JP3986197B2

JP3986197B2 - Floor heating panel laying method and floor heating panel used in the laying method

Info

Publication number: JP3986197B2
Application number: JP04098199A
Authority: JP
Inventors: 健市寺山; 和弘三輪; 和信原田; 貴雄井上
Original assignee: Eidai Co Ltd
Current assignee: Eidai Co Ltd
Priority date: 1999-02-19
Filing date: 1999-02-19
Publication date: 2007-10-03
Anticipated expiration: 2019-02-19
Also published as: JP2000240960A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パネル本体に電気ヒータが内蔵された床暖房パネルの敷設方法、特に、敷設作業性に優れた床暖房パネルの敷設方法に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
床仕上材として使用される床仕上材一体型の床暖房パネルとしては、図７に示すようなものがある。この床暖房パネル５０は、面状発熱体や線ヒータ等の電気ヒータ（図示せず）が内蔵されたパネル本体５１と、この電気ヒータに電気的に接続された状態でパネル本体５１の内部をその短手方向に横断する電源線５２と、この電源線５２の両端部に接続されたコネクタ５３ａ、５３ｂとを備えており、一方のコネクタ５３ａはパネル本体５１に固定されていると共に、他方のコネクタ５３ｂは、パネル本体５１から引き出し可能にパネル本体５１に形成された収納凹部５１ａに収納されている。
【０００３】
こういったタイプの床暖房パネル５０は、通常以下のようにして敷設されている。まず、図７（ａ）に示すように、パネル本体５１の収納凹部５１ａ側を貼り始め端として、１枚目の床暖房パネル５０をパネル敷設面Ｓに敷設する。次に、２枚目の床暖房パネル５０を敷設する際は、同図（ａ）、（ｂ）に示すように、２枚目の床暖房パネル５０の収納凹部５１ａからコネクタ５３ｂを引き出し、既に敷設された１枚目の床暖房パネル５０のパネル本体５１に固定されたコネクタ５３ａに接続した後、同図（ｃ）に示すように、その接続部分及び引き出された電源線５２を再び２枚目の床暖房パネル５０の収納凹部５１ａに収納しながら敷設する。
【０００４】
しかしながら、上述したような敷設方法では、既に敷設された１枚目の床暖房パネル５０の固定側のコネクタ５３ａに、これから敷設しようとする２枚目の床暖房パネル５０の可動側のコネクタ５３ｂを接続することになるが、既に敷設された１枚目の床暖房パネル５０の固定側のコネクタ５３ａはパネル敷設面Ｓの近傍にパネル本体５１と共に固定設置されることになるので、２枚目の床暖房パネル５０の可動側のコネクタ５３ｂを接続しようとすると、パネル敷設面Ｓの近傍でその接続作業を行わなければならず、コネクタ５３ａ、５３ｂ間の接続を行いにくいといった問題がある。
【０００５】
また、この種の床暖房パネル５０では、通常、収納凹部５１ａがパネル本体５１の裏面側に開放されているので、収納凹部５１ａに電源線５２の引出部分を収納した状態で２枚目の床暖房パネル５０を敷設しようとしても、一旦収納された電源線５２が収納凹部５１ａから脱落してしまうことがあり、その状態で２枚目の床暖房パネル５０を敷設すると、同図（ｃ）に示すように、パネル本体５１の裏面とパネル敷設面Ｓとの間に電源線５２が挟み込まれた状態となって２枚目の床暖房パネル５０が電源線５２の分だけ浮き上がってしまうといった問題があった。
【０００６】
そこで、この発明の課題は、コネクタ間の接続作業性に優れ、しかも、パネル本体に形成された収納凹部内に確実に電源線を収納した状態で床暖房パネルを敷設することのできる床暖房パネルの敷設方法及びその敷設方法に使用される床暖房パネルを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、この発明は、電気ヒータが内蔵されたパネル本体と、前記電気ヒータに接続された状態で前記パネル本体を横断するように配設された、両端部にコネクタが接続された電源線とを備え、一方の前記コネクタが前記パネル本体に固定されていると共に、他方の前記コネクタが、前記パネル本体から引き出し可能に、前記パネル本体に形成された収納凹部に収納されている床暖房パネルを、隣接する床暖房パネルの電源線同士を前記コネクタを介して相互に接続した後、その接続部分を前記パネル本体に形成された前記収納凹部に収納しながら敷設する床暖房パネルの敷設方法において、既に敷設された床暖房パネルの前記収納凹部から引き出された前記電源線に接続された前記コネクタを、次に敷設しようとする床暖房パネルの前記パネル本体に固定された前記コネクタに接続した後、その接続部分を既に敷設された前記床暖房パネルの前記収納凹部に収納するようにしたのである。
