JP4175337B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、歌唱のみならず、楽器をカラオケ演奏とともに演奏することができるカラオケ装置に関する。
カラオケを楽しむ者のなかには、カラオケ演奏を伴奏として歌唱するのみならず、カラオケ演奏と一緒に器楽の演奏を楽しみたい者がいる。すなわち、カラオケをマイナスワン演奏装置として使用する。マイナスワン演奏とは、自己が演奏するパートが演奏されていない演奏である。
また、バンドなどの演奏をする者はスタジオを借りて練習しているがスタジオの件数は多くない。しかし、近年カラオケルームの普及が目覚ましく至るところに開業している。このカラオケルームもスタジオと同様の防音機能を備えた部屋であり、バンドなどの器楽の演奏にも適したものである。また、バンドの練習は全員が揃っていないとできない。以上のような状況からカラオケルームでバンドの練習をしたい場合がある。また、バンドのメンバーが揃わない場合でも、揃っているメンバーのみで演奏し、揃わないパートをカラオケ装置で演奏させたい場合がある。
しかし、従来のカラオケ装置は、模範歌唱や歌唱用のメロディ(リードメロディ)をオン/オフする機能を備えていたが、歌唱用のメロディ以外の楽器音をオン/オフする機能は備えていなかった。
一方、カラオケ装置と類似した装置として、メモリに記憶したMIDIデータを読み出して自動演奏するシーケンサという装置がある。この装置では、複数トラックのうち1トラックをオフすることによって、そのトラックに記憶されている楽音を発音させないようにすることができた。しかしどのトラックにどの楽器の音色が記憶されているかが分からないため、シーケンスデータを調べたり、実際に音を消して探し当てるなどしなければならない欠点があった。
この発明は、音色すなわち楽器名を指定することによってそのパートをミュートし、容易にマイナスワン演奏が可能なカラオケ装置を提供することを目的とする。
この発明は、複数パートからなるカラオケ曲の演奏データ、歌詞データ和音進行データおよびボーカル曲かインストゥルメンタル曲かを表すフラグを含む楽曲データを記憶した記憶手段と、前記複数パートの演奏データによりカラオケ曲を演奏するとともに前記歌詞データに基づいて歌詞テロップを生成する演奏手段と、を備えたカラオケ装置であって、ミュートすべきパートを指定する指定手段をさらに備え、前記演奏手段は、前記楽曲データのフラグを参照し、演奏するカラオケ曲がインストゥルメンタル曲であれば演奏スタート時に曲の調性を表示し、前記演奏データのうち前記指定手段で指定されたパートを発音しないよう制御するミュート制御を実行するとともに、ミュート制御を実行しているとき、インストゥルメンタル曲であれば前記歌詞テロップを生成せずに前記和音進行データに基づいて和音名のテロップを生成し、ボーカル曲であれば前記歌詞テロップとともに和音名のテロップを生成することを特徴とする。
この発明では、演奏手段が複数パートのカラオケ演奏を実行する。そして、受付手段が、利用者からのミュートすべきパートの指定を受け付ける。受付手段によってパートが指定されたとき、このパートをミュート制御するとともに、歌詞テロップとともに、または、歌詞テロップに代えて和音名のテロップを表示する。和音名を表示することによって楽器演奏者は演奏が容易になる。
以上のようにこの発明によれば、パートをミュートして演奏したとき、曲の進行に応じて場面が表示されるため、カラオケ装置でマイナスワン演奏をするときでも、演奏者がどのような演奏をすればよいかが分かりやすい。
また、歌詞と同様に曲の進行をこれによって知ることができる。また、歌詞と和音名を並列に表示することにより、歌詞によって和音の変化タイミングを知ることもでき、楽器の演奏者にとっても曲の進行が分かりやすい利点がある。
図1はこの発明の実施形態であるカラオケ装置の設置形態を説明する図である。このカラオケ装置は、いわゆるカラオケルームに設置される装置である。カラオケ装置本体1にはモニタ2およびミキサアンプ3が接続されている。カラオケ装置本体1はいわゆる音源カラオケ装置である。音源カラオケ装置は、楽音データを音源装置に入力することにより楽音信号を合成する。楽音データはMIDIフォーマットに基づいて記載されている。MIDIとはMusical Instrument Digital Interfaceの略称であり、電子音楽関係の装置間におけるデータ受け渡しのための世界統一規格である。楽音データは楽曲データ中の楽音トラックに記憶されている。
