JP3975849B2 - 車両用燃料供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、主として自動車における車両用燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、特開平7−63133号公報に示された従来の内燃機関用燃料供給装置を示す断面図である。この内燃機関用燃料供給装置にはケース80が燃料タンク内に設けられており、燃料ポンプ84から吐出され内燃機関への燃料供給装置ラインに供給する燃圧を調整するダイアフラム弁86がケース80内に収容されている。このような内燃機関用燃料供給装置ではダイアフラム弁86の燃圧調整に伴う余剰燃料がサブタンク81内の燃料貯溜槽82に鉛直方向に吐出されている。
【0003】
また、図9は、特開平10−47185号公報に示された従来の内燃機関用燃料供給装置を示す断面図である。燃料ポンプ90を収納するケース91が燃料タンク92内に設けられており、プレッシャレギュレータ93がケース91内に収容されている点は、前記特開平7−63133号公報記載の内燃機関用燃料供給装置と同じであるが、プレッシャレギュレータ93に燃料吐出管94を設け、余剰燃料がケース91外に水平に吐出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平7−63133号公報に示されるようなサブタンク81内に余剰燃料を鉛直に吐出する燃料供給装置では、余剰燃料がサブタンク81の燃料液面に直接落下することとなり、大きな騒音が発生する。
【0005】
また、特開平10−47185号公報に示されるようなプレッシャレギュレータ4に燃料吐出管39を設け、ケース1外に余剰燃料を吐出する燃料供給装置では、そのリターン流が燃料タンク6内壁に衝突、又は燃料タンク92内の燃料液面に落下しケース91の外部で騒音が発生するため、燃料タンク92の外部に大きな騒音が発生する。
【0006】
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、騒音の少ない車両用燃料供給装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車両用燃料供給装置は、燃料タンクと、この燃料タンク内に配設され燃料タンク内の燃料を昇圧する燃料ポンプと、この燃料ポンプを収容するケースと、上記燃料タンクの開口を液密に塞ぐフランジ部と、このフランジ部に設けられ上記ケースが取り付けられる筒状部と、上記ケースと上記筒状部の形成する空間内に設けられ、上記燃料ポンプから吐出される燃料を所定の圧力に調整するプレッシャレギュレータを備えた車両用燃料供給装置において、上記プレッシャレギュレータはその吐出流の吐出方向が上記筒状部内面に対し鋭角に交差するように配置され、かつ、上記交差角度よりも小さな角度で上記吐出流の吐出方向が交差し上記吐出流が上記筒状部内面或いは上記ケースに当接する前に当接する緩衝部材を設けたものである。
また、上記緩衝部材は、上記筒状部の内側に一体成形により設けられたものである。
また、上記緩衝部材は、上記プレッシャレギュレータからの吐出流が当接する板状部と、この板状部と上記筒状部の間に空間を形成する中空部とを備えたものである。
また、上記緩衝部材は、上記吐出流が当接した後、その方向を上記ケースの中心方向に転換させる方向転換部を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1について説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る車両用燃料供給装置が燃料タンクに取り付けられた際の正面図、図2は図1の車両用燃料供給装置の一部切り取って示す斜視図であり、説明の便宜上、燃料ポンプへ駆動電力を供給する電源線等の図示は省略している。図3は図1のIII−III線断面図、図4は図1のIV−IV線断面図であり、説明の便宜上、燃料ポンプは破線で示している。
【0009】
図1において、1は合成樹脂例えばポリアセタール製で中空の円筒形状に形成された本体ケース1Aと、本体ケース1Aの上部に溶着固定される合成樹脂例えばポリアセタール製の蓋部1Bから成るフィルタである。本体ケース1Aの内部1a(図4)に濾過部材である燃料フィルタエレメント3を収納し、中空部1b(図4)には燃料ポンプ2を収納するように構成されている。即ち、フィルタ1は燃料ポンプ2を収容するケースとなっている。また、蓋部1Bの上部には、プレッシャレギュレータ4(図2、図3)などが設けられている。2は燃料吸入ポートに取り付けられた吸込フィルタ9を介して燃料タンク6内の燃料を吸入し、燃料吐出ポート10より燃料を吐出する燃料ポンプである。なお、燃料ポンプ2の上部(図2、図3)には、燃料吐出ポート10に対向する位置に、一対の給電端子と、一対の部品収納部が配置されている。
