JP2003286925A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JP2003286925A
JP2003286925A JP2002130185A JP2002130185A JP2003286925A JP 2003286925 A JP2003286925 A JP 2003286925A JP 2002130185 A JP2002130185 A JP 2002130185A JP 2002130185 A JP2002130185 A JP 2002130185A JP 2003286925 A JP2003286925 A JP 2003286925A
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JP
Japan
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fuel
reservoir cup
return
hole
sliding engagement
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Pending
Application number
JP2002130185A
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English (en)
Inventor
Kazumi Haruta
和巳 春田
Masamitsu Hayakawa
昌光 早川
Taku Ishikawa
卓 石川
Koji Miwa
康治 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摺動係合部が液面上に露出してもリザーバカ
ップの上下振動による異音を抑制することができる構成
の燃料供給装置を提供する。 【解決手段】 接続管2bの中心部にリターン孔2a
を、摺動外周部に燃料を溜める液溜め溝2cを設け、液
溜め溝2cとリターン孔2aとを連通する連通穴2dを
設け、接続孔4aの底部にリザーバカップ4に連通する
連通穴4bを設けてリターン孔2aを燃料のリターン通
路として使用するようにしたので、摺動係合部5は常に
リターン燃料によって潤滑されるため摺動係合部5が燃
料液面上に露出した場合でもリザーバカップ4の上下振
動による異音の発生が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の燃料供給装
置に関し、詳しくは、走行時の燃料タンク内からの異音
発生を抑制することができる燃料供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】燃料タンクの内圧の変化に伴い燃料タン
クの高さ方向の弾性変形に対応することができるよう燃
料供給装置、いわゆる、ポンプモジュールを高さ方向に
伸縮自在に構成したものがDE4425252A1号公
報等で公知である。以下、図4を参照して説明する。図
4において、燃料供給装置100を構成するセットセッ
トプレート20が燃料タンク200の上部開口部201
にシール部材を介して固定されている。セットセットプ
レート20には円柱状に形成された接続部材20bが一
体に設けられ、燃料ポンプ60を収容するリザーバカッ
プ40の摺動係合部50に摺動自在に遊嵌されている。
リザーバカップ40はスプリング30により燃料タンク
200の底面200aに押圧されている。そのため、燃
料タンク内の圧力が変化することにより燃料タンクの高
さ方向が弾性変形してもリザーバカップ40は常に底面
200aに押圧されて高さ方向の変形に追従して燃料供
給装置の高さが補正されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接続部
材20bとリザーバカップ40の摺動係合部50におい
ては、液中にある場合は燃料が潤滑剤の役目をするので
摺動部は円滑に作動して何ら問題は発生しないが、摺動
係合部が液上に露出した場合は摺動面が乾燥するので、
車両走行時においてリザーバカップ40が上下振動する
たびに摺動係合部50から異音(擦り音)を発生するお
それがある。そこで本発明は、摺動係合部が液面上に露
出してもリザーバカップの上下振動による異音の発生を
抑制できる構成の燃料供給装置を提供することを課題と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決を目的と
してなされた請求項1の発明は、燃料タンク上部開口部
に固定され、リザーバカップの接続孔内に摺動自在に係
合する接続管を介して連結されるセットセットプレート
が、弾性部材により前記リザーバカップを前記燃料タン
ク底部に押圧して保持するよう構成された燃料供給装置
において、前記接続管の摺動係合部に燃料を溜める液溜
め溝を設けたことを特徴とする。また、請求項2の発明
は、前記接続管の液溜め溝と前記リザーバカップ内とを
連通路にて連通したことを特徴とする。また、請求項3
の発明は、前記連通路をリターン通路に連通させるよう
にしたことを特徴とする。また、請求項4の発明は、前
記液溜め溝を螺旋状に刻設したことを特徴とする。上述
により摺動係合部が燃料により潤滑される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい実施形態につい
て図1および図2を参照して説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る燃料供給装置の縦断面図で、図2は摺
動係合部の拡大縦断面図である。図1において、燃料供
給装置1を構成するセットプレート2は燃料タンク20
0の上面開口部201にシール部材を介して固定され
る。セットプレート2には中央にリターン孔2aを有す
る段付きの接続管2bが一体に垂設されている。接続管
2bの小径先端部は弾性部材として代表されるスプリン
グ3を介してリザーバカップ4に設けられた接続孔4a
に遊嵌され、この接続孔4aとで摺動係合部5を構成し
ている。スプリング3は接続管2bの段部に一端が係止
