JP3991997B2 - シャッターの駆動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、オートフォーカス(AF)モータによりシャッター羽根の開閉動作を行う駆動機構に関する。
シャッター羽根を開閉動作させるAEギヤと、レンズ枠を駆動させるAFギヤとの間に、モータの正逆回転により駆動力の伝達方向を切り替える遊星ギヤ機構を設けた駆動機構がある(例えば特許文献1参照)。
特開平9−230428号公報
しかし、シャッター駆動とレンズ駆動の切り替えを遊星ギヤ機構の揺動動作により行う構成では、AEギヤとAFギヤを遊星ギヤ機構の揺動動作分だけ離して配置することに加えて、それぞれのギヤへの切替位置に遊星ギヤ機構を保持しておく係止レバーと、その係止レバーを揺動動作するプランジャ、鉄心及びスプリングによる駆動手段を設ける必要があった。このため、小型化・薄型化を図る面で限界があった。
本発明の課題は、AFギヤを軸方向に僅かに移動させたりAFギヤから取り出した回転によりシャッター羽根を開閉動作させるようにして、さらなる小型化・薄型化を可能とすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、撮像レンズの前面で開閉動作するシャッター羽根をオートフォーカスモータにより動作制御するためのシャッターの駆動機構であって、前記オートフォーカスモータに設けた駆動ギヤと、前記シャッター羽根の回動軸に設けたシャッターギヤと、前記撮像レンズのレンズ枠に設けられたギヤと前記駆動ギヤとに噛み合うオートフォーカスギヤと、前記オートフォーカスギヤの回転軸に対し平行な軸の軸方向に移動可能に配置されるとともに、前記シャッターギヤに選択的に噛み合い可能とする切替手段と、前記シャッターギヤに噛み合わせるため、前記切替手段を前記オートフォーカスギヤの回転軸に対し平行な軸の軸方向に移動させて切替動作させる駆動手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記切替手段は、前記オートフォーカスギヤの回転軸に対し平行な軸の軸方向に移動可能な作動軸と、前記オートフォーカスギヤと前記作動軸とを連結する連結部材と、からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、前記駆動手段はピエゾ素子であることを特徴とする。
本発明によれば、オートフォーカスギヤの回転軸に対し平行な軸の軸方向に移動可能に配置される切替手段により、オートフォーカスギヤの駆動により撮像レンズの前面で開閉動作するシャッター羽根のシャッターギヤを駆動させるようにしたので、カメラモジュールのさらなる小型化・薄型化を可能とすることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明を適用する一実施形態として折り畳み式携帯電話機を示した図1((a)は、開いた状態の正面図、(b)は同状態の背面図)において、1は本体部、2は蓋部である。
本体部1は、アンテナ101、カメラキー102、メールキー103、十字キー104、決定キー105、アドレス帳キー106、ネット接続キー107、クリアキー108、オンフックキー109、オフフックキー111、テンキー112、マイク113、カードスロットカバー114、報知用スピーカ放音部115、電池パック116、充電用端子117、USB端子118、コネクタカバー119等を備える。
蓋部2は、スピーカ201、メイン表示部202、サブ表示部203、報知用LED204、撮像レンズ205、フラッシュ用LED206等を備える。
蓋部2は、図2に示すように、下ケース21、中ケース22、上ケース23、ヒンジピース24、化粧パネル26、レシーバーカバー27、ロゴプレート28等から構成されている。図中、30は中ケースアッシー、210はケースビス、212はメインディスプレイパネル、213はサブディスプレイパネル、215はレンズカバー、216はLEDカバー、220・230・240はクッション、225はレンズパネル、232・233・235・236・271・281は両面テープである。
中ケースアッシー30は、図3に拡大して示すように、中ケース22にサブ表示部203、シールドケース31、カメラモジュール32及びサブ回路基板33等を組み込んだものである。
