JP4030613B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置と複数の入賞アウト口とを有し且つ前記表示装置がほぼ中央にその後方を突出させるように配置される遊技盤と、遊技動作を制御する遊技制御回路基板と、前記遊技盤の裏面を覆うように開閉自在に設けられて前記入賞口への入賞玉の入賞に基づいて所定個数の賞球を払い出すための機構を有する機構板と、を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、弾球遊技機の遊技盤に設けられる遊技装置の動作を制御する遊技制御回路基板は、遊技制御基板ボックスに収納されて機構板又は遊技盤の裏面に固着される入賞玉集合カバー体に取り付けられていた。しかして、遊技制御基板ボックスを機構板に取り付ける場合には、複雑な機構を有する機構板の裏面を遊技制御基板ボックスで占有してしまうので、他の部品を取り付ける余地が少なくなるという欠点があり、また、機構板の開閉動作時に遊技制御基板ボックスに接続される配線を脱着しなければならず面倒であるため、近年、遊技制御基板ボックスを入賞玉集合カバー体に取り付けるものも提供されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技制御基板ボックスを入賞玉集合カバー体に取り付けるものは、入賞玉集合カバー体を遊技制御基板ボックスで被覆した状態で止着されるため、例えば、入賞玉集合カバー体の内部で玉詰まり現象が生じた場合等のトラブルが発生したときには、その状況が分からず、迅速な処置を施すことができないという欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、機構板の裏面におけるスペースを有効に利用することができると共に入賞玉集合カバー体内の状況を迅速に知ることができる遊技制御基板ボックスの取付構造を有する弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明が採用した具体的な解決手段を図面を参照して説明する。図1、図2、図5、図6及び図15に示すように、表示装置としての可変表示装置41と複数の入賞42〜45とアウト口46とを有し且つ前記可変表示装置41がほぼ中央にその後方を突出させるように配置される遊技盤40と、遊技動作を制御する遊技制御回路基板200と、前記遊技盤40の裏面を覆うように開閉自在に設けられて前記入賞口42〜45への入賞玉の入賞に基づいて所定個数の賞球を払い出すための機構を有する機構板120と、を備えた弾球遊技機において、前記遊技盤40の裏面には、前記複数の入賞42〜45に入賞した入賞玉を誘導する入賞玉誘導路71,73が内部に形成され、該入賞玉誘導路71,73を視認できるように透過性合成樹脂で構成された第1カバー体60と、前記入賞玉誘導路71,73の下流部分を構成すると共に前記アウト口46の裏面側を覆ってアウト玉を下方に向けて流下勢を弱めながら誘導するための蛇行用突起109が形成されるアウト玉通路82が形成される第2カバー体61と、からなる入賞玉集合カバー体60,61を設け、を設け、該入賞玉集合カバー体60、61には、前記可変表示装置41の後方突出部よりも下方で当該後方突出部に積層しない位置に前記遊技制御回路基板200を収納する遊技制御基板ボックス90を前記遊技制御回路基板200を収納した状態で回動自在に軸支する基板ボックス取付部材65と、該基板ボックス取付部材65に軸支された前記遊技制御基板ボックス90を閉止位置に係止保持する係止片79と、を設け、前記機構板120は、開口窓121が形成され、該開口窓121に沿った上部から側部を通って下部に前記所定個数の賞球を払い出すための機構が配置され、前記基板ボックス取付部材65及び係止片79に前記遊技制御基板ボックス90を取り付けた状態で、当該遊技制御基板ボックス90が前記入賞玉集合カバー体59〜61の前記入賞玉誘導路71,73を覆うようにすると共に前記機構板120の開口窓121から後方に貫通するように臨ませ、前記第2カバー体61は、その前面に突設される位置決め突起86によって前記遊技盤40の裏面に位置決めして取り付けられると共に、前記複数の入賞領域への入賞玉の入賞は、停電時のバックアップ機能を有する記憶手段に記憶されることを特徴とするものである。このように構成することにより、遊技制御基板ボックス90を機構板120の後面に設けた場合に比べて機構板の裏面を有効に使用することが可能であると共に、遊技制御基板ボックス90を開放することによって透過性合成樹脂で形成されている入賞玉集合カバー体59〜61の内部を視認することができ、入賞玉集合カバー体59〜61内の状況を迅速に知ることができる。
【0005】
また、前記基板ボックス取付部材65に軸支された前記遊技制御基板ボックス90を開放位置に保持するために当該遊技制御基板ボックス90と係止するボックス係止部材55を設けたことにより、入賞玉集合カバー体60,61の内部で入賞玉が流れないような玉詰まり現象が生じたか否かを確認する場合等の確認作業を行い易くすることができる。
【0006】
更に、図9に示すように、前記基板ボックス取付部材65は、前記遊技制御基板ボックス90の側壁外側に突設される楕円形状の回動突起102の長径に合致する回動軸穴69の前方に前記回動突起102の短径と同じ長さの挿入切欠部70が形成されたものであることにより、遊技制御基板ボックス90を水平方向に回動して回動突起102の短径と挿入切欠部70とを一致させて手前側に引き抜けば、簡単に遊技制御基板ボックス90を入賞玉集合カバー体60,61から取り外すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照して弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面図であり、図2は、弾球遊技機1の背面図である。
【0008】
弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約して設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉自在に設けられるガラス板保持枠4とから構成されている。また、枠基体3に設けられる主要構成部としては、ガラス板保持枠4、遊技盤40、上皿12、灰皿27を含む下皿24、操作ハンドル28、機構板120、打球発射装置171がある。また、図示の実施形態では、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット装置としてのカードユニット装置30が付設されている。
【0009】
ガラス板保持枠4には、後述する遊技盤40の遊技領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設され、該円形透視窓5の裏面からガラス板(図12(A)参照)が装着されている。また、ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周に沿って、その上部に装飾LED7が、その左右両側方に装飾蛍光灯6a,6bが設けられている。この装飾LED7や装飾蛍光灯6a,6bは、遊技状態に応じて点灯又は点滅されるものであり、特別の遊技状態の発生時や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り上げるものである。また、ガラス板保持枠4の軸支側上部には、払い出すべく景品玉が不足したこと(後述する玉切れ検出センサ132が作動したとき)を報知する玉切れLED8や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の景品玉が払い出されたことを報知する払出LED9が設けられ、更に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊技の進行に応じた効果音を発生するスピーカ10a,10bが設けられている。上記した構成のうち、装飾LED7や玉切れLED8及び払出LED9は、複数のLEDがプリント配線基板上に実装されるように構成されるものであるが、このプリント配線基板を金属ベースプリント配線基板で構成することにより、LEDから発生される熱の放熱効果を高めることができる。
【0010】
次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在に取り付けられる上皿12の構成について説明すると、上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に複数の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することにより構成されている。上皿開閉板11には、その開放側の上端に玉抜き操作レバー16が設けられている。この玉抜き操作レバー16は、左右方向に移動可能に設けられ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移動させることにより、上皿12に貯留されていた玉を上皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示しない)を流下させて下皿24に誘導するものである。また、上皿12には、その内部に圧電ブザー17が内蔵されている。この圧電ブザー17は、遊技玉の貸出異常が生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨を報知する報知音が発生されるものである。