され、他端がリザーバカップ4の上端を押圧している。
リザーバカップ4はスプリング3により燃料タンク20
0の底面200aに当接して押圧される。
【0006】図2に示すように、接続管2bの小径先端
部外周にはリング状に刻設された複数の液溜め溝2cが
設けられ、液溜め溝2cは複数の連通穴2dによりリタ
ーン通路を構成するリターン孔2aに連通している。接
続管2bのもう一方の大径端部にはリターンパイプ2e
(図1参照)が形成され、レギュレータを介してデリバ
リパイプに連通するようリターンホースが接続される
(図示せす)。接続管2bの小径先端部に遊嵌する接続
孔4aの下部は有底状に形成され、その近傍には連通孔
4bが設けられ、接続孔4bはリザーバカップ4に連通
されている。リザーバカップ4内には燃料ポンプ6およ
び高圧フィルタ7が装着されている。高圧フィルタ7は
容器に密封され容器の入口(図示せず)から燃料ポンプ
の吐出燃料を受入れ、出口7aから濾過した燃料を送出
するよう構成されている。なお、連通孔2d、接続孔4
a、連通孔4b等で本発明の連通路を構成している。ま
た、接続管2bは複数設けてもよい。
【0007】次に、本実施形態の作用について説明す
る。リターンパイプ2eから流入するリターン燃料は接
続管2bのリターン孔2aを通過してリザーバカップ4
の接続孔4aに流入する。接続孔4aに流入した燃料は
連通孔4bからリザーバカップ4内に流入して滞留す
る。燃料タンク200およびリザーバカップ4内の燃料
が消費されて燃料液面が低下し、摺動係合部5を構成す
る接続管2bの先端部が燃料液面上に露出した場合で
も、リターン孔2aを通過するリターン燃料が連通孔2
dを通過して液溜め溝2c内に滞留する。そのため、摺
動係合部5は燃料によって潤滑されるので、リザーバカ
ップ4の上下振動による異音(擦り音)の発生が抑制さ
れる。
【0008】図3は本発明の他の実施形態に係る摺動係
合部の縦断面図である。図3において、接続管12bの
小径先端部外周には螺旋状に刻設された液溜め溝12c
が設けられ、複数の連通孔12dによりリターン孔12
aに連通している。その他の構成については上述の実施
形態と同一であるので説明は省く。液溜め溝12cは螺
旋状に刻設されているので、上流から下流へリターン燃
料が円滑に流入し摺動係合部5を十分に潤滑するように
作用する。
【0009】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。すなわち、請求項1の発明にお
いては、接続管に燃料を溜める液溜め溝を設けたので、
摺動係合部は燃料によって潤滑されるためリザーバカッ
プの上下振動による異音の発生が抑制される。また、請
求項2の発明においては、液溜め溝とリザーバカップ内
を連通路で連通したので、摺動係合部は燃料タンク内の
液面が低下しても常に燃料によって潤滑され、さらに異
音の発生がが制される。また、請求項3の発明において
は、連通路をリターン通路に接続したので、リザーバカ
ップ内の液面が低下して摺動係合部が燃料液面上に露出
した場合でも、常にリターン燃料によって潤滑されるの
で上述よりもさらに異音の発生が抑制されるとともに、
連通路をリターン通路として使用できるので装置のコン
パクト化が図れる。また、請求項4の発明においては、
液溜め溝への燃料の流入が円滑になるので、上流側と下
流側の各溝が均一に潤滑されるのでさらに異音の発生が
抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の縦断
面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の摺動
係合部の拡大縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る燃料供給装置の摺
動係合部の拡大縦断面図である。
【図4】従来の燃料供給装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 燃料供給装置 2 セットプレート 2a リターン孔(リターン通路) 2b 接続管 2c 液溜め溝 2d 連通孔(連通路) 3 スプリング(弾性部材) 4 リザーバカップ 4a 接続孔(連通路) 4b 連通孔(連通路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 卓 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 三輪 康治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D038 CA01 CB01 CC06 CC11 CC17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク上部開口部に固定され、リザ
    ーバカップの接続孔内に摺動自在に係合する接続管を介
    して連結されるセットセットプレートが、弾性部材によ
    り前記リザーバカップを前記燃料タンク底部に押圧して
    保持するよう構成された燃料供給装置において、前記接
    続管の摺動係合部に燃料を溜める液溜め溝を設けたこと
    を特徴とする燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記接続管の液溜め溝と前記リザーバカ
    ップ内とを連通路にて連通したことを特徴とする請求項
    1記載の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記連通路をリターン通路に連通させる
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の燃料供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記液溜め溝を螺旋状に刻設したことを
    特徴とする請求項1ないし3記載の燃料供給装置。
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