JP3958944B2 - 多機能入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つ以上の外部電気機器と、それらに付随する複数の調整可能な機能を集中制御する多機能入力装置に係り、特に、当該多機能入力装置とホストコンピュータ等の電気機器を統制する部分との間の信号の伝送方式及び操作部の操作に所要の感触を付与するアクチュエータの駆動方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車載された各種の電気機器、例えばエアコン、AM/FMチューナ、CD/MDプレーヤ、オーディオアンプ、ナビゲーションシステムなどを1つ又は少数の多機能入力装置を用いて集中制御する技術が提案されている。
【0003】
図7に、従来より知られているこの種の多機能入力装置の一例を示す。この図から明らかなように、本例の多機能入力装置は、操作部101と、当該操作部101の操作状態を検出する検知部102と、前記操作部101に外力を付与するアクチュエータ103と、複数の電気装置104a〜104nを集中制御するホストコンピュータ105との間で信号の授受を行い、当該ホストコンピュータ105からの指令に基づいて前記アクチュエータ103の駆動を制御する制御部106とから構成されている。前記ホストコンピュータ105には、ディスプレイ装置107とメモリ108とが付設されており、前記メモリ108には、前記制御部106から送信された検知信号aと前記ディスプレイ装置107の表示信号bとに対応する前記アクチュエータ103の駆動信号cと、前記検知信号aと前記表示信号bとに対応する前記電気装置104a〜104nの操作信号d1〜dnとが記憶されている。
【0004】
前記制御部106は、前記操作部101が操作されたとき、前記検知部102から出力された検知信号aを前記ホストコンピュータ105に送信する。前記ホストコンピュータ105は、当該検知部102から送信された検知信号aと前記メモリ108に記憶されたディスプレイ装置107の表示信号bとから対応するアクチュエータ103の駆動信号cをメモリ108より読み出し、前記制御部106に送信する。前記制御部106は、前記ホストコンピュータ105より送信された駆動信号cに基づいて、前記アクチュエータ103を駆動する。また、前記ホストコンピュータ105は、検知部102から送信された検知信号aと前記メモリ108に記憶されたディスプレイ装置107の表示信号bとから対応する電気装置104a〜104nの操作信号d1〜dnをメモリ108より読み出し、所要の電気装置104a〜104nに送信する。当該所要の電気装置は、前記ホストコンピュータ105より送信された操作信号d1〜dnに基づいて、検知信号aにより指示された機能を調整する。
【0005】
かように、本例の本例の多機能入力装置は、1つの多機能入力装置を操作することによって複数の電気装置104a〜104nを集中制御することができるので、各電気装置104a〜104nを個別に操作する場合に比べて、所望の電気装置104a〜104nの機能調整等を容易に行うことができる。また、本例の多機能入力装置は、ホストコンピュータ105より制御部106に検知信号a及び表示信号bに対応する駆動信号cを送信してアクチュエータ103を駆動するので、調整しようとする電気装置104a〜104nの機能に応じた感触を操作部101に付与することができ、各種の電気装置の各種の機能調整を容易かつ好感触に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例に係る多機能入力装置は、制御部106からホストコンピュータ105に検知部102より出力された検知信号aを送信し、ホストコンピュータ105から制御部106にアクチュエータ103の駆動信号cを送信するので、多機能入力装置単体で自己完結的に電気装置104a〜104nの機能調整を行うことができないこと、及び、制御部106とホストコンピュータ105との間で送受信される信号量が多いことから、ホストコンピュータ105の負担が大きく、複数の電気装置104a〜104nの機能調整を高能率に行うことが難しいという問題がある。この種の不都合は、多機能入力装置を用いて調整しようとする電気装置104a〜104nの数及び機能の数が増えるほど顕著になる。
【0007】
本発明は、かかる従来技術の不備を解消するためになされたものであって、その課題とするところは、ホストコンピュータの負担を軽減できて複数の電気装置の各種の機能調整を容易かつ高速に行うことができる多機能入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を解決するため、第1に、操作部と、当該操作部の操作状態を検出し検知信号を出力する検知部と、前記操作部に外力を付与するアクチュエータと、少なくとも1つ以上の外部電気装置を制御する第2制御部との間で信号の授受を行い、当該第2制御部からの指令に基づいて前記アクチュエータの駆動を制御する第1制御部とを有し、前記第1制御部には、アクチュエータ駆動信号の検知信号に対する変化を示す複数のアクチュエータ駆動特性が記憶されると共に、それぞれのアクチュエータ駆動特性と感触番号情報との対応関係、及び検知信号と機能番号情報との対応関係が記憶された機能/感触ライブラリを備え、前記第1制御部は、前記第2制御部より出力された前記感触番号情報を受信した状態で前記操作部が操作されたとき、前記機能/感触ライブラリより受信された感触番号情報に対応するアクチュエータ駆動特性を読み出し、この読み出されたアクチュエータ駆動特性から前記検知部より出力される検知信号に応じたアクチュエータ駆動信号を求め、この求められたアクチュエータ駆動信号に基づいて前記アクチュエータの駆動を制御すると共に、前記機能/感触ライブラリより前記検知信号に対応する機能番号情報を読み出して前記第2制御部に送信し、当該第2制御部を介して前記少なくとも1つ以上の外部電気装置を選択的に制御するという構成にした。
【0009】
