JP3970144B2 - フォトラボ管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォトラボ管理システムに関し、より具体的には、多機能デジタルフォトプリンタを用いるデジタルフォトプリントシステムにおいて、注文受け付けから、写真プリントや写真用画像データを記録したメディア(画像データ記録媒体)や写真用画像データ自体等の出力画像(仕上り商品)の出力、仕上り商品の顧客への引き渡しまでのフォトラボ店内のワークフローの管理、多機能デジタルフォトプリンタの作業性・操作性の簡易化、生産性の向上を図るための諸機能を備え、フォトラボを管理するためのフォトラボ管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネガフィルムなどを対象として、ネガフィルムを透過した画像投影光で印画紙(ペーパ)に直接露光焼付を行う従来のアナログフォトプリンタに比べ、デジタルフォトプリンタは、多機能であり、多種の入出力が可能であり、また様々な画像処理が可能であるため、複雑な操作が求められる。
【0003】
例えば、入力ソースとして、ネガフィルム以外にリバーサルフィルムや、デジタルスチルカメラ(DSC)で撮影されてスマートメディアTM等の画像データ記録媒体(メディア)に記録されたデジタル画像データや、FD(フレキシブルディスク)やCD−RやフォトCDTM等の画像データ記録媒体(メディア)に記録されたデジタル画像データも扱うことができ、その注文方法も、フォトラボ店(ラボ店、写真店)の店頭や、ネット経由と複数ルートが可能である。
一方、出力としては、通常の印画紙(ペーパ)以外に、ポストカードや、FDやCD−R等の画像データ記録媒体(メディア)への画像データ出力など多岐に渡っている。
これら入出力や様々な処理をデジタルフォトプリンタで実現できるように作られているため装置自身が多機能化してきているし、このため、デジタルフォトプリンタを用いるデジタルフォトプリントシステムも、多機能化し、複雑化してきている。
【0004】
このような多機能化し、複雑化したデジタルフォトプリントシステムとして、特許文献1に開示された「画像サーバシステム、画像サービスシステム」や、特許文献2に開示された「機器管理システム」や、特許文献3に開示された「画像サービスシステム」などがある。
これらの公報に開示された種々のシステムは、通信網などの通信回線によってネットワーク接続された複数台のデジタルフォトプリンタにおいて、ユーザの担当オペレータ(店舗側作業者)の判断が少なく、注文から出力間での作業を効率的に行うことができ、迅速な画像サービスを提供することができ、また、正確な情報に基づいてメンテナンスを行うことができるというものである。
【0005】
しかしながら、これらの公報に開示された種々のシステムにおいて、ユーザから見た場合、デジタルフォトプリンタの操作全般に渡り、複雑感が否めず、習熟に多大な時間を要する。これは、デジタルフォトプリンタの操作全般に渡って操作を分かり易くしても、デジタルフォトプリンタ自体が多機能であるため、どうしても操作画面が多くなり、操作が複雑化することから、避けることができない問題であった。
このため、ラボ店のオペレータの質も、従来より高いレベルが要求され、結果としてコストアップになってしまっているという問題があった。
【0006】
また、通常のラボ店においては、顧客の注文の詳細(顧客の要望を満たす方法の指示)は、現像およびプリント用袋(いわゆるDP袋)に書き込まれ、そのDP袋は、オペレータが顧客の注文したものを作製するために装置(デジタルフォトプリンタ)をセットアップする際に用いられる。この機能では、望み通りの結果を得るためにオペレータがDP袋に記載された指示の意味を解釈し、装置を正しくセットアップすることが要求される。ここで、問題は、注文処理の各工程においてDP袋に記載された指示を読まなければならないので、エラーをする機会が増え、このエラーは生産力を低下させ、やり直しおよび作り直しによるコストアップを招くということである。
【0007】
また、小売店における迅速写真仕上げ、例えば、「時間写真仕上げ」の装置(フォトプリンタ)を用いた顧客写真の生産のワークフローの制御は、手動のプロセスである。上述したように、顧客情報および注文の詳細は、ラボ店で処理中に顧客の注文を管理するために使用されるDP袋に書き込まれる。この注文は、先入れ先出し法により扱われ、生産性は、装置の容量およびラボ店のオペレータのスキルレベルに基づいている。この手動のワークフロープロセスは、従来のフィルム処理およびプリント注文処理に加え、デジタル画像からのプリント注文処理、および、CD書き込み、インターネットへの画像のアップロードなどのデジタル画像出力サービスなどの導入までは十分であった。デジタル源からの新サービスは、フィルム現像およびプリント処理のみを提供している従来のラボの通常のワークフローの範囲を超えたラボにおける追加サービスによりワークフローを崩壊させた。ラボのワークフローに導入された新サービスは、オペレータのエラーの可能性を増加させる原因となり、ラボのオペレータによるスケジュールの優先順位の誤った判断により注文の完了を遅らせる原因となっている。
【0008】
この問題に関して、特許文献4は、「写真仕上げ処理商品および/またはサービスを注文するための方法、そのパッケージおよびラベル」を開示し、焼付け、焼増しや引き伸ばし等の写真プリント、写真画像データが記録されたCD等の画像データ記録媒体、画像がプリントされた(焼き付けられた)衣料や陶器などの画像付き商品、インターネット等の通信網を介しての写真画像データの配信などの写真仕上げ処理商品および/またはサービスについての顧客の写真仕上げ処理の注文を得て、記録するためのシステムを提供している。
また、特許文献5およびその対応特許文献6は、ネットワーク上の画像トラフィックを改善するワークフロー方法を開示するもので、ネットワークトラフィックを最小限に抑える必要がある時のみに画像信号を特殊な画像プロセッサまたは出力装置に送る規準を含んでいる。
特許文献7およびその対応特許文献8に開示された発明は、写真仕上げシステムおよび方法、特に、自動写真仕上げシステム、およびオーディオデータおよび画像データの管理および処理方法に関連している。
【0009】
しかしながら、これらの特許文献に開示された発明は、装置の処理容量、装置の構成、オペレータの数、操業予定時間、現在の作業負荷および生産性を最大にするために重大なオペレーションが待機中である時にオペレータを促すワークフローアドバイザによって決定される期限に基づいて、画像を含む注文がスケジュール管理され、処理され、引き渡されることや、ワークフローを管理することを示唆するものではない。
【0010】
さらに、デジタルスチルカメラ(DSC)の急速な普及に伴い、フォトラボ店でのサービスのデジタル化が急速に進展し、デジタルフォトプリンタ、特に小型のデジタルフォトプリンタも急速に普及し始めている。それに伴い、フォトラボ店でのサービス内容は、従来のネガフィルム等の写真フィルムからのみのプリントサービスに対し、上述したように、DSC画像のプリントや、CD−Rへの写真画像データの書き込み等の新サービスが加わり、従来に比べ、3倍近くのサービス種を提供することとなっており、結果として生産性の低下や、複雑なサービス種を扱うということからのオペレーター熟練度も要求され、全体的にコストアップを招く原因となっている。その結果、フォトラボ店での採算性を圧迫するという懸念も生じている。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−243365号公報
【特許文献2】
特開2001−268253号公報
【特許文献3】
特開2001−249990号公報
【特許文献4】
特開2001−281768号公報
【特許文献5】
米国特許第6104468号公報
【特許文献6】
特開2000−049990号公報
【特許文献7】
米国特許第6147742号公報
【特許文献8】