即ち、シールドケース31には、前記メイン表示部202の液晶表示基板(図略)とサブ表示部203の液晶表示基板311とが背中合わせにして組み込まれている。このシールドケース31を中ケース22内に収納固定して、メイン表示部202とサブ表示部203を中ケース22の表裏面にそれぞれ露出させている。
そして、中ケース22のサブ表示部203を基準として長手方向の一端側にカメラモジュール収納部221が形成されて、他端側には図略の着信報知用LEDユニットの収納用開口部222が形成されている。
カメラモジュール32は、撮像レンズ205、フラッシュ用LED206、ステップモータによるAFモータ207を組み込んだユニットケース321をレンズ等回路基板322に取付固定したものである。レンズ等回路基板322には、図4にも示すように、電子部品が搭載されるとともに、ヒートシール323・324・325が設けられている。
サブ回路基板33は、中ケース22に対しシールドケース31と反対側の面に取付固定されて開口部337にサブ表示部203を配置し、開口部338にカメラモジュール32を配置する形状をなす。このサブ回路基板33には、図示のように、電子部品が搭載されており、具体的には、液晶ドライバ331・332・333とカメラ制御部品334・335等が搭載されている。ここで、液晶ドライバ331・332・333とカメラ制御部品334・335は、サブ表示部203を挟んで対向する配置構造となっている。なお、カメラ制御部品334・335を含むカメラ制御回路336が構成されている
以上のサブ回路基板33に対し、図4のようにヒートシール323・325を接続する等してカメラモジュール32が、開口部338に配置するように組み付けられる。
こうしてカメラモジュール32を組み付けたサブ回路基板33は、図3のように中ケース22に対しシールドケース31と反対側の面に取付固定されて、中ケースアッシー30が構成される。図示のように、液晶ドライバ331・332・333には、液晶表示基板311等から延びるヒートシール312・313が接続されている。
そして、中ケースアッシー30を、図2に示したように、下ケース21と上ケース23との間に挟んでケースビス210により固定し、下ケース21の表面に化粧パネル26を装着する。
以上の携帯電話機において、カメラモジュール32の撮像レンズ205及びAFモータ(ステップモータ)207等を含むカメラ部は、次に説明する構成である。
(実施形態1)
本発明を適用したシャッター駆動機構の実施形態1の構成としてカメラ部の要部を示した図5から図7において、51は取付台(ケース)、52はカバー、53はCCD(撮像素子)センサパッケージ、54はCCDセンサ、55は赤外線反射ガラス、56は鏡枠(レンズ枠)、57はスプリング、71は駆動ギヤ、72はAFギヤ、73は切替手段、74はピエゾ素子(駆動手段)、75はシャッターギヤ、76はシャッター羽根である。
即ち、取付台51及びカバー52を合体して筐体が構成され、取付台51の外部に形成した凹部にCCDセンサ54及び赤外線反射ガラス55を有するCCDセンサパッケージ53が組み付けられている。取付台51の内部には、前述した撮像レンズ205を有する鏡枠56が繰り出し自在にねじ結合して組み込まれるとともに、前述したステップモータによるAFモータ207が組み込まれている。図中、207aはモータ端子である。
取付台51の内部において、AFモータ207のモータ軸上に設けた駆動ギヤ71と、鏡枠56の外周に形成したギヤ561とには、取付台51に軸受したAFギヤ72が噛み合い可能となっている。なお、ギヤ561と取付台53との間に、鏡枠56を常に前進側へ付勢するスプリング57が配置されており、これにより鏡枠56と取付台51とのねじ結合部のガタ付きが抑えられている。
また、カバー52の内部には、撮像レンズ205の前面を開閉するシャッター羽根76が配置されている。このシャッター羽根76の回動軸77には、AFギヤ72と選択的に噛み合い可能なシャッターギヤ75が一体に設けられている。シャッター羽根76は、樹脂製の回動軸77に接着や熱溶着により嵌合固定されており、回動軸77は、鏡枠56の側方でAFモータ207側において、取付台51及びカバー52に軸受されている。
