JP4012113B2 - 端末間通話状況共有方法及びシステム装置並びに端末間通話状況共有処理プログラム - Google Patents

端末間通話状況共有方法及びシステム装置並びに端末間通話状況共有処理プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末間通話状況共有方法及びシステム装置並びに端末間通話状況共有処理プログラムに関し、詳しくは、IP網に接続可能に構成された複数の通話状況共有端末と、これら複数の通話状況共有端末の位置及び各端末間の通話状況を前記IP網を通じて管理する端末管理センタとを有して構成されるシステムに適用される端末間通話状況共有方法、並びにその実施に直接使用される端末間通話状況共有システム装置及び端末間通話状況共有処理プログラムに係わる。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの世界においてはP2P(Peer-to-Peer)が普及し、更には、個人同士やグループ間/内における情報の共有も盛んに行われるようになっている。こうした状況の下、例えば、テレマティクス技術の発達が著しい車両内の環境においても、多者間の情報共有に対する要求が高まっている。
【0003】
特に、高速走行する車両に対する情報共有サービスを想定した場合、車両端末のユーザは比較的長時間に亙り閉鎖空間に閉じ込められるため、複数の車両端末を単にリンクさせるだけでなく、そのリンク時におけるユーザ同士の「つながり感」に関する情報をも共有できることが望ましい。
【0004】
ここで、車両内環境における利用を想定していない一般の情報共有サービスに関する技術としては、以下に示す非特許文献1(交換機の機能による多地点間音声通話サービス)、非特許文献2(IPベース(IP:Internet Protocol)の多地点間電話会議サービス)、非特許文献3(IPベースの多地点間テレビ会議サービス)、及び非特許文献4(第3世代携帯電話による多地点間テレビ会議サービス)に記載のものが知られている。
【0005】
【非特許文献1】
“でんわ会議サービス”、[online]、NTT東日本、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://www.ntt-east.co.jp/50list/summary/#denwkaig>.
【0006】
【非特許文献2】
“クリアカンファレンス”、[online]、NTT国際通信、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://clearinghouse.ntt.com/conf/>
【0007】
【非特許文献3】
“meeting plaza 電網会議室”、[online]、NTT−IT、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://www.meetingplaza.com/index-j.html>
【0008】
【非特許文献4】
“M-stage ビジュアルネット”、[online]、NTTドコモ、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/mstage/visualnet/index.html>
【0009】
また、車両内環境における利用を想定した情報共有サービスに関する技術としては、以下に示す非特許文献5(カーナビゲーション端末同士による車両位置情報交換サービス)に記載のものが知られている。
【0010】
【非特許文献5】
“フレンドサーチ”、[online]、トヨタ自動車、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://g-book.com/pc/service_menu/communication/>
【0011】
しかしながら、上記非特許文献1及び2に記載の技術では、情報伝達の対象として音声以外の情報は伝達することができず、また、非特許文献3及び4に記載の技術では、相互に映像通話中にある相手の状況(顔の表情など)に関しては認識できるものの、他者との映像通話を並行して存在させながら、そのときのつながり具合(リンクの状態)を認識することは不可能である。
【0012】
一方、上記非特許文献5に記載の技術では、相互の車両位置を認識して電話を掛け合ったり、或いは電子メールを送り合ったりすることは可能なものの、つながり感に関する情報の共有については何ら考慮されていない。
【0013】
こうした実情に鑑み、現在、上記つながり感に関する情報の共有を実現するための研究が各方面で為されるようなり、その代表的な技術としては、例えば、以下に示す非特許文献6及び7に記載のものが存在する。
【0014】
【非特許文献6】
“つながり感通信”、[online]、NTT、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://www.ntt.co.jp/news/news01/0107/010723.html>
【0015】
【非特許文献7】
“ひとのあかり”、“FaintPop”、[online]、NTTコミュニケーション科学基礎研究所、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://www.kecl.ntt.co.jp/csl/msrg/members/ohguro/aware-j.html>
【0016】
即ち、上記非特許文献6に記載の技術は、人の「存在」を、音や光の変化、或いはオブジェクトの動きにより、他の人へさりげなく伝達するための一手法を提案するものであり、また、非特許文献7に記載の技術は、人と人とのつながり具合の共有を、僅かな情報量で行うための一手法を提案するものである。
【0017】
一方、上記つながり感の共有に関して既に実現されているサービスとしては、例えば、以下に示す非特許文献8に記載の技術が存在する。
【0018】
【非特許文献8】
“みまもりほっとライン”、[online]、象印マホービン、[平成15年4月25日検索]、インターネット <URL: http://www.mimamori.net>
【0019】
即ち、上記非特許文献8に記載の技術は、電気ポットの稼働状況、例えば、電源スイッチのオン/オフや給湯の時間帯などから、その利用者の健康状態を遠隔地から推測しようとするサービスである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記非特許文献6〜8に記載の技術は、人の存在や人と人とのつながり具合を共有することのみを目的としたもので、例えば、得られた情報をきっかけとして通話を喚起したり、或いは、つながり感に関する具体的な情報を共有するなどの手法を提供するものではない。
【0021】
ここにおいて、本発明の解決すべき主要な目的は、次のとおりである。
【0022】
即ち、本発明の第1の目的は、つながり感に関する具体的な情報を多者間で共有することの可能な端末間通話状況共有方法及びシステム装置並びに端末間通話状況共有処理プログラムを提供せんとするものである。
【0023】
本発明の第2の目的は、共有した情報に基づいて多者間で通話を行うことの可能な端末間通話状況共有方法及びシステム装置並びに端末間通話状況共有処理プログラムを提供せんとするものである。
【0024】
本発明の第3の目的は、車両内環境のみならず、自宅やオフィスなど他の利用環境にも適用可能な端末間通話状況共有方法及びシステム装置並びに端末間通話状況共有処理プログラムを提供せんとするものである。
【0025】
本発明の他の目的は、明細書、図面、特に特許請求の範囲の各請求項の記載から、自ずと明らかとなろう。
【0026】
【課題を解決するための手段】
まず、本発明方法においては、複数の通話状況共有端末において、自端末の位置を定期的に測定し、当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示し、各端末との間の音声通話に伴う発声状態を定期的に取得し、端末位置に関するデータ及び発声状態に関するデータをIP網上の端末管理センタに通知し、当該端末管理センタにおいて、端末位置及び発声状態に関する各データを保持すると共に、当該各データをIP網上の複数の通話状況共有端末に通知し、端末位置及び発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出すると共に、当該端末間線分に関するデータをIP網上の複数の通話状況共有端末に通知し、当該複数の通話状況共有端末において、端末位置及び発声状態に関する各データ並びに端末間線分に関するデータに基づいて、自端末を含む各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る端末間線分を地図上に重畳表示する、という特徴的構成手法を講じる。
【0027】
一方、本発明装置においては、複数の通話状況共有端末に、IP網を介した端末管理センタとの間のデータ通信及び各端末との間の音声通話を同時に行うことの可能な端末通信インタフェースと、音声通話に供されるマイク及びスピーカと、自端末の位置を定期的に測定する位置測定手段と、当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示する地図表示手段と、音声通話に関する発声状態を定期的に取得する音声制御手段と、端末位置に関するデータ及び発声状態に関するデータを端末管理センタに通知するデータ制御手段とを具備させ、端末管理センタに、IP網を介した複数の通話状況共有端末との間のデータ通信を行うことの可能なセンタ通信インタフェースと、端末位置及び発声状態に関する各データを保持すると共に、当該各データを複数の通話状況共有端末に通知する通話状況管理手段と、端末位置及び発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出すると共に、当該端末間線分に関するデータを複数の通話状況共有端末に通知する線分算出手段とを具備させ、複数の通話状況共有端末に、端末位置及び発声状態に関する各データ並びに端末間線分に関するデータに基づいて、自端末を含む各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る端末間線分を地図上に重畳表示する表示変換手段を具備させる、という特徴的構成手段を講じる。
【0028】