【0011】
上記した上皿12について、さらに詳細に説明すると、上皿12は、その上流側に形成される賞球払出口14とその下流側に形成される打球供給口15とを連絡するように貯留整列路13が形成されており、その貯留整列路13の中程底面裏面に上皿玉検出器18(図示しないが、図19のブロック図に表示)が設けられている。この上皿玉検出器18は、上皿12に残留する打玉を検出するものである。また、上皿12には、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユニット装置30を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作部が設けられている。操作部として玉貸スイッチ20と返却スイッチ22と自動玉貸スイッチ29とが設けられ、また、その玉貸スイッチ20と返却スイッチ22の側方に度数表示LED21及び自動玉貸表示LED29aが設けられている(図17参照)。
【0012】
玉貸スイッチ20は、カードユニット装置30によって遊技玉を借り受ける際に操作するものであり、返却スイッチ22は、遊技終了の際にカードユニット装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードを返却するためのものである。また、度数表示LED21は、カードユニット装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードの残額が表示されるものである。また、自動玉貸スイッチ29は、借り受けるべき遊技玉を前記玉貸スイッチ20を操作して行うマニュアルモードと、上皿12の打玉の残量が前記上皿玉検出器18によって検出されなくなったときに自動的に遊技玉を払い出す自動モードと、のいずれかのモードに設定するものであり、自動モータが選択設定されているときには、自動玉貸表示LED29aが点灯している。
【0013】
しかして、後述する遊技盤40の遊技内容において大当り遊技状態が発生すると、短時間に多量の入賞玉を獲得するチャンスがある。このように大当り遊技状態という遊技者にとって極めて大きなチャンスは、上皿12の残留玉がほとんどなくなった時点で発生する場合もあり、このような場合、続けて打玉を発射させて打玉を可変入賞球装置42の特定入賞領域に入賞させる必要があるにも拘らず、打玉が上皿12に残存しないので、慌てて玉貸スイッチ20を操作して遊技玉を借り受けなければならない。しかし、玉貸スイッチ20を操作してから遊技玉が払い出され、しかもその玉が発射されて可変入賞球装置42の特定入賞領域に到達するまでに多少の時間がかかるため、その時間の間に有利なチャンス(継続権の成立)を逃してしまうという不都合があるが、本実施形態においては、自動玉貸スイッチ29を自動モードに設定しておけば、上皿玉検出器18が打玉の不存在を検出した時点で自動的に遊技玉を上皿12に払い出すので、上記したような不都合は生じない。なお、上皿12として上記した制御を行わないならば、上皿玉検出器18及び自動玉貸スイッチ29を省略したものでも良い。
【0014】
更に、上皿開閉板11の開放側上部には、前記ガラス板保持枠4を枠基体3に対して施錠し且つ前記枠基体3を外枠に対して施錠する施錠装置を操作するためのシリンダー錠23が臨んでいる。
【0015】
また、枠基体3の下部に取り付けられる下皿24は、前記上皿12から溢れた賞球であって後述する余剰玉通路141を介して余剰玉払出口25から排出される余剰の賞球を貯留するものであり、その下皿24の前面壁には、玉抜き操作レバー26がスライド可能に取付けられるようになっている。この玉抜き操作レバー26を操作することにより、下皿24に貯留されていた賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に移し替えることができる。また、下皿の左側には、灰皿27が設けられ、右側には、操作ハンドル28が設けられている。操作ハンドル28は、後述する打球発射装置171の発射装置モータ172の駆動を開始せしめるメインスイッチ191及びタッチアンテナ192(共に図17参照)を内蔵していると共に、弾発力を調節するものである。
【0016】
弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した通りであるが、図示の実施形態では、弾球遊技機1にカードユニット装置30が隣接されている。このカードユニット装置30は、前記上皿12の上面に設けられる前述した操作部を操作することにより作動されるものである。しかして、カードユニット装置30は、使用可能状態であるか否かを表示する使用可能表示器31と、当該カードユニット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に対応しているか否かを表示する連結台方向表示器32と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード投入口33とが設けられている。そして、このように構成されるカードユニット装置30は、独自の制御回路によって制御されるものであるが、上皿12に設けられる玉貸スイッチ20、返却スイッチ22、及び度数表示LED21や、後述する払出制御基板ボックス154に内蔵される賞球払出制御回路基板200と接続されている。なお、カードユニット装置30を弾球遊技機1に内蔵しても良い。なお、本実施形態においては、遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット装置としてカードユニット装置30を例示したが、例えば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良い。
【0017】
一方、弾球遊技機1の背面には、図2に示すように、入賞玉の発生に基づいて所定個数の賞球を払い出すための各種の機構を装備した機構板120が設けられると共に、前記操作ハンドル28に対応する裏面には、発射装置モータ172を有する打球発射装置171が固着され、その打球発射装置171の側方には、機構板120の後述する余剰玉通路141を流下する賞球を前記下皿24に誘導する接続樋173が固着され、その接続樋173の側方に前記装飾蛍光灯6a,6b、装飾LED7、スピーカ10a,10b等の表示制御あるいは効果音制御を行う装飾制御基板176を収納する装飾制御基板ボックス174が装着され、更に、外枠2に対する枠基体3の開放側裏面に外枠2に対する枠基体3の施錠、及び枠基体3に対するガラス板保持枠4の施錠を行う施錠装置175が設けられている。
【0018】
以上で、弾球遊技機1の全体の概略構成を説明したが、以下、弾球遊技機1を構成する要素のうち、遊技盤40と、機構板120の詳細な構成について順次説明する。
【0019】
まず、図1、図5乃至図16を参照して遊技盤40について説明する。図5は、遊技盤40の背面から見た斜視図であり、図6は、遊技盤40の背面図であり、図7は、遊技盤40背面に取り付けられる遊技制御基板ボックス90の取付状態を示す断面図であり、図8は、遊技制御基板ボックス90とその上部の可変表示装置41との関係を示す断面図であり、図9は、遊技制御基板ボックス90を回動自在に支持する構造を示す側面図であり、図10は、遊技制御基板ボックス90の装着状態と装着状態を解除する動作を示す側面図であり、図11は、図5に示す遊技盤と一部異なる構成要素を含んだ遊技盤40の背面から見た斜視図であり、図12は、遊技盤40のアウト口46から取り込まれたアウト玉の落下径路を示す側面図・背面図であり、図13は、従来のアウト口46部分の遊技盤40の断面図であり、図14は、本実施形態のアウト口46部分の遊技盤40の断面図であり、図15は、本実施形態のアウト口46部分の変形例を示す背面図であり、図16は、図15の側面断面図である。
【0020】
遊技盤40の正面構造について図1を参照して説明する。遊技盤40は、枠基体3の裏面側に一体的に形成される遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定されるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表面には、円形うず巻き状に誘導レール(図示しない)が取り付けられ、該誘導レールの内側が遊技領域とされて発射された打玉が落下するものである。遊技領域には、図示の場合、ドラム状可変表示装置41や可変入賞球装置42やドラム状可変表示装置41の可変表示を許容する始動入賞口43が設けられると共に、単に打玉を入賞とする入賞口44,45、打玉の流下方向,速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、また、遊技領域の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない打玉が取り込まれるアウト口46が設けられている。
【0021】