このように、多機能入力装置に機能/感触ライブラリを備えると、第2制御部に当該機能/感触ライブラリを記憶するメモリを備える場合に比べて、多機能入力装置の自己完結性を高めることができるので、第2制御部の負担を軽減することができる。また、第1制御部と第2制御部との間で感触番号情報及び機能番号情報を送受信するという構成にすると、検知信号a及び駆動信号cを送受信する場合に比べて第1制御部と第2制御部との間で送受信される信号の信号量を減少することができるので、第2制御部の負担をより一層軽減することができる。よって、これらのことから、電気装置の機能調整の容易化及び高速化又は1つの多機能入力装置で操作可能な電気機器の機能数の増加を図ることができる。
【0010】
また、本発明は、前記の課題を解決するため、第2に、前記第1の課題解決手段に記載の操作部を多方向に操作可能とし、前記検知部より前記操作部の操作方向に応じた複数種類の検知信号を出力するという構成にした。
【0011】
このように、操作部を多方向に操作可能とし、検知部より操作部の操作方向に応じた複数種類の検知信号を出力すると、1つの多機能入力装置に複数の操作部を備える場合に比べて操作部を集約化することができるので、多機能入力装置の小型化及び多機能化を図ることができると共に、その操作性を改善することができる。
【0012】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するため、第3に、前記第1の課題解決手段に記載のアクチュエータ駆動特性を、複数ポジション切替ロータリスイッチ、センター復帰力付き複数ポジション切替ロータリスイッチ、複数ディテント付きエンコーダ又は可変抵抗器を手動で操作する際に得られる操作感触にするという構成にした。
【0013】
電気機器の機能調整手段としては、これらのスイッチやエンコーダそれに可変抵抗器が用いられる。したがって、多機能入力装置の機能/感触ライブラリに記憶されるアクチュエータ駆動特性をこれら各機能調整手段を手動で操作する際に得られる操作感触にすると、操作部を操作したとき、ユーザに、これらの各機能調整手段のいずれかを操作しているのと同等の操作感触を与えることができるので、多機能入力装置の操作性を改善することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る多機能入力装置の一例を、図1乃至図3に基づいて説明する。図1は実施形態例に係る多機能入力装置の構成図、図2は実施形態例に係る操作部、検知部及びアクチュエータの構成図、図3は実施形態例に係る機能/感触ライブラリの構成を示す表図である。
【0015】
図1に示すように、本例の多機能入力装置は、操作部1と、当該操作部1の操作状態を検出する第1検知部2及び第2検知部3と、前記操作部1に外力を付与するアクチュエータ4と、複数の電気装置5a〜5nを集中制御する第2制御部であるホストコンピュータ6との間で信号の授受を行い、当該ホストコンピュータ6からの指令に基づいて前記アクチュエータ4の駆動を制御する第1制御部である制御部7と、前記第1検知部2及び第2検知部3より出力される第1検知信号a1及び第2検知信号a2に対応する前記アクチュエータ4を駆動するためのデータ及び前記ホストコンピュータ6を介して前記電気装置5a〜5nを操作するためのデータが記憶された機能/感触ライブラリ8とから構成されている。なお、ホストコンピュータ6には、ディスプレイ装置9を付設することができる。
【0016】
図2に示すように、前記操作部1は、第1検知部2及び第2検知部3の操作軸1aに取り付けられ、当該操作軸1aを介して前記第1検知部2を回転操作すると共に、第2検知部3をプッシュ操作するようになっている。前記第1検知部2としては、ロータリエンコーダやロータリ形可変抵抗器などのロータリ形の位置信号検出器を用いることができ、前記第2検知部3としては、ダブルアクションタクトスイッチなどのプッシュ形のスイッチを用いることができる。なお、図2には、第1検知部2として、コード板2aと当該コード板2aに形成されたコードを検出するセンサ2bとからなるロータリエンコーダを用いた例が図示されている。
【0017】
また、図2に示すように、前記アクチュエータ4は、前記操作軸1aの末端部に取り付けられ、当該操作軸1aを介して前記操作部1に外力を付与し、ユーザに所要の操作感触を感得させるようになっている。当該アクチュエータ4としては、回転モータ、リニアモータ又はソレノイドなどを用いることができる。
【0018】
前記電気装置5a〜5nとしては、公知に属する任意の電気装置を接続することができるが、本例の多機能入力装置を車載電気機器の集中制御装置として適用する場合には、例えばエアコン、AM/FMチューナ、CD/MDプレーヤ、オーディオアンプ、ナビゲーションシステムなどが接続される。
【0019】
機能/感触ライブラリ8には、図3に示すように、前記第1検知部2より出力される検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号(反力)の変化を示す複数のアクチュエータ駆動特性11と、当該アクチュエータ駆動特性11及び前記検知信号a1の組み合わせを特定する番号からなる感触番号情報12と、前記第1検知部2より出力される検知信号a1及び前記第2検知部3より出力される検知信号a2を特定する番号からなる機能番号情報13とが記憶されている。
【0020】
前記感触番号情報12は、前記複数のアクチュエータ駆動特性11のそれぞれに割り振られた装置番号12aと、各アクチュエータ駆動特性11における前記操作部1の各操作位置に割り振られた位置指定番号12bとからなり、前記機能番号情報13は、各アクチュエータ駆動特性11における前記操作部1の各操作範囲に割り振られたハプティック位置番号13aと、前記第2検知部3の各動作状態に割り振られたタクトスイッチ番号13bとからなる。
【0021】
