JP4007799B2 - 紙幣入金装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動預金機、自動両替機等に用いられる紙幣入金装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の装置は、例えば特公昭63−19916号公報に示すように、顧客が入金しようとする紙幣束を入金口に挿入すると、挿入された紙幣束から繰出部により紙幣が一枚ずつ繰り出され、繰り出された紙幣が識別部で入金可能であるか否かが識別され、入金可能とされた紙幣は一時保留部に収納され、顧客が認証すると本金庫に収納されるようになっている。一方、識別部で入金不能とされたリジェクト紙幣は返却口に搬送され、返却口を介して顧客に返却されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の紙幣入金装置では、入金口と返却口が別個に設けられており、入金口と返却口の間の部分の機械的強度があまり高くないため、入金口または返却口にバール等がこじ入れられて入金口と返却口の間の部分が破壊され、装置内部の紙幣が盗まれることがあった。
【0004】
このような問題点に鑑みて、金庫内に紙幣入金装置を収納するとともに、金庫の壁に設けた一つの開口部を介して紙幣の出し入れを行うようにした紙幣の取り扱い方式が提案された。
【0005】
本発明は、このような方式に適合させることにより防盗性の向上を図るとともに、紙幣束を安定して搬送できるようにした紙幣入金装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の紙幣入金装置は、紙幣束を長手方向に水平且つ直線的に搬送する紙幣搬送路と、前記紙幣搬送路の一端に設けられ、紙幣束を受け入れ及び返却する入金返却口と、前記紙幣搬送路の他端に設けられ、搬送されてきた紙幣束から紙幣を一枚ずつ繰り出す繰出部と、前記繰出部から繰り出された紙幣が入金可能であるか否かを識別する識別部と、 前記識別部で入金不能とされたリジェクト紙幣を前記紙幣搬送路に搬送する返却紙幣搬送路と、前記紙幣搬送路中に設けられ、前記リジェクト紙幣を集積させて一時的に保留するリジェクト紙幣集積部と、を備え、前記入金返却口を介して紙幣を出し入れするようにしたことを特徴としている。
【0008】
また、請求項記載の紙幣入金装置は、請求項記載の紙幣入金装置において、前記識別部で入金可能とされた紙幣を一時的に保留する一時保留部を設け、入金取引キャンセル時に前記一時保留部の紙幣が前記リジェクト紙幣集積部に搬送されるようにしたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項記載の紙幣入金装置は、請求項記載の紙幣入金装置において、前記リジェクト紙幣集積部、前記繰出部、前記識別部、前記返却紙幣搬送路、及び前記紙幣搬送路がループ状を成していることを特徴としている。
【0010】
また、請求項記載の紙幣入金装置は、請求項記載の紙幣入金装置において、前記リジェクト紙幣集積部のリジェクト紙幣を再度前記繰出部に搬送して前記識別部で識別させるようにしたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態である紙幣入金装置1の概略構成を示す斜視図、図2〜図7は紙幣入金装置1の上部の側面断面図、図8は図7のA−A線断面図、図9、10は紙幣入金装置1による入金処理の手順を示すフローチャートである。
【0012】
図1に示すように、本実施形態の紙幣入金装置1は、装置本体2の上部前面から前方に向けて突出した直方体状の突出部3を有しており、その先端面に入金返却口4が設けられている。入金返却口4は横長のスロット状のもので、複数枚の紙幣を厚さ方向に重ねた紙幣束または一枚の紙幣をその長手方向に受け入れ及び返却する。なお、図示しないが、紙幣入金装置1は金庫内に収納されており、金庫の壁に開設された開口部を介して入金返却口4を金庫の外部に臨ませた状態となっている。