一方、遊技盤40の裏面には、図5及び図8に示すように、前記ドラム状可変表示装置41の回転ドラム48を収納するドラム収納ボックス47が突出して設けられている。このドラム収納ボックス47には、回転ドラム48と該回転ドラム48を回転駆動するステッピングモータ49と回転ドラム48の絵柄を後方から照明する照明ランプ51とからなるドラムユニットが複数個収納固定され、その底面外側には、上記したステッピングモータ49や照明ランプ50等からの配線を中継する副中継基板51が保護カバー53に被覆されて取り付けられている。この副中継基板51には、コネクタ52が設けられており、このコネクタ52に後述する遊技制御基板ボックス90に収納される回路基板95,98からの配線が接続されるようになっている。
【0022】
また、ドラム収納ボックス47の裏面には、内部で発生した熱を外部に放熱する放熱板54が止着されている。この放熱板54には、その下部一側にボックス係止部材55が取り付けられている。ボックス係止部材55は、図5及び図8に示すように、その上端を回動自在に軸支されており、その下端に係止爪56が形成され、その下部後面に操作突起58が突設され、常にボックス係止部材55が前方に付勢されるようにスプリング57で付勢されている。しかして、このボックス係止部材55は、後述するように遊技動作を制御する回路基板95,98を収納する遊技制御基板ボックス90が上辺を軸支して垂直方向から水平方向に回動自在に設けられるものであるが、水平方向の回動位置にあるときに遊技制御基板ボックス90の透明カバー蓋93のほぼ中央に穿設される掛穴104に係合させることにより、遊技制御基板ボックス90を水平状態に保持することができるものである。このように水平方向に保持した状態で遊技制御基板ボックス90によって覆われている後述する第2入賞玉集合カバー体60及び第3入賞玉集合カバー体61の状況を観察することができる。なお、ボックス係止部材55と掛穴104との係合状態を解除するには、操作突起58を摘んで後方に回動させることにより、その係合状態を解除することができる。
【0023】
上記したドラム収納ボックス47の下部を除く周囲には、ドラム状可変表示装置41の上方に位置する入賞口(本実施形態では、入賞口45だけ)に入賞した入賞玉を誘導する誘導通路がその前面に形成される第1入賞玉集合カバー体59が取り付けられ、この第1入賞玉集合カバー体59に連通するようにその下部に第2入賞玉集合カバー体60、及び第3入賞玉集合カバー体61が取り付けられている。
【0024】
第1入賞玉集合カバー体59には、その中央に前記ドラム収納ボックス47が貫通する窓孔62が形成されると共に、その上辺に配線収納溝63が形成され、更に、一側後面に主中継基板64が取り付けられている。主中継基板64は、前記ドラム状可変表示装置41以外の遊技盤40に設けられる電気部品(例えば、各種のスイッチやランプ、あるいはソレノイド等)からの配線と遊技制御基板ボックス90内に収納される回路基板95,98からの配線とを中継するものである。そして、ドラム収納ボックス47から見て主中継基板64の反対側に位置する電気部品から延びる配線を前記配線収納溝63に収納して主中継基板64に導くものである。
【0025】
また、図6に示すように、第2入賞玉集合カバー体60は、その前面側に前記始動入賞口43に入賞した入賞玉を誘導する始動入賞玉用誘導路壁71が形成されると共に、第1入賞玉集合カバー体59から流下する入賞玉、前記始動入賞玉用誘導路壁71から放出される入賞玉、前記可変入賞球装置42及び入賞口44に入賞した入賞玉を下流側に導く入賞玉誘導路壁73が形成されている。なお、前記始動入賞玉誘導路壁71の出口には、始動入賞玉検出器72が設けられ、前記可変入賞球装置42には、開閉板77(図7参照)を開閉する開閉板用ソレノイド74と開閉板77の開放継続を検出する特定入賞玉検出器75と開閉板77への入賞玉数を検出する入賞玉検出器76とがそれぞれ設けられている。上記した始動入賞玉検出器72、開閉板用ソレノイド74、特定入賞玉検出器75、及び入賞玉検出器76は、第2入賞玉集合カバー体60の前面側の空間内に配置されるものであるが、この第2入賞玉集合カバー体60が内部を透視することができる透過合成樹脂によって形成されているので、玉詰まりの状況等が外部から容易に見極めることができる。
【0026】
一方、第2入賞玉集合カバー体60の後面側には、その上部左右に基板ボックス取付部材65が取り付けられている。この基板ボックス取付部材65は、遊技動作を制御する回路基板95,98を収納する遊技制御基板ボックス90の上端を回動自在に軸支するものであり、全体としてL字状の一辺に穿設された取付穴66,67のいずれかを第2入賞玉集合カバー体60に形成された止め穴(図示しない)に一致させてビス68で止着することにより、第2入賞玉集合カバー体60に固定されるものである。なお、図5に示すように、取付穴66,67が縦方向にそれぞれ2つ形成されているが、これは、取り付ける遊技制御基板ボックス90の大きさに対応してその取付位置を異ならせて一対の基板ボックス取付部材65の間隔の大小を形成するためである。
【0027】
また、基板ボックス取付部材65の他辺の先端には、回動支持穴69が形成されている。この回動支持穴69は、図9に示すように、遊技制御基板ボックス90の後述する楕円形状の回動突起102を係合させるものであり、回動突起102の長径に合致する回動支持穴69の前方に回動突起102の短径と同じ長さの挿入切欠部70が形成されている。なお、基板ボックス取付部材65への脱着作用については、後に詳述する。
【0028】
上記した第2入賞玉集合カバー体60の下方に取り付けられる第3入賞玉集合カバー体61の前面側には、第2入賞玉集合カバー体60の前面側を流下する入賞玉を下流側に導く入賞玉誘導路壁85が両端部に形成されると共に、遊技盤40のアウト口46の下部に刻設されるアウト玉通路83の裏面開放部を覆うアウト玉通路被覆凹部82が形成されている。アウト玉通路被覆凹部82は、図7及び図12(A)に示すように、アウト口46の裏面下部にパチンコ玉の直径よりやや深い深さとなるように刻設されたアウト玉通路83の裏面を閉塞するものであり、その両端部にアウト玉通路83の側壁に沿った通路壁突片84が下流部まで突設され、更に、アウト玉通路被覆凹部82の上端に入賞玉誘導振分突起88が突設されている。なお、第3入賞玉集合カバー体61は、図6及び図14に示すように、入賞玉誘導路壁85の先端に適宜間隔を置いて突設される位置決め突起86を遊技盤40の裏面に形成される位置決め穴に挿入することにより、一義的に取付位置が決められ、その後、入賞玉の流路に影響のない位置に突設される取付ボス89にネジ87で止着することにより、遊技盤40の裏面に固着される。取付ボス89とネジ87による固着構造は、上記した第1入賞玉集合カバー体59及び第2入賞玉集合カバー体60についても同様である。
【0029】
しかして、第3入賞玉集合カバー体61の前面側を流下する入賞玉は、入賞玉誘導路壁85の内側を流下すると共にアウト口46の上方から流下してきた入賞玉は、入賞玉誘導振分突起88によって左右に振り分けられて流下する一方、アウト口46から排出された玉は、アウト玉通路83を下流側に向かって流下する。この際、アウト玉通路83の両側壁が通路壁突片84によって被覆されているので、アウト玉の流下がスムーズに行われる。なお、アウト玉通路83を流下したアウト玉は、図12(A)(B)に示すように、遊技盤40を収納支持する遊技盤収納枠(枠基体3の裏面に一体的に形成される)の下部支持板部に形成されるアウト玉接続通路108をそのまま流下して、後述する機構板120のアウト玉排出通路159に導かれて弾球遊技機1の外部に排出されるようになっている。また、上記したアウト玉通路83及びアウト玉接続通路108は、流下するアウト玉の勢いを弱めるために共に湾曲して形成されている。
【0030】
また、第3入賞玉集合カバー体61の後面下部には、基板ボックス係止部材78が一体的に形成されている。この基板ボックス係止部材78は、前記した基板ボックス取付部材65に回動自在に支持される遊技制御基板ボックス90の下部を固定するものであり、その中央に弾性変形し得る弾性操作片79が設けられ、その弾性操作片79に上向きに突設される係合突起80を遊技制御基板ボックス90の長手方向側面中央に穿設される係止穴103に係合させることにより、遊技制御基板ボックス90の下部を固定するものである。また、基板ボックス係止部材78の両端には、係合突起80を係止穴103に係合させた状態で遊技制御基板ボックス90の底面と当接する支持片81が突設されている。なお、この第3入賞玉集合カバー体61も透過性合成樹脂で形成されており、外部から内部が視認できるようになっている。
【0031】
上記した基板ボックス取付部材65及び基板ボックス係止部材78の作用、及びアウト玉の流下構造を説明する前に、遊技制御基板ボックス90の構造について図5及び図7を参照して説明する。図において、遊技制御基板ボックス90は、上面が開放した箱体形状の合成樹脂製のボックス主体91と該ボックス主体91を被覆する透過性合成樹脂製の透明カバー蓋93とから構成されている。なお、ボックス主体91の底面は、内部が視認し得るように透過性合成樹脂製の透明底板92で覆われている。また、ボックス主体91には、回路基板95,98を止着するための取付ボスが突設されており、その取付ボスに止着される回路基板95,98は、本実施形態において2つに分割されている。一方の第1回路基板95には、CPU96やROM97等の不正行為が行われ易い集積回路部品が実装されており、他方の第2回路基板98には、電源回路99等の不正行為が行われ難い電子部品が実装され、且つ第1回路基板95の実装面が透明カバー蓋93側に対面しており、第2回路基板98の実装面が透明底板92に対面して固定されている。そして、取付ボスに第1回路基板95と第2回路基板98とを止着したときには、相互にジョイントコネクタ100で接続されている。
