形成材5が配されている。そして、吸収体4の左右両側縁から幅方向外方においては、シート材61とサイドフラップ形成材5とが積層されて、着用時に着用者の脚回りに当接する左右一対のサイドフラップ部7が形成されている。このように、サイドフラップ部7をサイドフラップ形成材5とシート材61とから形成することにより、通気性に優れ、ムレない使い捨ておむつとすることができる。
また、サイドフラップ形成材5は、長手方向中央がくびれた砂時計状であり、シート材61のサイドフラップ部7の縁部に位置する側縁の形状は、サイドフラップ形成材5と同形状となされている。
【0008】
而して、参考実施形態の使い捨ておむつ1おいて、立体ガード6は、所定の方向にそれぞれ配された第1の立体ガード弾性部材64及び第2の立体ガード弾性部材65が設けられて形成されており、第2の立体ガード弾性部材65は、第1の立体ガード弾性部材64よりも立体ガード6の基端60側に配され、且つ吸収性本体10の長手方向両端部側において第1の立体ガード弾性部材64とからV字66を形成するように配されている。V字66の角度は鋭角である。
ここで、「長手方向両端部側」とは、おむつの背側部及び腹側部に位置する部位を意味し、具体的には、使い捨ておむつの長手方向端部8A(8B)から使い捨ておむつの長手方向全長Dの10%〜40%の部位を意味する。
また、「V字」とは、第1の立体ガード弾性部材及び第2の立体ガード弾性部材の一部分により形成される略V字状の形状を意味する。
また、図1及び2中において、V字66は、説明の便宜上実線で示して記載しているが、実際には、使い捨ておむつ上に現れないものである。
【0009】
更に詳述すると、V字66の角度θは、5〜80°であるのが好ましい。V字66の角度θを5°以上とすることにより、立体ガード6の起立性が向上し、V字66の角度θを80°以下とすることにより、立体ガードの漏れ防止の効果を損なわずに所望の効果が得られる。なお、参考実施形態のように、第2の立体ガード弾性部材65が複数本配されている場合には、V字の角度θは、内方側に配された第2の立体ガード弾性部材65と第1の立体ガード弾性部材64とから形成されるV字の角度である。
【0010】
第1の立体ガード弾性部材64は、立体ガード6の自由縁端63において、自由縁端63に沿って、シート材61に接着剤を介して接着されて設けられている。
また、第2の立体ガード弾性部材65は、2本設けられており、それぞれ、半楕円形状に設けられている。そして、これらの長手方向両端部65aが、吸収体4の左右両側縁より外方に延設されたサイドフラップ部7に延設されていると共に、第2の立体ガード弾性部材65の中央部65bにおいては、第1及び第2の立体ガード弾性部材64,65がほぼ並行になるように配されている。第2の立体ガード弾性部材65は、立体ガード6上においてシート材61により固定されているが、サイドフラップ部7においては、シート材61とサイドフラップ形成材5とにより挟持固定されている。
第1及び2の立体ガード弾性部材64、65が、このように配されていることにより、両者により形成されるV字66の尖端66aは、使い捨ておむつの長手方向内方を向いている。
【0011】
サイドフラップ部7における立体ガード弾性部材64の長さL1(図2参照)は、使い捨ておむつの長手方向に直交する幅方向の全幅W(ファスニングテープ部分を除くおむつの幅方向の長さにおける最大部の長さ)の5%〜30%の長さとするのが、背側部及び腹側部及び股部のフィット性の点から好ましい。
また、中央部65bの長さL2は、使い捨ておむつの長手方向全長Dの10%〜70%の長さとするのが、立体ガードの漏れ防止の効果の点から好ましい。
中央部の端部65b’は、使い捨ておむつの長手方向端部8A(8B)から使い捨ておむつの長手方向全長Dの15%〜45%の部位に位置するのが好ましい。
【0012】
また、参考実施形態では、第1の立体ガード弾性部材64は、立体ガードの自由縁端63に沿って配され、第2の立体ガード弾性部材65は、2本設けられたものを例示して説明したが、これに限定されず、第1の立体ガード弾性部材は自由縁端部の近傍に複数本配されていてもよく、第2の立体ガード弾性部材65も複数本配されていても良い。弾性部材64と65の合計本数は、2〜20本とするのが好ましい。この場合の各弾性部材の間隔は中央部65b付近で0.2〜5cmとするのが好ましい。また、各弾性部材間は等間隔でなくてもよい。
