JP3996375B2 - タンクの洗浄方法及び洗浄システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タンクの洗浄方法及び洗浄システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビール等の飲料を製造するために様々なタンクが利用される。このようなタンクは、ビール等の飲料或いはその中間品を処理し、それを排出する都度、定置洗浄法により洗浄されうる。
【0003】
飲料を製造するためのタンクの洗浄においては、苛性ソーダ等を含む洗浄液による洗浄工程のみでは不十分であることが多いので、洗浄液による洗浄工程の後に高温(例えば、80℃以上)の湯による洗浄工程を実施することが好ましい。湯による洗浄工程は、タンク内を低コストで殺菌する上で非常に効果的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような湯を用いた洗浄工程を実施した場合において、タンクを速やかに利用可能な状態に戻すためには、タンクを強制的に冷却することが好ましい。ところが、高温の湯が入っていたタンクを低温(例えば、常温)の水等により急速に冷却すると、タンク内の水蒸気が急速に凝縮することによってタンク内の圧力が急激に低下し、タンクが破損又は劣化する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記の背景に鑑みてなされたものであり、例えば、タンク内を加熱された液体で洗浄した後に該タンクを冷却する際に該液体の蒸気の凝縮による該タンクの破損や劣化を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの側面は、タンクの洗浄方法に係り、加熱された液体を用いて前記タンク内を洗浄する洗浄工程と、前記洗浄工程の後に前記タンク内に残留している前記液体の蒸気を空気で置換する置換工程と、前記置換工程の後に前記タンクを冷却する冷却工程とを含むことを特徴とする。
【0007】
本発明の好適な実施の形態によれば、前記置換工程は、前記タンクの温度が所定温度以下になった後に終了することが好ましい。或いは、前記置換工程は、空気による置換に伴って前記タンクから排出される気体の温度が所定温度以下になった後に終了することが好ましい。及び/又は、前記置換工程は、前記タンク内に所定量以上の空気が供給された後に終了することが好ましい。及び/又は、前記置換工程は、所定時間が経過した後に終了することが好ましい。
【0008】
本発明の好適な実施の形態によれば、前記置換工程の後であって前記冷却工程の前に、前記タンク内に空気を更に供給して前記タンク内を加圧する加圧工程を更に含むことが好ましい。
【0009】
本発明の好適な実施の形態によれば、前記加圧工程は、前記タンク内が所定圧力になった後に終了すること、及び/又は、前記タンク内に所定量以上の空気が供給された後に終了することが好ましい。
【0010】
本発明の好適な実施の形態によれば、前記加熱された液体は、加熱された水(湯)であることが好ましい。
【0011】
本発明の好適な実施の形態によれば、前記冷却工程では、前記加熱された液体よりも低い温度の液体を利用して前記タンクを冷却することが好ましい。
【0012】
本発明の好適な実施の形態によれば、前記洗浄方法は、前記洗浄工程の前に、洗浄剤を含む洗浄液で前記タンク内を洗浄する工程を更に含むことが好ましい。
【0013】
本発明の他の側面は、タンクの洗浄システムに係り、加熱された液体を用いて前記タンク内を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄の後に前記タンク内に残留している前記液体の蒸気を空気で置換する置換手段と、前記置換の後に前記タンクを冷却する冷却手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0015】
なお、ここでは、ビール等の飲料の製造に利用されるタンクの洗浄方法に関して説明するが、本発明は、例えば、液体以外の食品又はその中間品、医薬品、化学品等を製造するためのタンクにも適用可能である。
【0016】
図1は、本発明の好適な実施の形態に係るタンク洗浄システムの概略構成を示す図である。タンク100は、例えば、ビール等の飲料又はその中間品を処理し又は取り扱うために使用されうる。例えばビールの中間品には酵母等の微生物が含まれるため、該中間品を処理等したタンク100内を殺菌するためには、殺菌に効果のある温度に加熱された水、すなわち湯を用いた洗浄工程を実施することが好ましい。典型的には、ビールの中間品に含まれる微生物は、80℃以上の温度で死滅するので、タンク100内に供給する湯の温度は、タンク100内において80℃以上であることが保証される温度とすることが好ましい。
【0017】
タンク100によるビールの中間品の処理が終了すると、処理後のビールの中間品は、バルブ210及び240を介して次工程の装置に搬送される。その後、典型的には、予備洗浄用の低温(例えば、常温)の水がバルブ260及び配管を通してポンプ250によりタンク100に供給される。タンク100に供給される水は、スプレーボール110によりタンク100の内壁に吹き付けられ、これによりタンク100の内壁が予備洗浄される。タンク100の内壁に吹き付けられた水は、その後、下降し、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を通して排出される。