【0032】
ところで、遊技制御基板ボックス90は、ボックス主体91を透明カバー蓋93で被覆したときにその長手方向上辺が開放したコネクタ接続開口94となり、そのコネクタ接続開口94に臨む位置に第1回路基板95と第2回路基板98のコネクタ101が位置するようになっている。また、コネクタ接続開口94の両サイドの側壁に前記楕円形状の回動突起102が突設され、長手方向下部側面に係止穴103が穿設され、透明カバー蓋93の中央やや上方寄りに掛穴104及び全域に放熱穴(符号なし)が穿設されている。
【0033】
次に上記した遊技制御基板ボックス90を取り付ける基板ボックス取付部材65及び基板ボックス係止部材78の作用について説明する。まず、図9に示すように、遊技制御基板ボックス90を水平となるように持って楕円形状の回動突起102の短径を挿入切欠部70に挿入し(矢印a)、完全に挿入した位置で下方に向かって回動させることにより、回動突起102が回動支持穴69内で回動する。そして、図10(A)に示すように、遊技制御基板ボックス90の下部中央をc方向に押圧することにより、弾性操作片79が弾性変形して係合突起80が係止穴103に係合する。これにより、遊技制御基板ボックス90が基板ボックス取付部材65及び基板ボックス係止部材78によって入賞玉集合カバー体60,61の裏面に装着されたこととなる。そして、この装着された状態においては、遊技制御基板ボックス90をb方向に引っ張っても下部の係合突起80と係止穴103との係合が外れないことは無論のこと、上部の回動突起102と回動支持穴69との支持が外れることはない。
【0034】
一方、下部の弾性操作片79を下方に押圧(d方向)することにより、係合突起80と係止穴103との係合が離れるので、その離れた状態で遊技制御基板ボックス90の下部を手前側(e方向)に回動させることにより、遊技制御基板ボックス90の下部の係合を解除することができ、そのまま水平方向に回動して回動突起102の短径と挿入切欠部70とを一致させて手前側に引き抜けば、簡単に遊技制御基板ボックス90を入賞玉集合カバー体60,61から取り外すことができる。
【0035】
なお、本実施形態においては、回動突起102の突設位置が図9及び図10(A)に示すように、水平状態で回動突起102を挿入切欠部70に挿入する際に遊技制御基板ボックス90の上面が第2入賞玉集合カバー体60の上端から突出しない寸法L7であり、垂直状態で回動突起102が回動支持穴69に支持された状態でも、その側面(上端)が第2入賞玉集合カバー体60の上端から突出しない寸法L9であるため、水平状態から垂直状態までの回動時に遊技制御基板ボックス90の一部が第2入賞玉集合カバー体60から上方に突出しないので、第2入賞玉集合カバー体60の上端に隣接して位置する前記ドラム収納ボックス47と当接することがない。また、遊技制御基板ボックス90から前記副中継基板51や主中継基板64に接続される配線のコネクタ接続開口94が遊技制御基板ボックス90の回動軸支側に位置するため、回動操作時にわざわざコネクタ101をはずしたりしなくても良いと共に、長い配線を使用する必要もないので、遊技盤40裏面の構成が簡素化される。
【0036】
また、本実施形態における遊技制御基板ボックス90は、上記したように簡単に脱着することができる他に、遊技制御基板ボックス90を開放した状態(水平状態)で保持することができる。即ち、図8に示すように、遊技制御基板ボックス90を水平よりやや上方にまで回動した状態でボックス係止部材55の操作突起58を摘んで後方に回動させて係止爪56を掛穴104に挿入した後操作突起58から手を離す。すると、係止爪56と掛穴104とが係合した状態となるので、遊技制御基板ボックス90から手を離しても、遊技制御基板ボックス90がほぼ水平方向に保持されたままの状態となる。このように、本実施形態において遊技制御基板ボックス90を水平状態に保持できるようにしたのは、例えば、入賞玉集合カバー体60,61の内部で入賞玉が流れないような玉詰まり現象が生じたか否かを確認する場合等の確認作業を行い易くするためである。なお、水平状態の保持を解除するときには、操作突起58を後方に回動して係止爪56と掛穴104との係合を解除すれば良い。
【0037】
更に、本実施形態における遊技制御基板ボックス90は、遊技盤40の裏面に止着される入賞玉集合カバー体60,61に基板ボックス取付部材65及び基板ボックス係止部材78によって回動自在に装着され且つその入賞玉集合カバー体60,61の範囲内に設けられているので、遊技盤40裏面のスペースを有効に利用していると共に、通常時遊技制御基板ボックス90で隠されている入賞玉集合カバー体60,61の内部状況も水平方向に回動させることにより簡単に見ることができる。特に、本実施形態においては、遊技盤40のほぼ中央に設けられるドラム状可変表示装置41の後方突出部であるドラム収納ボックス47の下端に隣接する位置で遊技制御基板ボックス90が回動自在に装着されているので、所定の厚みのある遊技制御基板ボックス90をドラム収納ボックス47の側方に配置した場合に比べて、後述する機構板120の開閉動作をスムーズに行うことができるものである。
【0038】
なお、図5乃至図10に示す実施形態では、入賞玉集合カバー体59,60,61を3つに分割形成したものを示したが、これは、遊技盤40のセンターに配置される遊技装置の後方突出部の大きさに対応して窓孔62が機種によって異なること、及び可変入賞球装置42の形状が機種によって異なることを予測して上中下段に分割形成したものであり、すべての機種で一致するアウト口46を基準とする水平線より下方の遊技盤裏面構造に対して入賞玉集合カバー体61をすべての機種の共通部品として使用できるようにしたものである。なお、入賞玉集合カバー体61の分割構造として特に上記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、図11に示すように、3つの入賞玉集合カバー体を一体的に形成した一体型入賞玉集合カバー体105を遊技盤40の裏面に固着しても良いし、あるいは、第2,第3入賞玉集合カバー体60,61を一体的に形成して第1入賞玉集合カバー体59と組合せた二分割、第1,第2入賞玉集合カバー体59,60を一体的に形成して第3入賞玉集合カバー体61と組合せた二分割の入賞玉集合カバー体であっても良い。
【0039】
次に、第3入賞玉集合カバー体61のアウト玉通路被覆凹部82によって奏される作用について図12乃至図14を参照して説明すると、前述したように、アウト口46から入ったアウト玉は、遊技盤40の裏面に刻設され且つアウト玉通路被覆凹部82によって被覆されたアウト玉通路83を下方に流下し、遊技盤40を収納支持する遊技盤収納枠の下部支持板部に形成されるアウト玉接続通路108をそのまま流下し、そのアウト玉接続通路108の末端に連通する連通口160から機構板120のアウト玉排出通路159に導かれて弾球遊技機1の外部に排出されるようになっている。この際、アウト玉通路83を閉塞するアウト玉通路被覆凹部82が第3入賞玉集合カバー体61と一体的に形成されているので、図13に示す従来のアウト玉通路83のように、単独のアウト玉通路閉塞板106をネジ107で止着したときに生じるアウト玉のアウト玉通路閉塞板106への衝突によりネジ107が緩んでアウト玉がアウト玉通路83を正確に流下しないというトラブルを確実に防止することができる。また、独立したアウト玉通路閉塞板106を止着する作業をしなくても良いので、作業能率が向上するという利点もある。
【0040】
また、図14に示すように、アウト玉通路83の両側壁が通路壁突片84によって被覆されているので、アウト玉の流下がスムーズに行われると共に、図12(B)に示すように、アウト玉通路83が一側に寄った傾斜通路として構成されているため、アウト玉の勢いを遅くしてアウト玉接続通路108に流下せしめ、更に、アウト玉接続通路108もクランク状に形成されているので、下流側へのアウト玉の流下速度を弱めている。これにより、アウト玉の衝突する部材(ほとんど合成樹脂で形成されている)の摩耗を防止することができる。なお、アウト玉通路83の流下速度を確実に弱めるために、図15及び図16に示すように、アウト玉通路83の内部に蛇行用突起109を形成しても良い。
【0041】
次に、弾球遊技機1の背面に設けられる機構板120の構成について図2乃至図4を参照して説明する。図2は、前述した通りであり、図3は、機構板120における賞球及び入賞玉の流れを示す弾球遊技機1の背面図であり、図4は、機構板120の背面図である。
【0042】
図において、機構板120は、主として賞球を貯留する玉タンク122と該玉タンク122に貯留された賞球を下流側に整列しながら誘導する玉整列レール125とが設けられる上部構成部と、主として入賞に基づく賞球を払い出す賞球払出装置134が設けられる中間構成部と、主として遊技盤40に打ち込まれた入賞を含む打玉を処理する処理機構が設けられる下部構成部と、が背面から見てコ字型開口窓121を構成するように一体的に形成されている。このため、機構板120を閉じた状態において遊技盤40の一側辺部が開放された状態となるため、遊技盤40の裏面構造が前述したように、ドラム収納ボックス47及び遊技制御基板ボックス90を有する複雑なものであっても、機構板120の開閉動作をスムーズに行うことができる。特に、図示の実施形態では、中間構成部の反対側に上部構成部と下部構成部とを連結する部材が設けられていないが、機構板120の全体の強度を考えて、上部構成部と下部構成部とを連結する連結部材を設けた場合であっても、厚みのある遊技制御基板ボックス90が側方ではなく、ドラム収納ボックス47の下方に配置され且つコ字型開口窓121の大きさが遊技制御基板ボックス90を完全に貫通する大きさ(入賞玉集合カバー体59,60,61の面積範囲とほぼ同じ)に形成されているので、機構板120の開閉動作がスムーズに行われる。
