JP3985845B2 - 光学フィルム、偏光板および液晶表示装置 - Google Patents

光学フィルム、偏光板および液晶表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、光学フィルム及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置に関し、更に詳しくは偏光板用の保護フィルム用光学フィルム及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置に関する。
セルロースエステルフィルム、ポリカーボネート等の光学フィルムは、透明性に優れ、かつ屈折率の異方性の小さな膜を容易に作製することができるため偏光板用の保護フィルムなどの光学用途に広く使用されている。
しかしながら、光学フィルムは、紫外線に長時間曝露されると黄変するという欠点を有している。
一般に自動車などの計器表示に用いられる液晶表示の場合、偏光板は過酷な耐湿性及び耐熱性が要求される。
このため従来より光学フィルムにはUV吸収剤を添加したものが開示されている。例えばセルロースエステルフィルムでは、予めセルロースエステル溶液中にUV吸収剤を混入し、この溶液を用いてキャスティングして、セルロースエステルフィルムとする方法、あるいは特許文献1に記載されているようなUV吸収剤溶液を、セルロースエステルフィルム上に塗布あるいは浸漬してUV吸収性を付与し黄変を防止することが開示されている。
しかしながら使用環境の厳しい高温多湿の条件下、例えば温度80℃、RH90%以上の雰囲気下に100時間程度経時した場合、前記の方法で製造されたセルロースエステルフィルムでは、ブリードアウト現象により光学特性が劣化し、黄変してUV吸収性能が著しく劣化する。
この問題に対し、特許文献2〜4では、ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール系UV吸収剤をセルロースエステルフィルム中に添加することで、過酷な条件下でもフィルムの劣化、着色を防止する方法が提示されている。
セルロースエステルフィルムをLCD用偏光板保護用フィルムに使用する場合、偏光板の両側にセルロースエステルフィルムを配する。1組の液晶ディスプレイには2枚の偏光板を用いるため、4枚のセルロースエステルフィルムが使用される。
しかしながら、上記UV吸収剤を含有したセルロースフィルムは数枚積層すると黄色みを帯びることがある。
また、これまで一般的に用いられてきたUV吸収剤は低分子量の化合物であるため、これらをセルロースエステルフィルムに多量に添加すると、相分離を起こして、セルロースエステルフィルムの透明性や機械的強度を低下させる原因となる。
さらにセルロースエステルフィルムの乾燥時に揮散、熱分解する又はセルロースエステルフィルム表面にUV吸収剤がブリードアウトするため、その後の塗布工程において良好な塗布を行うことができず、偏光板用保護フィルムとして十分な性能を満たすことができないという問題を有していた。
特開昭61−98301号公報 特開平6−118233号公報 特開平6−130226号公報 特開平6−235819号公報
上記問題を鑑み、本発明の課題は、偏光板用保護フィルムとして良好な色みと長期保存性に優れた光学フィルム及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置を提供することにある。
本発明の上記目的は以下の構成により達成される。
1.下記の一般式(1)で表されるUV吸収剤を含有することを特徴とする光学フィルム。
Figure 0003985845
式中、R1、R2は、それぞれ、水素原子、置換、無置換の炭素数1〜20のアルキル基、R3、R4はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、Lは炭素数1〜4のアルキレン基を表す。
2.前記光学フィルムが偏光板用の保護フィルムであることを特徴とする前記1に記載の光学フィルム。
3.前記光学フィルムがセルロースエステルであることを特徴とする前記1または2の何れかに記載の光学フィルム。
4.前記1〜3の何れかに記載の光学フィルムを用いたことを特徴とする偏光板。
5.前記1〜3の何れかに記載の光学フィルムまたは前記4に記載の偏光板を用いたことを特徴とする液晶表示装置。
本発明によれば、偏光板用保護フィルムとして良好な色みと長期保存性に優れた光学フィルム及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置を提供することができる。
以下、本発明について更に詳細に述べる。
