JP4003062B2 - バス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法 - Google Patents

バス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法に関する。
【0002】
【関連する背景技術】
一般に、車両には、複数のアクチュエータをそれぞれ電子制御する複数の電子制御ユニット(ECU)が搭載され、各ECUは、多重伝送路を介する通信により自ECUと相手先ECUとの間でデータを授受しつつ、自ECUに接続されたアクチュエータを電子制御するようになっている。
【0003】
この様な車両用多重通信システムにおいてECUや多重伝送路に異常を来した場合、ECU間でのデータ授受を行えなくなったり不適切なデータ授受が行われて、電子制御を適切に行えなくなるおそれがある。そこで、一般に、各ECUは、相手先ECUや伝送路の異常の有無を判定する通信エラー検出機能を備え、例えば実公平7−23722号公報に記載のように、相手先ECUからのデータを所定時間以上にわたって受信できない場合に相手先ECUもしくは伝送路に故障が生じたと判定するようになっている。
【0004】
ここで、車両用多重通信システムを構成するECUは、イグニッションキーがオフ位置にあるかオン位置にあるかにかかわらず電源供給されるECUと、イグニッションキーがオン位置にあるときにのみ電源供給されるECUとに大別される。イグニッションキーがオフ位置にある間、後者のECUは非動作状態にされてデータ送信不能であるので、イグニッションキーがオフ位置にあるときにも動作可能な前者のECUによる通信エラー検出が行われると、後者のECUに故障が生じたと誤判定することがある。そこで、従来、イグニッションキーがオフ位置にあるときには通信エラー検出を停止して誤判定を防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
その一方で、クランキング時のバッテリ負荷を軽減するなどの観点から、イグニッションキーがクランキング位置にあるときに一部のECUへの電源供給を停止するように多重通信システムを構成することがある。以下の説明において、クランキング時にも電源供給されるECUおよびクランキング時に電源供給が停止されるECUをそれぞれ第1及び第2タイプのECUと称する。
【0006】
この様な構成の多重通信システムでは第1タイプのECUと第2タイプのECUとが混在しており、イグニッションキーがクランキング位置(広義にはオン位置に対応)にあるときに第1タイプのECUにより通信エラー検出が行われるので、イグニッションキーがオフ位置にあるときに通信エラー検出を停止するという手当を講じたとしても、第2タイプのECUに故障が生じたとの誤判定を招くおそれがある。
【0007】
本発明は、第1タイプのECUと第2タイプのECUとが混在するバス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出上の誤判定を確実に防止することができる通信エラー検出方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、イグニッションキーがオン位置にあるかクランキング位置にあるかにかかわらず電源供給される第1タイプのECUと、イグニッションキーがオン位置にあるときに電源供給され且つクランキング位置にあるときには電源供給が遮断される第2タイプのECUとを含むバス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法において、請求項1の発明は、
イグニッションキーがオン位置にあるかクランキング位置にあるかにかかわらず発生する電源電圧が所定電圧未満であれば通信エラー検出を停止する第1通信エラー検出モードと、イグニッションキーがクランキング位置にあれば通信エラー検出を停止する第2通信エラー検出モードと、車速が所定車速未満であれば通信エラー検出を停止する第3通信エラー検出モードとを備え、
各ECUが、自ECUのタイプと相手先ECUのタイプとの組み合わせに応じて第1、第2または第3通信エラー検出モードを選択し、選択した通信エラー検出モードで通信エラー検出を行うことを特徴とする。
【0009】
車両用のバス方式通信ネットワークでは電源供給源として一般にバッテリが用いられ、バッテリの残容量が少なくなると特にクランキング時に電源電圧が低下し、この電源電圧低下に起因してECU間で通信不良が生じて通信エラー検出上の誤判定が生じるおそれがある。
