JP3964180B2 - ディスクブレーキ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、異音の発生を防止することができるディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスクブレーキとして、例えば、特開平8−226470号公報、特開平8−74898号公報、特開2000−74107号公報等に開示されたものがある。これら公報に開示されたディスクブレーキは、互いに対向する支持凹部を有しこれら支持凹部がディスク円周方向に離間して配設されるキャリアと、屈曲凹部を有し屈曲凹部が支持凹部に挿入された状態でキャリアに保持される一対のパッドガイドと、両側に凸部が形成された裏金にライニングを固着してなるとともに、凸部が屈曲凹部に挿入されることによりパッドガイドに案内されてディスク軸線方向に摺動する一対のパッドと、両パッドを両外側からディスク方向に押圧するキャリパとを有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構成のディスクブレーキは、制動時にパッドガイドの屈曲凹部のディスク半径方向における外側の面部がキャリアの支持凹部のディスク半径方向における外側の面部と接触して擦れることがあり、この擦れに起因して異音を生じてしまうことがあった。
【0004】
本発明は、制動時にパッドガイドの屈曲凹部のディスク半径方向における外側の面部とキャリアの支持凹部のディスク半径方向における外側の面部とが接触して擦れることを防止することにより、この擦れに起因して生じる異音を防止することができるディスクブレーキの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のディスクブレーキは、キャリアとパッドとがディスク円周方向に凹凸嵌合し、該凹凸嵌合部分よりもディスク半径方向内側でパッドの制動トルクをキャリアへ伝達するとともに、当該キャリアとパッドとの間に前記パッドをディスク半径方向外側に付勢するパッドガイドが設けられたディスクブレーキにおいて、前記キャリアとパッドとの凹凸嵌合部における対向部のうち、前記パッドを付勢する方向と対向する位置の前記キャリアの面と前記パッドガイドとの対向部の間に常時クリアランスが保持されることを特徴としている。
【0006】
このように、キャリアとパッドとの凹凸嵌合部における対向部のうち、パッドを付勢する方向と対向する位置のキャリアの面とパッドガイドとの対向部の間に常時クリアランスが保持されるため、制動時においても、このキャリアの面とパッドガイドとが接触して擦れることを防止することができる。
【0007】
本発明の請求項2記載のディスクブレーキは、互いに対向する支持凹部を有しこれら支持凹部がディスク円周方向に離間して配設されるキャリアと、屈曲凹部を有し該屈曲凹部が前記支持凹部に挿入された状態で前記キャリアに保持される一対のパッドガイドと、両側に凸部が形成された裏金にライニングを固着してなるとともに、前記凸部が前記屈曲凹部に挿入されることにより前記パッドガイドに案内されてディスク軸線方向に摺動し、前記凸部よりもディスク半径方向内側の面で制動トルクを前記キャリアへ伝達するとともに前記パッドガイドによりディスク半径方向外側に付勢されるパッドと、該パッドをディスク方向に押圧するキャリパと、を有するディスクブレーキにおいて、前記パッドガイドには、前記パッドを付勢する方向と同方向に前記屈曲凹部よりも突出して前記屈曲凹部と前記キャリアの前記支持凹部との間にクリアランスを常時保持するクリアランス保持部が設けられていることを特徴としている。
【0008】
このように、パッドガイドには、パッドを付勢する方向と同方向に前記屈曲凹部よりも突出して屈曲凹部とキャリアの支持凹部との間にクリアランスを常時保持するクリアランス保持部が設けられているため、制動時においても、パッドガイドの屈曲凹部のパッド付勢方向と同方向の面部とキャリアの支持凹部のパッド付勢方向に対向する面部とが接触して擦れることを防止することができる。
【0009】
本発明の請求項3記載のディスクブレーキは、請求項2記載のものに関して、前記クリアランス保持部は、前記屈曲凹部の中間部から切り起こされて前記パッドを付勢する方向と対向する位置の前記キャリアの前記支持凹部の面に当接してなることを特徴としている。
【0010】
このように、クリアランス保持部が、屈曲凹部の中間部から切り起こされてなるため、プレス成形によりクリアランス保持部をパッドガイドに一体に成形できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態のディスクブレーキを図面を参照して以下に説明する。なお、以下においては、車両を制動可能な正規位置に配置された状態をもって説明する。
【0012】