【0010】
4はフィルタ1内が所定の圧力例えば500kPaを超えると燃料を吐出口4a(図3)より吐出し、フィルタ1から接続パイプ13に出力される燃料の圧力を一定に保つ周知のプレッシャレギュレータである。吐出口4aは水平方向(図3の紙面に平行)かつ嵌合筒部5aの内側面に対しほぼ45度の角度を成し、整流板15の板部15bに対しほぼ30度の角度を成すように配置されている。なお、吐出口4aより吐出される燃料は、その流量が多く吐出口4aのほぼ軸方向に吐出される。例えば、エンジンの最大要求流量が60liter/hourとすると、経年のポンプ効率劣化等を考慮し、使用初期段階のアイドリング時等のエンジン要求流量が少ないときは最大100liter/hourである。
【0011】
5は合成樹脂例えばポリアセタール製で嵌合筒部(筒状部)5aと円盤状部(フランジ部)5bが一体に成形されたフランジであり、円盤状部5bはガスケット6Aを介し燃料タンク6上面の開口孔6aを塞ぐように配置された後、ネジ6Bなどにより燃料タンク6に液密に固定される。嵌合筒部5aとフィルタ1の蓋部1Bには、相互に係合可能な係合突起7と係合孔8とによる係合手段が円周上に複数組配置されている。したがって、フィルタ1に嵌合筒部5aを挿入することにより、係合突起7と係合孔8がフランジ5の弾性変形により係合し、これによりフィルタ1にフランジ5が取り付けられ、フィルタ1とフランジ5により閉鎖空間を形成する。5dは勘合筒部5aに設けられたスリットであり、係合突起7と係合孔8の弾性変形による装着を容易にするとともに、その隙間からプレッシャレギュレータ4から吐出された余剰燃料が燃料タンク6に流出する。
【0012】
図2を参照し、11は燃料ポンプ2の燃料吐出ポート10から出力された燃料をフィルタ1に導く断面U字形の燃料通路、13はフィルタ3と燃料吐出パイプ14の間に設けられた接続パイプである。
図3を参照し、15はフランジ5の嵌合筒部5aの内側に一体に設けられた整流板(緩衝部材)であり、整流板15の薄板状の板部15bと嵌合筒部5aの間に中空部15aが形成されている。例えば、嵌合筒部5aの肉厚2.0mmに対し、板部15bの肉厚1.0mmである。
【0013】
次に動作を説明する。
燃料ポンプ2の給電端子に駆動電力が印加されると、燃料タンク6内の燃料が吸込フィルタ9を通して吸入され昇圧される。燃料ポンプ2の燃料吐出ポート10から吐出された燃料は、図2の矢印Aに示すように燃料通路11を通り、フィルタ1に供給され、フィルタ1の径方向外側から内側の方向にフィルタエレメント3Aを通過しろ過される。ろ過された燃料は、プレッシャレギュレータ4によって所定の圧力に圧力調整され、接続パイプ13、燃料吐出パイプ14を通って、燃料供給ラインへと送給される。つまり、燃料ポンプ2の作動により、燃料は、吸込フィルタ9→燃料ポンプ2→燃料吐出ポート10→燃料通路11→フィルタ1→接続パイプ13→燃料吐出パイプ14を通って燃料供給ラインに提供される。
【0014】
他方、プレッシャレギュレータ4の吐出口4aから吐出された余剰燃料は、図3に矢印で示すように整流板15に当接し整流化される。その後、整流化された余剰燃料は嵌合筒部5aの内壁に沿って移動し、重力或いは燃料通路11などとの衝突によりフィルタ1の上部を構成する蓋部1Bに至る過程で、その運動エネルギは減少する。フィルタ1の蓋部1B上面に余剰燃料が溜まると、余剰燃料は嵌合筒部5aフィルタ1の蓋部1Bとの間に形成された排出口5dより流出しフィルタ1外壁を伝ってスムーズに流れ、燃料タンク6内にリターンされる。
【0015】
以上のように構成したので、プレッシャレギュレータ4から吐出される余剰燃料が整流板15に当接し、整流化され、スムーズに流れるので車両騒音を低減することができる。また、プレッシャレギュレータ4から吐出される余剰燃料が、交差角度の小さい板状部15bに先ず当たり、次いで交差角度の大きな嵌合筒部5aの内壁に当接するのでよりスムーズに整流化される。
【0016】
また、嵌合筒部5a内面に対する余剰燃料の交差角度を二段階で変える整流板15を設けたので、嵌合筒部5aに滑らかに連なる一つの整流板を用いる場合に比較し、整流板15の嵌合筒部5a周方向寸法を短くでき、嵌合筒部5a内における構成部品の配置スペースを確保できる。即ち、嵌合筒部5a内には、プレッシャレギュレータ4、接続配管13、給電線などの構成部品を高密度に配置する必要があり、整流板15が広い配置スペースを必要とすべきでないからである。この場合、嵌合筒部5aに滑らかに連なる一つの整流板を用いる場合と騒音のレベルはほとんど変らなかった。これは、乱流度合いの高いプレッシャレギュレータ4からの吐出流が、先ず交差角度の大きい、整流板16に当接して効率的に整流化されるとためと推測できる。