本発明の樹脂フィルムとしては特に制限はないが、セルローストリアセテート、セルロースアセテートフタレート、セルロースアセテートブチレート等のセルロースエステルフィルムが好ましく用いられ、特に好ましくはセルロースエステルフィルムである。
本発明の光学フィルムは、樹脂フィルムを4枚重ねた状態でJIS−Z−8720で規定する標準光Cの下で、JIS−Z−8729の方法で10度視野XYZ系における三刺激値から求められるb*値は0〜3.0、Yellow Indexが0〜5.0であり、偏光板用保護フィルムとして使用可能である。
ここでいうJIS−Z−8720で規定する標準光Cとは、昼光で照明される物体色を表示する場合に用いられる標準光である。フィルムの黄色みの指標となるb*値は、好ましくは0〜1.9、さらに好ましくは0〜1.7、Yellow Indexは2.0〜3.2、さらに好ましくは2.0〜3.0であるとき、劣化性、ブリードアウト、耐光性の点において、偏光板用保護フィルムとして最適となる。
液晶表示装置に使用される偏光板は通常2枚であるため、偏光板保護に使用されるセルロースエステルフィルムは4枚であり、4枚重ねた時のb*、Yellow Indexの値が重要である。
また、反射型液晶表示装置には、偏光板を1枚使用するものもあるが、この場合一度入射した光が偏光板を通ってから反射板で反射され、もう一度偏光板を通って人の目に入るため、やはり4枚重ねた時のb*、Yellow Indexの値が重要となる。そのため、本発明のb*、Yellow Indexの値は4枚重ねた時の値で規定することが好ましい。
本発明の光学フィルムは、青色染料を含有することが好ましい。
青色染料として、アントラキノン系染料、アゾ染料、トリフェニルメタン染料、キノンイミン染料等のドープの溶剤に溶解するブルー染料を使用することができる。特にアントラキノン系染料は、セルロースエステルとの相溶性がよいことから好ましい。
アントラキノン系染料は、アントラキノンの1位〜8位までの位置に任意の置換基で置換することができる。好ましい置換基としては、置換されてもよいアミノフェニル基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基または水素原子を表す。
これら置換基をRと表し、Rの位置を付帯文字で対応させてR1〜R8と表す。R1〜R8の少なくとも一つは、置換されてもよいアミノフェニル基であることが好ましい。
アミノフェニル基上の置換基をfで表し、フェニル基上の1位〜5位までの位置に対応してf1〜f5で表す。f1、f2、f3、f4およびf5は水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、置換されてもよいアルキル基、アリルオキシ基、アラルコキシ基、ヒドロキシアルキル基、シクロヘキシルスルホンアミド基などが挙げられる。
以下にアントラキノン系染料の具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
具体的化合物
(1)1,4−ジフェニルアミノアントラキノン
(2)1,4−ジ(2,4,6−トリメチルフェニル)アントラキノン
(3)1,4−ジ(2,4−ジエチル−4−メチルフェニル)アントラキノン
(4)1,4−ジ(2,4,6−トリメチル−4−シクロヘキシルスルホン
アミドフェニル)アントラキノン
(5)1−メトキシフェニルアミノ−4−ヒドロキシ−5−
メトキシフェニルアミノ−8−ヒドロキシアントラキノン
(6)1,4−ジ(2,4,6−トリプロピルシクロヘキシルスルホンアミド
フェニル)アントラキノン
(7)1−エトキシフェニルアミノ−4−ヒドロキシ−5−
メトキシフェニルアミノ−8−ヒドロキシアントラキノン
(8)1,4−ジ(2,4,6−トリメトキシフェニルアミノ)
アントラキノン
(9)1,4−ジ(2,4,6−トリエチルフェニル)アントラキノン
(10)1,4−ジ(2,4−ジイソプロポキシ−4−メチルフェニル)
アントラキノン
(11)1,4−ジ(2,4,6−トリクロロ−4−シクロヘキシル
スルホンアミドフェニル)アントラキノン
(12)1−(2,4,6−トリメトキシフェニルアミノ)−4−ヒドロキシ
−5−(2,4,6−トリメトキシフェニルアミノ)−8−ヒドロキシ
アントラキノン
(13)1,4−ジ(2,4,6−トリプロピルシクロヘキシルスルホン
アミドフェニル)アントラキノン
(14)1,5−ジメトキシフェニルアミノ−4,8−ジヒドロキシ
アントラキノン
また、本発明の青色染料は、光学フィルムの黄色みを抑え、光学フィルムの酸化を防止しすることができる。光学フィルムへの青色染料の添加量は、光学フィルムの透明性を維持するため1〜5000μg/m2が好ましく、特に10〜1000μg/m2であることが好ましい。
