JP4018165B2 - X線イメージ管装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、X線による診断や検査などに使用されるX線イメージ管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のX線イメージ管装置について図9を参照して説明する。X線イメージ管90は、それを収容する円筒状の筐体91の内部に配置されている。X線イメージ管90を構成する真空容器92は、その前面がX線を透過し大気側に突出する球面状をしたX線入力窓93になっている。入力窓93の裏面すなわち真空領域側には、直接又は別に近接して置かれた球面状入力基板面に入力スクリーン94が形成されている。入力スクリーン94は入力蛍光体層や光電面からなり、入力窓93を通して入力するX線像を電子像に変換する。なお入力スクリーン94で変換された電子像を構成する電子は、真空容器92の内側に配列された複数個の電極95で加速集束され、点線Yで示すように進行し出力スクリーン96に入射する。出力スクリーン96は、電子像を例えば光学像に変換する。この光学像はレンズ97で結像されCCD型TVカメラ98に入力される。TVカメラ98は、光学像を電気信号に変換しCRTモニタ99に送る。そしてモニタ99は、電気信号を画像として再生する。このようにして再生された画像はX線診断や検査などに利用される。なお、矢印Fは、外部磁界による磁力線を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、X線診断や検査などに利用されるX線イメージ管装置は、使用される場所での地磁気や近接する電気機器で発生する磁界があるとその影響を受ける。これにより、出力画像に回転歪やいわゆるS字歪と呼ばれるねじれ現象が生じる。このような歪を防ぐために、例えば、X線イメージ管の周囲に磁気シールドが施される。しかし、X線イメージ管の周囲には十分な厚さの磁気シールド筒体を配置することができるが、X線が入射する入力窓の部分に厚い磁気シールド板を配置すると、入射X線の不所望な吸収や散乱が起り不具合が生じる。そのため、X線イメージ管の入力窓を通して外部磁界が内部に入り込み、回転歪やS字歪を発生させる。
【0004】
ここで、回転歪やS字歪の発生について簡単に説明する。例えば、X線イメージ管の入力窓を通して磁力線が入ると、この磁力線と入力スクリーンから発生する電子の軌道とが交差する場合がある。両者が交差する結果として、電子にローレンツ力が働きその軌道が曲げられる。X線イメージ管の中心軸に対して外部磁界の磁力線が平行である場合、X線イメージ管の入力スクリーンの中心部から出た電子はその軌道が磁力線と平行であるため、その軌道に影響をほとんど受けない。
【0005】
しかし、入力スクリーンの中心部以外の領域では、侵入磁界の磁力線Fが図示のように周囲の磁気シールド筒体に引っ張られることと、入力窓が凸球面になっていることから、電子の軌道と磁力線が比較的大きい角度で交差する。このため外部磁界の影響を受けて電子の軌道は曲がる。したがって、出力画像に全体として回転方向のねじれが生じる。また、入力スクリーンの中心部と周辺部との間の中間領域から出る電子は、周辺部から出る電子よりも侵入磁界と交差し続ける距離が長いため、この中間領域から出る電子の軌道の曲りが大きく、それによって出力画像にS字歪が生じる。
【0006】
なお、このような外部磁界による画像歪を解消する方法として、補正用の電磁コイルを配置し、それに直流電流を流して逆磁界を発生させて外部磁界を打ち消す方法がある。しかしこの方法の場合は、電磁コイルが発生する磁界と外部から入ってくる磁界の大きさ及び方向が等しくないと、侵入磁界が完全に打ち消されずその効果には限界がある。
【0007】
また、入力窓の囲りに補正用電磁コイルを配置するとともに外部磁界の大きさと方向を複数組の磁気センサで検出し、検出された信号を演算処理して撮像管TVカメラの電子軌道を制御して画像歪を補正する方法も、例えば特開平2−210744号公報において提案されている。しかし、この方法の場合は、磁気センサや演算、制御装置などが必要であり、構成が複雑で高価となる。
【0008】