本実施形態のディスクブレーキ10は、図1に示すように、ディスク11の軸線方向(図1における紙面直交方向)および半径方向(図1における上下方向)のいずれにおいても位置固定となるよう車両の非回転部に取り付けられるキャリア12と、このキャリア12にディスク円周方向(図1における左右方向)に間隔をあけて配設される一対のパッドガイド13と、ディスク11の両側にディスク11を挾むよう配置された状態で一対のパッドガイド13を介してキャリア12に摺動可能に支持される一対(一方のみ図示)のパッド14と、キャリア12の二カ所の摺動案内部16に図示せぬスライドピンを介してディスク軸線方向に摺動自在となるよう支持されてパッド14を両外側からディスク方向に押圧するキャリパ17とで主に構成された、いわゆるピンスライド型のものである。
【0013】
パッド14は、共に、ディスク11に接触して摩擦力を発生させる図示せぬライニングと、ライニングを固着状態で保持する裏金20とを有しており、ライニング同士を対向させた状態でディスク11に対し両側に配置される。
【0014】
裏金20は、ディスク円周方向における両側に突出する凸部23を有する鏡面対象形状をなしている。凸部23は、図2に示すように、ディスク軸線方向(図2における紙面直交方向)に沿うとともにディスク半径方向(図2における上下方向)における外側(図2における上側)に配置される面部24と、ディスク軸線方向に沿うとともにディスク半径方向における内側(図2における下側)に配置される面部25と、ディスク軸線方向に沿うとともにディスク円周方向における端部に配置される端面部26とを有している。この端面部26は、互いに平行をなす面部24および面部25に対し直交している。
【0015】
図1に示すように、キャリア12は、ディスク円周方向における両端位置となるように配置されるとともにキャリパ17を支持する上記した摺動案内部16と、これら摺動案内部16から、ディスク軸線方向におけるディスク11の一側においてそれぞれディスク半径方向内方に一旦延出する内方延出部29と、これら内方延出部29同士を延出先端側において連結させる連結部30と、摺動案内部16から、ディスク軸線方向におけるディスク11の前記と逆側においてそれぞれディスク半径方向内方に延出する内方延出部31と、これら内方延出部31同士を連結させるアウタービーム32とを有している。すなわち、内方延出部29と内方延出部31との間にディスク11が配置され、これら内方延出部29,31同士を摺動案内部16がディスク11の半径方向外側を越えて連結させる。
【0016】
そして、内方延出部29,31の内側位置には、それぞれ、ディスク円周方向に一段凹む支持凹部33がディスク軸線方向に延在するように形成されており、これら支持凹部33は、互いに対向しディスク円周方向に離間して配設されている。
【0017】
支持凹部33は、図2に示すように、ディスク軸線方向に沿いかつディスク円周方向(図2における左右方向)に沿うとともにディスク半径方向における外側に配置される面部34と、ディスク軸線方向に沿いかつディスク円周方向に沿うとともにディスク半径方向における内側に配置される面部35と、これら面部34,35の間にディスク軸線方向に沿って配置される底面部36とを有している。この底面部36は、互いに平行をなす面部34,35に対し直交している。
【0018】
パッドガイド13は、パッド14のディスク軸線方向の摺動を案内するもので、図3(a)に示すように、鏡面対称形状をなしている。パッドガイド13は、ディスク軸線方向(図3(a)における左右方向)に沿い、かつディスク半径方向(図3(a)における上下方向)に沿うとともに、ディスク軸線方向における中央のディスク半径方向内側(図3(a)における下側)にディスク11を通過させるための通過凹部37が形成された案内板部38と、この案内板部38の通過凹部37の底部側からディスク円周方向(図3(b)における左右方向)の一側に突出する係止板部39と、案内板部38のディスク半径方向内側の端部からディスク円周方向における係止板部39と逆側に延出する付勢板部40とを有している。
【0019】
パッドガイド13の案内板部38のディスク半径方向における中間位置には、ディスク円周方向における係止板部39と同側に一段凹む形状の屈曲凹部41が形成されている。この屈曲凹部41は、案内板部38からこれに垂直をなしディスク軸線方向かつディスク円周方向に沿って係止板部39と同側(すなわちパッド14に対し反対側)に延出する板部42と、板部42よりもディスク半径方向内側からこの板部42と平行に延出する板部43と、これら板部42,43の間にディスク軸線方向に沿って設けられる底板部44とを有している。この底板部44は、板部42および板部43に対し直交している。
【0020】
ここで、図2に示すように、パッドガイド13はその屈曲凹部41においてキャリア12の支持凹部33に挿入される。この状態で、図示は略すが係止板部39がキャリア12の内方延出部29,31間に嵌合されている。なお、屈曲凹部41のディスク半径方向における外幅は、支持凹部33のディスク半径方向における幅よりも小さくされている。また、屈曲凹部41のディスク半径方向における内幅は、図3(b)に示すように、その底板部44側の幅H2の方が底板部44に対し反対側(開口部側)の幅H1よりも若干広くされている(H1<H2)。
