JP3983361B2 - 延伸フィルムの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、熱可塑性樹脂フィルムを走行方向に延伸する時に走行方向に平行に発生する皺(波皺)を除去しつつ延伸フィルムを製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、熱可塑性樹脂フィルムを走行方向に延伸する場合、フィルムの走行方向に沿って、一定の張力を与える必要がある。この場合、フィルムの走行方向に直交する幅方向が自由になっているため、幅方向は収縮し、延伸方向(走行方向)に平行な皺が発生する。この皺(波皺)が延伸終了後にも残りフィルムを加工する際に、たとえば塗装斑などの問題を起こす場合があった。
【0003】
この対策として、フィルムが接するロール表面を湾曲させた湾曲ロールにフィルムを巻き掛けたり、あるいは、フィルムが接する表面に螺旋状に溝部を形成した溝付きロールにフィルムを巻き掛けたりして、フィルムの走行方向に直交する幅方向への拡幅力を付与する方法が知られている。また、例えば、フィルムの両端部を、それぞれエアシリンダーで作動する一対のロールで挟んでフィルムを走行方向とこれに直交する方向に引っ張り、拡幅力を与えるクロスガイダーが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、フィルムの縦皺防止対策としては、従来、走行方向と、これに直交する方向であるフィルムの幅方向に沿って、フィルムに張力を掛ける手段が存在している。しかし、湾曲ロールあるいは、溝付きロール等の特殊なロールを用いる場合、フィルム表面にロールから不均一な力が加わり、フィルム表面に擦り傷を生じさせる原因となっていた。また、クロスライダーによる方法は、フィルムの幅方向両端で与える張力を調整するのが困難であり、また、張力を付与するときの温度などの条件調整が難しいという問題があった。
【0005】
本願発明は、フィルム表面に不均一な力を加わえることなく、発生する皺を除去しつつ延伸フィルムを製造する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、巻き付けロールを用いることを特徴とし、具体的には、延伸後、巻き付けロール及び予備冷却ロールで延伸時発生した波皺を伸ばし、その後、急激な冷却による熱収縮あるいは、フィルム自由長が長いために皺が発生することを防ぐため、複数個の加熱ロールを配置し、段階的に温度を下げていく延伸フィルムの製造方法である。
【0007】
すなわち、本願発明は、
1.走行する厚さ30〜200μmのポリカーボネートフィルムを走行方向に延伸し、延伸後直ちに、ロールの巻き付け角が180°以上で表面温度が100〜150℃の巻き付けロールに接触させ、ついで複数のロール上を通過させることを特徴とする延伸フィルムの製造方法。
2.巻き付けロールに搬送されるフィルムに熱風を吹き付けることを特徴とする上記記載の方法。
3.複数のロールとして、直径50〜150mmでかつ温度30〜100℃の加熱ロールを、多段ロール状に20cm〜30cmの間隔で配置することからなる上記1または2に記載の方法。
【0008】
ここで、上記1.の「延伸後直ちに、ロールの巻き付け角が180°以上で表面温度が100〜150℃である巻き付けロールに接触させ、ついで複数のロール上を通過させる」とは、延伸から巻き付けロール、及び複数のロールでのフィルムの処理を連続的に行い、延伸後、巻き付けロールへのフィルムの供給の間に、実質的にフィルムを物理的に変形させる特別な装置が介在しないことを意味する。なお、ヒーターの取り付けや温風冷風の吹き付けはこの「フィルムを物理的に変形させる特別な装置」には該当しない。
また、上記3.においてロールの「間隔」とは各ロールの表面間の最短距離を意味する。
【0009】
以下、本願発明の内容を項目別に説明する。
(巻き付けロール)
巻き付けロールは、加熱することが好ましい。巻き付けロールの表面温度は50〜150℃であることが好ましく、更に好ましくは100〜140゜Cである。その結果、延伸中に走行方向に波皺が発生したとしても、加熱された巻き付けロールからフィルムが熱を受け取り、巻き付けロールに接触したフィルムがある程度軟化されるため、波皺が伸ばされる効果が生じる。
【0010】
