JP3989225B2 - せんべい製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、粉粒状の食品原料、例えばいかの屑を粉砕したいか粉に小麦粉、あられ生地等を混合した食品原料を所定の形状、例えばいか形のせんべいに焼き上げるせんべい製造装置に関する。
【0002】
【従来技術】
この種の製造装置として特公平3−32979号には、電熱ヒータを内蔵したいか形の雄型と雌型よりなり、雌型はスライド可能なテーブルに取付けられ、エアシリンダーを作動してテーブルをスライドさせることにより原料供給位置と焼上げ位置と、製品取上位置とに切換えられ、各位置ではそれぞれ位置決め装置により位置決め固定されるようになっていること、原料供給位置では、原料供給装置のホッパーよりいか粉、小麦粉、あられ生地等を混合した原料が一定量計量されて供給されること、雌型が原料供給位置より焼上げ位置に切り換えられると、雄型が降下して雌型に嵌合し、雌型内の原料を加圧かつ加熱して焼上げを行うこと、一定時間焼上げると、雄型が上昇し、雌型が製品取上位置に切換わること、製品取上位置には、吸着パッドと、該吸着パッドの昇降を行うエアシリンダーと、吸着パッドからエアの吸引、吐出を行う空気圧ポンプよりなる製品取出装置が配置され、雌型内の焼上げた製品を吸着パッドが吸着して取上げたのち、テーブルがスライドして雌型を製品取上位置より退避させ、その後吸着パッドが製品を吸着したまま降下してエアを吐出することにより取出位置に落下させること、よりなるせんべい製造装置が開示されている。
【0003】
取出位置で取り出した焼上げ製品を搬出位置まで運んでから落下させるようにしたせんべい製装置も知られる。特開平7−194288号に開示されるものがそうで、この装置では、雌型内の焼上げた製品を吸引器で吸引保持して雌型から上方に取上げ、その後水平移動してテーブル上に放置するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特公平3−32979号に開示される装置には、次のような問題がある。
(1)一つのエアシリンダーが雌型を原料供給装置と焼上げ位置と製品取上位置の各位置に切換え、各位置で位置決め装置により位置決め固定されるようになっているが、各位置で位置決めするためにエアシリンダーにはピストン位置を検出する複数の位置センサーが設けられ、しかも各位置センサーは制御装置により所定の順で作動状態に設定されるように制御されるため、エアシリンダーの構造及び制御装置の制御が複雑となること、
(2)エアシリンダーは雌型を焼上げ位置から原料供給位置を経て製品取上位置まで切換えるようになっており、ストロークが雌型を焼上げ位置から製品取上位置まで移動させることができる長さが必要で、エアシリンダーを設置するのに大きなスペースが必要となること、
(3)原料供給装置は、原料を貯留するホッパーを有するが、作業を終了するとき、或いはその他の理由によりホッパー内の原料を取り除かねばならないことがある。ホッパー内の原料を取り除くときには、手作業で掬い取ったり、掻き出すことにより行われるが、ホッパー内には攪拌装置があるため、取除作業が容易でないこと、
(4)ホッパー内の原料は水平軸線の周りを回転する攪拌装置の攪拌板によって攪拌されるが、ホッパー下層部の原料が回転する攪拌板により押え付けられて圧縮し、原料同志が固まるブリッジを生じ易いこと、
(5)原料供給装置のシュータや製品取出装置が支持枠に取付けられ、支持枠を外方へ回動することにより、テーブルの通路外に退避されるようになっているが、ホッパーは退避できるようになっていないため、部材を清掃するときや修理する際の邪魔になり易いこと、
(6)原料供給装置は原料を定量ずつ供給するようになっており、原料供給量を変えられるようになっていないこと、
などである。
【0005】
また特開平7−194288号に開示される装置では、エアシリンダーにより吸引器を水平移動させているが、吸引器がエアシリンダーのストローク端に達して吸引保持していた製品を放置するとき、停止時の衝撃で製品が飛ばされて所定の位置以外の箇所に落下しがちである。
【0006】
本発明は、上記の問題を解消するためになされたもので、第1の目的は、原料供給装置のホッパー内の原料の除去が容易に行えるようなせんべい製造装置を提供しようとするものであり、第2の目的は、原料供給装置のホッパーを退避できるようにしたせんべい製造装置を提供しようとするものである。
【0007
【課題の解決手段】