前記ミキサアンプ3にはカラオケ装置本体1のほか、マイク5,スピーカ4が接続されている。また、ミキサアンプ3は入力ジャックを備え、図示のようにエレキギター30などの電気楽器,電子楽器を接続することができる。利用者はマイク5を用いてカラオケ演奏に合わせて歌唱することもでき、また、エレキギター10を演奏することもできる。これらの信号は一旦ミキサアンプ3に入力されて増幅されたのちスピーカ4から放音される。ミキサアンプ3の操作パネルには、カラオケ装置本体1,マイク5,エレキギター30などから入力される楽音信号の入力レベル調整用のボリュームやミキシングボリュームなどが設けられており、利用者(歌唱者または演奏者)が独自に自己の演奏に合わせてゲインを調節することができるようになっている。利用者が演奏する楽器は、エレキギター30のような電気楽器,電子楽器に限らず、たとえば、ピアノ31,サキソフォーン32などの自然楽器でもよい。この場合には、これらの自然楽器の楽音は、楽器から直接放音される。
そして、このカラオケ装置はいわゆるマイナスワン演奏が可能である。すなわち、楽音トラックの任意のパートをミュートした演奏が可能である。マイナスワン演奏モードでは、ミュートされたパートを利用者自らが演奏する。カラオケ装置本体1に選曲コード等を送信するリモコン6には、ミュートを指示するミュートスイッチ6aが設けられている。ミュートスイッチ6aは、ピアノ,ギター,サキソフォン,ドラムスなどミュート可能な楽器毎に設けられている。カラオケ演奏開始時またはカラオケ演奏中にこのスイッチをオンすると、スイッチオンされた楽器のパートがミュートされマイナスワン演奏となる。
図2は前記カラオケ装置本体1のブロック図である。装置全体の動作を制御するCPU10には、バスを介してROM11,RAM12,リモコン受信機13,表示パネル14,パネルスイッチ15,ISDNコントローラ16,ハードディスク記憶装置(HDD)17,音源装置19,D/A変換回路20,DSP21,文字表示部23,LDチェンジャ24および表示制御部25が接続されている。
ROM11には、シーケンスプログラム,フォントデータなどが記憶されている。シーケンスプログラムは、図3に示す構成の楽曲データを演奏するために必要なメインシーケンサ,楽音シーケンサ,文字シーケンサ,音声シーケンサおよびDSPシーケンサからなっている。楽曲データの演奏時には、各シーケンサがCPU10によって並列処理される。フォントデータは、歌詞や曲名などを表示するためのものであり、明朝体や丸ゴジック体などの複数種類の文字種のフォントが記憶されている。
リモコン受信機13はリモコン6から送られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リモコン6からは選曲スイッチやミュートスイッチのオンに応じて、選曲コードやミュート楽器コードなどのデータが送られてくる。これらのコードが送られてきた場合には、そのコードを所定のレジスタにセットする。表示パネル14はこのカラオケ装置の前面に設けられており、現在演奏中の曲コードや予約曲数などを表示するものである。パネルスイッチ15はカラオケ装置の前面操作部に設けられており、曲コード入力スイッチやキーチェンジスイッチなどを含んでいる。
また、HDD17は数百〜千数百の楽曲データを記憶できる楽曲データファイルを有しており、記憶されている楽曲データはそれぞれファイル名で識別される。ISDNコントローラ16は、ISDN回線を介してホストステーションと交信するためのコントローラである。ホストステーションは、新曲の楽曲データを記憶しており、ISDN回線を介して接続されたカラオケ装置1に対して新曲の楽曲データをダウンロードする。ISDNコントローラ16はDMA回路を内蔵しており、ダウンロードされた楽曲データをCPU10を介さずに直接HDD17に書き込む。
ここで図3を参照して楽曲データの構成を説明する。同図(A)において、1つの楽曲データは、ヘッダ,楽音トラック,表示トラック,音声トラック,DSPコントロールトラックおよび音声データ部からなっている。ヘッダは、この楽曲データに関する種々のデータが書き込まれる部分であり、曲名,ジャンル,発売日,曲の演奏時間(長さ)などのデータのほか、ボーカル曲かインストゥルメンタル曲かを表すフラグおよび同図(D)に示すパートテーブルが記憶されている。シーケンサ18はジャンルデータに基づいて動画背景映像の内容を決定し、LDチェンジャ24に対してその映像のチャプタナンバを送信する。背景映像の決定方式は、夏をテーマにしたポップスの場合には海の映像を選択するなどである。パートテーブルには、楽音トラックの各トラック(PART1〜PART16)がどのような音色であるか、および、そのパートがミュート可能であるかを示すミュート可能フラグが記憶されている。
