JP3957440B2 - 異車種混載型立体駐車装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車高の異なる車両をパレットに載せて共通の格納エリアに格納する異車種混載型立体駐車装置の改良に関し、特に空パレット呼出し対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
立体駐車装置として、例えば特開平7−4103号公報、特開平7−2691513号公報及び特開平9−60326号公報等に開示されているような異車種混載型立体駐車装置がある。これら異車種混載型立体駐車装置では、予め格納スペースが車種に応じて決定されており、普通車であれば普通車格納スペースが、ハイルーフ車であればハイルーフ車格納スペースがそれぞれ専用化されている。
【0003】
このような異車種混載型立体駐車装置において車両を入庫する場合、利用者が契約利用者であるか、あるいは非契約利用者つまり一時貸し利用者であるかによって入庫手順が異なる。その入庫手順を図5に示す入庫時の制御フローチャートに基づいて以下に説明する。
【0004】
(1) 立体駐車装置の運転モードが会員モードになっているか否かを運転盤に組み込まれている制御装置が判定する(ステップS10-1)。一般には、契約利用者を優先して会員モード(自動モード)になっており、利用者が一時貸し利用者である場合やメンテナンス時等にその都度、管理人が専任モード(マニアルモード)に切り換えるようになっている。
【0005】
(2) ステップS10-1での判定がYESで会員モードになっている場合には、契約利用者が運転盤のテンキーを操作して自分のIDコード(暗証番号)を入力した後、スタートボタンを押す。
【0006】
(3) IDコードが入力されていると制御装置が判定すると(ステップS10-2)、制御装置はIDコードを登録データと照合して契約利用者であるか否かを判定する(ステップS10-3)。
【0007】
(4) ステップS10-3での判定がYESで契約利用者である場合には、制御装置は契約利用者のIDコードがハイルーフ車用IDコードか否かを判定する(ステップS10-4)。
【0008】
(5) ステップS10-4での判定がYESで契約利用者のIDコードがハイルーフ車用IDコードである場合には、制御装置はハイルーフ車格納スペースの空パレットを検索し(ステップS10-5)、ハイルーフ車格納スペースが満車か否かを判定する(ステップS10-6)。
【0009】
(6) ステップS10-6での判定がNOでハイルーフ車格納スペースに空パレットがある場合には、制御装置はその空パレットを呼び出す(ステップS10-7)。
【0010】
(7) 一方、ステップS10-4での判定がNOで普通車用IDカードである場合には、制御装置は普通車格納スペースの空パレットを検索し(ステップS10-8)、普通車格納スペースが満車か否かを判定する(ステップS10-9)。
【0011】
(8) ステップS10-9での判定がNOで普通車格納スペースに空パレットがある場合には、制御装置はその空パレットを呼び出す(ステップS10-7)。
【0012】
(9) また、ステップS10-1での判定がNOで専任モードになっている場合には、利用者が契約利用者でなく一時貸し利用者であり、管理人が入庫しようとする車両がハイルーフ車であるか否かを判定する(ステップS10-10 )。この判定がNOで普通車を入庫する場合には、管理人が運転盤の空呼ボタンを押し(ステップS10-11 )、以下、ステップS10-8,S10-9,S10-7を経て普通車格納スペースから空パレットを呼び出す。
【0013】
(10) ステップS10-10 での判定がYESでハイルーフ車を入庫する場合には、管理人が運転盤を見てハイルーフ車格納スペースの空パレットNo.を検索し(ステップS10-12 )、そのパレットNo.を入力する(ステップS10-13 )。これにより、制御装置はハイルーフ車格納スペースから空パレットを呼び出す(ステップS10-7)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の如く入庫しようとする者が契約利用者である場合、契約利用者がIDコードを入力することで、空パレットを普通車格納スペースから呼び出すのか、ハイルーフ車格納スペースから呼び出すのかが車種に応じて判定され、コードに対応した普通車格納スペース又はハイルーフ車格納スペースの空パレットが自動的に呼び出されるので問題はない。