請求項1に係わる発明は、第1の目的を達成するせんべい製造装置に関するもので、電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵した水平移動可能な雌型と、該雌型を水平移動させて原料供給位置と、焼上げ位置と、製品取上位置の三位置に切換える切換手段と、原料供給位置に配置され、原料供給位置に切換えられた雌型に一定量の原料を供給する原料供給装置と、焼上げ位置に配置され、電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵して昇降手段の作動により昇降し 、下降時に焼上げ位置に切換えられた雌型に嵌合する雄型と、製品取出位置に配置され、昇降可能で、製品取上位置に切換えられた雌型内の製品をエアーの吸引により吸着して取り上げる吸着パッドを備えた製品取出装置と、上記加熱手段、切換手段、原料供給装置、昇降手段、製品取上装置等を制御する制御装置とを有するせんべい製造装置において、上記原料供給装置が原料を貯留するホッパーを有し、該ホッパーがブラケットに軸支されて転倒可能であると共に、着脱可能な第1の止着手段によりブラケットに固定可能であることを特徴とする。
【0008
本発明によると、ホッパー内の原料を取り除くときには、止着手段によるブラケットへの固定を解除してホッパーを転倒する。これによりホッパー内の原料が落下し排出される。本発明で用いる止着手段としては、ホッパーのブラケットへの固定或いはその解除ができるものであればよく、その種類を問わない。好適な例としては、ホッパーとブラケットの嵌挿孔に差し込まれるピンが挙げられる。ピンは、構成が簡単で、抜き差しによって簡易にホッパーの固定或いはその解除が行えるようになる。
【0009
請求項に係わる発明は、第の目的を達成するせんべい製造装置に関するもので、電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵した水平移動可能な雌型と、該雌型を水平移動させて原料供給位置と、焼上げ位置と、製品取上位置の三位置に切換える切換手段と、原料供給位置に配置され、原料供給位置に切換えられた雌型に一定量の原料を供給する原料供給装置と、焼上げ位置に配置され、電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵して昇降手段の作動により昇降し、下降時に焼上げ位置に切換えられた雌型に嵌合する雄型と、製品取出位置に配置され、昇降可能で、製品取上位置に切換えられた雌型内の製品をエアの吸引により吸着して取り上げる吸着パッドを備えた製品取出装置と、上記加熱手段、切換手段、原料供給装置、昇降手段、製品取上装置等を制御する制御装置とを有するせんべい製造装置において、上記原料供給装置がホッパーを有し、該ホッパーが機枠に軸支されて水平に旋回可能であると共に、着脱可能な第2の止着手段により機枠に固定可能であることを特徴とする。
【001
本発明によると、ホッパーを退避させるときには、止着手段による機枠への固定を解除してホッパーを水平に旋回させて側方に退避させる。
本発明の止着手段も請求項に係わる発明の止着手段と同様のものを用いることができる。
【0011
請求項に係わる発明は、請求項に係わる発明において、ブラケットが機枠に軸支されて水平に旋回可能であると共に、着脱可能な第2の止着手段により機枠に固定可能であることを特徴とする。
本発明によると、ホッパーは退避位置まで旋回可能であると共に、転倒可能である。
【0012
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態のせんべい製造装置を図面により説明する。支持台1上には固定レール2が並設され、固定レール2上には一対の可動プレート3がそれぞれスライド可能に装着されている。そして各可動プレート3はそれぞれ支持台1に固着されるエアシリンダー4に連結され、エアシリンダー4の作動により固定レール2に沿って進退するようになっている。
【0013
各可動プレート3上にはまた、レール10上を走行するスライダー5上にバネ6を介してスライド板7がスライド可能に装着され、スライド板7上には雌型8が四個を一組として横向きに一列に並んで取付けられている。そして各スライド板7はエアシリンダー4上に位置して重なり、可動プレート3に支持されるエアシリンダー9の作動により可動レール上を進退するようになっている。
【0014
以上のようにして各可動プレート3はそれぞれエアシリンダー4の作動により固定レール2上を進退して二位置に切換可能となり、スライド板7はエアシリンダー9の作動により可動プレート3上を進退して二位置に切換可能となる。これによりスライド板7の雌型8は、可動プレート3が二位置に切換可能であり、更にそのうちの一方の位置において、スライド板7が二位置に切換可能であることにより三位置に切換可能となる。