装置番号「1」は、15°切替5ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであって、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに15度回転するごとに、ピーク的なアクチュエータ駆動信号を操作部1に付与する。そして、この装置番号「1」で表されるアクチュエータ駆動特性については、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作位置−30°、−15°、0°、+15°、+30°に対応して、それぞれ位置指定番号「−2」、「−1」、「0」、「+1」、「+2」が割り振られている。また、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作範囲−30°≦θ<−22.5°、−22.5°≦θ<−7.5°、−7.5°≦θ<+7.5°、+7.5°≦θ<+22.5°、+22.5°≦θ<+30°に対応して、それぞれハプティック位置番号「−2」、「−1」、「0」、「+1」、「+2」が割り振られている。
【0022】
装置番号「2」は、15°切替13ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであって、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに15度回転するごとに、ピーク的なアクチュエータ駆動信号を操作部1に付与する。そして、この装置番号「2」で表されるアクチュエータ駆動特性については、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作位置−90°、−75°、−60°、−45°、−30°、−15°、0°、+15°、+30°、+45°、+60°、+75°、+90°に対応して、それぞれ位置指定番号「−6」、「−5」、「−4」、「−3」、「−2」、「−1」、「0」、「+1」、「+2」、「+3」、「+4」、「+5」、「+6」が割り振られている。また、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作範囲−90°≦θ<−82.5°、−82.5°≦θ<−67.5°、−67.5°≦θ<−52.5°、−52.5°≦θ<−37.5°、−37.5°≦θ<−22.5°、−22.5°≦θ<−7.5°、−7.5°≦θ<+7.5°、+7.5°≦θ<+22.5°、+22.5°≦θ<+37.5°、+37.5°≦θ<+52.5°、+52.5°≦θ<+67.5°、+67.5°≦θ<+82.5°、+82.5°≦θ<+90°に対応して、それぞれハプティック位置番号「−6」、「−5」、「−4」、「−3」、「−2」、「−1」、「0」、「+1」、「+2」、「+3」、「+4」、「+5」、「+6」が割り振られている。
【0023】
装置番号「3」は、15°切替3ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであって、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに15度回転するごとに、ピーク的なアクチュエータ駆動信号を操作部1に付与する。そして、この装置番号「3」で表されるアクチュエータ駆動特性については、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作位置−15°、0°、+15°に対応して、それぞれ位置指定番号「−1」、「0」、「+1」が割り振られている。また、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作範囲−15°≦θ<−7.5°、−7.5°≦θ<+7.5°、+7.5°≦θ<+15°に対応して、それぞれハプティック位置番号「−1」、「0」、「+1」が割り振られている。
【0024】
装置番号「4」は、30°切替センター復帰力付き2ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであって、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに30度回転する間に、各回転角度に即したアクチュエータ駆動信号を操作部1に付与する。そして、この装置番号「4」で表されるアクチュエータ駆動特性については、センター位置0°を中心とする操作部1の時計回り方向の操作位置及び反時計回り方向の操作位置に、それぞれ位置指定番号「−1」、「+1」が割り振られている。また、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作範囲−30°≦θ<0°、0°≦θ<+30°に対応して、それぞれハプティック位置番号「−1」、「+1」が割り振られている。
【0025】
装置番号「5」は、30°切替4ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであって、センター位置0°をまたいで操作部1を時計回り又は反時計回りに15度回転するごとに、ピーク的なアクチュエータ駆動信号を操作部1に付与する。そして、この装置番号「5」で表されるアクチュエータ駆動特性については、センター位置0°をまたいで操作部1の各操作位置−45°、−15°、+15°、+45°に対応して、それぞれ位置指定番号「−2」、「−1」、「+1」、「+2」が割り振られている。また、センター位置0°を中心とする操作部1の各操作範囲−45°≦θ<−30°、−30°≦θ<0°、0°≦θ<+30°、+30°≦θ<+45°に対応して、それぞれハプティック位置番号「−2」、「−1」、「+1」、「+2」が割り振られている。
【0026】
装置番号「6」は、180°可変抵抗器を操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであって、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに90度回転する間に、一定レベルの振動モードのアクチュエータ駆動信号を操作部1に付与する。そして、この装置番号「6」で表されるアクチュエータ駆動特性については、操作部1をセンター位置0°から−90°又は+90°まで回転したときの操作部1の回転比を100%とする操作部1の回転比n%が位置指定番号nとして割り振られている。また、これと同様に、操作部1をセンター位置0°から−90°又は+90°まで回転したときの操作部1の回転比を100%とする操作部1の回転比n%がハプティック位置番号nとして割り振られている。