【０００８】
従って、この敷設方法では、請求項２に記載されているように、電気ヒータが内蔵されたパネル本体と、前記電気ヒータに接続された状態で前記パネル本体を横断するように配設された、両端部にコネクタが接続された電源線とを備え、一方の前記コネクタが前記パネル本体に固定されていると共に、他方の前記コネクタが、前記パネル本体から引き出し可能に、前記パネル本体に形成された収納凹部に収納されており、前記パネル本体に固定された前記コネクタが、前記パネル本体の貼り始め端側に位置している床暖房パネルが使用される。
【０００９】
以上のように構成された床暖房パネルの敷設方法では、既に敷設された床暖房パネルの収納凹部から引き出された電源線に接続されたコネクタと、次に敷設しようとする床暖房パネルのパネル本体に固定されたコネクタとを接続するようにしたため、パネル敷設面からある程度上方の位置において自由度のある状態でコネクタ間の接続を行うことができ、従来の敷設方法に比べてコネクタの接続作業性が向上する。
【００１０】
また、この敷設方法では、既に敷設された床暖房パネルの収納凹部からコネクタを引き出し、次に敷設する床暖房パネルのパネル本体に固定されたコネクタに接続した後、その接続部分及び引き出された電源線を既に敷設された床暖房パネルの収納凹部に収納するようにしたため、収納しようとする電源線がパネル本体とパネル敷設面との間に入り込むことはなく、常に、電源線が収納凹部に完全に収納された状態で床暖房パネルの敷設が行われることになり、従来の敷設方法を採用した場合のように、パネル本体とパネル敷設面との間に電源線が挟み込まれることに伴って発生する床暖房パネルの浮き上がりを確実に防止することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図１ないし図３に示すように、この床暖房パネル１は、床下地である捨貼合板の上に敷設される捨貼工法用の床暖房パネルであり、雁行形状のパネル本体１０と、このパネル本体１０に内蔵される電気ヒータ２０及びＶＶＦケーブルからなる電源線３０とから構成されている。
【００１２】
前記パネル本体１０は、図２に示すように、表面に突板等からなる表面化粧材１３が積層され、裏面側に電気ヒータ２０及び電源線３０を収容するための凹部１１ａが形成された３プライ合板または５プライ合板等の木質板からなるパネル基材１１と、電気ヒータ２０及び電源線３０を収容した状態でパネル基材１１の凹部１１ａを閉塞する蓋板１４とから構成されており、パネル基材１１は、図１に示すように、表面化粧材１３に擬似溝１３ａが形成された４枚の基材ピース１２をその長手方向に不規則にずらした状態で短手方向に相互に接合することによって形成されている。
【００１３】
前記電気ヒータ２０としては、アルミ箔等からなる熱伝導性の良好な均熱シートや、不織布等からなる基材シートに線ヒータを所定のヒータパターンで布線したものや、自己温度制御特性を備えたＰＴＣヒータ等の面状発熱体等が使用されており、パネル基材１１の凹部１１ａ内において電源線３０に接続されている。
【００１４】
前記電源線３０は、図２及び図３に示すように、パネル基材１１の凹部１１ａに収容された状態で、パネル本体１０をその短手方向に横断するように配設されており、両端部には、短手方向に隣接する床暖房パネル１の電源線３０同士を相互に接続するためのコネクタ３１ａ、３１ｂがそれぞれ接続されている。
【００１５】
図３に示すように、一方のコネクタ３１ａはパネル基材１１の貼り始め端側から突出した状態でパネル基材１１に固着されていると共に、他方のコネクタ３１ｂは、パネル基材１１から引き出し可能にパネル基材１１（パネル本体１０）に形成された収納凹部１０ａに収納されており、この収納凹部１０ａはパネル基材１１及び蓋板１４の一部を切り欠くことによってパネル本体１０の裏面に開放されている。なお、図３には、コネクタ３１ｂをパネル本体１０から引き出した状態を示している。
【００１６】
以上のように構成された床暖房パネル１を用いて床暖房フロアを施工する場合について、図４及び図５を参照しながら説明する。図４（ａ）に示すように、パネル本体１０のコネクタ３１ａ側を貼り始め端として、１枚目の床暖房パネル１をパネル敷設面Ｓに敷設する。次に、２枚目の床暖房パネル１を敷設する際は、同図（ａ）、（ｂ）に示すように、既に敷設された１枚目の床暖房パネル１の収納凹部１０ａからコネクタ３１ｂを引き出し、これから敷設しようとする２枚目の床暖房パネル１のパネル本体１１に固着されたコネクタ３１ａに接続した後、同図（ｃ）に示すように、その接続部分及び引き出された電源線３０を、既に敷設された１枚目の床暖房パネル１の収納凹部１０ａに再び収納しながら２枚目の床暖房パネル１を敷設する。このようにして３枚目以降の床暖房パネル１についても同様に敷設する（図５参照）。