他方、本発明プログラムにおいては、複数の通話状況共有端末に、自端末の位置を定期的に測定させるステップと、当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示させるステップと、各端末との間の音声通話に伴う発声状態を定期的に取得させるステップと、端末位置に関するデータ及び発声状態に関するデータをIP網上の端末管理センタに通知させるステップとを具備させ、当該端末管理センタに、端末位置及び発声状態に関する各データを保持させると共に、当該各データをIP網上の複数の通話状況共有端末に通知させるステップと、端末位置及び発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出させると共に、当該端末間線分に関するデータをIP網上の複数の通話状況共有端末に通知させるステップとを有し、当該複数の通話状況共有端末に、端末位置及び発声状態に関する各データ並びに端末間線分に関するデータに基づいて、自端末を含む各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る端末間線分を地図上に重畳表示させるステップを具備させる、という特徴的構成手順を講じる。
【0029】
さらに、具体的詳細に述べると、当該課題の解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念に亙る新規な特徴的構成手法、手段又は手順を採用することにより、前記目的を達成するよう為される。
【0030】
即ち、本発明方法の第1の特徴は、IP網に接続可能に構成された複数の通話状況共有端末と、これら複数の通話状況共有端末の位置及び各端末間の通話状況を前記IP網を通じて管理する端末管理センタとを有して構成されるシステムに適用される端末間通話状況共有方法であって、前記複数の通話状況共有端末において、自端末の位置を定期的に測定し、測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示し、各端末との間の音声通話に伴う発声状態を定期的に取得し、測定された前記端末位置に関するデータ及び取得された前記発声状態に関するデータを前記IP網上の前記端末管理センタに通知し、当該端末管理センタにおいて、通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データを保持すると共に、当該各データを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知し、保持された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出すると共に、当該端末間線分に関するデータを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知し、当該複数の通話状況共有端末において、通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データ並びに前記端末間線分に関するデータに基づいて、前記自端末を含む前記各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る前記端末間線分を前記地図上に重畳表示してなる、端末間通話状況共有方法の構成採用にある。
【0031】
本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方法の第1の特徴における前記端末管理センタが、グループ化して保持された対応するグループ内の前記複数の通話状況共有端末の電話番号を、前記端末位置及び前記発声状態に関する各データと共に前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知し、前記複数の通話状況共有端末が、通知された前記電話番号の選択に応じて指定される通話先端末との間の電話回線を設定してなる、端末間通話状況共有方法の構成採用にある。
【0032】
本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方法の第1又は第2の特徴における前記端末管理センタが、前記端末間線分の算出に際し、前記発声状態に関するデータとして取得しうる前記音声通話の音量に応じて当該端末間線分の色相を設定すると共に、前記各端末間の通話時間及び通話切断後の経過時間に応じて当該端末間線分の太さ及び明度を設定してなる、端末間通話状況共有方法の構成採用にある。
【0033】
本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方法の第1、第2又は第3の特徴における前記複数の通話状況共有端末が、前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの表示に際し、前記発声状態に関するデータとして取得しうる前記音声通話の音量に応じて当該アイコンの大きさを変化させると共に、前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして取得しうる前記自端末周辺の温度に応じて当該アイコンの色相を変化させてなる、端末間通話状況共有方法の構成採用にある。
【0034】
本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記複数の通話状況共有端末が、前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの表示に際し、前記発声状態に関するデータとして取得しうる前記音声通話中に頻出する発声キーワードを、当該アイコンの周辺表示領域及び/又は前記端末間線分の表示領域に表示すると共に、前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして取得しうる受信放送局名及び/又は媒体記録楽曲名に関するオーディオ情報を、前記アイコンの前記周辺表示領域に表示してなる、端末間通話状況共有方法の構成採用にある。
【0035】
本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前記端末管理センタが、前記複数の通話状況共有端末の住所情報から前記端末位置に関するデータを取得すると共に、取得された当該端末位置に関するデータに基づいて所要の前記端末間線分を算出し、前記複数の通話状況共有端末が、取得された当該端末位置に関するデータ及び算出された当該端末間線分に関するデータに基づいて、所要の前記アイコン及び当該端末間線分を前記地図上に重畳表示してなる、端末間通話状況共有方法の構成採用にある。
【0036】
一方、本発明装置の第1の特徴は、IP網に接続可能に構成された複数の通話状況共有端末と、これら複数の通話状況共有端末の位置及び各端末間の通話状況を前記IP網を通じて管理する端末管理センタとを有して構成される端末間通話状況共有システム装置であって、前記複数の通話状況共有端末が、前記IP網を介した前記端末管理センタとの間のデータ通信及び各端末との間の音声通話を同時に行うことの可能な端末通信インタフェースと、この端末通信インタフェースによる前記音声通話に供されるマイク及びスピーカと、自端末の位置を定期的に測定する位置測定手段と、この位置取得手段で測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示する地図表示手段と、前記マイクを通じた前記音声通話に関する発声状態を定期的に取得する音声制御手段と、前記位置測定手段で測定された前記端末位置に関するデータ及び前記音声制御手段で取得された前記発声状態に関するデータを、前記端末通信インタフェースを介して前記IP網上の前記端末管理センタに通知するデータ制御手段とを有し、前記端末管理センタが、前記IP網を介した前記複数の通話状況共有端末との間のデータ通信を行うことの可能なセンタ通信インタフェースと、前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末から前記センタ通信インタフェースを介して通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データを保持すると共に、当該各データを、前記センタ通信インタフェースを介して前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知する通話状況管理手段と、この通話状況管理手段に保持された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出すると共に、当該端末間線分に関するデータを、前記センタ通信インタフェースを介して前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知する線分算出手段とを有し、前記複数の通話状況共有端末が、前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データ並びに前記端末間線分に関するデータに基づいて、前記自端末を含む前記各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る前記端末間線分を、前記地図表示手段に表示された前記地図上に重畳表示する表示変換手段を有してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0037】
本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装置の第1の特徴における前記端末管理センタが、前記複数の通話状況共有端末の電話番号をグループ化して保持するグループ管理データベースを有し、当該端末管理センタにおける前記通話状況管理手段が、当該グループ管理データベースに保持された対応するグループ内の前記電話番号を、前記端末位置及び前記発声状態に関する各データと共に、前記センタ通信インタフェースを介して前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知する機能手段を具備し、前記複数の通話状況共有端末が、前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された前記電話番号を選択する通話先選択手段を有し、当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段が、当該通話先選択手段で選択された前記電話番号により指定される通話先端末との間の電話回線の設定を、前記端末通信インタフェースを通じて行わせる機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0038】