そして、AFモータ207と鏡枠56との間に、駆動ギヤ71と噛み合った状態のままAFギヤ72を軸方向へ僅かに移動してシャッターギヤ75に噛み合ったり鏡枠56のギヤ561に噛み合うように切替動作させる切替手段73及びその駆動手段(ピエゾ素子)74が配置されている。
切替手段73は、図示のように、取付台51に設けた駆動手段としてのピエゾ素子74により軸方向動作する樹脂製の作動軸731と、この作動軸731及びAFギヤ72に架設した連結部材であるアーム732とからなる。詳細には、作動軸731に対しアーム732の一端部が十字方向に配置したスプリング(摩擦部材)733を介して嵌合固定され、AFギヤ72の軸部にアーム732の他端部がEリング(固定部材)734で固定されている。
ここで、ピエゾ素子74は、端子74aから入力される信号波形に応じて伸縮動作するもので、信号の長さ(パルス幅)を長くしてピエゾ素子74を伸ばすと、作動軸731は前進する。このとき、アーム732は、十字方向に配置したスプリング733により作動軸731に嵌合固定されているので、作動軸731とともに前進することができる。即ち、作動軸731に対する十字方向に配置したスプリング733による摩擦力が有効になっている。従って、アーム732を介してAFギヤ72を前進させることができる。
次のタイミングでは、ピエゾ素子74に逆の電位を短いパルス幅で印加すると、今度は作動軸731に対する十字方向に配置したスプリング733による摩擦力が負けてしまい、アーム732は後進せずにその位置に留まることができる。
以上の動作を繰り返すことで、アーム732に連結されたAFギヤ72は、駆動ギヤ71と噛み合った状態のまま軸方向へ僅かに移動して鏡枠56のギヤ561と噛み合ったりシャッターギヤ75に噛み合うことが可能である。AFギヤ72が鏡枠56のギヤ561に噛み合うと、AFモータ207の駆動により、取付台51にねじ結合した鏡枠56の繰り出し動作が行われる。また、AFギヤ72がシャッターギヤ75に噛み合うと、AFモータ207の駆動により、シャッター羽根76を回動動作させて、撮像レンズ205の前面を覆ったり開放したりして、シャッター開閉動作する。
なお、図7において、駆動ギヤ71の一半部711に噛み合った状態でAFギヤ72が鏡枠56のギヤ561に噛み合い、また、駆動ギヤ71の他半部712に噛み合った状態でAFギヤ72がシャッターギヤ75に噛み合う。
次に、AF動作及びシャッター動作について説明する。
図6は駆動ギヤ71、AFギヤ72、シャッターギヤ75及び開動作状態のシャッター羽根76を示したものである。前述したピエゾ素子74への信号制御により、通常はAFギヤ72がシャッターギヤ75との噛み合い状態に保持され、図示のように、シャッター羽根76が撮像レンズ205の前面を開放したシャッター開状態となっている。
携帯電話機に備える図示しないピント合わせボタンを押した状態にすると、ピエゾ素子74への信号制御により、ピエゾ素子74が縮んで作動軸731が後進し、アーム732を介してAFギヤ72が後進してシャッターギヤ75から離れ、図5から図7に示したように、鏡枠56のギヤ561にAFギヤ72が噛み合った状態になる。続いて、AFモータ207が駆動して鏡枠56の繰り出しによるマクロから無限距離までのAF動作が行われる。
ピント合わせボタンから指を離すと、ピエゾ素子74が伸びて作動軸731が僅かに前進し、アーム732を介してAFギヤ72が前進し、駆動ギヤ71と噛み合ったまま鏡枠56のギヤ561から離れて再びシャッターギヤ75に噛み合う。
そして、前述した携帯電話機のカメラキー102等によるシャッター操作が行われると、AFモータ207の駆動により、駆動ギヤ71、AFギヤ72、ギヤ561が図8矢印方向に回転し、図8に示したように、シャッター羽根76が回動動作して撮像レンズ205の前面を一旦覆う。
続いて、AFモータ207の逆転駆動により、駆動ギヤ71、AFギヤ72、ギヤ561が図8矢印方向と逆方向に回転して、図6に示したように、シャッター羽根76が撮像レンズ205の前面を開放したシャッター開状態に復帰する。
このシャッター開動作と同時に、撮像レンズ205から被写体の光線が入射してCCDセンサ54に結像される画像の取り込みが行われる。
なお、以上のシャッター動作は、AF動作に続いて行われたり、AF動作無しでも行われる。