また、クランキング時は第1タイプのECUへの電源供給がなされる一方、第2タイプのECUへの電源供給が遮断されて第2タイプのECUが非作動状態になるので、第1タイプのECUによる通信エラー検出が行われると第2タイプのECUに異常が生じたとの誤判定がなされるおそれがある。
【0010】
また、本発明の実施形態の説明で詳述するように、イグニッションキーがオフ位置とオン位置との間で切換操作されたときの、ECUに対する電源供給開始や電源供給終了のタイミングが、第1タイプのECUと第2タイプのECUとで厳密には相違することがある。例えば、第2タイプのECUへの電源供給開始タイミングが第1タイプのECUのものよりも僅かに早く且つ第2タイプのECUに対する電源供給終了タイミングが第1タイプのECUのものよりも僅かに遅くなる場合がある。
【0011】
この様な構成において、自ECUが第2タイプのECUで且つ相手先ECUが第1タイプのECUである場合においてイグニッションキーがゆっくり操作されると、先に動作状態になったECUが非作動状態にある相手先ECUにつき通信エラー検出を実施することになり、この結果、相手先ECUに異常があると誤判定するおそれがある。
【0012】
この点、本発明は、各ECUが、自ECUのタイプと相手先ECUのタイプとの組み合わせに応じて、電源電圧低下による誤判定を防止可能な第1通信エラー検出モード、クランキングに伴う誤判定を防止可能な第2通信エラー検出モードまたは所定車速に到達していない場合(イグニッションキーがオン位置に整定していないおそれがある場合)の誤判定を防止可能な第3通信エラー検出モードのいずれかを選択するものとなっており、誤判定を生じるおそれが解消または低減する。
【0013】
請求項2に記載の発明では、各ECUは、自ECU及び相手先ECUの双方が第1タイプのECUである場合には第1通信エラー検出モードを選択し、自ECUが第1タイプのECUで且つ相手先ECUが第2タイプのECUである場合には第2通信エラー検出モードを選択し、自ECUが第2タイプのECUで且つ相手先ECUが第1タイプのECUである場合には第3通信エラー検出モードを選択することを特徴とする。
【0014】
自ECU及び相手先ECUの双方が第1タイプのECUである場合にも電源電圧が低下するおそれがあるが、請求項2の発明では、この様なECUの組み合わせの場合に第1通信エラー検出モードを選択するので、電源電圧低下時には通信エラー検出が停止され、電源電圧低下による誤判定が確実に防止される。また、自ECUが第1タイプのECUで且つ相手先ECUが第2タイプのECUである場合に第2通信エラー検出モードを選択するので、その様な組み合わせにおいて発生するクランキングに伴う誤判定が確実に防止される。更に、自ECUが第2タイプのECUで且つ相手先ECUが第1タイプのECUである場合に第3通信エラー検出モードを選択するので、この様な組み合わせにおいてイグニッションキーがオン位置に整定するまでの間に発生し易い誤判定が確実に防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態によるバス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法を説明する。
図1に示すように、本実施形態の通信エラー検出方法が適用される車両用バス方式通信ネットワークは、多重伝送路としてのバス1にそれぞれ接続された複数のECU2を有している(図1にはそのうちの4つのECUを示す)。各ECU2は、第1、第2または第3タイプのECU(以下、第1〜第3ECUという)から構成されている。ここで、第1〜第3ECUは、図2に示すように、イグニッションキー位置との関連において電源供給及び遮断の状態を互いに異にするものになっている。これに関連して、第1〜第3ECUの電源供給源を構成するIG1電源、IG2電源及びACC電源は、例えばイグニッションキー3や電気回路(図示略)を介してバッテリ(図示略)に接続され、イグニッションキー位置に応じてそれぞれオンオフされるようになっている(図2参照)。また、イグニッションキーは、図3に示すように従来公知の如くLOCK位置、ACC位置、ON位置、START位置の間で手動により切換操作されるように構成されている。
【0016】