【0015
三位置はそれぞれ原料供給位置と、焼上げ位置と、製品取出位置とされ、各位置にそれぞれに原料供給装置11と、圧縮装置12と、製品取出装置13が配置されている。以下、これらについて順に詳述する。
【0016
原料供給装置11は、図5に示すように左右両端が機枠にヒンジピン15bにて軸支されて水平に旋回可能で、観音開き状に開閉する一対のブラケット15と、両ブラケット15を閉じたとき、両ブラケット15の連結部分15aに抜き差し可能に差込まれ、両ブラケット15を直線状に連結する第2の止着手段としてのピン20と、断面が逆U形状をなし、各ブラケット15にヒンジピン16(図6参照)にて転倒可能に軸支されるホッパー17と、モータ19により回転駆動されるシャフト21に一定間隔で固定される攪拌翼22よりなり、各ホッパー17に格納されてホッパー内の原料を攪拌する攪拌装置23と、図6に示すように、ホッパー下部に取着されるブロック24と、該ブロック24に嵌合して取着される断面凹形の取付枠25と、取付枠25下に取着される支持板26と、ブラケット15より支持板26に差し込まれ、ホッパー17をブラケット15に連結する第1の止着手段としてのピン18(図6参照)と、取付枠25の名長手方向に形成される長孔にスライド可能に嵌合して、上下面がブロック24と支持板26に接する第1のスライド板27及び受板である第2のスライド板28よりなり、ホッパー下部には排出口29が、ブロック24には排出口29より大径の貯留孔31が、第1のスライド板27には貯留孔31より小径の一定容量の計量孔32が、第2のスライド板28には計量孔32と同径の排出孔33が、それぞれ雌型8の配置と同間隔で形成され、また支持板26には長孔34が長手方向に形成されている。そして第1及び第2のスライド板27及び28にはそれぞれ図7に示すように、エアシリンダー35及び36が連結され、エアシリンダー35により第1のスライド板27が進退し、前進端に達すると、図8に示すように計量孔32がブロック24の貯留孔31に合致して貯留孔内の原料38を受け入れ、後退端に達すると、図9に示すように計量孔32が貯留孔31と第2のスライド板28の排出孔33の間に位置するようになっている。またエアシリンダー36により進退する第2のスライド板28が図10に示すように前進端に達すると、排出孔33と計量孔32が一致し、これにより計量孔内の原料38が排出孔33及び支持板26の長孔34を通って落下し、雌型5に供給されるようになっている。
【0017
図9は第2のスライド板28が後退端に達したときの状態を示す。上記各エアシリンダー35、36はそれぞれ図7に示すように、そのピストンロッド35a、36aが第1及び第2のスライド板27及び28にスペーサ39を介して連結されており、スペーサ39を厚みの異なるものと取換えることにより各スライド板27及び28の進退する範囲を変化させることができるようになっている。
【0018
図11は、第1のスライド板27の進退する範囲が変化してスライド板27が前進退に達したときに貯留孔31より若干ずれた状態を示す。この状態では、単位時間当たりの貯留孔31への流入量が低下し、一定時間(計量孔32と貯留孔31が合致した図8に示す状態では、この時間内で計量孔32は原料で満たされる)経過して後退したときの計量孔内の原料の充填量は少なくなる。
【0019
圧縮装置12は、雌型8の配置と同間隔で横向きに並設される油圧シリンダー41と、各油圧シリンダー41のピストンロッド端に取着される雄型43よりなり、雌型8及び雄型43は共に内蔵された図示しない電熱ヒータにより加熱され、雌型8が焼上げ位置に切換えられたとき、雄型43が降下して雌型内の原料を加圧加熱して原料をせんべい状に焼き上げるようになっており、雄型43が降下して雌型8に当たったときには、雌型8がスライド板7と共にバネ6の作用に抗して若干降下することにより衝撃が緩和されるようになっている。なお、雌型8を焼上げ位置で位置決めして固定するために図12に示すように、スライド板7にピン嵌合孔45が、機枠にエアシリンダー47が取付けられ、エアシリンダー47の先端の尖ったピストンロッド48がピン嵌合孔45に嵌合することにより雌型8の位置決め固定が行われ、これにより雄型43が雌型内に確実に嵌合するようになっている。
【0020
