JP4038836B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケ曲の歌詞を音声信号でガイドするカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラオケ装置においては、演奏するカラオケ曲の歌詞を歌唱者にガイドする手段として、一般的にモニタ画面に歌詞を表示するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、たとえば、目の不自由な人はモニタを見て歌詞を知ることができないため、上記従来のカラオケ装置では、歌詞を暗記していない曲を歌うことができなかった。また、野外でカラオケ装置を利用する場合等、モニタが使用できない場面においては、以前から利用されていた歌詞シートなどに頼らざるをえず、自動的に歌詞がガイドされるものに比べて不便であった。
【0004】
この発明は、音声信号を用いて歌詞をガイドすることにより、歌詞の表示がなくても知らない歌を歌唱できるようにしたカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この出願の請求項1の発明は、カラオケ曲を演奏するための楽曲データを記憶した楽曲データ記憶手段と、前記楽曲データ記憶手段から読み出し、該カラオケ曲の楽音を発生する演奏手段と、前記カラオケ曲の歌詞音声を発音するための歌詞音声データを記憶する歌詞音声データ記憶手段と、前記歌詞音声データを用いて間欠的に発生する歌詞音声の1度の最大発音語数を指定する発音語数指定手段と、前記歌詞音声データに基づき、前記最大発音語数以内の語数ずつ、前記カラオケ曲の歌詞音声を曲の進行よりも高速に且つ間欠的に発音する歌詞音声発音手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
この出願の請求項2の発明は、前記歌詞音声データ記憶手段は、前記歌詞音声データを、1または複数の歌詞音声ずつの複数のブロックに区分して記憶しており、前記歌詞音声発音手段は、前記歌詞音声の発音を、前記発音語数指定手段で指定された最大発音語数の範囲内の前記ブロックの切れ目で行うことを特徴とする。
【0010】
この発明において、カラオケ曲の演奏と並行して、このカラオケ曲の歌詞をガイドするために歌詞音声を発音する。この歌詞音声の発音は、カラオケ歌唱者の年齢や曲の認知度,好みなどによって歌詞音声の発音速度および1度に発生する歌詞音声の発語数を変更できることが望ましいと考えられる
【0011】
たとえば、歌唱者が、1度に記憶できる語数が非常に少ない場合(極端な例としては1語だけの場合)、1語ずつを実際に歌唱される直前に各々発音するといったことが要求される。また、その逆の場合(極端な例としては1曲分の歌詞全部を記憶できる場合)、前奏中に曲の歌詞全てを発音してしまえばよく、実際のカラオケ演奏中に歌詞発音をしなくてもよいという場合も考えられる。このような要求に対して、発音語数調整手段を用い、前者の場合は最大発音語数を1語に設定し、後者の場合は最大発音語数を無制限に設定することにより上記動作を実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明の実施形態であるカラオケ装置について説明する。このカラオケ装置は、カラオケ曲の演奏と並行してモニタ40に歌詞を表示するとともに、フレーズ(ブロック)毎に歌詞を歌唱タイミングに先立って発音する音声ガイドモードの機能を備えている。
【0015】
図1は同カラオケ装置のブロック図、図2は同カラオケ装置のハードディスク記憶装置27の記憶内容を示す図および歌詞音声データの構成図である。
カラオケ装置全体の動作を制御するCPU20には、バスを介してROM21,RAM22,ハードディスク記憶装置(HDD)27,通信制御部26,コマンド受信部23,操作部24,表示部25,音源29,第1の音声データ処理部30,第2の音声データ処理部39,DSP31,文字パターン展開部36,CD−ROMチェンジャ37および表示制御部38が接続されている。
【0016】
前記表示制御部38には文字パターン展開部36,CD−ROMチェンジャ37およびモニタ40が接続されている。
【0017】
ROM21には、この装置を起動するためのプログラムが記憶されている。ハードディスク記憶装置27には、システムプログラム,カラオケ演奏プログラム,音声ガイドプログラム,ローダおよび文字パターンデータが記憶されている。システムプログラムは、この装置の基本動作を制御するプログラムである。カラオケ演奏プログラムは、楽曲データを読み出してカラオケ演奏を実行するプログラムであり、カラオケ装置が起動するとこのプログラムはRAM22に常駐する。また、音声ガイドプログラムは、演奏しているカラオケ曲の歌詞をブロック毎に発音して歌詞を音声でガイドするためのプログラムであり、詳細は後述する。カラオケ曲の演奏は、カラオケ演奏用のデータである楽曲データの楽音トラックのデータに基づいて音源29を駆動し、楽曲データの音声データを音声データ処理部30で再生し、さらにDSP制御トラックのデータに基づいてDSP31を制御することによってカラオケ演奏音を発生するとともに、歌詞トラックのデータに基づいて文字パターン展開部36で歌詞の文字パターンを生成し、ヘッダのジャンルデータに基づいてCD−ROMチェンジャ37で所定の背景映像を再生するなどの動作である。ローダは、配信センタから楽曲データなどをダウンロードするためのプログラムである。文字パターンデータは、コード情報として与えられる歌詞,曲名や情報の内容などを文字パターンに展開するためのデータである。この文字パターンデータは文字パターン展開部36が歌詞データに基づいて歌詞を表示するときに用いられる。
