JP4033839B2 - 画像記録再生装置及び画像記録再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、動画及び静止画を記録・再生可能な画像記録再生装置に関するものである。
動画と静止画の双方を記録・再生可能な機器としては、静止画をメモリカードに記録可能なビデオカムコーダ、ビデオテープレコーダ、ビデオディスクレコーダなどが存在している。
図8は、このような機器で動画・静止画の切り替え及び記録・再生の切り替えを行う機構の代表的な構成を示すブロック図である。また、図9は、図8にその構成を示した機器の操作に使用するコントローラの概略を表した平面図である。以下、この2つの図面を用いて従来の技術について説明する(特許文献1参照)。
画像入力部0101は本機器が画像を取り込む入り口であり、動画を入力することができる。画像出力部0102は本機器が画像を出力する出口である。スイッチ0103は記録と再生を切り替える切り替えスイッチで、記録時にはA側に、再生時にはB側に接続される。スイッチ0104は、記録時の動画モードと静止画モードを切り替えるためのもので、動画記録モード時にはA側に、静止画記録モード時にはB側に接続される。スイッチ0105は再生時の動画モードと静止画モードを切り替えるためのもので、動画再生モード時にはA側に、静止画再生モード時にはB側に接続される。
このスイッチ0104とスイッチ0105は連動しており、片方がA側に接続されているときはもう片方もA側に、片方がB側に接続されているときはもう片方もB側に接続される構成となっている。動画記録再生部0106は入力画像を動画データとして記録したり、記録された動画データを再生して出力したりする。静止画記録再生部0107は入力画像を静止画データとして記録したり、記録された静止画データを再生して出力したりする。
図9に示したコントローラには記録ボタン1001、再生ボタン1002、モード切り替えスイッチ1003が搭載されている。記録ボタン1001および再生ボタン1002はスイッチ0103と連動しており、記録ボタン1001が押されればスイッチ0103はA側に接続され、再生ボタン1002が押されればスイッチ0103はB側に接続される。また、モード切り替えスイッチ1003はスイッチ0104及びスイッチ0105と連動しており、モード切り替えスイッチ1003が動画側になっている間はスイッチ0104及びスイッチ0105はA側に接続され、静止画側になっている間はスイッチ0104及びスイッチ0105はB側に接続される。
モード切り替えスイッチ1003が動画側に接続されている状態で記録ボタン1001が押された場合、スイッチ0103はA側に、スイッチ0104及びスイッチ0105もA側に接続された状態となる。これにより、画像入力部0101から得られる入力画像は、スイッチ0103を通して画像出力部0102に出力されると同時に、動画記録再生部0106にも送られ、動画データとして記録される。
モード切り替えスイッチ1003が静止画側に接続されている状態で記録ボタン1001が押された場合、スイッチ0103はA側に、スイッチ0104及びスイッチ0105はB側に接続された状態となる。これにより、画像入力部0101から得られる入力画像がスイッチ0103を通して画像出力部0102に出力されると同時に、静止画記録再生部0107にも送られ、静止画データとして記録される。
モード切り替えスイッチ1003が動画側に接続されている状態で再生ボタン1002が押された場合、スイッチ0103はB側に、スイッチ0104及びスイッチ0105はA側に接続された状態となる。これにより、動画記録再生部0106から出力される再生画像は、スイッチ0105を通して画像出力部0102に出力される。
モード切り替えスイッチ1003が静止画側に接続されている状態で再生ボタン1002が押された場合、スイッチ0103はB側に、スイッチ0104及びスイッチ0105もB側に接続された状態となる。これにより、静止画記録再生部0107から出力される再生画像がスイッチ0105を通して画像出力部0102に出力される。
特開平03−297281号公報
このような画像記録再生装置においては、モード切り替えスイッチ1003の操作がユーザに任せられているため、再生モードに移行する目的で再生ボタン1002を操作するユーザは、常に現在のモード切り替えスイッチ1003の状態が動画モードか静止画モードかを認識しながら操作しなければならない。また、機器によっては汎用のメニュー操作用ボタンを装備し、画面に表示されるメニューをこのメニュー操作ボタンで選択することによって動画モードと静止画モードを切り替える構成とする場合もある。これはモード切り替えスイッチ1003を省略できるため部品数を削減できる長所があるが、一方でユーザが現在のモードを視認する方法がなくなるため、画面にどちらのモードであるかを表示するなどの別の手段が必要となり、ユーザにとってもわかりづらいものとなる。
本発明はこのような問題を解決し、ユーザが動画モード・静止画モードを意識しなくても必要なモードで動作することが可能な画像記録再生機器の提供を目的とする。
