JP4013700B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入射光量に対して線形的に変化する電気信号を出力する第1状態と入射光量に対して自然対数的に変化する電気信号を出力する第2状態との間で切換可能な固体撮像素子を有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、入射光量に対して線形変換する線形変換動作を行う固体撮像素子においては、そのダイナミックレンジが2桁と狭いため、広い輝度範囲の輝度分布を構成する被写体を撮像したときは、ダイナミックレンジ以外の範囲の輝度情報は出力されない。又、従来の固体撮像装置として、入射光量に対して対数変換する対数変換動作を行うものがある(特許文献1参照)。
【0003】
この固体撮像素子においては、そのダイナミックレンジが5〜6桁と広いため、少々広い輝度範囲の輝度分布を構成する被写体を撮像しても、輝度分布内の全輝度情報を電気信号に変換して出力することができる。しかしながら、被写体の輝度分布に対してその撮像可能領域が広くなるので、撮像可能領域内の低輝度領域又は高輝度領域において、輝度データの無い領域ができてしまう。これらに対して、従来の固体撮像素子として、上述の線形変換動作と対数変換動作とを切り換えることが可能なものがある(特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−313257号公報
【特許文献2】
特開2002−77733号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の特許文献2における固体撮像素子によると、フォトダイオードに接続されたMOSトランジスタのソース電圧を二値化して変化させることによって、対数変換動作と線形変換動作の切換が行われる。このようにして、対数変換動作と線形変換動作の切換がソース電圧によって切り換えられるため、被写体を写す毎に、その被写体の輝度範囲などから判断して切り換える必要がある。又、被写体によっては、輝度の低い部分と高い部分が混在しているものもあり、この場合、輝度の低い部分はコントラストを高くするために線形変換動作をさせる方が良く、又、輝度の高い部分は白つぶれを起こさないようにダイナミックレンジの広い対数変換動作をさせる方が良い。
【0006】
更に、被写体の輝度が低い場合、そのコントラストを良くするために、固体撮像素子の各画素における積分時間を長くして感度を高くする方法がある。しかしながら、この積分時間だけによって各画素の感度を高くするには、動画撮影時など、1フレームを撮像するために必要とされる時間が決まっている場合、長くするにも限界があり、十分な感度が得られないことがある。
【0007】
このような問題を鑑みて、本発明は、コントラスト良好な状態で撮影が可能であるとともに、被写体のダイナミックレンジを、固体撮像素子のダイナミックレンジに適合させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、入射光量に応じた電気信号を出力する感光素子と該感光素子からの電気信号が与えられるトランジスタと該トランジスタからの電気信号を積分する積分回路とを有するとともに、被写体が比較的低輝度側において入射光量に応じた電気信号を線形変換して出力する第1状態と被写体が比較的高輝度側において入射光量に応じた電気信号を対数変換して出力する第2状態との間で自動的に切換可能な複数の画素より成る固体撮像素子を有する撮像装置において、リセット時において前記トランジスタに与えるバイアス電圧の値を前記固体撮像素子によって撮像される被写体の輝度分布の状態に応じて複数段階に切り換えることによって、リセット直後の前記トランジスタのポテンシャル状態を変化させるものであって、前記被写体の輝度範囲が狭くなると、前記画素の動作状態が第1状態から第2状態に切り替わる変極点となる値を高輝度側に遷移させるバイアス調整部を有することを特徴とする。尚、バイアス調整部及び積分時間調整部は、以下の実施形態において、主制御部及び垂直走査回路によって構成される。
【0009】
