JP3997497B2 - 情報送出装置及び情報送出方法 - Google Patents

情報送出装置及び情報送出方法 Download PDF

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Description

【0001】
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
【0002】
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(1)本実施の形態によるテレビジヨン放送システムの構成(図1)
(2)CMインサーシヨン装置の構成(図2)
(3)プレイアウト部の構成(図3及び図4)
(4)プレイアウト制御部のCPUの処理
(4−1)各種プログラムの流れ(図5)
(4−2)各種画面での操作手順(図6〜図13)
(5)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図13)
(6)他の実施の形態(図1〜図13)
発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報送出装置及び情報送出方法に関し、例えばテレビジヨン放送システムに適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】
従来、テレビジヨン放送システムにおいては、何時何分からどのような番組を放送し、かつその合間に何時何分から何秒間CM(コマーシヤル)を放送するといつた予め作成された番組及びCMの送出順序を規定した第1のプログラムリスト(以下、これを番組編制リストと呼ぶ)に従つて番組の映像音声信号を出力する番組送出装置の当該出力と、何時何分からどのようなCMを放送するといつた予め作成されたCMの送出順序を規定した第2のプログラムリスト(以下、これをプレイリストと呼ぶ)に従つてCMの映像音声信号を出力するCMインサーシヨン装置の当該出力とを順次切り換えながら外部に送出することにより、番組の合間にCMが挿入されてなるテレビジヨン放送を行い得るようになされている。
【0005】
この場合CMインサーシヨン装置は、プレイリストに基づいてCMの送出準備(スタンバイ)を行つた後は、番組編制リストを管理する主制御装置から与えられるGPI(General Perpose Interface )信号をトリガとして、対応するCMの映像音声信号を出力するようになされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところがかかるテレビジヨン放送システムでは、上述のようにCMインサーシヨン装置が主制御装置から与えられるGPI信号にのみ基づいて対応するCMの映像音声信号を出力するようになされているため、例えば主制御装置に不具合が生じてGPI信号を出力し得なくなつたときなどにCMを放送できないなどの放送事故が発生する問題があつた。
【0007】
従つてこの種のテレビジヨン放送システムにおいて、主制御装置に不具合が生じた場合においても確実にCMインサーシヨン装置からCMの映像音声信号を送出し得るようにすることができれば、放送事故を回避してテレビジヨン放送システムとしての信頼性を向上させ得るものと考えられる。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、情報送出の信頼性を向上させ得る情報送出装置及び情報送出方法を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、情報素材の送出順序を規定したプログラムリストに従つて複数の情報素材を順次送出する情報送出装置において、プログラムリストを管理するプログラムリスト管理手段が、プログラムリストに基づいて必要時に情報記憶送出手段に対してトリガ信号を送出するようにした。
【0010】
この結果この情報送出装置では、外部機器の不具合等に関わりなく、プログラムリスト管理手段から出力されるトリガ信号に基づいて情報記憶送出手段から対応する情報素材を確実に送出し得るようにすることができる。
【0011】
また本発明においては、情報素材の送出順序を規定したプログラムリストに従つて複数の情報素材を順次送出する情報送出方法において、所定の情報記憶送出手段により、送出予定の複数の上記情報素材を記憶すると共に、プログラムリストに基づいて、記憶した複数の情報素材のなかから対応する情報素材の送出スタンバイを行い、トリガ信号が与えられたタイミングで当該送出スタンバイした情報素材を送出する情報記憶送出ステップと、所定のプログラムリスト管理手段により、プログラムリストを管理し、当該プログラムリストに基づいて必要時に情報記憶送出手段に対してトリガ信号を送出するプログラムリスト管理ステップとを設けるようにした
【0012】
この結果この情報送出方法では、外部機器の不具合等に関わりなく、プログラムリスト管理ステップから出力されるトリガ信号に基づいて情報記憶送出ステップから対応する情報素材を確実に送出し得るようにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0014】
(1)本実施の形態によるテレビジヨン放送システムの構成
図1において、1は全体として本実施の形態によるテレビジヨン放送システムを示し、番組編制リストを管理する主制御装置2と、番組編制リストに従つて複数チヤンネル分の番組の映像音声信号S1A〜S1Fを送出する番組送出装置3と、各チヤンネル毎に対応するプレイリストに従つてCMの映像音声信号S2A〜S2Fを送出するCMインサーシヨン装置4と、番組出力装置3及びCMインサーシヨン装置4の各出力を各チヤンネル毎に切り換えて出力するスイツチヤ5とから構成されている。
【0015】
この場合主制御装置2は、予め登録されている番組編制リストに基づいてカートマシン及び各チヤンネルにそれぞれ対応させて設けられたビデオテープレコーダからなる番組送出装置3を制御することにより、各チヤンネル毎に指定された番組の映像音声信号S1A〜S1Fを送出させる。
【0016】
また主制御装置2は、番組編制リストに従つて、いずれかのチヤンネルがCMの送出時刻になると、そのチヤンネルに対するGPI信号S3A〜S3FをCMインサーシヨン装置4に送出する。
【0017】
