JP3993876B2 - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクに光を照射して情報を記録または/および再生する光ディスク駆動装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、2つの開口数(NA;Numerical Aperture)で情報を記録再生できるようにした光ディスク駆動装置が提案されている。
図15は、前記特許文献1に記載された従来の光ディスク駆動装置を示すものである。図15に示すように、光ディスク駆動装置は、複数の受発光ユニット131,132と、光路一致手段である偏光ビームスプリッター135と、コリメートレンズ139と、光束分岐手段であるハーフミラー143と、単一の光検出器144と、対物レンズ140とを備える。受発光ユニット131は、発光素子133および第1受光素子161を備え、受発光ユニット132は、発光素子134および第1受光素子162を備える。光検出器144は、第2受光素子151を備える。発光素子133および発光素子134は、同時に駆動されることは無く、いずれか一方だけが駆動されて発光する。
光ディスク(記録媒体)141が駆動されるときには発光素子133が駆動される。このとき、発光素子133から出射された光束136は、偏光ビームスプリッター135を透過し、コリメートレンズ139によって略平行光に変換される。略平行光に変換された光束136は、対物レンズ140によって光ディスク141上に集光される。光ディスク141からの反射光はもと来た光路を逆にたどって受発光ユニット131に戻る。受発光ユニット131内において、反射光はホログラム素子(図示せず)によって第1受光素子161に導かれて受光される。
光ディスク(記録媒体)142が駆動されるときには発光素子134が駆動される。このとき、発光素子134から出射された光束137は、偏光ビームスプリッター135で反射して直角に折り曲げられ、光束136と同じ光路を通る。反射した光束137は、コリメートレンズ139によって略平行光に変換され、対物レンズ140によって光ディスク142上に集光される。光ディスク142からの反射光は、もと来た光路を逆にたどり受発光ユニット132に戻る。受発光ユニット132内において、反射光は第1受光素子162に導かれて受光される。
前記ハーフミラー143は、コリメートレンズ139からの平行光の一部を反射しその他を透過する。ハーフミラー143による光束136の反射光および光束137の反射光は、ともに検出器144内の単一の第2受光素子151によって前光として受光される。この検出器144から出力された信号を発光素子の駆動回路にフィードバックして発光素子133または発光素子134の出力を一定に保つ。
このように、光ディスク141または光ディスク142に信号を記録したり、光ディスク141または光ディスク142に記録された信号を再生したりする。
特開平10−222864号公報(図8)
しかしながら、前記従来の構成では、図16に示すように、第2受光素子151で検出される光束は、光束136,137の中央部分だけなので、周囲の温度変化、発光出力の変化等によって発光素子133,134の発光パターンが変化した場合には、発光素子133,134の発光量と第2受光素子151の受光量との比例関係が崩れるため正確な光量制御ができなくなるという課題を有していた。
また、1つの光ディスク駆動装置において複数の開口数で記録・再生する場合、ある1つの開口数で光束の全光量を第2受光素子151で検出するように設定しても、他の開口数では光束の一部あるいは不要な光束まで検出することになり、正確な光量制御ができなくなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の開口数に対応可能な光ディスク駆動装置において、各開口数における光量制御に対して発光素子の安定した発光量を保持できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、複数の光ディスクにそれぞれ対応した開口数で動作可能な光ディスク駆動装置を前提として、光源と、この光源から出射された光束を第1光束と第2光束とに分岐する分岐素子と、この分岐素子によって分岐された前記第1光束を受光する第1検出器と、この第1検出器の受光量に応じて前記光源の出射量を制御する制御器と、前記第2光束を光ディスクで反射した後に受光する第2検出器とを備え、前記第1検出器は、前記第1光束の内側光束を受光する第1検出領域と、この第1検出領域と同心円状に形成され、前記第1光束の外側光束を受光する少なくとも1つ以上の第2検出領域とを有し、前記制御器は、前記第1検出領域の受光量に基づいて前記光源の出射量を制御する第1制御状態と、前記第1検出領域及び前記第2検出領域の受光量に基づいて前記光源の出射量を制御する第2制御状態とに切り換え可能に構成されている。
この構成では、開口数の小さな設定時には、制御器が、第1光束の内側光束のみを受光する第1検出領域の受光量に基づいて光源の出射量を制御する一方、開口数の大きな設定時には、制御器が、第1光束の内側光束を受光する第1検出領域の受光量と、第1光束の外側光束を受光する第2検出領域の受光量との双方に基づいて光源の出射量を制御する。このように開口数に応じて検出領域を変えることで、各開口数の何れにおいても開口数に応じた第1光束の全光量を検出可能となるので、複数の開口数に対応可能な光ディスク駆動装置において、各開口数に対して正確な光量制御を行なうことができる。
しかも第1検出領域と第2検出領域とが同心円状に形成されているので、第1光束の内側光束の光束径と外側光束の光束径に応じた検出領域パターンを第1検出器に構成するだけで開口数に応じた光量を制御するための信号を得ることができ、装置構成を簡素化することができる。
また本発明は、複数の光ディスクにそれぞれ対応した開口数で動作可能な光ディスク駆動装置であって、光源と、この光源から出射された光束を第1光束と第2光束とに分岐する分岐素子と、この分岐素子によって分岐された前記第1光束を受光する第1検出器と、この第1検出器の受光量に応じて前記光源の出射量を制御する制御器と、前記第2光束を光ディスクで反射した後に受光する第2検出器と、前記分岐素子と前記第1検出器との間に配置された回折素子とを備え、前記回折素子は、前記内側光束を第1検出領域に向かって回折させる第1回折部と、前記外側光束を第2検出領域に向かって回折させる第2回折部とを備えている。
この構成では、分岐素子で分岐された第1光束の内側光束と外側光束とを別個に回折させて分割することができるので、第1検出器の検出領域パターンの自由度を増大させることができる。また、第1検出器の位置調整が容易となる。
前記分岐素子と前記光ディスクとの間に、前記分岐素子で分岐された前記第2光束を通過させる開口制限部材を配置し、前記開口制限部材は、少なくとも第1開口状態と、この第1開口状態よりも大径の前記第2光束を通過させる第2開口状態とを切換可能に有している構成としてもよい。
この構成では、開口制限部材によって、光ディスクに入射される第2光束に対応した開口数を複数段に設定することができる。