このような構成において、前記被写体の輝度範囲が狭くなると、撮像時のバイアス電圧値とリセット時のバイアス電圧値との電圧差を大きくする。又、前記被写体の輝度範囲が狭くなると、前記積分時間調整部によって積分時間を長くする。更に、前記各画素における積分時間を前記固体撮像素子によって撮像される被写体の輝度分布の状態に応じて複数段階に切り換える積分時間調整部を設けてもよい。
【0010】
このような撮像装置において、前記固体撮像素子から出力される電気信号に対して画像処理を施す画像処理部を有し、該画像処理部において、前記バイアス調整部及び前記積分時間調整部による前記固体撮像素子の設定状態に応じて、前記固体撮像素子から出力される電気信号に施す画像処理方法を切り換える。
【0011】
例えば、バイアス調整部によってリセット時にトランジスタに与えるバイアス電圧を変化させたとき、第1状態から第2状態に遷移する変極点が変化するため、画像処理部では、その変極点の遷移に応じて画像処理動作に対しても線形変換された電気信号に応じた処理を行う範囲と対数変換された電気信号に応じた処理を行う範囲とを設定する。又、積分時間調整部によって積分時間が切り換えられるとき、固体撮像素子から出力される電気信号のダイナミックレンジが変化するため、画像処理部では、A/D変換するときなどにおいて、出力された電気信号のダイナミックレンジを積分時間の長さに応じて変化させる。
【0012】
上述の撮像装置において、前記画素が、前記感光素子となるとともに、第1電極に直流電圧が印加されたフォトダイオードと、該フォトダイオードの第2電極に、第1電極及びゲート電極が接続されるとともに、ゲート電極から電気信号を出力するMOSトランジスタと、を有し、前記バイアス調整部によって、前記被写体の輝度分布の輝度範囲が狭いときは、前記MOSトランジスタのゲート電極と第2電極との間のポテンシャルの差が大きくなるように、リセット直後の前記MOSトランジスタのポテンシャル状態が調整されるとともに、前記被写体の輝度分布の輝度範囲が広いときは、前記MOSトランジスタのゲート電極と第2電極との間のポテンシャルの差が小さくなるように、リセット直後の前記MOSトランジスタのポテンシャル状態が調整される。
【0013】
このとき、MOSトランジスタをPチャネルのMOSトランジスタとすると、被写体の輝度範囲が広いとき、リセット時に前記MOSトランジスタの第2電極へ与える電圧値を低く設定し、被写体の輝度範囲が狭いとき、リセット時に前記MOSトランジスタの第2電極へ与える電圧値を高く設定する。又、MOSトランジスタをNチャネルのMOSトランジスタとすると、被写体の輝度範囲が広いとき、リセット時に前記MOSトランジスタの第2電極へ与える電圧値を高く設定し、被写体の輝度範囲が狭いとき、リセット時に前記MOSトランジスタの第2電極へ与える電圧値を低く設定する。
【0014】
又、前記画素が、前記積分回路として前記トランジスタより出力された電気信号が一端に与えられて積分するキャパシタを備え、当該キャパシタで積分する期間の長さを切り換えることによって、前記画素の感度を変化させる。
【0015】
又、上述の撮像装置において、撮像動作時に前記トランジスタより発生する電気信号を前記積分回路で積分することで得られる電気信号を映像信号とし、リセット時に前記トランジスタより発生する電気信号を前記積分回路で積分することで得られる電気信号をノイズ信号としたとき、前記映像信号及び前記ノイズ信号それぞれを前記出力回路に導出する際に、前記積分回路に与える参照電圧の電位を変化させるようにすることで、出力されたノイズ信号によって映像信号のノイズ除去を行ったとき、ノイズ除去された映像信号のオフセットを低減させることができる。
【0016】
このような構成において、前記積分回路をキャパシタとしたとき、前記キャパシタで積分されて得られた電気信号が出力される出力信号線と、前記キャパシタと前記出力信号線との間の電気的な接離を行う第1スイッチとを備え、当該第1スイッチのON/OFF動作に同期して前記参照電圧の電位を変化させる。
【0017】
又、前記フォトダイオードと前記MOSトランジスタとの電気的な接離を行う第2スイッチを備え、リセット動作を行うとき、前記第2スイッチをOFFとした状態で前記MOSトランジスタから出力される電気信号を前記キャパシタに蓄積させて得られた電気信号を、ノイズ信号として前記出力信号線に導出する際に、前記キャパシタに与える前記参照電圧の電位を変化させるようにしても構わない。