【0043】
そこで、以下、機構板120の構成について、各構成部毎に説明する。まず、上部構成部には、多量の賞球を貯留する玉タンク122と、該玉タンク122から供給される賞球を複数列(本実施形態の場合、2列)に整列して流下させる玉整列レール125と、該玉整列レール125によって誘導された賞球を後述する賞球払出装置134に向けて方向転換するカーブ樋127と、該カーブ樋127の上方に設けられたターミナル基板ボックス153がそれぞれ所定の位置に設けられている。
【0044】
玉タンク122は、その左右両側に突設された取付片によって上部構成部の所定の位置にビスで取り付けられるようになっている。また、玉タンク122は、上面が開放したボックス状に形成されると共に、その底面下流側に玉整列レール125と連通する落下口が開設され、該落下口に向かって傾斜する複数の傾斜底面によって底面が形成されている。また、落下口の上部の傾斜底面には、揺動自在に軸支される玉欠乏検知レバー123が設けられ、該玉欠乏検知レバー123の下方に、玉欠乏検出器124が固定されている。この玉欠乏検出器124は、玉タンク122内に賞球が不足したときに図示しない管理コンピュータに玉切れ信号を導出するようになっている。
【0045】
上記した玉タンク122の下流側に配置される玉整列レール125は、上部構成部の一端から他端に向けて傾斜状に取り付けられ、周知のようにその内部中央に仕切壁が立設されている。この仕切壁は、玉タンク122の落下口から流出した賞球を下流に向かうにしたがって確実に左右2列に整列させるために徐々に高く形成されている。また、玉整列レール125の下流側上部には、玉ならし部材126が垂下され、玉整列レール125上を上下2段となって流下する賞球を1段とするようになっている。
【0046】
更に、上記した玉整列レール125の下流側には、逆「く」字状の通路が形成されるカーブ樋127が接続されている。このカーブ樋127は、玉整列レール125によって前後方向(機構板120の背面から見て)2列に流下される賞球を左右方向(同じく機構板120の背面から見て)2列に流下するように方向転換するものである。そして、カーブ樋127の屈曲部に玉抜き口が形成され、該玉抜き口を玉抜き弁128で開閉自在に閉塞するように構成されている。玉抜き弁128は、弾球遊技機1の前面から玉抜きピンを差し込む操作によりこれに連結される玉抜き操作杆129を上下方向に揺動させて玉抜き口を閉塞したり開放したとするものである。したがって、機構板120には、玉抜き口の下部には、玉抜き通路130が形成されている。この玉抜き通路130は、中間構成部及び下部構成部に連続して形成されている。
【0047】
上部構成部には、上記した構成以外にターミナル基板ボックス153が設けられるが、このターミナル基板ボックス153は、内部にターミナル基板180を収納するものであり、そのターミナル基板180には、外部からの電源線が接続される電源端子や、外部との信号線が接続される信号端子や、ヒューズ、ランプ等が設けられるものである。これについては、後に詳述する。
【0048】
次に、中間構成部の構成について説明する。中間構成部には、その上部に2条の通路体131が止着され、該通路体131の下方に賞球払出装置134が固着される。より詳細に説明すると、通路体131は、前記カーブ樋127によって流下方向を左右に変換された2列の賞球を流下させる賞球通路を有し、その賞球通路の上流側に玉切れ検出センサ132が臨むようになっている。この玉切れ検出センサ132は、賞球通路内の賞球の有無を検出するもので、いずれか一方の玉切れ検出センサ132が賞球を検出しなくなったときには、賞球払出装置134の賞球モータ135(ステッピングモータ)の作動を停止して賞球の払出を不能動化させるようになっていると共に前記玉切れLED8を点灯するようになっている。なお、玉切れ検出センサ132は、賞球払出装置134から2列の賞球通路内の合計玉数が27〜28個目となる位置にある賞球を検出する位置に取り付けられている。また、2条の通路体131を必ずしも左右方向に並列状に設ける必要はなく、前後方向に重複状に設けても良い。
【0049】
また、通路体131の下方は、玉止め装置133に接続されている。この玉止め装置133は、図示しないが、賞球払出装置134を装着した状態では、常時ストッパーが退避して通路体131の賞球通路から賞球払出装置134に賞球を供給するようになっているが、賞球払出装置134を取り外したときには、ストッパーが通路体131の賞球通路内に侵入するので、賞球が賞球払出装置134に供給されないようになっている。
【0050】
中間構成部の下方に取着される賞球払出装置134は、直方体状のケースの内部に集約構成されたものであり、賞球モータ135(図17参照)の回転によりスクリュー部材を回転せしめて賞球を1個づつ払い出すものであり、このため、賞球払出装置134には、賞球モータ135と払い出した賞球を検出する玉払出検出器136(図17参照)を有している。なお、上記した通路体131及び賞球払出装置134は、中間構成部の一側に開閉自在に軸支される側方通路カバー体137(図2参照)によって被覆されるようになっている。
【0051】
次に、下部構成部の構成について説明する。下部構成部の前面側(遊技盤40に当接する側)には、そのほぼ中程に入賞玉集合樋145が傾斜状に設けられている。この入賞玉集合樋145は、遊技盤40の可変入賞球装置42等に入賞した入賞玉を受け止めて後述する入賞玉処理装置148に誘導するものであり、その下流側が入賞玉を1個ずつ流下させる入賞玉誘導路146となっており、その入賞玉誘導路146の末端が下部構成部の前面側から後面側に出て入賞玉排出通路147を構成している。そして、この入賞玉排出通路147の途中に入賞玉処理装置148が設けられるものである。この入賞玉処理装置148の構成については、後に詳述する。
【0052】
また、入賞玉集合樋145の下方には、前記アウト玉接続通路108の末端に対応する位置に連通口160が開設され、該連通口160に連続してアウト玉を排出するアウト玉排出通路159が下部構成部の後面側に形成されている。アウト玉排出通路159の末端には、アウト玉を検出するアウト玉スイッチ161が取り付け得るようになっており、前記入賞玉処理装置148で処理された入賞玉が流下する入賞玉排出通路147と合流して弾球遊技機1の外部に排出されるようになっている。
【0053】
一方、下部構成部の後面側には、その一側上部に賞球払出通路138が形成され、該賞球払出通路138の下端に上皿連通口139が形成されている。この上皿連通口139は、弾球遊技機1の前面に設けられる上皿12に賞球を導くものである。上皿連通口139の一側側方には、連絡通路140が接続され、該連絡通路140の末端に余剰玉通路141が接続されている。しかして、入賞に基づく賞球が多数払い出されて上皿12が賞球で満杯となり、遂には上皿連通口139に到達してさらに賞球が払出続けられたときには、賞球は連絡通路140を介して余剰玉通路141に導かれ、その後、前記接続樋173(図12(A)参照)を介して前記下皿24に排出される。そして、さらに賞球が払出続けられたときには、下皿24も満杯になるが、余剰玉通路141の一側側壁に設けられた満タン検知板142部分にまで到達すると、満タン検知板142が賞球に押圧されて上端の支軸を中心にして外側に向かって揺動し、これによって満タンスイッチ143がONされて、賞球払出装置134の賞球モータ135の駆動を停止して賞球の払出動作を不能動化すると共に、必要に応じて打球発射装置171の発射装置モータ172の駆動も停止される。
【0054】
上記した賞球払出通路138、玉抜き通路130、連絡通路140、及び余剰玉通路141の後面は、下部通路カバー体144によって覆われるが、本実施形態においては、賞球払出制御回路基板200を収納する払出制御回路基板用ボックス154が枠基体3の軸支側又は機構板120の軸支側(後述する軸受金具155と軸支金具156とによって軸支される)の前記上皿連通口139の下方であって玉抜き通路130と余剰玉通路141とによって形成される空間の上面部分に設けられる関係上、余剰玉通路141の開放側寄りの下部構成部の隅角部に入賞玉処理装置148が収納される処理装置収納空間とされ、その処理装置収納空間内に入賞玉処理装置148が収納固定された後、処理装置用カバー152によって閉塞される。したがって、上述した入賞玉集合樋145は、従来の機構板に形成されるものと逆方向の機構板120の開放側に向かって下り傾斜するように構成されている。
【0055】
処理装置収納空間に収納される入賞玉処理装置148は、入賞玉の流下通路の途中に設けられる入賞玉検出器149と、該入賞玉検出器149の前後で入賞玉を1個ずつ受け止めその後下方に流下せしめる玉止め部材150と、該玉止め部材150を駆動する入賞玉排出ソレノイド151とから構成されているものである。