【００１７】
以上のように、この敷設方法では、既に敷設された床暖房パネル１の収納凹部１０ａから引き出された電源線３０に接続されたコネクタ３１ｂと、次に敷設しようとする床暖房パネル１のパネル基材１１に固着されたコネクタ３１ａとを接続するようにしたため、パネル敷設面Ｓからある程度上方の位置において自由度のある状態でコネクタ３１ａ、３１ｂ間の接続を行うことが可能となり、接続しずらいパネル敷設面Ｓの近傍においてコネクタ間の接続を行わなければならない従来の敷設方法に比べて、効率よく床暖房パネル１を敷設することができる。
【００１８】
また、この敷設方法では、上述したように、既に敷設された床暖房パネル１の収納凹部１０ａから引き出されたコネクタ３１ｂと、次に敷設しようとする床暖房パネル１のパネル基材１１に固着されたコネクタ３１ａとを接続した後、その接続部分及び引き出された電源線３０を既に敷設された床暖房パネル１の収納凹部１０ａに収納することになるが、既に敷設されている床暖房パネル１は、図６に示すように、収納凹部１０ａが開放されているパネル基材１１の裏面がパネル敷設面Ｓと接触した状態で固定されているので、収納しようとする電源線３０がパネル本体１０とパネル敷設面Ｓとの間に入り込むことはなく、常に、電源線３０が収納凹部１０ａに完全に収納された状態で床暖房パネル１の敷設が行われることになる。従って、従来の敷設方法を採用した場合のように、パネル本体とパネル敷設面との間に電源線が挟み込まれることに伴って発生する床暖房パネルの浮き上がりを確実に防止することができる。
【００１９】
また、この敷設方法では、既に敷設されることでパネル敷設面Ｓに固定された床暖房パネル１の収納凹部１０ａからコネクタ３１ｂを引き出すようにしているので、従来の敷設方法のように、これから敷設しようとする固定されていない床暖房パネル１の収納凹部１０ａからコネクタ３１ｂを引き出す場合に比べて、簡単にコネクタ３１ｂを引き出すことができるという利点もある。
【００２０】
なお、この実施形態では、床下地としての捨貼合板の上に床暖房パネル１を敷設する場合について説明したが、本発明の敷設方法は、こういった捨貼工法用の床暖房パネルに限定されるものではなく、直貼りタイプの床暖房パネルをコンクリートスラブ上に直接敷設する場合にも適用することができることはいうまでもない。
【００２１】
また、この実施形態では、パネル本体１０が、４枚の基材ピース１２をその長手方向に不規則にずらした状態で短手方向に相互に接合したパネル基材１１によって構成されている床暖房パネル１について説明したが、パネル本体１０はこういったものに限定されるものではなく、基材ピースのずらし間隔が一定である単なる階段状のパネル基材や完全な長方形状のパネル基材によって構成された床暖房パネルを使用することもできる。但し、この実施形態のように、基材ピース１２をその長手方向に不規則にずらしたパネル基材１１を使用するほうが、基材ピースを一定間隔でずらした階段状のパネル基材や長方形状のパネル基材を使用する場合に比べて、パネル間の継目が目立ちにくくなるといった効果がある。
【００２２】
また、パネル基材１１は、上述したように、接合される基材ピース１２の数が４枚のものに限定されるものではなく、３枚、２枚あるいは５枚以上の基材ピースを相互に接合したパネル基材を使用することも可能である。
【００２３】
また、この実施形態では、パネル間の継目をより目立ちにくくするために、各基材ピース１２の表面化粧材１３に擬似溝１３ａを形成しているが、擬似溝１３ａは必ずしも形成する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明にかかる敷設方法に使用される床暖房パネルの一実施形態を示す平面図である。
【図２】同上の床暖房パネルを示す長手方向の断面図である。
【図３】同上の床暖房パネルを示す短手方向の断面図である。
【図４】同上の床暖房パネルの敷設方法を示す工程図である。
【図５】同上の床暖房パネルの敷設方法を示す概略平面図である。
【図６】同上の床暖房パネルを敷設した状態における収納凹部を示す図である。
【図７】従来の床暖房パネルの敷設方法を示す工程図である。
【符号の説明】
１床暖房パネル
１０パネル本体
１０ａ収納凹部
１１パネル基材
１１ａ凹部
２０電気ヒータ
３０電源線
３１ａ、３１ｂコネクタ
Ｓパネル敷設面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for laying a floor heating panel in which an electric heater is built in a panel body, and more particularly to a method for laying a floor heating panel excellent in laying workability.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