【0018】
又、前記フォトダイオードと前記MOSトランジスタとの電気的な接離を行う第2スイッチを備え、撮像動作を行うとき、前記第2スイッチをONとした状態で前記MOSトランジスタから出力される電気信号を前記キャパシタに蓄積させて得られた電気信号を映像信号として前記出力信号線に導出する際に、前記キャパシタに与える前記参照電圧の電位を変化させるようにしても構わない。
【0019】
又、前記フォトダイオードと前記MOSトランジスタとの電気的な接離を行う第2スイッチを備え、撮像動作を行うとき、前記第2スイッチをONとした状態で前記MOSトランジスタから出力される電気信号を前記キャパシタに蓄積させて得られた電気信号を映像信号として前記出力信号線に導出する際に、前記キャパシタに与える前記参照電圧の電位を変化させるとともに、リセット動作を行うとき、前記第2スイッチをOFFとした状態で前記MOSトランジスタから出力される電気信号を前記キャパシタに蓄積させて得られた電気信号を、ノイズ信号として前記出力信号線に導出する際に、前記キャパシタに与える前記参照電圧の電位を変化させるようにしても構わない。
【0020】
このとき、前記参照電圧を3値とするとともに、前記映像信号導出時における前記参照電圧の電位の変化幅を、前記ノイズ信号導出時における前記参照電圧の電位の変化幅よりも大きくすることで、映像信号とノイズ信号との差分をとることによりノイズ除去した映像信号に発生するオフセットを低減することできる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、以下に、図面を参照して説明する。
【0022】
1.固体撮像素子の構成
まず、本実施形態の固体撮像素子について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態の固体撮像素子の構成を示すブロック図である。
【0023】
同1において、G11〜Gmnは行列配置(マトリクス配置)された画素を示している。1は垂直走査回路であり、各画素に信号φVを与える行(ライン)3−1、3−2、・・・、3−nを順次走査していくとともに、ライン4−1、4−2、・・・、4−nを介して各画素に信号φVDを、ライン5−1、5−2、・・・、5−nを介して各画素に信号φVPSを、それぞれ与える。2は水平走査回路であり、画素から出力信号線6−1、6−2、・・・、6−mに導出された光電変換信号を画素ごとに水平方向に順次読み出す。10は電源ラインである。各画素に対し、上記ライン3−1〜3−n,4−1〜4−n,5−1〜5−nや出力信号線6−1〜6−m、電源ライン10だけでなく、他のライン(例えば、クロックラインやバイアス供給ライン等)も接続されるが、図1ではこれらについて省略する。
【0024】
又、出力信号線6−1〜6−mのそれぞれには、定電流源7−1〜7−mが接続されるとともに、信号線6−1〜6−mのそれぞれを介して与えられる画素G11〜Gmnから与えられる映像信号とノイズ信号をサンプルホールドする選択回路8−1〜8−mが設けられる。そして、補正回路9に選択回路8−1〜8−mから映像信号及びノイズ信号が順に送出されると、この補正回路9で補正処理が行われて、ノイズ除去された映像信号が外部に出力される。尚、定電流源7−1〜7−mの一端に直流電圧VPSが印加される。
【0025】
このような固体撮像素子において、画素Gab(a:1≦a≦mの自然数、b:1≦b≦nの自然数)からの出力となる映像信号及びノイズ信号が、それぞれ、出力信号線6−aを介して出力されるとともに、この出力信号線6−aに接続された定電流源7−aによって増幅される。そして、画素Gabから出力された映像信号及びノイズ信号が順番に選択回路8−aに送出されるとともに、この選択回路8−aにおいて、送出された映像信号及びノイズ信号がサンプルホールドされる。
【0026】