本発明の光学フィルムに添加するUV吸収剤は、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系UV吸収剤を使用することができる。ベンゾフェノン系UV吸収剤は、例えば特開平6−118233号に記載のベンゾフェノン系UV吸収剤を用いることができる。
また、ベンゾトリアゾール系UV吸収剤は、例えば特開平6−130226号及び6−235819号に記載の下記一般式(2)で表されるベンゾトリアゾール系UV吸収剤を使用することができる。
Figure 0003985845
一般式(2)において式中、R1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異ってもよく、水素原子、ハロゲン原子(塩素、臭素、沃素、フッ素等の各原子)、ニトロ基、ヒドロキシル基、アルキル基(例えば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、アミノプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、クロロブチル、n−アミル、iso−アミル、ヘキシル、オクチル、ノニル、ステアリルアミドブチル、デシル、ドデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、シクロヘキシル、ベンジル、フェニルエチル、フェニルプロピルなど)、アルケニル基(例えば、ビニル、アリル、メタアリル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、オクタデセニル等の各基)、アリール基(例えばフェニル、4−メチルフェニル、4−エトキシフェニル、2−ヘキソキシフェニル、3−ヘキソキシフェニルなど)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、クロロブトキシ、デコキシ、ジアミノフェノキシ、エトキシ、ペンタデコキシ、オクタデコキシ等の各基)、アシルオキシ基(例えば、カルボメトキシ、カルボブトキシ、カルボヘキソキシ、カルボペンタデコキシなど)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ、4−メチルフェノキシ、2−プロピルフェノキシ、3−アミルフェノキシ等の各基)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ、エチルチオ、t−ブチルチオ、t−オクチルチオ、ベンジルチオ等の各基)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ、メチルフェニルチオ、エチルフェニルチオ、メトキシフェニルチオ、エトキシフェニルチオ、ナフチルチオ等の各基)、モノ又はジアルキルアミノ基(例えば、N−エチルアミノ、N−t−オクチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N,N−ジ−t−ブチルアミノ等の各基)、アシルアミノ基(例えば、アセチルアミノ、ベンゾイルアミノ、メタンスルホニルアミノ等の各基)、酸素又は窒素を含む5又は6員の複素環基(例えば、ピペリジノ、モルホリノ、ピロリジノ、ピペラジノ等の各基)を示し、R4とR5は閉環して炭素原子からなる5又は6員環を形成してもよい。
一般式(2)において、R1、R5で示される置換基は、炭素数5〜36が好ましく、アルキル基は炭素数1〜18であることが好ましい。
上記一般式(2)で表される化合物例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(1)2−(2′−ヒドロキシ−5′−t−ブチルフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(2)2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(3)2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール
(4)2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール
(5)2−(2′−ヒドロキシ−5′−イソオクチルフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(6)2−(2′−ヒドロキシ−5′−n−オクチルフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(7)2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−アミルフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(8)2−(2′−ヒドロキシ−5′−ドデシルフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(9)2−(2′−ヒドロキシ−5′−ヘキサデシルフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(10)2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−アミル−5′−ベンゾフェニル)
−ベンゾトリアゾール
(11)オクチル−3−[3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニル]
プロピオネート
(12)2−エチルヘキシル−3−[3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ
−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニル]
プロピオネート
(13)2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−6−
(直鎖、側鎖ドデシル)−4−メチルフェノール
また、特開平6−118233号に記載の下記一般式(3)で表されるベンゾフェノン系UV吸収剤を用いることができる。
Figure 0003985845
一般式(3)において、Yは水素原子、ハロゲン原子またはアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基及びフェニル基を表し、これらのアルキル基、アルケニル基及びフェニル基は置換基を有していてもよい。Aは水素原子、アルキル基、アルケニル基、フェニル基、シクロアルキル基、アルキルカルボニル基、アルキルスルホニル基又は−CO(NH)n−1・D基を表し、Dはアルキル基、アルケニル基又は置換基を有していてもよいフェニル基を表す。m及びnは1または2を表す。
具体的には、アルキル基としては、例えば炭素数24までの直鎖又は分岐の脂肪族基を表し、アルコキシ基としては、例えば炭素数18までのアルコキシ基を表し、アルケニル基としては例えば炭素数16までのアルケニル基で、アリル基、2−ブテニル基などを表す。又、アルキル基、アルケニル基、フェニル基への置換原子、置換基としては、ハロゲン原子、例えばクロロ原子、ブロム原子、フッ素原子など、ヒドロキシル基、フェニル基(このフェニル基には、アルキル基又はハロゲン原子などを置換していてもよい)などが挙げられる。
以下に一般式(3)で表されるベンゾフェノン系UV吸収剤の具体的化合物例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
Figure 0003985845
Figure 0003985845
Figure 0003985845
本発明の光学フィルムに添加するUV吸収剤は、分子量は400以上が好ましく、より好ましくは1000〜1500である。本発明の光学フィルムが含有するUV吸収剤の分子量が400以上の場合、光学フィルム製膜時におけるUV吸収剤の揮散、分解、ブリードアウトを起こさず、長期に亘り安定した耐光性を保つ光学フィルムを得ることができる。
本発明における紫外線吸収剤の使用量は化合物の種類、使用条件などにより一様ではないが、通常は光学フィルム1m2当り、0.2g〜2.0gが好ましく、0.4g〜1.5gがさらに好ましく、0.6g〜1.0gが特に好ましい。
光学フィルムを偏光板用保護フィルムとして使用するとき、光学フィルム上に防眩、反射防止を目的とした表面加工を施すことがある。該光学フィルムを用いることにより、UV吸収剤のブリードアウトを防止することができ、フィルム表面への塗布性を良好に保つことが可能となる。
前記UV吸収剤は、前記一般式(1)で示されるようなビスベンゾトリアゾリルフェノール化合物であることが好ましい。
一般式(1)において、R1、R2は、それぞれ、水素原子、置換、無置換の炭素数1〜20のアルキル基、R3、R4はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、Lは炭素数1〜4のアルキレン基を表す。
アルキル基の置換原子、置換基としては、ハロゲン原子、例えばクロロ原子、ブロム原子、フッ素原子など、ヒドロキシル基、フェニル基(このフェニル基には、アルキル基又はハロゲン原子などを置換していてもよい)等が挙げられる。
一般式(1)で示されるようなビスベンゾトリアゾリルフェノール化合物の具体例としては、例えば以下のものが挙げられる。
1)RUVA−100/110(大塚化学)