前記光源と前記分岐素子との間に、前記光源から前記分岐素子へ向かう光束を平行光束に変換するコリメートレンズを設け、前記第1検出領域が、前記第1開口状態の開口制限部材を通過する前記第2光束と略同径の円形状に形成され、前記第2検出領域が、前記第1検出領域の周囲に設けられ、かつ前記第2開口状態の開口制限部材を通過する前記第2光束と略同径の外径を有する円環状に形成されていてもよい。
この構成では、分岐素子に平行光束が入射されるので、分岐素子から出射されるときの第1光束及び第2光束と、第1検出器に入射されるときの第1光束とが同径となる。この結果、開口制限部材の第1開口状態における開口径と第1検出領域とを略同径とすればよく、また開口制限部材の第2開口状態における開口径と第2検出領域の外径とを略同径とすればよい。したがって、各開口数に対し、確実な全光量検出を容易に行なうことができる。
前記開口制限部材は、前記第2光束の光束径を調整するために開口制限動作を行なうように構成され、前記制御器は、前記開口制限部材の開口制限動作に連動させて前記第1制御状態と前記第2制御状態との切り換えを行なうように構成されていてもよい。
この構成では、各開口数に応じて制御器の制御状態を確実に合わせることができ、光源による出射光量制御を確実なものにすることができる。
前記光源として、互いに波長の異なる光を出射する複数の光源が設けられ、前記分岐素子と前記光ディスクとの間には、前記分岐素子で分岐された前記第2光束を通過させる開口制限部材が配置され、前記開口制限部材は、通過する前記第2光束の光束径をこの第2光束の波長に基づいて調整するフィルターによって構成され、前記制御器は、前記光源の何れが光を出射するかによって制御状態の切り換えを行なう構成とされていてもよい。
この構成では、開口制限部材の構成を簡素化しつつ、光源による出射光量制御を確実なものにすることができる。
前記光源として、互いに波長の異なる光を出射する複数の光源が設けられ、前記制御器は、前記光源の何れが出射するかによって制御状態の切り換えを行なう構成とされていてもよい。
この構成では、第1検出器が受光する光束の波長に応じて検出領域の選択を行なうので、各開口数に対してそれぞれ波長の異なる光束が用いられる場合に、各開口数に応じた光量検出を高精度に行なうことができる。
前記光源として、第1光源と、この第1光源よりも波長の短い光を出射する第2光源とが設けられ、前記第1検出領域は、前記第1光源から出射されて前記分岐素子で分岐された前記第1光束を受光するように構成され、前記第2検出領域は、前記第2光源から出射されて前記分岐素子で分岐された前記第1光束を受光するように構成されていてもよい。
この構成では、互いに波長の異なる2つの光源が用いられる構成において、第2光源から出射される波長の短い光束の光束径を大きくしても、その光束の全光量を第1検出器で検出可能にすることができ、複数の開口数が設定される場合であっても高精度な光量制御を行なうことができる。
開口数が約0.45、約0.6及び約0.85のうちの何れか2つに設定されていてもよい。
本構成によって、1つの光ディスク駆動装置として、CD(Compact Disc)に代表される開口数0.45のシステムと、DVD(Digital Versatile Disc)に代表される開口数0.6のシステムと、BD(Blu−ray Disc)に代表される開口数0.85のシステムとの中の何れか2つを組み合わせて構成した場合に、それぞれの開口数に応じた光量を制御するための信号を得ることができる。
前記光源として、第1光源と、この第1光源よりも波長の短い光を出射する第2光源と、この第2光源よりも波長の短い光を出射する第3光源とが設けられ、前記第1検出器は、前記第1光束の内側光束を受光する第1検出領域と、前記第1光束の外側光束を受光する第2検出領域と、前記第1光束の最外側光束を受光する第3検出領域とを有し、前記制御器は、前記第1検出領域の受光量に基づいて前記第1光源の出射量を制御する第1制御状態と、前記第1検出領域及び前記第2検出領域の受光量に基づいて前記第2光源の出射量を制御する第2制御状態と、前記第1検出領域、第2検出領域及び前記第3検出領域の総受光量に基づいて前記第3光源の出射量を制御する第3制御状態とに切り換え可能に構成されていてもよい。
この構成では、互いに波長の異なる3つの光源が用いられる構成において、光源から出射される光束の波長が短くなるのに応じて光束径を大きくしても、その光束の全光量を第1検出器で検出可能にすることができ、複数の開口数が設定される場合であっても高精度な光量制御を行なうことができる。
開口数が約0.45、約0.6及び約0.85に設定されていてもよい。
本構成によって、1つの光ディスク駆動装置として、開口数0.45のシステムと、開口数0.6のシステムと、開口数0.85のシステムとを構成した場合に、それぞれの開口数に応じた光量を制御するための信号を得ることができる。
前記複数の光源が、それぞれ別個のパッケージに設けられていれば、光源として汎用のものを使用できるようになる
記回折素子と前記第1検出器との間には、集光素子が配置されていてもよい。
本構成では、開口数に応じて回折素子で分割された光束を集光素子によって第1検出器上に集光して光量を制御するための信号を得ることができる。
前記分岐素子と前記第1検出器との間に、前記分岐素子で分岐された前記第1光束を通過させる開口制限部材が配置され、前記開口制限部材は、少なくとも第1開口状態と、この第1開口状態よりも大径の前記第2光束と略同径の光束を通過させる第2開口状態とを切換可能に有していてもよい。
この構成では、分岐素子で分岐された第1光束の光束径を開口制限部材によって調整するので、各検出領域で第1光束の全光量を受光できるように調整することができる。
前記分岐素子は、ホログラム素子によって構成されていてもよい。本構成によって、部品の集積化をはかることができる。
本発明の光ディスク駆動装置によれば、複数の開口数に対応できるとともに、各開口数に対して安定した発光素子の発光量を保持することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における光ディスク駆動装置を示す図である。図2は、光検出器の形状および演算回路を示した図である。図1に示すように、本光ディスク駆動装置は、2つの開口数(高開口数と低開口数)が設定可能に構成されるものであり、光源である発光素子1aと、コリメートレンズ2と、分岐素子であるビームスプリッター3と、第1検出器である光検出器4と、開口制限部材5と、対物レンズ6と、第2検出器である光検出器9と、制御器50とを主要要素として備えている。この光ディスク駆動装置では、記録媒体である光ディスク7aが装填された場合には、高開口数の設定となり、光ディスク7bが装填された場合には、低開口数の設定となる。
発光素子1aは、パッケージ1に搭載されており、光束を出射する発光部を構成する。コリメートレンズ2は、前記発光素子1aとビームスプリッター3との間に配置され、発光素子1aから出射されてビームスプリッター3へ向かう光束10を略平行光に変換する。ビームスプリッター3は略平行光に変換された光束10を分岐するものであり、反射面3aを有する。ビームスプリッター3の反射面3aにおいて、光束10は、光検出器4へ導かれる第1光束と、対物レンズ6(記録媒体である光ディスク7a,7b)へ導かれる第2光束とに分岐される。
前記光検出器4は、平行光束10のうちビームスプリッター3の反射面3aで反射された第1光束を検出する。
