JP4042230B2 - 微生物殺滅装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オゾンを利用した微生物殺滅装置に係り、特に、加湿によって殺滅効果を高めつつ結露を防止する微生物殺滅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オゾンを利用した微生物殺滅装置(消毒装置・殺菌装置・滅菌装置・消臭装置も含む)として、加湿されたオゾンガスを利用するもの、オゾンガスを水に溶かしてオゾン水として利用するもの、オゾンガスを加工せずにそのまま利用するものなどがある。
【0003】
微生物殺滅の対象物が水に濡れることを嫌う場合、オゾン水は使用できないので、加工しない、即ち非加湿のオゾンガスか又は加湿オゾンガスを使用することになる。非加湿オゾンガスよりも加湿オゾンガスのほうが殺滅効果が高いことが知られている。
【0004】
加湿オゾンガスを生成する方法として、噴霧器や超音波加湿器により直接、オゾンガスを加湿する方法、噴霧器や超音波加湿器により大気(空気)を加湿し、この加湿した空気にオゾンガスを混合する方法などがある。
【0005】
図8の消毒装置は、酸素ボンベ81からの酸素をオゾン化するオゾナイザ82と、空気を取り込むコンプレッサ83と、空気を取り込んで加湿するコンプレッサ84及び水槽85と、消毒チャンバ86とを有し、オゾンを含んだ酸素と空気と加湿された空気とを混合して消毒チャンバに供給するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようにオゾンによる微生物殺滅は、加湿をしたほうが殺滅効果が高い。しかし、好適な殺滅効果が発揮される湿度は、相対湿度にして80%以上の高湿度である。このような高湿度にオゾンガスを加湿しようとするとき、過剰に加湿したために相対湿度が100%に近付くことがある。相対湿度が100%になってしまうと、結露が発生し、対象物が水に濡れるという不具合が生じる。
【0007】
相対湿度を100%にならないように制御することが可能であれば、上記不具合は回避される。しかし、このような制御を行うために、湿度計、露点計等を使用して相対湿度を測定しようとすると、湿度計は誤差があること、露点計は高価であることが問題となり、さらに、これらの湿度センサのオゾン暴露に対する耐性が問題となる。これらの問題のため、相対湿度を測定することは困難である。また、相対湿度は温度に依存するので、せっかく相対湿度を制御しても、その後で温度が変動すると、相対湿度が変動してしまう。
【0008】
一般に加湿器内部には原料水があり、この原料水を直接噴霧すると、原料水中の雑菌も噴霧されて微生物汚染を広げてしまうことになりかねない。さらに、雑菌が繁殖する可能性のある原料水が存在すること自体が微生物汚染の可能性を助長している。
【0009】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、加湿によって殺滅効果を高めつつ結露を防止する微生物殺滅装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、加湿されたオゾンガスを用いて微生物を殺滅する殺滅槽と、殺滅に用いるときのオゾンガスの温度よりも低い露点を持つように加湿したオゾンガスを上記殺滅槽に供給する加湿オゾンガス供給手段とを備え、上記加湿オゾンガス供給手段は、オゾンガスを加湿する加湿器と、加湿されたときのオゾンガスの温度よりも殺滅に用いるときのオゾンガスの温度を高く調整することにより、供給するオゾンガスの相対湿度を制御する湿度制御手段とを有し、上記湿度制御手段は、加湿されたときのオゾンガスの温度における飽和水蒸気量と殺滅に用いるときのオゾンガスの温度における飽和水蒸気量との比が制御目標とする相対湿度となるよう温度を調整するために、上記加湿器の温度を制御する恒温装置と、上記殺滅槽の温度を制御する恒温槽と、温度毎の飽和水蒸気量を示したテーブルと、このテーブルに基づき上記加湿器の温度における飽和水蒸気量と上記殺滅槽の温度における飽和水蒸気量との比が制御目標とする相対湿度であるように上記恒温装置と上記恒温槽の温度を決定する湿度制御装置とを有するものである。
【0011】
所望の温度にて微生物殺滅したい場合、殺滅に用いるオゾンガスの温度で上記テーブルを参照して、その温度における飽和水蒸気量を求め、この飽和水蒸気量から制御目標とする相対湿度に相当する水蒸気量を求め、この水蒸気量が飽和水蒸気量となる温度を上記テーブルを参照して求め、この温度でオゾンガスを加湿するよう上記加湿器にて温度調整を行ってもよい。
