JP3966299B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、キッチンなどのキャビネットに組み込んで使用する加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は特許文献1のように、電力供給後および/または調理終了後、一定時間入力操作が行われないときは、操作部の入力操作を受け付けない構成とし、使用者が知らないうちに子供や小動物などの不測の事態によって操作部が触れられ、加熱部が容易にONにならないようにするものがある。
図8は、特許文献1に記載された従来の加熱調理器を示すものである。
図8に示すように、本体1を使用する場合は、鍋(図示せず)を加熱部2aに載置した後、電源スイッチ3により電源をONにし、次いで操作部4aの電源開閉キーに触れることにより、誘導加熱コイル5aが通電され加熱が開始される。電源がONされると同時に計時手段が時間計測を開始し後、一定時間内に操作部4aの操作キーが操作されない場合は、操作部4aの電源開閉キーの入力操作を受け付けない構成とし、加熱部2aが容易にONにならないようにしている。
特開2003−77634号公報
しかしながら前記従来の構成では、一定時間内に操作キーが操作されない場合は、操作部の入力操作を受け付けなくすることにより、安全性を高めるものであり、操作部4aの電源開閉キーが受け付け状態になっている場合のキー動作や表示や、加熱部2aが容易にONにならない動作の手段等については、特に具体的に記されていないのでわからないという課題を有していた。
本発明は前記従来技術では不明確な課題を解決するもので、電源スイッチを入りにし、誘導加熱手段の通電開始キーが受け付け状態になっている場合であっても、電気抵抗発熱式加熱手段は不用意に加熱開始せず、その加熱開始までの操作手順が解り易い加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の加熱調理器は、外郭を構成する本体と、前記本体の上面に設けたトッププレートと、トッププレートの上に調理容器を載置して加熱する複数の加熱部と、トッププレートの下方に前記加熱部に対応して設けた、少なくとも1つを誘導加熱手段とし、他を電気抵抗発熱式加熱手段とした複数の加熱手段と、トッププレートに配し前記複数の加熱手段に対応して加熱調理を行う条件を触れることで入力するための静電容量式の平面接触式とした操作部と、前記本体上面右前角部に配した電源スイッチとを備え、電気抵抗発熱式加熱手段に対応する操作部は加熱入切キーと加熱入切キーの入動作を可能にするロック解除キーとを備え、誘導加熱手段に対応する前記操作部は加熱入切キーと、前記誘導加熱手段および電気抵抗発熱式加熱手段に対応した前記操作部に近接して、それぞれの入力状態を示す表示部を備え、前記電源スイッチ部は、スイッチ底板で受け止められ前記トッププレートの周囲を囲むプレート枠の裏面側に固定された切入状態非保持型の機械的接点を備え、制御回路は、前記機械的接点の出力を入力し前記加熱手段の電源ラインを開閉する接点開閉素子を制御し前記電源ラインを入り切りするとともに、前記接点開閉素子が閉である状態でいずれの加熱手段にも通電しないで所定時間が経過した際は、前記接点開閉素子の接点を開にし、前記電気抵抗発熱式加熱手段は、前記電源スイッチ部をりとした時、前記加熱入切キーにより通電開始をすることができない通電不可状態であるとともに、前記電気抵抗発熱式加熱手段に対応する前記表示部に前記通電不可状態を表示し、前記通電不可能状態において前記ロック解除キーを操作すると前記加熱入切キーにより通電開始をすることができる通電可能状態になるとともに前記通電不可状態の表示を消去し、前記誘導加熱手段は、前記電源スイッチ部を入りとした時は、前記通電可能状態となり前記操作部に配した前記加熱入切キーより通電開始するものである。
これにより、電気抵抗発熱式加熱手段を使用する際は、本体上面での操作が加熱開始まで3段階の操作手順になることに加え、電源スイッチを入れた際は表示部には通電不可状態を表示し、次に、ロック解除キーを操作した際は通電不可状態の表示を消去するので、1段階毎に表示状態が変化して使用者に注意を喚起し、電源スイッチを入れた後、電気抵抗発熱式加熱手段が不用意に通電されにくくなり、操作手順を解り易くすることができる。
これにより、天面に配置した電源スイッチが不用意に入り難くなり、かつ、加熱手段につながる電気経路が遮断し不用意な加熱手段の通電をなくすことができる。
本発明の加熱調理器は、電源スイッチを入れた後、電気抵抗発熱式加熱手段の不用意な通電がされにくくなり、併せて、操作手順を解り易くすることができる。