巻き付けロールにおける、延伸フィルムとロールの巻き付け角は、上記の軟化による波皺を伸ばす効果を発揮させるには、180°以上とするのがより好ましいことが判明した。
【0011】
このためには、フィルムとロールの巻き付け角を180°以上取ることができるように予備冷却ロールを配置する。巻き付け角は、より好ましくは180〜270°である。さらに好ましくは、180〜230°である。
【0012】
なお、巻き付けロールにおける、「延伸フィルムとロールの巻き付け角」とは、巻き付けロールの断面方向を見た場合に、フィルムが巻き付けロール表面と接触する最初と最後の点が巻き付けロールの中心となす角度のうち、フィルムと接触するロール面を弧として含む側を意味し、具体的には、後述する図1におけるθがこれに相当する。
【0013】
巻き付けロールのロール径は、フィルムとロールが接触している時間が3〜10秒間になるように、好ましくは、直径50〜150mmのものが採用される。直径が50mmを切ると、皺伸ばし効果が不十分となる場合があるとともに、場合によってはフィルムがロールに巻き込まれる事態が発生する。また、150mmを超えると、上記接触時間の選択の自由度は大きくなるはずであるが、実際には、皺伸ばしのためのフィルムとロールとの安定した接触条件(巻き付け角、接触時間)を見つけることが困難であった。
【0014】
なお、巻き付けロール上にクロスガイダーを取り付け、発生する皺を除去することもできる。
【0015】
また、巻き付けロールに搬送されるフィルムに熱風を吹き付けることも好ましい。熱風は巻き付けロールにフィルムが接触するロール全範囲で吹き付けることができる。その際、熱風吹き付け温度は、50℃〜150℃、風速は、10m/秒〜20m/秒であることが好ましい。
【0016】
(予備冷却ロール)
予備冷却ロールのロール径は直径50mm〜150mmとすることが好ましい。この予備冷却ロールの直前に巻き付けロールが設置されている。そしてこの巻き付けロールは50℃〜150゜Cに加熱されている。次いで、巻き付けロールから予備冷却ロールにフィルムを通過させるが、予備冷却ロールの温度は30゜C〜100゜Cにすることが好ましい。この温度が低すぎる場合、フィルムが急冷されるために再度波皺を発生させることがある。また、予備冷却ロールの温度が高すぎる場合は予備的に冷却する効果がなくなるので好ましくない。
【0017】
(加熱ロール)
フィルムは、一対の巻き付けロール及び予備冷却ロールを通過後、フィルム温度を冷却させるために、複数の加熱ロールをパスさせる。加熱ロールは、フィルムの自由長を短くし、ロール温度を段階的に落としていくために用いるもので、冷却を目的とするものであるが、フィルム温度を室温より保つようにするため冷却ロールではなく、加熱ロールと呼ばれている。
【0018】
このロール本数は、連続的に3本以上あれば十分であり、フィルム流れ方向の上流側から下流側に向かって段階的に温度を下げるのが好ましい。この時の温度設定は、30℃〜100℃であることが好ましい。例えば、3本のロールを用いて1本目を100゜C、2本目を60゜C、3本目を30゜Cのように設定することが好ましい。
【0019】
また、フィルム自由長は、30cm以下が好ましい。そのため加熱ロールを多段ロール状に20cm〜30cmの間隔で配置する。フィルムの自由長が長い場合、フィルム温度を急激に下げると熱収縮による皺が発生してしまう恐れがある。そのために、ロールを用いて、フィルムをクロスパスさせ、フィルムのロール間自由長を極力短縮させることが好ましい。「クロスパス」とは二つのロール間で、フィルムがS字状あるいは逆S字状になるように、フィルムを通過させることを意味する。
【0020】
加熱ロールの径は、直径50〜150mmとすることが好ましい。直径が50mmを切ると、場合によってはフィルムがロールに巻き込まれる事態が発生する。また、150mmを超えると、ロール上にフィルムの浮き上がりの欠点が生じることが見出された。
【0021】
(搬送張力)
フィルムの搬送張力は、高過ぎても低すぎても効果が無く、5kgfから20kgf範囲が好ましい。搬送張力が低すぎた場合は皺を伸ばす効果が無く、逆に高すぎた場合は新たに皺を発生してしまうことがあるためである。
【0022】