本発明にかかる画像記録再生装置は、上記の問題を解決するために、動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて、動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生装置であって、前記再生指示前の最後の記録動作が動画の記録であった場合には、前記動画再生モードへ移行し、前記最後の記録動作が静止画の記録であった場合には、前記静止画再生モードへ移行するように制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作が停止し、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像記録再生装置は、動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて、動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生装置であって、前記再生指示前の最後の再生動作が停止して、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、記録動作が行われなかった場合には、前記最後の再生が動画の再生であれば、前記動画再生モードへ移行し、前記最後の再生が静止画の再生であれば、前記静止画再生モードへ移行するように制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作が停止して、前記通常モードに移行後に、所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像記録再生装置は、前記制御手段への指令信号を出力する指示手段である、動画の記録開始を指示する動画記録指示手段と、静止画の記録開始を指示する静止画記録指示手段と、動画または静止画を再生可能とする再生モードへの移行を指示する再生指示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる画像記録再生方法は、動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生方法であって、再生指示を受けた際に、前記再生指示前の最後の記録動作が動画の記録であった場合には、前記動画再生モードへ移行し、前記最後の記録動作が静止画の記録であった場合には、前記静止画再生モードへ移行するステップと、前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作が停止し、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像記録再生方法は、動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生方法であって、再生指示を受けた際に、前記再生指示前の最後の再生動作が停止し、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、記録動作が行われなかった場合には、最後の再生が動画の再生であれば、動画再生モードへ移行し、最後の再生が静止画の再生であれば、静止画再生モードへ移行するステップと、前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作終了後、前記通常モードに移行後に所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、現在のモードが動画モードか静止画モードかを意識しなくても、ユーザが再生指示の時点で求めている可能性が高いモードが自動的に選択されるとともに、余計なボタン・スイッチを削減したシンプルな構成が実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明における動画像記録再生装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
画像入力部0101は本機器が画像を取り込む入り口であり、動画を入力することができる。動画としては、テレビ放送の画像、VTRなどのビデオ再生機器の出力画像、カメラで撮影された画像などが使用可能である。画像出力部0102は本機器が画像を出力する出口であり、一般にその出力はユーザが視認できるよう表示装置に表示されるが、表示装置自体は本発明に必須ではない。スイッチ0103は記録と再生を切り替える切り替えスイッチである。スイッチ0104は、記録時の動画記録モードと静止画記録モードを切り替えるためのもので、動画記録時にはA側に、静止画記録時にはB側に接続される。スイッチ0105は再生時の動画再生モードと静止画再生モードを切り替えるためのもので、動画再生時にはA側に、静止画再生時にはB側に接続される。制御部0108は、スイッチ0103、スイッチ0104、スイッチ0105をユーザの操作に従って制御する。動画記録再生部0106は入力画像を動画データとして記録したり、記録された動画データを再生して出力したりする。静止画記録再生部0107は入力画像を静止画データとして記録したり、記録された静止画データを再生して出力したりする。なお、本実施形態では動画の記録・再生を動画記録再生部という共通部分で実現し、静止画の記録・再生を静止画記録再生部という共通部分で実現しているが、これらがそれぞれ別々に分かれている構成も可能であり、この場合にはスイッチ0104の端子Aに動画の記録を行う動画記録部が、端子Bに静止画の記録を行う静止画記録部が、スイッチ0105の端子Aに動画の再生を行う動画再生部が、端子Bに静止画の再生を行う静止画再生部が接続される。逆に、動画の記録・再生、静止画の記録・再生が全て1つの共通部分で実現される構成も同様に可能であり、この場合は動画の記録・再生及び静止画の記録再生を行う動画静止画記録再生部がスイッチ0104の端子A及び端子B、スイッチ0105の端子A及び端子Bの全てに接続される。
図2は、本発明における動画像記録再生装置の第1の実施形態で、ユーザが操作するコントローラの概略を示した平面図である。