楽音トラックは同図(B)に示すように、音色別にシーケンスデータを記憶する16のトラック(パート)で構成されている。各トラックには、ガイドメロディ,ピアノ,ギター,ベース,ドラムスなどの音色のシーケンスデータが記憶されている。シーケンスデータは、イベントデータとデュレーションデータからなっている。
表示トラックは同図(C)に示すように歌詞トラック,ボーカル用コードネームトラック,インストゥルメンタル用コードネームトラックの3トラックからなっている。歌詞トラックは、モニタ26上に表示する歌詞とその表示タイミングを記憶している。このトラックもMIDIフォーマットで記述されている。ボーカル用コードネームトラック,インストゥルメンタル用コードネームトラックは、この曲のコード進行を記憶している。このコード名はマイナスワンモード時に表示される。ボーカル曲(歌唱用の曲)の場合には歌詞の表示に加えてコード名が表示される。インストゥルメンタル曲(器楽曲)の場合には小節軸(時間軸を横線を表し、小節の区切りを短い縦線を表したもの:図5参照)とともにコード名が表示される。また、このコードネームトラックには、現在曲がどの場面であるかを表す場面データも記憶されている。場面データは、イントロ,テーマ,サビ,ソロ,メロディ,アドリブなどである。
音声トラックは、音源装置19で合成しにくいバックコーラスやハーモニーメロディの声などの人声を発生するためのデータであり、実際のADPCMデータ(音声データn(n=1,2,…))が書き込まれている音声データ部と組み合わされてこのカラオケシステムにおいてバックコーラスやハーモニーメロディを発生する。音声トラックには、音声データを指定する音声指定データとその音声データをD/A変換回路20に出力するタイミングを指定するデュレーションデータが書き込まれている。音声指定データは、音声データ番号,音程データおよび音量データからなっている。音声データ番号は、音声データ部に記録されている各音声データの識別番号nであり、この番号の音声データがこのときD/A変換回路20に出力される。また、D/A変換回路20は音量データに基づいて出力レベルを設定し、音程データに基づいてD/A変換時のサンプリングクロックを変換し出力されるアナログ信号の音程を設定する。
またDSPコンロールトラックには、音源装置19,D/A変換回路20およびマイク27が接続されているDSP21の制御データが書き込まれている。DSP21は主として楽音にリバーブなどの残響系の効果を付与するためのものであり、DSPコントロールトラックに記録されている効果の種類データと変化量データに基づいて、その効果が時間的に調整される。
図2において、CPU10がシーケンスプログラムに基づいて楽曲データを処理したとき、前記音源装置19,D/A変換回路20,DSP21に対し、それぞれ所定のタイミングに楽曲データのイベントデータが入力される。CPU10は各トラックに対応するシーケンスプログラムを並列に処理して各トラックのイベントデータを所定のタイミングに所定の機器に出力する。
カラオケ演奏スタート時、CPU10はメインシーケンサに基づいて楽曲データのヘッダを読み取る。ヘッダには、曲のジャンルデータやパートテーブルが記憶されている。CPU10は、ジャンルデータからどの背景映像を再生するかを決定し、そのチャプタナンバ(画像番号)をLDチェンジャ24に出力する。LDチェンジャ24はそのチャプタナンバを受信してその動画映像を再生し、表示制御部25に入力する。また、CPU10は、パートテーブル(図3(D))からミュート可能なパートの楽器名(音色名)を文字表示部23に送り、画面下部にその楽器名を表示させる(図4,図5参照)。