第1の発明は、トッププレート上に、複数の加熱部に対応して設けた、少なくとも1つを誘導加熱手段、他を電気抵抗発熱式加熱手段とした複数の加熱手段に対応して加熱調理を行う条件を触れることで入力する静電容量式の平面接触式とした操作部と、操作部に近接してそれぞれの入力状態を示す表示部を備え、本体上面右前角部に配した電源スイッチとを備えている。また、電気抵抗発熱式加熱手段に対応する操作部は加熱入切キーと加熱入切キーの入動作を可能にするロック解除キーとを備え、誘導加熱手段に対応する操作部は加熱入切キーを備えている。電源スイッチ部は、スイッチ底板で受け止められ前記トッププレートの周囲を囲むプレート枠の裏面側に固定された切入状態非保持型の機械的接点を備え、制御回路は、前記機械的接点の出力を入力し前記加熱手段の電源ラインを開閉する接点開閉素子を制御し前記電源ラインを入り切りするとともに、前記接点開閉素子が閉である状態でいずれの加熱手段にも通電しないで所定時間が経過した際は、前記接点開閉素子の接点を開にし、前記電気抵抗発熱式加熱手段は、前記電源スイッチを入りとした時、前記加熱入切キーにより通電開始をすることができない通電不可状態であるとともに、前記電気抵抗発熱式加熱手段に対応する前記表示部に前記通電不可状態を表示し、前記通電不可能状態において前記ロック解除キーを操作すると前記加熱入切キーにより通電開始をすることができる通電可能状態になるとともに前記通電不可状態の表示を消去し、前記誘導加熱手段は、前記電源スイッチ部を入りとした時は、前記通電可能状態となり前記操作部に配した加熱入切キーより通電開始するものである。
これにより、電気抵抗発熱式加熱手段を使用する際は、本体上面での操作が加熱開始まで3段階の操作手順になるとともに、電源スイッチを入れた際は表示部には通電不可状態を表示し、ロック解除キーを操作した際は通電不可状態の表示を消去するので、キー操作1段階毎に表示状態が変化して、電気抵抗発熱式加熱手段の不用意な通電をされにくくできると同時に、操作手順を解り易くすることができる。
第2の発明は、特に第1の発明の動作において、電源スイッチの入り切りに連動して、複数の加熱手段に対応した複数の表示部が点灯および消灯するもので、電源スイッチを入れた際の表示部の通電不可状態の表示により、加熱入切キーを操作しても通電加熱できないこと、および、ロック解除キーを操作した際に通電不可状態の表示が消去されることとを、表示部の点灯により明確に視認できる。また、ロック解除キーを操作した際は通電不可状態の表示が消去され、表示部の状態が他の加熱手段である誘導加熱手段と同一、すなわち表示部が点灯状態のみになり、通電加熱可能状態であることの明確な判別ができる。
第3の発明は、特に第1〜2のいずれか1つの発明において、電気抵抗発熱式加熱手段はロック解除キーと加熱入切キーを操作し加熱開始後加熱停止した際、電源スイッチ入り後の表示部と同様に通電不可状態を表示するもので、平面接触式操作部において電気抵抗発熱式加熱手段による加熱が停止している場合は、必ず通電不可状態の表示と通電開始まで2段以上の操作を備え、不意の電気抵抗発熱式加熱手段の通電を起こりにくくするものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1から図4は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の平面図、斜視図、断面図および部分拡大図を示すものである。
図1から図3において、調理器本体11はキッチンキャビネット12のワークトップ13に設けた開口14に上から落とし込んで組み込まれている。本体11の上面は結晶化ガラスを素材としたトッププレート15の周囲をプレート枠16で囲んで覆われている。本体11のうちワークトップ13に入る部分である外郭の上端はフランジ17に曲げられワークトップ13に係止されている。トッププレート15には加熱部18a、18b、18cが印刷され、トッププレート15を構成する部材内前部には加熱部18a、18b、18cに対応する操作部19a、19b、19cが配されている。操作部19a、19b、19cはトッププレート15に印刷された電極部を触れることで電気的容量が変化することに反応する静電容量式のタッチキーとし、天面に凹凸がないため手入れなどの取扱いがしやすい平面接触式を実現している。
加熱部18a、18b、18cに対応する本体内部には誘導加熱手段を構成する加熱コイル20a、20b(図示せず)と、加熱コイル20a、20b後方に電気抵抗発熱式加熱手段であるラジェントヒーター21が配されている。操作部19a、19b、19cに対応する本体内部には操作回路ユニット22が本体11に係止して固定されている。加熱コイル20a、20bの電源回路である通電制御回路23a、23b(図示せず)が加熱コイル20a、20bの下方に配され、回路ユニット23a、23b(図示せず)に対応した前方で操作回路ユニット22下の位置にそれぞれ冷却ファン24a、24b(図示せず)を配置し、その下方の本体1底面には吸気口25a、25b(図示せず)がある。また、プレート枠16の右前角部には、プレート枠26で囲った電源スイッチ部26が配されている。
