JP4016818B2 - フランジ先端r付h形鋼の製造方法及びその熱間圧延装置列 - Google Patents

フランジ先端r付h形鋼の製造方法及びその熱間圧延装置列 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フランジの先端角部にR(丸み)が付与されたフランジ先端R付H形鋼の製造方法及びその熱間圧延装置列に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
H形鋼は一般の建築構造用として使用されるが、用途によっては防錆を目的として塗装が施される場合がある。H形鋼のフランジ先端形状は直角であるが、塗装される場合には塗料の付着性向上や剥げ落ち防止のため、先端の角部にR(丸み)が形成されていることが望ましい。ここで、フランジ先端の内側と外側はそれぞれRが形成されなければならず、またその円弧の半径は同一の場合ばかりでなく、異なる半径R1,R2とする場合もある。
【0003】
H形鋼などのフランジを有する形鋼は、一般にブレークダウン圧延機、ユニバーサル圧延機及びエッジャ圧延機を有する圧延ラインで製造される。加熱炉から出た素材鋼片は、まず2重式の圧延機であるブレークダウン圧延機によって、目的とする製品寸法に適する形状に圧延される。続いて、粗ユニバーサル圧延機とエッジャ圧延機とからなる粗ユニバーサル圧延機群において厚みを減じられるとともにフランジ端部の成形が行われる。さらに、仕上ユニバーサル圧延機によってフランジが直角に成形され、H形の製品となる。
【0004】
さて、このようなユニバーサル圧延法によるH形鋼のフランジ先端角部に円弧を形成する方法としては、後述の特許文献1に開示されている技術がある。図6及び図7は特許文献1の圧延法の概要を示すものである。この圧延法では、矩形断面のスラブや粗形鋼片を二重粗圧延機によってH形の粗造形材に造形圧延し、続いて、粗整形圧延機と中間ユニバーサル圧延機とのリバース圧延によって所定のウェブ厚みとフランジ幅のH形中間材とした後に、上下ロールのロール胴幅が変更可能な二重中間整形圧延機でH形中間材のフランジ先端を円弧状に整形し、続いてロール胴幅が変更可能な上下水平ロールを有する仕上ユニバーサル圧延機で仕上げ圧延することにより、フランジ先端R付H形鋼を製造している。
【0005】
また、後述の特許文献2にはフランジ先端外側と内側の円弧形状付与を異なる圧延機で行う技術が開示されている。図8はその概要を示したものであり、この圧延方法においては、粗ユニバーサル圧延機の竪ロールに設けた角落し用段付き部と整形圧延機(エッジャ)のロールに設けた角落し用段付き部に設けたロールを有するユニバーサルミルを用いて圧延することにより、フランジ外側の先端に円弧形状を付与している。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−297003号公報(図6及び図7)
【0007】
【特許文献2】
特公平2−15281号公報(図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
H形鋼には多様なフランジ厚みの製品が存在しており、例えばH600×300シリーズの外法一定H形鋼では、フランジの厚みが19mmから32mmまでの6種類の製品が製造されている。ところが、特許文献1の圧延方法は二重中間整形圧延機に設けた1つの孔型でフランジ先端内側、外側両方の円弧を付与するため、フランジ厚が大きく異なるサイズではR付けが困難であった。このため、フランジ先端に円弧形状を形成する範囲として、フランジ厚15mmから18mmなどの狭い範囲を対象としており、これ以上の大幅なフランジ厚の変化に対応できる技術ではなかった。
【0009】
また、特許文献2の圧延方法では、粗ユニバーサル圧延機の竪ロールとエッジャ圧延機のロールに設けた角落し用段付き部によってフランジ先端外側を円弧形状とするが、エッジャ圧延機のロールに設けられた角落し部はロール交換をしない限り寸法が変更できない。したがって、フランジ厚が異なるサイズを圧延する場合、フランジ外側の位置と角落し部の位置にずれが生じるためにフランジ先端外側のR付けができなくなるという問題があり、フランジ厚の異なる複数サイズのH形鋼に対しては、少なくともエッジャロールを交換する必要があった。