2)RUVA−206(大塚化学)
3)Tinuvin−360(チバ、スペシャルティケミカルズ)
4)アデカスタブLA−31(旭電化)
5)アデカスタブLA−31RG(旭電化)
また、本発明の光学フィルムは、前記一般式(2)の化合物において、R1、R2、R3、の何れかに、例えばメチルメタアクリレート(MMA)又はスチレン、セルロース等の樹脂化合物を1分子以上重合したUV吸収剤を使用することも可能である。
具体的には、例えばPUVA−30M(大塚化学)、PUVA−50M(大塚化学)等が挙げられる。
本発明のセルロースエステルフィルムとしては、セルロースアセテートフィルム、セルロースアセテートブチレートフィルム、セルロースアセテートプロピオネートフィルムなどが挙げられ、特に重合度250〜400、結合酢酸量が54〜62%のセルローストリアセテートフィルムが好ましい。
本発明のセルロースエステルフィルムは、皮膜の柔軟性、耐湿性などの向上のために可塑剤を添加してもよい。その具体例としては、例えばトリフェニルホスフェート、ジエチルフタレート、エチルフタリルエチルグリコレート、メチルフタリルエチルグリコレートなどが挙げられる。
これらの可塑剤の使用量は、セルローストリアセテートに対して質量比で通常1〜20%が用いられるが、膜の柔軟性を損なわない点から、2〜15%最小量を用いるのが好ましい。
本発明のセルロースエステルフィルムの溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、iso−プロピルアルコール、ブタノールなどの低級アルコール類、シクロヘキサンジオキサン類、メチレンクロライドのような低級脂肪族炭化水素塩化物類などを用いることができる。
溶剤比率としては例えば、メチレンクロライド70〜95質量%、その他の溶剤は30〜5質量%が好ましい。又セルロースエステルの濃度は10〜50質量%が好ましい。溶剤を添加しての加熱温度は、使用溶剤の沸点以上で、かつ該溶剤が沸騰しない範囲の温度が好ましく例えば60℃以上、80〜110℃の範囲に設定するのが好適である。又、圧力は設定温度において、溶剤が沸騰しないように定められる。
溶解後は冷却しながら溶液又はドープ(セルロースエステルを含む)を容器から取り出すか、または容器から溶液又はドープ(セルロースエステルを含む)をポンプ等で抜きだして熱交換器などで冷却し、これを製膜してセルロースエステルフィルムを得る。
本発明のセルロースエステルフィルムの製造方法は特に制限はなく、当業界で一般に用いられている製造方法でよく、例えば米国特許2,492,978号、同2,739,070号、同2,739,069号、同2,492,977号、同2,336,310号、同2,367,603号、同2,492,978号、同2,607,704号、英国特許64,071号、同735,892号、特公昭45−9074号、同49−4554号、同49−5614号、同60−27562号、同61−39890号、同62−4208号等に記載の方法を参考にすることができる。
本発明のセルロースエステルフィルムの厚さは、10〜500μmであることが好ましく、特に30〜200μmであることが好ましい。
本発明の光学フィルムには、必要に応じてマット剤として微粒子を加えてもよい。
本発明に使用される微粒子としては無機化合物の例として、二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、炭酸カルシウム、タルク、クレイ、焼成カオリン、焼成ケイ酸カルシウム、水和ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム及びリン酸カルシウムを挙げることができる。
微粒子はケイ素を含むものが濁度が低くなる点で好ましく、特に二酸化ケイ素が好ましくい。
二酸化珪素の微粒子は、例えば、アエロジルR972、R972V、R974、R812、200、200V、300、R202、OX50、TT600(以上日本アエロジル(株)製)の商品名で市販されており、使用することができる。
酸化ジルコニウムの微粒子は、例えば、アエロジルR976及びR811(以上日本アエロジル(株)製)の商品名で市販されており、使用することができる。
ポリマーの例として、シリコーン樹脂、弗素樹脂及びアクリル樹脂を挙げることができる。シリコーン樹脂が好ましく、特に三次元の網状構造を有するものが好ましく、例えば、トスパール103、同105、同108、同120、同145、同3120及び同240(以上東芝シリコーン(株)製)の商品名で市販されており、使用することができる。
これらの中でアエロジル200V、アエロジルR972Vが光学フィルムの濁度を低く保ちながら、摩擦係数をさげる効果が大きいため特に好ましい。