コントローラには動画記録ボタン0201、静止画記録ボタン0202、再生ボタン0203、が搭載されている。
まず、記録も再生も行われていない通常モードの動作を説明する。通常モードは、スイッチ0103が端子A側に接続されており、これにより画像出力部0102には画像入力部0101から得られる入力画像が出力される。このモードは、例えば入力画像がテレビ放送であった場合には、テレビ放送がそのまま出力され表示装置に表示される状態を表している。一方で、画像出力部0102に入力されている入力画像と同様の画像がスイッチ0104にも入力されている。この際、スイッチ0104は端子A側に接続されていても、端子B側に接続されていても、あるいはどちらにも接続されない状態であってもかまわない。
図6は、制御部0108の構成を示すブロック図である。記録動作記憶部0602は最後の記録動作を記憶し、判断部0601は記憶動作記憶部0602の記憶内容と動画記録ボタン0201、静止画記録ボタン0202、再生ボタン0203の操作内容とを元に、スイッチ0103、スイッチ0104、スイッチ0105への指示内容と動画記録再生部0106、静止画記録再生部0107への指示内容を判断する役目を持つ。なお、以後では特に必要のない限りは以上の構成をまとめて制御部0108と呼ぶことにする。
ユーザが動画記録ボタン0201を押すと、その情報は制御部0108に送られ、制御部0108はスイッチ0104を端子A側に接続するよう操作する。これによりスイッチ0104経由で動画記録再生部0106に対して入力画像が供給される。また、制御部0108は動画記録再生部0106に対して動画記録開始を指示し、動画の記録が開始される。このスイッチ0104が端子A側に接続され、動画記録中となった状態を指して動画記録モードと呼ぶ。この際、制御部0108は最後の記録動作が動画記録であった旨を記憶しておく。これには、図6で既に示したとおり記録動作記憶部0602を設けてそこに記憶しても良いし、動画記録完了後もスイッチ0104を動かさないことでスイッチ0104に最後の記録動作を記憶させることも、あるいはその両方を同時に使用することもできる。動画記録の停止については、別に停止ボタンを設けて、ユーザに明示的に停止させても良いし、ユーザの指定に従って所定の時間の記録動作経過後に自動的に停止させても良い。記録動作の停止後は再び通常モードに戻る。
ユーザが静止画記録ボタン0202を押すと、その情報は制御部0108に送られ、制御部0108はスイッチ0104を端子B側に接続するよう操作する。これによりスイッチ0104経由で静止画記録再生部0107に対して入力画像が供給される。また、制御部0108は静止画記録再生部0107に対して静止画記録開始を指示し、静止画が記録される。このスイッチ0104が端子B側に接続され、静止画記録中となった状態を指して静止画記録モードと呼ぶ。この際、制御部0108は最後の記録動作が静止画記録であった旨を、動画の場合と同様な手段で記憶しておく。静止画の記録停止後は再び通常モードに戻る。
以上の構成により、ユーザは動画を記録したいときには動画記録ボタン0201を、静止画を記録したいときには静止画記録ボタン0202を押すことで、現在のスイッチ0104の位置がどちらかといった点に煩わされずに即座に所望の記録モードで記録することができる。しかし、一方でスイッチ0105をユーザが操作する手段がなくなったため、このままでは再生用にも動画再生ボタンと静止画再生ボタンが必要となる。そこで、以下に単一の再生ボタン0203のみで所望の機能を実現する方法を説明する。
続いて、再生時の動作を説明する。スイッチ0105は、スイッチ0104と連動しており、スイッチ0104が端子A側に接続されている場合は端子A側に、スイッチ0104が端子B側に接続されている間は端子B側に接続される。なお、本実施形態ではスイッチ0104とスイッチ0105を連動としているが、制御部0108が記憶された最後の記録動作内容を読み出し、最後の記録動作が動画記録であればスイッチ0105を端子A側に接続し、最後の記録動作が静止画記録であればスイッチ0105を端子B側に操作することも可能である。この方式では再生側の動作と記録側の動作を個別に変更できる長所がある。なお、この操作が行われるタイミングは、動画記録ボタン0201または静止画記録ボタン0202が操作されたときでも、以下に述べる再生ボタン0203が操作されたときでもかまわない。
ユーザが再生ボタン0203を操作すると、その情報は制御部0108に送られ、制御部0108はスイッチ0103を端子B側に接続するよう操作する。また、制御部0108は記憶された最後の記録動作が動画記録であれば動画記録再生部0106に対して動画再生開始コマンドを発行し、最後の記録動作が静止画記録であれば静止画記録再生部0107に対して静止画再生コマンドを発行する。スイッチ0105は最後の記録動作に応じて端子A側の動画記録再生部0106か、端子B側の静止画記録再生部0107に接続されているので、動画記録再生部0106または静止画記録再生部0107から出力される再生画像は画像出力部0102に出力され、再生画像が表示装置に表示される。なお、この再生ボタン0203による再生指示を受けてユーザに表示される内容は、再生可能な動画データまたは静止画データのリストでも良いし、最後に記録した動画データまたは静止画データの再生をすぐに始める形でもかまわない。このように、スイッチ0105が端子A側に接続され、再生可能な動画のリストが表示されたり特定の動画の再生されたりした状態を動画再生モード、スイッチ0105が端子B側に接続され、再生可能な静止画のリストが表示されたり特定の静止画か表示されたりした状態を静止画再生モードと呼ぶ。また、ここではこれら再生モードへ移行するための再生指示の手段としてユーザによる再生ボタン0203の操作を使用しているが、他の機器からの再生指示をもちいてもかまわない。