前記開口制限部材5は、ビームスプリッター3と対物レンズ6との間に配置されている。開口制限部材5は、平行光束10のうちビームスプリッター3の反射面3aを透過して対物レンズ6へ入射される第2光束の光束径(直径)を制限するように調整するものであり、第1開口状態と第2開口状態の2つの開口状態に切り換え可能に構成されている。第1開口状態は、低開口数に設定されるときの開口状態であり、第2光束の外周光束を遮蔽することにより第2光束10bの光束径を直径φBとして通過させる。図1ではこの第2光束10bを実線で示している。一方、第2開口状態は、高開口数に設定されるときの開口状態であり、第2光束10aの光束径を直径φAとして通過させる。図1ではこの第2光束10aを破線で示している。
開口制限部材5は、液晶素子への印加電圧を制御することにより前記開口状態を切り換える構成とされている。この開口制限部材5の開口状態の切り換えは、後述するように前記制御器50によって行なわれるようになっている。なお、開口制限部材5は、内径φAと内径φBの開口部を有する遮光部材を第2光束の光路中に出し入れする構成としたり、内径がφAとφBとの間で可変な開口部を有する遮光部材によって構成して、開口制限を切り換える構成としてもよい。この場合には、制御器50によって開口制限部材の駆動制御を行なう構成となる。
前記対物レンズ6は、光ディスク7a,7b上に光束を集光するためのものである。光ディスク7aは、開口制限部材5が第2開口状態にある(高開口数)ときに、直径φAの第2光束10aが集光されて記録・再生を行なう記録媒体である。また光ディスク7bは、開口制限部材5が第1開口状態にある(低開口数)ときに、直径φBの第2光束10bが集光されて記録・再生を行なう記録媒体である。
分岐素子3と光検出器9との間には検出レンズ8が配設されている。この検出レンズ8は光ディスク7a、7bで反射された光束を光検出器9上に集光する。光検出器9は、サーボ信号およびRF信号を検出するためのものである。
光検出器4は、図2に示すように、第1検出領域4bと、第2検出領域4aとを有している。両検出領域4a、4bは、光検出器4に略同心円状に構成されている光検出部を構成する。第1検出領域4bは、低開口数時の第2光束の直径φBとほぼ同じ外径を有する円形状の領域によって構成されている。これにより、第1検出領域4bには、低開口数時の第1光束又は高開口数時における第1光束の内側光束が入射されるようになっている。一方、第2検出領域4aは、第1検出領域を囲むように第1検出領域の外周側に形成されるものであり、低開口数時の第2光束の直径φBとほぼ同じ内径を有し、かつ高開口数時の第2光束の直径φAとほぼ同じ外径を有する円環状の領域によって構成されている。これにより、第2検出領域4aには、第1光束の外側光束が入射されるようになっている。
前記制御器50は、発光素子駆動回路51と、駆動制御回路52と、開口切換回路53とを備えている。
駆動制御回路52は、光検出器4からの検出信号が入力される一方、発光素子駆動回路51に対して制御信号を出力するものである。この駆動制御回路52は、2つの電流電圧変換アンプ54a,54bと、加算アンプ55aとを備え、第1制御状態と第2制御状態とに切り換え可能に構成されている。第1制御状態では、第1検出領域4bで受光された第1光束の受光量に応じた制御信号が出力される。第2制御状態では、両検出領域4b,4aで受光された第1光束の受光量に応じた制御信号が出力される。
発光素子駆動回路51は、駆動制御回路52からの出力電圧に応じて発光素子1aへのフィードバック信号を出力し、発光素子1aの出射光量を制御するように構成されている。
開口切換回路53は、装填される光ディスク7a,7bの基材厚み(光ディスクの対物レンズ6側の表面から記録層までの距離)に応じて開口制限部材5の開口制限の切り換えを制御するように構成されている。この切り換え制御は、例えば液晶素子への印加電圧を制御することによって行われる。
以上のように構成された光ディスク駆動装置について、以下その動作について説明する。光ディスク駆動装置に光ディスク7aが装填されている場合には、制御器50は、開口制限部材5を高開口数となる第2開口状態に切り換えるとともに、駆動制御回路52を第2制御状態に切り換えられる。
発光素子1aから出射された光束10は、コリメートレンズ2により略平行光に変換されてビームスプリッター3に入射される。このビームスプリッター3に入射された光束10は、その一部である第2光束がビームスプリッター3の反射面3aを透過する一方、残部である第1光束がビームスプリッター3の反射面3aで反射される。
反射面3aを透過した第2光束は、開口制限部材5を通過する際に、光束径φAに開口制限された光束10aとなり、この光束10aは対物レンズ6を透過して光ディスク7a上に焦点を結ぶ。光ディスク7aで反射された光束10aは、対物レンズ6及び開口制限部材5を通過して、ビームスプリッター3に入射される。この光束10aは、反射面3aで反射され、検出レンズ8で光検出器9上にスポットが結ばれ、これによりサーボ信号およびRF信号が検出される。
一方、前記ビームスプリッター3の反射面3aで反射された第1光束は、光検出器4に入射される。この第1光束は、高開口数時の光束10から分岐されたものであり、第1検出領域4bと第2検出領域4aの全面に入射される。したがって、光検出器4では、直径φAの第2光束10aに対応する第1光束の光量が検出される。そして、両検出領域4b,4aで得られた電流はそれぞれ電流電圧変換アンプ54a,54bによって電圧に変換される。そして、制御器50において、第1検出領域4bに接続された電流電圧変換アンプ54aからの単独信号Cと、両電流電圧変換アンプ54a,54bからの信号が加算アンプ55aによって加算されることによって得られる加算信号Dが得られる。そして、高開口数時には、加算信号Dが発光素子駆動回路51へ出力され、この発光素子駆動回路51からのフィードバック信号によって発光素子1aの出力を一定に保持する制御が行われる。つまり、高開口数時には、光束径φAの光束による光量を受光し、それに応じた制御を行っている。
これに対し、光ディスク駆動装置に光ディスク7bが装填されている場合には、開口制限部材5が低開口数となる第1開口状態に切り換えられるとともに、駆動制御回路52が第1制御状態に切り換えられる。
ビームスプリッター3の反射面3aを透過して開口制限部材5を通過する第2光束は、光束径φBに開口制限された光束10bとなり、前記同様に対物レンズ6を透過して光ディスク7b上に焦点を結ぶ。そして、この光束10bは、対物レンズ6、開口制限部材5及びビームスプリッター3に入射されて反射面3aで反射され、光検出器9上にスポットを結ぶ。
一方、ビームスプリッター3の反射面3aで反射された第1光束は、光検出器4の第1検出領域4b及び第2検出領域4aに入射される。そして、制御器50は、第1検出領域4bに接続された電流電圧変換アンプ54aからの単独信号Cを発光素子駆動回路51へ出力する。つまり、低開口数時には、光束径φBの第2光束10bに対応する第1光束10bの光量が検出される。そして発光素子1aの出力を一定に保持する制御が行われる。
かかる構成によれば、それぞれの開口数(若しくは記録または再生の対象となる光ディスク)に最適な前光検出用の信号を得ることができ、開口数(若しくは記録または再生の対象となる光ディスク)にあわせて正確な発光素子1aの駆動を行なうことができる。