従って、イグニッションキー3がLOCK位置またはACC位置にあれば、IG1電源から第1ECUへの電源供給が遮断されて第1ECUがオフし、イグニッションキー3がON位置またはSTART位置にあれば第1ECUへの電源供給が行われて第1ECUはオンする。また、第2ECUは、イグニッションキー3がON位置にあればオンすると共にその他のキー位置ではオフし、一方、第3ECUは、イグニッションキー3がLOCK位置またはSTART位置にあればオフし、ACC位置およびON位置ではオンする。
【0017】
第1ECUに属するものにはエンジン制御ECUやメータ制御ECUがあり、一方、エアコンディショナ制御ECUなどは第2ECUに属し、また、コンパートメント照明制御ECUなどは第3ECUに属する。
各ECU2は、相手先(送信元)ECUやこれに関連するバスに異常があるか否かを判定する通信エラー検出を行うようになっている。
【0018】
すなわち、図4に示すように、第1ECU21は、バス1に接続された通信処理部21aと、電線によりIG1電源4に接続された電源電圧判定部21bと、電線によりIG2電源5に接続されたIG2電源オンオフ判定部21cと、通信エラー検出を行うタイムアウト判定部21dとを有している。タイムアウト判定部21dの入力側は、通信処理部21a、電源電圧判定部21b及びIG2電源オンオフ判定部21cのそれぞれの出力側に接続されている。
【0019】
後で詳述するように、第1ECU21は、相手先ECUが第1タイプのECUであれば第1通信エラー検出モードを選択する一方、相手先ECUが第2タイプのECUであれば第2通信エラー検出モードを選択し、そして、選択したモードで通信エラー検出を行うものになっている。
相手先ECUのタイプの判別のため、第1ECU21には、例えば、データ受信時期と相手先ECUとを関連づけたテーブル(図示略)が格納されており、第1ECU21は、このテーブルを参照してデータ受信時期毎に相手先ECUのタイプを判別して第1または第2通信エラー検出モードを選択する。
【0020】
図5に示すように、第2ECU22は、バス1に接続された通信処理部22aと、例えば車速メータ(図示略)の近傍に設置された車速センサ6に電線により接続された車速判定部22bと、通信エラー検出を行うタイムアウト判定部22cとを有し、タイムアウト判定部22cの入力側は、通信処理部22a及び車速判定部22bのそれぞれの出力側に接続されている。
【0021】
第2ECU22は、第1ECU21の場合と同様、内蔵のテーブル(図示略)を参照してデータ受信時期毎に相手先ECUが第1タイプのECUか或いは第2タイプのECUであるかを判別し、相手先ECUが第1タイプのECUであれば第3通信エラー検出モードを選択して通信エラー検出を行う一方、相手先ECUが第2タイプのECUであれば従来公知の通信エラー検出を行うものになっている。
【0022】
上記構成の通信ネットワークにおいて、各々の第1ECU21は、相手先ECUが第1ECUであると判別すると、自ECU及び相手先ECUの双方が第1ECUであるような組み合わせにおいても電源電圧低下に起因して発生するおそれのある通信エラー検出上の誤判定を防止するために第1通信エラー検出モードを選択し、図6に示す通信エラー検出ルーチンを所定周期で実施する。
【0023】
図6の通信エラー検出ルーチンでは、電源電圧判定部21bにより電源電圧が取り込まれ(ステップS1)、電源電圧が所定電圧以上か否かが判定される(ステップS2)。この判定結果が肯定(Yes)すなわち所定電圧以上であれば電源電圧低下による誤判定を来すおそれがないと判断して、タイムアウト判定部21dは、相手先ECUから定期送信されるデータの受信に待機する。
【0024】
ここで、相手先ECU及びこれに関連するバスなどに異常がなければ、所定の受信時期から所定時間(例えば1〜2秒または送信周期10回相当の時間)が経過するまでに、バス1及び通信処理部21aを介して相手先ECUからのデータがタイムアウト判定部21dに供給される。
そこで、タイムアウト判定部21dは、所定の受信時期から所定時間が経過するまでに相手先ECUから定期送信データを受信したか否かを判定し(ステップS3)、この判定結果が肯定すなわち相手先ECUからデータを正常に受信したならばタイムアウトエラー判定を行うことなしに今回周期における通信エラー検出を終了する。
【0025】
ステップS3での判定結果が否定(No)すなわち相手先ECUからの送信データを所定時間内に受信しなかったならば、第1ECU21は、相手先ECUまたはこれに関連するバスが異常を来したと判断してタイムアウトエラーありと判定する(ステップS4)。