本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装置の第2の特徴における前記複数の通話状況共有端末における前記通話先選択手段が、前記地図表示手段に表示された前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの表示領域に対する押下操作に伴って機能してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0039】
本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装置の第1、第2又は第3の特徴における前記複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段が、前記発声状態に関するデータとして前記音声通話の音量を定期的に測定する機能手段を具備し、前記端末管理センタにおける前記線分算出手段が、前記発声状態に関するデータとして当該音声制御手段で測定され、前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末から前記センタ通信インタフェースを介して通知された当該音量の単位時間平均値に応じて、当該複数の通話状況共有端末における地図表示手段に表示すべき前記端末間線分の色相を設定する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0040】
本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記端末管理センタにおける前記通話状況管理手段が、前記各端末間の通話時間を計測する機能手段を具備し、当該端末管理センタにおける前記線分算出手段が、当該通話状況管理手段で計測された当該通話時間の単位時間平均値に応じて、前記複数の通話状況共有端末における地図表示手段に表示すべき前記端末間線分の太さを設定する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0041】
本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前記端末管理センタにおける前記通話状況管理手段が、前記各端末間の通話切断後の経過時間を計測する機能手段を具備し、当該端末管理センタにおける前記線分算出手段が、当該通話状況管理手段で計測された当該経過時間に応じて、前記複数の通話状況共有端末における地図表示手段に表示すべき前記端末間線分の明度を設定する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0042】
本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴における前記複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段が、前記発声状態に関するデータとして前記音声通話の音量を定期的に測定する機能手段を具備し、当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段が、前記発声状態に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該音量の瞬時値に応じて、前記地図表示手段に表示すべき前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの大きさを変化させる機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0043】
本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特徴における前記複数の通話状況共有端末が、前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして前記自端末周辺の温度を定期的に測定する温度センサを有し、当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段が、前記周辺環境に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該温度の瞬時値に応じて、前記地図表示手段に表示すべき前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの色相を変化させる機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0044】
本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の特徴における前記複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段が、前記発声状態に関するデータとして前記音声通話中に頻出する発声キーワードを定常的に認識する機能手段を具備し、当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段が、前記発声状態に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該発声キーワードを、前記地図表示手段に表示された前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの周辺表示領域及び/又は前記端末間線分の表示領域に表示する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0045】
本発明装置の第10の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8又は第9の特徴における前記複数の通話状況共有端末が、受信放送局及び/又は媒体記録楽曲に関するオーディオを再生するオーディオ再生手段を有し、当該複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段が、前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして当該オーディオ再生手段から受信放送局名及び/又は媒体記録楽曲名に関するオーディオ情報を抽出する機能手段を具備し、当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段が、前記周辺環境に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該オーディオ情報を、前記地図表示手段に表示された前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの周辺表示領域に表示する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0046】
本発明装置の第11の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の特徴における前記複数の通話状況共有端末における前記端末通信インタフェースが、前記各端末との間の前記音声通話を移動体通信網の交換機能を利用して行うための対応する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0047】
本発明装置の第12の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10又は第11の特徴における前記複数の通話状況共有端末における前記端末通信インタフェースが、前記各端末との間の前記音声通話を前記端末管理センタのVoIP機能を利用して行うための対応する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0048】
本発明装置の第13の特徴は、上記本発明装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10、第11又は第12の特徴における前記端末管理センタが、前記複数の通話状況共有端末の前記端末位置に関するデータを当該各端末の住所情報から取得することの可能な地理データベースを有し、当該端末管理センタにおける前記線分算出手段が、当該地理データベースから取得された当該端末位置に関するデータに基づいて所要の前記端末間線分を算出する機能手段を具備し、前記複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段が、前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該端末位置及び当該端末間線分に関する各データに基づいて、所要の前記アイコン及び当該端末間線分を前記地図表示手段に表示された前記地図上に重畳表示する機能手段を具備してなる、端末間通話状況共有システム装置の構成採用にある。
【0049】
他方、本発明プログラムの第1の特徴は、共にコンピュータの基本機能を具備する、IP網に接続可能に構成された複数の通話状況共有端末と、これら複数の通話状況共有端末の位置及び各端末間の通話状況を前記IP網を通じて管理する端末管理センタとを有して構成されるシステムに適用される端末間通話状況共有処理プログラムであって、前記複数の通話状況共有端末に、自端末の位置を定期的に測定させるステップと、測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示させるステップと、各端末との間の音声通話に伴う発声状態を定期的に取得させるステップと、測定された前記端末位置に関するデータ及び取得された前記発声状態に関するデータを前記IP網上の前記端末管理センタに通知するステップとを有し、当該端末管理センタに、通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データを保持させると共に、当該各データを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知するステップと、保持された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出させると共に、当該端末間線分に関するデータを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知するステップとを有し、当該複数の通話状況共有端末に、通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データ並びに前記端末間線分に関するデータに基づいて、前記自端末を含む前記各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る前記端末間線分を前記地図上に重畳表示させるステップを有してなる、端末間通話状況共有処理プログラムの構成採用にある。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、添付図面を参照しつつ、装置例並びにこれに対応する方法例及びプログラム例を順に挙げて説明する。
