JP4034057B2 - 自動車の車体前部構造およびそれに使用されるラジエータコアサポートメンバ - Google Patents

自動車の車体前部構造およびそれに使用されるラジエータコアサポートメンバ Download PDF

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車の車体前部構造およびそれに使用されるラジエータコアサポートメンバに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車体の組立工程の簡略化と組付作業の自動化等を狙って、車体前部とは別体にラジエータコアサポートメンバを構成し、該ラジエータコアサポートメンバにラジエータや空調用コンデンサ等の熱交換器をサブアッセンブリして所謂フロントエンドモジュールを構成し、車体の組立ラインで該フロントエンドモジュールを車体前部に組付けるようにしている。
【0003】
また、前述のラジエータコアサポートメンバはそのアッパメンバとロアメンバとを上下方向に連設する左右1対のサイドステイ部を幅広に形成して、このサイドステイ部を車体前部下側の左右両側部の前後方向骨格部材であるサイドメンバの前端に突合わせて締結固定することが行われれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようにラジエータコアサポートメンバの左右1対のサイドステイ部を、車体前部のサイドメンバとの締結固定のために拡幅成形することによって、該ラジエータコアサポートメンバの通風部の開口面積が狭められてしまうことは否めない。
【0005】
そこで、本発明はラジエータコアサポートメンバの車体前部に対する結合に支障を来すことなく通風部の開口面積を拡大できると共に、該通風部への外気の取り込みを効率よく行うことができる自動車の車体前部構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、車幅方向に延在するアッパメンバと、該アッパメンバと平行に配置されて車幅方向に延在するロアメンバと、これらアッパメンバとロアメンバとを上下方向に連設する左右1対のサイドステイ部と、を備えたラジエータコアサポートメンバを構成し、該ラジエータコアサポートメンバを車体前部に結合するようにした構造であって、
前記ロアメンバの左右両側部の下縁部に車体前部に対する締結座部を延設すると共に、これら締結座部間を連設するリブ壁を設け、該リブ壁をロアメンバの下縁から下向きに傾斜して前方へ張り出す傾斜形状として、ラジエータコアサポートメンバの通風部へ外気を導入するエアガイド部を構成するとともに、
前記ロアメンバの左右両側部の下縁部に後方に向けて張り出して熱交換器の下端部を支持ピンを介して受ける支持座部を形成し、この支持座部の近傍に前記締結座部を形成したことを特徴としている。
【0007】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載の自動車の車体前部構造において、前記アッパメンバとロアメンバとをそれらの車幅方向中央部で上下方向に連設するフードロックステイを設け、該フードロックステイの下部延長上に前記リブ壁を後方に向けて凹設して車体前部に対する締結座部を形成したことを特徴としている。
【0009】
請求項の発明にあっては、請求項1または2に記載の自動車の車体前部構造において、前記車体前部は、左右両側部のサイドメンバの前端部を車幅方向に結合したファーストクロスメンバと、
左右両側部の各フードリッジメンバの前端部に結合したアッパフレームと、該アッパフレームの車幅方向内側の端部とファーストクロスメンバとを上下方向に結合したサイドフレームとを備えて、ヘッドランプユニットを装着する左右1対のランプ取付部と、を備え、
ラジエータコアサポートメンバを、そのアッパメンバの左右両端部を左右のランプ取付部のアッパフレームに締結固定すると共に、ロアメンバをその締結座部を介してファーストクロスメンバに締結固定して前記車体前部に組付けたことを特徴としている。
【0010】
請求項の発明にあっては、幅方向に延在するアッパメンバと、該アッパメンバと平行に配置されて幅方向に延在するロアメンバと、これらアッパメンバとロアメンバとを上下方向に連接する左右一対のサイドステイ部と、を備え車体前部に結合するようにしたラジエータコアサポートメンバであって、前記ロアメンバの左右両側部の下線部に車体前部に対する締結座部を延設すると共に、これら締結座部間を連接するリブ壁を設け、該リブ壁をロアメンバの下縁から下向きに傾斜して前方に張り出す傾斜形状として、ラジエータコアサポートメンバの通風部へ外気を導入するエアガイド部を構成するとともに、