特開平11−352600号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主たる目的は、上記従来技術の問題点を解消し、多機能デジタルフォトプリンタを用いるデジタルフォトプリントシステムにおいて、入力画像による注文受け付けから、出力画像の出力、出力画像の顧客への引き渡しまでのフォトラボ店内のワークフローの管理、多機能デジタルフォトプリンタの作業性・操作性の簡易化、生産性の向上を図るための諸機能を備えたフォトラボを管理することができるフォトラボ管理システムを提供することにある。
【0013】
また、本発明の他の目的は、上記主目的に加え、フォトラボにおけるサービスのデジタル化の進展によるデジタルフォトプリントシステムの入力/出力サービスの多様化による生産低下を防ぎ、デジタルフォトプリンタの多機能かつ高能力をフルに発揮させることができ、また、フォトラボにおける売上の増加を図ることができる新付加価値サービスの提示や、生産性の向上、システム能力向上、簡易操作性、コストダウンのための種々の施策の提示をすることができるフォトラボ管理システムを提供することにある。
【0014】
また、本発明の他の目的は、注文の自動化、詳しくは、注文処理の異なる段階において、注文情報を何度も入力する手間を省くことによって、注文処理プロセスの効率を改善することのできる注文の自動化を図ることのできるフォトラボ管理システムを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、期限が最適で、製品が時間通りに引き渡されるように、優先順位、現在の資源および作業負荷に従って、注文を処理するための時間を自動的に見積もることができるフォトラボ管理システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、写真フィルムおよび写真用入力画像データの少なくとも一方を含む原稿画像から写真プリントおよび写真用出力画像データの少なくとも一方を含む出力画像を出力する画像出力サービスを顧客に提供するデジタルフォトプリントシステムを用いるフォトラボの管理を行うフォトラボ管理システムであって、前記顧客の識別情報、前記顧客の前記原稿画像の種類および形態、前記顧客の前記出力画像の種類、形態および枚数を少なくとも含む注文情報によって前記顧客の注文を受け付けるオーダエントリ機能と、受け付けた前記顧客の注文情報を管理するオーダ管理機能と、受け付けた前記顧客の注文を処理するスケジュールを管理し、前記顧客の前記出力画像の仕上り時間を予測するワークフロー管理機能とを備えることを特徴とするフォトラボ管理システムを提供するものである。
ここにおいて、本発明のフォトラボ管理システムは、特に、前記原稿画像をデジタル画像データとして取得し、取得したデジタル画像データから前記出力画像を出力するデジタルフォトプリンタを前記顧客の注文情報に応じて自動設定する自動設定機能とを備え、前記オーダ管理機能は、受け付けた前記顧客の注文情報を前記顧客の識別情報と関連付けてオーダデータベースに保存し、前記自動設定機能は、前記顧客の識別情報が入力されることにより、その識別情報に基づいて前記オーダデータベースを検索して前記顧客の注文情報を得て、得られた注文情報に応じて前記デジタルフォトプリンタを自動設定することを特徴とする。
ここで、さらに、前記顧客の注文を処理すべき順番で配列したリストを表示する工程状態表示機能を備え、前記自動設定機能は、前記工程状態表示機能により表示された前記リスト中の前記顧客の注文が選択されることにより、前記オーダデータベースを検索して前記顧客の注文情報を得て、得られた注文情報に応じて前記デジタルフォトプリンタを自動設定するのが好ましい。
また、前記ワークフロー管理機能は、前記デジタルフォトプリントシステムを構成する前記出力画像を出力するための2以上のハードウエア資源から、各ハードウエア資源の構成、性能、作業負荷、およびその注文の優先順位に従って、前記顧客の注文を処理する1以上のハードウエア資源を選択して、注文処理のスケジュールを作成し、前記スケジュールを管理するとともに、前記スケジュールによる前記顧客の前記出力画像の仕上り時間を予測するのが好ましい。
また、前記ワークフロー管理機能は、前記顧客の注文の処理時間が最適となるように、前記ハードウエア資源の選択および前記注文処理のスケジュールの作成を実行するのが好ましい。
【0016】
ここで、前記デジタルフォトプリントシステムのハードウエア資源は、少なくとも前記オーダエントリ機能を備える注文受付機と、少なくとも前記オーダ管理機能および前記ワークフロー管理機能を備えるサーバと、前記原稿画像をデジタル画像データとして取得し、取得したデジタル画像データから前記出力画像を出力するデジタルフォトプリンタとを有するのが好ましい。
【0017】
また、上記の各フォトラボ管理システムにおいて、さらに、前記顧客情報を管理する顧客情報管理機能を備えるのが好ましい。
また、上記の各フォトラボ管理システムにおいて、さらに、前記顧客の注文を指定して、指定された注文の状態を確認することができるオーダトラッキング機能を備えるのが好ましい。
また、上記の各フォトラボ管理システムにおいて、さらに、前記顧客の注文を処理すべき順番で配列したリストを表示する工程状態表示機能および前記原稿画像をデジタル画像データとして取得し、取得したデジタル画像データから前記出力画像を出力するデジタルフォトプリンタの操作画面に前記顧客の注文情報を自動設定する自動設定機能を備えるのが好ましい。
【0018】
また、上記の各フォトラボ管理システムにおいて、さらに、前記デジタルフォトプリントシステムの生産情報を管理する生産情報管理機能を備えるのが好ましい。
また、上記の各フォトラボ管理システムにおいて、さらに、前記原稿画像をデジタル画像データとして取得し、取得したデジタル画像データから前記出力画像を出力するデジタルフォトプリンタにおいて、前記出力画像を作製し直すリメーク機能を備えるのが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明に係るフォトラボ管理システムを添付の図面に示す好適実施例に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は、本発明のフォトラボ管理システムの一実施例の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、本発明のフォトラボ管理システムが適用されるデジタルフォトプリントシステムのハードウエアの概略構成の一実施例を示すブロック図である。
【0020】
図1に示すように、本発明のフォトラボ管理システム(以下、管理システムという)10は、オーダエントリ機能モジュール12と、オーダ管理機能モジュール14と、顧客情報管理機能モジュール16と、ワークフロー管理機能モジュール18と、オーダトラッキング機能モジュール20と、ワークフロー表示機能モジュール22と、デジタルフォトプリンタ自動設定機能(以下、自動設定機能という)モジュール24と、生産情報管理機能モジュール26と、リメーク機能モジュール28とを備え、さらに、オーダエントリ機能モジュール12で扱う注文情報を蓄積しておく注文情報データベース (以下、オーダDBという)30と、顧客情報管理機能モジュール16で扱う顧客情報を蓄積しておく顧客情報データベース(以下、顧客DBという)32と、ワークフロー表示機能モジュール22および自動設定機能モジュール24が組み込まれるデジタルフォトプリンタ(以下、フォトプリンタという)34と、生産情報管理機能モジュール26で扱う生産情報を蓄積しておく生産情報データベース(以下、生産情報DBという)36とを有する。
【0021】
一方、図2に示すように、このフォトラボ管理システム10が適用されるデジタルフォトプリントシステム(以下、プリントシステムという)40は、以下のようなハードウエア資源から構成される。
図2に示すプリントシステム40は、ラボ店の店頭、例えば、カウンタ上に設置される注文受付機42と、ラボ店の店頭に設置される自動注文受付機44と、システム管理用サーバ46と、このサーバ46に接続されるオーダDB30および顧客DB32と、フォトプリンタ34と、このフォトプリンタ34に接続される写真画像データ蓄積用イメージアーカイブ48と、デジタルイメージコントローラ(以下、DIコントローラという)50と、オフィス端末52とを有し、サーバ46は、インターネット等の通信網54に接続することができるし、XML端子55を介して他のフォトプリンタや他のシステムの注文受付機や自動注文受付機やフォトプリンタなどに接続することもできる。