本発明のセルロースエステルフィルムを偏光板用保護フィルム部材として使用する際には、該フィルムと偏光膜などを貼り合わせる必要が生じてくるが、その手段としていわゆる易接着処理を行っても良い。例えばアルカリケン化処理やコロナ放電処理、火炎処理等を施したり易接着層を塗設するなどが挙げられる。なかでもアルカリケン化処理と易接着層の塗設が有効であるが、アルカリケン化処理としては水酸化ナトリウムや水酸化カリウム溶液で下記のような条件で行われる。
(アルカリケン化処理条件)
アルカリ液濃度:2〜4mol/l
アルカリ液温度:40〜70℃
処理時間:20〜300秒。
易接着層を塗設する場合は、例えば−COOM(Mは水素原子又はカチオンを表す。)基を有する高分子化合物、親水性セルロース誘導体、ポリビニルアルコール誘導体、天然高分子化合物、親水性ポリエステル誘導体、ポリビニル誘導体等の親水性高分子化合物を含有する層を含むものであり、特に好ましい態様は偏光板用保護フィルム側に−COOM基を有する高分子化合物を含有する層を設け、それに隣接させて偏光膜側に他の親水性高分子化合物(親水性セルロース誘導体、ポリビニルアルコール誘導体、天然高分子化合物、親水性ポリエステル誘導体、ポリビニル誘導体)を主たる成分として含む親水性層を設ける方法が挙げられる。
−COOM基を有する高分子化合物として好ましいものは−COOM基を含む酢酸ビニル−マレイン酸共重合体であり、これを単独又は2種以上併用して用い、好ましい重量平均分子量は500〜500,000程度のものである。
また、他の親水性高分子化合物として好ましくは、親水性セルロース誘導体(例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシセルロース等)、ポリビニルアルコール誘導体(例えば、ポリビニルアルコール、酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアセタール、ポリビニルホルマール、ポリビニルベンザール等)、天然高分子化合物(例えば、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム等)、親水性ポリエステル誘導体(例えば、部分的にスルホン化されたポリエチレンテレフタレート等)、ポリビニル誘導体(例えば、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリビニルインダゾール、ポリビニルピラゾール等)が挙げられ、単独あるいは2種以上併用して用いられる。
特に親水性高分子化合物として、−COOM(Mは水素原子又はカチオンを表す。)基を含有するものが好ましく、更には、−COOM基含有の酢酸ビニル−マレイン酸共重合体であることが好ましい。
そして該−COOM基含有高分子化合物は、単独で又は2種以上併用して用いられ、好ましくは重量平均分子量約500〜500,000程度のものが用いられる。
本発明のセルロースエステルフィルムを偏光板用保護フィルム部材として使用する際などには、保護フィルムとして必要な機能を付与することができる。
例えば偏光板用部材のうち表面で用いる場合にはクリアハード加工を施すことが好ましい。
クリアハード加工としては例えば紫外線や電子線のような活性線照射により架橋反応などを経て硬化する樹脂を主たる成分として含む層を設けて耐擦傷性等の耐久性を付与する方法が挙げられる。
このうちでも紫外線硬化性ポリオールアクリレート系樹脂を用いてクリアハード加工を行う方法が最も好ましい。
また、本発明のセルロースエステルフィルムには帯電防止加工を施すのも好ましい。具体的には、イオン導電性物質や導電性微粒子を含有する層を設けることによって行う。
イオン導電性物質の例としてはイオン性高分子化合物を挙げることができ、また導電性微粒子の例としては導電性を有する金属酸化物が挙げられる。
更に、本発明のセルロースエステルフィルムには、これに取扱い易さを付与するためのブロッキング防止加工やギラツキ防止のための防眩加工を施すのも好ましく、具体的には酸化珪素、酸化チタン、酸化鉄、アルミナ、炭酸カルシウム、酸化亜鉛などの無機微粒子粉末やベンゾグアナミンなどの有機微粒子粉末を添加する方法がある。
本発明のセルロースエステルフィルムを偏光板用保護部材として用いる場合の偏光板とは、偏光子を含む偏光膜に本発明に係る偏光板用保護フィルムを貼り合わせた部分を含むものをいい、また該部分のほか位相差板を含んでいてもよい。
この貼り合わせには通常接着剤を使用し、この接着剤としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のポリビニルアルコール系接着剤やブチルアルコール等のビニル系ラテックスを用いることができる。