このときCMインサーシヨン装置4は、予め各チヤンネル毎に設定されたプレイリストに従つて、各チヤンネル毎に次に送出すべきCMの映像音声信号S2A〜S2Fの送出準備を完了しており、主制御装置2からGPI信号S3A〜S3Fが与えられたタイミングで対応するCMの映像音声信号S2A〜S2Fの送出を開始し、これを対応するチヤンネルでスイツチヤ5に送出する。
【0018】
またこのときスイツチヤ5は、主制御装置2の制御のもとにそのチヤンネルについてはCMインサーシヨン装置4の出力を選択しており、かくして当該CMインサーシヨン装置4から出力されたCMの映像音声信号S2A〜S2Fがスイツチヤ5を介して番組出力装置3から出力される番組映像音声信号S1A〜S1Fに代えて外部に出力される。
【0019】
これによりこのテレビジヨン放送システム1では、予め作成された番組編制リスト及びプレイリストに従つて、各チヤンネル毎に番組の映像音声信号S1A〜S1Fと、CMの映像音声信号S2A〜S2Fとを順次切り換えながら送出し得、かくして番組の合間にCMが挿入されてなるテレビジヨン放送を複数チヤンネルで放送し得るようになされている。
【0020】
(2)CMインサーシヨン装置の構成
ここでCMインサーシヨン装置4は、図2に示すように、例えばビデオテープに記録されて供給されるCMの映像音声信号を予め作成されたエンコード処理用のプログラムリスト(以下これをエンコードリストと呼ぶ)に従つて圧縮符号化するエンコード処理部10と、得られた各CMのエンコードデータD1を記憶保持すると共に、これを各チヤンネル毎に設定されたプレイリストに従つて再生し、デコードして出力するプレイアウト部11とから構成されている。
【0021】
この場合エンコード処理部10においては、エンコード制御部20の制御のもとに、ビデオテープに記録された各CMの映像音声信号をビデオテープレコーダ21により再生し、当該映像音声信号に基づく映像をモニタ22に表示し、かつ当該映像音声信号に基づく音声をスピーカ23から出力し得るようになされている。
【0022】
これによりこのエンコード処理部10では、オペレータが映像及び音声を確認しながらビデオテープに記録された各CMの映像音声信号のエンコードの開始点及び終了点や、その開始点及び終了点が確定された映像音声信号(以下、これをクリツプと呼ぶ)のID及びタイトル等をエンコード制御部20に入力するようにして所望のエンコードリストを作成し得るようになされている。
【0023】
またエンコード処理部10においては、このようにして作成されたエンコードリストに従つて、エンコード制御部20の制御のもとに、ビデオテープに記録された各CMの映像音声信号をビデオテープレコーダ21により再生し、これらをエンコーダ部24において圧縮符号化して多重化し得るようになされ、得られた各CMのエンコードデータD1をプレイアウト部11のビデオサーバ25に送出する。
【0024】
またエンコード処理部10のエンコード制御部20は、エンコードリストのデータ(以下、これをエンコードリストデータと呼ぶ)をイーサネツト28を介してプレイアウト部11のプレイアウト制御部29に送出する。
【0025】
このときエンコード処理部10には、ハードデイスク装置でなるライブラリユニツト26と、カセツトテープレコーダでなるストリーマ27とが設けられており、エンコーダ部24から出力される各CMのエンコードデータD1を必要に応じてライブラリユニツト26に一時保持し、又はストリーマ27を介してカセツトテープに記録し得るようになされている。
【0026】
一方プレイアウト部11においては、プレイアウト制御部29の制御のもとに、エンコード処理部10のエンコーダ部24から供給される各CMのエンコードデータD1をビデオサーバ25に接続されたハードデイスク装置でなる複数のメデイアユニツト30A〜30Gのうちの指定されたメテイアユニツト30A〜30Gに与えて記憶させる。
【0027】
またプレイアウト部20においては、プレイアウト制御部29を用いて各チヤンネル毎のプレイリストを作成し、編集することができ、このようにして作成した各プレイリストに従つてプレイアウト制御部29の制御のもとに、主制御部2(図1)から供給されるGPI信号S3A〜S3Fを送出トリガとして、対応するメデイアユニツト30A〜30Gから対応するCMのエンコードデータD1を読み出し、これをビデオサーバ25においてデコードした後、得られた映像音声信号S2A〜S2Fを上述のように対応するチヤンネルでスイツチヤ5(図1)に送出する。
【0028】
なおプレイアウト部11にはテープレコーダでなるストリーマ31が設けられており、プレイアウト制御部29の制御のもとに、カセツトテープに記録されて供給されるCMのエンコードデータD2をストリーマ31により再生し、これをビデオサーバ25を介してオペレータにより指定されたメデイアユニツト30A〜30G内に格納することもできるようになされている。
【0029】
かかる構成に加えこのCMインサーシヨン装置4では、プレイアウト部11のプレイアウト制御部29を用いてプレイリストを作成する際に、ビデオサーバ25から対応するCMのエンコードデータD1を再生し、デコードして送出する際の送出トリガとして、主制御装置2(図1)から与えられるGPI信号3A〜S3Fと、所定のキー入力と、プレイアウト制御部29に内蔵されたタイマ時刻との中から所望の1つを選択して設定することができるようになされている。
【0030】
そしてプレイアウト部11のプレイアウト制御部29は、CMの送出トリガとしてキー入力が選択された場合において、オペレータがプレイアウト制御部29のキーボードを用いて所定のキー操作が行われた場合や、CMの送出トリガとしてプレイアウト制御部29内のタイマが選択された場合において、当該タイマが指定された時刻になつた場合には、そのチヤンネルに対するGPI信号S4A〜S4Fをビデオサーバ25に送出するようになされている。
【0031】
このときビデオサーバ25は、プレイアウト制御部29から予め与えらたプレイリストのデータ(以下、これをプレイリストデータと呼ぶ)に基づいて各チヤンネル毎に次に送出すべきCMの送出準備(スタンバイ)を行つており、主制御装置2(図1)又はプレイアウト制御部29からGPI信号S3A〜S3F、S4A〜S4Fが与えられると、これに応動して対応するCMを再生及びデコードして、得られたそのCMの映像音声信号S2A〜S2Fを対応するチヤンネルで出力するようになされている。
【0032】
