JP4001335B2 - ローリフトトラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレット及びかご台車を運搬できるローリフトトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からフォークリフトを用いて、箱体状のフレームの床部材に回転自在な車輪を備えた、いわゆるかご台車の取扱作業が行われており、例えば下記文献に示すような、標準フォークに装着して使用する、かご台車を固定するための固定装置を備えたさやフォークなどが提案されている。また一方で、ローリフトトラックを用いてかご台車を運搬することに対する要請もあり、例えば下記文献に示す、爪部材を備えたローリフトトラックなどが提案されている。
【0003】
これらのように固定装置を備える場合、かご台車を降ろす際に固定装置を解除するのを忘れてフォークを下降させてしまうことが考えられ、その結果として固定装置及びかご台車の双方又は一方が損傷するおそれがある。そこで、固定装置が解除された状態でのみフォークの下降を可能とする制御を行う技術が提案されている(下記文献参照)。また、かご台車に限られるものではないが、荷役作業をより安全に行えるようにするための技術として、下記文献に示す、荷役作業中にローリフトトラックに制動をかける技術なども提案されている。
【0004】
ところで、かご台車には多数の種類があり、そのうちには径の大きな車輪を備え、床部材が地面から比較的高い位置とされたものがある。このような高床型のかご台車をローリフトトラックを用いて運搬しようとしても、ローリフトトラックに標準装備されているフォーク(標準フォーク)のリフト高さが比較的低く設定されていることから、かご台車を標準フォークにて掬い上げられない場合があり得る。又、かご台車に限らずパレットを運搬する際であっても、ローリフトトラックでは厚さの大きなパレットを掬い上げられない場合がある。そこで、例えば下記文献に示す、標準フォークの上に厚さ調整材(かさ上げフォーク)を重ねてかさ上げする技術が提案されている。
【0005】
【文献1】
特開平7−304597号公報(第3−4頁、図1−2)
【文献2】
実用新案登録第3078280号公報(第7−13頁、図1−5)
【文献3】
特開2002−241088号公報(第3−4頁、図1−2)
【文献4】
特開2002−19615号公報(第2頁、図1−3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した固定装置及びかさ上げフォークを備えたローリフトトラックによりかご台車を運搬する場合、作業者は、標準フォーク及びかさ上げフォークでかご台車を持ち上げた後に、固定装置を用いてかご台車をかさ上げフォーク上に固定して運搬する。そして、所定の位置まで運搬した後、固定装置による固定を解除し、標準フォーク及びかさ上げフォークを下降させてかご台車を床に降ろす。
【0007】
したがって、かご台車が持ち上げられる際、かご台車の車輪が床から離れた後、標準フォーク及びかさ上げフォークがある程度上昇して停止するまで、かご台車は不安定な状態でかさ上げフォーク上に載置されることになる。また、かご台車が降ろされる際、フォークの下降が始まってからかご台車の車輪が床に接地するまで、かご台車は不安定な状態でかさ上げフォーク上に載置されることになる。
【0008】
そこで、本発明は、上記の課題を考慮し、かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を安定的に持ち上げる、又は床に降ろすことのできるローリフトトラックを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、車体前方に、昇降可能なフォークと、かご台車を搭載する際に当該フォーク上に横たえられて使用されるかさ上げフォークと、当該かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を固定するロック装置とを備え、車体に設けられた昇降操作具によりフォークの昇降操作がなされるローリフトトラックにおいて、上記かさ上げフォーク上にかご台車が載置されているか否かを検出するかご台車検出手段と、上記ロック装置のロック/アンロック状態を検出する状態検出手段と、上記フォークのリフト高さを検出する高さ検出手段と、上記各検出手段の出力に基づいて上記フォークの昇降を制御する昇降制御手段とを備えることを特徴とする構成としている。
【0010】
ここで、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを下降させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていることが上記かご台車検出手段により検出されたとき、上記リフト高さが所定の高さ以上であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記ロック装置がロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを下降させる制御を行い、上記ロック装置がアンロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記フォークの下降を禁止する制御を行うようにすればよい。