以上の通り、実施形態では、携帯電話機のカメラにおいて、AFモータ207と鏡枠56との間に、駆動ギヤ71と噛み合った状態のままAFギヤ72を軸方向へ僅かに移動してシャッターギヤ75に選択的に噛み合わせる切替手段73及びその駆動用のピエゾ素子74を配置した構造となっている。しかも、切替手段73は、ピエゾ素子74により軸方向動作する作動軸731とAFギヤ72とにアーム732を架設した構造である。
これにより、AFギヤ72を軸方向に僅かに移動させるだけでシャッター羽根76を開閉動作させることができ、従来のような遊星ギヤ機構、その揺動切替位置を保持する係止レバー、その揺動動作のためのプランジャ、鉄心及びスプリング等を設ける必要がない。
即ち、AFギヤ72を軸方向に僅かに移動させる簡単な切替手段73及びその駆動用のピエゾ素子74を設けるだけで良く、AFモータ207の駆動ギヤ71、鏡枠56のギヤ561、シャッターギヤ75、AFギヤ72、その簡単な切替手段73(作動軸731及びアーム732)とピエゾ素子74を集中的に高密度実装できる。
従って、従来よりもさらに小型化・薄型化した携帯電話機用カメラを提供できる。
ところで、この実施形態では、ピエゾ素子74により切替手段73(作動軸731及びアーム732)を介してAFギヤ72を軸方向移動させたが、小型のモータ(ステップモータ)で軸方向移動させるようにしても良い。
また、アーム732をAFギヤ72の軸部にEリング734で固定したが、ねじで固定しても良い。その場合、ねじ止め完了状態でもAFギヤ72が回転できるように、アーム732のねじ止め部分に段差を設けておく必要がある。
(実施形態2)
本発明を適用したシャッター駆動機構の実施形態2の構成としてカメラ部の要部を示した図9及び図10において、78は係合手段であり、前述した実施形態1と同様の部材・部分には同一符号を付している。
即ち、この実施形態2は、前述した実施形態1の切替手段73(作動軸731及びアーム732)とその駆動手段(ピエゾ素子)74に代えて、AFギヤ72とシャッター羽根76の回動軸77との間に係合手段78を設けたものである。
係合手段78は、図示のように、AFギヤ72の一面に一体化して設けた係合ピン781と、シャッター羽根76の回動軸77の周囲に一体化して設けた係合部材である係合板782とからなる。
ここで、係合ピン781と係合板782は、鏡枠56が前進・後進する通常の撮影範囲(マクロから無限距離)では互いに接触せず、鏡枠56が無限側を超えて後進すると互いに接触して係合状態となる。
なお、シャッター羽根76は、図示しない捩りスプリングのばね力により常に撮像レンズ205を開放するシャッター開状態(図9参照)に保持されており、係合ピン781により係合板782が押されたときのみ撮像レンズ205の前面を覆ったシャッター閉じ動作(図11参照)を行う。また、シャッター羽根76が撮像レンズ205の前面を覆うときには、鏡枠56は後進して沈んだ状態になり、シャッター羽根76と鏡枠56が干渉することはない。
次に、シャッター動作について説明する。なお、AF動作については前述した実施形態1と同様である。
この実施形態2において、シャッター動作は、AF動作無しの場合に行われ、即ち、鏡枠56が無限側を超えて後進位置に沈んだ状態において行われる。
前述した携帯電話機のカメラキー102等によるシャッター操作が行われると、鏡枠56が無限側を超えた後進位置に沈んだ状態でのAFモータ207の駆動により、駆動ギヤ71及びAFギヤ72が図11矢印方向に回転するとともに、その回転するAFギヤ72の係合ピン781が係合板782を押して回動軸77も矢印方向に回転する。これにより、図11に示したように、シャッター羽根76が回動動作して撮像レンズ205の前面を一旦覆う。
続いて、AFモータ207の逆転駆動により、駆動ギヤ71、AFギヤ72、ギヤ561が図11矢印方向と逆方向に回転して、図9に示したように、シャッター羽根76が撮像レンズ205の前面を開放したシャッター開状態に復帰する。
このシャッター開動作と同時に、撮像レンズ205から被写体の光線が入射してCCDセンサ54に結像される画像の取り込みが行われる。