【0022】
図示例の管理システム10において、オーダエントリ機能モジュール12は、顧客の注文(オーダ)の受付けを行って登録するとともに、登録された顧客の情報や注文情報の修正を行う機能を持つものであり、オーダエントリ機能は、受付機用ソフトウエアによって実行される。この受付機用ソフトウエアは、注文受付機42および自動注文受付機44にインストールされる。
オーダエントリ機能モジュール12は、オーダ管理機能モジュール14および顧客情報管理機能モジュール16にリンクされ、オーダエントリ機能モジュール12で受け付けられた顧客の注文情報および顧客情報は、それぞれオーダ管理機能モジュール14および顧客情報管理機能モジュール16に送られ、それぞれオーダDB30および顧客DB32に格納される。
【0023】
ここで、注文情報としては、注文番号(注文ID)、顧客識別情報(顧客ID)、注文日時、フィルム種(カラーネガフィルム、白黒フィルム、リバーサルフィルム)、フィルムサイズ(135タイプ(12枚、24枚、36枚撮り)、APSタイプ(15枚、25枚、40枚撮り)、120タイプ、110タイプ、その他)/メディア種(スマートメディアTM(SM)、XD(イクストリームデジタルピクチャーTM)、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標) )、MS(メモリスティックTM)、SD(セキュアデジタルTM)、PCC(ピーシーカード)、CD−R、フォトCDTM、MO、ZIP、FD、その他)、同時プリント/再プリント、引き伸ばし、プリントサイズ(L、2L、キング、キャビネ、その他)/枚数(1枚、2枚、その他)/面種(グロッシー(光沢)、マット、絹目、その他)/縁(ボーダー)の有り無し、インデックスプリント(不要、要(枚数))、デジタル出力サービスの有り(枚数)無し、特殊プリント(フレームプリント、ポストカードプリント、その他)の有り無し、インターネットネットアップロード、仕上げ方法(極至急(1時間)仕上げ、至急(1日)仕上げ、通常仕上げ、その他)等を挙げることができる。
【0024】
また、オーダ管理機能モジュール14は、オーダエントリ機能モジュール12によって受け付けられた注文情報をオーダDB30に登録するとともに、登録されている顧客の注文情報を管理するもので、顧客の注文の登録/削除/修正要求を処理し、処理された顧客の注文情報をオーダDB30に再び登録して、現在の注文のみならず、注文履歴なども記録して管理するとともに、サーバ46の各種設定を行う機能を持つものであり、オーダ管理機能は、サーバ用ソフトウエアによって実行される。
オーダ管理機能モジュール14は、ワークフロー管理機能モジュール18、オーダトラッキング機能モジュール20、ワークフロー表示機能モジュール22および自動設定機能モジュール24とリンクされており、オーダ管理機能モジュール14で管理されている顧客の注文情報は、これらの機能モジュール18〜24の各機能モジュールに送られる。
【0025】
次に、顧客情報管理機能モジュール16は、顧客情報を管理する機能を持つものであり、顧客情報管理機能は、顧客管理ソフトウエアによって実行される。この顧客管理ソフトウエアは、サーバ用ソフトウエアに含まれる。
ここで、顧客情報としては、顧客のID番号等の顧客識別情報(顧客ID)、顧客の氏名、住所、電話番号等が挙げられ、その付加情報としては、職業、家族構成、趣味などが挙げられる。これらの顧客情報は、顧客DB32に登録され、顧客情報管理機能モジュール16によって管理される。
【0026】
ワークフロー管理機能モジュール18は、プリントシステム40、特に、フォトプリンタ34における各注文の処理のスケジューリングを行い、各注文の仕上り時間の予測を行う機能を持つものであり、このワークフロー管理機能は、ワークフロー管理ソフトウエアによって実行される。このワークフロー管理ソフトウエアは、サーバ用ソフトウエアに含まれる。
ワークフロー管理機能モジュール18は、ワークフロー表示機能モジュール22、自動設定機能モジュール24、生産情報管理機能モジュール26およびリメーク機能モジュール28とリンクされており、ワークフロー管理機能モジュール18でスケジューリングされた注文情報は、これらの機能モジュール22〜28の各機能モジュールに送られる。
このようなオーダ管理機能、顧客情報管理機能(顧客管理ソフトウエア)およびワークフロー管理機能(ワークフロー管理ソフトウエア)を持つサーバ用ソフトウエアは、サーバ46にインストールされる。
【0027】
オーダトラッキング機能モジュール20は、注文IDによって指定された注文の現在の状態をハードウエアの表示デバイスに表示させて確認を行うことができる機能であり、オーダトラッキング機能は、注文受付機42および自動注文受付機44にインストールされる、受付機用ソフトウエアによって実行される。
【0028】
ワークフロー表示機能モジュール22は、注文を処理すべき順番でリストとしてハードウエアの表示デバイスに表示する機能を持つものであり、ワークフロー表示機能は、工程状態表示機能または処理作業順表示機能ということができ、フォトプリンタ用ソフトウエアによって実行される。
自動設定機能モジュール24は、フォトプリンタ34の操作画面に注文の情報を自動で設定する機能を持つもので、フォトプリンタ自動設定機能は、フォトプリンタ用ソフトウエアによって実行される。
このようなワークフロー表示機能およびフォトプリンタ自動設定機能を持つフォトプリンタ用ソフトウエアは、フォトプリンタ34にインストールされる。
【0029】
生産情報管理機能モジュール26は、プリントシステム40、特にフォトプリンタ34の生産情報を生産情報DB36に登録するとともに、登録されている生産情報を管理し、Web上のブラウザ等で参照することができる機能を持つもので、生産情報管理機能は、生産管理ソフトウエアによって実行される。この生産管理ソフトウエアは、DIコントローラ用ソフトウエアに含まれる。
生産情報としては、フォトシステム40が備えている種々の機器の種類やタイプ、取り扱える入出力画像の種類やタイプ、装填されているカラーペーパの種類やタイプや残量、CD−Rの種類やタイプや残枚数、現像液の種類やタイプや処理量(使用時間)などを挙げることができ、生産情報管理機能モジュール26によって管理される。
【0030】
リメーク機能モジュール28は、作製された写真プリントの仕上りが不十分である時、イメージアーカイブ48に保存されている写真フィルムのスキャン画像(デジタル画像データ)から再検定、再プリントできる機能をもつものであり、リメーク機能は、DIコントローラ用ソフトウエアによって実行される。なお、このリメーク機能は、フォトプリンタ34に接続されているイメージアーカイブ48に写真フィルムのスキャン画像データが保存されているのが前提である。ここで、画質は、イメージアーカイブ48に保存されているスキャン画像データの解像度に依存するが、その解像度は、CD−Rへの出力画像データ出力と略同じと考えられ、CDからのプリントと略同等である。
このような生産情報管理機能およびリメーク機能を持つDIコントローラ用ソフトウエアは、DIコントローラ50にインストールされる。
【0031】
上述したように、本発明の管理システム10は、オーダエントリ機能モジュール12およびオーダトラッキング機能モジュール20を含み、注文受付機42および自動注文受付機44にインストールされる受付機用ソフトウエアと、オーダ管理機能モジュール14、顧客情報管理機能モジュール16およびワークフロー管理機能モジュール18を含み、サーバ46にインストールされるサーバ用ソフトウエアと、ワークフロー表示機能モジュール22およびフォトプリンタ自動設定機能モジュール24を含み、フォトプリンタ34にインストールされるフォトプリンタ用ソフトウエアと、生産情報管理機能モジュール26およびリメーク機能モジュール28を含み、DIコントローラ50にインストールされるDIコントローラ用ソフトウエアとの4つに分類しているが、本発明はこれに限定されるわけではない。