以上の如く、相手先ECUが第1ECUの場合は電源電圧低下に起因する誤判定を防止可能な第1通信エラー検出モードによる通信エラー検出が行われるが、相手先ECUが第2ECUの場合、第1ECU21は、自ECUが第1ECUで且つ相手先ECUが第2ECUであるという組み合わせにおいてクランキング時に発生するおそれのある誤判定を防止するため、第2通信エラー検出モードによる通信エラー検出を行うべく、図7に示す通信エラー検出ルーチンを所定周期で実施する。
【0026】
図7の通信エラー検出ルーチンでは、IG2電源オンオフ判定部21cによりIG2電源信号が取り込まれ(ステップS11)、IG2電源がオンであるか否かが判定される(ステップS12)。この判定結果が肯定すなわちIG2電源5がオンであれば、クランキングが行われておらず、従ってクランキングに伴う通信エラー検出上の誤判定を来すおそれはなく、通信エラー検出が開始される。
【0027】
すなわち、タイムアウト判定部21dは、所定の受信時期から所定時間内に相手先ECUからの送信データを受信したか否かを判定し(ステップS13)、相手先ECUからのデータを正常に受信したならばタイムアウトエラー判定を行うことなしに今回周期における通信エラー検出を終了する一方、所定時間内に相手先ECUからの送信データを受信しなかったならば相手先ECUまたはこれに関連するバスが異常を来したと判断してタイムアウトエラーありとの判定を行う(ステップS14)。
【0028】
なお、相手先ECUが第3ECUの場合については、通信エラー検出のフローチャートおよび説明を省略するが、自ECUが第1ECUで且つ相手先ECUが第3ECUであるという組み合わせにおいてもクランキング時に第1ECUによる通信エラー検出を実施すると誤判定を来すおそれがあるので、第1ECU21は相手先ECUが第3ECUである場合にはクランキング中は通信エラー検出を停止する。以下において、相手先ECUが第3ECUである場合についての説明を省略するが、相手先ECUが第2ECUである場合に準じた通信エラー検出が行われる。
【0029】
以上のように、第1ECU21の各々は相手先ECUのタイプに応じて第1または第2通信エラー検出モードによる通信エラー検出を行う。
これに対して、第2ECU22の各々は、相手先ECUのタイプに応じて第3通信エラー検出モードによる通信エラー検出または従来公知の通信エラー検出を行う。ここで、第3通信エラー検出モードは、第1ECUと第2ECUとで電源供給開始・終了タイミングが異なることによる誤判定を防止するものである。
【0030】
先ず、第1ECU21と第2ECU22とで電源供給開始・終了タイミングが僅かに相違する理由について説明する。図2及び図3に例示した構成では、イグニッションキー3がACC位置からON位置へ切換操作される際、厳密にいえばIG2電源がIG1電源よりも僅かに早くオフからオンへ切り替わる。また、イグニッションキー3がON位置からACC位置へ切換操作される際、厳密にはIG2電源がIG1電源よりも僅かに遅くオンからオフへ切り替わる。換言すれば、第2ECU22への電源供給開始タイミングは第1ECU21への電源供給開始タイミングよりも僅かに早く、また、第2ECU22に対する電源供給終了タイミングは第1ECU21に対する電源供給終了タイミングよりも僅かに遅い。
【0031】
この様な構成において、自ECUが第2ECUであり且つ相手先ECUが第1ECUであると共にイグニッションキー3がACC位置とON位置との間でゆっくり切換操作された場合には、相手先ECUが非作動状態にある間に通信エラー検出を実施して相手先ECUに異常があると誤判定するおそれがある。
上記の誤判定を防止するため、第2ECU22は、相手先ECUが第1ECUであると判別すると、第3通信エラー検出モードによる通信エラー検出を行うべく図8に示す通信エラー検出ルーチンを所定周期で実施する。
【0032】
図8の通信エラー検出ルーチンでは、車速判定部22bにより車速情報が取り込まれ(ステップS21)、車速が所定車速以上か否かが判定される(ステップS22)。この判定結果が肯定(Yes)すなわち所定車速を上回っていれば車両走行中であってイグニッションキー3は既にON位置にあり、従って、イグニッションキー3がON位置に整定するまでの間に発生することのある誤判定を来すおそれがないと判断される。
【0033】