その後、選択回路8−aより、サンプルホールドされた映像信号が補正回路9に送出された後、同じくサンプルホールドされたノイズ信号が補正回路9に送出される。補正回路9では、選択回路8−aより与えられた映像信号を、同じく選択回路8−aより与えられたノイズ信号に基づいて補正処理して、ノイズ除去した映像信号を外部に出力する。尚、選択回路8−1〜8−n及び補正回路9それぞれの構成の一例として、本出願人が特開平2001−223948号公報において提示した構成などが挙げられる。又、選択回路8−1〜8−nの構成位置に、補正回路を設けるようにしても構わない。
【0027】
2.画素の構成例
図1の固体撮像素子内に設けられる画素G11〜Gmnの構成の1例を、以下に図2を参照して説明する。図2の画素において、カソードに直流電圧VPDが印加されたフォトダイオードPDのアノードにMOSトランジスタT1のドレインが接続され、MOSトランジスタT1のソースにMOSトランジスタT2のゲート及びドレインとMOSトランジスタT3のゲートが接続される。
【0028】
又、MOSトランジスタT3のソースにMOSトランジスタT4のゲート及びMOSトランジスタT5のドレインが接続され、MOSトランジスタT4のソースにMOSトランジスタT6のドレインが接続される。そして、MOSトランジスタT6のドレインが出力信号線6(図1の出力信号線6−1〜6−mに相当する)に接続される。尚、MOSトランジスタT1〜T6は、PチャネルのMOSトランジスタである。
【0029】
MOSトランジスタT2のソースにはライン5(図1のライン5−1〜5−nに相当する)を介して信号φVPSが入力され、MOSトランジスタT3,T4のドレインに直流電圧VPDが印加される。又、MOSトランジスタT3のソースには、その一端にライン4(図1のライン4−1〜4−nに相当する)を介して信号φVDが与えられるキャパシタCの他端が接続される。又、MOSトランジスタT5のソースには直流電圧VRGが入力され、そのゲートに信号φRSが入力される。更に、MOSトランジスタT1,T6のゲートにはそれぞれ、信号φS,φVが入力される。
【0030】
このように構成された画素において、MOSトランジスタT6及び出力信号線6を介して、一端に直流電圧VPSが印加された定電流源7(図1の定電流源7−1〜7−mに相当する)が、MOSトランジスタT4のソースに接続される。よって、MOSトランジスタT6がONのとき、MOSトランジスタT4はソースフォロワのMOSトランジスタとして動作し、定電流源7によって増幅された電圧信号を出力信号線6に出力する。
【0031】
このようにソースフォロワ回路を構成することにより、信号を大きく出力する増幅回路が構成される。従って、本増幅回路により充分大きな信号に増幅されるため、後続の信号処理回路での処理が容易になる。又、増幅回路の負荷抵抗部分を構成する定電流源7−1〜7−mを画素内に設けずに、列方向に配置された複数の画素が接続される出力信号線6−1〜6−m毎に設けることにより、負荷抵抗又は定電流源の数を低減でき、半導体チップ上で増幅回路が占める面積を少なくできる。
【0032】
このような構成の画素による撮像動作及び感度バラツキ検出動作について、以下に説明する。尚、信号φVPSは2値の電圧信号で、入射光量が所定値を超えたときにMOSトランジスタT2をサブスレッショルド領域で動作させるための電圧をVLとし、又、この電圧よりも高くMOSトランジスタT2を導通状態にする電圧をVHとする。又、信号φVDは、3値の電圧信号であり、キャパシタCを積分動作させる際の電圧値を最も高いVhとし、映像信号読み出し時の電圧値をVhよりも低いVmとし、ノイズ信号読み出し時の電圧値をVmよりも低いVlとする。
【0033】
(1)リセット時の基本動作(ノイズ信号出力時)
まず、各画素のリセット時の動作について、図3のタイミングチャートを参照して説明する。まず、電圧値Vmのパルス信号φVDとパルス信号φVが与えられて映像信号が出力されると、信号φVDをVhとした後、信号φSをハイにしてMOSトランジスタT1をOFFにして、リセット動作が始まる。このとき、MOSトランジスタT2のソース側より正の電荷が流れ込み、MOSトランジスタT2のゲート及びドレイン、そしてMOSトランジスタT3のゲートに蓄積された負の電荷が再結合され、ある程度まで、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインのポテンシャルが上がる。
【0034】