【0032】
例えば、小規模なフォトラボ店では、注文受付機42とサーバ46とが分離されておらず、注文受付用PC/DB用サーバとして用いられる形態も多い。このため、この形態にあわせて、オーダエントリ機能モジュール12、オーダトラッキング機能モジュール20およびオーダ管理機能モジュール14を合わせて注文受付・管理用ソフトウエアとし、一方、顧客情報管理機能モジュール16を含む顧客管理ソフトウエアと、ワークフロー管理機能モジュール18を含むワークフロー管理ソフトウエアと、生産情報管理機能モジュール26を含む生産管理ソフトウエアと、リメーク機能モジュール28を含むリメーク機能ソフトウエアとに分け、フォトプリンタ用ソフトウエアはそのままとして、6つのソフトウエアにに分類しても良い。
【0033】
この場合、注文受付・管理用ソフトウエア、顧客管理ソフトウエアおよびワークフロー管理ソフトウエアは、注文受付用PC/DB用サーバにインストールされる。すなわち、これは、前述の受付機用ソフトウエアおよびサーバ用ソフトウエアを注文受付用PC/DB用サーバにインストールすることに他ならない。
もちろん、このような場合にも、図2に示すように、注文受付用PC/DB用サーバを、注文受付機42と、サーバ46と分離しても良い。
また、ワークフロー管理ソフトウエア、生産管理ソフトウエアおよびリメーク機能ソフトウエアは、DIコントローラ50にインストールされる。
ここで、生産管理ソフトウエアは、生産情報のチェックができるように、他のPC、例えば、バックヤード、オフィス、ネットで接続されたPCにもインストールできるようにしておいても良い。
なお、フォトプリンタ用ソフトウエアは、その機能から、操作自動化・ワークフロー(作業順)表示ソフトウエアと呼ぶこともでき、種々のタイプのフォトプリンタにインストールすることができる。
【0034】
次に、以上のように構成される図1に示す管理システム10の各機能モジュールを持つソフトウエアがインストールされる図2に示すプリントシステム40の各ハードウエア資源について説明する。
注文受付機42は、ラボ店の店頭、例えば、カウンタ上に設置され、顧客の注文を受け付けるために、オペレータが注文内容や注文事項等の注文情報を入力して受付・登録するためのものであり、通常、モニタ表示画面を備えたパーソナルコンピュータ(PC)で構成される。なお、図2に示すように、注文受付機42は、サーバ46と分離されている場合には、注文受付オペレータ専用機として用いることができる。
自動注文受付機44は、顧客自身が、簡単な注文を受付・登録するためのもので、通常、モニタ表示画面を備えたパーソナルコンピュータ(PC)で構成される。
注文受付機42および自動注文受付機44を構成するPCは、モニタ(ディスプレイ)に加え、キーボードやマウスなどの入力デバイス、注文情報やアプリケーションやソフトウエアなどを一時的に記憶しておくメモリや記憶装置(HDD)などを備えていて良いのはもちろんである。さらには、DSCやCDやMOやFDなどのメディアから画像データやアプリケーションやソフトウエアなどを読み出すためのメディアドライブを備えていても良い。
【0035】
注文受付機42および自動注文受付機44には、オーダエントリ機能モジュール12およびオーダトラッキング機能モジュール20を含む受付機用ソフトウエアがインストールされる。上述したように、これらには、さらに、オーダ管理機能モジュール14を合わせて含む注文受付・管理用ソフトウエア、顧客情報管理機能モジュール16を含む顧客管理ソフトウエアおよびワークフロー管理機能モジュール18を含むワークフロー管理ソフトウエアがインストールされ、オーダDB30や顧客DB32にアクセスできるようになっていても良い。または、注文受付機42および自動注文受付機44は、これらの機能モジュールがインストールされたサーバ46から注文情報、顧客情報、ワークフロー管理情報(工程状態や作業順など)を、入出力でき、また参照できるようになっていても良い。
【0036】
本管理システム10では、顧客にきめ細やかなサービスを提供するために、顧客情報管理機能モジュール16によって顧客情報を顧客DB32に格納して管理しており、これらの顧客情報と関連付けるための顧客カードを顧客に発行している。この場合には、注文受付機42および自動注文受付機44は、顧客カードのバーコードや磁気記録部から顧客IDを読み取るだけで、顧客DB32にアクセスして、顧客情報を取得することができ、顧客情報の入力の手間を省くことができ、注文のスピードアップを図ることができる。
さらに、注文受付機42および自動注文受付機44は、取得した顧客IDを用いて、注文情報管理機能モジュール14によって管理されている注文情報が格納されているオーダDB32に、アクセスして、以前に注文した注文内容(過去の注文のヒストリー)を取得して、モニタに表示することができる。
さらに、注文受付機42および自動注文受付機44は、ワークフロー管理機能モジュール18によって予測される顧客の注文に対する仕上り時間をモニタに表示するようにしても良い。
【0037】
なお、注文受付機42および自動注文受付機44は、注文確定後、受付・登録された注文情報や、仕上がり予定時間などを記録した注文受付票(レシートプリント)をプリントアウトするための印字プリンタを備えているのが好ましい。ここで、印字プリンタは、少なくとも2枚の注文受付票を出力し、1枚は、写真プリントやCDなどの仕上り商品の引換証として顧客に渡し、他の1枚は、顧客が店頭に持参した写真フィルム、またはメディアなどを入れるためのDP袋の表面の所定の位置に貼り付けるのに用いるのが好ましい。
なお、注文受付票には、顧客氏名、電話番号、顧客ID、注文番号、注文内容(注文情報)、仕上り時間、価格などが記録されるのが良い。
自動注文受付機44の場合には、DP袋を投入するための投入口を持つ筐体が備えられており、顧客自らが注文登録を行って、印字プリンタから2枚の注文受付票を出力し、DP袋に写真フィルムまたはメディアを入れるとともに、1枚の注文受付票をDP袋に貼り付けた後、投入口に投入することにより、自動注文受付けが終了する。
【0038】
ここで、注文受付機42および自動注文受付機44においては、オーダエントリ機能モジュール12を有しているので、熟練していない不慣れなオペレータであっても、複雑な注文で無い場合には、不慣れな顧客自身であっても、注文受付機42および自動注文受付機44のモニタの表示画面にGUI(グラフィックユーザーインターフェース)として表示された注文受付(入力)画面に用意された各注文の種類の各ボタンを単に1クリックするだけで、顧客の注文の種類や数量を容易かつ確実に入力することができ、容易に注文の受付・登録ができる。すなわち、フォトラボ店における注文受付の簡易化を図ることができる。
【0039】
図3に、オーダエントリGUIの一例を示す。
同図に示すように、このようにオーダエントリGUIには、「24枚撮り135タイプネガティブフィルムからプリントサイズ10×15の各一枚およびインデックスプリントの同時プリント」などの複数の注文情報を一度に注文可能な注文ボタン(マクロ設定)が種々設けられており、これらのボタンの一つを1クリックするだけで複数の注文情報を注文登録できるし、この1クリックボタンを使用しない場合やさらに詳細な注文情報の入力が必要な場合には、詳細な注文情報の事項が必要な数だけ配列して拡大表示されるので、その中からクリックすることで選択登録できる。なお、注文情報としては、前述したように、多数のものがあるので、さらなる選択や入力が必要な場合には、オペレータや顧客に選択を促すように、必要な選択事項が次々と拡大して配列表示されるので、順次、クリックを続けることで、極めて容易に注文の受付・登録ができる。
さらに、これらの1クリックボタンは、ユーザ、すなわちフォトラボ店において、1クリックボタンの新設や設定内容の変更などが可能であり、フォトラボ店毎にカスタマイズすることができる。例えば、それぞれのフォトラボ店毎に注文の多いパターンを1クリックボタン化することができる。