ここで搬送張力とは、フィルムが加熱ロールを通過した後に設置されるメインニップロールまたはピンチロールにおける張力と延伸処理直後のニップロールまたはピンチロールにおける張力との差を意味する。なお、この延伸処理直後のニップロールまたはピンチロールは搬送張力測定のために仮設されたもので通常は使用されない。
【0023】
(フィルム)
本願発明は、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−t−ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等の芳香族ジヒドロキシ化合物とジフェニルカーボネート、ジアリルカーボネート等の炭酸ジエステルやホスゲン等の炭酸結合形成化合物からのポリカーボネートフィルムに適用する。本願発明は、厚さ30〜200μm程度のフィルムに適用することができる。
【0024】
【実施例】
[実施例1]
本願発明の具体例として、図1および図2に示す各ロールからなる皺除去装置を用いた延伸フィルムの製造方法について説明する。なお、本願発明はこの実施例によって限定されるものではない。
【0025】
図1は、巻き付けロール1と予備冷却ロール2及び加熱ロール3の斜視図である。図2は、図1の平面図である。
【0026】
厚さ70μm、幅1100mmのポリカーボネートフィルムを、延伸温度160゜C、延伸倍率1.5倍で延伸した。フィルムには、走行方向に平行にほぼ等間隔で皺が30本発生していた。なお、この延伸装置は図示されていない。
【0027】
このフィルムを、巻き付け角180°で、表面温度100℃、直径150mmの巻き付けロール1上を通過させた後、表面温度60℃、直径100mmの予備冷却ロール2上を通過させた。フィルムの巻き付けロールへの接触時間は5秒であった。
【0028】
更に、表面温度100℃、80℃、60℃にそれぞれ設定した3個の加熱ロール3(3個目のロールは図示されていない)で徐々に冷却した。ここで、各加熱ロール3の間隔は、20cmで、直径は全てそれぞれ100mmとした。
【0029】
得られたフィルムは、皺がなく良好なものであり、皺除去装置へ搬入する前にあった皺30本のすべてが除去された。
【0030】
[実施例2]
巻き付けロール1の表面温度を90℃とし、巻き付けロール1上に100゜Cの温風を12m/秒の風速で吹き付けた以外は実施例1と同様にして延伸フィルムを製造した。
【0031】
得られたフィルムは、皺がなく良好なものであり、皺除去装置へ搬入する前にあった皺30本のすべてが除去された。
【0032】
[比較例1]
複数の加熱ロール3を使用しなかった以外は実施例と同様にして延伸フィルムを製造した。この場合、皺除去装置へ搬入する前にあった皺30本のうち、10本程度の皺が除去されなかった。
【0033】
[比較例2]
巻き付けロール1及び予備冷却ロール2を使用しなかった以外は実施例と同様にして延伸フィルムを製造した。この場合、皺除去装置へ搬入する前にあった皺30本のうち、20本程度の皺が除去されなかった。
【0034】
【発明の効果】
本願発明方法によれば、巻き付けロール上で一種のアイロン効果により、延伸等で発生した縦皺を伸ばすことが可能となる。次いで、加熱ロールを用いて、フィルム温度を徐々に冷却させ、室温まで冷却させることによって、熱固定を図り、皺のない平面性の良好なフィルムを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻き付けロール1、予備冷却ロール2及び加熱ロール3からなる皺除去装置にフィルムを搬送する様子を示す図。
【図2】図1の上平面図。
【符号の説明】
1:巻き付けロール
2:予備冷却ロール
3:加熱ロール

Claims (3)

  1. 走行する厚さ30〜200μmのポリカーボネートフィルムを走行方向に延伸し、延伸後直ちに、ロールの巻き付け角が180°以上で表面温度が100〜150℃である巻き付けロールに接触させ、ついで複数のロール上を通過させることを特徴とする延伸フィルムの製造方法。
  2. 巻き付けロールに搬送されるフィルムに熱風を吹き付けることを特徴とする請求項記載の方法。
  3. 複数のロールとして、直径50〜150mmでかつ温度30〜100℃の加熱ロールを、多段ロール状に20cm〜30cmの間隔で配置することからなる請求項1または2に記載の方法。
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