【0012】
固定の温度でオゾンガスを加湿する場合、加湿されたオゾンガスの温度で上記テーブルを参照して、その温度における飽和水蒸気量を求め、この飽和水蒸気量に等しい水蒸気量が制御目標とする相対湿度になる飽和水蒸気量を求め、この飽和水蒸気量で上記テーブルを参照して相当する温度を求め、この温度でオゾンガスを殺滅に用いるよう上記殺滅槽で温度調整してもよい。
【0013】
前記加湿器は、原料水にオゾンガスを接触させてオゾンガスを加湿してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0015】
図1に示した微生物殺滅装置は、原理的なモデルであり、微生物殺滅の対象物1を収容した空間に加湿オゾンガスを導入して充満させる殺滅槽2と、加湿したオゾンガスを殺滅槽2に供給する加湿オゾンガス供給手段3とからなる。加湿オゾンガス供給手段3は、オゾンガスを発生するオゾンガス源4と、このオゾンガスを加湿する加湿器5と、加湿器5内の温度及び殺滅槽2内の温度のいずれか一方又は両方を調整してオゾンガスの相対湿度を制御する湿度制御手段6とからなる。ここでは、加湿器5内の温度及び殺滅槽2内の温度の両方が調整可能に構成されている。この温度調整を行う手段として、加湿器5及び殺滅槽2に付随させて、図示しない温度センサ、加熱器、冷却器、加熱/冷却制御回路等が設けられている。
【0016】
図2に示した微生物殺滅装置は、具体例であり、オゾンガス源4であるオゾナイザ4aからのオゾンガス配管7の先端を恒温装置8の水槽9内の水中に浸漬してあり、水槽9内での発泡により加湿を行うようになっている。恒温装置8の温度を調整することにより水槽9の水温を所望の温度に制御することができる。水温センサ11は水槽9内に設けられている。この恒温装置8において、所望の温度に制御された水の中でオゾンガスを発泡させることにより、バブリング加湿と加湿されたオゾンガスの温度調整とを同時に行うことができる。このようにして加湿されたオゾンガスの温度は水温センサ11の示す温度に等しい。また、水槽9内では、原料水にオゾンガスを接触させることにより、原料水をオゾン水にして細菌の繁殖を防止することができる。
【0017】
恒温装置8内の水上からのオゾンガス配管12を恒温槽13内に引き込み、コイル14を形成した後、そのオゾンガス配管12の先端を恒温槽13内のボックス2aに挿入してある。恒温槽13は、恒温槽内雰囲気を所望の温度に制御することができるが、ここではボックス2a内に設けた温度センサ15を用いて温度制御するようになっている。所望の温度に制御されたボックス2a内雰囲気中で対象物1の微生物殺滅を行うことができる。16は、オゾンを分解するオゾンキラーである。
【0018】
湿度制御手段(図示せず)は、水槽9の温度における飽和水蒸気量とボックス2aの温度における飽和水蒸気量との比が制御目標とする相対湿度となるよう恒温装置8の温度及び恒温槽13の温度を調整するようになっている。
【0019】
図1及び図2の微生物殺滅装置の動作を図3を用いて説明する。
【0020】
加湿器5における加湿によりオゾンガスの相対湿度が100%又はその近傍になっているものとする。この相対湿度の測定は前述のように困難であるが、過剰に加湿しても相対湿度が100%を超えることはなく、十分な加湿が行われることで相対湿度が100%又はその近傍になることは明らかである。ここでは、相対湿度が100%であるものと見なし、相対湿度が80%になるよう以下の制御を行う。
【0021】
図3に示した温度湿度特性は、横軸に温度(乾球温度)、縦軸に絶対湿度(重量比)をとり、相対湿度100%を示す曲線ψ100 と相対湿度80%を示す曲線ψ80とを描いたものである。
【0022】
加湿されたオゾンガスの温度(恒温装置の温度)がt1 のとき、図3の温度t1 において相対湿度が100%となる絶対湿度はAである。即ち、加湿されたオゾンガスには絶対湿度Aの水蒸気が含まれている。次に、図3の絶対湿度Aにおいて相対湿度が80%となる温度はt2 である。即ち、殺滅に用いるときのオゾンガスの温度(恒温槽13の温度)をt2 に調整すれば、殺滅に用いるオゾンガスの相対湿度は80%となる。
【0023】
このようにして相対湿度80%に制御した温度t2 のオゾンガスを殺滅槽2に供給する。このオゾンガスの露点は温度t2 よりも低い。従って、殺滅に用いるときのオゾンガスの温度よりも低い露点を持つオゾンガスを殺滅槽3に供給したことになる。これにより、高い殺滅効果を得ると共に結露をなくすることができる。