偏光板の主たる構成要素である偏光膜とは、一定方向の偏波面の光だけを通す素子であり、現在知られている代表的な偏光膜は、ポリビニルアルコール系偏光膜で、これはポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を染色させたものと二色性染料を染色させたものがあるが、ポリビニルアルコール水溶液を製膜し、これを一軸延伸させて染色するか、染色した後一軸延伸してから、好ましくはホウ素化合物で耐久性処理を行ったものを用いる。
本発明でいう液晶表示装置は液晶を表示素子として使用している装置のことであり、以下に例をあげるがいずれの液晶表示方式であっても特に制限なく使用することができる。
一般的に用いられている液晶表示装置は、ねじれ(ツイステッド)ネマティック液晶を用いており、その主流となっている表示方式は大別して、STN(スーパー・ツイステッド・ネマティック)液晶を用いる複屈折モードと、TN(ツイステッド・ネマティック)液晶を用い、能動素子を用いるTFT−LCDやMIM−LCDなどと呼ばれる旋光モードとに分けることができる。
複屈折モードに基づく液晶表示装置は、液晶性分子のねじれ角度が90度以上のSTN液晶を用いるもので、急峻な電気特性を持つため、薄膜トランジスタやダイオードなどのような能動素子を用いる必要がなく、単純なマトリックス状の電極構造でも時分割駆動により大容量の表示が実現するとの利点がある。
一方、TFT−LCDやMIM−LCDなどの旋光モードに基づく液晶表示装置では、液晶分子の配列状態が90度ねじれるTN液晶を用いており、この表示方式では、応答速度が速く(およそ数十ミリ秒)、容易に白黒表示が得られ、また高い表示コントラストを示す等の利点があるところから、他の方式の液晶表示装置に比較して最も有力な方式であるといわれている。
以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明の実施態様はこれらに限定されるものではない。
実施例1
例示UV吸収剤2):RUVA206(大塚化学)を添加し、下記のドープ組成物を調製した。
セルローストリアセテート(酸化度61.0%) 100質量部
トリフェニルホスフェート 12質量部
例示UV吸収剤2) 1質量部
メチレンクロライド 430質量部
メタノール 90質量部
上記組成物を密閉容器に投入し、加圧下で80℃に保温し、撹伴しながら完全に溶解した。次にこのドープを濾過し、冷却して33℃に保ち2つのドラムにはられた回転する長さ6m(有効長5.5m)のエンドレスステンレスバンド上に均一に流延し、剥離が可能になるまで溶媒を蒸発させたところで、ステンレスバンド上から剥離後、多数のロールで搬送させながら乾燥を終了させ膜厚80μmのフィルムを得た。
実施例2
実施例1において、例示UV吸収剤4):アデカスタブLA−31(旭電化)のUV吸収剤を使用した以外は実施例1と同様にしてセルロースアセテートフィルムを作製した。
実施例3
実施例1において染料(2)を10-3質量部添加した以外は実施例1と同様にしてセルロースアセテートフィルムを作製した。
実施例4
実施例1において例示UV吸収剤2)を2質量部と染料(2)を10-3質量部添加した以外は実施例1と同様にしてセルロースアセテートフィルムを作製した。
実施例5
実施例1において膜厚を40μmとする以外は実施例1と同様にしてセルロースアセテートフィルムを作製した。
比較例1
実施例1においてTinuvin−P(2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール分子量225:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)のUV吸収剤を使用した以外は実施例1と同様にしてセルロースアセテートフィルムを作製した。
比較例2
実施例1においてUV吸収剤を添加しない以外は実施例1と同様にしてセルロースアセテートフィルムを作製した。
上記方法で得られたセルローストリアセテートフィルムについて下記の方法によりその特性を評価した。
1)劣化性
1)ブリードアウト
80℃、90%RHの高温高湿雰囲気下に1000時間放置後、フィルムの表面を観察することによりブリードアウトの有無を評価した。
◎:フィルム表面にブリードアウトがまったくない、
○:フィルム表面に部分的なブリードアウトがかすかにわかる、
△:フィルム表面に全面的なブリードアウトがかすかにわかる、
×:フィルム表面に全面的なブリードアウトがはっきりわかる。
2)劣化性
前記作製したフィルム試料を80℃、90%RHの高温高湿雰囲気下に1000時間放置後、分光光度計を用いて320nm〜400nmの分光吸収特性を測定し、25℃、56%RH雰囲気下に同様に放置された前記作製したフィルム試料との320nm〜400nmの範囲の最大変化度ΔT(%)を評価した。