【0056】
上記した入賞玉処理装置148の作用について簡単に説明すると、まず、入賞玉排出ソレノイド151がOFFである通常の状態においては、入賞玉が入賞玉検出器149によって検出される状態で玉止め部材150の下部が入賞玉検出器149の下方に突出している。そのような状態で入賞玉が発生して入賞玉が入賞玉検出器149によって検出されると、その検出信号が後述する払出制御回路基板用ボックス154内に収納される賞球払出制御回路基板200に送られ、これにより賞球払出装置134が駆動制御されて所定個数の賞球の払出動作が行われる。そして、所定個数の賞球の払出が終了したときには、賞球払出制御回路基板200から入賞玉排出ソレノイド151に駆動信号が送られて入賞玉排出ソレノイド151を所定時間ONする。入賞玉排出ソレノイド151がONすると、玉止め部材150が次の入賞玉の入賞玉検出器149への侵入を阻止しながら入賞玉検出器149によって検出されていた入賞玉を下流側に開放する。そして、一定時間が経過して入賞玉排出ソレノイド151がOFFになると、玉止め部材150が再度元の状態に戻って次の入賞玉を入賞玉検出器149に受け入れてその入賞玉による賞球の払出動作が行われる。
【0057】
このように、本実施形態における入賞玉処理装置148は、発生した入賞玉を一旦停留し、所定の賞球が払い出される毎に1個ずつ入賞玉を処理するようにしたので、停電時等においては、発生した入賞玉が証拠玉として残留するため、遊技者との間でトラブルが生じることがない。なお、バックアップ機能がある場合には、このような入賞玉処理装置148を使用することなく、発生した入賞玉をすべて記憶して、記憶が終わった入賞玉を弾球遊技機1の外部に排出するようにしても良い。また、入賞玉検出器149がONしたときには、前記払出LED9が所定時間点灯するようになっている。
【0058】
上記のように形成される機構板120の後面側には、前述したターミナル基板ボックス153や払出制御回路基板用ボックス154等の各種の制御回路基板が着脱自在に取り付けられている。このうち、前記賞球払出装置134の動作を制御する賞球払出制御回路基板200を収納する払出制御回路基板用ボックス154が機構板120の軸支側下部に設けられ、また、カードユニット装置30からの配線30aが直接賞球払出制御回路基板200に接続されるようになっている。なお、賞球払出制御回路基板200には、後に詳述するように賞球払出装置134や入賞玉処理装置148、あるいはカードユニット装置30からの配線を接続するためのコネクタ端子201〜208(206を除く)や、例えば玉切れ検出センサ132の作動時に打球の発射動作を停止させるか否かを選択する打止モードスイッチ210、故障の種類を数値で表示する表示器211、制御動作のプログラム暴走時等にリセットするリセットスイッチ212等が設けられ、それらが外部に臨むように蓋カバーが左右両側で段差状に形成されると共に開口部となっている。なお、賞球払出制御回路基板200の構成については、後に詳述する。
【0059】
上記のように構成される賞球払出制御回路基板200は、前記入賞玉検出器149からの入賞玉信号を受けて賞球払出装置134の賞球モータ135に駆動開始信号を導出し、賞球払出装置134内に設けられる玉払出検出器136からの信号を計数してその計数値が予め定めた払出景品玉数となったときに賞球モータ135に駆動停止信号を導出して景品玉の払出動作を停止させると共に、入賞玉処理装置148の入賞玉排出ソレノイド151に駆動信号を与える。また、前記玉切れ検出センサ132や満タンスイッチ143からの信号があったときには、その入賞に対する払出動作が終了した時点又は直ちに賞球モータ135に停止信号を導出するようになっている。また、払出景品玉数が2種類ある場合には、払出景品玉数の少ない方の入賞玉数を記憶しておき、その記憶値の分に相当する払出動作を優先的に実行するようにすれば良い。このようにすれば、仮に停電等で記憶値が消去されても、遊技者に相対的に多い払出景品玉数で払い出すことができるからである。このことを考慮しなければ、いずれを記憶するように設計しても良い。また、同様にカードユニット装置30からの遊技玉の玉貸要求信号があったときにも上記と同様の動作により所定個数(例えば、25個/100円)の遊技玉を賞球払出装置134によって払い出す。
【0060】
上記したように、賞球を払い出すための各種の機構や各種の制御基板等が装備された機構板120は、前記カードユニット装置30側で枠基体3に軸支されて開閉自在に設けられる。即ち、図2及び図3に示すように、枠基体3の遊技盤保持枠の一側辺に沿って設けられた軸支金具156の上下端に突設される軸支ピン157に機構板120の一側上下に固着される軸受金具155を差し込むことにより、開閉自在に設けられ、機構板120を閉じた状態では、機構板120の適宜位置に設けられた掛止めレバー158を遊技盤保持枠に突設される係止ピンに掛け止めることにより、機構板120を遊技盤40の裏面を覆うように枠基体3の裏面に固定することができる。図2及び図3中において、符号170は、遊技盤40を遊技盤保持枠の中に収納して固定するための遊技盤係止レバー170である。
【0061】
次に、機構板120に設けられるターミナル基板ボックス153に収納されるターミナル基板180と払出制御回路基板用ボックス154に収納される賞球払出制御回路基板200と、カードユニット装置30と、遊技制御基板ボックス90に収納される遊技制御回路基板95,98との関係、遊技制御回路基板95,98と他の電気的部品(遊技装置等)との関係、及び賞球払出制御回路基板200と他の電気的部品との関係を図17乃至図21を参照して説明する。図17は弾球遊技機1全体の配線図であり、図18は、遊技制御回路基板95,98を中心として見た場合の配線図であり、図19は、賞球払出制御回路基板200を中心として見た場合の配線図であり、図20は、図19中の信号回路243の詳細な回路図であり、図21は、図19中のリレー回路244の詳細な回路図である。
【0062】
図17において、ターミナル基板ボックス153に収納されるターミナル基板180は、その前面側に外部電源供給線が接続される電源コネクタ185、電源スイッチ187、外部(例えば、管理コンピュータ)と弾球遊技機1との間の信号線を接続する玉切れ情報出力端子181と発射制御信号入力端子182と玉貸情報出力端子183と補給情報出力端子184、発射制御信号入力端子182からの発射打止情報信号に基づいて作動するリレー186、各制御回路基板に供給される電源線の途中に設けられるヒューズ188が実装されたプリント配線基板によって構成されるものである。また、ターミナル基板180からは、賞球払出制御回路基板200(賞球玉貸制御・インターフェイス基板と表示)及び遊技制御回路基板95,98に対して電源線や信号線(上記した玉貸情報信号や補給情報信号)が接続されると共に、玉欠乏検出器124も接続されている。
【0063】
遊技制御回路基板95,98は、賞球払出制御回路基板200と賞球数信号をやり取りするために集合配線(図17の二点鎖線で示す)で接続されていると共に、図18に示すような各種の電気部品及び回路基板と接続されている。
【0064】
賞球払出制御回路基板200は、カードユニット装置30からの配線30aを接続するコネクタ201と、賞球払出装置134の賞球モータ135及び玉払出検出器136と通路体131の玉切れ検出センサ132と入賞玉処理装置148の入賞玉検出器149及び入賞玉排出ソレノイド151とからのを接続するコネクタ202と、上皿12に設けられる玉貸スイッチ20、返却スイッチ22、度数表示LED21、圧電ブザー17、自動玉貸スイッチ29、及び自動玉貸表示LED29aからの配線を接続するコネクタ203と、上皿12に設けられる玉検出器18からの配線が接続されるコネクタ204と、満タンスイッチ143からの配線を接続するコネクタ205と、が実装されるインターフェイス用コネクタ実装領域206と、図19に示す払出制御用マイクロコンピュータ240等の集積回路電子部品や前記ターミナル基板180、遊技制御回路基板95,98、及び打球発射装置171の動作を制御するモータ制御基板190からの配線を接続するためのコネクタ207〜209が実装される払出制御回路部とが一体的に形成されている。なお、本実施形態において、インターフェイス用コネクタ実装領域206に実装されるコネクタとしては、カードユニット用コネクタ201と操作用コネクタ203があれば十分であり、他のコネクタ202,204,205は、払出制御回路部にあっても良い。上記した構成のうち、打球発射装置171の動作を制御するモータ制御基板190には、発射装置モータ172とメインスイッチ191とタッチアンテナ192とが接続されている。
【0065】
上記した回路基板のうち、遊技制御回路基板95,98は、前述したように、2段構成の回路基板95,98から構成されており、図18に示すように、上方の第1回路基板95には、CPU96やROM97等からなる基本回路、初期リセット回路220、定期リセット回路221、アドレスデコード回路222、情報出力回路223、ランプ・LED回路224、スイッチ入力回路225、ソレノイド回路226、表示制御回路227がその表面側に形成又は実装されると共に、複数のコネクタ101が表面側に実装され且つジョイントコネクタ100の一方のコネクタが裏面に実装される。また、下方の第2回路基板98には、その表面側(前記透明底板92と対面する側)に電源回路99が形成されると共に、音声合成回路228、音量増幅回路229、賞球個数信号出力回路230、及び複数のコネクタ101が形成又は実装され、その裏面側にジョイントコネクタ100の他方のコネクタが実装されている。