【0017】
また、プレッシャレギュレータ4から吐出される余剰燃料は、合成樹脂で筒状に成形され、その剛性が高く及び燃料タンク6への取り付け剛性が高いフランジ5の嵌合筒部5aの内面に当接するので、フィルタ1に直接余剰燃料が当接する場合に比較し、突起7と係合孔8とによる係合手段のガタに基づく振動の発生が少ない。
また、整流板15は、薄板状の板部15bと中空部15aを有するので、余剰燃料の当接により撓むことができ、効率よく余剰燃料の運動エネルギ及び外部に伝達される振動を抑制することができる。さらに、整流板15は筒状部5aに一体成形で設けられているので、別部材とする場合に比較し、組立て性及び強度に優れる。
また、燃料供給装置から発生する騒音防止の要求レベルが高いときには、嵌合筒部5aに直接プレッシャレギュレータ4からの余剰燃料を当接させる場合に比較し、整流板15によって騒音抑制がより効果的になされることから嵌合筒部5aの肉厚を薄くすることができる。
【0018】
実施の形態2.
以下この発明の実施の形態2について説明する。
図5は本発明の実施の形態2に係る車両用燃料供給装置の断面図であり、図1のIII−III線断面図である。図5において、16はプレッシャレギュレータ4に取り付けられた合成樹脂例えばポリアセタール製で形成され、多くの余剰燃料が吐出されたとき撓む薄板状の整流板(緩衝部材)である。プレッシャレギュレータ4の吐出口4aは水平方向(図5の紙面に平行)かつ嵌合筒部5aの内側面に対しほぼ45度の角度を成し、整流板16に対しほぼ30度の角度を成すように配置されている。その他の構成は実施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0019】
以上のように構成したので、プレッシャレギュレータ4から吐出される余剰燃料が整流板16に当接し、整流化され、スムーズに流れるので車両騒音を低減することができる。また、プレッシャレギュレータ4から吐出される余剰燃料が、交差角度の小さい整流板16に先ず当たり、次いで交差角度の大きな嵌合筒部5aの内壁に当接するのでよりスムーズに整流化される。
【0020】
また、整流板16をプレッシャレギュレータ4に取り付けたので、実施の形態1のように嵌合筒部5aの内側に整流板15を設ける場合に比較し、嵌合筒部5aの内側レイアウトに余裕が取れ、係合突起7と係合孔8からなる係合手段のレイアウトの自由度が高くなる。
また、整流板16を板状としたので、筒状のものに比較し、プレッシャレギュレータ4の占有面積が小さくでき、かつ、容易に撓む形状とすることができ騒音の抑制に寄与できる。
【0021】
実施の形態3.
以下この発明の実施の形態3について説明する。
実施の形態1、2では、プレッシャレギュレータ4からの余剰燃料が整流板15、16に当接した後、フランジ5の内面に沿って流れるものについて説明したが、実施の形態3では、余剰燃料が整流板15、16に当接した後、その流れの方向がフランジ5およびフィルタ1の中心に方向転換されるものについて説明する。
【0022】
図6、7は本発明の実施の形態3に係る車両用燃料供給装置の断面図であり、図1のIII−III線断面図であり、夫々実施の形態1(図3)と実施の形態2(図5)に対応するものである。図6、7において、15dは整流板15の板部15bの先端にフランジ5の中心方向に突出して設けられた突出部(方向転換部)、16dは整流板16の整流部16cの先端にフランジ5の中心方向に突出して設けられた突出部(方向転換部)である。ここで、フランジ5の中心方向とは、フランジ5の周方向よりもフランジ5の内側の方向を意味するものである。その他の構成は実施の形態1、2と同様であるのでその説明を省略する。
【0023】
プレッシャレギュレータ4から突出された余剰燃料は、板部15b、整流部16cで整流化された後、突出部15d、16dにより、その流れの方向が転換される。したがって、上記ケースの内側から上記燃料タンクに戻す車両用燃料供給装置に好適に適用できる。
【0024】
なお、図6において、突出部15dを板部15bの先端かつフランジ5の内側に一体成形で設けると、突出部15dの機械的な強度が大きくでき好ましい。
また、図6、7において、突出部15d、16dを板部15b、整流部16cに対し、余剰燃料の転換方向が鋭角となるように形成したので、鈍角とする場合に比較し、フランジ5の周方向に沿って流れる燃料が少なく、かつフランジ5およびフィルタ1の中心方向に向かう燃料を多くすることができ好ましい。
【0025】
【発明の効果】