また、本実施形態1では、ビームスプリッター3で分岐されたときの第1光束及び第2光束と、光検出器4に入射されるときの第1光束とが同径となる。そして、開口制限部材5の第1開口状態における開口径と第1検出領域4bとが略同径とされ、また開口制限部材5の第2開口状態における開口径と第2検出領域4aの外径とが略同径とされているので、各開口数に対し、確実な全光量検出を容易に行なうことができる。
また、本実施形態1では、開口制限部材5の開口制限動作に連動させて第1制御状態と第2制御状態との切り換えを行なうようにしたので、各開口数に応じて制御器50の制御状態を確実に合わせることができ、発光素子による出射光量制御を確実なものにすることができる。
また、本実施形態1では、第1検出領域4bと第2検出領域4aとを同心円状に形成するようにしたので、第1光束の内側光束と外側光束に応じた検出領域パターンを光検出器4に構成するだけで開口数に応じた光量を制御するための信号を得ることができ、装置構成を簡素化することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における光ディスク駆動装置を示している。図3に示すように、本実施形態2では、高開口数時に使用される発光素子1aと、低開口数時に使用する発光素子1bとが設けられている。なお、図3では、発光素子1aから出射される光束10を破線で示し、発光素子1bから出射される光束11を実線で示している。
発光素子1aと発光素子1bとは、互いに波長の異なる光を出射するものであり、例えば発光素子1aは、405nmの波長を有する光を出射し、発光素子1bは、650nmの波長を有する光を出射する。この実施形態2では、両発光素子1a,1bは1つのパッケージ1に配設されている。なお、発光素子1a及び発光素子1bは、これに限られるものではなく、405nm、650nm、790nmの波長のうち、発光素子1aからの出射光の波長が発光素子1bからの出射光の波長よりも短くなるような組み合わせであればよい。
開口制限部材5は、発光素子1aから出射された第2光束10の外周部分を遮蔽して直径φAにした光束10aを通過させて対物レンズ6へ導く一方、発光素子1bから出射された第2光束11の外周部分を遮蔽して直径φBにした光束11aを通過させて対物レンズ6へ導くように構成されている。
制御器50は、高密度で光ディスク7aの記録再生を行なうときには、発光素子1aを発光させるとともに、この発光素子1aからの出射光束10を開口制限部材5で光束径φAとする開口制限をかけるように構成されている。また、制御器50は、低密度で光ディスク7bの記録再生を行なうときには、発光素子1bを発光させるとともに、この発光素子1bからの出射光束11を開口制限部材5で光束径φBとする開口制限をかけるように構成されている。発光素子1aおよび発光素子1bは同時に駆動されることはなく、記録または再生の対象となる光ディスク7a,7bに応じていずれか一方だけが駆動されて発光する。他の動作は実施の形態1と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
かかる構成によれば、光検出器4が受光する第1光束の波長に応じて検出領域4b,4aの選択を行なうようにしているので、各開口数に対してそれぞれ波長の異なる光束が用いられる場合に、各開口数に応じた光量検出を高精度に行なうことができる。
なお、開口制限部材5は、通過する光束の波長に基づいて光束径を調整可能な波長選択型フィルターによって構成することもできる。この場合には開口切換回路53を省略することができる。
その他の構成等は実施形態1と同様である。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における光ディスク駆動装置を示している。図4に示すように、本実施形態3では、実施形態2と異なり、複数の発光素子が別個のパッケージに配設されている。
本実施形態3では、発光素子1aがパッケージ1に搭載される一方、発光素子12aがパッケージ12に搭載されている。図4では、発光素子1aから出射された光束15のうち、開口制限部材5によって外周部分が遮蔽されて直径φAとされた光束15aを破線で示している。また同図では、発光素子12aから出射された光束16のうち、開口制限部材5によって外周部分が遮蔽されて直径φBとされた光束16aを実線で示している。
発光素子1aと発光素子12aとは、互いに波長の異なる光を出射するものであり、例えば発光素子1aは405nmの波長を有する光を出射し、発光素子12aは650nmの波長を有する光を出射する。高開口数時には発光素子1aが駆動される一方、低開口数時には発光素子12aが駆動される。発光素子1aおよび発光素子12aは同時に駆動されることはなく、記録または再生の対象となる光ディスクに応じていずれか一方だけが駆動される。なお、発光素子1a及び発光素子12aは、これに限られるものではなく、405nm、650nm、790nmの波長のうち、発光素子1aからの出射光の波長が発光素子12aからの出射光の波長よりも短くなるような組み合わせであればよい。
発光素子12aとビームスプリッター3との間にもコリメートレンズ13が配置されている。コリメートレンズ2は、発光素子1aから出射されてビームスプリッター3へ向かう光束15を平行光束に変換する。一方、コリメートレンズ13は、発光素子12aから出射されてビームスプリッター3へ向かう光束16を平行光束に変換する。
ビームスプリッター3には、発光素子1aからの光束15と、発光素子12aからの光束16とが互いに直交する方向から入射される。そして、ビームスプリッター3の反射面3aは、発光素子1aから出射された光束を第1光束と第2光束とに分岐する。第1光束は、反射面3aで反射されて90度折り曲げられることで光検出器4へ導かれる。第2光束は、反射面3aを透過されて対物レンズ6へ導かれる。またビームスプリッター3の反射面3aは、発光素子12aから出射された光束を第1光束と第2光束とに分岐する。第1光束は、反射面3aを透過されて光検出器4へ導かれる。第2光束は、反射面3aで反射されて90度折り曲げられることで対物レンズ6へ導かれる。
ビームスプリッター3と開口制限部材5との間に、ビームスプリッター14が配設されている。ビームスプリッター14は光束を分岐するためのものであり、反射面14aを有する。この反射面14aは、ビームスプリッター3からの光束を透過して対物レンズ6へ導く一方、対物レンズ6を透過した光束を反射して光検出器9へ導くように構成されている。
開口制限部材5は、ビームスプリッター14と対物レンズ6との間に配置されている。
高密度で光ディスク7aの記録再生を行なう高開口数時には、発光素子1aが発光し、開口制限部材5は、この発光素子1aからの出射光束15を光束径φAとする開口制限をかける。一方、低密度で光ディスク7bの記録再生を行なう低開口数時には、発光素子12aが発光し、この発光素子12aからの出射光束16を光束径φBとする開口制限をかける。
高開口数時に発光素子1aから出射された光束15は、コリメートレンズ2により略平行光に変換され、ビームスプリッター3に入射されて第1光束と第2光束とに分岐される。第2光束は、反射面3aを透過してビームスプリッター14に入射され、その反射面14aを透過して開口制限部材5で直径φAに開口制限される。この光束15aは対物レンズ6に入射して光ディスク7a上に焦点を結ぶ。そして、光ディスク7aで反射された光束15aは、対物レンズ6及び開口制限部材5を通ってビームスプリッター14に入射され、その反射面14aで反射されて検出レンズ8によって光検出器9上に集光される。このようにサーボ信号およびRF信号が検出される。