FIG. 7 shows an example of a floor heating material-integrated floor heating panel used as a floor finishing material. The floor heating panel 50 includes a panel main body 51 having a built-in electric heater (not shown) such as a sheet heating element and a line heater, and the panel main body 51 in an electrically connected state to the electric heater. A power line 52 traversing the short side direction and connectors 53a and 53b connected to both ends of the power line 52 are provided. One connector 53a is fixed to the panel body 51 and the other The connector 53b is housed in a housing recess 51a formed in the panel body 51 so that the connector 53b can be pulled out from the panel body 51.
[0003]
Such a floor heating panel 50 is usually laid as follows. First, as shown in FIG. 7A, the first floor heating panel 50 is laid on the panel laying surface S with the housing recess 51 a side of the panel main body 51 as the sticking start end. Next, when laying the second floor heating panel 50, the connector 53b is already pulled out from the housing recess 51a of the second floor heating panel 50, as shown in FIGS. After connecting to the connector 53a fixed to the panel main body 51 of the first floor heating panel 50 laid, as shown in FIG. 5C, the connection portion and the two power lines 52 drawn out are again provided. The floor heating panel 50 is laid while being housed in the housing recess 51a.
[0004]
However, in the laying method as described above, the movable-side connector 53b of the second floor heating panel 50 to be laid is attached to the fixed-side connector 53a of the first floor heating panel 50 already laid. The connector 53a on the fixed side of the first floor heating panel 50 that has already been laid is fixedly installed together with the panel body 51 in the vicinity of the panel laying surface S. When trying to connect the movable connector 53b of the floor heating panel 50, the connection work must be performed in the vicinity of the panel laying surface S, and there is a problem that it is difficult to connect the connectors 53a and 53b.