この場合、第2ECU22のタイムアウト判定部22cは、所定の受信時期から所定時間内に相手先ECUからの送信データを受信したか否かを判定し(ステップS23)、相手先ECUからのデータを正常に受信したならばタイムアウトエラー判定を行うことなしに今回周期における通信エラー検出を終了する一方、所定時間内に相手先ECUからの送信データを受信しなかったならば相手先ECUまたはこれに関連するバスが異常を来したと判断してタイムアウトエラーありとの判定を行う(ステップS24)。
【0034】
以上の如く、第2ECU22は、相手先ECUが第1ECUの場合は第3通信エラー検出モードによる通信エラー検出を行って、第1ECUと第2ECUとの間での電源供給開始・終了タイミングの僅かな相違に起因する誤判定を防止するが、相手先ECUが第2ECUの場合にはその様な誤判定を生じるおそれがないので、従来公知の如く、相手先ECUから送信されるべきデータを所定の受信時期から所定時間内に受信したか否かに基づくタイムアウトエラー判定を行う。
【0035】
上述のように、上記実施形態では、各ECU2は、自ECU及び相手先ECUの双方がIG1電源を電源電圧供給源とする第1タイプのECUである場合には第1通信エラー検出モードを選択し、自ECUが第1タイプのECUであると共に相手先ECUがIG2電源を電源電圧供給源とする第2タイプのECUである場合には第2通信エラー検出モードを選択し、自ECUが第2タイプのECUであると共に相手先ECUが第1タイプのECUである場合には第3通信エラー検出モードを選択するものとなっている(図9)。
【0036】
この様に、電源電圧低下時やクランキング時、そしてイグニッションキー3の切換操作時に通信エラー検出を禁止するので、電源電圧低下やクランキングに伴ってECUの作動電源電圧が低下して一時的な通信不良が生じたり、イグニッションキー3がACC位置とON位置との間で切換操作されてECUへの電源供給が遮断されて一時的に通信不能になった場合にも誤判定を来すことがない。
【0037】
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々に変形可能である。
例えば、上記実施形態では、自ECU及び相手先ECUの双方が第1ECUである場合に第1通信エラー検出モードを選択したが、これに代えて第2または第3通信エラー検出モードを選択しても良い。また、自ECUが第1ECUで且つ相手先ECUが第2ECUである場合、上記実施形態では第2通信エラー検出モードを選択したが、第3通信エラー検出モードを選択しても良い。
【0038】
また、本発明の通信エラー検出方法を実施するため、上記実施形態では、第1及び第2ECUをそれぞれ図4及び図5に示すように構成したが、両ECUの構成は図示のものに限定されない。例えば、第1または第2ECUを、図10に示すように、バス1に接続された通信処理部2aとこれに接続されたタイムアウト判定部2bとで構成可能であり、この場合、タイムアウト判定部2bは例えば図11に示す通信エラー検出ルーチンを実施する。同ルーチンのステップS31では、所定の受信時期から所定時間が経過するまでに相手先ECUから定期送信データを受信したか否かが判定され、この判定結果が否定すなわち所定時間内にデータを受信できなければタイムアウトエラーありとステップS32で判定する。但し、図11のステップS31での判定基準として用いる所定時間は、通常のクランキング時間よりも相当に長い時間(例えば約1分)に設定される。これにより、特に、クランキングに伴う通信エラー検出上の誤判定を防止可能になるが、受信時期が到来してから約1分の所定時間が経過するまでの間に生じる一時的な通信不良などを検出することはできなくなる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1の発明は、イグニッションキーがオン位置にあるかクランキング位置にあるかにかかわらず電源供給される第1タイプのECUと、イグニッションキーがクランキング位置にあるときには電源供給が遮断される第2タイプのECUとを含むバス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法において、電源電圧が所定電圧未満であれば通信エラー検出を停止する第1通信エラー検出モードと、イグニッションキーがクランキング位置にあれば通信エラー検出を停止する第2通信エラー検出モードと、車速が所定車速未満であれば通信エラー検出を停止する第3通信エラー検出モードとを備え、各ECUが、自ECUのタイプと相手先ECUのタイプとの組み合わせに応じて選択した第1、第2または第3通信エラー検出モードで通信エラー検出を行うので、電源電圧低下、クランキング或いはイグニッションキーのオン位置付近でのキー操作に起因する通信エラー検出上の誤判定を防止することができる。