この発明に係る車両用燃料供給装置は、燃料タンクと、この燃料タンク内に配設され燃料タンク内の燃料を昇圧する燃料ポンプと、この燃料ポンプを収容するケースと、上記燃料タンクの開口を液密に塞ぐフランジ部と、このフランジ部に設けられ上記ケースが取り付けられる筒状部と、上記ケースと上記筒状部の形成する空間内に設けられ、上記燃料ポンプから吐出される燃料を所定の圧力に調整するプレッシャレギュレータを備えた車両用燃料供給装置において、上記プレッシャレギュレータはその吐出流の吐出方向が上記筒状部内面に対し鋭角に交差するように配置され、かつ、上記交差角度よりも小さな角度で上記吐出流の吐出方向が交差し上記吐出流が上記筒状部内面或いは上記ケースに当接する前に当接する緩衝部材を設けたので、騒音の少ない車両用燃料供給装置を提供できる。
【0026】
また、上記緩衝部材は、上記筒状部の内側に一体成形により設けられたので、組立てが容易である。
【0027】
また、上記緩衝部材は、上記プレッシャレギュレータからの吐出流が当接する板状部と、この板状部と上記筒状部の間に空間を形成する中空部とを備えたもので、効率的に騒音を抑制することができる。
【0028】
また、上記緩衝部材は、上記吐出流が当接した後、その方向を上記ケースの中心方向に転換させる方向転換部を備えたので、上記プレッシャレギュレータから吐出された余剰燃料を上記ケースの内側から上記燃料タンクに戻す車両用燃料供給装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る車両用燃料供給装置が燃料タンクに取り付けられた際の正面図である。
【図2】 図1の車両用燃料供給装置の一部切り取って示す斜視図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図1のIV−IV線断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る車両用燃料供給装置の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係る車両用燃料供給装置の断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係る車両用燃料供給装置の断面図である。
【図8】 従来の内燃機関用燃料供給装置を示す断面図である。
【図9】 従来の内燃機関用燃料供給装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フィルタ(ケース)、 1A 本体ケース、 1B 蓋部、 1a内部、 1b 中空部、 2 燃料ポンプ、 3 フィルタエレメント、 4 プレッシャレギュレータ、 4a 吐出口、 5 フランジ、5a 嵌合筒部(筒状部)、 6 燃料タンク、 7 係合突起、 8 係合孔、 9 吸込フィルタ、 10 燃料吐出ポート、 11 燃料通路、 13 接続パイプ、 14 燃料吐出パイプ、 15 整流板(緩衝部材)、 15a 中空部、 15b 板部、 15d 突出部(方向転換部)、 16 整流板 (緩衝部材)、 16c 整流部、 16d 突出部(方向転換部)
Claims (4)
- 燃料タンクと、この燃料タンク内に配設され燃料タンク内の燃料を昇圧する燃料ポンプと、この燃料ポンプを収容するケースと、上記燃料タンクの開口を液密に塞ぐフランジ部と、このフランジ部に設けられ上記ケースが取り付けられる筒状部と、上記ケースと上記筒状部の形成する空間内に設けられ、上記燃料ポンプから吐出される燃料を所定の圧力に調整するプレッシャレギュレータを備えた車両用燃料供給装置において、
上記プレッシャレギュレータはその吐出流の吐出方向が上記筒状部内面に対し鋭角に交差するように配置され、かつ、上記交差角度よりも小さな角度で上記吐出流の吐出方向が交差し上記吐出流が上記筒状部内面或いは上記ケースに当接する前に当接する緩衝部材を設けたことを特徴とする車両用燃料供給装置。 - 上記緩衝部材は、上記筒状部の内側に一体成形により設けられたことを特徴とする車両用燃料供給装置。
- 上記緩衝部材は、上記プレッシャレギュレータからの吐出流が当接する板状部と、この板状部と上記筒状部の間に空間を形成する中空部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用燃料供給装置。
- 上記緩衝部材は、上記吐出流が当接した後、その方向を上記ケースの中心方向に転換させる方向転換部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の車両用燃料供給装置。
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