【0027】
タクトスイッチ番号「0」は、第2検知部3を構成するダブルアクションタクトスイッチに備えられた第1及び第2のスイッチがいずれもオフ状態にあることを示し、タクトスイッチ番号「1」は、第2検知部3を構成するダブルアクションタクトスイッチに備えられた第1のスイッチが選択的にオン状態に切り替えられたことを示し、タクトスイッチ番号「2」は、第2検知部3を構成するダブルアクションタクトスイッチに備えられた第2のスイッチが選択的にオン状態に切り替えられたことを示している。
【0028】
以下、実施形態例に係る多機能入力装置を用いたエアコンの温度調整手順を、図4に基づいて説明する。
【0029】
まず、車両のエンジンが始動されると、ホストコンピュータ6は制御部7に装置番号「1」と位置指定番号「0」とを送信した後、制御部7からの受信待ちの状態になる。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「1」及び位置指定番号「0」に対応するアクチュエータ駆動信号を読み出し、当該アクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動して操作部1をセンター位置に設定する。これにより、ホストコンピュータ6から他の装置番号が送信されるまでの間、操作部1は、15°切替5ポジションロータリスイッチとして機能するようになる。しかる後に、制御部7は、機能/感触ライブラリ8より位置指定番号「0」に対応するハプティック位置番号「0」を読み出し、第2の検知装置3がオフ状態であることを示すタクトスイッチ番号「0」と共にホストコンピュータ6に送信する。これにより、ホストコンピュータ6が接続された各電気装置5a〜5nの機能調整に関して初期化され、ホストコンピュータ6に接続された各電気装置5a〜5nの機能調整が可能になる。
【0030】
この状態から、ユーザが操作部1を回転操作すると、第1検知部2より当該操作部1の回転量に応じた第1検知信号a1が出力される。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「1」に対応するアクチュエータ駆動特性11を読み出し、前記第1検知部2より出力された第1検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動する。前記したように、装置番号「1」は、15°切替5ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであるので、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに15度回転するごとに操作部1にクリック感触が付与される。また、制御部7は、操作部1にクリック感触が付与されるごとに、ハプティック位置番号を「0」から「−1」、「−2」、又は「+1」、「+2」に順次変更し、ホストコンピュータ6に送信する。
【0031】
ホストコンピュータ6には、各ハプティック位置番号に1対1に対応する電気機器の種別が記憶されている。例えば、本例においては、ハプティック位置番号「0」、「−1」、「−2」、「+1」、「+2」に対応して、それぞれナビゲーションシステム、エアコン、AM/FMチューナ、CD/MDプレーヤ、オーディオアンプが記憶されているとする。この場合には、ユーザが操作部1を反時計回りに1回だけクリック感触が得られる位置まで回転すると、ホストコンピュータ6は制御部7から送信されたハプティック位置番号「−1」を受信して、当該ホストコンピュータ6に接続された各電気装置5a〜5nよりエアコンを選択する。次いで、ユーザが第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを1回プッシュ操作すると、当該ダブルアクションタクトスイッチを構成する第1のスイッチが選択的にオン状態に切り替えられて第2検知信号a2が出力され、タクトスイッチ番号が「0」から「1」に変更される。制御部7は変更後のタクトスイッチ番号「1」をホストコンピュータ6に送信し、ホストコンピュータ6は、これを受けて、その制御モードを「エアコン」に確定すると共に、ディスプレイ装置9にエアコンを表示する。
【0032】
しかる後に、ホストコンピュータ6は、制御部7に再度装置番号「1」と位置指定番号「0」とを送信し、制御部7からの受信待ちの状態になる。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「1」及び位置指定番号「0」に対応するアクチュエータ駆動信号を読み出し、当該アクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動して操作部1をセンター位置に復帰する。
【0033】
この状態から、ユーザが操作部1を回転操作すると、前記と同様に、第1検知部2より当該操作部1の回転量に応じた第1検知信号a1が出力され、制御部7は、当該第1検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動する。また、制御部7は、操作部1にクリック感触が付与されるごとに、ハプティック位置番号を「0」から「−1」、「−2」、又は「+1」、「+2」に順次変更し、ホストコンピュータ6に送信する。
【0034】