【0018】
予備洗浄の後、化成ソーダ等の洗浄剤を含む洗浄液がバルブ260及び配管を介してポンプ250によりタンク100に供給される。タンク100に供給される洗浄液は、スプレーボール110によりタンク100の内壁に吹き付けられ、これによりタンク100の内壁が洗浄される。タンク100の内壁に吹き付けられた洗浄液は、その後、下降し、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を通して排出される。
【0019】
洗浄液による洗浄工程の後、典型的には、タンク100は、ポンプ250により水(例えば、常温)が供給されて洗浄されうる。なお、洗浄液の供給用のポンプと水の供給用のポンプとを別個に設けてもよいことは言うまでもない。
【0020】
次いで、タンク100には、バルブ260及び配管を通してポンプ250によって湯(例えば、90℃)が供給される。タンク100に供給された湯は、スプレーボール110によってタンク100の内壁に吹き付けられ、これによりタンクが洗浄される。この洗浄は、タンク100及び液体の搬送経路を殺菌する上で効果的である。タンク100に供給された湯は、その後、下降し、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を通して排出される。タンク100に供給される湯の量は、流量計130によって計測される。
【0021】
湯による洗浄工程(殺菌工程)においてタンク100内には高温の湯が供給されるため、タンク100内は、その湯の蒸気である水蒸気で満たされる。したがって、湯による洗浄工程の直後にタンク100を急冷すると、タンク100内の水蒸気の凝縮によりタンク100内の圧力が急激に低下し、これによりタンク100が破損又は劣化する可能性がある。勿論、このような圧力変化、又は、外気圧との圧力差に十分に耐えうるようにタンク100を設計すれば破損や劣化を避けることができるが、この場合、タンクの製造費用が高くなるという問題や、既に存在するタンクを利用することができないという問題がある。ここで、前者の製造費用に関して言えば、ビール等の製造に利用されるタンクは一般に極めて大型であるため、上記のような破損や劣化に耐えるタンクの製造費用は相当なものとなる。
【0022】
このような問題に鑑み、このタンク洗浄システムでは、湯による洗浄工程の後に、タンク100内の水蒸気を空気で置換し、好ましくは更にタンク100内を加圧した後に、タンク100を水等で冷却する。
【0023】
すなわち、このタンク洗浄システムでは、湯による洗浄工程の後に、ブロア150によりタンク100内に空気を供給し、タンク100内の水蒸気をこの空気によって置換する。ブロア150とタンク100との間には、タンク100に供給される空気の流量(ここでは、瞬時値及び積算値)を計測するための流量計180が配置されている。湯による洗浄工程によってタンク100内に残留している水蒸気は、ブロア150によってタンク100内に供給される空気によってバルブ210及び240並びに配管を通して外部に排出される。
【0024】
この置換の後、ブロア150によりタンク100内に更に空気を供給して、タンク100内を加圧することが好ましい。これにより、続く冷却工程における水蒸気の凝縮によるタンク100の破損や劣化をさらに効果的に防止することができる。
【0025】
湯による洗浄工程中及びその後の工程においてタンク100内の圧力が水蒸気圧によって所定値を越えないように、タンク100の上部等に安全弁190が設けられている。安全弁190を通った水蒸気は、排気管を通して、水が張られた容器(水封)200に排出される。
【0026】
タンク100内の水蒸気を空気で置換した後、或いは、その後更に空気を供給してタンク100内を加圧した後、ポンプ250によりタンク100内に低温(例えば、常温の水)の水を供給してタンク100を冷却する。
【0027】
次に、図2を参照しながら本発明の好適な実施の形態に係るタンク洗浄システムにおける洗浄方法を説明する。
【0028】
タンク100内でビールの中間品の処理が終了すると、該中間品をバルブ210及び240並びに配管を通して排出した後、ステップS100において、タンク100内を低温(例えば、常温)の水によって予備洗浄する。具体的には、ポンプ250により予備洗浄用の低温の水がタンク100に供給され、スプレーボール110からタンク100の内壁に吹き付けられる。タンク100の内壁に吹き付けられた水は、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を介して排出される。
【0029】
次いで、ステップS101では、苛性ソーダ等の洗浄剤を含む洗浄液によってタンク100内を洗浄する。具体的には、ポンプ250により洗浄液がタンク100に供給され、スプレーボール110からタンク100の内壁に吹き付けられる。タンク100の内壁に吹き付けられた洗浄液は、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を介して排出される。
【0030】
次いで、ステップS102では、タンク100内を低温(例えば、常温)の水によって洗浄して、洗浄液等を洗い落とす。具体的には、ポンプ250により低温(例えば、常温)の水がタンク100に供給され、スプレーボール110からタンク100の内壁に吹き付けられる。タンク100の内壁に吹き付けられた水は、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を介して排出される。