【0066】
第1回路基板95の情報出力回路223、ランプ・LED回路224、スイッチ入力回路225、ソレノイド回路226は、コネクタ101から主中継基板64を介して遊技盤40に設けられる電気部品6a,6b、7、72,74,75,76等と接続され、表示制御回路227は、コネクタ101から副中継基板51を介してドラム状可変表示装置41の電気部品49,50等に接続される。また、第2回路基板98の音声合成回路228及び音量増幅回路229は、コネクタ101から装飾制御基板176に接続されてスピーカ10a,10bの効果音を制御し、賞球個数信号出力回路230は、コネクタ101から賞球払出制御回路基板200に接続され、電源回路99には、ターミナル基板180からの電源配線がコネクタ101によって接続されている。なお、装飾制御基板176によって制御される対象としてスピーカ10a,10bの他に装飾蛍光灯6a,6bや装飾LED7を対象としても良い。これらを専用の装飾制御基板176で制御することにより、より複雑な駆動制御を行うことができる。
【0067】
また、賞球払出制御回路基板200は、図19に示すように、払出制御用マイクロコンピュータ240、情報出力回路241、装飾制御出力回路242、信号回路243、リレー回路244、LED回路245、リセット回路246、モータ回路247、ソレノイド回路248、スイッチ回路249、ブザー回路250、上皿表示LED回路251、信号回路252、電源回路253、複数のコネクタ201〜205,207〜209,255、打止モードスイッチ210、表示器211、リセットスイッチ212が形成又は実装されている。
【0068】
上記したコネクタ201〜209,255(206を除く)のうち、コネクタ201は、カードユニット装置30専用のコネクタであり、カードユニット装置30と払出制御用マイクロコンピュータ240とを信号回路252を介して接続している。また、コネクタ202には、賞球モータ135、入賞玉排出ソレノイド151、入賞玉検出器149、玉払出検出器136、玉切れ検出センサ132(玉切れスイッチと表示)からの配線が接続されてモータ回路247、ソレノイド回路248、及びスイッチ回路249の一部を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続されている。また、コネクタ203には、自動玉貸スイッチ29、玉貸スイッチ20、返却スイッチ22、圧電ブザー17、度数表示LED21、自動玉貸表示LED29aからの配線が接続されてスイッチ回路249の一部、ブザー回路250、及び上皿表示LED回路251を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続されている。更に、コネクタ204には、玉検出器18(上皿玉検出器と表示)からの配線が接続され、コネクタ205には、満タンスイッチ143からの配線が接続されてそれぞれスイッチ回路249を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続されている。なお、玉切れ検出センサ132の作動時に打球の発射動作を停止させるか否かを選択する打止モードスイッチ210は、スイッチ回路249を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続されている。
【0069】
一方、コネクタ207には、ターミナル基板180の補給情報出力端子184及び玉貸情報出力端子183とを結ぶ配線が接続されて情報出力回路241を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続され、同じくコネクタ207には、ターミナル基板180の発射制御信号入力端子182への発射停止信号への入力に基づき作動したリレー186の発射制御信号を伝送する信号線が接続されて払出制御用マイクロコンピュータ240に直接入力され、コネクタ255には、装飾制御基板176が接続されて装飾制御出力回路242を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続され、コネクタ208には、遊技制御回路基板98の前記賞球個数信号出力回路230からの配線が接続されて信号回路243を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続され、コネクタ209には、モータ制御基板190からの配線が接続されてリレー回路244を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続されている。また、賞球払出制御回路基板200に予め実装されている表示器211及びリセットスイッチ212は、それぞれLED回路245及びリセット回路246を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続されている。更に、電源回路253は、複数の電圧に分岐してそれぞれの回路又は装置に電源を供給すると共に、カードユニット装置30にもヒューズ254を介して電源を供給している。なお、前記情報出力回路241から出力される補給情報は、10個の玉を前記玉払出検出器136が検出したときに1パルス信号を導出し、玉貸情報は、100円に相当する玉数を貸し出したときに1パルスを導出する。また、前記装飾制御出力回路242からは、入賞玉検出器149からの信号に基づいて払出LED9を点灯する信号と、玉切れ検出センサ132からの信号に基づいて玉切れLED8を点灯する信号とをそれぞれ導出するようになっている。
【0070】
また、図19に示す回路のうち、前記信号回路243(信号回路252も同じ)は、図20に示すように、フォトカプラー256によって構成されているので、遊技制御回路基板95,98からの不正電流が信号線に流れても払出制御用マイクロコンピュータ240にそのノイズ電流が流れないようになっている。同様に、前記リレー回路224は、図21に示すように、リレー257とバリスター258とが並列接続されて構成されているので、発射装置モータ172が故障して異常電流が流れてもリレー257を介して払出制御用マイクロコンピュータ240に接続されているので、その異常電流が払出制御用マイクロコンピュータ240に流れず、また、発射モータ電源入力から過電流が流れても所定電圧以上の電流をリレー257に流さずバリスター258が導通(ショート)して電流を流すので、この場合にも払出制御用マイクロコンピュータ240に過電流が流れない。したがって、上記したフォトカプラー256、リレー257、バリスター258は、払出制御用マイクロコンピュータ240の保護回路を構成しているものである。
【0071】
以上、実施形態に係る弾球遊技機1の構成及び作用について説明してきたが、本実施形態においては、図1、図5及び図6に示すように、遊技装置としての可変表示装置41と複数の入賞領域42〜45とを有する遊技盤40と、前記可変表示装置41の動作を制御する遊技制御回路基板200と、を備えた弾球遊技機において、遊技盤40の裏面には、複数の入賞領域42〜45に入賞した入賞玉を誘導する透過性合成樹脂の入賞玉集合カバー体59〜61を設け、該入賞玉集合カバー体59〜61には、遊技制御回路基板200を収納する遊技制御基板ボックス90を回動自在に軸支する基板ボックス取付部材65を設けると共に該基板ボックス取付部材65に遊技制御基板ボックス90を取り付けた状態で入賞玉集合カバー体60,61の範囲内に納まるようにしたことを特徴とするものである。このように構成することにより、遊技制御基板ボックス90を機構板120の後面に設けた場合に比べて機構板の裏面を有効に使用することが可能であると共に、遊技制御基板ボックス90を開放することによって透過性合成樹脂で形成されている入賞玉集合カバー体59〜61の内部を視認することができ、入賞玉集合カバー体59〜61内の状況を迅速に知ることができる。
【0072】
また、少なくとも1つの遊技装置としての可変表示装置41が遊技盤40のほぼ中央にその後方を突出させるように配置されると共に、入賞玉集合カバー体59には、可変表示装置41の後方突出部であるドラム収納ボックス47が貫通する窓孔62を形成し、その窓孔62の下辺に沿った位置に基板ボックス取付部材65を設けて遊技制御基板ボックス90をドラム収納ボックス47の下方に配置することにより、ドラム収納ボックス47と遊技制御基板ボックス90を積層的に設けないので、後方への突出量を抑制することができる。
【0073】
更に、遊技制御回路基板200のコネクタ101の実装領域に対応するコネクタ接続開口94を遊技制御基板ボックス90の軸支側辺に沿って設けることにより、遊技制御基板ボックス90の回動操作時にわざわざコネクタ101をはずしたりしなくても良いと共に、長い配線を使用する必要もないので、遊技盤40の裏面の構成が簡素化される。
【0074】
なお、以上説明してきた実施形態から把握できる発明として以下のものがある。