【0011】
また、ここで、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを下降させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていることが上記かご台車検出手段により検出されたとき、上記リフト高さが所定の高さ未満であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記ロック装置がアンロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを下降させる制御を行い、上記ロック装置がロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記フォークの下降を禁止する制御を行うようにすればよい。
【0012】
さらに、ここで、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを上昇させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていることが上記かご台車検出手段により検出されたとき、上記リフト高さが所定の高さ未満であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを上昇させる制御を行い、上記リフト高さが上記所定の高さ以上であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記ロック装置がロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを上昇させる制御を行い、上記ロック装置がアンロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記フォークの上昇を禁止する制御を行うようにすればよい。
【0013】
なお、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを下降させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていないことが上記かご台車検出手段により検出されたときは、上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを下降させる制御を行うようにすればよい。また、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを上昇させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていないことが上記かご台車検出手段により検出されたときは、上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを上昇させる制御を行うようにすればよい。
【0014】
本発明において、高さ検出手段としては、フォーク上面から床までの距離を直接的に検出する距離センサなどを用いることができる他、フォークの昇降機構の動作(例えばリフトシリンダの伸縮)を検出することでフォークのリフト高さを検出するものを用いることもできる。また、上記の所定の高さは、かさ上げフォーク上に載置されたかご台車の車輪が床から離れる瞬間のリフト高さ、或いは、かさ上げフォーク上面から床までの高さがかご台車の底面から床までの高さを若干超える値となったときのリフト高さとすればよい。
【0015】
ところで、本発明において、かご台車検出手段に代えて、フォークの上にかさ上げフォークが載置されているか否かを検出するかさ上げフォーク検出手段を用いるようにすることができる。ここで、かさ上げフォーク検出手段は、フォーク上にかさ上げフォークが載置された際にオンとなるスイッチを設け、このスイッチがオンであるか否かによってフォーク上にかさ上げフォークが載置されているか否かを検出するよう構成することができる他、かさ上げフォークにフォークと接触してオンとなるスイッチを設け、このスイッチがオンであるか否かによってフォーク上にかさ上げフォークが載置されているか否かを検出するよう構成することもできる。そして、このようなかさ上げフォーク検出手段を採用する際には、上記昇降制御手段が、かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていることがかご台車検出手段により検出されたときに行う制御を、フォークの上にかさ上げフォークが載置されていることがかさ上げフォーク検出手段により検出されたときに行うようにすればよい。
【0016】
このような本発明に係るローリフトトラックを用いれば、かご台車がかさ上げフォーク上に載置されているにもかかわらずロック装置がアンロック状態である場合にはフォークは上昇しないので、安定した状態でかさ上げフォーク上に載置されたかご台車を持ち上げることができる。また、このようなローリフトトラックを用いれば、かご台車がかさ上げフォーク上に載置されているにもかかわらずロック装置がアンロック状態である場合にはフォークは下降しないので、安定した状態でかさ上げフォーク上に載置されたかご台車を床に降ろすことができる。また、ロック装置をアンロック状態にし忘れてかご台車を床に降ろそうとしたために、かご台車やロック装置が損傷するといったことを防止することができる。