これによりこのCMインサーシヨン装置4においては、主制御装置(図1)に不具合が生じてGPI信号S2A〜S2Fを送出できない場合においても、CMの送出トリガとしてキー入力又はプレイアウト制御部29内のタイマ時刻に切り換えるようにして対処でき、かくしてCMが放送できないなどの放送事故が発生するのを未然に回避し得るようになされている。
【0033】
(3)プレイアウト部の構成
ここでプレイアウト部11のプレイアウト制御部29は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit )40、ROM(Read Only Memory)41、RAM(Random Access Memory)42、VRAM(Video RAM)43及びタイマ44がシステムバス45を介して相互に接続されることにより構成されている。
【0034】
またシステムバス45には、入力手段としてのキーボード46及びマウス47や、プリンタ48、外部記憶手段としてのハードデイスク装置49、表示手段としてのCRT(Cathode-Ray Tube)50がそれぞれキーボードインターフエース回路51、マウスインターフエース回路52、パラレルインターフエース回路53、SCSI(Small Computer System Interface )インターフエース回路54及びデイジタルアナログ変換回路54を介して接続されると共に、イーサネツトインターフエース回路56を介してエンコード処理部10のエンコード制御部20が接続され、かつシリアルインターフエース回路57を介してビデオサーバ25が接続されている。
【0035】
この場合CPU40は、エンコードデータD1のダウンロードモード時、エンコード処理部10のエンコード制御部20から与えられる制御信号に基づいてビデオサーバ25を制御することにより、エンコード処理部10のエンコーダ部24(図2)から与えられる各CMのエンコードデータD1を指定されたメデイアユニツト30A〜30Gに格納させる。
【0036】
またCPU40は、このときエンコード制御部20から与えられる各クリツプのクリツプID、タイトル及びクリツプ長(デユレーシヨン)等の情報を含んでなるエンコードリストのデータ(以下、これをエンコードリストデータと呼ぶ)をハードデイスク装置49内の所定領域に格納して保存する。
【0037】
一方CPU40は、プレイリストの作成モード時、ハードデイスク装置49内に格納された各種プログラムのなかから対応するプログラムを読み出してこれをRAM42にダウンロードする。
【0038】
またこのときCPU40は、RAM42にダウンロードしたプログラムに基づく画像データをVRAM43に格納する一方、当該画像データを所定周期で読み出し、これをデイジタルアナログ変換回路55においてアナログ変換させた後CRT50に与えることにより、対応する画面をCRT50に表示させる。
【0039】
さらにCPU40は、RAM42にダウンロードしたプログラム及びこのときキーボード46及びマウス47を介して入力される各種コマンドに基づいて、必要なデータやプログラムをハードデイスク装置49から読み出しながら対応する処理を実行する。
【0040】
そしてCPU40は、このようにして作成されたプレイリストの保存命令が入力されると、当該プレイリストのデータをハードデイスク装置49内の対応する領域に格納して保存する。
【0041】
なおCPU40は、プリント命令が入力された場合には、VRAM43に格納された画像データを読み出し、これをプリンタ48に送出する。これによりCPU40は、このときCRT50に表示されている画面をプリントさせる。
【0042】
これに対してCPU40は、プレイリストの実行処理モード時、対応するプレイリストデータをハードデイスク装置49から読み出してRAM42にダウンロードし、当該プレイリストに基づいてビデオサーバ25を制御することにより、当該ビデオサーバ25にこのプレイリストに基づいてCMを送出させる。
【0043】
このときCPU40は、いずれかのチヤンネルにおいてCMの送出トリガとしてキー入力が選択されている場合において、キーボード46の『Ctrl』キー及びそのチヤンネルに対応するフアンクシヨンキー(F1〜F6)が同時に押圧操作されると、これに応動してそのチヤンネルに対するGPI信号S4A〜S4Fをビデオサーバ25に送出する。
【0044】
またCPU40は、CMの送出トリガとしてタイマ時刻が選択されている場合において、タイマ44の時刻が指定された時刻になると、これに応動してそのチヤンネルに対するGPI信号S4A〜S4Fをビデオサーバ25に送出する。
【0045】
このようにしてプレイアウト制御部29は、各プレイリストを管理し、当該プレイリスト及び各種プログラムに基づいて各チヤンネル毎のCMの送出制御を行い得るようになされている。
【0046】
一方ビデオサーバ25においては、図4に示すように構成されており、エンコード処理部10(図2)のエンコーダ部24から与えられる各CMのエンコードデータD1をデータ入力部60に入力する。
【0047】
このときシステム制御部61には、プレイアウト制御部からそのCMのエンコードデータD1をどのメデイアユニツトに格納すべきかの情報(以下、これをメデイア指定情報と呼ぶ)が与えられる。
【0048】
かくしてシステム制御部61は、このメデイア指定情報に基づいて時分割多重制御部62を介して対応するHDD制御部63A〜63Fを制御することにより、データ入力部60を介して取り込んだCMのエンコードデータD1を指定されたメデイアユニツト30A〜30G内に格納させる。
【0049】
一方プレイリストを実行する動作モード時、システム制御部61にはプレイアウト制御部29から各チヤンネル毎のプレイリストデータが与えられる。そしてシステム制御部61は、このプレイリストデータに基づいて時分割多重制御部62を介して対応するHDD制御部63A〜63Dを制御することにより、各チヤンネル毎の次に送出すべきCMのエンコードデータD1を記憶しているメデイアユニツト30A〜30GにこれらCMの送出準備(スタンバイ)を行わせる。
【0050】
そしてシステム制御部61は、この後主制御装置2(図1)又はプレイアウト制御部29からいずれかのチヤンネルに対するGPI信号S3A〜S3F、S4A〜S4Fが与えられると、時分割多重制御部62を介して対応するHDD制御部63A〜63Fを制御することにより、対応するメデイアユニツト30A〜30Gから対応するCMのエンコードデータD1を読み出させる。この結果このメデイアユニツト30A〜30Gから読み出されたエンコードデータD1は、対応するHDD制御部63A〜63G及びデータバス64を介して時分割多重制御部62に与えられる。