ロアメンバの左右両側部の下縁部に後方に向けて張り出して熱交換器の下端部を支持ピンを介して受ける支持座部を形成し、この支持座部の近傍に前記締結座部を形成したことを特徴としている。
【0011】
請求項の発明にあっては、請求項に記載のアッパメンバとロアメンバとをそれらの幅方向中央部で上下方向に連設するフードロックステイを設け、該フードロックステイの下部延長上に前記リブ壁を後方に向けて凹設して車体前部に対する締結座部を形成したことを特徴としている。
【0013】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ロアメンバの左右両側部の下縁部に延設した締結座部を介してラジエータコアサポートメンバを車体前部に締結固定するようにしているため、左右1対のサイドステイ部は車体前部との結合を目的として拡幅成形する必要がなく極力幅狭に形成することができ、従って、ラジエータコアサポートメンバの通風部の開口面積を拡大できて該通風部への外気の取り込みを効率よく行うことができる。
【0014】
また、左右の締結座部間にはそれらを繋ぐリブ壁によって、傾斜形状としたエアガイド部を構成しているため、ラジエータコアサポートメンバの下側へ廻り込む外気をこのエアガイド部で上方に偏向させて前記通風部へ導入することができ、外気の取り込み効率をより一層向上することができる。
【0015】
また、熱交換器の下端部を受ける支持座部の近傍にそれぞれ左右の締結座部が形成されて、該支持座部を車体前部との結合部近傍とすることができるため、該支持座部周りの剛性を高められて熱交換器の支持安定性を向上することができる。
【0016】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、フードロックステイの下部延長上には、前記リブ壁を後方に向けて凹設して形成した締結座部を介して車体前部との締結固定部が存在し、しかも、該締結座部は前記リブ壁を凹設することによって剛性が高められているため、ロアメンバの車体前部に対する結合剛性を高められることは勿論、フードロック機構を介してフードロックステイに上向きに引張荷重が作用した場合に、これを前記締結座部から車体側へ確実に伝達することができて、フードロック安定性を向上することができる。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、請求項1または2の発明の効果に加えて、ヘッドランプユニットを車体前部の左右側部に設けたランプ取付部に装着するようにしてあるため、ヘッドランプユニットをラジエータコアサポートメンバに組付ける構造のものと比べて該ヘッドランプユニットの車体前部に対する合わせ精度を高めることができる。
【0018】
また、車体前部にはその下側にラジエータコアサポートメンバのロアメンバを締結固定するファーストクロスメンバが車幅方向に存在するだけで、上側部には左右のランプ取付部間に車幅方向に跨る骨格メンバが存在しないため、車体前方からパワーユニットルーム内への搭載部品の組付作業を容易に行うことができる。
【0019】
請求項に記載の発明によれば、ロアメンバの左右両側部の下縁部に延設した締結座部を介してラジエータコアサポートメンバを車体前部に締結固定するようにしているため、左右一対のサイドステイ部は車体前部との結合を目的として拡幅成形する必要がなく極力幅狭に形成することができ、従って、ラジエータコアサポートメンバの通風部の開口面積を拡大できて該通風部への外気の取り込みを効率よく行うことができる。
【0020】
また、左右の締結座部間にはそれらを繋ぐリブ壁によって、傾斜形状としたエアガイド部を構成しているため、ラジエータサポートメンバの下側へ回り込む外気をこのエアガイド部で上方に偏向させて前記通風路を導入することができ、外気の取り込み効率をより一層向上することができる。
【0021】
また、熱交換器の下端部を受ける支持座部の近傍にそれぞれ左右の締結座部が形成されて、該支持座部を車体前部との結合部近傍とすることができるため、該支持座部周りの剛性を高められて熱交換器の支持安定性を向上することができる。
【0022】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の発明の効果に加えて、フードロックステイの下部延長上には、前記リブ壁を後方に向けて凹設して形成した締結座部を介して車体前部との締結固定部が存在し、しかも、該締結座部は前記リブ壁を凹設することによって剛性が高められているため、ロアメンバの車体前部に対する結合剛性を高められることは勿論、フードロック機構を介してフードロックステイに上向きに引張荷重が作用した場合に、これを前記締結座部から車体側へ確実に伝達することができて、フードロック安定性を向上することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【0024】