【0017】
本発明において、かご台車検出手段は、かご台車が載置された際にオンとなるスイッチを設け、このスイッチがオンであるか否かによってかご台車が載置されているか否かを検出するよう構成することができる他、かさ上げフォーク又はフォーク上に載置された物品の重さを計測する計測機器を設け、計測される重さが所定値以上であるか否かによってかご台車が載置されているか否かを検出するよう構成することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態の構成をその動作とともに、図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係るローリフトトラックの斜視図であり、図2はローリフトトラックの機能ブロック図である。
【0019】
図1に示すように、本実施形態に係るローリフトトラックは、車体1の前方に、このローリフトトラックの駆動源となるバッテリが収納されるバッテリ収納部2が昇降可能に設けられ、このバッテリ収納部2から前方へ標準フォーク3が延設された構成となっており、バッテリ収納部2と標準フォーク3とが一体的に昇降されるようになっている。車体1にはローリフトトラックの操舵、走行、及び昇降操作用のハンドル4が設けられており、このハンドル4は、車体1に対し左右に旋回自在に支持されるアーム5に、上下に傾倒自在に支持されている。そして、ハンドル4と共にアーム5を旋回操作することにより操舵がなされ、ハンドル4を所定のハンドル角度範囲内に傾倒させた状態で走行操作を行うことにより走行がなされる。
【0020】
図2に示すように、ハンドル4には、バッテリ収納部2と標準フォーク3とを上昇させる操作を行うためのリフトアップスイッチ15と、下降させる操作を行うためのリフトダウンスイッチ16と、走行操作を行うためのアクセルスイッチ17とが設けられている。また、ハンドル4が所定のハンドル角度範囲内に位置させられているか否かを検出するために、アーム5にはブレーキ操作検出スイッチ18が設けられている。そして、リフトアップスイッチ15又はリフトダウンスイッチ16が操作されると、その操作信号がコントロールユニット19に入力され、この操作信号に応じて車体1とバッテリ収納部2との間に設けられたパワーシリンダ20へ駆動信号が伝送されてパワーシリンダ20が伸縮動作し、バッテリ収納部2と標準フォーク3とが昇降する。
【0021】
パワーシリンダ20にはフォーク高さ検出スイッチ21が設けられており、このフォーク高さ検出スイッチ21からの信号がコントロールユニット19に入力されるようになっている。ここで、フォーク高さ検出スイッチ21は、このローリフトトラックによって持ち上げられたかご台車の車輪が床から若干(例えば1cm程度)離れた状態となったときにオフからオンとなり、これ以上パワーシリンダ20が伸長してもオン状態が継続する、すなわち、かご台車の車輪が床からさらに離れるようバッテリ収納部2と標準フォーク3とが上昇してもオン状態が継続するように設けられている。
【0022】
アクセルスイッチ17が操作されると、その操作信号がコントロールユニット19に入力され、この操作信号に応じてコントロールユニット19から駆動輪22を駆動する走行モータ23へ駆動信号が伝送されて走行モータ23が回転動作し、これに伴なって駆動輪22が回転することで走行する。なお、ローリフトトラックを走行させるには、走行モータ23を制動する電磁作動式ブレーキ24を解除した上で行う必要があるが、このブレーキ24の解除操作はハンドル4の傾倒操作によって行う。すなわち、ハンドル4を傾倒操作してハンドル4が所定のハンドル角度範囲内に位置させられると、ブレーキ操作検出スイッチ18がオンとなり、このオン信号がコントロールユニット19に入力されるとブレーキ24へ作動信号が伝送されてブレーキ24が解除動作し、走行可能な状態となる。
【0023】
また、図1に示すように、バッテリ収納部2には標準フォーク3の他、かご台車を固定するためのロック装置と、かさ上げフォーク14とが設けられている。
【0024】
ロック装置は、バッテリ収納部2の左右両側面に取付板6が例えばボルトにより固定されることにより取付けられており、この取付板6から垂直上方に設けられた垂直バー7には支持ブラケット8が固定され、左右の支持ブラケット8間に水平バー9が回転自在に支持されている。この水平バー9にはレバー10とフック11とが固定されており、レバー10を回転操作するのに伴ってフック11が回転し、このフック11がかご台車のフレームに係合されることでかご台車は固定される。ここで、このロック装置には、図2に示すように、ロック状態検出スイッチ25が設けられており、このロック状態検出スイッチ25からの信号がコントロールユニット19に入力されるようになっている。ロック状態検出スイッチ25は、レバー10が回転操作されてフック11がかご台車のフレームに係合される状態となったときに、オフからオンとなるように設けられている。
【0025】