【0015】
しかし、入庫しようとする者が契約利用者でなく一時貸し利用者である場合、管理人は運転盤に表示されているパレットNo.中、ハイルーフ車格納スペースのパレットNo.が何番から何番までであるかを覚えておかなければならず、このハイルーフ車格納スペースのパレットNo.を確認して空パレットがあるか否かを判断し、空パレットがある場合にはそのパレットNo.を入力するようにしているので、空パレットを呼び出すのに時間が掛かって面倒であり、また、人間のすることなので間違って普通車格納スペースのパレットを呼び出してしまうことがある。この場合には再度、ハイルーフ車格納スペースから空パレットを呼び出さなければならず、呼出しミスがあると、もう一度、呼び出す無駄な時間が発生する。このような人為的な呼出しミスは、ハイルーフ車格納スペースの数が多いほど起こり易い。
【0016】
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車種に応じた格納スペースの空パレットを簡単かつ迅速にしかも確実に呼び出すことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、運転盤にハイルーフ車格納スペースのパレットを呼び出すための操作手段を追加したことを特徴とする。
【0018】
具体的には、この発明は、普通車を格納する複数の普通車格納スペースと、普通車よりも車高の高いハイルーフ車を格納する複数のハイルーフ車格納スペースとが設けられ、利用者が契約利用者の場合は、契約利用者が運転盤を操作して暗証番号を入力する一方、利用者が非契約利用者の場合は、管理人が車種を判定して運転盤操作することにより車種に応じた空パレットを上記普通車格納スペース又はハイルーフ車格納スペースから呼び出して普通車又はハイルーフ車を入庫する異車種混載型立体駐車装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0019】
すなわち、請求項1に記載の発明は、上記運転盤には、利用者が非契約利用者の場合において、管理人が空パレットを車種に応じて選択する空パレット選択手段が設けられていることを特徴とする。
【0020】
上記の構成により、請求項1に記載の発明では、入庫しようとする車両が一時貸し利用者のものである場合、その車種に応じた空パレットが管理人による空パレット選択手段の操作により選択され、番号の記憶間違いや押し間違いによる空パレットの人為的な呼出しミスがなくなる。また、入庫状況を確認して空パレットの有無を判断したりすることや、パレットNo.を入力操作せずに済み、空パレットが簡単かつ迅速に呼び出される。
【0021】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、空パレット選択手段は、空パレットを普通車格納スペースから呼び出す普通車用空呼指示手段と、空パレットをハイルーフ車格納スペースから呼び出すハイルーフ車用空呼指示手段とで構成されていることを特徴とする。
【0022】
上記の構成により、請求項2に記載の発明では、空パレット選択手段の一実施形態が具体化される。
【0023】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、空パレット選択手段は、空パレットを普通車格納スペース又はハイルーフ車格納スペースから呼び出す空呼指示手段と、上記空呼指示手段による空パレット呼出し先を普通車格納スペース又はハイルーフ車格納スペースに切り換える切換スイッチとで構成されていることを特徴とする。
【0024】
上記の構成により、請求項3に記載の発明では、空パレット選択手段の別の実施形態が具体化される。また、従来のタイプに切換スイッチを付設するだけでよく、既設物件に対応し易くなる。つまり、空呼指示手段が従来からある空呼ボタンである場合、この空呼ボタンを押す前に切換スイッチの切換え操作によりハイルーフ車格納スペースの空パレットを呼び出すようにすることを決めれておけば、制御装置のプログラム変更だけで簡単に対応可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0026】