【0040】
請求項2の発明は、各ECUが、自ECU及び相手先ECUの双方が第1タイプのECUである場合には第1通信エラー検出モードを選択し、自ECUが第1タイプのECUで且つ相手先ECUが第2タイプのECUである場合には第2通信エラー検出モードを選択し、自ECUが第2タイプのECUで且つ相手先ECUが第1タイプのECUである場合には第3通信エラー検出モードを選択するので、通信エラー検出上の誤判定をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による通信エラー検出方法が適用されるバス方式通信ネットワークを示す概略ブロック図である。
【図2】図1に示した通信ネットワークが備える第1ないし第3タイプのECUのそれぞれの電源供給および遮断の状態とイグニッションキー位置との関係を示す図である。
【図3】イグニッションキーの切換位置とIG1電源及びIG2電源のオンオフとの関係を示す図である。
【図4】図1の通信ネットワークが備える第1タイプのECUを示すブロック図である。
【図5】図1の通信ネットワークが備える第2タイプのECUを示すブロック図である。
【図6】図2に示した第1タイプのECUにより実施される第1通信エラー検出モードによる通信エラー検出ルーチンのフローチャートである。
【図7】第1タイプのECUが実施する第2通信エラー検出モードによる通信エラー検出ルーチンのフローチャートである。
【図8】第2タイプのECUが実施する第3通信エラー検出モードによる通信エラー検出ルーチンのフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態における自ECUおよび相手先ECUの組み合わせと通信エラー検出モードとの関係を示す図である。
【図10】本発明の変形例によるECUの概略ブロック図である。
【図11】図10のECUが実施する通信エラー検出ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 バス(多重伝送路)
2 電子制御ユニット(ECU)
2b、21d、22c タイムアウト判定部
3 イグニッションキー
4 IG1電源
5 IG2電源
6 車速センサ
21 第1タイプのECU
21b 電源電圧判定部
21c IG2電源オンオフ判定部
22 第2タイプのECU
22b 車速判定部

Claims (2)

  1. イグニッションキーがオン位置にあるかクランキング位置にあるかにかかわらず電源供給される第1タイプのECUと、前記イグニッションキーが前記オン位置にあるときに電源供給され且つ前記クランキング位置にあるときには電源供給が遮断される第2タイプのECUとを含むバス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法において、
    前記イグニッションキーが前記オン位置にあるか前記クランキング位置にあるかにかかわらず発生する電源電圧が所定電圧未満であれば通信エラー検出を停止する第1通信エラー検出モードと、前記イグニッションキーが前記クランキング位置にあれば通信エラー検出を停止する第2通信エラー検出モードと、車速が所定車速未満であれば通信エラー検出を停止する第3通信エラー検出モードとを備え、
    前記バス方式通信ネットワークの各前記ECUが、自ECUのタイプと相手先ECUのタイプとの組み合わせに応じて、前記第1、第2または第3通信エラー検出モードを選択し、選択した通信エラー検出モードで通信エラー検出を行う
    ことを特徴とする、バス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法。
  2. 各前記ECUが、自ECU及び相手先ECUの双方が前記第1タイプのECUである場合には前記第1通信エラー検出モードを選択し、自ECUが前記第1タイプのECUであると共に相手先ECUが前記第2タイプのECUである場合には前記第2通信エラー検出モードを選択し、自ECUが前記第2タイプのECUであると共に相手先ECUが前記第1タイプのECUである場合には前記第3通信エラー検出モードを選択する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバス方式通信ネットワークにおける通信エラー検出方法。
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