【0013】
次に、参考実施形態の使い捨ておむつを構成する各部材の形成材料について説明する。
前記表面シート2、前記防漏シート3、前記吸収体4及び前記ファスニングテープ11の形成材料としては、通常、使い捨ておむつに用いられるものを特に制限なく用いることができる。
【0014】
前記シート材61及び前記サイドフラップ形成材5は、通気性のシートであるのが好ましく、その透気度は500sec/100cc以下であるのが好ましく、100sec/100cc以下であるのがより好ましく、20sec/100cc以下であるのが更に好ましい。透気度を500sec/100cc以下とすることにより、通気効果が良好で、着用時におむつ内部が蒸れることがなく、カブレ等の装着者の肌へ悪影響を及ぼすことが少なくなる。
また、前記シート材61及び前記サイドフラップ形成材5の耐水圧(撥水度)は3.0g/cm2以上が好ましく、5.0g/cm2以上が更に好ましい。耐水圧を3.0g/cm2以上とすることにより、***物の滲み出しが少なく、漏れ防止効果が高くなる。
また、前記シート材61及びサイドフラップ形成材5のCD方向の強度(破断強度)は、1000cN/50mm以上であるのが好ましく、1200cN/50mm以上であるのが更に好ましい。強度を1000cN/50mm以上とすることにより、装着時にシート材に力がかかる部位もしくはその周辺で材破し、おむつのフィット性を低下させることが少なくなる。
このような条件を満足するシート材61及びサイドフラップ形成材5の形成材料としては、スパンボンド、サーマルボンド、スパンボンド−メルトブローン不織布(SM)、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド不織布(SMS)、スパンボンド−メルトブローン−メルトブローン−スパンボンド不織布(SMMS)、ヒートロール、エアースルー、メルトブローン、スパンレース不織布等が挙げられる。
【0015】
また、前記シート材61及びサイドフラップ形成材5は伸縮性を有していてもよく、その場合の形成材料としては、液透過性又は液不透過性の弾性シート、弾性ネット、複合化された弾性パネル材等が挙げられるが、装着感の観点から、各種不織布(弾性及び非弾性のものを含む)、又は各種不織布(弾性及び非弾性のものを含む)を弾性を有する材(熱可塑性エラストマーフィルム及びネット)と複合化した弾性パネル材を用いるのが好ましい。
また、前記シート材61及びサイドフラップ形成材5に伸縮性の材を用いた場合、伸縮の方向については特に制限はないが、おむつの長手方向に対して垂直方向に伸縮性を有するもの、平行方向に伸縮性を有するもの、また、両方向に伸縮性を有するものが好ましい。
【0016】
なお、透気度及び耐水圧は、下記のようにして測定される。
〔透気度〕
JIS−P8117に準じて測定した。即ち、シートを70×70mmの大きさに裁断し、透気度測定器(王研式透気度測定器)を用いて100mlの空気が透過するのに要する時間を測定した。
〔耐水圧〕
JIS−L1092に準じて測定した。
破断強度;原反の流れ方向(MD)に巾25mm、流れ方向と直交する方向(CD)に長さ150mmの試験片を切り出した。この試験片について、テンシロン引張試験機〔(株)オリエンテック社製〕を用い、チャック間50mm、CD方向の引張速度300mm/minで引張試験を行い、破断時の強度を測定した。
【0017】