ホストコンピュータ6には、各ハプティック位置番号に1対1に対応するエアコンの機能が記憶されている。例えば、本例においては、ハプティック位置番号「0」、「−1」、「−2」、「+1」、「+2」に対応して、それぞれRec/Fresh、エアコンのオン/オフ、温度設定、ファン速度、デフロスタが記憶されているとする。この場合には、ユーザが操作部1を反時計回りに2回クリック感触が得られる位置まで回転すると、ホストコンピュータ6は制御部7から送信されたハプティック位置番号「−2」を受信して、エアコンの機能より「温度設定」を選択する。次いで、ユーザが第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを1回プッシュ操作すると、当該ダブルアクションタクトスイッチを構成する第1のスイッチが選択的にオン状態に切り替えられ、タクトスイッチ番号が「0」から「1」に変更される。制御部7は変更後のタクトスイッチ番号「1」をホストコンピュータ6に送信し、ホストコンピュータ6は、これを受けて、その制御モードを「エアコンの温度設定」に確定すると共に、ディスプレイ装置9にエアコンに設定された現在の温度を表示する。
【0035】
次いで、ホストコンピュータ6は、制御部7に装置番号「2」と現在の温度に対応する位置指定番号、例えば「0」とを送信した後、制御部7からの受信待ちの状態になる。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「2」及び位置指定番号「0」に対応するアクチュエータ駆動信号を読み出し、当該アクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動して操作部1をセンター位置に設定する。これにより、ホストコンピュータ6から他の装置番号が送信されるまでの間、操作部1は、15°切替13ポジションロータリスイッチとして機能するようになる。しかる後に、制御部7は、機能/感触ライブラリ8より位置指定番号「0」に対応するハプティック位置番号「0」を読み出し、第2の検知装置3がオフ状態であることを示すタクトスイッチ番号「0」と共にホストコンピュータ6に送信する。これにより、ホストコンピュータ6は、操作部1を操作することによって変更可能な温度範囲をディスプレイ装置9に表示する。
【0036】
この状態から、ユーザが操作部1を回転操作すると、第1検知部2より当該操作部1の回転量に応じた第1検知信号a1が出力される。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「2」に対応するアクチュエータ駆動特性11を読み出し、前記第1検知部2より出力された第1検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動する。前記したように、装置番号「2」は、15°切替13ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであるので、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに15度回転するごとに操作部1にクリック感触が付与される。また、制御部7は、操作部1にクリック感触が付与されるごとに、ハプティック位置番号を「0」から「−1」、「−2」、「−3」、「−4」、「−5」、「−6」、又は「+1」、「+2」、「+3」、「+4」、「+5」、「+6」に順次変更し、ホストコンピュータ6に送信する。
【0037】
ホストコンピュータ6には、各ハプティック位置番号に1対1に対応するエアコンの設定温度が記憶されている。例えば、本例においては、ハプティック位置番号「−6」、「−5」、「−4」、「−3」、「−2」、「−1」、「0」、「+1」、「+2」、「+3」、「+4」、「+5」、「+6」に対応して、「16℃」、「17℃」、「18℃」、「19℃」、「20℃」、「21℃」「22℃」、「23℃」、「24℃」、「25℃」「26℃」、「27℃」、「28℃」が記憶されているとする。この場合には、ユーザが操作部1を時計回りに4回クリック感触が得られる位置まで回転すると、ホストコンピュータ6は制御部7から送信されたハプティック位置番号「4」を受信して、エアコンの設定温度として「26℃」を選択する。次いで、ユーザが第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを2回プッシュ操作すると、当該ダブルアクションタクトスイッチを構成する第1及び第2のスイッチが共にオン状態に切り替えられて第2検知信号a2が出力され、タクトスイッチ番号が「0」から「2」に変更される。制御部7は変更後のタクトスイッチ番号「2」をホストコンピュータ6に送信し、ホストコンピュータ6は、これを受けて、エアコンの設定温度を「26℃」に確定すると共に、ディスプレイ装置9にその旨を表示する。これによって、エアコンの設定温度が所望の温度に変更される。
【0038】
しかる後に、ホストコンピュータ6は制御部7に装置番号「1」と位置指定番号「0」とを送信し、ホストコンピュータ6及び多機能入力装置を初期状態に復帰する。
【0039】
次に、実施形態例に係る多機能入力装置を用いたFM局の選局手順を、図5に基づいて説明する。
【0040】
前記したように、初期状態においては、操作部1を回転操作することによって15°切替5ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触が得られ、かつ、ホストコンピュータ6に接続された各電気装置5a〜5nの中から所望の電気機器を選択できるようになっている。そして、本例の多機能入力装置においては、制御部7より出力されるハプティック位置番号「0」、「−1」、「−2」、「+1」、「+2」に対応して、それぞれナビゲーションシステム、エアコン、AM/FMチューナ、CD/MDプレーヤ、オーディオアンプがホストコンピュータ6に記憶されているので、ユーザが操作部1を反時計回りに2回のクリック感触が得られる位置まで回転し、かつ、第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを1回プッシュ操作することによってAM/FMチューナが選択され、ディスプレイ装置9にAM/FMチューナが表示される。
【0041】