【0018】
RAM22には、上記ハードディスク記憶装置27から読み出されたプログラムを記憶するほか、カラオケ曲を演奏するためハードディスク記憶装置27から読み出された楽曲データを記憶する楽曲データ記憶エリアや該カラオケ曲の歌詞を音声信号でプロンプトするための歌詞音声データが読み出される歌詞音声データ記憶エリアが設けられている。カラオケ曲の楽曲データと歌詞音声データは、図2(A)に示すように対応してハードディスク記憶装置27に記憶されている。
【0019】
通信制御部26は通信回線を介して配信センタと交信し、楽曲データや歌詞音声データをダウンロードするためのコントローラである。通信制御部26はDMA回路を内蔵しており、ダウンロードされた楽曲データや歌詞音声データをCPU20を介さずに直接ハードディスク装置27に書き込むことができる。
【0020】
コマンダ50は、キー操作に対応してその操作されたキーに対応する赤外線コード信号を赤外線発光部57から出力する。コマンド受信部23は、この赤外線コード信号を受信してデータに復元し、このデータをCPU20に伝達する。CPU20はこのデータに対応する処理を実行する。操作部24はカラオケ装置のフロントパネルに設けられており、上記コマンダ50と同様のテンキーなどのキースイッチ群を備えている。表示部25も操作部24と同様カラオケ装置のフロントパネルに設けられており、現在演奏中の曲番号や予約曲数などを表示するLEDマトリクス表示器を含んでいる。
【0021】
音源29は、楽曲データに含まれる楽音データに基づいて楽音信号を形成する。第1の音声データ処理部30は、楽曲データに含まれる音声データに基づいてバックコーラスなどの音声信号を再生する。音源29が形成した楽音信号および第1の音声データ処理部30が再生した音声信号はDSP31に入力される。DSP31は、これら楽音信号および音声信号に対してリバーブ,エコーなどの効果を付与する。DSP31が付与する効果の種類や程度は、楽曲データに含まれているDSP制御データに基づいて制御される。効果が付与された楽音信号,音声信号はD/Aコンバータ33でカラオケ演奏音のアナログ信号に変換されたのちアンプ33に出力される。アンプにはマイク34から歌唱音声信号も入力される。アンプ33はカラオケ演奏音と歌唱音声信号をミキシング・増幅してスピーカ35およびモニタスピーカ41を駆動する。モニタスピーカ41は歌唱者に向けて設置されるスピーカであり、このカラオケ演奏音とは別に第2の音声データ処理部39が発生した歌詞の音声ガイド信号も出力される。
【0022】
一方、第2の音声データ処理部39は、歌詞音声データを入力して歌詞音声を再生する。音声ガイドモードをオンすると、楽曲データによるカラオケ曲の演奏と並行して、歌詞音声データがこの第2の音声データ処理部39に入力される。第2の音声データ処理部39はこのデータに基づいて該カラオケ曲の歌詞を発音する。再生された歌詞の音声信号はアンプ33に入力される。歌詞の発音は、カラオケ曲の歌唱タイミングに先立ってブロック毎に行われる。この音声ガイド信号はアンプ33を介して前記モニタスピーカ41のみに出力される。
【0023】
また、文字パターン展開部36は、カラオケ演奏時には楽曲データの歌詞トラックの文字コードデータを文字パターンに展開する。CD−ROMチェンジャ37はカラオケ演奏時に所定の動画の背景映像を再生する。文字パターン展開部36が展開した文字パターンおよびCD−ROMチェンジャ37が再生した背景映像は表示制御部38に入力される。
【0024】
図2(B)を参照して歌詞音声データの構成を説明する。歌詞音声データは、カラオケ曲の歌詞を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に時間情報,音素数,音素情報を記憶したものである。ブロックは、たとえば、単語または文節などの単位で分割される。時間情報は、このブロックの区間時間(このブロックの開始から次のブロックの開始まで)の時間を示す情報である。この時間情報はどのような形式のデータでもよいが、実時間でなく曲の演奏のテンポを制御するクロックのカウント数などの値で持てば、演奏テンポの変更に対応することができる。音素数は、このブロック中で発音される音素の数である。この音素数にはフレーズコードを含んでいる。フレーズコードとは、フレーズの終了を示すコードであり、複数ブロックの歌詞を連結してまとめて発音する場合でも、言葉のつながりが不自然にならないように、このフレーズコードを越えて歌詞を連結しないようにしている。音素情報は、このブロックで発生する歌詞の音声信号を表すデータであり、波形データをPCMの様な形式で記憶しておいてもよく、各種の波形データをカラオケ装置(音声信号処理部39)側に事前に与えておき、音素情報をそのうちのどれかを選択するコードとしてもよい。たとえば、いわゆる発音記号やかな文字コードをこの選択コードとして用いることができ、この実施形態では歌詞文字コードを音素情報として用いている。