【0040】
なお、注文受付機42および自動注文受付機44は、そのオーダエントリ機能モジュール12により、ネガフィルムやリバーサルフィルムなどの写真フィルムや、デジタルスチルカメラ(DSC)で撮影された画像データが記録されたスマートメディアや写真画像データが記録されたCD等のメディア(画像データ記録媒体)の両方の注文登録が可能である。
ここで、DSC等のメディア受付の場合、その場で、直ちに、受付メディアから、必要なあるいは全ての画像データを直接注文受付機42および自動注文受付機44によって吸い上げ(コピーし)、その場で、受付メディアを顧客に返却することができる。
この時、注文受付機42および自動注文受付機44などのモニタには、メディアから吸い上げられたDSC画像の一覧を表示し、注文コマを指定することができる。
さらに、本発明においては、注文受付機42および自動注文受付機44などのモニタのオーダエントリGUIにおいて、写真フィルムの各コマ毎の再注文や再プリントの登録が可能である。
【0041】
なお、注文受付機42および自動注文受付機44においては、オーダトラッキング機能モジュール20を有しているので、該当顧客の注文を指定することにより、指定された注文の処理状態をモニタの表示画面で確認することができる。さらに、オーダトラッキング機能モジュール20は、オーダエディティング機能をも有し、モニタの表示画面表示された、指定された注文の内容を変更することもできる。
例えば、詳細には後述するが、図4に示すように、撮影フィルムの場合、(1)受付での注文登録から、(2)自動現像機によるフィルム現像(現像済フィルムを入れたDP袋のバーコード読み取り)、(3)フォトプリンタ34によるプリント作成(フィルム画像の読み取り、デジタル露光、現像、乾燥:フィルムスキャン前にDP袋のバーコード読み取り)、(4)検品完了(DP袋のバーコード読み取り)までの、どの状態にあるかの処理状態を取得し、モニタに表示する。
なお、DSC画像の場合、(1)受付での注文登録から、(2)’DIコントローラによる画像検定、(3)’フォトプリンタ34によるプリント作成(デジタル露光、現像、乾燥)、(4)検品完了までの、どの状態にあるかの処理状態を取得し、モニタに表示する。
注文受付処理および管理を行う注文受付機42および自動注文受付機44は、基本的に以上のように構成される。
【0042】
また、図2に示すプリントシステム40において、サーバ46は、本管理システム10の全体、特にシステム全体のフローを管理するとともに、種々の情報、例えば、注文(オーダ)情報や顧客情報を格納しておくデータベース(DB)として機能するもので、通常、モニタ表示画面およびハードディスク(HDD)のような大容量記憶装置を備えたパーソナルコンピュータ(PC)で構成される。このようなPCは、モニタに加え、キーボードやマウスなどの入力デバイス、注文情報やアプリケーションやソフトウエアなどを一時的に記憶しておくメモリや記憶装置などを備えていて良いのはもちろんである。
ここで、図示例においては、このサーバ46には、このようなデータベースとしてオーダDB30および顧客DB32が接続されているが、これらは、それぞれ注文情報および顧客情報を格納しておくものであるが、ハードウエアとしては一つであっても良いし、異なるものであっても良い。なお、本発明においては、サーバ46と注文受付機42とは、注文受付PCおよびDB用サーバの両機能を持つ一台のPCを用いても良いのは、前述した通りである。
【0043】
このサーバ46には、オーダ管理機能モジュール14、顧客情報管理機能モジュール16およびワークフロー管理機能モジュール18を含むサーバ用ソフトウエアが、インストールされるが、オーダエントリ機能モジュール12、オーダトラッキング機能モジュール20およびオーダ管理機能モジュール14を合わせて含む注文受付・管理用ソフトウエアと、顧客情報管理機能モジュール16を含む顧客管理ソフトウエアと、ワークフロー管理機能モジュール18を含むワークフロー管理ソフトウエアとをインストールしても良い。
なお、サーバ46において、オーダ管理機能モジュール14は、サーバ46の各種設定を行うとともに、上述したように、オーダエントリ機能モジュール12とリンクして、注文DB30にアクセスして注文情報の検索、読出し、書込みの実行・管理をするのはもちろん、注文DB30に格納される注文情報の管理、注文の登録/削除/修正要求の処理を行うものであるが、これらの説明は、上述した注文受付および管理において言及したので、省略する。
また、サーバ46における顧客情報管理機能モジュール16の顧客情報を管理する機能についても、上述した注文受付および管理において言及したので、省略する。
【0044】
本発明の管理システム10は、サーバ46がワークフロー管理機能モジュール18を備えていることから、装置(フォトプリンタ34)の処理容量、装置の構成、オペレータの数、操業予定時間、現在の作業負荷および重大なオペレーションが待機中である時にオペレータを促すワークフロー表示機能(ワークフローアドバイザ)などに基づいてスケジュールを決定するソフトウエアを用いるワークフローを制御する方法をラボの操作に提供することもできる。
このワークフロー管理機能の特徴は、期限が最適で、製品が時間通りに顧客に引き渡されるように、優先順位、現在の資源および作業負荷に従って、注文を処理するための時間を自動的に見積もることができる方法を提供していることである。
【0045】
この方法の独特な特徴は、装置の構成、装置性能、注文の優先順位および作業負荷のバランスなどを考慮して、当該注文にとっての最適なスケジュールを見つけることである。これは、多数の条件の中で注文処理のスケジュールを最適化するのは困難であるので、重要である。この時間の見積もりおよびスケジュールの作成を含む注文処理時間の予測方法のフローチャートの一例を図5に示す。
図5に示すように、まず、新規注文が登録される(ステップS1)と、注文が分析される(ステップS2)。注文項目に対して注文元の画像媒体およびサービス製品タイプが、注文処理を完了するのに必要とされる資源を決定するために使われる。
【0046】
第二に、現在の状態および各装置の作業負荷が、チェックされ、注文の優先順位、現在利用可能な資源および作業負荷に従って最適な処理時間が決定される(ステップS3)。装置性能情報は、ハードウェアによる製品の処理時間を見積もるのに使われる。注文は、先入れ先出し法によって処理されるが、優先順位の高いものは最初に処理される。
第三および第四に、注文に対し、資源が割り当てられ、注文処理のスケジュールが作成され(ステップS4)、処理時間(実際に注文を処理する時間)および所要時間(注文受付から仕上り製品の引渡しまでの処理に要する全時間、タイムフレーム)が決められる。すなわち、タイムフレームのスケジュールが作成される(ステップS5)。
最後に、スケジュールが監視され、重大な(危機的な)オペレータの相互作用が必要とされる時、オペレータを促す(ステップS6)。
【0047】
図6に、図5の注文処理時間の予測方法の具体的な工程のフローチャートの一例を示す。
まず、入力媒体がフィルムで、出力サービスがCDである注文が登録される(ステップ11)。
次に、この注文が分析される。そして、この注文に必要な資源が、フィルムの現像機、(レーザ)フォトプリンタコントローラ(LPC)、フィルムスキャナおよびCDライタ付きデジタル画像コントローラ(DIC)であることが決定される(ステップ12)。
【0048】
続いて、この注文の処理時間の見積りが、下記の順序で行われる(ステップ13)。
1.利用できる装置を確認する。
2.利用できない、スキャナと接続されてないLPCおよび「CD」サービスなしのDICを排除する。
3.装置の性能、作業負荷(現在の装置待ち行列の注文、すなわち、現在、処理のための装置を待つ注文)および注文の優先順位によって負荷のバランスのとれたスケジュールの作成(スケジューリング)を開始する。
4.最適な時間で注文を処理できる組み合わせを選択する。
続いて、使用する資源が決定される。注文を処理する時間が、装置の注文処理待ち行列にスケジュール化される(ステップ14)。