【0051】
このとき時分割多重制御部62は、供給されるエンコードデータD1を時分割多重処理し、得られたビツトストリームデータD3をデータバス65を介して各チヤンネルに対応して設けられたA/V(Audio/Video )デコード部66A〜66Fのうちの対応するA/Vデコード部66A〜66Fに送出する。この結果このビツトストリームデータD3はこの後そのA/Vデコード部66A〜66Fにおいてデコードされ、得られたアナログ波形の映像音声信号S2A〜S2Fが対応するチヤンネルに送出される。
【0052】
このようにしてこのビデオサーバ25においては、プレイアウト制御部29の制御のもとに、エンコード処理部10(図2)のエンコーダ部24から与えられる各CMのエンコードデータD1を指定されたメデイアユニツト30A〜30Gに記憶保持する一方、当該記憶保持したエンコードデータD1を対応するプレイリストと、主制御装置2又はプレイアウト制御部29から与えられるGPI信号S3A〜S3F、S4A〜S4Fに基づいて再生し、デコードして対応するチヤンネルで送出することができるようになされている。
【0053】
(4)プレイアウト制御部のCPUの処理
(4−1)各種プログラムの流れ
ここでこの実施の形態によるプレイアウト制御部29では、上述のようにハードデイスク装置49(図3)にプレイリストを作成するためのプログラムや、当該プレイリストに従つてCMを送出させるためのプログラム等の各種プログラムからなる複数のソフトウエアが格納されている。
【0054】
この場合プレイアウト制御部29のCPU40は、各プログラムの実行時には、当該プログラムに対応する所定画面をCRT50(図3)に表示させる。そしてこれら各画面(すなわち各プログラム)は、図5に示す流れで呼び出すことができ、かくしてオペレータがこの流れに沿つて所望のプログラムリストを作成又は編集し、当該作成したプログラムリストを所望するチヤンネルに設定することができるようになさている。
【0055】
(4−2)各種画面での操作手順
ここで実際上プレイアウト制御部29のCPU40は、電源が投入された立ち上がり時、図6に示すようなメインメニユー画面70をCRT50(図3)に表示させる。
【0056】
このメインメニユー画面70では、プレイアウト部11の各メデイアユニツト30A〜30Gに格納された各CMのエンコードデータD1を管理する第1のソフトウエアを選択するためのクリツプマネージメントボタン71と、プレイリストを作成及び編集する第2のソフトウエアを選択するためのクリツプマネージメントボタン72と、各チヤンネル毎に所望のプレイリストを設定すると共に、当該設定された各プレイリストに基づく各チヤンネル毎のCMの送出状態をモニタリングする第3のソフトウエアを選択するためのクリツプマネージメントボタン73と、各種設定を行う第4のソフトウエアを選択するためのユーテイリテイボタン74とが表示される。
【0057】
そしてCPU40は、マウス操作により例えばプレイリストマネージメントボタン72がクリツクされると、図7に示すプレイリストマネージメント画面80をCRT50(図3)に表示させる。
【0058】
このプレイリストマネージメント画面80では、すでに作成された複数のプレイリストの各ID(Play List ID)と、その放送予定日(ON-Air-Date )と、放送予定チヤンネル(VSR OUT )とがそれぞれ一覧としてプレイリストボツクス81内に表示される。そしてこのプレイリストボツクス81内の表示内容は、当該プレイリストボツクス81横に表示されたアツプダウンボタン82A、82Bを操作することによりスクロールさせることができる。
【0059】
またこのプレイリストマネージメント画面80では、プレイリストボツクス81の右側に所望するチヤンネルを選択するためのチヤンネル指定ボタン83と、プレビユーボタン84と、ブローズボタン85とが設けられている。
【0060】
そしてオペレータは、マウス操作によりプレイリストボツクス81内のいずれかのプレイリストを選択し、放送が行われていないチヤンネルに対応する1つのチヤンネル指定ボタン83をクリツクした後、プレビユーボタン84をクリツクすることによつて、選択したプレイリストに登録されている各CMの映像を指定したチヤンネル用のモニタに表示させることができる。
【0061】
またプレビユーボタン84に換えてブローズボタン85を同様にしてクリツクすることによつて、選択したプレイリストに登録されている各CMの映像をその最初から例えば5秒間ずつ順次指定されたチヤンネル用のモニタに表示させることができる。
【0062】
なおこのプレイリストマネージメント画面80では、マウス操作によりプレイリストボツクス81内のいずれかのプレイリストを選択し、デレートボタン86をクリツクすることよつて選択したプレイリストのデータを削除することができる。
【0063】
またプレイリストマネージメント画面80では、ソートボタン87をクリツクすることによつてプルダウンメニユー(図示せず)を当該プレイリストマネージメント画面80上に重ねて表示させることができ、そのプルダウンメニユーを用いてプレイリストボツクス81内に表示されたプレイリストの順番をプレイリストIDの小さい順、放送予定日の早いもの順又は放送予定チヤンネル順に並べ代えることができる。
【0064】
さらにこのプレイリストマネージメント画面80では、メインメニユーボタン88をクリツクすることによつてメインメニユー画面70(図6)に戻ることができ、プリントボタン89をクリツクすることによつてこのプレイリストマネージメント画面80をプリントすることができる。
【0065】
一方このプレイリストマネージメント画面80では、マウス操作によりニユーボタン90をクリツクし、又はプレイリストボツクス81内のいずれかのプレイリストのプレイリストIDをクリツクすることにより当該プレイリストを選択した後チエンジボタン91をクリツクすることによつて、図8又は図9に示すプレイリスト作成画面100をCRT50(図3)に表示させることができる。
【0066】