プレート枠16はトッププレート15の端面が露出しないよう、トッププレート15を取り囲んでいると同時に、後辺縦壁面には排気口27を設け、本体11内部とはトッププレート15裏面と外郭上端のフランジ17に曲げ部との隙間を介してつながっている。キャビネット12には、ワークトップ13前端から奥まった位置のワークトップ13裏面側とキャビネット最上段引き出しの面板28との隙間に、通気口29がある。
また、電気抵抗発熱式加熱手段であるラジェントヒーター21に対応する操作部19cには、図4に示すように加熱入切キー30と加熱入切キー30の入動作を可能にするロック解除キー31とを備え、誘導加熱手段である加熱コイル20a、20bに対応する操作部19a、19bには誘導加熱手段の加熱入切キー32a、32bを備え、電源スイッチ部26を入にした際には、ラジェントヒーター21は操作部19cに配したロック解除キー31を操作後、加熱入切キー30操作により通電開始し、加熱コイル20a、20bは操作部19a、19bに配した加熱入切キー32a、32b操作により通電開始する。加熱コイル20a、20bおよびラジェントヒーター21に対応した操作部19a、19b、19cに近接して、それぞれの入力状態を示す表示部33a、33b、33cを備える。表示部33a、33b、33cはLCDにより入力状態やタイマー時間、設定温度などを表示するもので、電源スイッチ部26が入り時点は、ラジェントヒーター21は通電不可状態であるとともに、ラジェントヒーター21に対応する表示部33cには通電不可状態を、例えば文字で「ロック中」をLCDに表示し、ロック解除キー31を操作するとラジェントヒーター21が通電可能状態になるとともに通電不可状態の表示「ロック中」を消去している。
また、表示部33a、33b、33cにはLCD表示内容が視認しやすいようバックライトを設けてあり、電源スイッチ部26の入り切りに連動して、加熱コイル20a、20bおよびラジェントヒーター21に対応した複数の表示部部33a、33b、33cのLCDバックライトが点灯および消灯する。
さらに、ラジェントヒーター21はロック解除キー31と加熱入切キー30とを操作して加熱開始し、さらに再度加熱入切キー30を操作して加熱停止した際は、電源スイッチ部26を入れた直後の表示部33cと同様に通電不可状態の表示「ロック中」を表示する。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、ラジェントヒーター21を使用する際は、上面に操作部19a、19b、19c、表示部33a、33b、33c、電源スイッチ部26を全て集約した本体21での操作が、ラジェントヒーター21加熱開始まで電源スイッチ部26と、ロック解除キー31と加熱入切キー30との3段階の操作手順になる。加えて、電源スイッチ部26を入れた際は表示部33cには通電不可状態を表示し、ロック解除キー31を操作した際は通電不可状態の表示を消去するので、キー操作1段階毎に表示状態が変化して、電気抵抗発熱式加熱手段の不用意な通電をされにくくできる。また同時に、キー操作1段階毎に表示状態が変化するので、操作手順を解り易くすることができる。
なお、ラジェントヒーター21が通電可能状態になるとともに通電不可状態の表示は「ロック中」に限るものではなく、ラジェントヒーター21が通電可能状態であることが理解できれば、別の文字や絵などであってもよい。
以上のように、本実施例の形態においては、キー操作1段階毎に表示状態が変化して、電気抵抗発熱式加熱手段の不用意な通電をされにくくできる。また同時に、キー操作1段階毎に表示状態が変化するので、操作手順を解り易くすることができるという効果がある。
また、本実施の形態では、電源スイッチ部26の入り切りに連動して、加熱コイル20a、20bおよびラジェントヒーター21に対応した複数の表示部33a、33b、33cのLCDバックライトが点灯および消灯する。電源スイッチ部26を入れた際の、ラジェントヒーター21の表示部33cが通電不可状態「ロック中」の表示により、加熱入切キー30を操作しても通電加熱できないこと、および、ロック解除キー31を操作した際の通電不可状態「ロック中」の表示消去を、表示部33cのバックライト点灯により明確に視認できる。また、ロック解除キー31を操作した際は通電不可状態の表示「ロック中」が消去され、表示部33cの状態が他の加熱手段である誘導加熱手段の表示と同一な、表示部33a、33b、33cのバックライトが点灯されるのみになり、共通に通電加熱可能状態であることが明確に判別できる。