【0031】
次いで、ステップS103では、タンク100内を加熱された水(例えば、タンク100内において80℃以上)の湯によって洗浄する。具体的には、ポンプ250により湯がタンク100に供給され、スプレーボール110からタンク100の内壁に吹き付けられる。タンク100の内壁に吹き付けられた湯は、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を介して排出される。なお、湯による洗浄の際、タンク100内には湯から発生する水蒸気が充満する。
【0032】
次いで、ステップS104では、タンク100内に充満した水蒸気を空気によって置換する。具体的には、ブロア150により空気がタンク100に供給され、スプレーボール110に設けられた多数穴を通してタンク100内に吹き出される。タンク100内に水蒸気は、この空気によって下方に押され、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を介して排出される。
【0033】
次いで、ステップS105では、ブロア150によりタンク100内に更に空気を供給することによりタンク100内を加圧する。この際、バルブ240は閉じられる。
【0034】
次いで、ステップS106では、タンク100内を低温(例えば、常温)の水によって冷却する。具体的には、ポンプ250により低温(例えば、常温)の水がタンク100に供給され、スプレーボール110からタンク100の内壁に吹き付けられる。タンク100の内壁に吹き付けられた水は、タンク100の底からバルブ210及び240並びに配管を介して排出される。ここで、この実施の形態によれば、ステップS104及びS105においてタンク100内の水蒸気が空気によって置換されているため、タンク100が急激に冷却されても水蒸気の凝縮によるタンク100内の圧力低下が起こらない。したがって、タンク100が破損したり劣化したりすることがない。
【0035】
次いで、図3A及び図3Bを参照しながら図2のステップS103〜S105のより具体的な手順を説明する。なお、図3A及び図3BのステップS201〜S205は図2のステップS103(湯による洗浄工程)に対応し、図3A及び図3BのステップS206〜S213は図2のステップS104(蒸気を空気で置換する置換工程)に対応し、図3A及び図3BのステップS214〜S220は図2のステップS105(タンク内を加圧する加圧工程)に対応する。
【0036】
まず、ステップS102(図2参照)に次いで、湯による洗浄工程を開始すべく、ステップS201で安全弁190を開き、ステップS202でポンプ250によりタンク100内への湯の供給を開始する。なお、この際、タンク100内に供給される湯を順次排出するため、バルブ210及び240は開放状態にされる。ステップS203では、所定量の湯がタンク100内に供給された否かを流量計130の出力に基づいて判断する。所定量の湯がタンク100内に供給されたらステップS204に進み、ステップS204においてタンク100への湯の供給を終了する。次いで、安全弁205を閉じてステップS206に進む。
【0037】
ステップS206〜S213は、先の湯による洗浄工程でタンク100内に発生した水蒸気を空気で置換する置換工程である。なお、この置換工程では、タンク100内の水蒸気を廃棄するためにバルブ210及び240は開放状態にされる。
【0038】
まず、ステップS206でブロア150を駆動してタンク100内への空気の供給を開始する。次いで、ステップS207ではタンク100に供給されている空気の流量が所定値以上であるか否かを流量計180の出力に基づいて判断し、該空気の流量が所定値以上であればステップS208に進み、所定値未満であれば異常が発生したものと看做してステップS209に進み、警報を発すると共にタンク洗浄システムの動作を停止させる。
【0039】
ステップS208では、タンク100への空気の供給の開始後、所定時間が経過したか否かを例えばタイマーの出力に基づいて判断し、所定時間が経過したらステップS210に進む。
【0040】
ステップS210では、タンク100に供給された空気の積算流量が所定値以上になっているか否かを流量計180の出力に基づいて判断し、該積算流量が所定値以上になっていたらステップS211に進み、所定値未満であれば異常が発生したものと看做してステップS212に進み、警報を発すると共にタンク洗浄システムの動作を停止させる。
【0041】
ステップS211では、タンク100の温度が所定温度以下になったか否かを温度計230の出力に基づいて判断し、タンク100の温度が所定温度以下になっていたらステップS214に進み、所定値よりも高かったら異常が発生したものと看做してステップS213に進み、警報を発すると共にタンク洗浄システムの動作を停止させる。
【0042】
ステップS214〜S220は、タンク100に空気を更に供給することによってタンク100内を加圧する加圧工程である。なお、この加圧工程では、タンク100内を加圧するためにバルブ240が閉じた状態にされ、一方、タンク100内の圧力を計測するためにバルブ210は開いた状態にされる。
【0043】