このプレイリスト作成画面100は、キーボード46を用いて各種情報を入力するようにしてプレイリストを新規作成又は変更するための画面であり、例えばプレイリストマネージメント画面80(図7)のニユーボタン90をクリツクすることによりプレイリスト作成画面100をオープンさせた場合には図8のような初期状態のプレイリスト作成画面100が表示される。
【0067】
そしてこの状態において、まず最初にこれから作成しようとするプレイリストの実行日、放送予定チヤンネル及びプレイリストIDをキーボード46(図3)を介して順次入力することによつて、これらをそれぞれ日付欄101、チヤンネル表示欄102及びプレイリストID表示欄103に表示させることができる。
【0068】
またこのプレイリスト作成画面100では、この後オペレータが所望するクリツプの送出順位、クリツプID、放送開始時刻、備考情報及びクリツプ長等をキーボード46(図3)を用いて入力することによつて、これら情報をそれぞれクリツプ情報表示欄104内のイベント番号表示部105、クリツプID表示部106、スタート時刻表示部107、備考情報表示部108及びデユレーシヨン表示部109にそれぞれ表示せることができる。
【0069】
このとき例えばそのクリツプの放送開始時刻を入力する際に、その先頭に「K」又は「k」を入力することによつて、そのCMの送出トリガとしてキー入力を指定することができ、「K」又は「k」に代えて「C」又は「c」を入力することによつてそのCMの送出トリガとしてプレイアウト制御部29のタイマ時刻を指定することができる。またその先頭に何も入力しないことによつて、そのCMの送出トリガとして主制御装置2(図1)からのGPI信号S3A〜S3F(図1)を指定することができる。
【0070】
さらにクリツプ情報表示欄104内のイベント番号表示部105、クリツプID表示部106、スタート時刻表示部107、備考情報表示部108及びデユレーシヨン表示部109にそれぞれオペレータが所望するクリツプの送出順位、クリツプID、放送開始時刻、備考情報及びクリツプ長等の情報が表示された状態において、キーボード46(図3)の『Enter 』キーを押圧操作することによつてこれら情報をプレイリスト表示欄111に表示させることができる。
【0071】
この場合プレイリスト表示欄111は、イベント番号表示部111A、スタート時刻表示部111B、クリツプID表示部111C、タイトル表示部111D、備考情報表示部111E、デユレーシヨン表示部111F及び合計時間表示部111Gから構成されており、クリツプ情報表示欄104に表示されたそのクリツプの送出順位、クリツプID、放送開始時刻、備考情報及びクリツプ長がそれぞれ同じ段のイベント番号表示部111A、スタート時刻表示部111B、クリツプID表示部111C、備考情報表示部111E及びデユレーシヨン表示部111F内に表示される。またこのときハードデイスク装置49(図3)に格納されているエンコードデータに基づいて、そのクリツプのタイトルがタイトル表示部111Dに表示される。
【0072】
このとき例えばクリツプ情報表示欄104内のインサートモード選択ボタン112及びオーバーライト選択ボタン113のうち、インサートモード選択ボタン112がチエツクされている場合には、当該クリツプの各情報がプレイリスト表示欄111内の対応する段に挿入されるようにして表示される。これに対してオーバーライト選択ボタン113がチエツクされている場合には、そのクリツプの各情報がプレイリスト表示欄111内に予め表示された同じイベント番号の情報表示上にオーバーライトされるようにして表示される。
【0073】
そして同様の操作によりイベント番号「1」番から順番に所望する各クリツプの送出順位、クリツプID、タイトル、放送開始時刻、備考情報及びクリツプ長等の各種情報をプレイリスト表示欄111に表示させるようにする。これによりプレイリスト表示欄111を用いて図9のようなプレイリストを作成することができる。
【0074】
なおこの際、番組の放送が予定されている時間帯については、クリツプ情報表示欄104のイベント番号表示部105及びスタート時刻表示部107内にそれぞれイベント番号及び放送開始時刻を表示させると共にクリツプID表示部106にピリオド「.」を表示させた後、キーボード46(図3)の『Enter 』キーを押圧操作するようにする。この結果プレイリスト作成画面100のプレイリスト表示欄111内のそのイベント番号に対応する段が例えば青色に着色され、タイトル表示部111D内に番組の放送時間帯を意味する「PGM」の文字が表示される。
【0075】
因に、このプレイリスト作成画面100では、プレイリスト表示欄111内に合計で999個のCMクリツプ又は番組からなるイベントの送出順位を設定(すなわち999個までのイベントからなるプレイリストを作成)することができる。またプレイリスト表示欄111に表示されたイベントのうち、不要なイベントの段をクリツクした後、クリツプ情報表示欄104内にデリートボタン110をクリツクすることによつて、そのイベントをプレイリスト表示欄111内から削除することができる。
【0076】
そしてこのようにして作成したプレイリストを登録したい場合にはセーブボタン114をクリツクするようにする。この結果プレイリスト表示欄111に表示されたプレイリストのデータがCPU40(図3)の制御のもとにハードデイスク装置49(図3)内に格納されて保存される。
【0077】
これに対してこのプレイリストをキヤンセルしたい場合にはキヤンセルボタン115をクリツクするようにする。この結果プレイリスト表示欄111に表示された各情報をセーブすることなく消去することができる。
【0078】
またこのプレイリスト作成画面100をプリントしたい場合にはプリントボタン116をクリツクするようにする。この結果CPU40の制御のもとに、このプレイリスト作成画面100をプリントすることができる。
【0079】
さらにこのプレイリスト作成画面100では、エデイツト(マウス)ボタン117をクリツクすることによつて、マウス操作によりプレイリストを作成することができるプレイリスト作成画面に切り換えることができ、これに対してプレイリストテーブルボタン318をクリツクすることよつて、プレイリストマネージメント画面80(図7)のプレイリストボツクス81と同様のプレイリストボツクスが表示されたプレイリストテーブル画面に切り換えることができる。
【0080】
またプレイリスト作成画面100では、プレビアスボタン119をクリツクすることによつて前の画面(すなわちプレイリストマネージメント画面80(図7))に戻ることができ、さらにメインメニユーボタン120をクリツクすることによつて、メインメニユー画面70(図6)に戻ることができる。