【0013】
図2に示すように、突出部3内には、上下方向に対向配置された搬送ベルト5、6が設けられている。下側の搬送ベルト6は上下方向に移動し、上側の搬送ベルト5に対して接離自在となっている。搬送ベルト5、6は、入金返却口4を介して挿入された紙幣束または一枚の紙幣を挟み込み、長手方向に水平且つ直線的に搬送する。
【0014】
装置本体2の内部における突出部3に隣接した部位には一括取込部8が設けられている。一括取込部8は、ステージ9、プーリ10、搬送ベルト11、羽根車12等を有しており、これらは一体的に上下動する。
【0015】
一括取込部8の上方には、前後方向に延びる搬送ベルト13が設けられており、一括取込部8は、この搬送ベルト13の前端部下面に対して接離自在となっている。搬送ベルト5、6により一括取込部8に搬送されてくる紙幣束または一枚の紙幣は、ステージ9及び搬送ベルト11により水平に支持されるとともに搬送ベルト13との間に挟み込まれて長手方向に水平且つ直線的に搬送される。
【0016】
羽根車12は可撓性材料から成る羽根12aを複数枚有しており、後述するリジェクト紙幣集積部14に支持されたリジェクト紙幣の後端部上面をこの羽根12aで浮き上がらないように押さえ、続けてリジェクト紙幣集積部14に搬送されてくるリジェクト紙幣がスムーズにリジェクト紙幣集積部14内に進入することができるようにしている。
【0017】
一括取込部8の後方にはリジェクト紙幣集積部14が設けられている。リジェクト紙幣集積部14は、搬送ベルト13の下方に配置されたステージ15、搬送ベルト16等を有している。
【0018】
ステージ15は上下動し、搬送ベルト13の中間部下面に対して接離自在となっている。搬送ベルト16は、後端側の上面がステージ15の上面とほぼ面一で、ステージ15が上下動すると、この状態を維持しながら前端側の支軸17を支点として垂直面内で回動するようになっている。一括取込部8から搬送されてくる紙幣束または一枚の紙幣はステージ15及び搬送ベルト16により水平に支持されるとともに搬送ベルト13との間に挟み込まれて長手方向に水平且つ直線的に搬送される。
【0019】
リジェクト紙幣集積部14の後方には繰出部18が設けられている。繰出部18は、搬送ベルト13の下方に配置されたステージ19、搬送ベルト20、搬送ベルト13の後方に配置された羽根車21、キッカローラ22、フィードローラ23、逆転ローラ24等を有している。
【0020】
ステージ19は上下動し、搬送ベルト13の後端部下面に対して接離自在となっている。搬送ベルト20は、その前端側の上面がステージ19の上面とほぼ面一で、ステージ19が上下動すると、この状態を維持しながら後端側の支軸45を支点として垂直面内で回動するようになっている。リジェクト紙幣集積部14から搬送されてくる紙幣束または一枚の紙幣はステージ19及び搬送ベルト20により水平に支持されるとともに搬送ベルト13との間に挟み込まれて長手方向に水平且つ直線的に搬送される。
【0021】
羽根車21は可撓性材料から成る複数枚の羽根21aを有しており、時計まわり方向に回転し、ステージ19上に支持された紙幣束から最上位の紙幣のみを後方に向けて繰り出す。キッカローラ22及びフィードローラ23は周面の一部に高摩擦部を有しており、時計まわり方向に回転し、羽根車21により繰り出された紙幣を後方に向けて搬送する。逆転ローラ24はフィードローラ23と同じ方向に回転し、最上位の紙幣以外の紙幣が後方に搬送されるのを阻止する。
【0022】