図1,2において、1は車体前部21に結合されるラジエータコアサポートメンバを示し、該ラジエータコアサポートメンバ1は車幅方向に延在するアッパメンバ2と、該アッパメンバ2と平行に配置されて車幅方向に延在するロアメンバ3と、これらアッパメンバ2とロアメンバ3とを上下方向に連設する左右1対のサイドステイ部4とを備えている。
【0025】
このラジエータコアサポートメンバ1は、所要の硬度を有する適宜の合成樹脂材料をもって一体に型成形してあり、本実施形態にあっては前記アッパメンバ2とロアメンバ3とを前述のようにそれらの左右両側部においてサイドステイ部4で上下方向に連接する他に、これらアッパメンバ2とロアメンバ3とをそれらの車幅方向中央部でフードロックステイ5で上下方向に一体に連設し、該フードロックステイ5の上端部分に図外のフードロック機構を配設するようにしてあって、これらアッパメンバ2,ロアメンバ3,左右のサイドステイ部4、およびフードロックステイ5で囲繞された空間部を通風部6としてある。
【0026】
前記アッパメンバ2の左右両側端部には、車体前部21に結合するためのボルト挿通孔2aを形成してあると共に、その近傍に後方に向けて突出するブラケット固定座部7を形成してある。
【0027】
一方、ロアメンバ3の左右両側部の下縁部には車体前部21に結合するためのボルト挿通孔8aを有する締結座部8を下向きに延設してある。
【0028】
これら左右1対の締結座部8,8はロアメンバ3の下縁から延接したリブ壁9によって車幅方向に一体に連設してある。
【0029】
このリブ壁9は図5に示すように前記ロアメンバ3の下縁から下向きに適宜の角度で傾斜して前方へ張り出す傾斜形状として、前記通風部6へ外気を導入するエアガイド部A・Gを構成している。
【0030】
本実施形態では図3にも示すように前記フードロックステイ5の下部延長上に、前記リブ壁9を後方に向けて凹設してボルト挿通孔11aを有する締結座部11を形成し、ロアメンバ3を左右の締結座部8と、この中央の締結座部11とを介して車体前部21に締結するようにしている。
【0031】
また、ロアメンバ3の左右両側部の下縁部には図4にも示すように前記締結座部8,8に近接して、後方に向けて張り出して後述する熱交換器の1つである空調用コンデンサ13の下端部を受ける支持座部12を形成してある。
【0032】
この支持座部12には空調用コンデンサ13の下端部の支持ピン14が挿入係止する係止孔12aを形成してある。
【0033】
車体前部21の下側の左右両側部には前後方向骨格メンバであるサイドメンバ22を配設してあり、それらの前端部に跨って車幅方向骨格メンバであるファーストクロスメンバ23を配設してある。
【0034】
このファーストクロスメンバ23の前面には、前記ロアメンバ3の締結座部8,8、および11に対応する位置にそれぞれボルト挿通孔23aを形成してあると共に、後面上部の左右両側部に熱交換器の1つであるラジエータ15の下端部を受けるロアブラケット24を固設してある。
【0035】
このロアブラケット24にはラジエータ15の下端部の支持ピン16が挿入係止する係止孔24aを形成してある。
【0036】
また、車体前部21の上側の左右両側部には前後方向骨格メンバのフードリッジメンバ25を配設してあり、これらフードリッジメンバ25,25の前端部と前記ファーストクロスメンバ23とに跨って、図外のヘッドランプユニットを装着する左右1対のランプ取付部26を設けてある。
【0037】
各ランプ取付部26はフードリッジメンバ25の前端部に結合したアッパフレーム27と、該アッパフレーム27の車幅方向内側の端部とファーストクロスメンバ23とを上下方向に結合したサイドフレーム28とを備えていて、前記アッパフレーム27の車幅方向内側の端部にはボルト挿通孔27aを形成してある。
【0038】
前記空調用コンデンサ13,およびラジエータ15は、何れもその上下端部の左右両側部に支持ピン14,16を突設してあり、これら支持ピン14,16に合成ゴム等の弾性材からなるインシュレータ17を挿通配置して、後述するようにラジエータコアサポートメンバ1および又は該ラジエータコアサポートメンバ1とファーストクロスメンバ23とに弾性支持される。
【0039】
29は前記空調用コンデンサ13とラジエータ15の各上端部を支持する左右1対のアッパブラケットを示し、空調用コンデンサ13の上端部の支持ピン14を係止する係止孔29aと、ラジエータ15の上端部の支持ピン16を係止する係止孔29bとを前後関係位置に設けてある。
【0040】