【0051】
(装置例)
まず、図1は、本発明の装置例に係る端末間通話状況共有システム装置の機能構成図である。なお、本図では、本発明装置を車両内環境に適用した最も一般的な適用形態を例に挙げている。
【0052】
同図に示すように、本装置例に係る端末間通話状況共有システム装置αは、複数のメンバ車両、即ち、第1メンバ車両V1、第2メンバ車両V2、及び第3メンバ車両V3に搭載されて、それぞれIP網1に接続可能に構成された(複数の)通話状況共有端末2(第2及び第3メンバ車両V2及びV3中の各搭載端末は図示せず)と、これら複数の通話状況共有端末2の位置及び各端末間の通話状況をIP網1を通じて管理する端末管理センタ3とを有して構成される。なお、これら複数の通話状況共有端末2及び端末管理センタ3は、共にコンピュータの基本機能を具備する。
【0053】
このうち、通話状況共有端末2は、その基本構成要素として、IP網1を介した端末管理センタ3との間のデータ通信を行うと同時に、第1〜第3メンバ車両V1〜V3内の各端末との間の音声通話を、移動体通信網4における交換機5の交換機能を利用して行うための対応する機能手段を具備する端末通信インタフェース21と、この端末通信インタフェース21による音声通話に供されるマイク22a及びスピーカ22bと、自端末の位置を定期的に測定するGPS機能部23(GPS:Global Positioning System.本発明にいう「位置測定手段」)と、このGPS機能部23で測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示するタッチパネル24(本発明にいう「地図表示手段」)と、マイク22aを通じた音声通話に関する発声状態を定期的に取得する音声制御部25と、GPS機能部23で測定された端末位置に関するデータ及び音声制御部25で取得された発声状態に関するデータを、端末通信インタフェース21を介してIP網1上の端末管理センタ3に通知するデータ制御部26とを有して構成される。
【0054】
これに対し、端末管理センタ3は、その基本構成要素として、IP網1を介した複数の通話状況共有端末2との間のデータ通信を行うことの可能なセンタ通信インタフェース31と、IP網1上の複数の通話状況共有端末2からセンタ通信インタフェース31を介して通知された端末位置及び発声状態に関する各データを保持すると共に、当該各データを、センタ通信インタフェース31を介してIP網1上の複数の通話状況共有端末2に通知する通話状況管理部32と、この通話状況管理部32に保持された端末位置及び発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出すると共に、当該端末間線分に関するデータを、センタ通信インタフェース31を介してIP網1上の複数の通話状況共有端末2に通知する線分算出部33とを有して構成される。
【0055】
さらに、通話状況共有端末2は、IP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された端末位置及び発声状態に関する各データ並びに端末間線分に関するデータに基づいて、自端末を含む各端末に関するアイコン(詳細は方法例で述べる)並びに当該アイコン間に亙る端末間線分(詳細は方法例で述べる)を、タッチパネル24に表示された地図上に重畳表示する表示変換部27を有して構成される。
【0056】
ここで、端末管理センタ3は、複数の通話状況共有端末2のユーザ名(ニックネームなど)及び電話番号を、対応する端末ID(ID:Identifier)に関連付けながらグループ化して保持するグループ管理データベース34を有し、当該端末管理センタ3における通話状況管理部32は、当該グループ管理データベース34に保持された対応するグループ内の電話番号を、端末位置及び発声状態に関する各データと共に、センタ通信インタフェース31を介してIP網1上の複数の通話状況共有端末2に通知する機能手段を具備している。
【0057】
また、通話状況共有端末2は、IP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された電話番号を選択する通話先選択手段をタッチパネル24上に有し、当該通話状況共有端末2における表示変換部27は、当該タッチパネル24に表示された自端末を除く各端末に関するアイコンの表示領域に対する押下操作に伴って選択された電話番号により指定される通話先端末との間の電話回線の設定を、端末通信インタフェース21並びに移動体通信網4及び交換機5を通じて行わせる機能手段を具備する。
【0058】
一方、通話状況共有端末2における音声制御部25は、発声状態に関するデータとして音声通話の音量を定期的に測定する機能手段を具備し、端末管理センタ3における線分算出部33は、発声状態に関するデータとして当該音声制御部25で測定され、IP網1上の複数の通話状況共有端末2からセンタ通信インタフェース31を介して通知された当該音量の単位時間平均値に応じて、当該通話状況共有端末2におけるタッチパネル24に表示すべき端末間線分の色相を設定する機能手段を具備する。
【0059】
また、端末管理センタ3における通話状況管理部32は、各端末間の通話時間を計測する機能手段を具備し、当該端末管理センタ3における線分算出部33は、当該通話状況管理部32で計測された当該通話時間の単位時間平均値に応じて、通話状況共有端末2におけるタッチパネル24に表示すべき端末間線分の太さを設定する機能手段を具備する。
【0060】
さらに、端末管理センタ3における通話状況管理部32は、各端末間の通話切断後の経過時間を計測する機能手段を具備し、当該端末管理センタ3における線分算出部33は、当該通話状況管理部32で計測された当該経過時間に応じて、通話状況共有端末2におけるタッチパネル24に表示すべき端末間線分の明度を設定する機能手段を具備する。
【0061】
他方、通話状況共有端末2における音声制御部25は、発声状態に関するデータとして音声通話の音量を定期的に測定する機能手段を具備し、当該通話状況共有端末2における表示変換部27は、発声状態に関するデータとしてIP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された当該音量の瞬時値に応じて、タッチパネル24に表示すべき自端末を除く各端末に関するアイコンの大きさを変化させる機能手段を具備する。
【0062】
また、通話状況共有端末2は、音声通話時の周辺環境に関するデータとして自端末周辺の温度を定期的に測定する温度センサ28を有し、当該通話状況共有端末におけるタッチパネル24は、周辺環境に関するデータとしてIP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された当該温度の瞬時値に応じて、タッチパネル24に表示すべき自端末を除く各端末に関するアイコンの色相を変化させる機能手段を具備する。
【0063】
さらに、通話状況共有端末2における音声制御部25は、発声状態に関するデータとして音声通話中に頻出する発声キーワードを定常的に認識する機能手段を具備し、当該通話状況共有端末2におけるタッチパネル24は、発声状態に関するデータとしてIP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された当該発声キーワードを、タッチパネル24に表示された自端末を除く各端末に関するアイコンの周辺表示領域及び/又は端末間線分の表示領域に表示する機能手段を具備する。
【0064】
加えて、通話状況共有端末2は、受信放送局及び/又はCD(Compact Disc)などに記録された媒体記録楽曲に関するオーディオをスピーカ22bを通じて再生するオーディオ再生部29を有し、当該通話状況共有端末2における音声制御部25は、音声通話時の周辺環境に関するデータとして当該オーディオ再生部29から受信放送局名及び/又は媒体記録楽曲名に関するオーディオ情報を抽出する機能手段を具備し、当該通話状況共有端末2におけるタッチパネル24は、周辺環境に関するデータとしてIP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された当該オーディオ情報を、タッチパネル24に表示された自端末を除く各端末に関するアイコンの周辺表示領域に表示する機能手段を具備する。
【0065】
(方法例)
続いて、以上のように構成された端末間通話状況共有システム装置αにより実施される端末間通話状況共有方法の具体例を、当該端末間通話状況共有システム装置αの動作の態様に即して説明する。
【0066】
まず、本端末間通話状況共有システム装置αは、通話状況共有端末2の電源(図示せず)の投入に伴い、端末通信インタフェース21が、端末管理センタ3との間のデータ通信に関するリンクを自動又はユーザ操作に基づいて設定し、これと同時に、▲1▼GPS機能部23が、端末位置に関するデータとして自端末の現在の緯度及び経度に関する情報を定期的に測定し、▲2▼音声制御部25が、ユーザ音声通話の発声状態に関するデータとして、マイク22aを通じて音量及び発声キーワードを定期的に測定及び認識すると共に、音声通話時の周辺環境に関するデータとして、オーディオ再生部29を通じて受信放送局名及び/又は媒体記録楽曲名に関するオーディオ情報を定期的に抽出し、さらに、▲3▼温度センサ28が、周辺環境に関するデータとして自端末周辺の温度を定期的に測定する。
【0067】