【0021】
そして、パッドガイド13には、図2に示すように、屈曲凹部41よりもディスク半径方向における外側に突出して屈曲凹部41の板部42とキャリア12の支持凹部33の面部34との間にクリアランスを常時保持するクリアランス保持板部(クリアランス保持部)46が形成されている。このクリアランス保持板部46は、図3に示すように、屈曲凹部41のディスク軸線方向における中間部からディスク円周方向における外側に若干切り起こされてなるもので、屈曲凹部41の底板部44からディスク円周方向外側に若干傾斜しつつディスク半径方向外方に延出する第1板部47と、この第1板部47の先端からディスク円周方向内側に傾斜しつつディスク半径方向外方に延出する第2板部48とを有している。ここで、第2板部48の先端部は、屈曲凹部41の板部42よりもディスク半径方向外側に突出している。
【0022】
このようなパッドガイド13は、図2に示すように、その屈曲凹部41においてキャリア12の支持凹部33に挿入され、係止板部39がキャリア12の内方延出部29,31間に嵌合されることで、キャリア12に取り付けられることになる。なお、キャリア12のディスク円周方向における両側にそれぞれパッドガイド13が取り付けられる。
【0023】
このようにキャリア12に取り付けられた状態で、パッドガイド13は、そのクリアランス保持板部46が支持凹部33の面部34に当接し、若干屈曲することにより付勢力を発生させて屈曲凹部41をディスク半径方向において面部34から離間する方向に付勢する。その結果、屈曲凹部41は、その板部42を支持凹部33の面部34から離間させるとともに、その板部43を支持凹部33の面部35に当接させる。なお、クリアランス保持板部46は、制動トルクが導入される制動時を含む常時において、屈曲凹部41の板部42を支持凹部33の面部34から離間させてこれらの間にクリアランスCを保持するようにその付勢力が設定されている。
【0024】
また、パッドガイド13がその屈曲凹部41においてキャリア12の支持凹部33に挿入された状態で、屈曲凹部41の底板部44は、支持凹部33の底面部36から離間し、この底面部36との間に常にクリアランスを保持するようになっている。
【0025】
なお、このパッドガイド13は、板部材からプレス成形されるようになっており、クリアランス保持板部46を含んで全体として一体成形されている。
【0026】
そして、このようにキャリア12のディスク円周方向両側に取り付けられた一対のパッドガイド13の屈曲凹部41に両側の凸部23を挿入させてパッド14がこれらパッドガイド13に支持されることになる。このとき、パッド14は、パッドガイド13の付勢板部40によってディスク半径方向外方に付勢される。なお、パッド14は、一対のものがディスク11の軸線方向における両側に配置されるようにしてそれぞれディスク円周方向における両側のパッドガイド13に支持される。
【0027】
ここで、パッド14の凸部23のディスク半径方向における幅は、屈曲凹部41のディスク半径方向における内幅よりも小さくされており、その結果、パッドガイド13に支持されたパッド14の凸部23は、その面部24が屈曲凹部41の板部42に当接し、その面部25が屈曲凹部41の板部43から離間する。すなわち、パッド14の凸部23は屈曲凹部41に対し半径方向内側にクリアランスを保持する。また、パッド14の凸部23の端面部26は、屈曲凹部41の底板部44に対し離間しており、この底板部44との間にクリアランスを保持するようになっている。
【0028】
図1に示すように、キャリパ17は、図示せぬ一方のパッドのディスク10に対し反対側に対向配置される図示せぬシリンダ部と、このシリンダ部の一側からディスク11の外周部を跨いで延出するディスクパス部52と、このディスクパス部52のシリンダ部に対し反対側から他方のパッド14のディスク10に対し反対側に対向配置される爪部53とを有している。
【0029】
そして、シリンダ部には、ディスク11側に開口するよう断面円形状をなす図示せぬボアが設けられており、このボアには、図示せぬピストンが摺動自在に嵌合されている。このピストンは、一方のパッドを押圧することになり、爪部53は、このピストンの押圧による反力で他方のパッド14を押圧し、その結果、キャリパ17は、両パッド14を両外側からディスク11の方向に押圧する。
【0030】
以上に述べた本実施形態のディスクブレーキ10によれば、パッドガイド13には、屈曲凹部41よりもディスク半径方向における外側に突出して屈曲凹部41の板部42とキャリア12の支持凹部33の面部34との間にクリアランスを常時保持するクリアランス保持板部46が設けられているため、制動時においても、パッドガイド13の屈曲凹部41の板部42のディスク半径方向における外側の面部42aとキャリア12の支持凹部33のディスク半径方向における外側の面部34とが接触して擦れることを防止することができる。したがって、この擦れに起因して生じる異音を防止することができる。
【0031】