一方、低開口数時に発光素子12aから出射された光束16は、コリメートレンズ13によって略平行光に変換され、ビームスプリッター3に入射されて第1光束と第2光束とに分岐される。第2光束は、反射面3aで反射されてビームスプリッター14に入射され、その反射面を透過して開口制限部材5で直径φBに開口制限される。この光束16aは対物レンズ6に入射して光ディスク7b上に焦点を結ぶ。光ディスク7bで反射された光束16aは、対物レンズ6及び開口制限部材5を再び通ってビームスプリッター14に入射され、その反射面14aで反射されて検出レンズ8によって光検出器9上に集光される。このようにサーボ信号およびRF信号が検出される。
高開口数時及び低開口数時の何れにおいても、前記ビームスプリッター3の反射面3aで分岐された第1光束は、光検出器4に入射される。このとき、発光素子1aからの出射光束は、第1検出領域4b及び第2検出領域4aで検出される。そして、各検出領域4b,4aからの検出信号はそれぞれ電流−電圧変換アンプ54a,54bにより電圧に変換され、単独信号Cと加算アンプ55aによる加算信号Dが得られる。
高開口数時には、加算信号Dが制御器50からのフィードバック信号として用いられて発光素子1aの出力を一定に保持する制御が行われる。つまり、高開口数時には、外側光束の受光量と内側光束の受光量との総受光量に基づく光量制御が行われる。一方、低開口数時には、単独信号Cが制御器50からのフィードバック信号として用いられて発光素子12aの出力を一定に保持する制御が行われる。つまり、低開口数時には、内側光束の受光量に基づく光量制御が行なわれる。
かかる構成によれば、発光素子1aから出射される波長の短い光束の光束径を大きくしても、その光束の全光量を光検出器4で検出可能にすることができ、複数の開口数が設定される場合であっても高精度な光量制御を行なうことができる。
なお、開口制限部材5は、通過する光束の波長に基づいて光束径を調整可能な波長選択型のフィルターによって構成することもできる。こうすれば開口制限部材5の構成を簡素化できる。なお、この場合には開口切換回路53を省略することができる。
その他の構成等は実施形態2と同様である。
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4における光ディスク駆動装置を示し、また図6はこの光ディスク駆動装置に設けられている光検出器と駆動制御回路52とを示している。
図5に示すように、ビームスプリッター3と光検出器(第1検出器)18との間にはホログラム素子17が配置されている。このホログラム素子17は前光を開口数に応じて分離するものである。光検出器18は、ホログラム素子17で分離された前光を検出する。
図7に示すように、ホログラム素子17は、第1回折部17bと第2回折部17aとを備えている。両回折部17b,17aは略同心円状に形成されるものであり、第1回折部17bは、直径が略φBの円形状の回折領域によって構成される一方、第2回折部17aは、第1回折部17bの周囲に形成された外径が略φAの円環状の回折領域によって構成されている。第1回折部17bの外径は、低開口数時に開口制限部材5によって開口制限されるときの第2光束の光束径φBと略同じである。第2回折部17aの外径は、高開口数時に開口制限部材5によって開口制限されるときの発光素子1aから出射する第2光束の光束径φAと略同じである。
図6に示すように、光検出器18には、第1検出領域18bと第2検出領域18aとが設けられている。第1検出領域18bは、第1回折部17bで回折された前光が入射され、この第1検出領域18bにはその光スポット18dが形成される。一方、第2検出領域18aは、第2回折部17aで回折された前光が入射され、この第2検出領域18aにはその光スポット18cが形成される。
第1検出領域18bは、その光スポット18dに比べて大きな領域に形成されている。つまり、両発光素子1a,12aより出射される光の発振波長が異なるため、回折領域17bで回折される回折方向が異なるが、第1検出領域18bはこれらの光束のいずれをも受光できる程度の大きさを有している。
本実施形態4では、高開口数時において、発光素子1aから出射されコリメートレンズ2で平行光束に変換されてビームスプリッター3に入射した光束15のうち、反射面3aで反射された第1光束(前光)がホログラム素子17に入射される。この高開口数時には、ホログラム素子17の第1回折部17bで内側光束が回折されるとともに、第2回折部17aで外側光束が回折される。このとき、内側光束と外側光束とはそれぞれ異なる方向に回折し、内側光束は光検出器18の第1検出領域18bで、また外側光束は第2検出領域18aでそれぞれ光スポット18d,18cとして集光される。
一方、低開口数時には、発光素子12aから出射されコリメートレンズ13で平行光束に変換されてビームスプリッター3に入射した光束16のうち、反射面3aを透過した第1光束(前光)がホログラム素子17に入射される。この光束16の内側光束は、ホログラム素子17の第1回折部17bで回折されて光検出器18の第1検出領域18bで検出される。また光束16の外側光束は、第2回折部17aで回折されて第2検出領域18aで検出される。
検出領域18b,18aで発生した電流はそれぞれ電流電圧変換アンプ54a,54bにより電圧に変換され、単独信号Eと加算アンプ55aを経由する加算信号Fとが得られる。高開口数時には、加算信号Fがフィードバック信号として用いられ、発光素子1aの光量制御が実行される。一方、低開口数時には、単独信号Eがフィードバック信号として用いられ、発光素子12aの光量制御が実行される。なお、サーボ信号およびRF信号の検出動作については、実施形態3と同様である。
本実施形態4によれば、ビームスプリッター3で分岐された第1光束の内側光束と外側光束とを、ホログラム素子17の各回折部17b,17aによって別個に回折させて両光束を分割することができるので、光検出器18の検出領域パターンの自由度を増大させることができる。
また、本実施形態4では、各回折部17a,17bで回折される光束が検出領域18a,18bへ集光するように、各回折部17a,17bのパターンを形成するようにしているので、光検出器18をより小型に構成することができる。
なお、開口制限部材5は、通過する光束の波長に基づいて光束径を調整可能な波長選択型フィルターによって構成することもできる。この場合には開口切換回路53を省略することができる。
その他の構成等は実施形態3と同様である。
(実施の形態5)
図8は本発明の実施の形態5における光ディスク駆動装置を示している。図8に示すように、本実施形態5では、ホログラム素子17と光検出器18との間に集光レンズ19が配設されている。この集光レンズ19は、ビームスプリッター3から出射された光束を光検出器18に集光させるものである。