また、表示部部33a、33b、33cがLCDバックライトで照らされるので、通電不可状態の表示「ロック中」をより読み取りしやすい。なお、動作に関わりキー受付した際には、文字表示、光にあわせてさらに音を発すると、より効果を高めることができる。
また、本実施の形態では、ラジェントヒーター21はロック解除キー31と加熱入切キー30を操作して加熱開始した後加熱停止した際は、本体11通電始め時に電源スイッチ部26入り後と同様に、表示部33cに通電不可状態「ロック中」を表示するもので、静電容量式など平面接触式操作部において、ラジェントヒーター21による加熱が停止している場合は、必ず「ロック中」など通電不可状態の表示と通電開始までロック解除キー31と加熱入切キー30の2段以上の操作を備えており、不意な電気抵抗発熱式加熱手段の通電を起こりにくくできる。
なお、ラジェントヒーター21を一旦加熱開始した後、加熱停止する場合として、再度加熱入切キー30を操作して調理終了する場合や、ラジェントヒーター21が所定時間連続通電後自動的に加熱停止する場合、ラジェントヒーター21に対応した操作部19cにタイマーがあり、タイマー設定時間後にラジェントヒーター21が加熱停止する場合などがある。
電源スイッチ部26入り後、LCDバックライトが点灯するものにあっては、「ロック中」の文字有無という状態変化がより識別しやすくなり、不意な電気抵抗発熱式加熱手段の通電がより起こりにくくなる。
(実施の形態2)
図5から図7は、本発明の第2の実施の形態の加熱調理器の部分拡大図、要部断面図、およびブロック図を示すものである。
実施形態1で述べた構成、動作は共通のもので、電源スイッチ部26の構成をさらに詳しく述べるものである。
図6は図5の断面を示す。電源スイッチ部26は、表面にパネルシート34をプレート枠16に貼り付け、内側にはパネルシート34の操作力を伝えるキートップ35と、キートップ35により接点接触する切入状態非保持型の機械的接点36とがある。機械的接点36をスイッチ底板37で受け止め、ネジ38でプレート枠16の裏面側に固定している。
図7において、機械的接点36と、制御回路39と、制御回路39により動作信号を受け加熱コイル20a、20bとラジェントヒーター21の電源ラインを開閉する接点開閉素子であるリレー40とから電源スイッチ装置41が成っている。加熱手段である加熱コイル20a、20bとラジェントヒーター21の通電制御回路23a、23bへの電源供給ラインを、電源スイッチ装置41を構成するリレー40で入り切りする。
電源スイッチ装置41が入り状態であるが、加熱コイル20a、20bとラジェントヒーター21のいずれの加熱手段にも通電しない状態が所定時間経過した際は、リレー40の接点を開にすべく制御回路39が出力を切ることで、電源スイッチ装置41を自動的に切にすることが構成でき、加熱手段である加熱コイル20a、20bとラジェントヒーター21につながる電気経路とが遮断され、電源スイッチ装置41を再度入りにしない限り、不用意な操作部19cの触れにより赤熱する加熱手段であるラジェントヒーター21が通電することがなくなるものである。
また、機械的接点36を状態非保持型とするので、機械接点を構成する電源スイッチ素子を表面実装型タクトスイッチで構成でき、小型・薄型化が実現できる。これにより、パネルシート34をプレート枠16に貼り付けた下方の厚さの範囲でスイッチ部26の接点構成を実現でき、電源スイッチ装置41の操作面であるパネルシート34の上面が周囲の枠であるプレート枠16の上端面よりも低い位置になるよう、プレート枠16に貼り付けて成るので、スイッチ部26が天面上端面高さであるプレート枠16から突起することなく、鍋などはプレート枠16に当たることによりスイッチ部26に触れないので電源スイッチ装置41は不用意な入りになりにくくできる。かつ、静電容量式など平面接触式ではなく機械接点を有するので、単に触れるだけでなく、機械的接点のストローク分の動作で押さなければ電源スイッチ装置41は入らないものになり、電源スイッチ装置41が不用意に入らないものになる。
また、電源スイッチ構成41は少なくとも切入状態非保持型の機械的接点36と、制御回路39と、加熱手段の電源ラインを開閉する接点開閉素子であるリレー40から成るので、機械的接点36が切入状態非保持型であることから、電気的に接点開閉素子であるリレー40を開閉すればよく、加熱コイル20a、20b、ラジェントヒーター21の加熱手段につながる電気経路を電気的に遮断する構成が容易に実現できる。