次に、通話状況共有端末2のデータ制御部26は、以上のようにして得られた端末位置、発声状態及び周辺環境に関する各データを対応する構成要素から定期的に取得し、当該各データから、以下に示す自車両位置登録データを生成する。
【0068】
図2は、図1に示したデータ制御部26で生成される自車両位置登録データの形式を示す図であり、図3は、図2に示した自車両位置登録データの一例を示す図である。
【0069】
図2に示すように、自車両位置登録データ6は、自車両(例えば、第1メンバ車両V1)の通話状況共有端末2に付与された「自車両端末ID」と、端末位置及び周辺環境に関するデータとしての「端末位置」、「音量」、「温度」、「発声キーワード」及び「オーディオ情報」と、現在の通話相手の数を示す「通話相手数」と、自車両を除く各他車両(第1〜第n。例えば、第2及び第3メンバ車両V2及びV3)の通話状況共有端末2に付与された「第1〜第n他車両端末ID」とから構成される。
【0070】
データ制御部26は、以上のように構成された自車両位置登録データ6を、端末通信インタフェース21を介してIP網1上の端末管理センタ3に定期的に通知する。但し、電源投入当初の段階では、通話相手数が「0」であり、第1〜第n他車両端末IDは不明であるため、実際には、図3に示すような端末管理データ6aが通知される(但し、図中の音量及び発声キーワードは参考例)。
【0071】
これに対し、端末管理センタ3は、IP網1上の複数の通話状況共有端末2からセンタ通信インタフェース31を介して通知された自車両位置登録データ6を通話状況管理部32に一旦保持すると共に、その自車両位置登録データ6を通知した通話状況共有端末2のグループ参加を許可するため、以下に示す初期グループ端末データを生成する。
【0072】
図4は、図1に示した通話状況管理部32で生成される初期グループ端末データの形式を示す図である。
【0073】
同図に示すように、初期グループ端末データ7aは、グループを構成するメンバ車両の総数を示す「グループ車両数」と、各メンバ車両(第1〜第n)の通話状況共有端末2に付与された「端末ID」、「ユーザ名(ニックネーム)」及び「電話番号」とから構成される。
【0074】
通話状況管理部32は、以上の構成をもつ初期グループ端末データ7aを、グループ管理データベース34を参照して生成し、これを、センタ通信インタフェース31を介しながら、先に自車両位置登録データ6を通知したIP網1上の通話状況共有端末2に通知する。
【0075】
これに対し、通話状況共有端末2は、IP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された初期グループ端末データ7a(電話番号)をデータ制御部26に記憶させ、これにより、タッチパネル24で選択された電話番号により指定される通話先端末との間の電話回線の設定を、端末通信インタフェース21を通じて行わせる機能が実現される。
【0076】
次に、端末管理センタ3の通話状況管理部32は、IP網1上の複数の通話状況共有端末2から、新たな自車両位置登録データ6がセンタ通信インタフェース31を介して通知される毎に、以下に示す同報グループ端末データを生成する。
【0077】
図5は、図1に示した通話状況管理部32で生成される同報グループ端末データの形式を示す図である。
【0078】
同図に示すように、同報グループ端末データ7bは、グループを構成するメンバ車両の総数を示す「グループ車両数」と、各メンバ車両(第1〜第n)の通話状況共有端末2に付与された「端末ID」と、自車両の端末位置及び周辺環境に関するデータとしての「端末位置」、「音量」、「温度」、「発声キーワード」及び「オーディオ情報」と、自車両を除く各他車両(第1〜第n)の通話状況共有端末2に付与された「端末ID」と、当該他車両に関して算出される「端末間線分」と、同他車両の周辺環境に関するデータとしての「発声キーワード」とから構成される。
【0079】
通話状況管理部32は、以上の同報グループ端末データ7bの生成に際し、一旦保持しておいた自車両位置登録データ6を参照し、さらに、端末管理センタ3の線分算出部33は、当該自車両位置登録データ6中の端末位置及び発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出する。これにより、当該線分算出部33は、通話状況管理部32を通じながら、その算出に係る端末間線分に関するデータを同報グループ端末データ7bに組み入れて、これを、センタ通信インタフェース31を介してIP網1上の全ての通話状況共有端末2に同報通知する。
【0080】
これに対し、通話状況共有端末2は、IP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース21を介して通知された同報グループ端末データ7bをデータ制御部26にて認識し、当該同報グループ端末データ7b中の自車両のものを除く各他車両についての「端末ID」、「端末位置」、「音量」、「温度」、「発声キーワード」及び「オーディオ情報」を表示変換部27に転送する。なお、上記端末IDに代えて、既に初期グループ端末データ7aにより通知された対応する「ユーザ名(ニックネーム)」を転送するようにしてもよい。
【0081】
次に、表示変換部27は、データ制御部26から転送された各種データに基づいて、自車両(自端末)を含む各他車両(各端末)に関するアイコンを、タッチパネル24に表示された地図上に重畳表示する。以下に、当該アイコンの重畳表示例を説明する。
【0082】
図6は、図1に示したタッチパネル24に対するアイコンの表示例を示す図である。
【0083】
同図に示すように、表示変換部27は、タッチパネル24に現在表示されている地図上の中央部分に、それが自車両であることを示す自車両アイコン8a(図示の点線円及び三角形)を固定的に重畳表示すると共に、データ制御部26から転送された端末位置に関するデータに基づき、それが他車両であることを示す他車両アイコン8bを、当該地図の表示エリア内に存在する他車両については該当部分に、また、当該表示エリア外に存在する他車両については表示エリア周縁部にそれぞれ重畳表示する。
【0084】
また、表示変換部27は、タッチパネル24に現在表示されている各他車両アイコン8bの周辺表示領域に、必要に応じ、該当する端末ID又はユーザ名(ニックネーム)と共に、発声状態に関するデータとして取得された音声通話中に頻出する発声キーワード、及び音声通話時の周辺環境に関するデータとして取得された受信放送局名及び/又は媒体記録楽曲名に関するオーディオ情報をテキストにより重畳表示する。
【0085】
さらに、表示変換部27は、タッチパネル24に現在表示されている各他車両アイコン8bの大きさを、発声状態に関するデータとして取得された音声通話の音量の瞬時値に応じて可変的に表示する(音量の増加に応じて大きく表示する)と共に、当該各他車両アイコン8bの色相を、音声通話時の周辺環境に関するデータとして取得された端末周辺の温度の瞬時値に応じて可変的に表示する(例えば、温度の上昇に応じて濃い色相で表示する)。
【0086】
以上のように、タッチパネル24の地図上に他車両アイコン8bが重畳表示された状態で、端末ユーザが当該他車両アイコン8bを押下操作すると、表示変換部27は、その押下操作に係る該当する他車両への通話要求をデータ制御部26に通知する。
【0087】
そして、データ制御部26は、押下操作に係る該当他車両についての端末ID及び電話番号を、記憶していた初期グループ端末データ7a(図4参照)から割り出し、その割り出した電話番号に対する発呼を端末通信インタフェース21を制御して行わせる。同時に、データ制御部26は、その発呼に伴って該当他車両との間の通話が開始されたことを端末管理センタ3に認識させるために、その該当他車両に付与されている他車両端末IDを自車両位置登録データ6(図2参照)に設定し、これを、端末通信インタフェース21を介してIP網1上の端末管理センタ3に通知する。
【0088】
ところで、端末管理センタ3の線分算出部33は、IP網1上の複数の通話状況共有端末2からセンタ通信インタフェース31を介して通知された自車両位置登録データ6に基づいて、各車両間(各端末間)の通話状況に応じた端末間線分(以下、この意味で「車両間線分」という)を定期的に算出し、これに応じ、複数の通話状況共有端末2の表示変換部27は、同報グループ端末データ7b(図5参照)を用いて、自車両アイコン8a及び各他車両アイコン8bに亙る車両間線分を、タッチパネル24に表示された地図上に重畳表示する。以下に、当該車両間線分の重畳表示例を説明する。
【0089】
図7は、図1に示したタッチパネル24に対する車両間線分の表示例を示す図である。
【0090】
同図に示すように、表示変換部27は、タッチパネル24に現在表示されている自車両アイコン8a及び各他車両アイコン8bの所要アイコン間に亙り、各車両間の通話状況に応じた車両間線分9を、タッチパネル24に表示された地図上に重畳表示する。
【0091】
また、表示変換部27は、タッチパネル24に現在表示されている各車間線分9の表示領域(線分上)に、該当する車両間線分9のリンク両端車両においてどのような会話が為されているかが理解できるよう、発声状態に関するデータとして取得された音声通話中に頻出する発声キーワードをテキストにより重畳表示する。なお、この発声キーワードとしては、リンク両端車両でそれぞれ認識された個々の発生キーワードの中で最も出現頻度の高いものを採用する。
【0092】
ここで、端末管理センタ3の線分算出部33は、所要の車両間線分9の算出に際し、発声状態に関するデータとして取得された音声通話の音量の単位時間平均に応じて当該車両間線分9の色相を設定すると共に、各端末間の通話時間の単位時間平均値及び通話切断後の経過時間に応じて当該車両間線分9の太さ及び明度を設定する。その際の算出式としては、例えば、以下に示すものを採用することができる。
【0093】
【数1】
Figure 0004012113
【0094】
但し、最大設定太さはポイント数(pt)で表され、色相及び明度を表現する数値は「0」から「255」までの256ビット表現による。
【0095】
ここで特に、音声通話の音量の単位時間平均により定義される車両間線分9の色相は、リンク両端車両間における会話の「盛りあがり具合」を表現するものであり、上記算出式によれば、最大の盛りあがり具合を「赤色(色相数値:0)」で、これに次ぐ比較的大きな盛りあがり具合を「黄色(色相数値:43)」で、普通の盛りあがり具合を「緑色(色相数値:85)」で、これに次ぐ若干の盛りあがり具合を「空色(色相数値:128)」で、最低の盛りあがり具合を「青色(色相数値:170)」で表現されるようになる(これらの色相は離散的代表値ではなく、色相数値が「0」から「170」までの連続値をとる)。