【0024】
本発明の微生物殺滅装置は、温度を調整することにより相対湿度を制御しているので、相対湿度を測定する必要がなく、湿度センサのオゾン暴露の問題がない。温度センサにはオゾン暴露の問題がないため、オゾンガス雰囲気中でも使用可能である。また、従来より知られている温度センサを用いて容易にかつ正確に温度測定ができるので、温度調整は容易かつ正確となる。
【0025】
さらに、水槽9内の水(原料水)はオゾンガスに触れてオゾン水となるため、水中の細菌類は殺滅され、微生物汚染の可能性が低減される。
【0026】
以上の説明は、圧力の変化には言及していないが、圧力計Pを装備して、より正確に湿度を制御することももちろん可能である。
【0027】
次に、本発明に基づく実用的な微生物殺滅システムを説明する。
【0028】
図4に示されるように、乾燥空気を供給する配管41にオゾナイザ42が接続され、そのオゾナイザ42に温度調節機能付きの加湿器43が接続されている。この加湿器43の詳細は後述する。加湿器43には加熱器44が接続されている。この加熱器44には、1乃至複数の殺滅槽45が接続されている。湿度制御装置46は、これら加熱器44及び殺滅槽45の温度調整により相対湿度制御を行うものである。殺滅槽45にはパージエアを供給する配管が接続されている。その配管は、除菌フィルタ47を介して空気供給源に接続されている。また、各殺滅槽45にはオゾンガスを処理するオゾンキラー48を介して排気系が接続されている。
【0029】
加湿器43には、噴霧式、超音波等を用いることができるが、ここでは、バブリング式と噴霧式とを説明する。
【0030】
図5に示されるように、本発明の殺滅装置に用いるバブリング式加湿器は、大流量で空気を供給するエア配管と、高濃度オゾンガスを小流量で供給するオゾンガスとがそれぞれ水槽51内に挿入されている。この水槽51にはヒータ及びクーラを有する温度調整器52が温度センサ53と共に取り付けられている。この水槽51において、所望の温度に制御された水の中で気泡を発生させることにより、空気及びオゾンガスの加湿を行うと同時に混合及び温度調整を行うようになっている。水槽51の水上には、適性濃度かつ相対湿度100%のオゾンガスを大流量で取り出すことのできる配管が設けられている。この配管がミスト除去槽54に挿入され、ミスト除去槽54から需要側へ配管が設けられている。
【0031】
また、図6に示されるように、本発明の微生物殺滅装置に用いる噴霧式加湿器は、水が貯留された噴霧槽61内の水上に、空気を供給するエア配管と、オゾンガスを供給するオゾンガスとがそれぞれ挿入され、噴霧槽61の底部には水を循環するためのポンプ式の循環装置62が設けられている。この循環装置62の配管は噴霧槽61の最上部に挿入され、ノズル又は***より噴霧槽61内に水が噴霧されるようになっている。循環装置62の配管は、噴霧槽61に戻される途中で、熱交換器63を経由させてある。この熱交換器63には、温度調整器64が設けられている。噴霧槽61内には、温度センサ65が設けられている。噴霧槽61内の水上から需要側へ配管が設けられている。
【0032】
次に、湿度制御手段の実施形態を説明する。
【0033】
図7は、温度毎の飽和水蒸気量を示したテーブルである。このテーブルの縦方向の引数は10℃単位の温度、横方向の引数は1℃単位の温度であり、交点の欄に相対湿度100%となる水蒸気量(g/m3 )が記載されている。例えば、20℃の飽和水蒸気量は17.2g/m3 、21℃の飽和水蒸気量は18.3g/m3 である。湿度制御手段は、このテーブルを用いて温度調整の目標を算出することができる。
【0034】
例えば、対象物1を所望の温度にて微生物殺滅したい場合、或いは室温で微生物殺滅したい場合、殺滅に用いるオゾンガスの温度でテーブルを参照して、その温度における飽和水蒸気量を求める。この飽和水蒸気量から制御目標とする相対湿度に相当する水蒸気量を求め、この水蒸気量が飽和水蒸気量となる温度をテーブルを参照して求める。この温度でオゾンガスを加湿するよう加湿器5にて温度調整を行う。
【0035】
室温又は固定の温度でオゾンガスを加湿する場合、加湿されたオゾンガスの温度でテーブルを参照して、その温度における飽和水蒸気量を求め、この飽和水蒸気量に等しい水蒸気量が制御目標とする相対湿度になる飽和水蒸気量を求める。この飽和水蒸気量でテーブルを参照して相当する温度を求め、この温度でオゾンガスを殺滅に用いるよう加湿器5から殺滅槽3までの間で温度調整する。
【0036】