楽音トラックのイベントデータは、ノートオン/オフなどの楽音の発生/停止や音源装置19の制御に関するものであり、CPU10は楽曲シーケンサに基づいてこのデータを音源装置19に出力する。イベントデータにはチャンネル指定データが含まれており、音源装置19は複数の発音チャンネルのうち、該チャンネル指定データで指定された発音チャンネルの動作を制御する。音源装置19が合成した楽音信号はDSP21に入力される。D/A変換回路20には、音声シーケンサの動作に基づくタイミングに所定の音声データが入力される。音声データはADPCMで記録された人声のデータであり、D/A変換回路20はこのデータをアナログの音声信号に復元してDSP21に出力する。DSP21は音源装置19が合成した楽音信号、D/A変換回路20が復元した音声信号およびマイク27から入力される歌い手の歌唱信号を入力して残響などの効果を付与する回路である。DSP21が出力した楽音信号はアンプ・スピーカ22により増幅・出力される。CPU10はDSPシーケンサに基づいてDSPコントロールトラックに書き込まれている効果制御データをこのDSP21に入力する。DSP21はこのデータに基づいて効果の種類や程度を制御する。
文字表示部23は、文字シーケンサに基づいてCPU10から入力された歌詞表示データに基づき当該歌詞の文字をメモリ上に展開する。展開された文字データは表示制御部25に入力される。表示制御部はLDチェンジャ24から入力される動画背景映像上に該文字データをスーパーインポーズで重ね合わせたのち、CPU10の指示に基づいて表示色を調節してモニタ26に表示する。LDチェンジャ24には、5枚(120シーン)程度のレーザディスクが内蔵されており、CPU10からチャプタナンバで指示された動画映像を再生する。CPU10はカラオケ演奏スタート時に、選択された楽曲データのヘッダに含まれるジャンルデータに基づいて動画背景映像のチャプタナンバを決定し、LDチェンジャ24に通知する。
図4,図5は、モニタ2の表示例を示す図である。図4は、ボーカル曲演奏時の表示例である。曲のスタートとともに、画面下部にミュート可能楽器名(ピアノPf,ギターGt,ベースBass)が表示される。同図ではこのうちギターGtをミュートするよう指示された状態を示している。これにより演奏はマイナスワンモードの演奏となる。ボーカル曲であるため、マイナスワンモード時には歌詞とともにコードが表示される(同図(B))。また、間奏などの歌詞の無い場面には、コードトラックに記憶されている場面データに基づきソロである旨“Solo”が表示される(同図(C))。
図5はインストゥルメンタル曲演奏時の表示例を示している。曲のスタート時には曲名とともに、ミュート可能楽器名(ピアノPf,ベースBass)が表示され、さらに、この曲の調性(key F),拍子(beat 3/4)およびリズム種類(rhythm Waltz)が表示される。曲の演奏が開始されると、小節軸(曲の進行を表す横線と小節の区切りを示す縦線)が表示され、これとともにコード変更のタイミングに合わせてコード名が表示される。さらに、現在の曲の場面データが表示される。同図(B)には場面データとして「テーマ」が表示されており、同図(C)には「アドリブ」が表示されている。
図6,図7は同カラオケ装置本体1の動作を示すフローチャートである。図6はカラオケ演奏動作のメインルーチンを示している。まず、リモコン6を用いて選曲コードが入力される(n1)。選曲コードが入力されると、この選曲コードに対応する楽曲データをHDD17からRAMへロードする(n2)。この楽曲データのヘッダからパートテーブルを読み出し、このパートテーブルの内容に基づいてミュート可能楽器名をモニタ2に表示する(n3)。こののちカラオケ演奏をスタートする。カラオケ演奏は発音動作(n7),表示動作(n8)からなるが、この動作と並行してリモコン6からミュート楽器コードが送られてくるか否かを監視している(n4)。ミュート楽器コードが送られてくれば、テーブルを検索してそのパート番号をiにセットし(n5)、そのミュート楽器に対応するパートiのミュートフラグMUTE(i)を反転する(n6)。カラオケ演奏が行われている間n4〜n8の動作が繰り返し実行されるため(n9)、演奏中のどのタイミングにミュートが指示された場合でも即座に対応することができる。