以上に説明した、再生ボタン0203が操作された場合の制御部0108の動作を表す流れ図を図3に示す。再生ボタン0203が押され、再生指示が発せられた場合、まずステップS0301で最後の記録動作が動画記録であったか、静止画記録であったかを判断する。動画記録であった場合にはステップS0302で動画記録再生部0106に対して動画再生開始コマンドを発行し、静止画記録であった場合にはステップS0303で静止画記録再生部0107に対して静止画再生開始コマンドを発行する。動画再生開始コマンドが発行された場合には、再生可能な動画のリストが表示されたり、最後に記録された動画の再生が開始されたりする。静止画再生開始コマンドが発行された場合には、再生可能な静止画のリストが表示されたり、最後に記録された静止画が再生表示されたりする。
最後に行った記録動作以外のモードで再生を行いたい場合、例えば最後に静止画を記録したが動画再生モードで再生したい場合もありうる。この場合、最後に記録したのが静止画であるので、再生ボタン0203を使って再生指示を発しただけでは静止画再生モードになってしまう。そこで、静止画再生モードになった状態から再度再生ボタン0203を押すことで、明示的に動画再生モードに移行できるようにする。
一般に、ユーザが再生ボタン0203を操作した場合、最後に行った記録動作の結果を再生したいという可能性が高い。本実施形態に従えば、ユーザが現在の動作モードを認識しなくても必要な機能を呼び出せる再生モードを、少ないボタン数で実現することが可能となる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明における動画像記録再生装置の第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態の構成および使用されるコントローラは第1の実施形態における図1および図2と同一であるため、ここでは図面の説明を省略する。
本実施形態では、再生モードから通常モードに移行する際、直前の再生モードが動画再生モードであれば記録動作記憶部0601に動画記録と記憶し、直前の再生モードが静止画再生モードであれば記録動作記憶部0601に静止画記録と記憶する。
以上の処理を、流れ図4を用いて説明する。図4は再生モードから通常モードに移行する際の制御部0108の動作を示したものである。ステップS0401で直前の再生モードが動画再生モードか静止画再生モードかを判断し、動画であればステップS0402で記録動作記憶部0601に動画記録と記憶し、静止画であればステップS0403で記録動作記憶部0601に静止画記録と記憶する。
以上の処理の結果、再生モードから通常モードに移行した後、再度再生モードに移行するまでの間に、記録動作が一度でも実施されていれば第1の実施形態で説明したように、記録動作記憶部0601には実施された記録動作内容が記録されるが、一度も実施されていなければ最後の再生モードに対応した値が記録されたことになる。
一般に、記録動作を行っていないのに再生ボタン0203が押されたのであれば、最後に使用したのと同じ再生モードが所望されている可能性が高い。本実施形態ではこのような場合に、ユーザがすばやく所望の再生モードに移行することができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明における動画像記録再生装置の第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態の構成および使用されるコントローラは、第1の実施形態における図1および図2と同一であるため、ここでは図面の説明を省略する。
図7は本実施形態における制御部0108の構成を示すブロック図である。ここでは、図6で既に示してある判断部0601、記録動作記憶部0602に加えて経過時間測定部0701が具備されている。経過時間測定部0701は、動画または静止画の記録動作が終了した時点で0にリセットされ、その後の経過時間を測定する機能を持つ。
本実施形態では、これに加えて標準の再生モードを予め持っている。この標準の再生モードは、動画再生モードでも静止画再生モードでもかまわない。また、機器固有の不変のものとしても、ユーザの指示に応じて切り替えられるものとしてもかまわない。なお、本実施形態では機器固有の不変の標準の再生モードとして動画再生モードが指定されているものとして以下の説明をすすめる。
続いて、本実施形態で再生ボタン0203が押された場合の制御部0108の動作を、流れ図5およびブロック図7を用いて説明する。再生ボタン0203が押された場合、まずステップS0501で経過時間測定部0701が測定した記録動作完了後の経過時間と、予め決められた閾値Tとを比較する。Tは機器固有の不変の値でも、ユーザの指示で変更可能な値でもかまわない。経過時間がTより大きかった場合、最後の記録動作内容や記録動作有無にかかわらず、ステップS0502で標準の再生モードである動画再生モードに移行する。
一方、経過時間が閾値Tより小さかった場合の動作は、流れ図4に示した第2の実施形態の場合と同様であるため省略する。ここで、ステップS0501はステップS0401と、ステップS0502はステップS0402と、ステップS0503はステップS0403と同様な処理内容を表す。