【0081】
一方CPU40(図3)は、CRT50(図3)にメインメニユー画面70(図6)が表示された状態において、マウス操作によりチヤンネルステータスボタン73がクリツクされると、図10に示すチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130をCRT50に表示させる。
【0082】
このチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130は、各チヤンネル毎のプレイリストを設定し、かつプレイリストに基づく各チヤンネルのCMの送出状態を監視するための画面であり、例えばいずれかのチヤンネルのプレイリストを設定する場合には、まずプレイリストテーブルボタン131をクリツクすることにより、図11のようなプレイリストテーブル画面132をCRT50に表示させる。
【0083】
このプレイリストテーブル画面132では、すでに作成されて登録された複数のプレイリストの各ID(Play List ID)と、その放送予定日(ON-Air-Date )と、放送予定チヤンネル(VSR OUT )とがそれぞれ一覧としてプレイリストボツクス133内に表示される。
【0084】
そしてこのプレイリストボツクス133内の表示内容は、当該プレイリストボツクス133横に表示されたアツプダウンボタン134A、134Bをマウス操作によりクリツクすることによりスクロールさせることができる。
【0085】
そしてオペレータは、元のチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130に戻りたい場合にはキヤンセルボタン135をクリツクし、これに対してプレイリストボツクス133内に表示された所望するプレイリストを選択する場合にはそのプレイリストIDをクリツクした後オープンボタン136をクリツクするようにする。
【0086】
この結果CRT50には元のチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130が表示されると共に、選択したプレイリストの内容がチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130のプレイリスト表示欄1137内に表示され、そのプレイリストのプレイリストID及び放送予定日がそれぞれプレイリストID表示欄138及び日付表示欄139に表示される。
【0087】
そしてこの後アクテイブボタン140をクリツクすることにより対応するダイアログボツクス(図示せず)をオープンさせた後、送出を開始するイベント番号を入力した後、当該ダイアログボツクス内のOKボタンをクリツクするようにする。
【0088】
これによりチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130のプレイリスト表示欄137に表示されたプレイリストをチヤンネル表示欄141に表示されたチヤンネルで待機状態にする(すなわちそのチヤンネルにそのプレイリストを設定する)ことができる。なおチヤンネル表示欄141に表示されたチヤンネル番号は、プルダウンボタン142を用いて変更することができ、これにより所望のプレイリストを所望チヤンネルに設定することができる。
【0089】
そしてチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130では、このようにして設定したプレイリストの実行処理時、プレイリスト表示欄137のイベント番号表示部137A内に、そのときまでに送出が終了しているイベントに対してチエツクマーク143が表示される。
【0090】
またそのとき送出しているイベントについては、対応する段が所定の第1の色で着色表示され、送出スタンバイが完了して内容を変更することができないイベントについては対応する段が所定の第2の色で着色表示される。
【0091】
さらにプレイリスト表示欄137に表示されたプレイリストの実行時、次の番組の開始時刻までの残り時間がカウントダウン表示部144内に表示される。
【0092】
これによりこのチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130を用いて各チヤンネル毎に設定したプレイリストの実行状態を監視することができる。
【0093】
なおチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130では、ストツプボタン145をクリツクすることによつてプレイリスト表示欄137に表示されたプレイリストの実行処理を停止させることができる。
【0094】
またマルチステータスボタン146をクリツクすることよつて、図12に示すような全チヤンネルのプレイリストの実行状態を表すマルチチヤンネル表示画面147を表示させることができ、メインメニユーボタン148をクリツクすることによつてメインメニユー画面70(図6)に戻ることができる。
【0095】
さらにチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130では、エデイツトプレイリストボタン149をクリツクすることによつて、図13に示すプレイリスト編集画面150を表示させることができる。
【0096】
この場合このプレイリスト編集画面150は、現在実行されているプレイリストを編集するための画面であり、プレイリスト作成画面100(図8及び図9)のキヤンネルボタン115、プリントボタン116、エデイツトボタン117、プレイリストテーブルボタン118、プレビアスボタン119及びメインメニユーボタン120とそれぞれ同様の機能を有するキヤンネルボタン151、プリントボタン152、エデイツトボタン153、プレイリストテーブルボタン154、プレビアスボタン155及びメインメニユーボタン156が表示される。
【0097】
またこのプレイリスト編集画面150では、プレイリスト作成画面100(図8及び図9)のクリツプ情報表示欄104、日付表示欄101、チヤンネル番号表示欄102、プレイリストID表示欄103及びプレイリスト表示欄111と同様のクリツプ情報表示欄157、日付表示欄158、チヤンネル番号表示欄159、プレイリストID表示欄160及びプレイリスト表示欄161が表示され、プレイリスト表示欄161内にその直前のチヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面130(図10)のプレイリスト表示欄137に表示されていたプレイリストが表示される。