【0096】
また、各端末間の通話切断後の経過時間により定義される車両間線分9の明度は、上記算出式によれば、当該通話切断時点から時間が経過するに従って、「灰色(明度数値:128)」から「白色(明度数値:255)」に変化するようになり、これにより、いわゆるフェーズアウト効果が上記色相に応じて表現されるようになる(図7では、各車両間線分9の明度をドットの密度(各車両間線分9の濃淡)により表現している)。
【0097】
以上に説明した車両間線分9の太さ及び色彩に関する詳細を、色相(H:Hue)、彩度(S:Saturation)及び明度(B:Brightness)によるHSB表記で示すと、以下のようになる。
【0098】
図8は、図7に示した車両間線分9の太さ及び色彩により表現されるリンク両端車両の通話状況を説明するための図である。
【0099】
同図に示すように、このリンク両端車両通話状況(説明図)10によれば、「丙子」は、しばらく前まで「甲氏」と長時間に亙り「食事場所」の話題で盛りあがっていたが(「車両間線分太さ」を参照)、現在は誰とも通話をしていない(HSB表現の「Bの値」を参照)という状況が理解される。この状況は、タッチパネル24に対する車両間線分9の太さ及び色彩に反映され(図7参照)、これにより当該状況の直感的な把握が可能となる。
【0100】
以上のように、タッチパネル24の地図上に車両間線分9が重畳表示された状態で、例えば、自車両の端末ユーザが「甲氏」の他車両アイコン8bを押下操作すると、表示変換部27は、その押下操作に係る該当する他車両への通話要求をデータ制御部26に通知する。
【0101】
そして、データ制御部26は、押下操作に係る「甲氏」の端末ID及び電話番号を、記憶していた初期グループ端末データ7a(図4参照)から割り出し、その割り出した電話番号に対する発呼を端末通信インタフェース21を制御して行わせる。同時に、データ制御部26は、その発呼に伴って「甲氏」の間の通話が開始されたことを端末管理センタ3に認識させるために、その該当他車両に付与されている他車両端末IDを自車両位置登録データ6(図2参照)に設定し、これを、端末通信インタフェース21を介してIP網1上の端末管理センタ3に通知する。
【0102】
また、以上の発呼に伴い、端末通信インタフェース21は、移動体通信網4の交換機5に対し、「甲氏」との間の通話回線を、現在通話中にある「乙ちゃん」と「丁坊」との間の多地点間通話回線(図7参照)に追加するよう要請し、これに対し、交換機5は、自車両と「乙ちゃん」と「丁坊」と「甲氏」との間の多地点間通話回線(4者間通話回線)を設定する。
【0103】
(プログラム例)
以上の装置例及び方法例の説明から明らかなように、本発明における複数の通話状況共有端末2及び端末管理センタ3は、共にコンピュータの基本機能を具備しているため、本発明で実現しようとする所要の機能は、ソフトウェアプログラムにより構成することができる。
【0104】
即ち、当該プログラムを構成するに際しては、基本的に、複数の通話状況共有端末2に、自端末の位置を定期的に測定させるステップと、測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示させるステップと、各端末との間の音声通話に伴う発声状態を定期的に取得させるステップと、測定された端末位置に関するデータ及び取得された発声状態に関するデータをIP網1上の端末管理センタ3に通知させるステップとを具備させ、当該端末管理センタ3に、通知された端末位置及び発声状態に関する各データを保持させると共に、当該各データをIP網1上の複数の通話状況共有端末2に通知させるステップと、保持された端末位置及び発声状態に関する各データにより特徴付けられる車両間線分9を算出させると共に、当該車両間線分9に関するデータをIP網1上の複数の通話状況共有端末2に通知させるステップとを具備させ、当該複数の通話状況共有端末2に、通知された端末位置及び発声状態に関する各データ並びに車両間線分9に関するデータに基づいて、自車両アイコン8a及び各他車両アイコン8a並びに当該アイコン間に亙る車両間線分9を地図上に重畳表示させるステップを具備させるとよい。
【0105】
【実施例】
続いて、本発明の実施例として、各端末との間の音声通話を端末管理センタ3のVoIP機能(VoIP:Voice over IP)を利用して行うための第1変形例と、歩行者が屋外で利用するPDA(Personal Digital Assistance)或いは自宅やオフィスのPC(パーソナルコンピュータ)を構成端末とした場合の第2変形例とを説明する。なお、これら各変形例に用いる図面には、既に示したものと機能構成が同一又は同等の構成要素につき、同一の符号を付すものとする。
【0106】
(第1変形例)
図9は、本発明の第1変形例に係る端末間通話状況共有システム装置の機能構成図である。
【0107】
同図に示すように、この第1変形例に係る端末間通話状況共有システム装置β1は、前述の装置例に示した移動体通信網4における交換機5の交換機能に代えて、端末管理センタ3の通話状況管理部32に、音声パケットのマルチキャストルーティングを行うためのVoIP機能を具備させたものである。
【0108】
このVoIP機能に対応するため、複数の通話状況共有端末2の端末通信インタフェース21には、各端末との間の音声通話を上記端末管理センタ3のVoIP機能を利用して行うための対応する機能手段を具備させ、さらに、音声制御部25には、上記音声パケットの生成に供するために、マイク22aから入力された音声通話に係る音声をデジタル値に変換する機能を具備させるとよい。
【0109】
(第2変形例)
【0110】
図10は、本発明の第2変形例に係る端末間通話状況共有システム装置の機能構成図である。
【0111】
同図に示すように、この第2変形例に係る端末間通話状況共有システム装置β2は、上述の第1変形例におけるVoIP機能を採用しながら、複数の通話状況共有端末2がGPS機能部23をもたない場合に対処するために(前述した装置例の基本機能を採用して構成することも可能)、端末管理センタ3内に、新たに管理サイト35及び地理データベース36を具備させたものである。
【0112】
即ち、管理サイト35は、例えば、屋外或いは自宅やオフィスなどの第1〜第3メンバ利用環境U1〜U3に位置するPDAやPCからのアクセスに対し、グループ構成の事前登録なしに、リアルタイムにグループの生成やメンバの追加を行うためのインタフェースを提供し、当該アクセスが行われたときに、グループ管理データベース34の内容を更新してリアルタイムにサービスを提供するよう機能する。
【0113】
また、地理データベース36は、複数の通話状況共有端末2の端末位置に関するデータ(緯度及び経度に関する情報)を、当該各端末の住所情報(市区町村名など)から取得可能に構成され、線分算出部33は、当該地理データベース36から取得された当該端末位置に関するデータに基づいて、各利用環境間(各端末間)の通話状況に応じた所要の端末間線分を算出する機能手段を具備する。
【0114】
これに対し、複数の通話状況端末装置2の表示変換部27は、IP網1上の端末管理センタ3から端末通信インタフェース31を介して通知された端末位置及び車両間線分9に関する各データに基づいて、所要の自車両アイコン8a及び各他車両アイコン8b並びに当該アイコン間に亙る車両間線分9を、前述の装置例に示したタッチパネル24に代る図示のディスプレイ24aに表示された地図上に重畳表示する機能手段を具備する。なお、タッチパネル24における通話先選択機能は、図示のマウス24bにより代替される。
【0115】
なお、PDAは、場合により市販のGPS端末を利用することが可能であるため、この場合には、先の装置例で示した自車両位置登録データ6(図2参照)により、所要の端末位置を、端末通信インタフェース21を介してIP網1上の端末管理センタ3に通知するようにすればよい。
【0116】
以上、本発明の実施の形態につき、その装置例並びにこれに対応する方法例及びプログラム例、並びに第1及び第2変形例を挙げて説明したが、本発明は、必ずしも上述した手段、手法及び手順にのみ限定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、後述の効果を有する範囲内において、適宜、変更実施することが可能なものである。
【0117】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、つながり感に関する具体的な情報を多者間で共有することが可能になると共に、その共有した情報に基づいて多者間で通話を行うことが可能になり、その実施に際しては、車両内環境のみならず、屋外或いは自宅やオフィスなど他の利用環境にも適用可能である。
【0118】
以上に伴い、例えばグループ旅行などの際に、グループ全体のつながり間や一体感を醸成することが可能となり、また、通話状況が相手にニュアンスとして伝達されるため、盛りあがっている会話に途中で参加したり、或いは、最近通話をしていない人を会話に誘ったりすることも可能となる。加えて、僅かな情報量及びそれに伴う安価な通信コストにより、位置情報のみに限らない種々の情報をやり取りすることが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置例に係る端末間通話状況共有システム装置の機能構成図である。
【図2】図1に示したデータ制御部で生成される自車両位置登録データの形式を示す図である。
【図3】図2に示した自車両位置登録データの一例を示す図である。
【図4】図1に示した通話状況管理部で生成される初期グループ端末データの形式を示す図である。
【図5】図1に示した通話状況管理部で生成される同報グループ端末データの形式を示す図である。
【図6】図1に示したタッチパネルに対するアイコンの表示例を示す図である。
【図7】図1に示したタッチパネルに対する車両間線分の表示例を示す図である。
【図8】図7に示した車両間線分の太さ及び色彩により表現されるリンク両端車両の通話状況を説明するための図である。
【図9】本発明の第1変形例に係る端末間通話状況共有システム装置の機能構成図である。
【図10】本発明の第2変形例に係る端末間通話状況共有システム装置の機能構成図である。