【0025】
同図(C)は歌詞音声データの具体例を示す図である。「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ」の歌詞が、「色は」,「匂へど」,「散りぬるを。」,「我が世」,「誰ぞ」,「常ならむ。」に分割されている。ここで、「。」がフレーズコードである。さらに、「色は」のブロックのまえに、音素数が0のブロックが設定されているが、これは前奏で歌唱のない区間を示すブロックである。
【0026】
図3のタイミングチャートおよび図4〜図7のフローチャートを参照して同カラオケ装置の動作を説明する。
【0027】
図4は利用者による入力チェック動作を示すフローチャートである。モード選択スイッチがオンされると(s1)、現在音声ガイドモードであるか否かを判断する(s2)。そのとき音声ガイドモードでない場合には音声ガイドモードをセットし(s3)、音声ガイドモードになっている場合にはこの音声ガイドモードをリセットする(s4)。また、テンキーなどの操作によって連続して発音する最大音素数が入力された場合には(s5)、これをMAX_ONSOレジスタにセットする(s6)。また、テンキーなどの操作によって発音速度が入力された場合には(s7)これをSPEEDレジスタに記憶する(s8)。
【0028】
図5はカラオケ曲の演奏スタートプロセスを示すフローチャートである。コマンダ50から曲番号が入力されると(s10)、その曲番号の楽曲データを読み出し(s11)、カラオケ演奏プログラムを起動する(s12)。これにより、カラオケ曲の演奏がスタートし、楽曲データに設定されているテンポでクロック信号が発生される。次に、現在音声ガイドモードが設定されているか否かを判断する(s13)。音声ガイドモードが設定されていない場合にはそのままカラオケ演奏プログラムのみを実行する。
【0029】
音声ガイドモードが設定されている場合には、このカラオケ曲の歌詞音声データをハードディスク記憶装置27から読み出し(s14)、歌詞をプロンプトする音声信号を発生するためのブロック時間をカウントするCTIMEを0にリセットする(s15)とともに、歌詞音声データのブロックを指し示すブロックポインタBLOCKPを最初のブロックにセットする(s16)。これで準備動作が完了し、歌詞音声発生時間管理プロセスを起動するとともに(s17)、歌詞音声用タイマプロセスを起動する(s18)。歌詞音声用タイマプロセスは、カラオケ曲演奏用のタイマクロックでこの音声ガイドプログラムのタイマレジスタをカウントする動作である。したがって、この音声ガイドの各プロセスにおける各種タイマレジスタはカラオケ演奏のテンポに同期した速度でカウントアップ・カウントダウンされる。
【0030】
図6は歌詞音声発生時間管理プロセスを示すフローチャートである。まず、初期設定として1度に発音する歌詞音素列の発音に必要な時間を示すPTIMEレジスタ,次のブロックまでの時間を示すRTIME,前記1度に発音する歌詞音素数を示すKCNTレジスタをそれぞれ0にリセットする(s20)。
【0031】
次に、PTIME=0になっているか、すなわち、前回の歌詞発生プロセスが終了しているかを判断する(s21)。PTIME=0の場合にはs22に進み、PTIME>0で歌詞発音プロセスが終了していない場合にはs24に進んで歌詞発生プロセスの開始タイミングになるまで待機する。曲が開始して最初にこの動作に進んだときは、PTIME=0でありs22に進む。s22は、図3の▲1▼のタイミングに実行される動作である。直前の歌詞発生プロセスで歌詞の音声ガイドが処理された1または複数のブロックの区間時間RTIMEを今回の処理の残時間CTIMEに代入し、音素数レジスタKCNTを0にリセットする。そして、s23で今回の区間時間RTIMEで発音する音素データ列を設定する。すなわち、時間や歌詞のフレーズの区切りなどの条件が許す限り、複数ブロックの歌詞を連結して1度に発音するよう音素データバッファKASHIBUFに音素データをセットする(図3(B)参照)。
【0032】
ここで、s23における条件としては、
発音する歌詞の音素数が設定された最大音素数MAX_ONSOを越えない
且つ、全音素列の発音時間PTIME(=音素数×SPEED)が残時間CTIMEを越えない
ただし、PTIME>CTIMEであっても最低次の1ブロックの歌詞は発音するようKASHIBUFにセットする
また、上記条件の範囲であってもブロックデータからフレーズコードが読み出されたときは、そのブロックまでで終了する。
【0033】
この条件を満たす範囲で、
KCNT += BLOCKの音素数
RTIME += BLOCKの時間情報
KASHIBUF += BLOCKの音素情報