【0010】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、ロールの組み替えをすることなく、多種類のフランジ厚の製品を作り分けることを可能にしたフランジ先端R付H形鋼の製造方法及びその熱間圧延装置列を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係るフランジ先端R付H形鋼の製造方法は、素材鋼片を粗造形圧延機によって略H形状の粗造形材に粗圧延し、続いて粗ユニバーサル圧延機及びエッジャ圧延機からなる粗ユニバーサル圧延機群によって、所定のウェブ厚とフランジ厚、フランジ幅の中間圧延材とし、続いて仕上ユニバーサル圧延機で仕上げ圧延するフランジ先端R付H形鋼の製造方法において、前記エッジャ圧延機のロールとしてフランジ内側の先端を圧下する角部を所定の円弧形状とした孔型を備えたロールを用いて、フランジ内側の先端を円弧状に成形し、粗ユニバーサル圧延機群と仕上ユニバーサル圧延機の間に設けられ、孔型幅が可変のロールを有する圧延機によって、フランジ外側の先端を円弧状に成型する。
【0012】
(2)本発明に係るフランジ先端R付H形鋼の製造方法は、上記(1)の製造方法において、中間圧延材のフランジ厚及び/又はフランジ幅に応じて、前記孔型幅が可変のロールを有する圧延機の孔型幅を調整する。
【0013】
(3)本発明に係るフランジ先端R付H形鋼の熱間圧延装置列は、粗造形圧延機と、粗ユニバーサル圧延機及びエッジャ圧延機からなる粗ユニバーサル圧延機群と、仕上ユニバーサル圧延機とを有するフランジ先端R付H形鋼の熱間圧延装置列において、前記エッジャ圧延機のロールはフランジ内側の先端を圧下する角部が所定の円弧形状を有する孔型形状のロールからなり、前記粗ユニバーサル圧延機群と前記仕上ユニバーサル圧延機との間に配置され、孔型幅が可変のロールを有し、被圧延材のフランジ外側の先端を円弧状に成形する圧延機を設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態に係る熱間圧延装置列の一例を示す全体構成図である。同図において、100は加熱炉、110は粗造形圧延機(BD)、120は粗ユニバーサル圧延機、130はエッジャ圧延機、150は孔型幅可変圧延機、160は仕上ユニバーサル圧延機であり、これらは直列に配列されている。粗ユニバーサル圧延機120及びエッジャ圧延機130により粗ユニバーサル圧延機群140が構成されており、エッジャ圧延機130のロールには、フランジ内側の先端を圧下する角部を所定の円弧形状とした孔型が形成されており、フラン内側の先端を円弧状に成型する(Rを付与する)。また、孔型幅可変圧延機150は、粗ユニバーサル圧延機群140と仕上ユニバーサル圧延機160との間に配置されており、そのロールは軸方向に移動可能に支持されており、ロールを移動することにより、ロールに形成されている孔型の幅(間隔)をフランジの厚さに応じて調整して、フランジ外側の先端を円弧状に成型する(Rを付与する)。
【0015】
H形鋼は一般に素材として長方形断面のスラブや予め略H形状断面に鋳造又は圧延された鋼片を用い、いくつかの孔型を有する上下ロールを備えた粗造形圧延機110により、粗ユニバーサル圧延に適した形状の粗形鋼片を圧延する。続いて、粗ユニバーサル圧延では、粗ユニバーサル圧延機120によりフランジとウェブの厚みが減じられるとともに、エッジャ圧延機130にてフランジ先端の圧下が行われ、フランジ幅が調整されて目的とする製品に近い寸法まで圧延される。
【0016】
図2は図1エッジャ圧延機130によるフランジ内側R付け圧延の概略図である。エッジャ圧延機130は、その上下のロール131,132の内、フランジ内側の先端に圧下される部分に半径R1の円弧形状の孔型133a,133b及び134a,134bを形成しておき、フランジ内側の先端角部を円弧状に成型する(Rを付与する)。
【0017】
図3は図1孔型幅可変圧延機150によるフランジ外側R付け圧延の概略図であり、図4は被圧延材のフランジ厚が異なる場合のフランジ外側R付け圧延の概略図である。孔型幅可変圧延機150は、上述のように、粗ユニバーサル圧延機群140と仕上ユニバーサル圧延機160との間に設置されている。この圧延機150は、上ロールとしてロール151,152を備えており、下ロールとしてロール153,154を備えている。そして、ロール151と152との間隔及びロール153と154との間隔はそれぞれ調整可能に支持されている。また、これらのロール151〜154は、フランジの外側の先端にR付けが可能となるように、円弧R2を設けた孔型155a,155b及び156a,156bを備えており、これらの孔型155a,155b及び156a,156bはR付けするフランジ外側で被圧延材に接するようになっており、フランジの内側は拘束しない形状となっている。