図4はこの発明の一実施形態に係る異車種混載型立体駐車装置としての下部乗入れ方式のエレベータ式立体駐車装置を示す。
【0027】
同図において、1は建物、2は、この建物1内部の下端部分及び上端部分を除くスペースに設けられた格納エリア(格納階)であって、建物1内部の上端部分のスペースは機械室3に、下端部分は車両乗入れ階4にそれぞれ構成されている。上記格納エリア2の左右両側には、複数段の格納スペース(格納棚)が棚レール5で仕切られて階層状に設けられ、これら格納スペースの下側格納スペース段は普通車格納スペースLSに、上側格納スペース段はハイルーフ車格納スペースHSにそれぞれ形成されている。上記普通車格納スペースLSには、普通車C1をパレットPごと棚レール5に載せて格納する一方、上記ハイルーフ車格納スペースHSには、普通車C1よりも車高の高いハイルーフ車C2をパレットPごと棚レール5に載せて格納するようになっている。
【0028】
上記普通車格納スペースLSとハイルーフ車格納スペースHSとで構成された左右両側の格納スペースの間には、上下方向に延びるエレベータ昇降路6が設けられ、このエレベータ昇降路6には、エレベータ昇降台7がその四隅を4本のワイヤロープ(図示せず)の一端に連結せしめて昇降可能に吊り下げられて配置されている。上記機械室3には昇降駆動装置(図示せず)が配置され、入出庫時、昇降駆動装置の起動により上記各ワイヤロープを巻き取り・巻き戻し、上記エレベータ昇降台7を車両乗入れ階4と目的の格納スペース(普通車格納スペースLS又はハイルーフ車格納スペースHS)側方との間で昇降させてエレベータ昇降台7と格納スペースとの間で車両(普通車C1又はハイルーフ車C2)をパレットPごと受け渡すようになされている。なお、上記車両乗入れ階4下方にはピット8が凹設され、このピット8内には、パレットPに乗り入れた車両(普通車C1又はハイルーフ車C2)の向きを180°方向転換する旋回装置(図示せず)が設置されている。
【0029】
上記車両乗入れ階4には、入出庫口扉9が開閉可能に設けられ、この入出庫口扉9前には図2に示すような運転盤10が設置されている。この運転盤10には、格納スペース(普通車格納スペースLS及びハイルーフ車格納スペースHS)においてパレットPが実車状態であることを表示する実車表示部11が設けられている。この実車表示部11には、パレットNo.(格納スペース番号)12と表示ランプ13とが各格納スペースごとに設定されており、表示ランプ13が消灯していると該当する格納スペースのパレットPが空車状態であり、表示ランプ13が点灯していると該当する格納スペースのパレットPが実車状態であることを示すようになっている。上記実車表示部11の側方には、契約利用者がIDコード(暗証番号)を入力するためのテンキー14が配置され、その下方には、エレベータ昇降台7を昇降させる昇降駆動装置等の起動ボタンとしてのスタートボタン15、IDコードを入力するに先だって押すコード入力ボタン16、運転モードを契約利用者用の会員モード又は一時貸し利用者用の専任モードに切り換える会員・専任切換スイッチ17等、各種のボタンや操作キーが配置されている。なお、符号を付していないボタンや操作キーは図2に表示している機能名を参照されたい。
【0030】
この発明の特徴として、上記運転盤10のスタートボタン15左隣りには、空パレットPを車種に応じて選択する空パレット選択手段18が設けられている。図1(a)に拡大して示すように、この空パレット選択手段18は、空パレットPを普通車格納スペースLSから呼び出す普通車用空呼指示手段としての普通車用空呼ボタン19と、空パレットPをハイルーフ車格納スペースHSから呼び出すハイルーフ車用空呼指示手段としてのハイルーフ車用空呼ボタン20とで構成されている。
【0031】
これら各種のボタンや操作キーは、運転盤10に組み込まれている制御装置(図示せず)に接続され、契約利用者や管理人が入出庫ごとに上述の如き各種のボタンを押したり操作キーを切り換えたりする運転盤10の操作により、制御装置に予めプログラムされている運転モードに基づき演算処理を行って昇降駆動装置等の駆動部に制御信号を送信し、この駆動部を上記運転モードに基づき駆動させて車種に応じた空パレットPを普通車格納スペースLS又はハイルーフ車格納スペースHSから呼び出して普通車C1又はハイルーフ車C2を入庫する一方、普通車C1又はハイルーフ車C2を普通車格納スペースLS又はハイルーフ車格納スペースHSから呼び出して出庫するようになっている。