◎:変化度2%未満
○:変化度2〜5%未満
△:変化度5〜11%未満
×:変化度11%以上。
3)耐光性
実施例及び比較例で得られたフィルムについて、JIS−K−7219のアンダーグラス暴露試験方法に従い、1ヶ月日光に暴露した後、JIS−Z−8720で規定する標準光Cの下で、JIS−Z−8729の方法に従って10度視野XYZ系における三刺激値から求められるYellow Indexの変化量を評価した。
◎:変化度0.3%未満、
○:変化度0.3〜0.5%未満、
△:変化度0.5〜1%未満
×:変化度1%以上
上記結果を表1、2に示した。
Figure 0003985845
表1より、実施例のフィルムにおいては、過酷な条件下においても分光吸収特性が変化せず、ブリードアウトも起こらなかった。それに対し、比較例のフィルムでは、劣化性及び/又は耐光性の発生において劣るものであった。
Figure 0003985845
表2より、実施例のフィルムにおいては、過酷な条件下においても分光吸収特性が変化せず、ブリードアウトも起こらなかった。それに対し、比較例のフィルムでは、劣化性及び/又はブリードアウトの発生において劣るものであった。
アルカリケン化処理
ケン化工程 2mol/リットル−NaOH 40℃ 90秒
水洗工程 水 30℃ 45秒
中和工程 10質量%HCl 30℃ 45秒
水洗工程 水 30℃ 45秒
上記の条件でセルローストリアセテートベースをケン化→水洗→中和→水洗の順に行い、ついで80℃で乾燥を行った。
偏光板の作製
厚さ120μmのポリビニルアルコールフィルムを、沃素1kg、ホウ酸4kgを含む水溶液100kgに浸漬し50℃で6倍に延伸して偏光膜を作った。この偏光膜の両面にアルカリケン化処理を行ったセルローストリアセテートフィルム試料を完全ケン化型ポリビニルアルコール5%水溶液を粘着剤として各々貼り合わせ偏光板を作製した。
画質の評価
実施例1、5、6、7、比較例1のセルローストリアセテートフィルムを、上記方法でアルカリケン化処理し、偏光板を作製した。
15型TFT型カラー液晶ディスプレイLA−1529HM(NEC製)の偏光板を剥がし、液晶セルを挟むようにして、前記作製した偏光板2枚を偏光板の偏光軸がもとと変わらないように互いに直交するように貼り付け、15型TFT型カラー液晶ディスプレイを作製した。
比較例1のセルロースアセテートフィルムから作製された偏光板を貼り付けた液晶ディスプレイと実施例1、5、6、7のセルロースアセテートフィルムから作製された偏光板を貼り付けた液晶ディスプレイを5台並べて置き、この液晶ディスプレイ上にJIS−X−9201高精細カラーディジタル標準画像に基づいて作製されたSCID画像(CD−ROM 日本規格協会製)の自転車の画像を表示し、解像度、鮮鋭度を以下の通り評価した。
◎:比較例1と比べて明らかに解像度、鮮鋭度が向上しているのがわかる、
○:比較例1と比べて解像度、鮮鋭度が向上しているのがわかる、
△:比較例1と比べて解像度、鮮鋭度と同等
Figure 0003985845
表3より、b*が0〜3又はYellow Indexが0〜5の範囲にあるセルロースエステルフィルムを偏光板の保護フィルムとして用いた偏光板を使った液晶ディスプレイは、画面の色みが気にならず、コントラストに優れた高画質のディスプレイが得られることが分かった。

Claims (5)

  1. 下記の一般式(1)で表されるUV吸収剤を含有することを特徴とする光学フィルム。
    Figure 0003985845
    〔式中、R1、R2は、それぞれ、水素原子、置換、無置換の炭素数1〜20のアルキル基、R3、R4はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、Lは炭素数1〜4のアルキレン基を表す。〕
  2. 前記光学フィルムが偏光板用の保護フィルムであることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
  3. 前記光学フィルムがセルロースエステルであることを特徴とする請求項1または2の何れか1項に記載の光学フィルム。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の光学フィルムを用いたことを特徴とする偏光板。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載の光学フィルムまたは請求項4に記載の偏光板を用いたことを特徴とする液晶表示装置。
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