また、上述の取付板6から前方に軸保持体12が延設され、軸保持体12間には水平に回動軸13が固定支持されている。そして、この回動軸13に、一端部に回動軸13が挿通される貫通穴が設けられた、所定の厚みを有する左右のかさ上げ用フォーク14が、回動自在に支持されている。ここで、かさ上げフォーク14には、図2に示すように、かご台車検出スイッチ26が設けられており、このかご台車検出スイッチ26からの信号がコントロールユニット19に入力されるようになっている。かご台車検出スイッチ26は、標準フォーク3上に横たえられたかさ上げフォーク14の上面とかご台車の底面とが接触した状態でオンとなるように設けられている。
【0026】
作業者は、ローリフトトラックによりパレットを搬送しようとする場合、かさ上げフォーク14を回転軸13を中心に手動により回動させて垂直に立たせ、その倒立位置を図示しない保持部材で保持させる。そして、標準フォーク3をパレットのフォーク挿入部に挿入させ、標準フォーク3を所定の距離上昇させることによりパレットを持ち上げて運搬する。他方、かご台車を搬送しようとする場合、上記の保持部材によるかさ上げフォーク14の保持を解除し、かさ上げフォーク14を回転軸13を中心に手動により回動させて標準フォーク3上に横たえられる水平位置とし、標準フォーク3と共にかさ上げフォーク14をかご台車の下方から挿入させ、標準フォーク3及びかさ上げフォーク14を所定の距離上昇させることによりかご台車を持ち上げて運搬する。
【0027】
なお、このようにかご台車はかさ上げフォーク14上に載置されるため、上述のフォーク高さ検出スイッチ21がオフからオンとなるのは、かさ上げフォーク14上面から床までの高さが床上に置かれた状態でのかご台車の底面から床までの高さを若干(例えば1cm程度)超える値となったときであり、本実施形態ではこのときのかさ上げフォーク14の高さを臨界フォーク高さとして説明する。
【0028】
次に、図3ないし図6を参照しながら、本実施形態における制御手順を説明する。図3はローリフトトラックの制御フロー図、図4はフォーク上昇操作に係る制御フロー図、図5はフォーク下降操作に係る制御フロー図、図6は走行操作に係る制御フロー図である。なお、本発明に直接関連しない制御については図示されておらず、また以下においての説明も省略している。
【0029】
電源が投入され、ローリフトトラックが使用可能な状態とされると、コントロールユニット19は、図3ないし図6に示す制御フロー図に従い制御プログラムを実行する。すなわち、先ずローリフトトラックの各部に設けられている各スイッチからの出力を取り込む(S1)。そして、リフトアップスイッチ15が操作されていれば(S2のYES)、以下に詳述するように図4に示す制御フロー図に従って制御を行い、リフトダウンスイッチ16が操作されていれば(S3のYES)、以下に詳述するように図5に示す制御フロー図に従って制御を行い、アクセルスイッチ17が操作されていれば(S4のYES)、以下に詳述するように図6に示す制御フロー図に従って制御を行う。
【0030】
リフトアップスイッチ15が操作される場合、先ずかご台車検出スイッチ26がオンであるか否か、つまりかさ上げフォーク14上にかご台車が載置されているか否かが判定される(S11)。かご台車検出スイッチ26がオフであり、フォーク上にかご台車が載置されていないと判定されれば(S11のNO)、そのままフォークを上昇させても支障はないので、コントロールユニット19はパワーシリンダ20を駆動する信号を伝送してパワーシリンダ20を伸長動作させる(S12)。一方、かご台車検出スイッチ26がオンであり、フォーク上にかご台車が載置されていると判定されれば(S11のYES)、次にフォーク高さ検出スイッチ21がオンであるか否か、つまりかさ上げフォーク14が臨界フォーク高さに達しているか否かが判定される(S13)。
【0031】
フォーク高さ検出スイッチ21がオフであり、かさ上げフォーク14が臨界フォーク高さに達していないと判定されれば(S13のNO)、かさ上げフォーク14はかご台車を持ち上げておらず、そのままフォークを上昇させても支障はないことから、コントロールユニット19はパワーシリンダ20を駆動する信号を伝送してパワーシリンダ20を伸長動作させる(S12)。一方、フォーク高さ検出スイッチ21がオンであり、つまりかさ上げフォーク14が臨界フォーク高さに達していると判定されれば(S13のYES)、次にロック状態検出スイッチ25がオンであるか否か、つまりかご台車がロック装置によりロックされているか否かが判定される(S14)。
【0032】
ロック状態検出スイッチ25がオンであり、かご台車がロック装置によりロックされていると判定されれば(S14のYES)、そのままフォークを上昇させても支障はないことから、コントロールユニット19はパワーシリンダ20を駆動する信号を伝送してパワーシリンダ20を伸長動作させる(S12)。一方、ロック状態検出スイッチ25がオフであり、かご台車がロック装置によりロックされていないと判定されれば(S14のNO)、そのままの状態で持ち上げるとかご台車が不安定化するおそれがあるため、コントロールユニット19は、リフトアップスイッチ15が操作されていてもパワーシリンダ20を駆動する信号の伝送を中止してパワーシリンダ20の伸長動作を停止させる(S15)。
【0033】
このようにして、フォークの上昇が制御されるので、かご台車が不安定な状態で持ち上げられることがなくなり、作業者は安心してリフトアップ操作をすることができる。