【0032】
次に、上述の如く構成された異車種混載型立体駐車装置において車両を入庫する手順を図3に示す入庫時の制御フローチャートに基づいて以下に説明する。
【0033】
(1) 立体駐車装置の運転モードが会員モードになっているか否かを運転盤10に組み込まれている制御装置が判定する(ステップS1-1 )。一般には、契約利用者を優先して会員モード(自動モード)になっており、利用者が非契約利用者つまり一時貸し利用者である場合やメンテナンス時等にその都度、管理人が専任モード(マニアルモード)に切り換えるようになっている。
【0034】
(2) ステップS1-1 での判定がYESで会員モードになっている場合には、契約利用者が運転盤10のコード入力ボタン16を押した後、テンキー14を操作して自分のIDコード(暗証番号)を入力し、その後、スタートボタン15を押す。
【0035】
(3) IDコードが入力されていると制御装置が判定すると(ステップS1-2 )、制御装置はIDコードを登録データと照合して契約利用者であるか否かを判定する(ステップS1-3 )。
【0036】
(4) ステップS1-3 での判定がYESで契約利用者である場合には、制御装置は契約利用者のIDコードがハイルーフ車用IDコードか否かを判定する(ステップS1-4 )。
【0037】
(5) ステップS1-4 での判定がYESで契約利用者のIDコードがハイルーフ車用IDコードである場合には、制御装置はハイルーフ車格納スペースHSの空パレットPを検索し(ステップS1-5 )、ハイルーフ車格納スペースHSが満車か否かを判定する(ステップS1-6 )。
【0038】
(6) ステップS1-6 での判定がNOでハイルーフ車格納スペースHSに空パレットPがある場合には、制御装置はその空パレットPを呼び出す(ステップS1-7 )。
【0039】
(7) 一方、ステップS1-4 での判定がNOで普通車用IDカードである場合には、制御装置は普通車格納スペースLSの空パレットPを検索し(ステップS1-8 )、普通車格納スペースLSが満車か否かを判定する(ステップS1-9 )。
【0040】
(8) ステップS1-9 での判定がNOで普通車格納スペースLSに空パレットPがある場合には、制御装置はその空パレットPを呼び出す(ステップS1-7 )。
【0041】
(9) また、ステップS1-1 での判定がNOで専任モードになっている場合には、利用者が契約利用者でなく一時貸し利用者であり、管理人が入庫しようとする車両がハイルーフ車C2であるか否かを判定する(ステップS1-10)。この判定がNOで普通車C1を入庫する場合には、管理人が運転盤10の普通車用空呼ボタン19を押し(ステップS1-11)、以下、ステップS1-8 ,S1-9 ,S1-7 を経て普通車格納スペースLSから空パレットPを呼び出す。
【0042】
(10) ステップS1-10での判定がYESでハイルーフ車C2を入庫する場合には、管理人が運転盤10のハイルーフ車用空呼ボタン20を押し(ステップS1-12)、以下、ステップS1-5 ,S1-6 ,S1-7 を経てハイルーフ車格納スペースHSから空パレットPを呼び出す。
【0043】
このように、この実施の形態では、普通車用空呼ボタン19とハイルーフ車用空呼ボタン20とからなる空パレット選択手段18を運転盤10に設けていることから、入庫しようとする車両が一時貸し利用者のもので普通車C1である場合には、管理人が上記普通車用空呼ボタン19を押すことで普通車格納スペースLSから空パレットPが呼び出される一方、入庫しようとする車両が一時貸し利用者のものでハイルーフ車C2である場合には、管理人が上記ハイルーフ車用空呼ボタン20を押すことでハイルーフ車格納スペースHSから空パレットPが呼び出される。したがって、管理人が運転盤10の実車表示部11のパレットNo.を間違って記憶したり、パレットNo.を押し間違えたりすることによる人為的な呼出しミスを確実になくすことができる。また、入庫状況を確認して空パレットPの有無を判断したりすることや、パレットNo.を入力操作せずに済むので、空パレットPを簡単かつ迅速に呼び出すことができる。
【0044】