最後に、その結果が得られる。見積もられた処理時間および予定された所要時間(タイムフレーム、注文から仕上り商品の引渡しまでの時間)が得られる(ステップ15)。
注文情報管理、顧客情報管理およびワークフロー管理を行うサーバ46は、基本的に以上のように構成される。
【0049】
また、図2に示すプリントシステム40において、フォトプリンタ34は、フィルムの撮影画像、現像済のフィルム画像、DSC画像のようなメディア記録画像から、写真プリント、画像処理済出力画像データ記録CDおよびその他の画像記録仕上り商品を出力するためのもので、本発明の管理システム10を適用するプリントシステム40の中心をなすハードウエアであり、フィルム画像をスキャンして光電的に読み取って画像信号とするスキャナ(画像読み取り装置)と、フォトプリンタ34自体を操作制御する本体ソフトウエア(A1ソフトウエア)がインストールされ、スキャナで読み取られたフィルム画像の入力画像データや、DSCなどのメディアから、注文受付機42や自動注文受付機44に配置されたメディアドライブ、またはDIコントローラ50によって取得されたデジタル入力画像データをデジタル画像処理するための、通常、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)からなるイメージプロセッサ(画像処理装置)と、イメージプロセッサで画像処理された出力画像データに基づいて変調されたレーザビームによって印画紙を露光し、印画紙に画像(潜像)を記録するレーザプリンタ(画像記録装置)と、露光済印画紙(の潜像)を現像処理(現像、漂白・定着、水洗、乾燥、ソート)するペーパプロセッサ(印画紙処理装置)とを有する。
【0050】
なお、イメージプロセッサは、モニタやキーボードやマウスや複数コマの画像データを記憶しておくための記憶装置(HDD)などを備えているのはいうまでもない。
さらに、フォトプリンタ34のイメージプロセッサには、スキャナ読取画像の入力画像データや、DSC画像の入力画像データや、これらの出力画像データなどの写真画像データを所定期間格納しておくための写真画像データ蓄積用イメージアーカイブ48が備えられている。
ここで、フォトプリンタ34のイメージプロセッサには、フォトプリンタ34自体を操作制御する本体ソフトウエアに加えて、これにリンクする操作自動化・ワークフロー表示(処理作業順表示または工程状態表示)を行うためのフォトプリンタ用ソフトウエアがインストールされる。すなわち、フォトプリンタ34のイメージプロセッサは、フォトプリンタ用ソフトウエアを構成するフォトプリンタ自動設定機能モジュール24およびワークフロー表示機能モジュール22を備える。
【0051】
本発明の管理システム10は、フォトプリンタ34(イメージプロセッサ)が自動設定機能モジュール24およびワークフロー表示機能モジュール22を備えていることから、オペレータがDP(現像およびプリント用)袋から記載された指示を読み、望ましい出力を作製するための装置のセットアップを行う必要性を排除することによって、生産性を改善し、コストを削減することもできる。本発明では、注文通り製品を製造するために、オーダDB30などのデータベースから注文の詳細を得て、自動的に装置をセットアップし、かつ装置を作動させることにより、注文処理プロセスを自動化する。顧客の注文履歴と好みとは、維持され、追加注文の際のガイドとして使われる。
【0052】
ここで、注文の自動設定機能(オーダオートメーション)の目的は、注文処理の異なる段階において、注文情報を何度も入力する手間を省くことによって、注文処理プロセスの効率を改善することである。
図7に、フィルム注文プロセスのワークフローの一例を示す。
注文情報は、店頭のカウンタにおいて入力(受付登録)され、顧客カードのバーコードがスキャンされ、ラボ管理システム10のサーバ46のオーダDB30に保存される。注文情報は、オペレータがバーコードをスキャンするか、注文IDを手動入力する時、フォトプリンタPC(イメージプロセッサ)において検索される。ワークフロー表示機能モジュール(ワークフローアドバイザ)22を用いて、オペレータは、注文をダブルクリックするだけで、処理する注文を選択することができる。ラボ管理システムソフト(ラボマネージャー)は、検索された注文情報(プリントサイズ、プリント品質)を、写真注文処理を自動化するために、本体(A1)ソフトウェアと相互に作用させるために使われる。注文処理後は、画像ファイルは、品質保証または追加注文のために、長期間のストレージに移管される。
【0053】
注文の自動設定機能(オーダオートメーション)には、自動モードと半自動モードがある。
ここで、自動モードでは、オペレータが、唯一する相互作用は、フォトプリンタPCで注文IDをスキャンまたは入力することである。ラボ管理システムソフトは、注文処理のために、フォトプリンタ34またはデジタル画像コントローラ(DIC)50に、自動的に注文を送る。
一方、半自動モードでは、オペレータは、画像が処理される前に、ラボ管理システムソフトを、画像のパラメーターの修正ができる「半自動モード」にするかどうか選択できる。
フィルムの注文に対して、注文の自動化は、フィルムを一回だけスキャンすれば、例えばプリント、デジタルメディアなどの異なる出力のために画像ファイルを処理することができる。
【0054】
図8に、デジタルメディアの注文処理のワークフローの一例を示す。
デジタルメディアの注文は、店頭のカウンタから入力される。注文情報は、3つのデータベース(DB37)から注文管理データベース(オーダDB30)に保存され、関連する画像は、注文管理FTPサイトにアップロードされる。
ワークフロー表示機能モジュール(ワークフローマネージャ)およびデジタルオーダプロセッサは、新しい注文のために定期的にデータをポーリングし、データが存在するなら処理し、注文はデジタル画像コントローラに送られる。
デジタルメディアの注文は、クライアントのPC45からネット43経由で、サーバ41(42)に入力され、サーバ41に入力された注文は、注文管理データベースに送られる。
【0055】
フォトプリンタ34における注文の自動化処理は、DP袋のバーコードを読むだけで、そのバーコードを検索条件にして、オーダDB30から注文内容を読み出し、読み出された注文内容から注文内容を満足する処理をフォトプリンタ34にさせる操作条件や稼動条件を自動的に設定するものである。この操作条件や稼動条件の設定は、従来、オペレータが、1つ1つの条件を手入力で行っていたため、手間がかかるのみならず、エラーも発生していたものであるが、本発明による注文の自動化処理、すなわち、注文の自動設定(フォトプリンタへの注文の自動設定)は、手間がかからない上に正確であり、処理時間の短縮およびコストの低減を図ることができる。
注文の自動化処理、注文の自動設定およびワークフロー表示を行うフォトプリンタ34は、基本的に以上のように構成される。
【0056】
また、図2に示すプリントシステム40において、DIコントローラ50は、DSCなどのメディアや、CD、MO、FD、その他のメディアなどに記録されたデジタル画像データを読み出したり、これらのメディア、特にCDにデジタル画像データを記録するとともに、生産情報を管理し、あるいは、プリントの焼き直し(リメーク)を行うために、フォトプリンタ34のイメージアーカイブ48に蓄積されているデジタル画像データを扱うためのものであり、通常、メディアの読出し・ 書込みを行うドライブや、リーダ/ライタなどを備えたパーソナルコンピュータ(PC)で構成される。このようなPCは、モニタやキーボードやマウスなどの入力デバイス、画像データやアプリケーションやソフトウエアなどを一時的に記憶しておくメモリや記憶装置(HDD)などを備えていて良いのはもちろんである。
【0057】
なお、図示例においては、このDIコントローラ50には、生産情報を格納しておくためのデータベースとして生産情報DB36が接続されている。
ここで、上述したように、DIコントローラ50には、生産情報管理機能モジュール26およびリメーク機能モジュール28が備えられている。
このため、ネットのウェブ(Web)のブラウザで表示を実現できるので、どの端末やPCでも、生産情報を表示できる。