【0098】
そしてこのプレイリスト編集画面150では、プレイリスト表示欄161のイベント番号表示部161A内にそのときまでに送出されているイベントについてはチエツクマーク162が表示される。またそのとき送出しているイベントについては、対応する段が所定の第1の色で着色表示され、送出スタンバイが完了して内容を変更することができないイベントについては対応する段が所定の第2の色で着色表示される。
【0099】
さらにこのプレイリスト編集画面150では、各イベントについて送出10秒前までは編集を行うことができ、プレイリスト表示欄161のイベント番号表示部161A内には編集できない最後のイベントのイベント番号の左横に下向き矢印163が表示される。
【0100】
従つてオペレータは、このプレイリスト編集画面150を用いて、プレイリスト表示欄161に表示された各イベントのうち、下向き矢印163よりも下のイベントについてクリツプ情報表示欄157を用いて所望のクリツプに変更したり、又はそのクリツプの送出トリガを変更するなどの編集を行うことができる。
【0101】
(5)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、このテレビジヨン放送システム1のCMインサーシヨン装置4では、プレイアウト部11のプレイアウト制御部29を用いてプレイリストを作成する際、CMの送出トリガとして主制御装置2(図1)から与えられるGPI信号S3A〜S3Fと、キー入力と、プレイアウト制御部29内のタイマ時刻とのいずれか1つを選択することができる。
【0102】
そしてプレイアウト制御部29は、プレイリストの実行時、送出すべきCMの送出トリガとしてキー入力が設定されている場合において、当該プレイアウト制御部29のキーボード46を介して所定のキー入力が与えられた場合や、送出すべきCMの送出トリガとしてプレイアウト制御部29内のタイマ時刻が設定されている場合において、当該タイマ44の時刻が指定された時刻になると、これに応動してGPI信号S4A〜S4Fをビデオサーバ25に送出する。
【0103】
このときビデオサーバ25は、各チヤンネル毎に次のCMの送出スタンバイを完了しており、プレイアウト制御部29からGPI信号S4A〜S4Fが与えられると、これを送出トリガとして対応するCMを対応するメデイアユニツト30A〜30Gから読み出し、これをデコードして、得られたCMの映像音声信号S2A〜S2Fをスイツチヤ5(図1)に送出する。
【0104】
従つてこのテレビジヨン放送システム1では、上述のようにCMインサーシヨン装置4のプレイリストを管理するプレイアウト制御部29にプレイリストに基づいてGPI信号S4A〜S4Fを出力する機能をもたせた分、CMの送出トリガとして当該GPI信号S4A〜S4Fを設定しておく(すなわちキー入力又はプレイアウト制御部29のタイマ時刻を送出トリガとして設定しておく)ことによつて、主制御装置2の不具合等に関わりなく、ビデオサーバ25から確実に対応するCMの映像音声信号S2A〜S2Fを送出することができる。
【0105】
以上の構成によれば、CMインサーシヨン装置4のプレイリストを管理するプレイアウト制御部29にGPI信号の出力機能S4A〜S4Fをもたせるようにしたことにより、主制御装置2の不具合等にかかわりなくビデオサーバ25から確実に対応するCMの映像音声信号S2A〜S2Fを送出し得るようにすることができ、かくしてCM送出に対する信頼性の高いテレビジヨン放送システムの実現できる。
【0106】
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明をテレビジヨン放送システム1のCMインサーシヨン装置4に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、CMの映像音声信号S2A〜S2F以外の各種情報素材を送出するこの他種々の情報送出装置に広く適用することができる。
【0107】
また上述の実施の形態においては、送出予定の複数のCMクリツプのエンコードデータD1を記憶すると共に、プレイリストに基づいて対応するCMクリツプのエンコードデータD1の送出スタンバイを行い、トリガ信号としてのGPI信号S3A〜S3F、S4A〜S4Fが与えられたタイミングで当該送出スタンバイしたクリツプのエンコードデータD1をデコードして送出する情報記憶送出手段としてのビデオサーバ25を図4のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
【0108】
さらに上述の実施の形態においては、プログラムリストを管理し、当該プログラムリストに基づいて必要時にビデオサーバ25に対してトリガ信号としてのGPI信号S4A〜S4Fを送出するプログラム管理手段としてのプレイアウト制御部29を図3のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
【0109】
さらに上述の実施の形態においては、プレイリスト上で設定された各CMクリツプに対するGPI信号S3A〜S3F、S4A〜S4Fの出力元を、プレイアウト制御部29又は主制御装置2のいずれかに自在に切り換えることができる機能(プレイリスト作成画面80や、プレイリスト編集画面150をCRT50に表示させるプログラムに相当)をプレイアウト制御部29に搭載するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオサーバ25に搭載するようにしても良い。
【0110】
さらに上述の実施の形態においては、CMインサーシヨン装置4においてプレイリストの作成や、編集及び管理をプレイアウト制御部29のみで行い得るようにするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばプレイアウト制御部29にイーサネツトを介して複数台のパーソナルコンピユータを接続すると共に、これら各パーソナルコンピユータにプレイアウト制御部29に搭載された各種ソフトウエアと同じソフトウエアを搭載するようにして、これら各パーソナルコンピユータによつてプレイリストの作成や、編集及び管理を行い得るようにするようにしても良い。