この発明は、上記した欠点を解決するもので、簡単な構造で外部磁界の侵入による出力画像の歪の発生を防止できるX線イメージ管装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、X線イメージ管の入力窓の前方に強磁性体薄板を配置するとともにこのX線イメージ管を囲むように配置した磁気シールド筒体の入力窓側端部の内側領域で且つこの入力窓の主要部を囲むように電磁コイルを配置したX線イメージ管装置である。また、強磁性体薄板は、好ましくは初透磁率μ0 が1000以上の材料であって且つその厚さが200μm以下としたX線イメージ管装置である。
【0010】
【作用】
本発明によれば、後に詳しく述べるように、入力窓前面に配置し外部磁界を幾分通す強磁性体薄板と電磁コイルとの組合わせにより、侵入外部磁界で生じる回転歪及びS字歪を解消する内部磁界が得られ、歪のほとんどない出力画像を得ることができる。
【0011】
【実施例】
本発明の一実施例について、図1を参照して説明する。X線イメージ増強管10は、アルミニウムで構成された略円筒状の筐体11の内部に配置されている。X線イメージ管の一部を構成する真空容器12は、その前面が大気側に突出した球面状のアルミニウム製のX線入力窓13になっている。この入力窓13の裏面には入力スクリーン14が形成されている。入力スクリーン14は入力蛍光体層や光電面からなり、入力窓13を通して入力するX線像を電子像に変換する。また、入力スクリーン14に対向するように真空容器12の他端部に出力スクリーン15が設けられている。この出力スクリーン15は、電子像を光学的あるいは電気的な像に変換する機能を有している。なお、X線イメージ管の管内には、所定箇所に陽極を含む複数の加速集束電極18(同図にはその一部のみ図示)が配置されている。
【0012】
略円筒状の筐体11の内壁には、X線シールド層11a、及び磁気シールド層11bが内張りされている。X線シールド層11aには鉛が使用されている。また磁気シールド層11bには、Ni−Fe合金の強磁性材料である「パーマロイ」が使用され、約1mmの厚さに構成されている。なお、この磁気シールド層11bは、X線イメージ管10の入力窓13の近傍から出力スクリーン15の近傍まで筐体11の内面のほぼ全体に沿って配置されている。さらにまた、筐体11の入力側の開口端部には、同じく「パーマロイ」からなる短円筒状の入力側フランジ部11cが入力窓13を取り巻くように固定され、筐体の一部を構成している。比較的厚肉の強磁性体からなるこの入力側フランジ部11cは、磁気シールド層11bと磁気的に接続されており、X線イメージ管の外周を囲む磁気シールド筒体を構成している。
【0013】
そこで、筐体の端部を構成する短円筒状の入力側フランジ部11cの先端開口部に、焼き入れ、焼鈍処理した約50μmの厚さの「パーマロイ」からなる強磁性体薄板16が磁気的及び機械的に結合固定されている。そしてまた、筐体の入力側端部とX線イメージ管10との間の空間、とくにこの実施例では入力窓13の主要部すなわち入力スクリーンが形成された領域を取り囲むフランジ部11cの内側空間に、電磁コイル17が配置されている。この電磁コイル17は、導線を数10ターン巻いた空芯コイルであり、これに図示しない外部電源から数mA乃至数100mAの直流電流を供給するようになっている。なお、この電磁コイル17は、X線イメージ管10の真空容器12の胴部の入力スクリーンに近い領域の外周壁と筐体内壁との間に配置してもよい。
【0014】
上記した構成のX線イメージ管装置の動作において、X線は強磁性体薄板16及びX線イメージ管の入力窓13を通過して入力スクリーン14に入力される。そして、入力スクリーン14においてX線像は電子像に変換され管内に放出される。入力スクリーン14から出た電子は、真空容器12の内部に配列された加速集束電極18で加速集束され、矢印Yのように進行し出力スクリーン15に入射される。そして、光学的あるいは電気的な像に変換され出力される。
【0015】
この場合、電磁コイル17に供給する直流電流を適当に調整することにより、X線イメージ管の出力画像の回転歪やS字歪をほぼ完全に解消して、高画質の出力画像を得ることができる。
【0016】