また、プレート枠16の裏面に機械的接点26を固定するので、接点位置がパネルシート34から一定位置に固定され、操作感のバラツキを少なくできる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、電気抵抗発熱式加熱手段は操作部に配したロック解除キーを操作後、加熱入切キー操作により通電開始し、加熱手段に対応した操作部に近接して、それぞれの入力状態を示す表示部を備え、電源スイッチ入時は、電気抵抗発熱式加熱手段は通電不可状態であるとともに、電気抵抗発熱式加熱手段に対応する表示部には通電不可状態を表示し、ロック解除キーを操作すると通電可能状態になるとともに通電不可状態の表示を消去するもので、電気抵抗発熱式加熱手段を使用する際は、本体上面での操作が加熱開始まで3段階の操作手順になるとともに、電源スイッチを入れた際は表示部には通電不可状態を表示し、ロック解除キーを操作した際は通電不可状態の表示を消去するので、キー操作1段階毎に表示状態が変化して、電気抵抗発熱式加熱手段が不用意に通電されにくくできると同時に、操作手順誤解を解り易くすることができるので組み込み式の加熱調理器等に適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の平面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の部分拡大図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の部分拡大図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の要部拡大図 本発明の実施の形態2における加熱調理器のブロック図 従来例における加熱調理器の斜視図
符号の説明
11 本体
15 トッププレート
16 プレート枠
18a、18b、18c 加熱部
19a、19b、19c 操作部
20a、20b 加熱コイル(誘導加熱手段)
21 ラジェントヒーター(電気抵抗発熱式加熱手段)
23a、23b 通電制御回路ユニット
26 電源スイッチ部(電源スイッチ)
30 加熱入切キー
31 ロック解除キー
32a、32b 誘導加熱手段の加熱入切キー
33a、33b、33c 表示部
34 パネルシート
36 機械的接点
39 制御回路
40 リレー(接点開閉素子)
41 電源スイッチ装置(電源スイッチ)

Claims (3)

  1. 外郭を構成する本体と、前記本体の上面に設けたトッププレートと、前記トッププレートの上に調理容器を載置して加熱する複数の加熱部と、前記トッププレートの下方に前記加熱部に対応して設けた、少なくとも1つを誘導加熱手段とし、他を電気抵抗発熱式加熱手段とした複数の加熱手段と、前記トッププレートに配し前記複数の加熱手段に対応して加熱調理を行う条件を触れることで入力するための静電容量式の平面接触式とした操作部と、前記本体上面右前角部に配した電源スイッチとを備え、前記電気抵抗発熱式加熱手段に対応する前記操作部は加熱入切キーと前記加熱入切キーの入動作を可能にするロック解除キーとを備え、前記誘導加熱手段に対応する前記操作部は加熱入切キーと、前記誘導加熱手段および電気抵抗発熱式加熱手段に対応した前記操作部に近接して、それぞれの入力状態を示す表示部を備え、前記電源スイッチ部は、スイッチ底板で受け止められ前記トッププレートの周囲を囲むプレート枠の裏面側に固定された切入状態非保持型の機械的接点を備え、制御回路は、前記機械的接点の出力を入力し前記加熱手段の電源ラインを開閉する接点開閉素子を制御し前記電源ラインを入り切りするとともに、前記接点開閉素子が閉である状態でいずれの加熱手段にも通電しないで所定時間が経過した際は、前記接点開閉素子の接点を開にし、前記電気抵抗発熱式加熱手段は、前記電源スイッチを入りとした時、前記加熱入切キーにより通電開始をすることができない通電不可状態であるとともに、前記電気抵抗発熱式加熱手段に対応する前記表示部に前記通電不可状態を表示し、前記通電不可能状態において前記ロック解除キーを操作すると前記加熱入切キーにより通電開始をすることができる通電可能状態になるとともに前記通電不可状態の表示を消去し、前記誘導加熱手段は、前記電源スイッチ部を入りとした時は、前記通電可能状態となり前記操作部に配した前記加熱入切キーより通電開始する加熱調理器。
  2. 電源スイッチの入り切りに連動して、複数の加熱手段に対応した複数の表示部が点灯および消灯してなる請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 電気抵抗発熱式加熱手段は、加熱入切キーを操作し加熱開始後加熱停止した際、電源スイッチ入り後の表示部に通電不可状態を表示する状態に戻ってなる請求項1またはに記載の加熱調理器。
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