具体的な計算例として、23℃/80%RHのオゾンガスを殺滅槽2に供給したいとき、図7より23℃の飽和水蒸気量20.6g/m3 を求める。その80%の水蒸気量は、
20.6×0.8=16.5g/m3
である。図7において、この水蒸気量に最も近い飽和水蒸気量は、19℃の欄に記載された16.3g/m3 である。補間を行うことにより、飽和水蒸気量16.5g/m3 のときの温度19.2℃が求まる。従って、加湿器5での温度が19.2℃となるよう温度調整し、殺滅槽2での温度が23℃となるように温度調整すれば、相対湿度80%のオゾンガスを殺滅に用いることができる。
【0037】
以上の実施形態では、殺滅槽2として微生物殺滅の対象物1を収容した容器、ボックス等を用いたが、対象物がクリーンルーム、病室などの部屋である場合、その部屋内に加湿オゾンガスを供給すればよいことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
【0039】
(1)殺滅効果の高い高湿度のオゾンガスを飽和させずに供給できるので、対象物に結露するという不具合がなく、高性能で実用的な微生物殺滅装置を実現することができる。
【0040】
(2)温度を測定すればよいのでセンサのオゾン暴露の問題がない。また、温度調整は容易にかつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す微生物殺滅装置の構成図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示す微生物殺滅装置の構成図である。
【図3】温度と絶対湿度と相対湿度との関係を示す温度湿度特性図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す微生物殺滅装置の構成図である。
【図5】本発明に用いる加湿器の構成図である。
【図6】本発明に用いる加湿器の構成図である。
【図7】本発明の湿度制御手段が使用する温度毎の飽和水蒸気量を示したテーブルの構成図である。
【図8】従来の消毒装置の構成図である。
【符号の説明】
1 対象物
2 殺滅槽
3 加湿オゾンガス供給手段
4 オゾンガス源
5 加湿器
6 湿度制御手段

Claims (4)

  1. 加湿されたオゾンガスを用いて微生物を殺滅する殺滅槽と、殺滅に用いるときのオゾンガスの温度よりも低い露点を持つように加湿したオゾンガスを上記殺滅槽に供給する加湿オゾンガス供給手段とを備え、
    上記加湿オゾンガス供給手段は、オゾンガスを加湿する加湿器と、加湿されたときのオゾンガスの温度よりも殺滅に用いるときのオゾンガスの温度を高く調整することにより、供給するオゾンガスの相対湿度を制御する湿度制御手段とを有し、
    上記湿度制御手段は、加湿されたときのオゾンガスの温度における飽和水蒸気量と殺滅に用いるときのオゾンガスの温度における飽和水蒸気量との比が制御目標とする相対湿度となるよう温度を調整するために、
    上記加湿器の温度を制御する恒温装置と、上記殺滅槽の温度を制御する恒温槽と、温度毎の飽和水蒸気量を示したテーブルと、このテーブルに基づき上記加湿器の温度における飽和水蒸気量と上記殺滅槽の温度における飽和水蒸気量との比が制御目標とする相対湿度であるように上記恒温装置と上記恒温槽の温度を決定する湿度制御装置とを有することを特徴とする微生物殺滅装置。
  2. 所望の温度にて微生物殺滅したい場合、殺滅に用いるオゾンガスの温度で上記テーブルを参照して、その温度における飽和水蒸気量を求め、この飽和水蒸気量から制御目標とする相対湿度に相当する水蒸気量を求め、この水蒸気量が飽和水蒸気量となる温度を上記テーブルを参照して求め、この温度でオゾンガスを加湿するよう上記加湿器にて温度調整を行うことを特徴とする請求項1記載の微生物殺滅装置。
  3. 固定の温度でオゾンガスを加湿する場合、加湿されたオゾンガスの温度で上記テーブルを参照して、その温度における飽和水蒸気量を求め、この飽和水蒸気量に等しい水蒸気量が制御目標とする相対湿度になる飽和水蒸気量を求め、この飽和水蒸気量で上記テーブルを参照して相当する温度を求め、この温度でオゾンガスを殺滅に用いるよう上記殺滅槽で温度調整することを特徴とする請求項1記載の微生物殺滅装置。
  4. 前記加湿器は、原料水にオゾンガスを接触させてオゾンガスを加湿することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の微生物殺滅装置。
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