次に本発明によりX線イメージ管内への外部磁界の侵入が生じるにもかかわらず回転歪やS字歪がほとんどない高画質の出力画像を得ることができる理由を説明する。
【0017】
まず参考として、外部磁界が全く存在しない場合のX線イメージ管装置の出力画像は、図4に示すように、歪のない画像となる。すなわち、同図は、完全に磁気シールドして外部磁界のない室内空間にX線イメージ管装置を配置し、X線イメージ管の入力窓の前方に等間隔で直角に交差する格子パターンを置き、この格子パターンを通してX線を入射させて得た出力画像のCRTモニタ表示画像である。この場合は、同図から、回転歪やS字歪が発生せず、出力画像が格子パターンを忠実に再生表示していることがわかる。
【0018】
次に比較例として、図9に示した従来の構成でそのX線イメージ管の管軸に平行に1ガウスの外部磁界を印加した場合を、図5に示す。この場合、外部磁界の磁力線は、図9に符号Fで示すように、周辺側ほどイメージ管の外周に配置された磁気シールド筒体に向かって曲がっている。そのため、再生された格子パターンに強いS字歪が生じているとともに全体的に格子パターンが時計回りにねじれている。
【0019】
さらに比較例として示す図6は、図2に示す従来の構成で補正用の電磁コイルに所定の直流電流を流した場合である。すなわち、図2は、X線イメージ管装置の入力側を半断面した図で、20はX線イメージ管、21はアルミニウムで構成された筐体、21aはX線シールド層、21bは磁気シールド層、21cは筐体及びX線シールドの一部を構成するフランジ部、23はイメージ管の前面入力窓、24は入力スクリーン、25は補正用の電磁コイルをあらわしている。
【0020】
同図の構成において、電磁コイル25に外部磁界と逆向きの磁力線Fを発生するように直流電流を流す。この電磁コイル25によって発生される磁力線Fは、外部磁界の一部を打ち消すようになり、得られる格子パターンの出力像は図6に示すようになる。すなわち、回転方向のねじれの歪はほぼ解消されるが、S字歪はほとんど解消されない。
【0021】
一方、補正用の電磁コイルを配置せずにX線イメージ管入力窓の前方に薄い磁気シールド板を配置した場合は、図7に示すような格子パターンの出力画像となる。同図から、回転方向のねじれの歪はほとんど解消されず、S字歪はかなり改善されるもののまだ相当発生していることがわかる。これは、入力窓前方の磁気シールド板が外部磁界を完全に遮蔽できず、X線イメージ管の内部に侵入する磁界があるためである。
【0022】
そこで、図1及び図3に示す本発明のX線イメージ管装置によると、図8に示すように、回転方向のねじれ歪及びS字歪がほぼ完全に解消されて、外部磁界がまったくない場合の出力画像である図4とほとんど変わらない忠実性のすぐれた格子パターン出力画像が得られた。とくに注目できることは、図7に示した出力画像に存在するS字歪を本発明により解消することができる点である。その理由を次に定性的に説明する。
【0023】
すなわち、出力画像にS字歪が生じる原因は、前にも述べたように、入力スクリーンの中心部及び周辺部から出る電子に比べて、入力スクリーンの半径方向の中間部から出る電子の方が外部から侵入する磁界から相対的に大きい回転方向のローレンツ力を受けるからである。この入力スクリーンの中間部から出る電子に対しては、補正用の電磁コイルによる補正磁界はS字歪を解消する作用をほとんど示さないもの考えられる。その理由は、図2に示すように、電磁コイル25による補正磁界の磁力線Fと入力スクリーンの中間部から出た電子eの進行方向とが交差する角度は小さく、したがって中間部から出た電子eはこの補正磁界では逆回転方向すなわちS字歪を矯正する方向の曲げ力をほとんど受けないからである。
【0024】
それに対して本発明による場合は、図3に示すように、入力窓13の前方に強磁性体薄板16があるため電磁コイル17による補正磁界の磁力線Fが入力スクリーンの中間部領域からそのまま強磁性体薄板16に向かい、入力スクリーンの中間部から出た電子eの進行方向と大きい角度で交差する。したがって、この中間領域から出た電子eは、図2の場合よりも反時計方向の回転力を相対的に強く受けてS字歪が補正される。このような回転力の程度は、電磁コイル17による補正磁界の強さ、及び強磁性体薄板16の初透磁率、厚さなどで決まるので、これらを適当に設定することにより出力画像の歪を完全に解消することができる。