【0111】
さらに上述の実施の形態においては、プレイリスト上で規定するCMの送出トリガの種類として主制御装置2からのGPI信号S3A〜S3F、キー入力及びプレイアウト制御部29内のタイマ時刻の3種類を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、ビデオサーバ25に対して種々の方法により所望のタイミングでトリガ信号を与えることができるようにするのであれば、プレイリスト上で規定するCMの送出トリガの種類としては、この他種々の送出トリガを適用することができる。
【0112】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、情報素材の送出順序を規定したプログラムリストに従つて複数の情報素材を順次送出する情報送出装置において、送出予定の複数の情報素材を記憶すると共に、プログラムリストに基づいて、記憶した複数の情報素材のなかから対応する情報素材の送出スタンバイを行い、トリガ信号が与えられたタイミングで当該送出スタンバイした情報素材を送出する情報記憶送出手段と、プログラムリストを管理し、当該プログラムリストに基づいて必要時に上記情報記憶送出手段に対してトリガ信号を送出するプログラムリスト管理手段とを設けるようにしたことにより、外部機器の不具合等に係わりなく、プログラムリスト管理手段から出力されるトリガ信号に基づいて情報記憶送出手段から対応する情報素材を確実に送出させることができ、かくして情報送出の信頼性を向上させ得る情報送出装置を実現できる。
【0113】
また情報素材の送出順序を規定したプログラムリストに従つて複数の情報素材を順次送出する情報送出方法において、所定の情報記憶送出手段により、送出予定の複数の情報素材を記憶すると共に、プログラムリストに基づいて、記憶した複数の情報素材のなかから対応する情報素材の送出スタンバイを行い、トリガ信号が与えられたタイミングで当該送出スタンバイした情報素材を送出する情報記憶送出ステップと、所定のプログラムリスト管理手段により、プログラムリストを管理し、当該プログラムリストに基づいて必要時に情報記憶送出手段に対してトリガ信号を送出するプログラムリスト管理ステップとを設けるようにしたことにより、外部機器の不具合等に係わりなく、プログラムリスト管理ステップから出力されるトリガ信号に基づいて情報記憶送出ステップから対応する情報素材を確実に送出させることができ、かくして情報送出の信頼性を向上させ得る情報送出方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるテレビジヨン放送システムの構成を示すブロツク図である。
【図2】CMインサーシヨン装置の構成を示すブロツク図である。
【図3】プレイアウト制御部の構成を示すブロツク図である。
【図4】ビデオサーバの構成を示すブロツク図である。
【図5】プレイアウト制御部における各画面への推移を表す概念図である。
【図6】メインメニユー画面を示す略線図である。
【図7】プレイリストマネージメント画面を示す略線図である。
【図8】プレイリスト作成画面を示す略線図である。
【図9】プレイリスト作成画面を示す略線図である。
【図10】チヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面を示す略線図である。
【図11】プレイリストテーブル画面を示す略線図である。
【図12】マルチチヤンネル表示画面を示す略線図である。
【図13】プレイリスト編集画面を示す略線図である。
【符号の説明】
1……テレビジヨン放送システム、2……主制御装置、3……番組送出装置、4……CMインサーシヨン装置、5……スイツチヤ、10……エンコード処理部、11……プレイアウト部、24……エンコーダ部、25……ビデオサーバ、29……プレイアウト制御部、40……CPU、44……タイマ、46……キーボード、47……マウス、49……ハードデイスク装置、50……CRT、70……メインメニユー画面、80……プレイリストマネージメント画面、100……プレイリスト作成画面、130……チヤンネルステータス及びプレイアウトコントロール画面、132……プレイリストテーブル画面、147……マルチチヤンネル表示画面、150……プレイリスト編集画面、S1A〜S1F、S2A〜S2F……映像音声信号、S3A〜S3F、S4A〜S4F……GPI信号、D1、D2……エンコードデータ。

Claims (3)

  1. 情報素材の送出順序を規定したプログラムリストに従つて複数の上記情報素材を順次送出する情報送出装置において、
    送出予定の複数の上記情報素材を記憶すると共に、上記プログラムリストに基づいて、記憶した複数の上記情報素材のなかから対応する上記情報素材の送出スタンバイを行い、トリガ信号が与えられたタイミングで当該送出スタンバイした上記情報素材を送出する情報記憶送出手段と、
    上記プログラムリストを管理し、当該プログラムリストに基づいて必要時に上記情報記憶送出手段に対して上記トリガ信号を送出するプログラムリスト管理手段と
    を具えることを特徴とする情報送出装置。
  2. 上記プログラムリスト管理手段には、
    上記プログラムリストにおいて設定された上記情報素材に対する上記トリガ信号の出力元を、当該プログラムリスト管理手段及び外部のいずれかに自在に切り換えることができる機能が搭載された
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報送出装置。
  3. 情報素材の送出順序を規定したプログラムリストに従つて複数の上記情報素材を順次送出する情報送出方法において、
    所定の情報記憶送出手段により、送出予定の複数の上記情報素材を記憶すると共に、上記プログラムリストに基づいて、記憶した複数の上記情報素材のなかから対応する上記情報素材の送出スタンバイを行い、トリガ信号が与えられたタイミングで当該送出スタンバイした上記情報素材を送出する情報記憶送出ステップと、
    所定のプログラムリスト管理手段により、上記プログラムリストを管理し、当該プログラムリストに基づいて必要時に上記情報記憶送出手段に対して上記トリガ信号を送出するプログラムリスト管理ステップ
    を具えることを特徴とする情報送出方法。
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