【0034】
また、リフトダウンスイッチ16が操作される場合、先ずかご台車検出スイッチ26がオンであるか否か、つまりかさ上げフォーク14上にかご台車が載置されているか否かが判定される(S21)。かご台車検出スイッチ26がオフであり、フォーク上にかご台車が載置されていないと判定されれば(S21のNO)、そのままフォークを下降させても支障はないので、コントロールユニット19はパワーシリンダ20を駆動する信号を伝送してパワーシリンダ20を短縮動作させる(S22)。一方、かご台車検出スイッチ26がオンであり、フォーク上にかご台車が載置されていると判定されれば(S21のYES)、次にフォーク高さ検出スイッチ21がオンであるか否か、つまりかさ上げフォーク14が臨界フォーク高さに達しているか否かが判定される(S23)。
【0035】
フォーク高さ検出スイッチ21がオンであり、かさ上げフォーク14が臨界フォーク高さに達していると判定されれば(S23のYES)、次にロック状態検出スイッチ25がオンであるか否か、つまりかご台車がロック装置によりロックされているか否かが判定され(S24)、ロック状態検出スイッチ25がオンであり、かご台車がロック装置によりロックされていると判定されれば(S24のYES)、そのままフォークを下降させても支障はないことから、コントロールユニット19はパワーシリンダ20を駆動する信号を伝送してパワーシリンダ20を短縮動作させる(S22)。一方、ロック状態検出スイッチ25がオフであり、かご台車がロック装置によりロックされていないと判定されれば(S24のNO)、そのままの状態で下降させるとかご台車が不安定化するおそれがあるため、コントロールユニット19は、リフトダウンスイッチ16が操作されていてもパワーシリンダ20を駆動する信号の伝送を中止してパワーシリンダ20の短縮動作を停止させる(S25)。
【0036】
フォーク高さ検出スイッチ21がオフであり、かさ上げフォーク14が臨界フォーク高さに達していないと判定されれば(S23のNO)、次にロック状態検出スイッチ25がオンであるか否か、つまりかご台車がロック装置によりロックされているか否かが判定され(S26)、ロック状態検出スイッチ25がオフであり、かご台車がロック装置によりロックされていないと判定されれば(S26のNO)、そのままフォークを下降させても支障はないことから、コントロールユニット19はパワーシリンダ20を駆動する信号を伝送してパワーシリンダ20を短縮動作させる(S22)。一方、ロック状態検出スイッチ25がオンであり、かご台車がロック装置によりロックされていると判定されれば(S24のYES)、そのままの状態で下降させるとかご台車又はロック装置が損傷するおそれがあるため、コントロールユニット19は、リフトダウンスイッチ16が操作されていてもパワーシリンダ20を駆動する信号の伝送を中止してパワーシリンダ20の短縮動作を停止させる(S25)。
【0037】
このようにして、フォークの下降が制御されるので、かご台車が不安定な状態で降ろされることや、ロック装置をアンロック状態にし忘れてかご台車を床に降ろそうとしたためにかご台車又はロック装置が損傷するといったことがなくなり、作業者は安心してリフトダウン操作をすることができる。
【0038】
また、アクセルスイッチ17が操作される場合、先ずかご台車検出スイッチ26がオンであるか否か、つまりかさ上げフォーク14上にかご台車が載置されているか否かが判定される(S31)。かご台車検出スイッチ26がオンであり、フォーク上にかご台車が載置されていると判定されれば(S31のYES)、次にロック状態検出スイッチ25がオンであるか否か、つまりかご台車がロック装置によりロックされているか否かが判定され(S32)、ロック状態検出スイッチ25がオフであり、かご台車がロック装置によりロックされていないと判定されれば(S32のNO)、そのまま走行させるとかご台車が不安定化するおそれがあるため、コントロールユニット19はブレーキ24を解除する信号の伝送を中止してブレーキ24を作動させる(S33)。
【0039】
かご台車検出スイッチ26がオフであり、フォーク上にかご台車が載置されていないと判定される(S31のYES)、又は、かご台車検出スイッチ26がオンであってもロック状態検出スイッチ25がオンであり、かご台車がロック装置によりロックされていると判定されると(S32のNO)、次にブレーキ操作検出スイッチ18がオンであるか否か、つまりローリフトトラックが走行可能とされるハンドル角度範囲内にハンドル5が位置させられているか否かが判定される(S34)。ブレーキ操作検出スイッチ18がオフであり、ローリフトトラックが走行可能とされるハンドル角度範囲内にハンドル5が位置させられていないと判定されれば(S34のNO)、コントロールユニット19はブレーキ24を解除する信号の伝送を中止してブレーキ24を作動させる(S33)。一方、ブレーキ操作検出スイッチ18がオンであり、ローリフトトラックが走行可能とされるハンドル角度範囲内にハンドル5が位置させられていると判定されれば(S34のYES)、コントロールユニット19はブレーキ24を解除する信号を伝送してブレーキ24を解除させ(S35)、更に走行モータ23を駆動する信号を伝送して駆動輪22を回転動作させて、ローリフトトラックを走行させる(S36)。