本実施形態5では、高開口数時において、発光素子1aから出射されコリメートレンズ2を通ってビームスプリッター3に入射された光束15のうち、反射面3aで反射された第1光束(前光)がホログラム素子17に入射される。ホログラム素子17の回折領域17aおよび回折領域17bで回折された第1光束は、集光レンズ19によって光検出器18の検出領域18a、18bにそれぞれ光スポット18c,18dとして集光される。
一方、低開口数時には、発光素子12aから出射されコリメートレンズ13を通ってビームスプリッター3に入射された光束16のうち、反射面3aを透過した第1光束がホログラム素子17に入射される。この低開口数時には、ホログラム素子17で回折されて集光レンズ9を介して光検出器18の検出領域18a,18bに集光される。
検出領域18b、18aで発生した電流はそれぞれ電流電圧変換アンプ54a,54bにより電圧に変換され、単独信号Eと加算アンプ55aを経由する加算信号Fとが得られる。高開口数時は加算信号Fが、また低開口数時は単独信号Eがフィードバック信号として用いられ、発光素子1a,12aの出力制御が行われる。なお、サーボ信号およびRF信号の検出動作については、実施形態4と同様である。
本実施形態5によれば、第1光束を集光レンズ19によって光検出器18上に集光して光量を制御するための信号を得ることができる。
なお、開口制限部材5は、通過する光束の波長に基づいて光束径を調整可能な波長選択型フィルターによって構成することもできる。この場合には開口切換回路53を省略することができる。
その他の構成等は実施形態4と同様である。
(実施の形態6)
図9は本発明の実施の形態6における光ディスク駆動装置を示しており、図10はホログラム素子21に設けられた回折領域を示している。
図9に示すように、発光素子20aは集積ユニット20内に配設されている。本実施形態6は、実施形態1と同様に1つの発光素子20aを有している。集積ユニット20内には、光検出器20bが配設されている。この光検出器20bは、前光、RF信号およびサーボ信号の検出用の光検出器である。
集積ユニット20には、ホログラム素子21が取り付けられている。このホログラム素子21は、発光素子20aとコリメートレンズ2との間に配置されている。ホログラム素子21の上面には、サーボ信号検出用およびRF信号検出用の回折領域21bが形成され、下面(発光素子20aからの入射光の入射面)には、前光検出用の反射型回折領域21aが形成されている。この回折領域21aの外径φA’は、高開口数時に開口制限されるときの光束径φAに対応しており、回折領域21bの外径φB’は、低開口数時に開口制限されるときの光束径φBに対応している。
本実施形態6では、発光素子20aから出射された光束10の一部は、回折領域21aおよび回折領域21bで回折反射されて、光検出器20b上の第1検出領域と第2検出領域(図示せず)とに集光される。この両検出領域から出力された電流はそれぞれ電流−電圧変換アンプ54a,54bにより電圧に変換され、加算アンプ55aにより信号が得られる。また、これらの信号を高開口数時か低開口数時かによって選択し、発光素子20aの駆動制御を行なって発光素子20aの出力を一定に保つ制御を行なう。
一方、ホログラム素子21を透過した0次光は、コリメートレンズ2により略平行光に変換され、開口制限部材5によって高開口数時には光束径φAに開口制限され、また低開口数使用時には光束径φBに開口制限される。この光束は対物レンズ6に入射されて、高開口数時は光ディスク7a上に、また低開口数時は光ディスク7b上にそれぞれ焦点を結ぶ。光ディスク7a、7bで反射された光束は、対物レンズ6、開口制限部材5を再び通ってコリメートレンズ2に入射して集光され、ホログラム素子21に入射する。この光束は、ホログラム素子21の表面の回折領域21bで回折され、光検出器20b上の光検出部に焦点を結び、サーボ信号およびRF信号を得ることができる。
なお、他の構成については実施形態1と同様である。
(実施の形態7)
図11は、本発明の実施の形態7における光ディスク駆動装置を示している。図11に示すように、本実施形態7では、パッケージ22に収納された発光素子22aが、互いに異なる2種類の波長の光を出射する構成となっている。この発光素子22aは、互いに異なる波長の光を出射する2つのチップが設けられた構成となっているが、これらは近接配置されているため図11では便宜上同じ位置から出射されるように描かれている。
発光素子1aは、405nmの波長の光束15を出射し、発光素子22aは、790nmの波長の光束24と、650nmの波長の光束23とを出射するように構成されている。なお、発光素子1a及び発光素子22aは同時に駆動されることはなく、何れか一方のみが駆動されて発光する。また、発光素子22aは、波長790nmの光束24と波長650nmの光束23を同時に出射するわけではなく、何れか一方を出射する。
開口制限部材26は、通過する光束の開口制限を行なうものであり、この開口制限部材26では、直径がφA、φB、φCの3種類に開口制限可能に構成されている。開口制限部材26は、例えば液晶素子への電圧印加によって開口状態を切り換える構成とされている。
発光素子22aから出射された光束23,24は、ビームスプリッタ3の反射面3aを透過して第1検出器としての光検出器25へ入射されるようになっている。この光検出器25には、図12に示すように、互いに同心円状に配置された3つの検出領域が形成されている。第1検出領域25cの周囲に第2検出領域25bが形成され、その周囲に第3検出領域25aが形成されている。第1検出領域25cは、小径の光束径であるφCと略同じ直径を有する円形の領域によって構成されている。第2検出領域25bは、内径がφCで、かつ外径が中径の光束径であるφBである円環状の領域によって構成されている。第3検出領域25aは、内径がφBで、かつ外径が大径の光束径であるφAである円環状の領域によって構成されている。第1検出領域25cは内側光束を受光し、第3検出領域25aは最外側光束を受光し、第2検出領域25bは、内側光束と最外側光束との間の外側光束を受光する。
制御器50の開口切換回路53は、各波長で発光素子1a,22aを発光させ、そのとき装填されている光ディスクの反射率、信号の種類、振幅、周波数等を検出することにより光ディスクを特定し、それに基づいて開口制限部材26による開口制限の切り換えを行なうとともに、使用する発光素子1a,22aの選定を行なうように構成されている。
駆動制御回路52は、3つの電流電圧変換アンプ54a,54b,54cと、2つの加算アンプ55a,55bとを備え、第1制御状態と第2制御状態と第3制御状態に切り換え可能に構成されている。第1制御状態では、第1検出領域25cで受光された受光量に応じた制御信号が出力される。第2制御状態では、第1検出領域25cの受光量と第2検出領域25bの受光量との加算受光量に応じた制御信号が出力される。第3制御状態では、第1検出領域25cの受光量と第2検出領域25bの受光量と第3検出領域25aの受光量とを加算した総受光量に応じた制御信号が出力される。
本実施形態7では、光束径をφAに開口制限する場合、すなわち高開口数時には、制御器50の駆動制御回路52は第3制御状態となる。この高開口数時には、発光素子1aから光が出射される。この発光素子1aから出射されてビームスプリッター3の反射面3aで反射された光は、光検出器25によって検出され、反射面3aを透過した光は、実施形態3と同様に光検出器9によって検出される。