【符号の説明】
α,β1,β2…端末間通話状況共有システム装置
U1〜U3…第1〜第3メンバ利用環境
V1〜V3…第1〜第3メンバ車両
1…IP網
2…通話状況共有端末
21…端末通信インタフェース
22a…マイク
22b…スピーカ
23…GPS機能部
24…タッチパネル
24a…ディスプレイ
24b…マウス
25…音声制御部
26…データ制御部
27…表示変換部
28…温度センサ
29…オーディオ再生部
3…端末管理センタ
31…センタ通信インタフェース
32…通話状況管理部
33…線分算出部
34…グループ管理データベース
35…管理サイト
36…地理データベース
4…移動体通信網
5…交換機
6,6a…自車両位置登録データ
7a…初期グループ端末データ
7b…同報グループ端末データ
8a…自車両アイコン
8b…他車両アイコン
9…車両間線分
10…リンク両端車両通話状況(説明図)

Claims (20)

  1. IP網に接続可能に構成された複数の通話状況共有端末と、これら複数の通話状況共有端末の位置及び各端末間の通話状況を前記IP網を通じて管理する端末管理センタとを有して構成されるシステムに適用される端末間通話状況共有方法であって、
    前記複数の通話状況共有端末において、
    自端末の位置を定期的に測定し、
    測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示し、
    各端末との間の音声通話に伴う発声状態を定期的に取得し、
    測定された前記端末位置に関するデータ及び取得された前記発声状態に関するデータを前記IP網上の前記端末管理センタに通知し、
    当該端末管理センタにおいて、
    通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データを保持すると共に、当該各データを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知し、
    保持された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出すると共に、当該端末間線分に関するデータを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知し、
    当該複数の通話状況共有端末において、
    通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データ並びに前記端末間線分に関するデータに基づいて、前記自端末を含む前記各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る前記端末間線分を前記地図上に重畳表示する、
    ことを特徴とする端末間通話状況共有方法。
  2. 前記端末管理センタは、
    グループ化して保持された対応するグループ内の前記複数の通話状況共有端末の電話番号を、前記端末位置及び前記発声状態に関する各データと共に前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知し、
    前記複数の通話状況共有端末は、
    通知された前記電話番号の選択に応じて指定される通話先端末との間の電話回線を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末間通話状況共有方法。
  3. 前記端末管理センタは、
    前記端末間線分の算出に際し、
    前記発声状態に関するデータとして取得しうる前記音声通話の音量に応じて当該端末間線分の色相を設定すると共に、前記各端末間の通話時間及び通話切断後の経過時間に応じて当該端末間線分の太さ及び明度を設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末間通話状況共有方法。
  4. 前記複数の通話状況共有端末は、
    前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの表示に際し、
    前記発声状態に関するデータとして取得しうる前記音声通話の音量に応じて当該アイコンの大きさを変化させると共に、前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして取得しうる端末周辺の温度に応じて当該アイコンの色相を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の端末間通話状況共有方法。
  5. 前記複数の通話状況共有端末は、
    前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの表示に際し、
    前記発声状態に関するデータとして取得しうる前記音声通話中に頻出する発声キーワードを、当該アイコンの周辺表示領域及び/又は前記端末間線分の表示領域に表示すると共に、前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして取得しうる受信放送局名及び/又は媒体記録楽曲名に関するオーディオ情報を、前記アイコンの前記周辺表示領域に表示する、
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の端末間通話状況共有方法。
  6. 前記端末管理センタは、
    前記複数の通話状況共有端末の住所情報から前記端末位置に関するデータを取得すると共に、取得された当該端末位置に関するデータに基づいて所要の前記端末間線分を算出し、
    前記複数の通話状況共有端末は、
    取得された当該端末位置に関するデータ及び算出された当該端末間線分に関するデータに基づいて、所要の前記アイコン及び当該端末間線分を前記地図上に重畳表示する、
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の端末間通話状況共有方法。
  7. IP網に接続可能に構成された複数の通話状況共有端末と、これら複数の通話状況共有端末の位置及び各端末間の通話状況を前記IP網を通じて管理する端末管理センタとを有して構成される端末間通話状況共有システム装置であって、
    前記複数の通話状況共有端末は、
    前記IP網を介した前記端末管理センタとの間のデータ通信及び各端末との間の音声通話を同時に行うことの可能な端末通信インタフェースと、
    この端末通信インタフェースによる前記音声通話に供されるマイク及びスピーカと、
    自端末の位置を定期的に測定する位置測定手段と、
    この位置取得手段で測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示する地図表示手段と、
    前記マイクを通じた前記音声通話に関する発声状態を定期的に取得する音声制御手段と、
    前記位置測定手段で測定された前記端末位置に関するデータ及び前記音声制御手段で取得された前記発声状態に関するデータを、前記端末通信インタフェースを介して前記IP網上の前記端末管理センタに通知するデータ制御手段と、を有し、
    前記端末管理センタは、
    前記IP網を介した前記複数の通話状況共有端末との間のデータ通信を行うことの可能なセンタ通信インタフェースと、
    前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末から前記センタ通信インタフェースを介して通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データを保持すると共に、当該各データを、前記センタ通信インタフェースを介して前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知する通話状況管理手段と、
    この通話状況管理手段に保持された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出すると共に、当該端末間線分に関するデータを、前記センタ通信インタフェースを介して前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知する線分算出手段と、を有し、
    前記複数の通話状況共有端末は、
    前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データ並びに前記端末間線分に関するデータに基づいて、前記自端末を含む前記各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る前記端末間線分を、前記地図表示手段に表示された前記地図上に重畳表示する表示変換手段を有する、
    ことを特徴とする端末間通話状況共有システム装置。
  8. 前記端末管理センタは、
    前記複数の通話状況共有端末の電話番号をグループ化して保持するグループ管理データベースを有し、
    当該端末管理センタにおける前記通話状況管理手段は、
    当該グループ管理データベースに保持された対応するグループ内の前記電話番号を、前記端末位置及び前記発声状態に関する各データと共に、前記センタ通信インタフェースを介して前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知する機能手段を具備し、
    前記複数の通話状況共有端末は、
    前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された前記電話番号を選択する通話先選択手段を有し、
    当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段は、
    当該通話先選択手段で選択された前記電話番号により指定される通話先端末との間の電話回線の設定を、前記端末通信インタフェースを通じて行わせる機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  9. 前記複数の通話状況共有端末における前記通話先選択手段は、
    前記地図表示手段に表示された前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの表示領域に対する押下操作に伴って機能する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  10. 前記複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段は、