また、繰出部18とリジェクト紙幣集積部14の間にはストッパ25が設けられている。このストッパ25は、搬送ベルト5、6、11、13、16等によって形成される紙幣搬送路R(図4参照)内に突出した状態と紙幣搬送路R外に退避した状態とを選択的に取り得るようになっており、紙幣搬送路R中に突出したときには紙幣が繰出部18内に進入するのを阻止する。
【0023】
入金返却口4から挿入された紙幣束がリジェクト紙幣集積部14に搬送される際、紙幣束を構成する複数枚の紙幣が搬送方向にばらけた状態になることがある。図示しないセンサが紙幣の先端が到来したのを検知した時、ストッパ25が紙幣搬送路R内に突出する。これにより、リジェクト紙幣集積部14内に送り込まれた各紙幣は、先端がストッパ25に当接するまで搬送されて停止するため、先端が一致し、搬送方向にばらけた状態が矯正される。
【0024】
繰出部18により繰り出された紙幣は搬送ベルト26、27を介して識別部28に送り込まれ、ここで紙幣の真偽が識別される。その識別結果はマイクロコンピュータから成る制御手段(図示せず)のメモリに記憶される。そして、紙幣は搬送ベルト29〜31等を介して一時保留部32に送り込まれる。一時保留部32は、方向変換機構33、ステージ34、繰出機構35等を有している。
【0025】
図8に示すように、方向変換機構33は、長手搬送ローラ36、短手搬送ローラ37、従動ローラ38、ストッパ39等を有している。識別部28から空隙G内に紙幣が搬送されてくると、その紙幣が入金可能な紙幣(以下、正規紙幣と記す)の場合には、方向変換機構33は、その紙幣を短手搬送ローラ37により図8の右方向に搬送し、通路W内を通過させる。これにより、紙幣は上下が反転してステージ34上に落下する。
【0026】
ストッパ39は、続けてステージ34上に搬送されてくる紙幣の搬送を阻害しないようにステージ34上の紙幣の上面を押さえるものであり、ステージ34上に搬送されてくる紙幣は、ストッパ39を押しのけてステージ34上に集積してゆく。なお、ステージ34は上下方向に移動するようになっている。ステージ34の下方には、装置本体2に着脱自在の紙幣収納箱40(図1参照)が設けられており、顧客が自動預金機等の操作パネル(図示せず)で入金を認証する旨の情報を入力すると、ステージ34がスライドしてステージ34上に集積した紙幣が紙幣収納箱40内に落下するようになっている。
【0027】
紙幣が入金不能な紙幣(以下、リジェクト紙幣と記す)の場合には、方向変換機構33は、その紙幣を長手搬送ローラ36により装置本体2の前方(図2の右方向)に搬送する。そして、その紙幣は、搬送ベルト41、11等によって形成される返却紙幣搬送路R’(図4参照)を介してリジェクト紙幣集積部14に搬送される。
【0028】
繰出機構35は、キッカローラ42、フィードローラ43、逆転ローラ44等を有している。キッカローラ42及びフィードローラ43は周面の一部に高摩擦部を有しており、時計まわり方向に回転する。キッカローラ42は、ステージ34上に集積した紙幣を最上位から一枚ずつ繰り出し、フィードローラ43は、キッカローラ41が繰り出した紙幣を搬送ローラ45、46間に搬送する。逆転ローラ44はフィードローラ43と同じ方向に回転し、最上位の紙幣以外の紙幣が搬送されるのを阻止する。
【0029】
次に、この紙幣入金装置1の動作を図9、10のフローチャートを参照しつつ説明する。図2に示す状態において、顧客が入金返却口4に紙幣束を長手方向に挿入する(ステップ#10)と、図3に示すように、搬送ベルト6の前端部が下がるとともに一括取込部8が下端位置に移動する。そして、搬送ベルト6が紙幣束を搬送ベルト5との間に挟み込み、搬送ベルト5、6が回転して紙幣束を一括取込部8に搬送する(ステップ#20)。
【0030】
紙幣束の前端部が一括取込部8に達すると、図4に示すように、一括取込部8が上昇して紙幣束B.Pを搬送ベルト13との間に挟み込むとともに、リジェクト紙幣集積部14のステージ15が中間位置に移動する。そして、搬送ベルト11、13が回転して紙幣束B.Pをリジェクト紙幣集積部14に搬送する(ステップ#30)。