【0040】
なお、S33での処理に際し、既にブレーキ24を解除する信号の伝送が中止されブレーキ24が作動しているときには、コントロールユニット19はその状態を保持する。また、S35での処理に際し、既にブレーキ24を解除する信号の伝送されブレーキ24が解除されているときには、コントロールユニット19はその状態を保持する。
【0041】
このようにして、ローリフトトラックの走行が制御されるので、かご台車が不安定な状態で運搬されることがなくなり、作業者は安心してかご台車を運搬することができる。
【0042】
作業者は、かさ上げフォーク14を(少なくともかご台車の底面高さより下方に)下降させた状態で、ローリフトトラックをかご台車に正対させ、ローリフトトラックをフォーク側へ走行させて、フォークがかご台車の下方に位置するよう移動させる。この際にはかご台車検出スイッチ26がオンとなることはないので、作業者は走行可能とされるハンドル角度範囲内にハンドル5を位置させてブレーキ操作検出スイッチ18をオンにし、アクセルスイッチ17を操作することで、ローリフトトラックは走行する。そして、フォークがかご台車の下方に位置する状態で停車させた後、リフトアップスイッチ15によりかご台車を持ち上げる操作を行う。当初は、かさ上げフォーク14にかご台車は載置されていないので、リフトアップスイッチ15の操作に従って、フォークが上昇する。やがて、かさ上げフォーク14の上面がかご台車の底面と接触し、かご台車検出スイッチ26がオンとなるが、この時点ではかご台車の車輪は床に接地しているので、作業者はさらにリフトアップスイッチ15の操作を続けてフォークを上昇させる。そして、かご台車の車輪が床から若干離れた状態とされると、フォーク高さ検出スイッチ21がオンとなる。ここではまだロック装置によるかご台車の固定は行われていないことから、フォーク高さ検出スイッチ21がオンとなったときに、パワーシリンダ20の伸長動作が停止して、フォークの上昇も停止する。仮にこのままの状態で、アクセルスイッチ17を操作したとしても、ロック状態検出スイッチ25がオフであることから、ローリフトトラックが走行することはない。そこで、作業者はロック装置によりかさ上げフォーク14上のかご台車を固定する作業を行う。こうしてロック状態とされると、ロック状態検出スイッチ25がオンとなるので、作業者は走行可能とされるハンドル角度範囲内にハンドル5を位置させてブレーキ操作検出スイッチ18をオンにし、アクセルスイッチ17を操作することで、ローリフトトラックは走行する。尚、この時点でかご台車の車輪が床から充分に離れていないと判断した場合には、作業者はさらにリフトアップスイッチ15の操作を続けてフォークを上昇させることができる。また、かご台車の運搬途中で誤ってロック装置がアンロック状態となってしまった場合には、ロック状態検出スイッチ25がオフとなるので、ローリフトトラックは停車する。
【0043】
上記のようにしてかご台車を運搬し、所望の位置でローリフトトラックを停車させてから、かご台車を床に降ろすことになる。ローリフトトラックを停車させた状態では、ロック装置によるかご台車のロック状態は継続しているため、リフトダウンスイッチ16の操作を行ってフォークを下降させることができる。フォークを下降させて行き、やがてフォーク高さ検出スイッチ21がオフとなると、ここではまだロック状態は継続していることから、パワーシリンダ20の短縮動作が停止して、フォークの下降も停止する。そこで、作業者はロック装置によるかご台車の固定を解除する作業を行う。こうしてアンロック状態とされるとロック状態検出スイッチ25がオフとなるので、作業者はリフトダウンスイッチ16を操作してかご台車の車輪が床に接地するまでフォークを下降させることができる。仮にこのままの状態で、アクセルスイッチ17を操作したとしても、ロック状態検出スイッチ25がオフであることから、ローリフトトラックが走行することはない。そして、さらにリフトダウンスイッチ16の操作を続けて、かさ上げフォーク14の上面がかご台車の底面から離れるまでフォークが下降すると、かご台車検出スイッチ26がオフとなりローリフトトラックを走行させることができるようになるので、作業者はローリフトトラックを車体側へ走行させてかご台車から離れ、作業を終了する。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を安定的に持ち上げたり、かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を安定的に床に降ろしたりすることが確実に実施できる。また、かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を床に降ろす際のかご台車及びロック装置の損傷を効果的、かつ確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 かさ上げフォークとかご台車ロック装置とを備えるローリフトトラックの斜視図。
【図2】 ローリフトトラックの機能ブロック図。
【図3】 ローリフトトラックの制御フロー図。
【図4】 フォーク上昇制御に係る制御フロー図。
【図5】 フォーク下降制御に係る制御フロー図。
【図6】 走行制御に係る制御フロー図。