しかし、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインのポテンシャルがある値まで上がると、そのリセット速度が遅くなる。特に、明るい被写体が急に暗くなった場合にこの傾向が顕著となる。よって、次に、MOSトランジスタT2のソースに与える信号φVPSをVHにする。このように、MOSトランジスタT2のソース電圧を高くすることで、MOSトランジスタT2のソース側から流入する正の電荷の量が増加し、MOSトランジスタT2のゲート及びドレイン、そしてMOSトランジスタT3のゲートに蓄積された負の電荷が速やかに再結合される。このとき、信号φRSをローとして、MOSトランジスタT5をONにして、キャパシタCとMOSトランジスタT4のゲートとの接続ノードの電圧を初期化する。
【0035】
そして、信号φVPSをVHにすることで、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインのポテンシャルが、更に高くなると、MOSトランジスタT2のソースに与える信号φVPSをVLにして、MOSトランジスタT2のポテンシャル状態を基の状態に戻す。このように、MOSトランジスタT2のポテンシャルの状態を基の状態にリセットすると、信号φRSをハイにして、MOSトランジスタT5をOFFにする。
【0036】
そして、キャパシタCが積分動作を行って、キャパシタCとMOSトランジスタT4のゲートとの接続ノードの電圧が、リセットされたMOSトランジスタT2のゲート電圧に応じたものとなる。そして、パルス信号φVをMOSトランジスタT6のゲートに与えてMOSトランジスタT6をONにするとともに信号φVDの電圧値をVlにすることによって、MOSトランジスタT2,T3の特性のバラツキに起因する各画素の感度のバラツキを表す出力電流が出力信号線6から流れる。
【0037】
このとき、MOSトランジスタT4がソースフォロワ型のMOSトランジスタとして動作するため、出力信号線6にはノイズ信号が電圧信号として現れる。その後、再び、パルス信号φRSをMOSトランジスタT5に与えて、キャパシタCとMOSトランジスタT4のゲートとの接続ノードの電圧をリセットした後、信号φSをローにしてMOSトランジスタT1を導通させて撮像動作が行える状態にする。
【0038】
(2)撮像時の基本動作(映像信号出力時)
次に、各画素の撮像時の動作を説明する。まず、信号φSは撮像動作の間、常にローとし、MOSトランジスタT1をONの状態とする。このとき、信号φRSをハイとして、MOSトランジスタT5をOFFとする。又、MOSトランジスタT2のソースに与える信号φVPSをVLとするとともに、キャパシタCに与える信号φVDの電圧値をVhとして、積分動作を行うようにする。
【0039】
このとき、フォトダイオードPDより入射光量に応じた光電荷がMOSトランジスタT2に流れ込む。今、MOSトランジスタT2はカットオフ状態であるので、光電荷がMOSトランジスタT2のゲートに蓄積される。よって、撮像する被写体の輝度が低くフォトダイオードPDに入射される入射光量が少ない場合は、MOSトランジスタT2のゲートに蓄積された光電荷量に応じた電圧がMOSトランジスタT2のゲートに現れるため、入射光量の積分値に対して線形的に比例した電圧がMOSトランジスタT3のゲートに現れる。
【0040】
又、撮像する被写体の輝度が高くフォトダイオードPDに入射される入射光量が多く、MOSトランジスタT2のゲートに蓄積された光電荷量に応じた電圧が高くなると、MOSトランジスタT2がサブスレッショルド領域で動作を行うため、入射光量に対して自然対数的に比例した電圧がMOSトランジスタT3のゲートに現れる。
【0041】
この入射光量に対して線形的に又は自然対数的に比例した電圧がMOSトランジスタT3で電流増幅されたドレイン電流がキャパシタCから流れて、キャパシタCが放電される。よって、MOSトランジスタT4のゲート電圧が、入射光量の積分値に対して線形的又は自然対数的に比例した電圧となる。そして、このキャパシタCが積分動作を行うことで現れる映像信号を読み出すために、信号φVDの電圧値をVmとするとともに、MOSトランジスタT6にパルス信号φVを与える。よって、MOSトランジスタT4のゲート電圧に応じたソース電流が、MOSトランジスタT6を介して出力信号線6へ流れる。