【0031】
紙幣束B.Pがリジェクト紙幣集積部14に達すると、図5に示すように、ステージ15が上昇して紙幣束B.Pを搬送ベルト13との間に挟み込む。そして、ストッパ25が搬送経路外に退避するとともに、搬送ベルト13、16が回転して紙幣束B.Pを繰出部18に搬送する(ステップ#40)。
【0032】
紙幣束B.Pが繰出部18の所定の位置の略半分に達すると、ステージ19が上昇して紙幣束B.Pを搬送ベルト13との間に挟み込み、搬送ベルト13、20が回転して紙幣束B.Pを所定の位置まで搬送する。そして、ステージ19が一端下降した後、再び上昇し、図6に示すように、繰り出しに適した高さで停止する。また、一括取込部が上端位置に移動し、ステージ15が下方に移動し、ストッパ25が搬送経路内に突出する。
【0033】
次に、羽根車21が回転して紙幣束B.Pの最上位の紙幣を後方に繰り出すとともに、キッカローラ22、フィードローラ23が回転してこの紙幣を搬送ベルト26、27に向けて搬送する。このとき、最上位以外の紙幣の繰り出しが逆転ローラ24により阻止される。搬送ベルト26、27は、搬送されてきた紙幣を識別部28に搬送する(ステップ#50)。
【0034】
識別部28は、搬送されてきた紙幣の真偽を識別し、その識別結果は制御手段のメモリに記憶される。識別部28を通過した紙幣は搬送ベルト29〜31により一時保留部32に搬送される(ステップ#60)。搬送されてきた紙幣が正規紙幣の場合には、方向変換機構33は、その紙幣を短手搬送ローラ37によりステージ34上に搬送する(ステップ#70、#80)。
【0035】
また、一時保留部32に搬送されてきた紙幣がリジェクト紙幣の場合には、方向変換機構33は、この紙幣を長手搬送ローラ36により装置本体2の前方に搬送する。そして、この紙幣は、返却紙幣搬送路R’を介してリジェクト紙幣集積部14に搬送される(ステップ#70、#90)。図7は、繰出部18からの紙幣の繰り出しが終了した状態を示している。
【0036】
金庫の外側に設けられた自動預金機等の画面に入金可能な紙幣の総額が表示されるので、顧客が操作パネルで入金を認証する旨の情報を入力すると、ステージ34が最下位置まで下降した後、スライドし、その上面に集積した紙幣が紙幣収納箱40内に落下し、入金処理が終了する(ステップ#100、#110)。一方、リジェクト紙幣集積部14のリジェクト紙幣は紙幣搬送路Rを介して入金返却口4に搬送され、入金返却口4を介して顧客に返却される(ステップ#120)。
【0037】
なお、自動預金機等の画面に入金可能な金額が表示された際に、顧客が入金を中止する旨の情報を入力すると、ステージ34上の紙幣は繰出機構35によって繰り出され、方向変換機構33、返却紙幣搬送路R’を介してリジェクト紙幣集積部14に搬送される。そして、この紙幣はリジェクト紙幣とともに紙幣搬送路Rを介して入金返却口4に搬送され、入金返却口4を介して顧客に返却される(ステップ#100、#130、#140)。
【0038】
この紙幣入金装置1は、一つの入金返却口4を介して紙幣を出し入れするようになっており、金庫の壁に設けた小さな開口部を介して入金返却口4のみを外部に臨ませた状態になっているので、金庫内に収納されている紙幣入金装置1を破壊して紙幣を盗むのは極めて困難であり、防盗性が高い。
【0039】
また、この紙幣入金装置1では、入金返却口4から繰出部18に至る紙幣搬送路Rが紙幣束を長手方向に水平且つ直線的に搬送するように形成されており、紙幣束を湾曲させることがないとともに、紙幣を短手方向に搬送する場合に比べて搬送機構の接触面積が大きいため、搬送中に紙幣が搬送方向にばらけにくく、安定して搬送することができる。
【0040】