(1)前記基板ボックス取付部材65は、その前面に挿入切欠部70が形成されて回動支持穴69を有する一方、前記遊技制御基板ボックス90の両端部側壁に前記挿入切欠部70の間隔とほぼ同じ短径であって前記回動支持穴69の直径とほぼ同じ長径を有する楕円状の回動突起102を形成したことを特徴とする弾球遊技機。このように構成することにより、遊技制御基板ボックス90の基板ボックス取付部材65への脱着を極めて簡単に行うことができると共に、回動動作時に遊技制御基板ボックス90が基板ボックス取付部材65から脱落することはない。
(2)前記基板ボックス取付部材65は、入賞玉集合カバー体60への取付位置を変更し得る取付穴66,67を有し、異なる取付穴66,67を使用することにより異なる寸法の遊技制御基板ボックス90を支持し得るようにしたことを特徴とする弾球遊技機。このように構成することにより、共通の部品を使用して異なる寸法の遊技制御基板ボックス90を支持することができる。
(3)遊技装置の後方突出部であるドラム収納ボックス47に、前記遊技制御基板ボックス90を水平方向に回動した状態で保持するボックス係止部材55を設けたことを特徴とする弾球遊技機。このように構成することにより、遊技制御基板ボックス90を開放した状態で保持して入賞玉集合カバー体59,61の内部の観察を行い易くできる。
【0075】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、遊技盤の裏面には、複数の入賞領域に入賞した入賞玉を誘導する入賞玉誘導路が内部に形成され、該入賞玉誘導路を視認できるように透過性合成樹脂で構成された第1カバー体と、入賞玉誘導路の下流部分を構成すると共にアウト口の裏面側を覆ってアウト玉を下方に向けて流下勢を弱めながら誘導するための蛇行用突起が形成されるアウト玉通路が形成される第2カバー体と、 からなる入賞玉集合カバー体を設け、を設け、入賞玉集合カバー体には、表示装置の後方突出部よりも下方で当該後方突出部に積層しない位置に遊技制御回路基板を収納する遊技制御基板ボックスを遊技制御回路基板を収納した状態で回動自在に軸支する基板ボックス取付部材と、該基板ボックス取付部材に軸支された遊技制御基板ボックスを閉止位置に係止保持する係止片と、を設け、機構板は、開口窓が形成され、該開口窓に沿った上部から側部を通って下部に所定個数の賞球を払い出すための機構が配置され、基板ボックス取付部材及び係止片に遊技制御基板ボックスを取り付けた状態で、当該遊技制御基板ボックスが入賞玉集合カバー体の入賞玉誘導路を覆うようにすると共に機構板の開口窓から後方に貫通するように臨ませ、第2カバー体は、その前面に突設される位置決め突起によって遊技盤の裏面に位置決めして取り付けられ、複数の入賞領域への入賞玉の入賞は、停電時のバックアップ機能を有する記憶手段に記憶されるので、遊技制御基板ボックスを機構板の後面に設けた場合に比べて機構板の裏面を有効に使用することが可能であると共に、遊技制御基板ボックスを開放することによって透過性合成樹脂で形成されている入賞玉集合カバー体の内部を視認することができ、入賞玉集合カバー体内の状況を迅速に知ることができる。
【0076】
また、基板ボックス取付部材に軸支された遊技制御基板ボックスを開放位置で保持するために当該遊技制御基板ボックスと係止するボックス係止部材を設けたことにより、入賞玉集合カバー体の内部で入賞玉が流れないような玉詰まり現象が生じたか否かを確認する場合等の確認作業を行い易くすることができる。
【0077】
更に、基板ボックス取付部材は、遊技制御基板ボックスの側壁外側に突設される楕円形状の回動突起の長径に合致する回動軸穴の前方に回動突起の短径と同じ長さの挿入切欠部が形成されたものであることにより、遊技制御基板ボックスを水平方向に回動して回動突起の短径と挿入切欠部とを一致させて手前側に引き抜けば、簡単に遊技制御基板ボックスを入賞玉集合カバー体から取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る弾球遊技機の正面図である。
【図2】 弾球遊技機の背面図である。
【図3】 機構板における賞球及び入賞玉の流れを示す弾球遊技機の背面図である。
【図4】 機構板の背面図である。
【図5】 遊技盤の背面から見た斜視図である。
【図6】 遊技盤の背面図である。
【図7】 遊技盤背面に取り付けられる遊技制御基板ボックスの取付状態を示す断面図である。
【図8】 遊技制御基板ボックスとその上部の可変表示装置との関係を示す断面図である。
【図9】 遊技制御基板ボックスを回動自在に支持する構造を示す側面図である。
【図10】 遊技制御基板ボックスの装着状態と装着状態を解除する動作を示す側面図である。
【図11】 図5に示す遊技盤と一部異なる構成要素を含んだ遊技盤の背面から見た斜視図である。
【図12】 遊技盤のアウト口から取り込まれたアウト玉の落下径路を示す側面図・背面図である。
【図13】 従来のアウト口部分の遊技盤の断面図である。
【図14】 本実施形態のアウト口部分の遊技盤の断面図である。
【図15】 本実施形態のアウト口部分の変形例を示す背面図である。
【図16】 図15の側面断面図である。
【図17】 弾球遊技機全体の配線図である。
【図18】 遊技制御回路基板を中心として見た場合の配線図である。
【図19】 賞球払出制御回路基板を中心として見た場合の配線図である。
【図20】 図19中の信号回路の詳細な回路図である。
【図21】 図19中のリレー回路の詳細な回路図である。
【図22】 従来の弾球遊技機とカードユニット装置との配線構造を示す部分背面図である。
【図23】 本実施形態における弾球遊技機とカードユニット装置との配線構造を示す部分背面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
3 枠基体
30 カードユニット装置
40 遊技盤
41 ドラム式可変表示装置
47 ドラム収納ボックス
55 ボックス係止部材
59 第1入賞玉集合カバー体
60 第2入賞玉集合カバー体
61 第3入賞玉集合カバー体
62 窓孔
65 基板ボックス取付部材
69 回動支持穴
70 挿入切欠部
78 基板ボックス係止部材
82 アウト玉通路被覆凹部
83 アウト玉通路
88 入賞玉振分誘導突起
90 遊技制御基板ボックス
91 ボックス主体
93 透明カバー蓋
94 コネクタ接続開口
95 第1回路基板
96 CPU
97 ROM
98 第2回路基板
99 電源回路
100 ジョイントコネクタ
102 回動突起
103 係止穴
104 掛穴
108 アウト玉接続通路
120 機構板
121 コ字型開口窓
134 賞球払出装置
145 入賞玉集合樋
148 入賞玉処理装置
153 ターミナル基板ボックス
154 払出制御回路基板用ボックス
159 アウト玉排出通路
180 ターミナル基板
190 モータ制御基板
200 賞球払出制御回路基板
201 カードユニット用コネクタ
240 払出制御用マイクロコンピュータ

Claims (3)

  1. 表示装置と複数の入賞アウト口とを有し且つ前記表示装置がほぼ中央にその後方を突出させるように配置される遊技盤と、遊技動作を制御する遊技制御回路基板と、前記遊技盤の裏面を覆うように開閉自在に設けられて前記入賞口への入賞玉の入賞に基づいて所定個数の賞球を払い出すための機構を有する機構板と、を備えた弾球遊技機において、
    前記遊技盤の裏面には、前記複数の入賞に入賞した入賞玉を誘導する入賞玉誘導路が内部に形成され、該入賞玉誘導路を視認できるように透過性合成樹脂で構成された第1カバー体と、前記入賞玉誘導路の下流部分を構成すると共に前記アウト口の裏面側を覆ってアウト玉を下方に向けて流下勢を弱めながら誘導するための蛇行用突起が形成されるアウト玉通路が形成される第2カバー体と、からなる入賞玉集合カバー体を設け、
    前記入賞玉集合カバー体には、前記表示装置の後方突出部よりも下方で当該後方突出部に積層しない位置に前記遊技制御回路基板を収納する遊技制御基板ボックスを前記遊技制御回路基板を収納した状態で回動自在に軸支する基板ボックス取付部材と、該基板ボックス取付部材に軸支された前記遊技制御基板ボックスを閉止位置に係止保持する係止片と、を設け、
    前記機構板は、開口窓が形成され、該開口窓に沿った上部から側部を通って下部に前記所定個数の賞球を払い出すための機構が配置され、
    前記基板ボックス取付部材及び係止片に前記遊技制御基板ボックスを取り付けた状態で、当該遊技制御基板ボックスが前記入賞玉集合カバー体の前記入賞玉誘導路を覆うようにすると共に前記機構板の開口窓から後方に貫通するように臨ませ、
    前記第2カバー体は、その前面に突設される位置決め突起によって前記遊技盤の裏面に位置決めして取り付けられ、前記複数の入賞口への入賞玉の入賞は、停電時のバックアップ機能を有する記憶手段に記憶されることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記基板ボックス取付部材に軸支された前記遊技制御基板ボックスを開放位置に保持するために当該遊技制御基板ボックスと係止するボックス係止部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記基板ボックス取付部材は、前記遊技制御基板ボックスの側壁外側に突設される楕円形状の回動突起の長径に合致する回動軸穴の前方に前記回動突起の短径と同じ長さの挿入切欠部が形成されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の弾球遊技機。
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