生産情報としては、フォトラボ店内における複数の機器、ソフトウエア、アプリケーション、プリントサイズ毎の生産量や、サイズ毎のロールペーパの使用量や残量などを挙げることができる。
この生産情報は、ペーパ(CLP)の在庫管理やプライシングなどに有効に利用することができる。
また、スキャン画像がイメージアーカイブ48に保存されている場合には、DP袋のバーコードを検索条件としてオーダDB30から注文情報を求め、求められた注文情報から、イメージアーカイブ48内の画像を検索して求め、フィルムスキャンを行うことなく、プリントの作り直し(リメーク)やリオーダ(再注文)を行うことができる。
【0058】
この他、オフィス端末52は、オフィスなどのバックヤードに配置され、上述した生産情報を表示することができ、生産管理を売上管理や顧客管理とともに行うためのものである。
インターネット等の通信網54は、顧客や、オペレータや、フォトラボ店の者が、フォトラボ店の外部からアクセスしても、公開されている顧客注文情報や、生産情報や、顧客情報を参照することができるものである。
XML端子55は、外部、例えば、他のフォトプリンタや他のシステムの注文受付機や自動注文受付機やフォトプリンタ、キオスクや、MIネットやその他のネットなどに接続して、注文情報や、生産情報や、注文処理のステータス(状態)の通知などを行うためのものである。
【0059】
本発明のフォトラボ管理システムおよびこれを適用するプリントシステムは、基本的に以上のように構成されるが、以下に、その作用について説明する。
図9、撮影フィルムからプリント、CDまたはネットへのアップロードのサービスの一例の詳細を説明するための説明図である。
同図に示すように、顧客56は、撮影フィルム57を持ってフォトラボ店に行き、プリントおよび/またはCDおよび/またはネットへのアップロードのサービスを注文し、注文内容の詳細(顧客情報および注文情報)をオペレータ59に伝える。この時、撮影フィルム57は、DP袋58に入れられ、バーコードシールがDP袋58に貼り付けられる。
オペレータ59は、オーダエントリ機能モジュール12によるオーダエントリGUI42を使って、顧客56の注文を受付登録する。この時、注文情報および顧客情報は、ワークフロー管理機能モジュール18、オーダ管理機能モジュール14を経て、オーダDB30および顧客DB32に格納される。この時、撮影フィルム57は、DP袋58に入れても良い。
【0060】
DP袋58は、自動現像機61に送られる。DP袋58に入れられた撮影フィルム57は、DP袋58から出されて、自動現像機61において、現像処理がなされる。現像済撮影フィルム57は、再び同一のDP袋58に入れられる。
このDP袋58は、フォトプリンタ34に送られる。フォトプリンタ34は、このDP袋58のバーコードを読み、注文ID(No)を取得し、フォトプリンタ34の自動設定機能モジュール24のSFOアプリケーション64によるワークフロー表示機能モジュール22によるGUI62に送る。
この時、注文ID(No)を取得したGUI62からオーダDB30に対して注文の詳細の要求がなされ、オーダDB30からGUI62に注文の詳細が送られる。この注文の詳細は、GUI62からSFOアプリケーション64からフォトプリンタ34の本体ソフトウエアを経て、フォトプリンタ34に自動設定される。
【0061】
ここで、DP袋58に入れられた現像済フィルム57が、フォトプリンタ34のスキャナに装填されると、フォトプリンタ34は、自動設定された注文の詳細に従って、フィルム画像の光電読取を行い、得られた画像信号に種々の画像処理を施し、得られた画像データに基づいて変調されたレーザビームで印画紙を露光し、現像などの処理をして、プリントを作製する。
プリントの作製が終了した出力画像データ(イメージファイル)は、イメージアーカイブ48に格納される。
【0062】
作製されたプリントは検品70に回され、検品結果が良ければ、現像済フィルム、インデックスプリントとともにDP袋58に入れられ、顧客56に引き渡される。
検品の結果、不良であるとされたリメーク機能モジュール28によるQAGUI72で、リメーク条件等が入力され、ワークフロー管理機能モジュール18に戻され、もう一度、プリント作成が行われるが、この場合には、イメージアーカイブ48に格納されているスキャン画像データが使用されるので、現像済フィルムをスキャンする必要がなく、手間がかからない。
【0063】
一方、CDが注文されている場合にも、DIコントローラ50は、オーダDB30に対して注文の詳細の検索を行い、オーダDB30から注文の詳細を読み出す。この後、DIコントローラ50は、フォトプリンタ34にアクセスして、注文の詳細を送る。この後、フォトプリンタ34では、プリント出力されないが、プリントの場合と略同様に処理されて、イメージファイル(出力画像データ)がイメージアーカイブ48に格納される。
DIコントローラ50は、イメージアーカイブ48にアクセスして、イメージファイルを検索して、読出し、備え付けのCDライタでCDにイメージファイルを記録する。注文に応じた必要なイメージファイルが記録されたCD68は、現像済フィルムとともにDP袋58に入れられ、顧客56に引き渡される。
【0064】
もちろん、プリントおよびCDが注文されている場合には、プリントおよびCDが、現像済フィルム、インデックスプリントとともにDP袋58に入れられ、顧客56に引き渡されるのはいうまでもない。
さらに、DIコントローラ50に読み出されたイメージファイルや生産情報をFDIA51からネット出力して、ネットへのアップロードのサービスを行っても良いし、さらに、生産情報DB36に格納しても良い。
撮影フィルムから、プリント、CDまたはネットへのアップロードのサービスは、基本的に以上のように行われる。
【0065】
上述したように、本発明の管理システム10は、上述の種々の機能モジュールを備えているので、デジタルフォトプリンタ34を含むプリントシステム40を持つフォトラボ店で、カウンターでの注文受付処理、プリント処理、CD作成処理等、仕上がり品引渡しに至る店内ワークフローの管理、作業性・操作性の簡易化、生産性の向上を図ることができる。
【0066】
すなわち、第1に、顧客に写真プリントやCDを引渡すまでの時間と、生産能力をフルに発揮できるプリント順序およびCD作成順序を自動的に算出しスケジュール化することができる。従って、生産管理を容易に行うことができる。
また、第2に、DP袋などのバーコード等の情報を1回読み取りするだけで、プリントやCD作成などの受付時の注文内容に合わせ自動的に仕上げることができる。すなわち、フォトプリンタ34に対して簡易注文入力および簡易操作を行うことができる。
また、第3に、顧客の注文情報をデータベー化することができるので、顧客情報、生産および売上などを管理することができる。
【0067】
本発明の管理システムにおいては、上記の機能モジュールを組み合わせて用いることにより、以下の機能および効果を達成することができる。
(1)フォトラボ店のワークフロー管理を行うことができる。
(2)フォトラボ店における仕事の効率を上げ、生産性を高めることができる。
(3)豊富な設定機能を備えているので、フォトプリンタを始めとして、種々の機器に柔軟に対応することができる。
(4)他のシステムにXMLを用いて自由に接続することができる。
【0068】
(5)種々の機能の組み込みにより、オペレータの負担を軽くすることができる。
特に、フォトプリンタ34の操作簡易化・自動化を行うためのフォトプリンタ自動設定機能モジュール24、トラブル時の再焼き(プリントの作り直し)を行うためのリメーク機能モジュール28および納期管理を行うためのワークフロー(工程状態)表示機能モジュール24などが組み込まれている
(6)バックヤード(オフィス)またはリモートで、店内の種々の生産状況を把握することができる。
特に、注文の処理状況の管理を行うためのオーダトラッキング機能モジュール20や生産管理を行うための生産情報管理機能モジュール26などが組み込まれている。
(7)顧客情報を一元管理し、注文受け付けの作業性が向上するとともに、スピーディで確実な受け付けの実施ができ、顧客へのフレンドリーで正確な対応が可能である。