図7(A)は発音動作を示すフローチャートである。まず、パートポインタiに1をセットする(n10)。このパートのミュートフラグMUTE(i)がセットしているか否かをn11で判断する。MUTE(i)がリセットしているときは、通常どおりの発音動作であるため、楽音トラックから読み出されたMIDIデータをそのまま音源装置19の対応する発音チャンネルに送出する(n12)。MUTE(i)がセットしている場合には、このパート(トラック)をミュートする(n13)。すなわち、ミュートするパートのデータを通常どおり音源装置19に送出するが、同時に音源装置19に対して出力レベル=0のデータを送出する。これにより、このパートの楽音信号はミキサアンプに出力されなくなる。このようにデータ読出動作,楽音合成動作は通常どおり実行しておき出力レベルのみ0にすることにより、曲の途中でミュートが解除されたとき、出力レベルを再設定することによって即座に発音を開始することができる。なお、ミュートの解除はミュートスイッチ6aのが再度のオンによりMUTE(i)が反転したことによって設定される。
同図(B)は、表示動作を示すフローチャートである。楽音トラックと並行して表示トラックを読み出してゆき、歌詞トラックの内容に基づいて歌詞を表示する(n20)。ただし、インストゥルメンタル曲は、歌詞がないためこの動作は自動的にスキップされる。つぎに、マイナスワンモードか否かすなわちミュートフラグMUTE(i)(i=1〜16)のうちいずれか1つでもセットしているか否かを判断する(n21)。マイナスワンモードでなければ表示内容は歌詞のみで十分てあるためそのままリターンする。マイナスワンモードである場合には、そのミュートされている楽器名のモニタ2への表示を変更する(n22)。すなわち、モニタ2の下部に表示されているミュート可能楽器名のうちミュートされている楽器名の表示色を変更する(図4,図5参照)。つぎに、曲の進行に合わせてコード名を表示する(n23)。表示されるコード名は、ボーカル曲の場合はボーカル曲用コードネームトラックから読み出され、歌詞に添えて表示される。インストゥルメンタル曲の場合にはインストゥルメンタル曲用コードネームトラックから読み出され、小節軸とともに表示される。また、曲の場面データもこのコードネームトラックに記憶されているため、これも曲の進行に合わせて同時に表示される。
これにより、リモコン6の操作応じて任意の楽器をミュートしてマイナスワン演奏をすることができ、この場合に、同時にコードネームを表示することによって楽器演奏者に曲の進行を分かりやすくすることができる。また、現在曲のどの場面かを示す場面データを表示することにより、演奏がより容易になる。また、ミキサアンプ3にギタージャックなどの入力端子を設けたことにより、電気楽器を持ち込んでマイナスワン演奏する場合にアンプを持参する必要が無くなる。
なお、この装置をカラオケルームに設置して顧客の利用に供する場合には、マイナスワン演奏を通常のカラオケ演奏と別料金に設定してもよい。さらに、この場合において、マイナスワン演奏が可能な曲のリストやミュートスイッチを備えたリモコンを通常の曲リスト,リモコンと別に製作しておくことにより、これを別料金で貸与することにより別料金設定がより容易になる。
この発明の実施形態であるカラオケ装置の設置状態を説明する図 同カラオケ装置の本体のブロック図 同カラオケ装置本体のメモリ構成図 同カラオケ装置のモニタの表示例を示す図 同カラオケ装置のモニタの表示例を示す図 前記カラオケ装置本体の動作を示すフローチャート 同カラオケ装置本体の動作を示すフローチャート
符号の説明
1−カラオケ装置本体
2−モニタ
3−ミキサアンプ
30−エレキギター
31−ピアノ
32−サクソフォン

Claims (1)

  1. 複数パートからなるカラオケ曲の演奏データ、歌詞データ和音進行データおよびボーカル曲かインストゥルメンタル曲かを表すフラグを含む楽曲データを記憶した記憶手段と、
    前記複数パートの演奏データによりカラオケ曲を演奏するとともに前記歌詞データに基づいて歌詞テロップを生成する演奏手段と、
    を備えたカラオケ装置であって、
    ミュートすべきパートを指定する指定手段をさらに備え、
    前記演奏手段は、前記楽曲データのフラグを参照し、演奏するカラオケ曲がインストゥルメンタル曲であれば演奏スタート時に曲の調性を表示し、前記演奏データのうち前記指定手段で指定されたパートを発音しないよう制御するミュート制御を実行するとともに、ミュート制御を実行しているとき、インストゥルメンタル曲であれば前記歌詞テロップを生成せずに前記和音進行データに基づいて和音名のテロップを生成し、ボーカル曲であれば前記歌詞テロップとともに和音名のテロップを生成することを特徴とするカラオケ装置。
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