[0005]
Further, in this type of floor heating panel 50, the storage recess 51a is normally open on the back side of the panel body 51, so that the second floor is stored in a state where the lead-out portion of the power line 52 is stored in the storage recess 51a. Even if the heating panel 50 is laid, the power line 52 once stored may fall out of the storage recess 51a. If the second floor heating panel 50 is laid in this state, the power line 52 shown in FIG. As shown, there is a problem in that the power source line 52 is sandwiched between the back surface of the panel body 51 and the panel laying surface S, and the second floor heating panel 50 is lifted by the amount of the power line 52. there were.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a floor heating panel that is excellent in connection workability between connectors and that can be laid in a state in which a power line is securely stored in a storage recess formed in the panel body. It is providing the floor heating panel used for the laying method of this, and the laying method.
[0007]
[Means for solving the problems and effects thereof]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a panel body in which an electric heater is built in, and connectors connected to both ends, which are arranged so as to cross the panel body while being connected to the electric heater. And one of the connectors is fixed to the panel body, and the other connector is housed in a housing recess formed in the panel body so that it can be pulled out from the panel body. The floor heating panel is constructed by connecting the power wires of adjacent floor heating panels to each other via the connector and then laying the connected floor heating panel in the storage recess formed in the panel body. In the laying method, the floor connected to the power supply line drawn out from the storage recess of the floor heating panel already laid, the floor to be laid next After connecting to the connector secured to the panel body of the tufts panel is to that as housing the connection part already said housing recess of the laid the floor heating panel.
[0008]
Therefore, in this laying method, as described in claim 2, the panel main body in which the electric heater is incorporated, and the panel main body is disposed so as to cross the panel main body while being connected to the electric heater. Power connectors having connectors connected to both ends, and one of the connectors is fixed to the panel body, and the other connector is formed on the panel body so that it can be pulled out from the panel body. A floor heating panel that is housed in a housing recess and in which the connector fixed to the panel body is located on the sticking start end side of the panel body is used.
[0009]
In the method of laying the floor heating panel configured as described above, the connector connected to the power line drawn from the storage recess of the floor heating panel that has already been laid, and the panel body of the floor heating panel to be laid next Because the connector is connected to the connector fixed to the panel, the connector can be connected with a degree of freedom at a position somewhat above the panel laying surface. Will improve.
[0010]
Further, in this laying method, after pulling out the connector from the storage recess of the floor heating panel that has already been laid and connecting it to the connector fixed to the panel body of the floor heating panel to be laid next, the connected portion and the drawn power supply Since the wire is stored in the storage recess of the floor heating panel that has already been laid, the power line to be stored will not enter between the panel body and the panel laying surface, and the power line will always be completely in the storage recess. The floor heating panel will be laid in the state that it is housed in the wall, and it occurs when the power line is sandwiched between the panel body and the panel laying surface as in the case of using the conventional laying method It is possible to reliably prevent the floor heating panel from lifting up.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 to 3, the floor heating panel 1 is a floor heating panel for a scraping method laid on a flooring board as a floor base, a laminating panel body 10, and the panel body 10 includes a built-in electric heater 20 and a power supply line 30 including a VVF cable.
[0012]
As shown in FIG. 2, the panel body 10 has a three-ply in which a front surface decorative material 13 made of a projecting plate or the like is laminated on the front surface and a concave portion 11a for accommodating the electric heater 20 and the power line 30 is formed on the back surface side. A panel base 11 made of a wood board such as a plywood or a 5-ply plywood, and a lid 14 that closes the recess 11a of the panel base 11 in a state where the electric heater 20 and the power supply line 30 are accommodated. As shown in FIG. 1, the base material 11 is bonded to each other in the short direction in a state where the four base material pieces 12 in which the pseudo grooves 13 a are formed in the surface decorative material 13 are irregularly shifted in the longitudinal direction. It is formed by doing.
[0013]
The electric heater 20 may be a soaking sheet with good thermal conductivity made of aluminum foil or the like, a base sheet made of nonwoven fabric or the like, and a wire heater wired in a predetermined heater pattern, or a self-temperature control characteristic. A planar heating element such as a provided PTC heater is used, and is connected to the power line 30 in the recess 11 a of the panel base 11.