ディスプレイ装置9にAM/FMチューナを表示した後、ホストコンピュータ6は、制御部7に装置番号「3」と位置指定番号「0」とを送信し、制御部7からの受信待ちの状態になる。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「3」及び位置指定番号「0」に対応するアクチュエータ駆動信号を読み出し、当該アクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動して操作部1をセンター位置に復帰する。
【0042】
この状態から、ユーザが操作部1を回転操作すると、第1検知部2より当該操作部1の回転量に応じた第1検知信号a1が出力され、制御部7は、当該第1検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動する。前記したように、装置番号「3」は、15°切替3ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであるので、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りに15度回転したときに操作部1にクリック感触が付与され、ハプティック位置番号が「0」から「−1」又は「+1」に変更される。制御部7は、変更後のハプティック位置番号をホストコンピュータ6に送信する。
【0043】
ホストコンピュータ6には、15°切替3ポジションロータリスイッチの各ハプティック位置番号に1対1に対応するAM/FMチューナの機能が記憶されている。例えば、本例においては、ハプティック位置番号「0」、「−1」、「+1」に対応して、それぞれAMサーチ、プリセットチャンネル選局、FMサーチが記憶されているとする。この場合には、ユーザが操作部1を時計回りに1回だけクリック感触が得られる位置まで回転すると、ホストコンピュータ6は制御部7から送信されたハプティック位置番号「+1」を受信して、AM/FMチューナの機能より「FMサーチ」を選択する。次いで、ユーザが第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを1回プッシュ操作すると、当該ダブルアクションタクトスイッチを構成する第1のスイッチが選択的にオン状態に切り替えられ、タクトスイッチ番号が「0」から「1」に変更される。制御部7は変更後のタクトスイッチ番号「1」をホストコンピュータ6に送信し、ホストコンピュータ6は、これを受けて、その制御モードを「FMサーチ」に確定すると共に、ディスプレイ装置9にFM各局を表示する。
【0044】
次いで、ホストコンピュータ6は、制御部7に装置番号「4」と位置指定番号「0」とを送信した後、制御部7からの受信待ちの状態になる。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「4」及び位置指定番号「0」に対応するアクチュエータ駆動信号を読み出し、当該アクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動して操作部1をセンター位置に設定する。これにより、ホストコンピュータ6から他の装置番号が送信されるまでの間、操作部1は、30°切替センター復帰力付き2ポジションロータリスイッチとして機能するようになる。しかる後に、制御部7は、機能/感触ライブラリ8より位置指定番号「0」に対応するハプティック位置番号「0」を読み出し、第2の検知装置3がオフ状態であることを示すタクトスイッチ番号「0」と共にホストコンピュータ6に送信する。これによって、ホストコンピュータ6は、多機能入力装置がFM局の選局モードになったと判定する。
【0045】
この状態から、ユーザが操作部1を回転操作すると、第1検知部2より当該操作部1の回転量に応じた第1検知信号a1が出力される。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「4」に対応するアクチュエータ駆動特性11を読み出し、前記第1検知部2より出力された第1検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動する。前記したように、装置番号「4」は、30°切替センター復帰力付き2ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであるので、センター位置0°を中心として操作部1を時計回り又は反時計回りにそれぞれ30度回転する間に、その回転量に応じた感触が操作部1に付与される。また、制御部7は、操作部1がセンター位置から時計回り又は反時計回りに回転操作されたときに、ハプティック位置番号を「0」から「−1」又は「+1」に変更し、ホストコンピュータ6に送信する。
【0046】
ホストコンピュータ6には、各ハプティック位置番号に1対1に対応するチャンネルサーチのモードが記憶されている。例えば、本例においては、ハプティック位置番号「−1」、「0」、「+1」に対応して、「低周波数側へのチャンネルサーチ」、「中立点」、「高周波数側へのチャンネルサーチ」が記憶されているとする。この場合には、ユーザが操作部1を時計回り又は反時計回りに回転すると、ホストコンピュータ6は制御部7から送信されたハプティック位置番号「−1」又は「+1」を受信して、低周波数側又は高周波数側へのチャンネルサーチを開始する。そして、FM局が同調するごとに、サーチを一旦中止し、操作部1の中立点を当該周波数に再設定する。以下、これと同様に、所望のFM局が選局されるまで、操作部1の回転操作を繰り返す。
【0047】
所望のFM局が選局された後に、ユーザが第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを2回プッシュ操作すると、当該ダブルアクションタクトスイッチを構成する第1及び第2のスイッチが共にオン状態に切り替えられて第2検知信号a2が出力され、タクトスイッチ番号が「0」から「2」に変更される。制御部7は変更後のタクトスイッチ番号「2」をホストコンピュータ6に送信し、ホストコンピュータ6は、これを受けて、AM/FMチューナを選択されたFM局に確定すると共に、ディスプレイ装置9にその旨を表示する。これによって、エアコンの設定温度が所望の温度に変更される。
【0048】