図1(b)は空パレット選択手段18の別形態を示す。この空パレット選択手段18は、空パレットPを普通車格納スペースLS又はハイルーフ車格納スペースHSから呼び出す空呼指示手段としての空呼ボタン21と、上記空呼ボタン21による空パレット呼出し先を普通車格納スペースLS又はハイルーフ車格納スペースHSに切り換える切換スイッチ22とで構成されている。本例では、上記切換スイッチ22を下側に押し下げると普通車格納スペースLS側に切り換わり、逆に切換スイッチ22を上側に押し上げるとハイルーフ車格納スペースHS側に切り換わるようになっている。
【0045】
したがって、この別形態においても、先の実施形態と同様の作用効果を奏することができるものである。加えて、本例では、従来のタイプに切換スイッチ22を付設するだけでよく、既設物件に容易に対応することができる。つまり、従来からある空呼ボタン21を押す前に切換スイッチ22を切換え操作するだけでハイルーフ車格納スペースHSの空パレットPを呼び出すことができ、これは制御装置のプログラムを変更するだけで簡単に対応することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、空パレットを車種に応じて選択する空パレット選択手段を運転盤に設けたので、入庫しようとする車両が非契約利用者つまり一時貸し利用者のものである場合、その車種に応じた空パレットを管理人による上記空パレット選択手段の操作により選択することで、番号の記憶間違いや押し間違いによる空パレットの呼出しミスをなくすことができる。また、入庫状況を確認して空パレットの有無を判断したりすることや、パレットNo.を入力操作せずに済み、空パレットを簡単かつ迅速に呼び出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は図2のA部拡大図である。
(b)は(a)に相当する別形態である。
【図2】この発明の一実施形態に係る異車種混載型立体駐車装置としてのエレベータ式立体駐車装置の運転盤の正面図である。
【図3】この発明の一実施形態に係る異車種混載型立体駐車装置としてのエレベータ式立体駐車装置における入庫時の制御フローチャートである。
【図4】この発明の一実施形態に係る異車種混載型立体駐車装置としてのエレベータ式立体駐車装置の縦断面図である。
【図5】従来例の異車種混載型立体駐車装置における入庫時の制御フローチャートである。
【符号の説明】
10 運転盤
18 空パレット選択手段
19 普通車用空呼ボタン(普通車用空呼指示手段)
20 ハイルーフ車用空呼ボタン(ハイルーフ車用空呼指示手段)
21 空呼ボタン(空呼指示手段)
22 切換スイッチ
C1 普通車
C2 ハイルーフ車
HS ハイルーフ車格納スペース
LS 普通車格納スペース
P パレット

Claims (3)

  1. 普通車を格納する複数の普通車格納スペースと、普通車よりも車高の高いハイルーフ車を格納する複数のハイルーフ車格納スペースとが設けられ、利用者が契約利用者の場合は、契約利用者が運転盤を操作して暗証番号を入力する一方、利用者が非契約利用者の場合は、管理人が車種を判定して運転盤操作することにより車種に応じた空パレットを上記普通車格納スペース又はハイルーフ車格納スペースから呼び出して普通車又はハイルーフ車を入庫する異車種混載型立体駐車装置であって、
    上記運転盤には、利用者が非契約利用者の場合において、管理人が空パレットを車種に応じて選択する空パレット選択手段が設けられていることを特徴とする異車種混載型立体駐車装置。
  2. 請求項1記載の異車種混載型立体駐車装置において、
    空パレット選択手段は、空パレットを普通車格納スペースから呼び出す普通車用空呼指示手段と、
    空パレットをハイルーフ車格納スペースから呼び出すハイルーフ車用空呼指示手段とで構成されていることを特徴とする異車種混載型立体駐車装置。
  3. 請求項1記載の異車種混載型立体駐車装置において、
    空パレット選択手段は、空パレットを普通車格納スペース又はハイルーフ車格納スペースから呼び出す空呼指示手段と、
    上記空呼指示手段による空パレット呼出し先を普通車格納スペース又はハイルーフ車格納スペースに切り換える切換スイッチとで構成されていることを特徴とする異車種混載型立体駐車装置。
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