【0069】
以上、本発明に係るフォトラボ管理システムについて、種々の実施例を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、入力画像による注文受け付けから、出力画像の出力、出力画像の顧客への引き渡しまでのフォトラボ店内のワークフローの管理、多機能デジタルフォトプリンタの作業性・操作性の簡易化、生産性の向上を図るための諸機能を備えたフォトラボを管理することができる。
また、本発明によれば、フォトラボにおけるサービスのデジタル化の進展によるデジタルフォトプリントシステムの入力/出力サービスの多様化による生産低下を防ぎ、デジタルフォトプリンタの多機能かつ高能力をフルに発揮させることができ、また、フォトラボにおける売上の増加を図ることができる新付加価値サービスの提示や、生産性の向上、システム能力向上、簡易操作性、コストダウンのための種々の施策の提示をすることができる。
【0071】
また、本発明によれば、注文の自動化、詳しくは、注文処理の異なる段階において、注文情報を何度も入力する手間を省くことによって、注文処理プロセスの効率を改善することのできる注文の自動化を図ることができる。
さらに、本発明によれば、期限が最適で、製品が時間通りに引き渡されるように、優先順位、現在の資源および作業負荷に従って、注文を処理するための時間を自動的に見積もることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフォトラボ管理システムの一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すフォトラボ管理システムが適用されるデジタルフォトプリントシステムの一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示すデジタルフォトプリントシステムの注文受付機のオーダエントリGUIの一例の注文画面である。
【図4】 本発明のフォトラボ管理システムのオーダトラッキング機能を説明するための説明図である。
【図5】 本発明のフォトラボ管理システムにおける注文処理時間の予測方法の一例を示すフローチャートである。
【図6】 図5に示す注文処理時間の予測方法の具体的な工程の一例のフローチャートである。
【図7】 本発明のフォトラボ管理システムにおけるフィルム注文プロセスのワークフローの一例を示すブロック図である。
【図8】 本発明のフォトラボ管理システムにおけるデジタルメディアの注文処理のワークフローの一例を示すブロック図である。
【図9】 本発明のフォトラボ管理システムにおける撮影フィルムからプリント、CDまたはネットへのアップロードのサービス一例の詳細を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 (フォトラボ)管理システム
12 オーダエントリ機能モジュール
14 オーダ管理機能モジュール
16 顧客情報管理機能モジュール
18 ワークフロー管理機能モジュール
20 オーダトラッキング機能モジュール
22 ワークフロー表示機能モジュール
24 (デジタルフォトプリンタ)自動設定機能モジュール
26 生産情報管理機能モジュール
28 リメーク機能モジュール
30 注文情報データベース (オーダDB)
32 顧客情報データベース(顧客DB)
34 (デジタル)フォトプリンタ
36 生産情報データベース(生産情報DB)
40 (デジタルフォト)プリントシステム
42 注文受付機
44 自動注文受付機
46 システム管理用サーバ
48 イメージアーカイブ
50 デジタルイメージコントローラ(DIコントローラという)
52 オフィス端末
54 通信網
55 XML端子

Claims (9)

  1. 写真フィルムおよび写真用入力画像データの少なくとも一方を含む原稿画像から写真プリントおよび写真用出力画像データの少なくとも一方を含む出力画像を出力する画像出力サービスを顧客に提供するデジタルフォトプリントシステムを用いるフォトラボの管理を行うフォトラボ管理システムであって、
    前記顧客の識別情報、前記顧客の前記原稿画像の種類および形態、前記顧客の前記出力画像の種類、形態および枚数を少なくとも含む注文情報によって前記顧客の注文を受け付けるオーダエントリ機能と、
    受け付けた前記顧客の注文情報を管理するオーダ管理機能と、
    受け付けた前記顧客の注文を処理するスケジュールを管理し、前記顧客の前記出力画像の仕上り時間を予測するワークフロー管理機能と
    前記原稿画像をデジタル画像データとして取得し、取得したデジタル画像データから前記出力画像を出力するデジタルフォトプリンタを前記顧客の注文情報に応じて自動設定する自動設定機能とを備え
    前記オーダ管理機能は、受け付けた前記顧客の注文情報を前記顧客の識別情報と関連付けてオーダデータベースに保存し、
    前記自動設定機能は、前記顧客の識別情報が入力されることにより、その識別情報に基づいて前記オーダデータベースを検索して前記顧客の注文情報を得て、得られた注文情報に応じて前記デジタルフォトプリンタを自動設定することを特徴とするフォトラボ管理システム。
  2. さらに、前記顧客の注文を処理すべき順番で配列したリストを表示する工程状態表示機能を備え
    前記自動設定機能は、前記工程状態表示機能により表示された前記リスト中の前記顧客の注文が選択されることにより、前記オーダデータベースを検索して前記顧客の注文情報を得て、得られた注文情報に応じて前記デジタルフォトプリンタを自動設定することを特徴とする請求項1に記載のフォトラボ管理システム。
  3. 前記ワークフロー管理機能は、前記デジタルフォトプリントシステムを構成する前記出力画像を出力するための2以上のハードウエア資源から、各ハードウエア資源の構成、性能、作業負荷、およびその注文の優先順位に従って、前記顧客の注文を処理する1以上のハードウエア資源を選択して、注文処理のスケジュールを作成し、前記スケジュールを管理するとともに、前記スケジュールによる前記顧客の前記出力画像の仕上り時間を予測することを特徴とする請求項1または2に記載のフォトラボ管理システム。
  4. 前記ワークフロー管理機能は、前記顧客の注文の処理時間が最適となるように、前記ハードウエア資源の選択および前記注文処理のスケジュールの作成を実行することを特徴とする請求項3に記載のフォトラボ管理システム。
  5. 前記デジタルフォトプリントシステムのハードウエア資源は、少なくとも前記オーダエントリ機能を備える注文受付機と、少なくとも前記オーダ管理機能および前記ワークフロー管理機能を備えるサーバと、前記原稿画像をデジタル画像データとして取得し、取得したデジタル画像データから前記出力画像を出力するデジタルフォトプリンタとを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のフォトラボ管理システム。
  6. さらに、前記顧客情報を管理する顧客情報管理機能を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフォトラボ管理システム。
  7. さらに、前記顧客の注文を指定して、指定された注文の状態を確認することができるオーダトラッキング機能を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のフォトラボ管理システム。
  8. さらに、前記デジタルフォトプリントシステムの生産情報を管理する生産情報管理機能を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のフォトラボ管理システム。
  9. さらに、前記原稿画像をデジタル画像データとして取得し、取得したデジタル画像データから前記出力画像を出力するデジタルフォトプリンタにおいて、前記出力画像を作製し直すリメーク機能を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のフォトラボ管理システム。
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