また、前記防漏シート3は、通常、使い捨ておむつに用いられるものを特に制限なく用いることができるが、伸縮性を有していても良い。そのような条件を満足する液不透過性フィルムシート及び不織布の形成材料としては、従来使用されている炭酸カルシウム等の無機物質を含有したポリオレフィン系(ポリエチレン、ポリプロピレン等)やポリエステル系等の高分子樹脂シートに熱処理、エンボス処理、開口処理又はスリット処理等の2次加工を施して得られるシート;ポリオレフィン系(ポリエチレン、メタロセン系ポリエチレンなど)、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリスチレン系、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(SIS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体(SEPS)等の熱可塑性エラストマーシート、熱可塑性エラストマー及び弾性材を用いたスパンボンド、サーマルボンド、SM、SMS、SMMS、ヒートロール、エアースルー、メルトブローン、スパンレース不織布等が挙げられる。
また、これらの形成材料の中でも、透湿度が0.5g/〔100cm2・hr〕以上のものが好ましく、さらに、耐水圧が5.0g/cm2以上のものが好ましく、50g/cm2以上のものがより好ましい。なお、透湿度は、JIS−Z0208に準じて測定した。
【0018】
前記立体ガード弾性部材64及び弾性部材65は、従来公知の弾性部材を制限なく用いることができるが、立体ガード弾性部材64,65の応力は、10gf〜1000gfとするのが好ましい。ここで応力は、下記する測定方法により測定できる。
〔弾性部材の応力の測定方法〕
弾性部材を長さ150mmに切り出し、テンシロン引張り試験機〔(株)オリエンテック社製〕を用い、チャック間100mm、引張り速度300mm/minで引張試験を行い、100%伸張時の応力を測定した。
尚、第1の立体ガード弾性部材64と第2の立体ガード弾性部材65との応力を異ならせる場合には、異なる材料を用いても良いし、同じ材料で伸張率等を変更しても良い。
【0019】
参考実施形態の使い捨ておむつは、通常の展開型の使い捨ておむつと同様に使用することができる。
そして、参考実施形態の使い捨ておむつにおいては、第1及び2の立体ガード弾性部材64,65が、上述の如く設けられているので、立体ガード6の起立性が良く、一対の立体ガード6間が適度に広げられ、着用者の排尿部に確実に吸収面を沿わせることができ、***物を直ぐに吸収させて***物が使い捨ておむつ内で流動するのを防ぐことができる。このため、漏れ防止性に優れたものである。
【0020】
参考実施形態の使い捨ておむつは、吸収体4を防漏シート3と表面シート2とで覆った後、所定形状に第1及び第2立体ガード弾性部材64,65を配しつつ、サイドフラップ形成材5とシート材61を配する等して得られる。
【0021】
次いで、本発明の実施形態について説明する。
なお、以下の説明においては、上述した参考実施形態と異なる点を特に説明する。特に説明しない点については、上述した参考実施形態においてした説明が適宜適用される。
図3に示すように、本発明実施形態の使い捨ておむつ1は、V字66の尖端66a、使い捨ておむつの長手方向外方を向いている。
更に詳述すると、第2の立体ガード弾性部材65、65’は、左右両側に2本づつ配されており、それぞれ、使い捨ておむつを横に見たときにM字状となるように配されている。そして、各第2の立体ガード弾性部材65、65’の長手方向両端部65a,65a’は、それぞれサイドフラップ部7に配されている。更に、使い捨ておむつの長手方向外方側に設けられている第2の立体ガード弾性部材65’の中央部65b’は、サイドフラップ部7に配されている。
【0022】
尚、上述の実施形態の説明においては、展開型の使い捨ておむつを例示して説明したが、本発明は、これに制限されず、パンツ型の使い捨ておむつや、更には失禁パットや生理用ナプキン等に適用できる。パンツ型の使い捨ておむつとする場合には、上述の「実質的に縦長」は、パンツ型の使い捨ておむつの接合部分を剥離して展開状態とした場合に縦長となることを意味する。
また、上述の実施形態においては、サイドフラップ部7にレッグギャザーが形成されていないものを例示して説明したが、本発明はこれに制限されず、サイドフラップ部7に別途弾性部材を配して一対のレッグギャザーを有する形態としても良い。
また、立体ガード6の基端60が吸収体4上にあるものを例示しているが、基端60は、サイドフラップ部7上に位置するようにしても良い。
また、立体ガード弾性部材64は、その一部が、サイドフラップ部7に位置するように設けられていても良い。