一般に、ユーザが記録動作を行った後、短い時間しかたたないうちに再生ボタン0203を操作したのであれば、これは最後に行った記録動作の結果を再生したい可能性が高い。一方、例えばビデオレコーダのように、動画の記録が主目的で付随的に静止画の記録が可能となっている機器であったり、デジタルスチルカメラのように静止画の記録が主目的で付随的に動画の記録が可能となっている機器であったりした場合には、最後に行った記録動作から一定時間経過した後に再生ボタン0203が操作されたのであれば、これはその機器の主たる記録方法で記録された内容を再生したい可能性が高い。このため、本実施形態によれば、ユーザの意図に沿った処理を自動的に実現することが可能となる。
本発明の第1の実施形態の画像記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の画像記録再生装置で使用されるコントローラの平面図である。 本発明の第1の実施形態における制御部の動作を示す流れ図である。 本発明の第2の実施形態における制御部の動作を示す流れ図である。 本発明の第3の実施形態における制御部の動作を示す流れ図である。 本発明の第1の実施形態における制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における制御部の構成を示すブロック図である。 従来の技術の画像記録再生装置の構成を示すブロック図である。 従来の技術で使用されるコントローラの平面図である。
符号の説明
0101 画像入力部
0102 画像出力部
0103 スイッチ
0104 スイッチ
0105 スイッチ
0106 動画記録再生部
0107 静止画記録再生部
0108 制御部
0201 動画記録ボタン
0202 静止画記録ボタン
0203 再生ボタン
0601 判断部
0602 記録動作記憶部
0701 経過時間測定部
1001 記録ボタン
1002 再生ボタン
1003 モード切り替えスイッチ

Claims (5)

  1. 動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて、動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生装置であって、
    前記再生指示前の最後の記録動作が動画の記録であった場合には、前記動画再生モードへ移行し、前記最後の記録動作が静止画の記録であった場合には、前記静止画再生モードへ移行するように制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作が停止し、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行することを特徴とする画像記録再生装置。
  2. 動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて、動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生装置であって、
    前記再生指示前の最後の再生動作が停止して、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、記録動作が行われなかった場合には、前記最後の再生が動画の再生であれば、前記動画再生モードへ移行し、前記最後の再生が静止画の再生であれば、前記静止画再生モードへ移行するように制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作が停止して、前記通常モードに移行後に、所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行することを特徴とする画像記録再生装置。
  3. 前記制御手段への指令信号を出力する指示手段である、動画の記録開始を指示する動画記録指示手段と、静止画の記録開始を指示する静止画記録指示手段と、動画または静止画を再生可能とする再生モードへの移行を指示する再生指示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記録再生装置。
  4. 動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生方法であって、
    再生指示を受けた際に、前記再生指示前の最後の記録動作が動画の記録であった場合には、前記動画再生モードへ移行し、前記最後の記録動作が静止画の記録であった場合には、前記静止画再生モードへ移行するステップと、
    前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作が停止し、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行するステップと、
    を有することを特徴とする画像記録再生方法。
  5. 動画、静止画の記録と再生が可能であり、再生指示を受けて動画を再生可能とする動画再生モード、または静止画を再生可能とする静止画再生モードへ移行する画像記録再生方法であって、
    再生指示を受けた際に、前記再生指示前の最後の再生動作が停止し、再生動作及び記録動作の停止状態のモードである通常モードに移行後に、記録動作が行われなかった場合には、最後の再生が動画の再生であれば、動画再生モードへ移行し、最後の再生が静止画の再生であれば、静止画再生モードへ移行するステップと、
    前記動画再生モードもしくは前記静止画再生モードのいずれかを標準の再生モードとし、前記再生指示前の最後の記録動作終了後、前記通常モードに移行後に所定の閾値以上の時間経過後に再生指示を受けた場合には、前記標準の再生モードへ移行するステップと、
    を有することを特徴とする画像記録再生方法。
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