【0042】
このようにして、MOSトランジスタT4がソースフォロワ型のMOSトランジスタとして動作するため、出力信号線6には映像信号が電圧信号として現れる。その後、信号φVをハイにしてMOSトランジスタT6をOFFにするとともに、信号φVDの電圧値をVhとする。このように、MOSトランジスタT4,T6を介して出力される映像信号は、MOSトランジスタT4のゲート電圧に比例した値となるため、フォトダイオードPDへの入射光量の積分値が線形的に又は自然対数的に変換された信号となる。
【0043】
このとき、撮像時に対数変換動作に変わるときのMOSトランジスタT2のゲート電圧に至るまでにMOSトランジスタT2に流れ込む光電荷量が、全ての画素において等しくなる。このように、各画素における変換動作が対数変換動作に切り替わるときのフォトダイオードPDより発生する光電荷量が等しいので、各画素における変換動作が対数変換動作に切り替わるときのフォトダイオードPDに入射される入射光量も等しい。即ち、全ての画素において、その変換動作が線形変換動作から対数変換動作に切り替わるときの被写体の輝度が等しいものとなり、MOSトランジスタT2の閾値電圧の差異による各画素の変換動作の切換への影響を低減することができる。
【0044】
又、上述のように、ノイズ信号を読み出す際のキャパシタCに与える電圧値をVlとし、映像信号を積分する際の電圧値Vmよりも低くすることによって、オフセット値を(Vl−Vm)に比例した電圧値分低くすることができ、従来に比べて、オフセット値の占める割合を低くすることができる。
【0045】
(3)撮影条件の切換
上述のようにリセット動作及び撮影動作が行われるとき、リセット時の信号φVPSの電圧値VHが高くなり、撮像時の信号φVPSの電圧値VLとの差を大きくするほど、MOSトランジスタT2のゲート・ソース間のポテンシャルの差が大きくなり、MOSトランジスタT2がカットオフ状態で動作する被写体輝度の割合が大きくなる。よって、図4のように、電圧値VHが高いほど、線形変換する被写体輝度の割合が大きくなる。即ち、被写体の輝度範囲が狭いと電圧値VHを高くし、又、被写体の輝度範囲が広いと電圧値VHを低くする。
【0046】
このように、リセット時の信号φVPSの電圧値VHを変化させることによって、線形変換動作と対数変換動作の切換を行う変極点を変化させるとき、図3及び図5のように、各信号の動作時間の長さを変化させることによって、フォトダイオードPD及びキャパシタCでの積分時間の長さを変化させ、各画素の感度を変化させることができる。即ち、被写体の輝度範囲が狭いと、図5のように各信号の動作時間を長くし、又、被写体の輝度範囲が広いと、図3のように各信号の動作時間を短くする。よって、図5の場合、図3に比べて、積分時間を2倍とするので、各画素におけるフレームレートが1/2倍となる。
【0047】
即ち、被写体全体の輝度値が低く、その輝度範囲が狭くなる場合は、コントラストを良好に撮影するために、電圧値VHを最も高くして図4の点線のように線形変換させる範囲を広くするとともに、図5のように各信号の動作時間を長くして感度を高くする。又、その輝度値がやや高くなった場合、図3のように各信号の動作時間を短くする。更に、その輝度範囲が広くなった場合、電圧値VHを中間の値として図4の1点鎖線のように線形変換させる範囲をやや狭くする。又、被写体全体の輝度値が高く、又、その輝度範囲が広くなる場合は、電圧値VHを最も低くして図4の実線のように線形変換させる範囲を更に狭くするとともに、図3のように各信号の動作時間を短くする。即ち、本実施形態において、リセット時の信号φVPSの電圧値VHを3段階に変化させるとともに、各信号の動作時間を2段階に変化させる場合、被写体全体の輝度値及びその輝度範囲に応じて、6段階に変化させることができる。
【0048】
3.撮像装置の構成
上述のように、各画素が動作する固体撮像素子を備えた撮像装置について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態における撮像装置の内部構成を示すブロック図である。
【0049】