しかる後に、ホストコンピュータ6は制御部7に装置番号「1」と位置指定番号「0」とを送信し、ホストコンピュータ6及び多機能入力装置を初期状態に復帰する。
【0049】
以下、実施形態例に係る多機能入力装置を用いたオーディオの音量調整手順を、図6に基づいて説明する。
【0050】
前記したように、初期状態においては、操作部1を回転操作することによって15°切替5ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触が得られ、かつ、ホストコンピュータ6に接続された各電気装置5a〜5nの中から所望の電気機器を選択できるようになっている。そして、本例の多機能入力装置においては、制御部7より出力されるハプティック位置番号「0」、「−1」、「−2」、「+1」、「+2」に対応して、それぞれナビゲーションシステム、エアコン、AM/FMチューナ、CD/MDプレーヤ、オーディオアンプがホストコンピュータ6に記憶されているので、ユーザが操作部1を時計回りに2回のクリック感触が得られる位置まで回転し、かつ、第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを1回プッシュ操作することによってオーディオアンプが選択され、ディスプレイ装置9にオーディオアンプが表示される。
【0051】
ディスプレイ装置9にオーディオアンプを表示した後、ホストコンピュータ6は、制御部7に装置番号「5」と位置指定番号「−1」とを送信し、制御部7からの受信待ちの状態になる。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「5」及び位置指定番号「−1」に対応するアクチュエータ駆動信号を読み出し、当該アクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動して操作部1を所定の位置に復帰する。
【0052】
この状態から、ユーザが操作部1を回転操作すると、第1検知部2より当該操作部1の回転量に応じた第1検知信号a1が出力され、制御部7は、当該第1検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動する。前記したように、装置番号「5」は、30°切替4ポジションロータリスイッチを操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであるので、センター位置0°をまたいで 操作部1を時計回り又は反時計回りに30度ずつ回転するごとに操作部1にクリック感触が付与され、ハプティック位置番号が「−1から「−2」又は「+1」、「+2」に順次変更される。制御部7は、変更後のハプティック位置番号をホストコンピュータ6に送信する。
【0053】
ホストコンピュータ6には、30°切替4ポジションロータリスイッチの各ハプティック位置番号に1対1に対応するオーディオアンプの機能が記憶されている。例えば、本例においては、ハプティック位置番号「−2」、「−1」、「+1」、「+2」、に対応して、それぞれボリューム、バス、トレブル、フェーダーが記憶されているとする。この場合には、ユーザが操作部1を反時計回りに1回クリック感触が得られる位置まで回転すると、ホストコンピュータ6は制御部7から送信されたハプティック位置番号「−2」を受信して、オーディオアンプの機能より「ボリューム」を選択する。次いで、ユーザが第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを1回プッシュ操作すると、当該ダブルアクションタクトスイッチを構成する第1のスイッチが選択的にオン状態に切り替えられ、タクトスイッチ番号が「0」から「1」に変更される。制御部7は変更後のタクトスイッチ番号「1」をホストコンピュータ6に送信し、ホストコンピュータ6は、これを受けて、その制御モードを「ボリューム」に確定すると共に、ディスプレイ装置9にボリュームを表示する。
【0054】
次いで、ホストコンピュータ6は、制御部7に装置番号「6」と位置指定番号「20」とを送信した後、制御部7からの受信待ちの状態になる。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「6」及び位置指定番号「20」に対応するアクチュエータ駆動信号を読み出し、当該アクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動して、操作部1をオーディオの音量が20%になる位置に設定する。これにより、ホストコンピュータ6から他の装置番号が送信されるまでの間、操作部1は、180°可変抵抗器として機能するようになる。しかる後に、制御部7は、機能/感触ライブラリ8より位置指定番号「20」に対応するハプティック位置番号「20」を読み出し、第2の検知装置3がオフ状態であることを示すタクトスイッチ番号「0」と共にホストコンピュータ6に送信する。これによって、ホストコンピュータ6は、多機能入力装置がオーディオの音量調整モードになったと判定する。
【0055】
この状態から、ユーザが操作部1を回転操作すると、第1検知部2より当該操作部1の回転量に応じた第1検知信号a1が出力される。制御部7は、機能/感触ライブラリ8より装置番号「6」に対応するアクチュエータ駆動特性11を読み出し、前記第1検知部2より出力された第1検知信号a1に対応するアクチュエータ駆動信号に基づいてアクチュエータ4を駆動する。前記したように、装置番号「6」は、180°可変抵抗器を操作したときに得られる感触を操作部1に与えるものであるので、操作部1を可動範囲内で時計回り又は反時計回りに回転する間、一定強度の振動が操作部1に付与される。また、制御部7は、操作部1が回転操作されたときに、ハプティック位置番号を初期の「20」から回転操作後の値、例えば「25」に変更し、ホストコンピュータ6に送信する。
【0056】