まず、ステップS214では、ブロア150によってタンク100に供給されている空気の流量が所定値以上であるか否かを流量計180の出力に基づいて判断し、該空気の流量が所定値以上であればステップS215に進み、所定値未満であれば異常が発生したものと看做してステップS216に進み、警報を発すると共にタンク洗浄システムの動作を停止させる。
【0044】
ステップS215では、タンク100に供給された空気の積算流量が所定値以上になったかを流量計180の出力に基づいて判断し、該積算流量が所定値以上になったらステップS217に進む。
【0045】
ステップS217では、タンク100内の圧力が所定値以上になっているか否かを圧力計220の出力に基づいて判断し、タンク100内の圧力が所定値以上になっていたらステップS218に進み、所定値未満であれば異常が発生したものと看做してステップS219に進み、警報を発すると共にタンク洗浄システムの動作を停止させる。
【0046】
ステップS218では、正常にタンク100内が加圧されたものと看做してブロア150によるタンク100への空気の供給を終了する。次いで、ステップS220では、安全弁190を開く。その後、低温(例えば、常温)の水によってタンク100が冷却される(ステップS106)。
【0047】
以上のように、本発明の好適な実施の形態によれば、加熱された液体でタンクを洗浄した後に、該タンク内に充満している該液体の蒸気を空気で置換し、その後に該タンクを冷却することにより、冷却による蒸気の凝縮によって起こりうる該タンク内の圧力低下を防止し、該タンクの破損や劣化を防止することができる。さらに、該タンク内を蒸気を空気で置換した後に該タンク内を加圧してから該タンクを冷却することにより、冷却による蒸気の凝縮によって起こりうる該タンク内の圧力低下を一層効果的に防止し、該タンクの破損や劣化を一層確実に防止することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば、タンク内を加熱された液体で洗浄した後に該タンクを冷却する際に該液体の蒸気の凝縮による該タンクの破損や劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係るタンク洗浄システムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の好適な実施の形態に係るタンク洗浄システムにおける洗浄方法を説明する図である。
【図3A】、
【図3B】図2のステップS103(湯による洗浄工程)、ステップS104(蒸気を空気で置換する置換工程)及びステップS105(タンク内を加圧する加圧工程)の具体例を説明する図である。

Claims (11)

  1. タンクの洗浄方法であって、
    加熱された液体を用いて前記タンク内を洗浄する洗浄工程と、
    前記洗浄工程の後に前記タンク内に残留している前記液体の蒸気を空気で置換する置換工程と、
    前記置換工程の後に前記タンク内に空気を更に供給して前記タンク内を加圧する加圧工程と、
    前記加圧工程の後に前記タンクを冷却する冷却工程と、
    を含むことを特徴とするタンクの洗浄方法。
  2. 前記置換工程は、前記タンクの温度が所定温度以下になった後に終了することを特徴とする請求項1に記載のタンクの洗浄方法。
  3. 前記置換工程は、空気による置換に伴って前記タンクから排出される気体の温度が所定温度以下になった後に終了することを特徴とする請求項1に記載のタンクの洗浄方法。
  4. 前記置換工程は、前記タンク内に所定量以上の空気が供給された後に終了することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のタンクの洗浄方法。
  5. 前記置換工程は、所定時間が経過した後に終了することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のタンクの洗浄方法。
  6. 前記加圧工程は、前記タンク内が所定圧力になった後に終了することを特徴とする請求項に記載のタンクの洗浄方法。
  7. 前記加圧工程は、前記タンク内に所定量以上の空気が供給された後に終了することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のタンクの洗浄方法。
  8. 前記加熱された液体は、加熱された水であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のタンクの洗浄方法。
  9. 前記冷却工程では、前記加熱された液体よりも低い温度の液体を利用して前記タンクを冷却することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のタンクの洗浄方法。
  10. 前記洗浄工程の前に、洗浄剤を含む洗浄液で前記タンク内を洗浄する工程を更に含むことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のタンクの洗浄方法。
  11. タンクの洗浄システムであって、
    加熱された液体を用いて前記タンク内を洗浄する洗浄手段と、
    前記洗浄の後に前記タンク内に残留している前記液体の蒸気を空気で置換する置換手段と、
    前記置換の後に前記タンク内に空気を更に供給して前記タンク内を加圧する加圧手段と、
    前記加圧の後に前記タンクを冷却する冷却手段と、
    を備えることを特徴とするタンクの洗浄システム。
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