【0023】
ウエスト部に立体ガードを設けて、***部に当接する部位の周囲を立体ガードで囲んで、更に漏れ防止性を向上させても良い。そして、ウエスト部に設ける立体ガード、上述の実施形態のように立体ガード弾性部材64配して形成しても良い。
立体ガード弾性部材における端部は、長手方向中央部に向かうに従って、自由縁端側に向かう部分と、基端側に向かう部分とを交互に設けてもよい。
また、吸収体を使い捨ておむつの長手方向及び/又は幅方向に分割したり、切れ目を入れても良い。具体的には、吸収体を細長い長方形状の吸収体を3つ並列に並べて形成したり、両側方及び両端部側に、それぞれ切れ込みを入れて、開口部の形成状態を安定化させてズレ落ちを防止してもよい
【0024】
また、立体ガードの中間部の一部が吸収体の側部上方もしくはサイドフラップ部に接合されていてもよい。
また、立体ガードの基端部から自由縁端の間の一部に液不透過性フィルムをラミネートしても良い。この場合には、立体ガードからの***物の滲み出しをより効果的に防ぐことができ、漏れ防止効果が向上する。
また、吸収体を構成する材として撥水性の台紙、不織布及び液不透過性フィルムを用いて、吸収体の下部及び側部を覆う構成としても良い。この場合、装着者の体圧で一度吸収した***物が吸収体から滲み出すことを防ぐのに有効である。
また、着用者の背側に位置する背側部に、吸収性物品の幅方向に沿って複数の背側弾性部材を配して形成された背側伸縮部が設けられていてもよい。この場合、おむつの背側におけるフィット性をより一層向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の吸収性物品は、立体ガードの起立性に優れ、フィット性及び漏れ防止性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の参考実施形態としての使い捨ておむつの自由状態における表面シート側を示す斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示す使い捨ておむつの伸長状態を表面シート側から見た平面図である。
【図3】 図3は、本発明の実施形態の使い捨ておむつの伸張状態を表面シート側から見た平面図(図2相当図)である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ(吸収性物品)
10 吸収性本体
11 ファスニングテープ
2 表面シート
3 防漏シート
4 吸収体
6 立体ガード
60 基端
61 シート材
63 自由縁端
64 第1の立体ギャザー弾性部材
65 第2の立体ギャザー弾性部材
66 V字
7 レッグ部
8 ウエスト開口部
A 腹側部
B 背側部

Claims (2)

  1. 液透過性の表面シート、液不透過性の防漏シート、及び液保持性の吸収体を備え、実質的に縦長である吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向左右両側に設けられた、一対の立体ガードとを具備する吸収性物品において、
    前記立体ガードは、所定の方向にそれぞれ配された第1の立体ガード弾性部材及び第2の立体ガード弾性部材が設けられて形成されており、
    前記第2の立体ガード弾性部材は、前記第1の立体ガード弾性部材よりも前記立体ガードの基端側に配され且つ前記吸収性本体の長手方向両端部側において該第1の立体ガード弾性部材とから、角度が鋭角のV字を形成するように配され、
    前記第2の立体ガード弾性部材は、吸収性物品を横に見たときにM字状となるように配されており、各第2の立体ガード弾性部材の長手方向両端部は、それぞれ、前記吸収体の左右両側縁よりも外方に延設されたサイドフラップ部に配されており、吸収性物品の長手方向外方側に設けられている第2の立体ガード弾性部材の中央部は、該サイドフラップ部に配されており、
    前記V字の尖端は、吸収性物品の長手方向外方を向いている吸収性物品。
  2. 前記V字の角度は、5〜80°である請求項1記載の吸収性物品。
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