[0014]
As shown in FIGS. 2 and 3, the power line 30 is disposed so as to cross the panel body 10 in the lateral direction while being accommodated in the recess 11 a of the panel base 11. Connectors 31a and 31b for connecting the power lines 30 of the floor heating panel 1 adjacent to each other in the short direction are connected to the section.
[0015]
As shown in FIG. 3, one connector 31 a is fixed to the panel base 11 in a state protruding from the sticking start side of the panel base 11, and the other connector 31 b can be pulled out from the panel base 11. Is housed in a housing recess 10a formed in the panel base 11 (panel body 10). The housing recess 10a is formed on the back of the panel body 10 by cutting out part of the panel base 11 and the cover plate 14. It is open. FIG. 3 shows a state where the connector 31b is pulled out from the panel body 10.
[0016]
The case where a floor heating floor is constructed using the floor heating panel 1 configured as described above will be described with reference to FIGS. 4 and 5. As shown in FIG. 4A, the first floor heating panel 1 is laid on the panel laying surface S with the connector 31a side of the panel body 10 as the start of sticking. Next, when laying the second floor heating panel 1, as shown in FIGS. 2A and 2B, the connector 31 b is inserted from the storage recess 10 a of the first floor heating panel 1 already laid. Is connected to the connector 31a fixed to the panel body 11 of the second floor heating panel 1 to be laid, and then the connecting portion and the drawn power line are connected as shown in FIG. The second floor heating panel 1 is laid while storing 30 in the storage recess 10a of the first floor heating panel 1 already laid. In this way, the third and subsequent floor heating panels 1 are similarly laid (see FIG. 5).
[0017]
As described above, in this laying method, the connector 31b connected to the power line 30 drawn from the storage recess 10a of the floor heating panel 1 already laid, and the panel base of the floor heating panel 1 to be laid next are used. Since the connector 31a fixed to the material 11 is connected, it is possible to connect the connectors 31a and 31b with a degree of freedom at a position somewhat above the panel laying surface S, which is difficult to connect. The floor heating panel 1 can be laid more efficiently than the conventional laying method in which connection between connectors must be performed in the vicinity of the panel laying surface S.
[0018]
In this laying method, as described above, the connector 31b pulled out from the storage recess 10a of the floor heating panel 1 that has already been laid and the panel base 11 of the floor heating panel 1 to be laid next are fixed. After connecting the connector 31a, the connected portion and the drawn power line 30 are stored in the storage recess 10a of the floor heating panel 1 that has already been laid, but the floor heating panel 1 that has already been laid is As shown in FIG. 6, since the back surface of the panel base 11 with the storage recess 10a opened is fixed in contact with the panel laying surface S, the power line 30 to be stored is connected to the panel main body 10 and The floor heating panel 1 is always laid in a state where the power supply line 30 is completely stored in the storage recess 10a without entering the panel laying surface S. Therefore, as in the case where the conventional laying method is adopted, it is possible to reliably prevent the floor heating panel from being lifted due to the power line being sandwiched between the panel body and the panel laying surface.
[0019]
Further, in this laying method, the connector 31b is pulled out from the storage recess 10a of the floor heating panel 1 that is already laid and fixed to the panel laying surface S. There is also an advantage that the connector 31b can be easily pulled out as compared with the case where the connector 31b is pulled out from the storage recess 10a of the floor heating panel 1 that is not fixed.
[0020]
In addition, in this embodiment, although the case where the floor heating panel 1 was laid on the lapping board as a floor foundation was demonstrated, the laying method of this invention is limited to the floor heating panel for such a lapping method. Needless to say, the present invention can also be applied to a case where a directly attached floor heating panel is laid directly on a concrete slab.
[0021]
Moreover, in this embodiment, the panel main body 10 is comprised by the panel base material 11 which mutually joined in the transversal direction in the state which shifted the four base material pieces 12 to the longitudinal direction irregularly. Although the panel 1 has been described, the panel body 10 is not limited to this, and is simply a stepped panel substrate or a completely rectangular panel substrate in which the distance between the substrate pieces is constant. A constructed floor heating panel can also be used. However, as in this embodiment, it is better to use the panel base material 11 in which the base material pieces 12 are irregularly shifted in the longitudinal direction, and the stepped panel base material or the rectangular shape in which the base material pieces are shifted at regular intervals. As compared with the case of using the panel base material, there is an effect that the joint between the panels becomes less conspicuous.