前述のラジエータコアサポートメンバ1は、そのアッパメンバ2の左右両側端部を車体前部21の左右のランプ取付部26における各アッパフレーム27の端部に係合して、それらのボルト挿通孔2a,27aを通してボルト・ナットにより締結固定すると共に、ロアメンバ3の締結座部8,および11を車体前部21のファーストクロスメンバ23の前面に重合し、それらのボルト挿通孔8aおよび11aと23aとを通してボルト・ナット31により締結固定することによって、該車体前部21に結合してある。
【0041】
空調用コンデンサ13およびラジエータ15は、前記ラジエータコアサポートメンバ1の車体前部21への組付け後に次の手順で取付けられる。
【0042】
空調用コンデンサ13は下端部の支持ピン14をインシュレータ17を介して前記ロアメンバ3の支持座12の係止孔12aに上方から挿入係止し、ラジエータ15は下端部の支持ピン16をインシュレータ17を介して前記ファーストクロスメンバ23のロアブラケット24の係止孔24aに上方から挿入係止して、これら支持座12,ロアブラケット24に仮り保持する。
【0043】
そして、これら空調用コンデンサ13およびラジエータ15の各上端部の支持ピン14,16の上方より、共通のアッパブラケット29の係止孔29a,29bをインシュレータ17を介して挿入係止し、該アッパブラケット29をラジエータコアサポートメンバ1のアッパメンバ2の固定座部7にボルト・ナット32により締結固定することによって、これらアッパブラケット29と、支持座12およびロアブラケット29とに弾性支持される。
【0044】
以上の実施形態の構造によれば、ロアメンバ3の左右両側部の下縁部に延設した締結座部8,8を介してラジエータコアサポートメンバ1を車体前部21に締結固定するようにしているため、左右1対のサイドステイ部4は車体前部21との結合を目的として拡幅成形する必要がなく極力狭幅に形成することができ、従って、ラジエータコアサポートメンバ1の通風部6の開口面積を拡大できて該通風部6への外気の取り込みを効率よく行うことができる。
【0045】
また、左右の締結座部8,8間にはそれらを繋ぐリブ壁9によって、傾斜形状としたエアガイド部A・Gを構成しているため、ラジエータコアサポートメンバ1の下側へ廻り込む外気を図4に矢印で示すようにこのエアガイド部A・Gで上方に偏向させて前記通風部6へ導入することができ、外気の取り込み効率をより一層向上することができる。
【0046】
特に本実施形態にあっては、ラジエータコアサポートメンバ1のフードロックステイ5の下部延長上には、前述のリブ壁9を後方に向けて凹設して形成した締結座部11を介して車体前部21との締結固定部が存在し、しかも、該締結座部11は前記リブ壁9を凹設することによって剛性が高められているため、ロアメンバ3の車体前部21に対する結合剛性を高められることは勿論、図外のフードロック機構を介してフードロックステイ5に上向きに引張荷重が作用した場合に、これを前記締結座部11から車体側へ確実に伝達することができて、フードロック安定性を向上することができる。
【0047】
また、このロアメンバ3の左右両側部に設けられて、空調用コンデンサ13の下端部を受ける支持座部12の近傍には、それぞれ前述の左右の締結座部8が形成されていて、該支持座部12を車体前部21との結合部近傍とすることができるため、該支持座部12周りの剛性を高められて空調用コンデンサ13の支持安定性を向上することができる。
【0048】
更に、図外のヘッドランプユニットは車体前部21の左右側部に設けたランプ取付部26に装着するようにしてあるため、ヘッドランプユニットをラジエータコアサポートメンバに組付ける構造のものと較べて該ヘッドランプユニットの車体前部21に対する合わせ精度を高めることができる。
【0049】
また、車体前部21にはその下側に前記ラジエータコアサポートメンバ1のロアメンバ3を締結固定するファーストクロスメンバ23が車幅方向に存在するだけで、上側部には左右のランプ取付部26,26間に車幅方向に跨る骨格メンバが存在しないため、車体前方からパワーユニットルーム内への搭載部品の組付作業を容易に行うこともできる。
【0050】
なお、前記実施形態では空調用コンデンサ13およびラジエータ15等の熱交換器をラジエータコアサポートメンバ1に対して後付けする例を示したが、該ラジエータコアサポートメンバ1にこれら熱交換器13,15をサブアッセンブリして、所謂フロントエンドモジュールを構成することも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】本発明の実施形態におけるラジエータコアサポートメンバの拡大斜視図。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図。