しかも、クリアランス保持板部46が、屈曲凹部41のディスク軸線方向における中間部から切り起こされてなるものであるため、プレス成形によりクリアランス保持板部46をパッドガイド13に一体に成形できる。したがって、コスト増を抑えることができる。
【0032】
なお、以上においては、キャリア12とパッド14とがディスク円周方向に凹凸嵌合し、キャリア12とパッド14との間にパッド14をディスク半径方向に付勢するパッドガイド13が設けられたものにおいて、パッド14に凸部23が設けられ、キャリア12に支持凹部33が設けられる場合に、キャリア12とパッド14との凹凸嵌合部における対向部のうち、ディスク外径側に位置するキャリア12の面部を有する対向部のキャリア12の面部34とパッドガイド13の面部42aとの間に常時クリアランスが保持される例を説明したが、パッドに凹部が設けられ、キャリアに凸部が設けられるものにおいても、キャリアとパッドとの凹凸嵌合部における対向部のうち、ディスク外径側に位置するキャリアの面部を有する対向部のキャリアの面部とパッドガイドの面部との間に常時クリアランスを保持するようにすればよい。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のディスクブレーキによれば、キャリアとパッドとの凹凸嵌合部における対向部のうち、パッドを付勢する方向と対向する位置のキャリアの面とパッドガイドとの対向部の間に常時クリアランスが保持されるため、制動時においても、このキャリアの面とパッドガイドとが接触して擦れることを防止することができる。したがって、この擦れに起因して生じる異音を防止することができる。
【0034】
本発明の請求項2記載のディスクブレーキによれば、パッドガイドには、パッドを付勢する方向と同方向に前記屈曲凹部よりも突出して屈曲凹部とキャリアの支持凹部との間にクリアランスを常時保持するクリアランス保持部が設けられているため、制動時においても、パッドガイドの屈曲凹部のパッド付勢方向と同方向の面部とキャリアの支持凹部のパッド付勢方向に対向する面部とが接触して擦れることを防止することができる。したがって、この擦れに起因して生じる異音を防止することができる。
【0035】
本発明の請求項3記載のディスクブレーキによれば、クリアランス保持部が、屈曲凹部の中間部から切り起こされてなるため、プレス成形によりクリアランス保持部をパッドガイドに一体に成形できる。したがって、コスト増を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のディスクブレーキを示す正面図である。
【図2】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの図1におけるA部拡大図である。
【図3】 本発明の一実施形態のディスクブレーキのパッドガイドを示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)を右から見た側面図である。
【符号の説明】
10 ディスクブレーキ
11 ディスク
12 キャリア
13 パッドガイド
14 パッド
17 キャリパ
20 裏金
23 凸部
33 支持凹部
41 屈曲凹部
46 クリアランス保持板部(クリアランス保持部)
Claims (3)
- キャリアとパッドとがディスク円周方向に凹凸嵌合し、該凹凸嵌合部分よりもディスク半径方向内側でパッドの制動トルクをキャリアへ伝達するとともに、当該キャリアとパッドとの間に前記パッドをディスク半径方向外側に付勢するパッドガイドが設けられたディスクブレーキにおいて、
前記キャリアとパッドとの凹凸嵌合部における対向部のうち、前記パッドを付勢する方向と対向する位置の前記キャリアの面と前記パッドガイドとの対向部の間に常時クリアランスが保持されることを特徴とするディスクブレーキ。 - 互いに対向する支持凹部を有しこれら支持凹部がディスク円周方向に離間して配設されるキャリアと、
屈曲凹部を有し該屈曲凹部が前記支持凹部に挿入された状態で前記キャリアに保持される一対のパッドガイドと、
両側に凸部が形成された裏金にライニングを固着してなるとともに、前記凸部が前記屈曲凹部に挿入されることにより前記パッドガイドに案内されてディスク軸線方向に摺動し、前記凸部よりもディスク半径方向内側の面で制動トルクを前記キャリアへ伝達するとともに前記パッドガイドによりディスク半径方向外側に付勢されるパッドと、
該パッドをディスク方向に押圧するキャリパと、を有するディスクブレーキにおいて、
前記パッドガイドには、前記パッドを付勢する方向と同方向に前記屈曲凹部よりも突出して前記屈曲凹部と前記キャリアの前記支持凹部との間にクリアランスを常時保持するクリアランス保持部が設けられていることを特徴とするディスクブレーキ。 - 前記クリアランス保持部は、前記屈曲凹部の中間部から切り起こされて前記パッドを付勢する方向と対向する位置の前記キャリアの前記支持凹部の面に当接してなることを特徴とする請求項2記載のディスクブレーキ。
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