製品取上装置13は、アングル状をなす支持枠51と、支持枠51の水平部に雌型8の配置に対応して同間隔で並設されるガイドレール52と、各ガイドレール52にスライド可能に支持されるエアシリンダー53と、エアシリンダー53のピストンロッド端に支持されて昇降可能であり、常にはバネ54によって押し下げられ、多数の通気孔を備えた吸着パッド55と、ヘッダー59より分岐するチューブ56を介して各吸着パッド55にエアの吸排を行う空気圧ポンプ57と、エアシリンダー53をレール52に沿って進退させ、吸着パッド55を製品取上位置と、その隣の製品放置位置とに切り換える図示しないクッション付きエアシリンダーと、製品放置位置に配置されるコンベア58とよりなり、空気圧ポンプ57は図示していないが電磁切換弁を有し、該切換弁の切換えにより吸着パッド55からエアの吸引或いは吐出を行うようになっている。すなわち、吸着パッド55が製品取上位置にあるときは、エアを吸引して雌型内の製品を吸着保持し、吸着パッド55が水平移動して放置位置に切換えられると、エアを吐出して保持していた製品をコンベア58上に放置するようになっている。
【0021
なお、吸着パッド55を放置位置に切り換えたときには、切換用のエアシリンダーにクッション付きシリンダーが用いられているため衝撃が緩和され、このため吸着されていた製品が振り落とされることなくコンベア上に真っ直ぐに落下するようになる。
【0022
図3及び図4において、符号61は雌型8を原料供給装置と焼上げ位置と製品取出位置の各位置に衝撃を与えることなく停止させるために設けられる空気バネよりなる衝撃吸収装置である。
【0023
本装置は、以上のほか、エアシリンダー4、9、原料供給装置11のモータ19、エアシリンダー35、36、圧縮装置12の油圧シリンダー41、雌型8及び雄型43に内蔵される電熱ヒータ、製品取上装置13のエアシリンダー53、空気圧ポンプ57、クッション付きエアシリンダー、コンベア58等をシーケンス制御する制御装置(図示しない)を有している。
【0024
次に以上のように構成されるせんべい製造装置の作動について説明する。先ず制御装置からの制御信号により雌型8及び雄型43の電熱ヒータがONにされ、加熱が開始される。ついでエアシリンダー4が作動して可動レール3が後退限に達し、かつエアシリンダー9が作動してスライド板7が後退限に達し、雌型8が原料供給位置に切換えられる。すると、原料供給装置11のエアシリンダー35が作動して第1のスライド板27が前進端に達し、計量孔32がブロック24の貯留孔31に合致する。そして貯留孔内の原料36が計量孔内に落下し、該計量孔32を充填する(図8)。設定時間経過後、エアシリンダー35が作動して第1のスライド板27が後退端に達すると共に、エアシリンダー36が作動して第2のスライド板28が前進端に達し、排出孔33を計量孔32に合致させる。これにより計量孔内の原料が支持板26の長孔34を通して落下し、雌型8の中央部に供給される。
【0025
設定時間経過すると、エアシリンダー4が作動して可動レール3が前進端に達し、雌型8が焼上げ位置に切換わる。そして図12に示すようにエアシリンダー47の作動により先端の尖ったピストンロッド48がスライド板7のピン嵌合孔45に嵌合することにより、雌型8が焼上げ位置に位置決めし固定される。固定後、油圧シリンダー41の作動により雄型43が降下し、雌型8に嵌合して雌型8をバネ6の作用に抗して若干押し下げながら雌型内の原料を加圧し、加熱する。
【0026
設定時間経過後、油圧シリンダー41の作動により雄型43が上昇し、ついでエアシリンダー9の作動によりスライド板7が可動レール3上を移動して前進端に達し、雌型8を製品取出位置に切換える。切換後、エアシリンダー53が作動して吸着パッド55が降下し、かつ空気圧ポンプ57の作動により吸着パッド55からエアを吸引する。吸着パッド55が雌型内の焼上げられた製品にバネ54の緩衝作用によって押付け、吸着して上昇すると、製品が吸着パッド55に吸着保持される。
【0027
吸着パッド55が上昇端に達すると、図示しないクッション付きエアシリンダーにより、レール52に沿って水平移動し、放置位置近くに達して放置位置にゆっくりと切換わる。ついで空気圧ポンプ57の切換弁が切換わり、吸着パッド55からエアを吐出する。これにより吸着されていた製品がコンベア58上に放置される。そしてコンベア58により搬出される。
【0028
以上のようにしてせんべい製造の一連の動作が完了すると、雌型8が原料供給位置に戻され、上記動作が繰返される。
作業終了後、ホッパー17の原料を除去するときには、ピン18(図6参照)を抜いてホッパー17のブラケット15への連結を解除したのち、ホッパー17をヒンジピン16を支点として転倒し、ホッパー内の原料を落下させる。
【0029
雌型8、雄型43、その他装置の構成部材を清掃したり、点検或いは修理する際、ホッパー17が邪魔になるときには、ブラケット15を連結するピン20を抜き、ホッパー17の連結を解除したのちブラケット15を図5の矢印方向に旋回させて観音開き状に開く。