[0022]
Further, as described above, the panel base material 11 is not limited to the number of base material pieces 12 to be joined, but three, two, or five or more base material pieces are mutually connected. It is also possible to use a panel substrate bonded to the substrate.
[0023]
Moreover, in this embodiment, in order to make the joint between panels more inconspicuous, the pseudo groove 13a is formed in the surface decorative material 13 of each base piece 12, but the pseudo groove 13a is not necessarily formed. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of a floor heating panel used in a laying method according to the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing the floor heating panel.
FIG. 3 is a cross-sectional view in the short direction showing the floor heating panel.
FIG. 4 is a process diagram showing a floor heating panel laying method according to the above.
FIG. 5 is a schematic plan view showing a method of laying the floor heating panel according to the embodiment.
FIG. 6 is a view showing a storage recess in a state where the floor heating panel is laid.
FIG. 7 is a process diagram showing a conventional method for laying a floor heating panel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Floor heating panel 10 Panel main body 10a Storage recessed part 11 Panel base material 11a Recessed part 20 Electric heater 30 Power supply line 31a, 31b Connector S Panel laying surface

Claims

電気ヒータが内蔵されたパネル本体と、前記電気ヒータに接続された状態で前記パネル本体を横断するように配設された、両端部にコネクタが接続された電源線とを備え、一方の前記コネクタが前記パネル本体に固定されていると共に、他方の前記コネクタが、前記パネル本体から引き出し可能に、前記パネル本体に形成された収納凹部に収納されている床暖房パネルを、隣接する床暖房パネルの電源線同士を前記コネクタを介して相互に接続した後、その接続部分を前記パネル本体に形成された前記収納凹部に収納しながら敷設する床暖房パネルの敷設方法において、
既に敷設された床暖房パネルの前記収納凹部から引き出された前記電源線に接続された前記コネクタを、次に敷設しようとする床暖房パネルの前記パネル本体に固定された前記コネクタに接続した後、その接続部分を既に敷設された前記床暖房パネルの前記収納凹部に収納するようにしたことを特徴とする床暖房パネルの敷設方法。One of the connectors, comprising: a panel body having an electric heater built therein; and a power line connected to both ends of the panel body so as to traverse the panel body while being connected to the electric heater. Is fixed to the panel body, and the other floor connector is detachable from the panel body so that the floor heating panel housed in the housing recess formed in the panel body is connected to an adjacent floor heating panel. In the laying method of the floor heating panel in which the power lines are connected to each other via the connector and then laid while storing the connection portion in the storage recess formed in the panel body,
After connecting the connector connected to the power line drawn out from the storage recess of the floor heating panel already laid, to the connector fixed to the panel body of the floor heating panel to be laid next, A method for laying a floor heating panel, wherein the connecting portion is housed in the housing recess of the floor heating panel already laid.

電気ヒータが内蔵されたパネル本体と、前記電気ヒータに接続された状態で前記パネル本体を横断するように配設された、両端部にコネクタが接続された電源線とを備え、
一方の前記コネクタが前記パネル本体に固定されていると共に、他方の前記コネクタが、前記パネル本体から引き出し可能に、前記パネル本体に形成された収納凹部に収納されており、
前記パネル本体に固定された前記コネクタが、前記パネル本体の貼り始め端側に位置している床暖房パネル。A panel main body in which an electric heater is built, and a power supply line that is disposed so as to cross the panel main body while being connected to the electric heater, and has connectors connected to both ends;
One of the connectors is fixed to the panel body, and the other connector is housed in a housing recess formed in the panel body so that the connector can be pulled out from the panel body.
The floor heating panel in which the connector fixed to the panel body is located on the sticking start end side of the panel body.