【符号の説明】
1 車体
2 バッテリ収納部
3 標準フォーク
6 取付板
7 垂直バー
8 支持ブラケット
9 水平バー
10 レバー
11 フック
14 かさ上げフォーク
15 リフトアップスイッチ
16 リフトダウンスイッチ
17 アクセルスイッチ
19 コントロールユニット
21 フォーク高さ検出スイッチ
23 駆動輪
25 ロック状態検出スイッチ
26 かご台車検出スイッチ

Claims (3)

  1. 車体前方に、昇降可能なフォークと、かご台車を搭載する際に当該フォーク上に横たえられて使用されるかさ上げフォークと、当該かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を固定するロック装置とを備え、車体に設けられた昇降操作具によりフォークの昇降操作がなされるローリフトトラックにおいて、上記かさ上げフォーク上にかご台車が載置されているか否かを検出するかご台車検出手段と、上記ロック装置のロック/アンロック状態を検出する状態検出手段と、上記フォークのリフト高さを検出する高さ検出手段と、上記各検出手段の出力に基づいて上記フォークの昇降を制御する昇降制御手段とを備え、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを下降させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていることが上記かご台車検出手段により検出されたとき、上記リフト高さが所定の高さ以上であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記ロック装置がロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを下降させる制御を行い、上記ロック装置がアンロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記フォークの下降を禁止する制御を行うことを特徴とするローリフトトラック。
  2. 車体前方に、昇降可能なフォークと、かご台車を搭載する際に当該フォーク上に横たえられて使用されるかさ上げフォークと、当該かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を固定するロック装置とを備え、車体に設けられた昇降操作具によりフォークの昇降操作がなされるローリフトトラックにおいて、上記かさ上げフォーク上にかご台車が載置されているか否かを検出するかご台車検出手段と、上記ロック装置のロック/アンロック状態を検出する状態検出手段と、上記フォークのリフト高さを検出する高さ検出手段と、上記各検出手段の出力に基づいて上記フォークの昇降を制御する昇降制御手段とを備え、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを下降させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていることが上記かご台車検出手段により検出されたとき、上記リフト高さが所定の高さ未満であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記ロック装置がアンロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを下降させる制御を行い、上記ロック装置がロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記フォークの下降を禁止する制御を行うことを特徴とするローリフトトラック。
  3. 車体前方に、昇降可能なフォークと、かご台車を搭載する際に当該フォーク上に横たえられて使用されるかさ上げフォークと、当該かさ上げフォーク上に載置されたかご台車を固定するロック装置とを備え、車体に設けられた昇降操作具によりフォークの昇降操作がなされるローリフトトラックにおいて、上記かさ上げフォーク上にかご台車が載置されているか否かを検出するかご台車検出手段と、上記ロック装置のロック/アンロック状態を検出する状態検出手段と、上記フォークのリフト高さを検出する高さ検出手段と、上記各検出手段の出力に基づいて上記フォークの昇降を制御する昇降制御手段とを備え、上記昇降制御手段は、上記昇降操作具が上記フォークを上昇させるように操作された場合、上記かさ上げフォークの上にかご台車が載置されていることが上記かご台車検出手段により検出されたとき、上記リフト高さが所定の高さ未満であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを上昇させる制御を行い、上記リフト高さが上記所定の高さ以上であることが上記高さ検出手段により検出されれば、上記ロック装置がロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記昇降操作具の操作に応じて上記フォークを上昇させる制御を行い、上記ロック装置がアンロック状態であることが上記状態検出手段により検出されているときは上記フォークの上昇を禁止する制御を行うことを特徴とするローリフトトラック。
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