光検出器25では、第1検出領域25c、第2検出領域25b及び第3検出領域25aの全ての領域で、発光素子1aから出射された光が受光される。そして、各検出領域25c,25b,25aからの出力信号は、それぞれ電流電圧変換アンプ54a,54b,54cを介して加算アンプ55a,55bに入力され、全検出領域25c,25b,25aの加算信号Eとして出力され、この加算信号Eに応じて発光素子1aの出力を一定に保持する制御が行なわれる。
一方、光束径をφBに開口制限する場合、すなわち中開口数時には、制御器50の駆動制御回路52は第2制御状態となる。この中開口数時には発光素子22aから光が出射される。この光は、3種類の波長の中の2番目に短い波長の光であり、発光素子22aから出射される短い方の波長の光である。発光素子22aから出射されビームスプリッター3の反射面3aを透過した光は、光検出器25で検出され、反射面3aで反射された光は、実施形態3と同様に光検出器9によって検出される。
光検出器25では、検出領域25c,25bからの出力信号が電流電圧変換アンプ54a,54bを介して加算アンプ55aに入力され、加算信号Dとして出力される。そして、この加算信号Dに応じて発光素子22aの出力を一定に保持する制御が行われる。
また、光束径をφCに開口制限する場合、すなわち低開口数時には、制御器50の駆動制御回路52は第1制御状態となる。この低開口数時には発光素子22aから光が出射される。この光は発光素子22aから出射される長い方の波長の光である。発光素子22aから出射されビームスプリッター3の反射面3aを透過した光は、光検出器25で検出され、反射面3aで反射された光は、実施形態3と同様に光検出器9によって検出される。
光検出器25では、第1検出領域25cからの出力信号が電流電圧変換アンプ54aを介して単独信号Cとして出力される。そして、この単独信号Cに応じて発光素子22aの出力を一定に保持する制御が行われる。
なお、他の構成については実施形態3と同様である。
(実施の形態8)
図13は、本発明の実施形態8における光ディスク駆動装置を示している。図13に示すように、本実施形態8では、3つの発光素子1a,22a,28aがそれぞれ別個のパッケージ1,22,28に設けられている。発光素子1aから出射される光束15の波長は405nmであり、発光素子22aから出射される光束23の波長は790nmであり、発光素子28aから出射される光束27の波長は650nmである。これらの発光素子1a,22a,28aは同時に駆動されることはなく、何れか1つが選択されて駆動される。
コリメートレンズ2とビームスプリッター3との間には、ビームスプリッター30が配置されている。このビームスプリッター30と発光素子28aとの間にはコリメートレンズ32が配置されている。このコリメートレンズ32は、発光素子28aから出射されてビームスプリッター30へ向かう光束27を平行光束に変換する。
ビームスプリッター30は、発光素子1aからの出射光束15を透過させる一方、発光素子28aからの出射光束27を反射角45度で反射させる反射面30aを備えている。
本実施形態8では、高開口数時に発光素子1aから光束15が出射される。この光束15は、コリメートレンズ2とビームスプリッター30の反射面30aとを通過した後、ビームスプリッター3の反射面3aによって分岐される。
中開口数時には、発光素子28aから光束27が出射される。この光束27は、コリメートレンズ32を通過してビームスプリッター3の反射面30aで反射され、ビームスプリッター3に入射される。そして、この光束27は、反射面3aによって分岐される。
低開口数時には、発光素子22aから光束23が出射される。この光束23は、コリメートレンズ13を通過してビームスプリッター3に入射される。そして、この光束23は、反射面3aによって分岐される。
高開口数時、中開口数時及び低開口数時の何れにおいても、ビームスプリッター3で分岐された光束15,27,23の進路は実施形態7と同様である。その他の構成等は、実施形態7と同様である。
(実施の形態9)
図14は、本発明の実施形態9における光ディスク駆動装置を示している。図14に示すように、本実施形態9では、ビームスプリッター3と光検出器4との間に開口制限部材34が配置されている。
開口制限部材34は、ビームスプリッター3で分岐された第1光束の開口制限を行なうためのものであり、この開口制限部材34は、通過する光束の波長に基づいて光束径を調整可能な波長選択型フィルターによって構成されている。すなわち、開口制限部材34は、発光素子1aからの出射光束10が通過するときには、その外周部分を遮蔽して直径φAの光束を通過させる(第2開口状態)一方、発光素子1bからの出射光束11が通過するときには、その外周部分を遮蔽して直径φBの光束を通過させる(第1開口状態)ように構成されている。
なお、開口制限部材34は、波長選択型フィルターによって構成されるものに限られるわけではなく、例えば、液晶素子への印加電圧を制御して第1開口状態と第2開口状態とを切り換える構成や、内径が可変な開口部を有する遮光部材によって開口状態を切り換える構成や、内径が互いに異なる複数の開口部を有する遮光部材を出し入れする構成等、第1開口状態と第2開口状態とに切り換え可能な構成としてもよい。その他の構成等は、実施形態2と同様である。
本発明の実施の形態1に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 前記光ディスク駆動装置に設けられた光検出器および駆動制御回路を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態4に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 前記光ディスク駆動装置に設けられた光検出器および駆動制御回路を示す図である。 前記光ディスク駆動装置に設けられたホログラム素子の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態5に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態6に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 前記光ディスク駆動装置に設けられたホログラム素子上の回折領域を示す概略図である。 本発明の実施の形態7に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 前記光ディスク駆動装置に設けられた光検出器および駆動制御回路を示す図である。 本発明の実施の形態8に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態9に係る光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 従来の光ディスク駆動装置の構成を示す概略図である。 従来の光ディスク駆動装置における検出器とこれに入射される光束の波形とを概略して示す概念図である。
符号の説明
1 パッケージ
1a 発光素子
2 コリメートレンズ
3 ビームスプリッター
4 光検出器
5 開口制限部材
6 対物レンズ
7a,7b 光ディスク
9 光検出器
10 光束
11 光束
12 パッケージ
12a 発光素子
13 コリメートレンズ
14 ビームスプリッター
15 光束
16 光束