図6の撮像装置は、図1のような構成の固体撮像素子100と、固体撮像素子100内の補正回路9から出力されるノイズ除去された映像信号をデジタル信号に変換するA/D変換部101と、A/D変換部101で変換された映像信号に対して画像処理を施す画像処理部102と、固体撮像素子100内の各画素に与える信号φVPSの電圧VHの値と各信号の動作時間とを設定して固体撮像素子100を制御する主制御部103とを備える。そして、A/D変換部101と画像処理部102のそれぞれには、固体撮像素子100から各画素に与える信号φVPSの電圧VHの値と各信号の動作時間とが画素制御情報として与えられる。
【0050】
このようにして、A/D変換部101及び画像処理部102に、固体撮像素子100より画素制御情報が与えられると、まず、A/D変換部101では、固体撮像素子100より出力される映像信号のダイナミックレンジの上限と下限が設定される。即ち、各画素に与えられる各信号の動作時間が長く設定されるとき、そのダイナミックレンジを広くするとともに、ダイナミックレンジの下限を高くする。このとき、A/D変換部101から出力される映像信号の変極点となる値が、各信号の動作時間の長さに関わらず等しい値となるように設定されるようにされるものとする。
【0051】
又、画像処理部102では、信号φVPSの電圧VHの値より、A/D変換部101より出力される映像信号の変極点となる値を認識し、この変極点となる値よりも低い映像信号については線形変換された映像信号として画像処理を施すとともに、変極点となる値よりも高い映像信号については対数変換された映像信号として画像処理を施す。
【0052】
尚、本実施形態において、A/D変換部101において、映像信号の変極点を各信号の動作時間の長さに関わらず等しい値となるように設定するものとしたが、このように設定されないものとしても構わない。このとき、画像処理部102において、各信号の動作時間も認識され、それぞれの場合における変極点となる値が確認され、与えられる映像信号の値と変極点となる値とを比較して、線形変換された映像信号に対する画像処理と対数変換された映像信号に対する画像処理とを切り換えるようにする。
【0053】
又、本実施形態において、PチャネルのMOSトランジスタを用いて各画素が構成されるようにしたが、NチャネルのMOSトランジスタを用いて構成されるようにしても構わない。このとき、各素子の極性が逆になるため、固体撮像装置に設けられる定電流源7−1〜7−mについても、図7のように、図1と逆の極性となる。このように各ブロック内の素子が極性が逆となること以外、ラインや各ブロックの関係については、図1の固体撮像装置と同様となる。
【0054】
又、このときの各画素を構成するMOSトランジスタはNチャネルとなり、図8のように表される。そして、MOSトランジスタT1〜T6及びキャパシタCの接続関係及び各素子の役割が、図2と同一であるとともに、各素子が、図8の場合と逆の極性に応じた動作を行う。即ち、信号φVDの電圧値を、映像信号及びノイズ信号の積分時において最も低いVaとし、映像信号読み出し時において中間値となるVbとし、ノイズ信号読み出し時において最も高いVcとする。
【0055】
このように、各画素を構成するMOSトランジスタをNチャネルとしたときに各画素に与えられる信号φVPS,φVD,φS,φRS,φVを変化させるタイミングが、図9のように表される。即ち、信号φVPS,φS,φRS,φVにおけるハイ、ローの関係が、図3と逆とすることによって、MOSトランジスタT1,T2,T5,T6の動作タイミングを同一のタイミングとすることができる。
【0056】
又、図3における信号φVDの電圧値Vh,Vm,Vlそれぞれを与えるタイミングと、図9における信号φVDの電圧値Va,Vb,Vcそれぞれ与えるタイミングとを同一とすることによって、MOSトランジスタT1〜T6を逆極性としたときのキャパシタCの動作状態を、各タイミングにおいて本実施形態の場合と同様の状態にすることができる。更に、リセット時の信号φVPSの値VLを低くすることによって、変極点の値を低くし、線形変換動作を行う範囲を広くすることができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によると、被写体の輝度によって、固体撮像素子内に設けられた各画素内のトランジスタのポテンシャル状態と積分時間とを調整することができるので、被写体の撮影条件の選択の自由度が大きく拡大される。よって、コントラストや階調性の良好な画像を撮影できる撮影条件を選択することができる。特に、積分時間を長くするとともに第1状態から第2状態へ切り替わる変極点となる値を高輝度側とすることで、暗部での感度を高くすることができるとともに、そのコントラストを良好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体撮像素子の構成を示すブロック回路図。