【図5】図2のC−C線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 ラジエータコアサポートメンバ
2 アッパメンバ
3 ロアメンバ
4 サイドステイ部
5 フードロックステイ
6 通風部
8 左右の締結座部
9 リブ壁
A・G エアガイド
11 フードロックステイ下方の締結座部
12 支持座部
13 空調用コンデンサ(熱交換器)
15 ラジエータ(熱交換器)
21 車体前部
23 ファーストクロスメンバ
25 フードリッジメンバ
26 ランプ取付部
27 アッパフレーム
28 サイドフレーム

Claims (5)

  1. 車幅方向に延在するアッパメンバ(2)と、該アッパメンバ(2)と平行に配置されて車幅方向に延在するロアメンバ(3)と、これらアッパメンバ(2)とロアメンバ(3)とを上下方向に連設する左右1対のサイドステイ部(4)と、を備えたラジエータコアサポートメンバ(1)を構成し、該ラジエータコアサポートメンバ(1)を車体前部(21)に結合するようにした構造であって、
    前記ロアメンバ(3)の左右両側部の下縁部に車体前部(21)に対する締結座部(8)を延設すると共に、これら締結座部(8),(8)間を連設するリブ壁(9)を設け、該リブ壁(9)をロアメンバ(3)の下縁から下向きに傾斜して前方へ張り出す傾斜形状として、ラジエータコアサポートメンバ(1)の通風部(6)へ外気を導入するエアガイド部(A・G)を構成するとともに、
    前記ロアメンバ(3)の左右両側部の下縁部に後方に向けて張り出して熱交換器(13)の下端部を支持ピン(14)を介して受ける支持座部(12)を形成し、この支持座部(12)の近傍に前記締結座部(8)を形成したことを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. アッパメンバ(2)とロアメンバ(3)とをそれらの車幅方向中央部で上下方向に連設するフードロックステイ(5)を設け、該フードロックステイ(5)の下部延長上に前記リブ壁(9)を後方に向けて凹設して車体前部(21)に対する締結座部(11)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  3. 車体前部(21)は、左右両側部のサイドメンバ(22),(22)の前端部を車幅方向に結合したファーストクロスメンバ(23)と、
    左右両側部の各フードリッジメンバ(25),(25)の前端部に結合したアッパフレーム(27)と、該アッパフレーム(27)の車幅方向内側の端部とファーストクロスメンバ(23)とを上下方向に結合したサイドフレーム(28)とを備えて、ヘッドランプユニットを装着する左右1対のランプ取付部(26)と、を備え、
    ラジエータコアサポートメンバ(1)を、そのアッパメンバ(2)の左右両端部を左右のランプ取付部(26)のアッパフレーム(27)に締結固定すると共に、ロアメンバ(3)をその締結座部(8,11)を介してファーストクロスメンバ(23)に締結固定して前記車体前部(21)に組付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車の車体前部構造。
  4. 幅方向に延在するアッパメンバ(2)と、該アッパメンバ(2)と平行に配置されて幅方向に延在するロアメンバ(3)と、これらアッパメンバ(2)とロアメンバ(3)とを上下方向に連接する左右一対のサイドステイ部(4)と、を備え車体前部に結合するようにしたラジエータコアサポートメンバ(1)であって、
    前記ロアメンバ(3)の左右両側部の下線部に車体前部に対する締結座部(8)を延設すると共に、
    これら締結座部(8),(8)間を連接するリブ壁(9)を設け、
    該リブ壁(9)をロアメンバ(3)の下縁から下向きに傾斜して前方に張り出す傾斜形状として、ラジエータコアサポートメンバ(1)の通風部(6)へ外気を導入するエアガイド部(A・G)を構成するとともに、
    前記ロアメンバ(3)の左右両側部の下縁部に後方に向けて張り出して熱交換器(13)の下端部を支持ピン(14)を介して受ける支持座部(12)を形成し、この支持座部(12)の近傍に前記締結座部(8)を形成したことを特徴とするラジエータコアサポートメンバ。
  5. アッパメンバ(2)とロアメンバ(3)とをそれらの幅方向中央部で上下方向に連設す るフードロックステイ(5)を設け、該フードロックステイ(5)の下部延長上に前記リブ壁(9)を後方に向けて凹設して車体前部に対する締結座部(11)を形成したことを特徴とする請求項4に記載のラジエータコアサポートメンバ。
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