17 ホログラム素子
18 光検出器
19 集光レンズ
21 ホログラム素子
22 パッケージ
22a 発光素子
28 パッケージ
28a 発光素子
34 開口制限部材
50 制御器
51 発光素子駆動回路
52 駆動制御回路
53 開口切換回路

Claims (15)

  1. 複数の光ディスクにそれぞれ対応した開口数で動作可能な光ディスク駆動装置であって、
    光源と、この光源から出射された光束を第1光束と第2光束とに分岐する分岐素子と、この分岐素子によって分岐された前記第1光束を受光する第1検出器と、この第1検出器の受光量に応じて前記光源の出射量を制御する制御器と、前記第2光束を光ディスクで反射した後に受光する第2検出器とを備え、
    前記第1検出器は、前記第1光束の内側光束を受光する第1検出領域と、この第1検出領域と同心円状に形成され、前記第1光束の外側光束を受光する少なくとも1つ以上の第2検出領域とを有し、
    前記制御器は、前記第1検出領域の受光量に基づいて前記光源の出射量を制御する第1制御状態と、前記第1検出領域及び前記第2検出領域の受光量に基づいて前記光源の出射量を制御する第2制御状態とに切り換え可能に構成されている
    ことを特徴とする光ディスク駆動装置。
  2. 複数の光ディスクにそれぞれ対応した開口数で動作可能な光ディスク駆動装置であって、
    光源と、この光源から出射された光束を第1光束と第2光束とに分岐する分岐素子と、この分岐素子によって分岐された前記第1光束を受光する第1検出器と、この第1検出器の受光量に応じて前記光源の出射量を制御する制御器と、前記第2光束を光ディスクで反射した後に受光する第2検出器と、前記分岐素子と前記第1検出器との間に配置された回折素子とを備え、
    前記回折素子は、前記内側光束を第1検出領域に向かって回折させる第1回折部と、前記外側光束を第2検出領域に向かって回折させる第2回折部とを備えている
    ことを特徴とする光ディスク駆動装置。
  3. 前記分岐素子と前記光ディスクとの間には、前記分岐素子で分岐された前記第2光束を通過させる開口制限部材が配置され、
    前記開口制限部材は、少なくとも第1開口状態と、この第1開口状態よりも大径の前記第2光束を通過させる第2開口状態とを切換可能に有している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク駆動装置。
  4. 前記光源と前記分岐素子との間には、前記光源から前記分岐素子へ向かう光束を平行光束に変換するコリメートレンズが設けられ、
    前記第1検出領域は、前記第1開口状態の開口制限部材を通過する前記第2光束と略同径の円形状に形成され、
    前記第2検出領域は、前記第1検出領域の周囲に設けられ、かつ前記第2開口状態の開口制限部材を通過する前記第2光束と略同径の外径を有する円環状に形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の光ディスク駆動装置。
  5. 前記開口制限部材は、前記第2光束の光束径を調整するために開口制限動作を行なうように構成され、
    前記制御器は、前記開口制限部材の開口制限動作に連動させて前記第1制御状態と前記第2制御状態との切り換えを行なうように構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の光ディスク駆動装置。
  6. 前記光源として、互いに波長の異なる光を出射する複数の光源が設けられ、
    前記分岐素子と前記光ディスクとの間には、前記分岐素子で分岐された前記第2光束を通過させる開口制限部材が配置され、
    前記開口制限部材は、通過する前記第2光束の光束径をこの第2光束の波長に基づいて調整するフィルターによって構成され、
    前記制御器は、前記光源の何れが光を出射するかによって制御状態の切り換えを行なう構成とされている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク駆動装置。
  7. 前記光源として、互いに波長の異なる光を出射する複数の光源が設けられ、
    前記制御器は、前記光源の何れが出射するかによって制御状態の切り換えを行なう構成とされている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク駆動装置。
  8. 前記光源として、第1光源と、この第1光源よりも波長の短い光を出射する第2光源とが設けられ、
    前記第1検出領域は、前記第1光源から出射されて前記分岐素子で分岐された前記第1光束を受光するように構成され、
    前記第2検出領域は、前記第2光源から出射されて前記分岐素子で分岐された前記第1光束を受光するように構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の光ディスク駆動装置。
  9. 開口数が約0.45、約0.6及び約0.85のうちの何れか2つに設定されている
    ことを特徴とする請求項に記載の光ディスク駆動装置。
  10. 前記光源として、第1光源と、この第1光源よりも波長の短い光を出射する第2光源と、この第2光源よりも波長の短い光を出射する第3光源とが設けられ、
    前記第1検出器は、前記第1光束の内側光束を受光する第1検出領域と、前記第1光束の外側光束を受光する第2検出領域と、前記第1光束の最外側光束を受光する第3検出領域とを有し、
    前記制御器は、前記第1検出領域の受光量に基づいて前記第1光源の出射量を制御する第1制御状態と、前記第1検出領域及び前記第2検出領域の受光量に基づいて前記第2光源の出射量を制御する第2制御状態と、前記第1検出領域、第2検出領域及び前記第3検出領域の総受光量に基づいて前記第3光源の出射量を制御する第3制御状態とに切り換え可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の光ディスク駆動装置。
  11. 開口数が約0.45、約0.6及び約0.85に設定されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の光ディスク駆動装置。
  12. 前記複数の光源は、それぞれ別個のパッケージに設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の光ディスク駆動装置。
  13. 前記回折素子と前記第1検出器との間には、集光素子が配置されている
    ことを特徴とする請求項に記載の光ディスク駆動装置。
  14. 前記分岐素子と前記第1検出器との間には、前記分岐素子で分岐された前記第1光束を通過させる開口制限部材が配置され、
    前記開口制限部材は、少なくとも第1開口状態と、この第1開口状態よりも大径の前記第2光束と略同径の光束を通過させる第2開口状態とを切換可能に有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク駆動装置。
  15. 前記分岐素子は、ホログラム素子によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク駆動装置。
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