【図2】図1の固体撮像装置内の画素の構成を示す回路図。
【図3】図2の画素の動作を示すタイミングチャート。
【図4】被写体の輝度と固体撮像素子の出力との関係を示すグラフ。
【図5】図2の画素のフレームレートを変化させたときの動作を示すタイミングチャート。
【図6】図1の固体撮像素子を備えた撮像装置の内部構成を示すブロック図。
【図7】固体撮像装置の構成を示すブロック回路図。
【図8】図7の固体撮像装置内の画素の構成を示す回路図。
【図9】図8の画素の動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 垂直走査回路
2 水平走査回路
3−1〜3−n ライン
4−1〜4−n ライン
5−1〜5−n ライン
6−1〜6−m 出力信号線
7−1〜7−m 定電流源
8−1〜8−m 選択回路
9 補正回路
10 電源ライン
G11〜Gmn 画素
PD フォトダイオード
T1〜T6 MOSトランジスタ
C キャパシタ
Claims (6)
- 入射光量に応じた電気信号を出力する感光素子と該感光素子からの電気信号が与えられるトランジスタと該トランジスタからの電気信号を積分する積分回路とを有するとともに、被写体が比較的低輝度側において入射光量に応じた電気信号を線形変換して出力する第1状態と被写体が比較的高輝度側において入射光量に応じた電気信号を対数変換して出力する第2状態との間で自動的に切換可能な複数の画素より成る固体撮像素子を有する撮像装置において、
リセット時において前記トランジスタに与えるバイアス電圧の値を前記固体撮像素子によって撮像される被写体の輝度分布の状態に応じて複数段階に切り換えることによって、リセット直後の前記トランジスタのポテンシャル状態を変化させるものであって、前記被写体の輝度範囲が狭くなると、前記画素の動作状態が第1状態から第2状態に切り替わる変極点となる値を高輝度側に遷移させるバイアス調整部を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記バイアス調整部は、前記被写体の輝度範囲が狭くなると、撮像時のバイアス電圧値とリセット時のバイアス電圧値との電圧差を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記各画素における積分時間を前記固体撮像素子によって撮像される被写体の輝度分布の状態に応じて複数段階に切り換える積分時間調整部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記被写体の輝度範囲が狭くなると、前記積分時間調整部によって積分時間を長くすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記固体撮像素子から出力される電気信号に対して画像処理を施す画像処理部を有し、
該画像処理部において、前記バイアス調整部による前記固体撮像素子の設定状態に応じて、前記固体撮像素子から出力される電気信号に施す画像処理方法を切り換えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記固体撮像素子から出力される電気信号に対して画像処理を施す画像処理部を有し、該画像処理部において、前記バイアス調整部及び前記積分時間調整部による前記固体撮像素子の設定状態に応じて、前記固体撮像素子から出力される電気信号に施す画像処理方法を切り換えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の撮像装置。
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