    前記発声状態に関するデータとして前記音声通話の音量を定期的に測定する機能手段を具備し、
    前記端末管理センタにおける前記線分算出手段は、
    前記発声状態に関するデータとして当該音声制御手段で測定され、前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末から前記センタ通信インタフェースを介して通知された当該音量の単位時間平均値に応じて、当該複数の通話状況共有端末における地図表示手段に表示すべき前記端末間線分の色相を設定する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする7、8又は9に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  11. 前記端末管理センタにおける前記通話状況管理手段は、
    前記各端末間の通話時間を計測する機能手段を具備し、
    当該端末管理センタにおける前記線分算出手段は、
    当該通話状況管理手段で計測された当該通話時間の単位時間平均値に応じて、前記複数の通話状況共有端末における地図表示手段に表示すべき前記端末間線分の太さを設定する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9又は10に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  12. 前記端末管理センタにおける前記通話状況管理手段は、
    前記各端末間の通話切断後の経過時間を計測する機能手段を具備し、
    当該端末管理センタにおける前記線分算出手段は、
    当該通話状況管理手段で計測された当該経過時間に応じて、前記複数の通話状況共有端末における地図表示手段に表示すべき前記端末間線分の明度を設定する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10又は11に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  13. 前記複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段は、
    前記発声状態に関するデータとして前記音声通話の音量を定期的に測定する機能手段を具備し、
    当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段は、
    前記発声状態に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該音量の瞬時値に応じて、前記地図表示手段に表示すべき前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの大きさを変化させる機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11又は12に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  14. 前記複数の通話状況共有端末は、
    前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして前記自端末周辺の温度を定期的に測定する温度センサを有し、
    当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段は、
    前記周辺環境に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該温度の瞬時値に応じて、前記地図表示手段に表示すべき前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの色相を変化させる機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、12又は13に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  15. 前記複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段は、
    前記発声状態に関するデータとして前記音声通話中に頻出する発声キーワードを定常的に認識する機能手段を具備し、
    当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段は、
    前記発声状態に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該発声キーワードを、前記地図表示手段に表示された前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの周辺表示領域及び/又は前記端末間線分の表示領域に表示する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、12、13又は14に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  16. 前記複数の通話状況共有端末は、
    受信放送局及び/又は媒体記録楽曲に関するオーディオを再生するオーディオ再生手段を有し、
    当該複数の通話状況共有端末における前記音声制御手段は、
    前記音声通話時の周辺環境に関するデータとして当該オーディオ再生手段から受信放送局名及び/又は媒体記録楽曲名に関するオーディオ情報を抽出する機能手段を具備し、
    当該複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段は、
    前記周辺環境に関するデータとして前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該オーディオ情報を、前記地図表示手段に表示された前記自端末を除く前記各端末に関する前記アイコンの周辺表示領域に表示する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、12、13、14又は15に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  17. 前記複数の通話状況共有端末における前記端末通信インタフェースは、
    前記各端末との間の前記音声通話を移動体通信網の交換機能を利用して行うための対応する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、12、13、14、15又は16に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  18. 前記複数の通話状況共有端末における前記端末通信インタフェースは、
    前記各端末との間の前記音声通話を前記端末管理センタのVoIP機能を利用して行うための対応する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、12、13、14、15、16又は17に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  19. 前記端末管理センタは、
    前記複数の通話状況共有端末の前記端末位置に関するデータを当該各端末の住所情報から取得することの可能な地理データベースを有し、
    当該端末管理センタにおける前記線分算出手段は、
    当該地理データベースから取得された当該端末位置に関するデータに基づいて所要の前記端末間線分を算出する機能手段を具備し、
    前記複数の通話状況共有端末における前記表示変換手段は、
    前記IP網上の前記端末管理センタから前記端末通信インタフェースを介して通知された当該端末位置及び当該端末間線分に関する各データに基づいて、所要の前記アイコン及び当該端末間線分を前記地図表示手段に表示された前記地図上に重畳表示する機能手段を具備する、
    ことを特徴とする請求項7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17又は18に記載の端末間通話状況共有システム装置。
  20. 共にコンピュータの基本機能を具備する、IP網に接続可能に構成された複数の通話状況共有端末と、これら複数の通話状況共有端末の位置及び各端末間の通話状況を前記IP網を通じて管理する端末管理センタとを有して構成されるシステムに適用される端末間通話状況共有処理プログラムであって、
    前記複数の通話状況共有端末に、
    自端末の位置を定期的に測定させるステップと、
    測定された当該端末位置を含む地図を所定の地図データに基づいて表示させるステップと、
    各端末との間の音声通話に伴う発声状態を定期的に取得させるステップと、
    測定された前記端末位置に関するデータ及び取得された前記発声状態に関するデータを前記IP網上の前記端末管理センタに通知させるステップと、を有し、
    当該端末管理センタに、
    通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データを保持させると共に、当該各データを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知させるステップと、
    保持された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データにより特徴付けられる端末間線分を算出させると共に、当該端末間線分に関するデータを前記IP網上の前記複数の通話状況共有端末に通知させるステップと、を有し、
    当該複数の通話状況共有端末に、
    通知された前記端末位置及び前記発声状態に関する各データ並びに前記端末間線分に関するデータに基づいて、前記自端末を含む前記各端末に関するアイコン並びに当該アイコン間に亙る前記端末間線分を前記地図上に重畳表示させるステップを有する、
    ことを特徴とする端末間通話状況共有処理プログラム。
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