フランジ厚が大きく変化する場合、例えばフランジ厚が図3のtf1よりも薄いtf2のサイズを圧延する場合には、孔型幅を図3と同じにして圧延すると、図4(a)に示されるようにフランジ外側の先端が孔型のR部に接触しなくなる。そこで、ロール151と152との間隔及びロール153と154との間隔を図4(a)のA1から図4(b)のA2(A2<A1)に縮小することにより、孔型155aと155bとの間隔(孔型幅)及び孔型156aと156bとの間隔(孔型)をそれぞれ調整し、図3のフランジ厚がtf1の場合と同様にしてフランジ外側の先端にR付けを行うことができる。なお、この例はフランジ厚が変わった場合の例であるが、フランジ幅が変わったときにおいても同様に処理されることになる。
【0018】
上記の特許文献1の技術でも本実施形態と同様に、粗ユニバーサル圧延機群140と仕上ユニバーサル圧延機160との間の位置に、孔型幅を可変することができる圧延機を設けてフランジ先端のR付けを行っていたが、特許文献1の技術ではこの圧延機でフランジの内側、外側の両方の角に同時にR付けを行っていた。このため、フランジ厚の変化が3mm以内という狭い範囲でのR付けしかできなかった。これに対して、本実施形態においては、フランジ内側のR付けと外側のR付けを別々の圧延機で行うようにしたことにより、より広い範囲のフランジ厚変化に対応してR付けを行うことが可能となっている。すなわち、フランジ内側のR付はフランジ厚に関わらずエッジャ圧延機130にて行うことができ、フランジ外側のRはフランジ厚が変化する量に合わせて孔型幅可変圧延機150の孔型幅を調整することにより、容易に付与することができる。フランジ厚の変化する範囲は孔型幅の調整可能範囲内であれば特に限定されるものではなく、例えば孔型幅調整範囲が50mmであればR付け可能なフランジ厚の変化範囲も50mmまでとなるため、先に例示したH600×300シリーズのフランジ厚変化範囲19〜32mmであれば、問題なくすべてのフランジ厚のサイズにおいてR付けを行うことができる。
【0019】
また、フランジ先端のR付けの半径はフランジの内側と外側で同じでもよく、またそれぞれ異なる半径とすることも可能である。R付けの半径はエッジャ圧延機130と孔型幅可変圧延機150に設けた孔型のR付け部半径を変更することにより、簡単に変更することができる。フランジの内側と外側のR半径の和が対象とする製品中で最小のフランジ厚を超えない範囲であれば、自由に調整可能である。
【0020】
図5は仕上ユニバーサル圧延機により仕上圧延されたフランジ先端R付H形鋼の断面形状を示す概略図である。フランジ先端へのR付けが終了した被圧延材は、仕上ユニバーサル圧延機160に搬送され、フランジを垂直にして図5に示される断面形状の製品となる。ウェブ高さがフランジ厚によって異なる内法一定H形鋼であれば、仕上ユニバーサル圧延機160は水平ロール幅が固定のロールを用いればよい。また、外法一定H形鋼を製造する場合には、仕上ユニバーサル圧延機160の水平ロールとして幅が調整可能なロールを用い、ロール幅を調整することにより、被圧延材のウェブ高さが一定となるよう、製品寸法の調整を行う。その他にも仕上ユニバーサル圧延機160の前にウェブ高さ調整用の圧延機を設置してウェブ外法寸法を一定にする技術が開示されており、このような方法においてもウェブ高さ寸法を一定にすることが可能である。
【0021】
以上のように本実施形態によれば、粗ユニバーサル圧延工程のエッジャ圧延機130でフランジ内側のR付けを行い、仕上ユニバーサル圧延機160の前に設置された孔型幅可変圧延機150によりフランジ外側のR付けを行うので、フランジ厚が大幅に異なる多サイズのH形鋼においてフランジ先端のR付けを行うことができる。なお、本実施形態においては中間圧延材のフランジ厚さに応じて孔型幅可変圧延機150のロール幅(孔型幅)を調整する例について説明したが、のフランジ幅に応じて、又はフランジ厚さ及びフランジ幅に応じて孔型幅可変圧延機150のロール幅(孔型幅)を調整するようにしても良い。
【0022】
【実施例】
本発明の第1の実施例として、図1に示される形鋼の熱間圧延設備を用いてフランジ先端R付H形鋼の圧延を行った。ここで、目標とする製品の寸法はウェブ高さ600mm、フランジ幅300mmであり、ウェブ厚12mm、フランジ厚19mmのサイズとウェブ厚16mm、フランジ厚32mmのサイズの2種類について圧延を行った。また、フランジ先端には内側・外側ともに半径5mmのRを付与することとした。
【0023】