以上の通り、実施形態2では、携帯電話機のカメラにおいて、AFギヤ72とシャッター羽根76の回動軸77との間に、鏡枠56の無限側を超えるAFギヤ72の回転により係合する係合手段78を設けた構造となっている。しかも、係合手段78は、AFギヤ72に設けた係合ピン781と、シャッター羽根76の回動軸77に設けた係合板782とからなる構造である。
これにより、AFギヤ72から取り出した回転でシャッター羽根76を開閉動作させることができ、従来のような遊星ギヤ機構、その揺動切替位置を保持する係止レバー、その揺動動作のためのプランジャ、鉄心及びスプリング等を設ける必要がない。
即ち、AFギヤ72から回転を取り出すための簡単な係合手段78を設けるだけで良く、AFモータ207の駆動ギヤ71、鏡枠56のギヤ561、AFギヤ72、シャッター羽根76の回動軸77、その簡単な係合手段78(係合ピン781及び係合板781)を集中的に高密度実装できる。
従って、従来よりもさらに小型化・薄型化した携帯電話機用カメラを提供できる。
なお、以上の実施形態においては、折り畳み式携帯電話機に適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、他の携帯通信機器や携帯電子機器またはデジタルカメラであっても良い。
また、実施形態では、鏡枠を押し上げるためにコイルスプリングを使用したが、板ばねでも良く、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明を適用する一実施形態として折り畳み式携帯電話機を開いた状態を示す正面図(a)、背面図(b)である。 図1の折り畳み式携帯電話機の蓋部を構成する上ケース、中ケース、下ケース及び化粧パネル等を示した分解斜視図である。 図2の中ケースアッシーの分解斜視図である。 図3のカメラモジュールと基板の接続の仕方を示した平面図である。 本発明を適用したシャッター駆動機構の実施形態1の構成を示すもので、カメラ部の要部を示した縦断面図である。 図5のギヤ機構と切替手段及び開動作状態のシャッター羽根等を示した概略平面図である。 図6の矢印A−A線に沿った断面図である。 図6のギヤ機構及び閉動作状態のシャッター羽根を示した概略平面図である。 本発明を適用したシャッター駆動機構の実施形態2の構成を示すもので、カメラ部のギヤ機構と未係合状態の係合手段及び開動作状態のシャッター羽根等を示した概略平面図である。 図9の矢印B−B線に沿った断面図である。 図9のギヤ機構と係合状態の係合手段及び閉動作状態のシャッター羽根を示した概略平面図である。
符号の説明
1 本体部
2 蓋部
205 撮像レンズ
207 AFモータ
51 取付台(ケース)
52 カバー
56 鏡枠(レンズ枠)
561 ギヤ
71 駆動ギヤ
72 AFギヤ
73 切替手段
731 作動軸
732 アーム(連結部材)
733 スプリング(摩擦部材)
734 Eリング(固定部材)
74 ピエゾ素子(駆動手段)
75 シャッターギヤ
76 シャッター羽根
77 回動軸
78 係合手段
781 係合ピン
782 係合板(係合部材)

Claims (3)

  1. 撮像レンズの前面で開閉動作するシャッター羽根をオートフォーカスモータにより動作制御するためのシャッターの駆動機構であって、
    前記オートフォーカスモータに設けた駆動ギヤと、
    前記シャッター羽根の回動軸に設けたシャッターギヤと、
    前記撮像レンズのレンズ枠に設けられたギヤと前記駆動ギヤとに噛み合うオートフォーカスギヤと、
    前記オートフォーカスギヤの回転軸に対し平行な軸の軸方向に移動可能に配置されるとともに、前記シャッターギヤに選択的に噛み合い可能とする切替手段と、
    前記シャッターギヤに噛み合わせるため、前記切替手段を前記オートフォーカスギヤの回転軸に対し平行な軸の軸方向に移動させて切替動作させる駆動手段と
    を備えることを特徴とするシャッターの駆動機構。
  2. 前記切替手段は、前記オートフォーカスギヤの回転軸に対し平行な軸の軸方向に移動可能な作動軸と、前記オートフォーカスギヤと前記作動軸とを連結する連結部材と、からなることを特徴とする請求項1に記載のシャッターの駆動機構。
  3. 前記駆動手段はピエゾ素子であることを特徴とする請求項1または2に記載のシャッターの駆動機構。
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