PTIME += BLOCKの音素数*SPEED
BLOCKPを次のブロックの先頭に移動させる
の処理を実行する。
【0034】
こののちブロック区間の残り時間CTIMEが歌詞の発音所要時間PTIMEになるまで待機し(s24)、この条件が満たされれば歌詞発生プロセスを起動する(s25)。
【0035】
図7は、歌詞発生プロセスを示すフローチャートである。まず、同時進行で実行されているカラオケ演奏プログラムから次のブロックの先頭の歌唱音の音高を入力する(s30)。そして、KASHIBUFの情報をSPEEDで設定された速度で音声信号処理部39に1文字出力し(s31)、この音声信号の音高を前記歌唱音の音高になるように指示する(s32)。この動作をKASHBUFにセットされている音素データ列が終了するか残時間CTIMEが0になるまで繰り返し実行する(s33)。この歌詞発生プロセスはs24の判断でPTIME=CTIMEをトリガとしてスタートするため、通常は音素データ列が終了するのと残時間CTIMEが0になるのは同時である。ただし、発音速度SPEEDが遅く1ブロック分を処理できない場合には、処理できなくても1ブロック分の音素データをKASHIBUFにセットしてこの動作をスタートするため、音素データが終了するまえにCTIME=0になる場合がある。s33の判断がYESになれば、KASHIBUFをクリアし、PTIMEを0にして(s34)、この動作を終了する。そうすると、図6の歌詞音声発生時間管理プロセスのs21の判断がYESとなり、次の音素データのセットが行われる。
【0036】
上記実施形態では、各音素の発音時間は同じとしているが、各音素毎の時間情報(たとえば、平均の音素発音時間に対する各音素の発音時間の割合など)を記憶しておき、自然な発音に近くするようにしてもよい。
【0037】
また、上記実施形態では、歌詞音声データを従来のカラオケ演奏用の楽曲データと別に設けるようにしている。これにより、歌詞音声データを配信する必要のないカラオケ装置に対してこのデータを配信する必要がなくなり、無用なトラフィックの増加を防ぐことができる。一方、この歌詞音声データを楽曲データ中に含めてファイル管理を容易にすることもできる。さらに、歌詞音声データを個別に設けるのではなく、テロップ表示用の歌詞トラックデータとガイドメロディデータとを用いて歌詞の音声ガイドを行うようにしてもよい。
【0038】
また、上記実施形態においては、音声ガイドがスタートするタイミングとカラオケ曲のリズムとを全く関連づけていないが、音声ガイドが小節の最後の拍からスタートするようにするなど曲のリズムと関連づけることによって聞きやすく、且つ、歌いやすくすることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、カラオケ曲の歌詞を音声でガイドするようにしたとにより、目の不自由な歌唱者やモニタを使用できない場面の歌唱者でも歌詞を知らない曲を歌唱することができる。
【0040】
また、この歌詞の発音を速度や一度に発音する語数を調整できるようにしたことにより、歌唱者に最適な形で歌詞のガイドをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図
【図2】同カラオケ装置の歌詞音声データの構成を示す図
【図3】同カラオケ装置のプロンプト動作のタイミングチャート
【図4】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図5】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図6】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図7】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
39…第2の音声信号処理部、41…モニタスピーカ

Claims (2)

  1. カラオケ曲を演奏するための楽曲データを記憶した楽曲データ記憶手段と、
    前記楽曲データ記憶手段から読み出し、該カラオケ曲の楽音を発生する演奏手段と、
    前記カラオケ曲の歌詞音声を発音するための歌詞音声データを記憶する歌詞音声データ記憶手段と、
    前記歌詞音声データを用いて間欠的に発生する歌詞音声の1度の最大発音語数を指定する発音語数指定手段と、
    前記歌詞音声データに基づき、前記最大発音語数以内の語数ずつ、前記カラオケ曲の歌詞音声を曲の進行よりも高速に且つ間欠的に発音する歌詞音声発音手段と、
    を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記歌詞音声データ記憶手段は、前記歌詞音声データを、1または複数の歌詞音声ずつの複数のブロックに区分して記憶しており、
    前記歌詞音声発音手段は、前記歌詞音声の発音を、前記発音語数指定手段で指定された最大発音語数の範囲内の前記ブロックの切れ目で行う
    請求項1に記載のカラオケ装置。
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