素材として略H形状に鋳造されたビームブランクを用い、粗造形圧延機110の複数の孔型により粗造形材とした後、粗ユニバーサル圧延機群140によりリバース圧延して所定の厚みとフランジ幅にするとともに、フランジ内側の先端にエッジャ圧延機130のロール131,132に設けれらた円弧状の孔型133a,133b,134a,134bによりR付けを行った。次に、この中間圧延材を粗ユニバーサル圧延機群140と仕上ユニバーサル圧延機160の間に設けられた孔型幅可変圧延機150によって1パス圧延し、フランジ外側の先端にR付けを行った。最後に仕上ユニバーサル圧延機160で1パスの圧延を行うことにより、フランジの傾斜を垂直にしてフランジ先端R付H形鋼とした。以上の方法で圧延した結果、フランジ厚19mm、32mmのどちらの場合であっても、フランジ先端に5mmのRを目標とする寸法の狭フランジ幅H形鋼が圧延できた。
【0024】
一方、比較例として上記の図6に示される特許文献1の圧延設備で同じサイズのH形鋼を製造する方法を検討した。フランジ厚32mmのH形鋼を製造するため、二重中間整形圧延機のロールに刻設する凹溝の幅を33mmとした。この孔型でフランジ先端に半径5mmのR付けを行う場合、フランジ厚32mmのH形鋼ではR付けが可能であるものの、フランジ厚19mmのH形鋼では、フランジと孔型の隙間が厚み方向で12mmとなるため、フランジの外側か内側のどちらかにしかR付けができず、目標とするフランジ先端R付H形鋼を両方のフランジ厚で圧延するのは不可能であった。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、フランジ厚が大きく異なる複数サイズのH形鋼の圧延において、ロール組み替えを行うことなく、フランジ内面及び外面の先端に所望の円弧形状を付与することが可能となり、低コストで様々なサイズのフランジ先端R付H形鋼を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る形鋼熱間圧延設備の一例を示す全体構成図である。
【図2】 本実施形態のエッジャ圧延機によるフランジ内側R付け圧延の概略図である。
【図3】 本実施形態の孔型幅可変圧延機によるフランジ外側R付け圧延の概略図である。
【図4】 本実施形態の孔型幅可変圧延機による被圧延材のフランジ厚が異なる場合のフランジ外側R付け圧延の概略図である。
【図5】 フランジ先端R付H形鋼の断面形状を示す概略図である。
【図6】 特許文献1のフランジ先端R付H形鋼の圧延方法を示す概略図である。
【図7】 特許文献1のフランジ先端R付H形鋼においてフランジ先端にR付けを行う二重中間整形圧延機の孔型形状を示す概略図である。
【図8】 特許文献2のフランジ先端R付H形鋼の圧延方法を示す概略図である。
【符号の説明】
100 加熱炉
110 粗造形圧延機
120 粗ユニバーサル圧延機
130 エッジャ圧延機
140 粗ユニバーサル圧延機群
150 孔型幅可変圧延機
160 仕上ユニバーサル圧延機

Claims (3)

  1. 素材鋼片を粗造形圧延機によって略H形状の粗造形材に粗圧延し、続いて粗ユニバーサル圧延機及びエッジャ圧延機からなる粗ユニバーサル圧延機群によって、所定のウェブ厚とフランジ厚、フランジ幅の中間圧延材とし、続いて仕上ユニバーサル圧延機で仕上げ圧延するフランジ先端R付H形鋼の製造方法において、
    前記エッジャ圧延機のロールとしてフランジ内側の先端を圧下する角部を所定の円弧形状とした孔型を備えたロールを用いて、フランジ内側の先端を円弧状に成形し、粗ユニバーサル圧延機群と仕上ユニバーサル圧延機の間に設けられ、孔型幅が可変のロールを有する圧延機によって、フランジ外側の先端を円弧状に成型することを特徴とするフランジ先端R付H形鋼の製造方法。
  2. 中間圧延材のフランジ厚及び/又はフランジ幅に応じて、前記孔型幅が可変のロールを有する圧延機の孔型幅を調整することを特徴とする請求項1に記載のフランジ先端R付H形鋼の製造方法。
  3. 粗造形圧延機と、粗ユニバーサル圧延機及びエッジャ圧延機からなる粗ユニバーサル圧延機群と、仕上ユニバーサル圧延機とを有するフランジ先端R付H形鋼の熱間圧延装置において、
    前記エッジャ圧延機のロールはフランジ内側の先端を圧下する角部が所定の円弧形状を有する孔型形状のロールからなり、前記粗ユニバーサル圧延機群と前記仕上ユニバーサル圧延機との間に配置され、孔型幅が可変のロールを有し、被圧延材のフランジ外側の先端を円弧状に成形する圧延機を設けたことを特徴とするフランジ先端R付H形鋼の熱間圧延装置列。
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