【0030
【発明の効果】
請求項に係わる発明によると、ホッパーを転倒することにより、ホッパー内の原料が落下排出される。
請求項に係わる発明によると、ホッパーを水平に旋回して退避させることによりホッパー下の清掃や部品、部材等の点検、修理が容易に行えるようになる。
請求項に係わる発明によると、上記請求項に係わる発明の効果を併せて奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】せんべい製造装置の焼上げ位置と製品取上位置を示す正面図。
【図2】同装置の側面図。
【図3】同装置の可動プレートとスライド板上の雌型を示す平面図。
【図4】同装置のホッパー部分での平面図。
【図5】原料供給装置のホッパーの平面図。
【図6】同ホッパーの断面図。
【図7】スライド板をスライドさせるエアシリンダーの正面図。
【図8】計量孔を貯留孔に合致させたときの断面図。
【図9】計量孔を貯留孔と排出孔の間に後退させたときの断面図。
【図10】計量孔と排出孔が合致したときの断面図。
【図11】計量孔が貯留孔よりずれた状態を示す要部の拡大断面図。
【図12】スライド板を位置決め固定するエアシリンダーを示す図。
【符号の説明】
1・・支持台
2・・固定レール
3・・可動プレート
4、9、35、36、47、53・・エアシリンダー
5・・スライダー
6、54・・バネ
7・・スライド板
8・・雌型
11・・原料供給装置
12・・圧縮装置
13・・製品取出装置
15・・ブラケット
16・・ヒンジピン
17・・ホッパー
18・・ピン
19・・モータ
22・・攪拌翼
24・・ブロック
27、28・・スライド板
29・・排出口
31・・貯留孔
32・・計量孔
33・・排出孔
39・・スペーサ
41・・油圧シリンダー
43・・雄型
51・・支持枠
52・・ガイドレール
55・・吸着パッド
57・・空気圧ポンプ
58・・コンベア

Claims (3)

  1. 電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵した水平移動可能な雌型と、該雌型を水平移動させて原料供給位置と、焼上げ位置と、製品取上位置の三位置に切換える切換手段と、原料供給位置に配置され、原料供給位置に切換えられた雌型に一定量の原料を供給する原料供給装置と、焼上げ位置に配置され、電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵して昇降手段の作動により昇降し、下降時に焼上げ位置に切換えられた雌型に嵌合する雄型と、製品取出位置に配置され、昇降可能で、製品取上位置に切換えられた雌型内の製品をエアの吸引により吸着して取り上げる吸着パッドを備えた製品取出装置と、上記加熱手段、切換手段、原料供給装置、昇降手段、製品取上装置等を制御する制御装置とを有するせんべい製造装置において、上記原料供給装置が原料を貯留するホッパーを有し、該ホッパーがブラケットに軸支されて転倒可能であると共に、着脱可能な第1の止着手段によりブラケットに固定可能であることを特徴とするせんべい製造装置。
  2. 電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵した水平移動可能な雌型と、該雌型を水平移動させて原料供給位置と、焼上げ位置と、製品取上位置の三位置に切換える切換手段と、原料供給位置に配置され、原料供給位置に切換えられた雌型に一定量の原料を供給する原料供給装置と、焼上げ位置に配置され、電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵して昇降手段の作動により昇降し、下降時に焼上げ位置に切換えられた雌型に嵌合する雄型と、製品取出位置に配置され、昇降可能で、製品取上位置に切換えられた雌型内の製品をエアの吸引により吸着して取り上げる吸着パッドを備えた製品取出装置と、上記加熱手段、切換手段、原料供給装置、昇降手段、製品取上装置等を制御する制御装置とを有するせんべい製造装置において、上記原料供給装置がホッパーを有し、該ホッパーが機枠に軸支されて水平に旋回可能であると共に、着脱可能な第2の止着手段により機枠に固定可能であることを特徴とするせんべい製造装置。
  3. ブラケットが機枠に軸支されて水平に旋回可能であると共に、着脱可能な第2の止着手段により機枠に固定可能であることを特徴とする請求項記載のせんべい製造装置。
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