ホストコンピュータ6には、各ハプティック位置番号に1対1に対応する音量データが記憶されている。この音量データは、ハプティック位置番号「20」に対して音量が20%、ハプティック位置番号「25」に対して音量が25%というように、ハプティック位置番号を示す数値と%で表示される音量とが合致するように設定されている。したがって、操作部1が時計回り又は反時計回りに回転されたとき、ホストコンピュータ6は制御部7から送信されたハプティック位置番号を受信し、そのハプティック位置番号が表示する音量にオーディオアンプのボリュームを設定する。以下、これと同様に、音量が所望の値になるまで、操作部1の回転操作を繰り返す。
【0057】
音量が所望の値に調整された後に、ユーザが第2検知部3であるダブルアクションタクトスイッチを2回プッシュ操作すると、当該ダブルアクションタクトスイッチを構成する第1及び第2のスイッチが共にオン状態に切り替えられて第2検知信号a2が出力され、タクトスイッチ番号が「0」から「2」に変更される。制御部7は変更後のタクトスイッチ番号「2」をホストコンピュータ6に送信し、ホストコンピュータ6は、これを受けて、オーディオアンプのボリュームを確定すると共に、ディスプレイ装置9にその旨を表示する。これによって、オーディオの音量が所望の値に変更される。
【0058】
しかる後に、ホストコンピュータ6は制御部7に装置番号「1」と位置指定番号「0」とを送信し、ホストコンピュータ6及び多機能入力装置を初期状態に復帰する。
【0059】
なお、前記各実施形態例においては、実施形態例に係る多機能入力装置を用いたエアコンの温度調整、FM局の選局及びオーディオの音量調整についてのみ説明したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、ホストコンピュータ6に接続された任意の電気装置の任意の機能について、同様の方法で調整することができる。
【0060】
また、前記各実施形態例においては、位置指定番号及びハプティック位置番号に正負の符号を付加したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、正負の符号を有しない任意の番号情報を割り振ることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の多機能入力装置は、多機能入力装置自体に機能/感触ライブラリを備えたので、ホストコンピュータに当該機能/感触ライブラリを記憶するメモリを備える場合に比べて多機能入力装置の自己完結性を高めることができ、ホストコンピュータの負担を軽減することができる。また、本発明の多機能入力装置は、制御部とホストコンピュータとの間で感触番号情報及び機能番号情報を送受信するので、検知部から出力される検知信号及びホストコンピュータで生成された駆動信号を送受信する場合に比べて、制御部とホストコンピュータとの間で送受信される信号の信号量を減少することができ、ホストコンピュータの負担をより一層軽減することができる。よって、これらのことから、電気装置の機能調整の容易化及び高速化又は1つの多機能入力装置で操作可能な電気機器の機能数の増加を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例に係る多機能入力装置の構成図である。
【図2】実施形態例に係る操作部、検知部及びアクチュエータの構成図である。
【図3】実施形態例に係る機能/感触ライブラリの構成を示す表図である。
【図4】実施形態例に係る多機能入力装置を用いたエアコンの温度調整手順を示すフローチャートである。
【図5】実施形態例に係る多機能入力装置を用いたFM局の選局手順を示すフローチャートである。
【図6】実施形態例に係る多機能入力装置を用いたオーディオの音量調整手順を示すフローチャートである。
【図7】従来例に係る多機能入力装置の構成図である。
【符号の説明】
1 操作部
2 第1検知部
3 第2検知部
4 アクチュエータ
5a〜5n 電気装置
6 ホストコンピュータ(第2制御部)
7 制御部(第1制御部)
8 機能/感触ライブラリ
11 アクチュエータ駆動特性
12 感触番号情報
12a 装置番号
12b 位置指定番号
13 機能番号情報
13a ハプティック位置番号
13b タクトスイッチ番号

Claims (3)

  1. 操作部と、当該操作部の操作状態を検出し検知信号を出力する検知部と、前記操作部に外力を付与するアクチュエータと、少なくとも1つ以上の外部電気装置を制御する第2制御部との間で信号の授受を行い、当該第2制御部からの指令に基づいて前記アクチュエータの駆動を制御する第1制御部とを有し、
    前記第1制御部には、アクチュエータ駆動信号の検知信号に対する変化を示す複数のアクチュエータ駆動特性が記憶されると共に、それぞれのアクチュエータ駆動特性と感触番号情報との対応関係、及び検知信号と機能番号情報との対応関係が記憶された機能/感触ライブラリを備え、
    前記第1制御部は、前記第2制御部より出力された前記感触番号情報を受信した状態で前記操作部が操作されたとき、前記機能/感触ライブラリより受信された感触番号情報に対応するアクチュエータ駆動特性を読み出し、この読み出されたアクチュエータ駆動特性から前記検知部より出力される検知信号に応じたアクチュエータ駆動信号を求め、この求められたアクチュエータ駆動信号に基づいて前記アクチュエータの駆動を制御すると共に、
    記機能/感触ライブラリより前記検知信号に対応する機能番号情報を読み出して前記第2制御部に送信し、当該第2制御部を介して前記少なくとも1つ以上の外部電気装置を選択的に制御することを特徴とする多機能入力装置。
  2. 前記操作部を多方向に操作可能とし、前記検知部より前記操作部の操作方向に応じた複数種類の検知信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の多機能入力装置。
  3. 前記アクチュエータ駆動特性を、複数ポジション切替ロータリスイッチ、センター復帰力付き複数ポジション切替ロータリスイッチ、複数ディテント付きエンコーダ又は可変抵抗器を手動で操作する際に得られる操作感触にしたことを特徴とする請求項1に記載の多機能入力装置。
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