X線イメージ管装置においては、当然のことながら、入射X線の強磁性体薄板16や入力窓13での吸収或いは散乱を極力小さくする必要があるので、実用し得る強磁性体薄板16は、それを考慮したものとする必要がある。上記実施例に述べた「パーマロイ」は、初透磁率μ0 が約8000である。その適当な厚さは、9インチサイズ又はそれ以下の小型サイズのX線イメージ管の場合では30〜70μmの範囲、また、9インチを超える大型サイズのX線イメージ管の場合では70〜150μmの範囲が適当である。強磁性体薄板は、十分高いX線透過率を持つように薄く構成する上から、初透磁率μ0 が1000以上、より好ましくは2000以上の材料を使用し、またその厚さは200μm以下、より好ましくは150μm以下にするこしが適当である。なお、強磁性材料の薄板を単体で使用する場合は、その機械的強度を考慮して20μm以上の厚さにすることが好ましい。なおまた、X線吸収、散乱の少ない例えばプラスチックスの薄板に蒸着等で20μmよりも薄く強磁性体被膜を形成して使用してもよい。
【0025】
さらにまた、X線イメージ管の外周に配置する磁気シールド筒体と前面の強磁性体薄板とを、同一又は類似の強磁性体材料、或いは同一又は類似の初透磁率をもつ材料で構成する場合は、強磁性体薄板の厚さを、概ね、磁気シールド筒体の厚さの1.5%以上、20%以下の範囲に定めることが望ましい。それによって、上述のような歪のない出力画像を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、比較的簡単な構造で回転歪やS字歪を解消し得るX線イメージ管装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略の構成図である。
【図2】従来のX線イメージ管装置の動作を説明する図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明する図である。
【図4】X線イメージ管の出力画像を説明する図である。
【図5】X線イメージ管に発生する画像歪を説明する図である。
【図6】X線イメージ管に発生する画像歪を説明する図である。
【図7】X線イメージ管に発生する画像歪をを説明する図である。
【図8】本発明におけるX線イメージ管装置で得られる画像を説明する図である。
【図9】従来例を示す概略の構成図である。
【符号の説明】
10…X線イメージ管
11…筐体
11a…X線シールド層
11b…磁気シールド層
12…真空容器
13…入力窓
14…入力スクリーン
15…出力スクリーン
16…強磁性体薄板
17…電磁コイル
18…電極

Claims (3)

  1. X線像が入力する入力窓を一端に有する真空容器、前記入力窓を通して入力するX線像を電子像に変換する入力スクリーン、前記電子像を構成する電子を加速集束する電極、及び前記電極で加速集束された電子による電子像を光学的または電気的な出力像に変換する出力スクリーンを備えるX線イメージ管と、前記X線イメージ管の外周に配置された磁気シールド筒体とを具備したX線イメージ管装置において、前記磁気シールド筒体の前記入力窓側端部の内側領域で且つ前記入力窓の主要部を囲むように電磁コイルが配置されるとともに、この電磁コイルによる補正磁界の磁力線が前記入力スクリーンから出た電子の進行方向と所定の角度で交差して前記入力スクリーンの中間部から出た電子が回転力を受けてS字歪が補正されるように前記X線イメージ管の入力窓の前方に強磁性体薄板が配置されることを特徴とするX線イメージ管装置。
  2. 強磁性体薄板は、初透磁率μ0 が1000以上の材料であって且つその厚さが200μm以下である請求項1記載のX線イメージ管装置。
  3. 強磁性体薄板及び磁気シールド筒体は同一又は類似の強磁性材料で構成されるとともに、前記強磁性体薄板の厚さは前記磁気シールド筒体の厚さの1.5%以上、20%以下の範囲になっている請求項1記載のX線イメージ管装置。
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