なお、リジェクト紙幣集積部14のリジェクト紙幣を再度繰出部18に搬送し、識別部28で識別させるようにしてもよい。このようにすると、リジェクト紙幣が再度の識別でOKとなって返却紙幣が無くなる場合もあるため、顧客が紙幣を再度入金処理する必要がなくなり、手間が低減するという利点が有る。
【0041】
なお、上述した実施形態では、紙幣束を入金処理する場合について説明したが、一枚の紙幣の場合も同様に入金処理される。
【0042】
また、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上述した実施形態に種々の変形を施すことができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の紙幣入金装置は、金庫内に収納するとともに金庫の壁に設けた開口部を介して入金返却口のみを外部に臨ませた状態で使用することにより、装置を破壊して紙幣を盗むのが極めて困難になるので、防盗性が高い。また、入金返却口から挿入された紙幣を繰出部に搬送する紙幣搬送路が紙幣束を長手方向に水平且つ直線的に搬送するように形成されたことにより、紙幣束を湾曲させることがないとともに搬送機構の接触面積が大きいため、搬送中に紙幣が搬送方向にばらけにくく、安定して搬送することができる。
【0044】
なお、リジェクト紙幣集積部のリジェクト紙幣を再度繰出部に搬送して識別部で識別させるようにした場合には、リジェクト紙幣が再度の識別でOKとなって返却紙幣が無くなる場合があるため、顧客が紙幣を入金処理する手間が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である紙幣入金装置1の概略構成を示す斜視図。
【図2】 紙幣入金装置1の上部の側面断面図。
【図3】 紙幣入金装置1の上部の側面断面図。
【図4】 紙幣入金装置1の上部の側面断面図。
【図5】 紙幣入金装置1の上部の側面断面図。
【図6】 紙幣入金装置1の上部の側面断面図。
【図7】 紙幣入金装置1の上部の側面断面図。
【図8】 図7のA−A線断面図。
【図9】 紙幣入金装置1による入金処理の手順を示すフローチャート。
【図10】 紙幣入金装置1による入金処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 紙幣入金装置
4 入金返却口
18 繰出部
28 識別部
B.P 紙幣束
R 紙幣搬送路
R’返却紙幣搬送路

Claims (4)

  1. 紙幣束を長手方向に水平且つ直線的に搬送する紙幣搬送路と、
    前記紙幣搬送路の一端に設けられ、紙幣束を受け入れ及び返却する入金返却口と、
    前記紙幣搬送路の他端に設けられ、搬送されてきた紙幣束から紙幣を一枚ずつ繰り出す繰出部と、
    前記繰出部から繰り出された紙幣が入金可能であるか否かを識別する識別部と、
    前記識別部で入金不能とされたリジェクト紙幣を前記紙幣搬送路に搬送する返却紙幣搬送路と、
    前記紙幣搬送路中に設けられ、前記リジェクト紙幣を集積させて一時的に保留するリジェクト紙幣集積部と、
    を備え、
    前記入金返却口を介して紙幣を出し入れするようにしたことを特徴とする紙幣入金装置。
  2. 前記識別部で入金可能とされた紙幣を一時的に保留する一時保留部を設け、入金取引キャンセル時に前記一時保留部の紙幣が前記リジェクト紙幣集積部に搬送されるようにしたことを特徴とする請求項に記載の紙幣入金装置。
  3. 前記リジェクト紙幣集積部、前記繰出部、前記識別部、前記返却紙幣搬送路、及び前記紙幣搬送路がループ状を成していることを特徴とする請求項に記載の紙幣入金装置。
  4. 前記リジェクト紙幣集積部のリジェクト紙幣を再度前記繰出部に搬送して前記識別部で識別させるようにしたことを特徴とする請求項に記載の紙幣入金装置。
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